ただあの日のことを全部全部全部残したい。
伝えたいあなたにどうか伝わりますように。
【Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY
6.1 沖縄コンベンションセンター展示棟】
2019年6月1日、沖縄。
人生で初めての沖縄。
裏手にはどこまでも青くどこまでも透き通った宜野湾の海。
雨予報はどこに行ったのか、夏としか言い様がない青空と太陽の下、その会場はあった。
白い外壁にエメラルドグリーンの屋根。
突き出した屋根の形状は、敷地の入口にいたシーサーの耳みたい。ちょっとかわいい。
ついさっきそこで買ったツアータオルも緑色で、この色はこの屋根からなのかなって思ったりした。
6会場、6色のツアータオル。ライブに参加するときにだけ買う、ってことにしてた。
まだ1度も洗濯していないタオルを手にとるとふわふわで、それだけでもう胸を込み上げるものをおさえられなかった。
あぁ、タオルだ。今いるこの会場の、沖縄のタオル。
友人に見送って見守ってもらいながら、その緑色のタオルを握りしめて、会場に入った。
会場の中に入ったら、会場だった。
これふざけてなくて!
ライブハウスですら入り口入ってからはまだステージが見えなくて、もう一つ扉をくぐってライブエリアに入るのに。
この会場は、もう入り口を入った瞬間にライブエリアで、まっすぐ目の前にステージがありました。
気持ちの準備をする間がない!!!!
どぎまぎしたまま席番と案内図を照らし合わせて歩く。
アリーナは27列くらい……だったかな。これまでの公演で会場の中央を貫いていた花道はなく、アリーナ全面が客席。
きっと1人でも多く入れようとしてくれたんだと思う。
たはらさん側、通路前。ステージがすぐそば。
そこがその日の席でした。
中から見ると、天井が屋根そのまんまの形になってた。外から見たときの、あの耳みたいに出っ張ったり何層にもなったりした屋根の形そのまんま。
その屋根でそのままアリーナ&スタンド(15段ほど)を蓋したような感じで、壁らしい壁は見当たらない。
コンベンションセンター(会議場)という名のとおり、窓にはロールカーテン。
後ろを振り返ると、開いた入り口の扉から外が見える。
そこから入ってくる人たちがみんなステージ見た瞬間びっくりした顔をするものだから、全員に「わかる!!」って言いたくなったくらい。
なんて言えばいいんだろう、
周りのお客さんやステージは紛れもなく見たことがあるものだけど、普段足を運ぶ会場とは全く様子が違うし、かといってここで会議が行われる想像もできなくて……
本当に不思議な会場、不思議な感覚でした。
ここで、これからMr.Childrenのライブが始まるの?
そんな浮ついたような緊張したような感覚を解いてくれたのは思わぬ出来事でした。
目の前の通路を通った某カメラマンさん。
はっとして「お仕事お疲れ様です、よろしくお願いします……!」の気持ちで会釈したら、にこっと微笑んでくれた。
あぁ本当にここでやるんだ。
その笑顔ですとんと納得できた。
スタッフさん、演者のみなさん、きっと今頃誰もがこの夜のために準備してくれてる。本当に自然にそのことがわかった気がした。
-------------------------
開演前最後のアナウンス放送が終わると、スタッフさんがマイクスタンドにマイクを差しにきた。
メンバーが出てきたと思った会場は思わず拍手!あっ違う!(ざわざわ&笑)でもそのまま拍手!!
それを受けたスタッフさんは、にこにこ笑顔で両手グッジョブ!!!!
それを見てさらに盛り上がる会場!!!!
そのまま再度SEが流れ始めるんだけど、さっき拍手した勢いで多くのお客さんがそのまま立ち上がって手拍子し始める。2、3人のお客さんからは指笛も!
会場中から期待とわくわくが溢れて止まらない!って感じだった。
まだ始まる前だよ?こんなハッピーなフライングがあるなんて!!
(;ω;)
照明が落ちて、またひとつ客席がワッと盛り上がる。
今度こそ、本当に始まる!
暗がりの中、たはらさんが出てきて拍手と歓声が沸き起こる。
私はといえば出てくるのが見えることにびっくりした。
暗いといっても札幌ドームみたいな「暗闇」ではなく、でも日中の東京ドームよりは薄暗い感じ。
お互いに表情までは見えない感じに、またひとつドキドキさせられる。
ギターを肩から掛けて、構えて、始まりの音色を鳴らし始める。
同時にすっ、と上手側上空から彼に一筋差す光、浮かび上がるシルエット。強い光で彼のすぐ背中側にも濃い影ができているのがくっきり見える。
こんなに美しいのに、本当に存在しているんだと思って息を呑んだ。美の化身、って言葉が頭に浮かんだ。
奏でる音に合わせて、ステージ左右の照明も灯台のように照らして回り始める。
今までの公演ではスタンド上方席での参加だったから、今回初めて照明が自分の頭上(上空)を照らして回る構図になって感激した。本当に灯台だ……!
下手側の回る光はたはらさんのすぐ横から出ていたから、もう「たはらの光」だった。
ああ、本当にMr.Childrenを導く者なんだこの人は、って思わずにいられなかった。そのまんますぎるよ、もう。
サニセビが入ってくる。
ピアノが入ると、さっきまで暗かったステージバックのモニターが稼働する。
黒バックに赤い線が走る映像、東京の街の映像。
サイドのモニターにバックステージを歩くようなさくらいさんの映像。
とにかく間近で見るバックモニターが巨大すぎて、視界いっぱいの「東京の街」にはかなり圧倒された。
自分の暮らす街を、遠い沖縄の土地で見る不思議。
思えば遠くに来たものだ、なんてあまりに紋切り型の言葉だけれど。
映像の中のさくらいさんが1歩また1歩と歩みを進める度に、始まりの予感に胸を高鳴らせて。
ついに。
■Your Song
始まりを告げる「わーん!つー!」の声、ドラムの号砲!
パァン!という音とともにきらきらと舞い落ちる紙吹雪、その向こうから人が出てきた。
お客さんの湧き上がるようなこの歓迎の声、空気、熱、それを全身で浴びながら出てきたその人は本当に満面の笑みで、そのままプロンプターに足をかけて身を乗り出す。
応えるように、届けるように、会場一体になって「オーーー!!ウォオオーーーーー!!!!」の声を上げた。
降り注ぐきらきらの中、彼と客席が笑顔で向かい合って、一緒に歌ってたあの光景。
「相思相愛」をそのまま形にしたような時間。
誇張なんかじゃなく、今でも本当に全部思い出せる。
まるで、客席の「会いたかった!!」とステージの彼らの「会いたかった!!」がパァン!と弾けて会場いっぱいに広がったような瞬間でした。
きらめいていて、あったかくて、「幸せ」しかなくて。
あの瞬間、自分が抱えていた全部が吹っ飛んで、ただただ「今ここにいる」ことの実感と幸せが襲いかかってきて、涙が溢れるのを止められなかった。
これがライブの始まりなんて信じられる?
最初からもうクライマックスみたいだった。
そんな感慨で始まった「Your Song」ですが、実は始まりの瞬間にひとつ事件が起こっておりまして。
あの紙吹雪発射の瞬間、自分の前の通路に何かがボトッ!!だかドサッ!!的な音を立てて落下してきたんです。
何が起こったかわからず一瞬フリーズして、そのすぐ後にさくらいさんが出てきてウォー!してたんですが、さくらいさんが歌い始めてから「あれ?もしかしてこれ紙吹雪の塊……?」って気づいてじわじわ笑いが(笑)(あとでMC入る前に見たらやっぱりそうだった)
こんなことが!!こんなことがあるのか!!!!(笑)
いつもの花道がない分、さくらいさんはステージを左に右に歩き回りながら歌を届けてくれる。
最初こちら側(たはら側)に来たときはあまりに「人のサイズ」でびっくりしてナチュラルに腰抜かして着席しました、ごめんなさい(ノンフィクション)
泣いて笑ってへたりこんで忙しい僕ら……
割とこの歌ってキー低めだから調子のよしあし関係なく掠れがちな印象だったけれど、この日はとにかく声すっっごい出てる!!っていう印象でした。ほんとよかった、ほんと……(´;ω;`)
その一方で、「飛び込んでくる嫌なニュースに心痛めて」の歌詞には、どうしてもその頃ニュースで流れていた大津や川崎での出来事が頭をよぎってしまったりもして。
だからこそ一層、一層、この時間がなんて尊いんだろうと。
「一緒に生きていく日々のエピソードが特別に大きな意味を持ってる」 。
間奏の響き渡るギター、支えるベース、ラスサビへと背中を押すドラム、それらを受けて笑顔で届けてくれる歌声。
全部、当たり前に「Mr.Children」だけど、その「当たり前」が偶然みたいな運命みたいな奇跡みたいな尊さで成り立っていることを、この数年のMr.Childrenは何度も繰り返し教えてくれた。
「そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持っている」
「そう君じゃなきゃ、君じゃなきゃ」
全部そのまんますぎて、こちらが思ってることだよ!!って言いたい気持ちにすらなって、ちっちゃく一緒に歌った。
そう君じゃなきゃ、君たちじゃなきゃなんだよ。
歌の最後(アウトロに入る前のカウントに合わせてだったかな?)には、楽しい!嬉しい!って気持ちが溢れて止まらないみたいなさくらいさんが、満点笑顔で天に向かってしゅっ!しゅっしゅっ!(みぎっ!ひだりみぎっ!)みたいな感じでグーパンしてた。
あーーーーーーーーもう!!!!君の仕草が滑稽なほど優しい気持ちになれるんだよ!!?!!??!!!!(曲違)
こっちだって天にグーパンしたい気分だよ!!あーーー!!わーーーー!!!!叫びたい!!!!叫べない!!!!
だからここ(アウトロ)に「オー!!ウォオオーー!!」があるのね!?!!ありがとう!!!!全部込めた!!!!
こんな気持ちなのにまだ1曲目ですか!?!!どうなっちゃうんだよもう!!
■Starting Over
あの華やかで幸せな空気を引き締めるように、会場の照明が落ちる。
ドームでは可動式の骨組みに照明がついていて骨組みごと上方に動くことで光を会場に伸ばしていたけれど、ここでは設置できなかったよう。
キュルルキュルル……みたいなあの音に合わせてステージの柱に縦についた照明それ自体が角度を変え、会場に光を送る。
CDのあのイントロに入り、モニター4面に4人が映った瞬間に 大 歓 声 !!!!
わかるよ、わかる!!!!
「Mr.Children」がいる!!!!!!!!
(´;ω;`)
ドームでは9面設置されていたモニターは、この会場では5面のみ。真ん中の1枚を除いた4枚それぞれに1人ずつを映し出していたような気がします。
ド主観だけれど、モニターに映るさくらいさんは「シリアスな曲だから」と一応真面目な顔を作ったり目をつぶったりするんだけど、何度も何度も下手側の客席を見てはニヤッ、上手側の客席を見てはニヤッ、としちゃう。喜ぶお客さんに呼応するよう。
「ああ〜〜あなたも楽しいんだな、会場の楽しさ会いたかった感ちゃんと伝わってるんだな」って感じて、嬉しくて嬉しくてたまらなかった!!
さて、この曲といえば「ブルフラはアクセサリー」!!!!!!!!
(※Starting Overの2番でさくらいさんがブルフラほっぽってジェスチャー祭りになる現象)(勝手に呼称)
お待ちかねの2番、 なんと弾いてる!!!!!!!(笑)
「ブルフラはアクセサリー」からの卒業!!!!あらまぁ!!!!
東京初日ではビシッと指さし&流し目をキメていた「追い詰めたモンスターの目の奥に」だけは、自身の胸の真ん中に手を押し当てる。奥感。
自分と別物のモンスターや巨大な敵じゃなくて、「自分の中のモンスター」「自分自身の弱さ」になったような気がした。
これまで自分はこの曲に対して、とにかく「巨大」だとか「曲が放たれる」だとかいったイメージを抱いていたかもしれないなぁ。
曲自体が独立した自我を持っているような、Mr.Childrenが「Starting Over」という巨大なモンスターと闘っているような。
だってStarting Overですよ?バケモノの子という大型タイアップや、REFLECTION期の新しい挑戦への覚悟、「何かが終わりまた何かが始まる(める)んだ」という強いメッセージと役割……とにかく背負っているものがでかいの強いのなんの。
NHKのドキュメンタリー番組で見た誕生までの格闘の記憶や、未完ツアーのドームやスタジアムという場で最終曲として壮大な物語と映像とともに奏でられていた記憶も大きいかもしれない。
そんな自分が、初めてこの曲に「等身大のMr.Children」を感じたのが、この日このときの「Starting Over」でした。
さくらいさんの「目の奥に」のジェスチャーもそうだし、前曲から引き継いだアットホームな空気感、4面モニターの彼らの表情の人懐っこさ……それらを受けて、今更やっと「あ、この曲ってMr.Childrenのあの4人がやってるんだ」「モニターに映っているのは、今ここで一緒に同じ時間を過ごしているMr.Childrenなんだ」「Starting OverもMr.Childrenの楽曲の1つなんだ」って気づかされた。
本当に今更!!遅い!!
それでもこの日、「等身大のMr.Children」の「等身大のStarting Over」と出逢えた気がして嬉しかったのは、紛れもなく本当。
自分にとって、本当に大切な「Starting Over」でした。
■himawari
たはらさんがイントロのギターミスったのは私の気のせいですか!?!!
Thanksgivingあたりを思い出してちょっとほっこりしましたはら!!!!
笑顔もあり険しさもありで、2017年のhimawari(笑顔なし、内向的)と2018年のhimawari(笑顔あり、外向的)のハイブリッド型himawariという気がしました。(※全部ド主観)
「舐めて生きるから」は角砂糖を舐めるジェスチャーこそしなかったけれど、とろけるような笑顔。「邪にただ生きてる」は射抜くような眼光とシャウト。
「邪にただ生きてる」のあとの表情もモニターに抜かれ続けてて、目線を落として脱力するような様子だった。どんな感情を表現していたんだろう……。
2017年から2019年まで足かけ3年聴いてきたはずのこの曲だけれど、もしかすると「重力と呼吸」の中で1番捉えどころがない曲かもしれない。
険しさと笑顔、陰と陽の同居するこの曲は、ライブで披露する度にそのバランスが大きく変わるような気がする。その陰の割合、陽の割合がどういうときに変わるのかもわからない。
でも、わからないままでも「陽」に魅了され「陰」に圧倒されるのは変わりない。
不思議な曲。だからこそ目が離せないのかもしれない、って改めて思ったのでした。
じぇんちゃんのドッコドコドコドンドンみたいな軽快なドラミングに乗せて、口上が始まる!!
さく「いい感じだ沖縄ーーー!!!!
(なんか間で言ってた気がする)
やれるかーー!?!!\ウォーーー!!/
やれるかーーーーー?!!?!\ウォーーーーーー!!!!/
ジャンプ!!!!」
ジャンプ!!ジャンプ!!!!
さあさあくるぞ!!!!!!!!
■everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~
はぁ~~~~~~~~~きた~~~~~!!!!!!!!
イントロの♪デレレレー↑ンに合わせて白い照明がいくつも下から上に会場をムービングしていくのを見上げてた。何この照明超かっこいい!!初めて知った!!
この公演の前に「バックモニターのネオン街風の映像が結構ひどいww(下ネタ的意味で)」っていう話を聞いてたので、バックモニターの映像もまじまじと見る。
四字熟語で「家庭円満」があったり、英文で「everybody」と「goes」があったりする……のはまだいいとして、「社長の上に跨って」実演ある!!!!!!wwww
しかし「社長の上に跨って」の体位想像してたのと違……んっんんなんでもないです
この曲ではたは&なかがそれぞれステージ端で演奏してくれる。
たはら側にはたはらさんが来てくれて、1曲ほぼ丸々注釈スタンドに向かって演奏していました。めっっちゃくちゃ楽しそうな笑顔で、軽く足でステップ踏みながら!!大丈夫ですか、注釈のたはらーさん生きてますか!!!!
ステップ踏む足を見てて気づいたんですが、今回のツアーのたはらさんのズボン、タック入りのゆとりがあるズボンだったんだねぇ!いつもぴったりほっそりした黒のジーパンの印象だったから意外だった。
いつも「you!」の歌詞では遠くの席からさくらいさん……もといステージ全体を指さしてたんですが、これだけ近いとメンバーそれぞれで方向が違っていて、毎回「次の『you!』どうしよう!!」なんて0.1秒迷った末、近くのたはらさん指したり歌ってるさくらいさん指したりしてました。今まで味わったことのない贅沢な迷い……!!
そんなもうひとりの「you!」ことさくらいさん!!サビで自分も手振ってお客さんに横振り煽ってた!!
昔のライブではちらっとやってた(Qとか)と思うんですがThanksgiving以降でやるのを見たのは初な気が……感激でびょんびょん跳ねながら全力でワイパーしました歓喜ヽ(;▽;)ノ
あと2番で空に向かって垂直チョップしてました、水平って知ってる??かわいいのでいいとオモイマァス
ギターソロは真ん中となか側の間くらいで。かんっぺき。キメキメ。
やっぱこの曲気に入ってるよね?ね?そろそろ認めて…………(訂正待ち定期)
曲が進むにつれて、身体が動くのを止められない!って感じで足が動き始めて最終的に行進になってた。ドロップキックの代わりでもあるのかな。
ドームではさくらいさん1人で花道で3回ジャーン!!→ドラム前戻ってきてじぇんとアイコンタクトして最後のジャーン!で〆だったけれど、この会場はご存知のとおり花道がない。
どうすんだろ?って思ってたらステージの真ん中で1人で1回目のジャーーーン!!
そのまま2回目……かと思いきや、下手側スタンドにいるたはたはの横にやってきて「やっちゃおやっちゃお?」みたいなにやにやにこにこ顔でたはとアイコンタクトして、2人で息合わせて2回目ジャーーーーン!!!!3回目ジャーーーーン!!!! 大 歓 声 !!!!!!!!
まさかのツインギターエンド熱すぎる(´;ω;`)(´;ω;`)
これでもう〆……だなんて油断は禁物なのがMr.Children、ここから更に思わぬ展開が。
真ん中に戻ると思われたさくらいさんがアリーナに向いて、アリーナ前方でめっっちゃくちゃ盛り上がってた男性1名を指さして、にやっとしたかと思うとその人と目合わせたままギタージャカジャカジャカ!!!!
し ょ ー ー ー ー ー じ き 嫉 妬 し た wwwwww
自分がやってほしいとかじゃなくてあれはもう完全にその人1人へのギターだったじゃん、ずるい!!でもこういう感じめっちゃライブ!!あーーーーたのし!!!!(笑)
その男性の方はそのあとの曲や終演時もさくらいさんからめちゃくちゃレスもらってました。自分の席がちょうどステージとその男性が同時に視界に入る位置だったので、勝手に何度もおこぼれもらってました、ありがとうございました師匠!!!!(知らん人)
いっちばん最後はじぇんの前戻ってきてアイコンタクトでジャーーーーン〆!!
もうね、さくらいさんが楽しそうならなんでもいいのです、こっちも楽しいから!!!!
■MC
本日最初のMC!!
さく「Mr.Childrenです!!!!(客:わーーーーー!!!!)
(たぶん間でもうちょいなんか言ってたんだけど記憶が;;;;)
ついに、ついに来ちゃったよ沖縄!!!!
ドームツアーの最終公演です!!!!(客:うぉーーーー!!!!)
ここってどぉむ(ドーム)!?!!!?!(客:笑)
どぉむじゃありません!!!!!!!!(笑)(客:笑笑)
この会場、3000人だそうです(笑)(客:おおー!)
で、先週まで4万人とか5万人とかのところでやってたから……びっくりだよー(笑)(みたいなこと言ってた気がする)
人数にしたら10分の1……(客:おお……!!)
おれのうちと広さ同じくらいだよ!!(笑)(客:wwwwww)
(おっと口が滑った今のナシナシみたいに両手振って)はい(笑)」
そのあとしばらくして出た某記事に書いてあった坪面積が沖縄コンベンションセンター展示棟の坪面積より若干広かったことに驚愕したのは内緒です……………………………………(そしてちゃんとサイズ感を正しく把握出来てるのすごい)
さく「でもね、こっちが届けるエネルギーは10分の1じゃないから、ドームと変わらない濃度でお届けするから!!!!(覚悟しといてね的な)(客:うおーーー!!!!)
平成のヒット曲を、令和(スープのイントネーション)にお届けします!!
もう1回!!(客:!!)
もう1回!!!!(客:おおーーーー!!!!)
(最後にぼそっと)もう1回。」
最後の「もう1回。」を言った瞬間に照明暗めになってさくらいさんが暗がりの中に入る感じ、かっこよかった……。
■HANABI
大歓声、大手拍子からこの曲へ!!!!
この曲といえば「重力と呼吸」「AAG」共通の床モニターに白い光が渦巻く演出だけど、この日の自分はステージよりも視界が低い席だったから、直接見ることはできなかった。
むしろ「この会場でも床面はモニターになってるのかな?」と思ってたくらいだったけれど、いつものように渦を巻く様子がサイドモニターに映っていたのを見てやっと「あ!この会場でも床モニター使うんだ!」って知れたのでした。
「もう1回もう1回」は東京初日同様にさくらいさんが「歌ってくれるよね!」って顔してから客席と一緒になって合唱する。この多幸感!!!!
今回は一瞬「臆病風に吹かれて」も振りかけて「あっ!(笑)(間違えた)」って顔したように見えたんだけどどうなんだい???もしそうならめっっちゃくちゃかわいい…………
元々日常の中の憂鬱を吐露する曲だったなんてことはすっかり忘れて、とにかく会場いっぱいに広がった多幸感を噛み締めながら聴いた1曲だったのでした。
■Sign
さにやんとセビーの演奏姿を見ながらこの曲のイントロへ。
原曲のピアノパートをさにやん、ストリングスパートをセビーが弾いてるんだーって今更気づいた。
Your Song同様、この曲もドームでは花道に出てきていた曲。
今日は左右に歩き回りながら、客席にくまなく視線を声を向けて、思いを配り歩くように歌う。
そんな歌い方だからか、いつもより一層歌詞に意識が向いたりして。
「たまに無頓着な言葉で汚し合って」とかさ、すごくない?言い争いや口喧嘩とかいったことを「無頓着な言葉で汚し合う」って表現する?!!そんな表現思いつける!?!!誰がこんな歌詞思いついたの?!!?!
……って感激してたら目の前のステージに作者がいることに気づいたときにはガチで驚きました。(超超超超超超今更)
Mr.Childrenのライブで曲が聴けるということは、その曲を書いたご本人様が歌うのを聴けるということなんだな……?改めて考えると……とんでもないな……ライブって……。超贅沢だ……。(超超超超超超今更)
この曲に限らずだけど、この日は歌詞で歌われている言葉ひとつひとつが強く飛び込んでくるライブでした。
演出について書くと、三日月型の照明光がアリーナ前方の床を照らしていたのが綺麗だった。三日月が床に散らばったみたい。
同じような照明をThanksgiving熊本公演のHANABIでも見たっけ。Thanksgivingのときはアリーナ前方のお客さん(しかも通路側)じゃないと見えない照明演出とは一体なんのため……?って思ってたんだけど、もしかしてほんとはステージを照らすのが目的で、はみ出した端っこが床に映っちゃってるだけなのかも。
モニターにはメンバーの演奏姿が1人ずつじっくり長めに抜かれる。歌詞と相まって1人1人の演奏する姿をしっかり目に焼きつけたいな、と思って見てたんだけど、ケースケナカガワさんね?
しばらく目つぶってゆーらゆら、パチッ!っていうのを2回くらい繰り返しててね?
寝……………………????
一度そう見えるとそれにしか見えなくてちょっと楽しかったです、ごめんなさい(笑)
多分この曲だったと思うんだけど、曲の終わりにさくらいさんが口パクで「ありがとー!」って言ってくれた。
そう言っておじぎするさくらいさんを見て、なかけも一緒におじぎしてくれた。こういう光景がライブの終盤でも2、3回あったような記憶がある。
こういう彼らの感情が動く(動いたように感じる)瞬間を見ると、「あぁこの人たちも今ここで生きているんだ」「ライブなんだ」、っていう当たり前のはずのことを改めて噛み締めてしまう。
それは当たり前だけど当たり前じゃないもの、大事なもの。大事にしていきたいもの。
ラスサビの「残された時間が僕らにはあるから、……」。
本当にそのままだと思った。
ありがとう、大切にしなきゃ。改めて。
←②につづく
PR