忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

UNITE #01@大阪城ホール9/18②(ミスチルフル感想文)


■others
最  新  曲(二度見)

まじか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!SOUNDTRACKSの曲やるんか〜〜〜〜〜〜!!!!

いいんだけどね!?聴きたいんだけどね!?!!
でもこれワンマンじゃないのよ、UNITEなのよ。初披露が対バンって…………。またやりおった………………。(※ドドドーンの傷が深い)(あのときは行けなかった側)
ほんでこの曲B'zファンの皆さんはご存知なのでしょうか……!?あとまたバラードだね……!?!!
などなど、イントロの瞬間にあまりにいろんな考えが湧いてきてリアルに頭抱えました……(笑)

照明はSONGSで披露した時のように夕焼けみたいな感じ。
夜の曲だけどこの色合いが合うのわかるなぁ……あ、間接照明の色……?麒麟のCMも夕焼けが多かったしその刷り込みもあるかも。

イントロではいろいろいろいろ考えましたが、音数を絞りつつのテンポ落としめの演奏と、じっくり感慨を噛み締めるような歌声……いいです、よすぎます、Sexyすぎます……。
こういうしっとりバラードあるあるでボーカルのその人の切なげな表情もマイクスタンドに添えたお手手もSexyたまらん……。

そんなしっとり曲だったからこそ逆に全て持っていかれたのが、アウトロでのドラム無双!!!!
本編が終わり照明が落とされた中、響き始めるドラムのダダダダン、ダダダダン、に合わせて、ステージ下方に取りつけられた四角い照明がステージの縁をなぞるようにオレンジの光を灯して回る。それがドラムプレイが激しさを増していくごとに、呼応して加速していく!!
本編中抑えて抑えてを繰り返してからの、アドリブも加えつつの全開プレイ。さらに照明引き連れてることで威力増し増しだもんだから、とんでもなくかっこよかったです。すずき男前ひでや。惚れずにいられないヽ(;▽;)ノ
このドラムに照明が呼応する演出ほんといいなぁ……すずきひでやの光じゃん……。一生やってくれ……。

とか思ってドラムで目をハートにしてたらステージで動く影。
ん??って思ったのもつかの間、真ん中にいたその人がさっとステージから降りていくのが見えました。

何  が  起  こ  っ  た  の  ?  (二度見)

まさかの曲中退場。ねぇちょっとまって、対バンだぞwwwwwwww
曲中退場自体、ヒカリノアトリエツアーのクラスメイトぶりに見ました。まさか対バンで発動するなんて。
……これもしかして着替えて出てこないよね…………??(たぶんそう)


そんな動揺もありつつも、ラストはドラムラッシュで表現した激しい感情の起伏を浄化するかのように、穏やかなストリングスパートで締められました。





照明が落ちた会場に、オープニングと同じように紫の照明がうごめき始める。
近頃お気に入りの演出なのかな、私も好き!!!!(告白)

オープニングとはまた違った、不穏な感じのかっこいいめのSE(ご、語彙力……)も流れ始める。
対バンで新規SE2曲目!?とびっくりしつつ、この感じからありそうな曲ってなんだろう、REM??
……ん?いや待てこれ……ちょっと……嘘だろ???????

察した瞬間流れてきたのは、





■DANCING SHOES
最  新  曲(二回目)

テレビでもやってない  完  全  初  披  露  曲  じゃんまじですか????
腰抜かして椅子の折りたたみ部分に座りました(いらないレポ)

しかもさくらいさんほんとに着替えてきた!!!!よく見えないけれど黒をベースにいろんな色が入ったシャツ!!曲に合わせてかっこいいめにしたんですか!?!!どうなんですか?!?!(笑)

お着替えに気づいた瞬間思いました。
DANCING SHOES、ツアー1曲目って言ってたじゃん。
着替えてきたじゃん。
てことはこれもうこっからツアーのつもりじゃん。
対バン!!!!対バンとは!?!!?!(笑)(笑)

そんないろいろがよぎって軽くパニックでした、んもーーーーガチじゃんMr.Children!!!!(笑)
しかし初披露、呆然としちゃうのはもったいない!!心を落ち着けつつ改めてステージの上を眺め直します。

さくらいさんのギターは、レコーディングで使ったという赤のニューギターではなくD-28っぽい。暗くて色がよく見えなかったけれど、たはらさんは青テレっぽい。
そんな馴染みのある布陣だったからこそ、演奏の印象がほぼCDと同じでめちゃくちゃにびっくりしました。インタビューや写真を見るたびに「このこだわりのレコーディング、サウンドプロデュースで作り上げた音をライブで再現できるのだろうか……??」って気になってたんだけど、まったくの杞憂。
音に意識がいった瞬間、始まった時のパニックなんて嘘のように忘れて夢中になってました。

暗い会場に響くそれぞれシンプルながらも癖のある音たち、Aメロの不穏さとミステリアスさを孕んだ楽器の絡み合い、アクセルとブレーキを繰り返すようにブレイクを重ねるBメロ、サビに向けて一気にアクセルを踏み込む「We are born to be free」のドラムのなだれ込み、からの視界が開けたように開放的なサビ!!ほんっっっとにかっこよかった!!
暗いステージを這うように照らして回る水色の波紋と緑の水玉の照明もめちゃくちゃ合ってたし、ほんとにこの曲初披露??何もかもが完璧ヽ(;▽;)ノ

初披露というのはCDで妄想していたあれこれの答え合わせタイムでもあるわけですが、ここ歌ってるときこうするんじゃない!?ああするんじゃない!?と妄想していた内容の答え合わせも十二分に堪能させていただきました。

まずはトップバッター、「右肩上がれば左の肩も上げ」では目をつぶったままわずかに肩を左肩→右肩を上げてましたね。えっろいしずるいしもーーーー最高。
期待していた(?)「あちらを立てればこちらは濡れずで」はあまり大きなジェスチャーはなかったけれど、さりげなく指で下半身を示してたはず……。こら対バンだぞ(笑顔)
「地団駄踏んだり」もやるかなと思ってたけどやりませんでしたね。えびばでのドロップキックといい、近年足は出にくいのかしら……。どちらの曲もいつかはよろしくお願いします♡

ダリのくだり、CDで聴いてる時ずっと「普通じゃない感じがいい」じゃなくて「じゃない感じがいい」に聴こえてたんですが、ライブで意識して聞いてても「じゃない感じがいい」って聴こえてしまった……(笑)
配信(2日目)はちゃんと言ってたけど初日はほんとに言いそびれてた可能性ないかなぁ……違うかなぁ……(笑)
あと歌の話でいうと、「Do it」は全部は言わず時々省略していました。こういうCD音源に対する崩し方は「ロックンロールは生きている」のライラライラライラライの歌い方を思い出すなぁ……。

歌に演奏にパフォーマンスに演出にとたっぷり魅了され尽くした1曲、まとめるならこの一言しかないです。「君は思うよりかっこいい」、そっくりそのままお返しします♡





■SINGLES
前曲が「Do-------it!!!!」で終わって間髪入れずに始まったのがこちら!!
イントロの1音目でもう笑っちゃったよ、アルバム曲しか来ないwwwwwwww  B'zファンのみなさん大丈夫ですか!?!!?!!?!!?!

そんなことを思いつつも、自分個人としては、直前のアルバムツアーで核になっていた曲を単発イベントで聴けるの、すごく嬉しかったです。
物語で例えるなら、長期の連載作品が完結したあとの番外編でのキャラクターを見るような、「完成」したはずの物語のその先を見るような、そんな特別なわくわく感。親でもないけど謎の誇らしさ。ありませんか?私はありました!(笑)

そんなしばらくぶりのSINGLESではやっぱり2年前3年前を思い出さずにはいられなくて、違いにはっとときめいたり、懐かしさを噛み締めたり。

「東京タワーの向こうに」だか「僕は意外といろんなこと覚えてて」あたりで床に落ちた影をモニターに抜く演出は初めてだったはず。AAGのSUNRISEやサンギビのhimawariといい最近のお気に入りの演出なんだろうなーと思いつつ、それ対バンでやるカメラワークじゃないでしょ!?!?!!(笑)(笑)(好き)
アウトロでステージ下部の四角い照明がドラムと同期して瞬く演出も初めてだと思う。一体どれだけドラムをかっこよく見せたら気が済むんだ……(好き)(こればっか)

間奏ではさにやん1人でセビーと一緒にやってたあのやばい間奏ピアノ(言い方……笑)をやりきってて感激しました。
しかもセビーの方のフレーズ弾いてたっぽい……?  全然2人→1人減感なくてほんとすごすぎる……。周りの方驚かせそうだから控えたけれど内心拍手喝采だったよ〜〜ヽ(;▽;)ノ
そんな間奏やアウトロでは懐かしのさくらいさんによるクネクネダンス祭り。この間奏の演奏の重さ激しさと、それに自然にあてられて出てしまったみたいなダンス、やっぱり大好き!!

ラスサビ前の「悲しいのは今だけ」で赤い光のタワーがそびえ立つ演出も、じぇんちゃんがメンバーにお客さんの拍手をプレゼントするやつも健在。(※じぇんが3人の後ろから客席に向かって手拍子を煽るやつ、これによってよくさくらいさんが嬉しそうになる)(のを見てこちらも嬉しくなる最高のピタゴラスイッチ)
こういうところにもワンマンみを感じてしまう……。


手拍子も追い風に変えてそのままテンション高くラスサビ、アウトロと駆け抜けて、「ダン!」で終わったのもつかの間。

この日聴いた中でいちばん私の心を掴んで離さなかった曲が始まった。





■Brand new planet
イントロが鳴った瞬間、空気が変わった。いや、それも違うかも。
1音で会場中にこの曲の世界観が展開されて、気づいたらその曲の中に「いた」みたいな。会場まるごと、気づいたら飲み込まれていたみたいな。
別格すぎた。とんでもない場の支配力。

演出は後半の曲の中でいちばんシンプルで、ステージ後方から白い光をミラーボールみたいに放射状に出すというもの。
曲の演奏としても激しい曲ではない。少しずつ積み重ねてサビで大きく放つようなもの。
だけど、そんなの関係なかった。この曲は最初からすごかった。
それを象徴していたのが、この日のAメロで生まれた手拍子だったと勝手に思ってます。

この日曲が始まって間もなく、誰に何を煽られるでもなく自然に会場から手拍子が生まれた。配信された翌日の映像ではじぇんちゃんが拍手を煽っていたけれど、この日は煽ってなかったのをはっきり覚えてます。
手拍子なんて今までもどんな曲でも聞いてきたよ。手拍子の有無がその曲が心を掴んでいるかに直結するわけではないってこともわかってる。例えば手拍子が発生しないタガタメだって強力に客席の心を掴む曲なんだって、身をもって知っているよ。

そう、わかってる。
そうなんだけど、そうなのに。この日手拍子が生まれた瞬間、この手拍子はこの曲が会場を掴んだからこそ生まれたものなんだと直感してしまった。
論理を飛び越えた確信を表すときに「肌で感じた」って言い回しをすることがあるけれど、そのまんまだった。思うよりも先に鳥肌が止まらなかった。

サビに入って、曲の力は更に増した。うまく言えないのがもどかしいけれど、客席全部がステージに釘付けになっているのがひしひし伝わってきた。

曲が生まれて初めて、しかも半分以上はアウェイかもしれない場所で披露されて、こんなにもまっすぐ人々の心を掴むのを、私は今まで見たことがなかったよ。
やっぱり間違いなかった。この曲は2年前のあの時言っていた「10曲」のうちの1曲だった。本物だった。

それを思い知ることができたのが嬉しくて、そしてそれと同じくらい強く「みんな」に聴いてほしいと思った。
もう早く早く聴いてほしい!浴びてほしい!
私たちがこの2年を託してきた曲、本当にすごかったよ!間違いなかったよ!

だからこそ、そこに飛び込んできた笑顔の「新しい欲しいまでもうすぐ」が焼きついて離れないんだと思う。
本当にそうなんだよと希望を指し示してくれているような、大丈夫だよと手を握ってくれるような、あたたかい強さに満ちた言葉と音楽。
こんなの、胸いっぱいにならずにいられない。信じずにいられない。
先の知れない情勢の真っ只中、30周年を迎える前の2021年。
その中で聴いたBrand new planetのことを、その光の大きさを、私はきっと忘れることはないと思う。





この時点で気持ちはもうクライマックス(笑)
ここからさらに1曲重ねるとしたらもうあの曲しかないでしょ!!
さくらいさんの「最後にこの曲を!」の煽りから始まったのは、予想したとおりのあの曲!



■innocent world
ヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ(言葉にできない)


なかけは青のfreedom、たはは茶色のギター(名前がわかってないけど今までもイノワーで使ってるやつ)。
見慣れた布陣に「あぁ、ほんとにinnocent worldなんだ!!」って嬉しくなった記憶がうっすら、あとはもうとにかく2年振りの手拍子&腕振り&ジャンプに全力を尽くした記憶がほとんどです。
だって、innocent worldだよ!?エネルギー届けなきゃ!!ステージに!!それがinnocent worldの私たちの役目でしょ!?!!(笑)(知らん)
ここまでのバラードや新曲多めのセトリで大きく身体を動かすことがなかった分、そしてこの日1日ステージからたっくさんのものを受けとってきた分を、最後のこの曲1曲で全部返したくて。ペース配分なんのそので全身で味わいきりました。

そんなわけでうっすくなってしまった記憶の彼方で覚えているのは、やっぱりこの曲はコミュニケーションの曲なんだなってこと。
何度も見た景色のはずなのになぁ。久しぶりに見ると、たはらさんがステージサイドまで来て挨拶してくれるのも(2回挨拶してくれた!)、さくらいさんがサビで一緒に横振りしてくれるのも、いつもの嬉しさよりも感慨深さがまさってしまう。
いつものライブ、いつかのライブを思い出して……そしてその光景がまた目の前にあることを噛み締めて。

メンバー間のコミュニケーションもなんだかいつもより印象的に感じました。
さくらいさんが曲の前半ではじぇんを指さして、間奏のソロではなかけを指さしていたんだけど、珍しい光景じゃないはずなのに、いつも以上に意味を見出してしまう。やっぱりメンバーを見てほしいんだなぁって。
対バンの場で、しかも最大の代表曲のひとつともいえる曲でメンバーを「見て見て!」するの、いいなぁ、好きだなぁ……とこそばゆくも嬉しくなりました。

Cメロだったかな、ほうぼうに散っていた4人が集まって向き合って演奏してるのにも、すごくじんときてしまった。
あぁ、そこにいる!!「Mr.Children」!!

AAGの名もなき詩……同じように4人が向かい合っている状態で歌われた「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの」も思い出してしまったよ。
ほんとに「そこ」にはあったし、今「ここ」にもある。

今更だけど、ステージに揃ってる4人を見るのが、ステージで楽しそうに歌い奏でる4人を見るのが、本当に大好きだよ。

この光景が戻ってきて、本当によかった。
本当に、本当に、よかった。

まだ完璧にとはもちろん言えない、だけど「また何処かで会えるといいな  その時は笑って」と歌い奏でる彼らの笑顔には1点の曇りもなくて、それを浴びる客席にもきっと笑顔しかなくて。
今この瞬間が、このライブが、そのはじまりの1歩になるんだと、強く強く感じました。



最後はなかけがたは側で、たはがなかけ側でフィニッシュ。
これはちょっと珍しかったなぁ、最後の挨拶の前に入れ替わってた(笑)
それとさにやんが早々に帰ろうとして(きっといつもながらの謙虚さ故)引き戻されていたはず……(笑)
こんなわたわたすらもライブ感を感じて楽しい(笑)

5人で揃って挨拶をして、次のB′zさんにステージを託して、彼らはバックステージへ。
退場前、じぇんちゃんは後ろにもお辞儀してたはず。

こうして、Mr.Childrenにとって、そしてファンである自分たちにとっても2年振りとなる、「Mr.Childrenのライブ」は幕を閉じたのでした。
いつもと同じハッピーと、いつも以上に強い未来への指切りを残しながら。



-------------------------


この日のライブ自体については冒頭で触れたクイック感想文で書いているので、もしよければそちらを見ていただけると嬉しいです。(こちら!
ここでは、「今」から見たUNITEについてお話させてください。

今、2022年9月18日。
ようやく待ちわびた30周年ツアーを終えて3ヶ月が経つ今日この頃だけれど、この1年の間、何度も何度もUNITEがMr.Childrenにもたらしてくれたものの大きさを知ることとなりました。

雑誌や会報、インタビュー映像で、彼らの口から何度「あの頃自分がミュージシャンかわからなくなっていた」という言葉を聞いただろう。
そして何度、そんな彼らにとってのUNITEのステージが・お客さんの前でライブをできたことが大きなことだったと聞いただろう。

私は彼らではないけれど、でも本当にそのとおりだったんじゃないかと思う。
あのライブにはMr.Childrenの気負いが満ち満ちていた気がしてます。

「声が出せなくてもたしかにステージと客席で繋がることができるライブにするんだ」

「最新のMr.Childrenで、今持てる総てで、客席とMr.Childrenを選んでくれたB′zさんに応えるんだ」

「このライブで、きっとすぐ来るはずの未来を、『また笑顔で会える未来』を示すんだ」。

そんな決意とメッセージを纏っていただろうライブが無事に当日を迎え、終え、配信という形でたくさんの方のもとに届いたことは、30周年を迎える上での大きな試金石となったんじゃないかと、振り返った今も思っています。
実際にUNITEで披露された後に30周年ツアーでも披露された曲もあって、UNITEを踏襲した演出や、UNITEからは変更された演出もある。Mr.ChildrenにとってのUNITEは、確実に30周年ツアーを形づくる一部となったと思います。

あと、これはミスチルあるあるだと思うんだけど……Mr.Childrenって関わったグループのライブでいいな〜!!って思ったところをダイレクトに採り入れることが度々あると思うんですよね……。例えば2017年4月にワンオクと対バンした後のThanksgivingツアーでは対バンでTakaがやっていたハイジャンプをやってみたり……重力と呼吸ツアーではロングトーンや床モニターを採り入れてみたり……。
で、今回そんな感じで30周年ツアーに採り入れられたのが、UNITEのB′zさんのステージで繰り広げられた炎の演出だったんじゃないかなぁって思ったりしてます。
昔もやってたことあるけれど、このタイミングはもうそうでしょ!?まさかそこをそのまま採り入れるとは思わなかったけれど!!(笑)

30周年ツアーの名古屋初日のステージでは、久々のドーム&スタジアムツアー開催にあたって、いなばさんからさくらいさんにこんな連絡があったとの話もありました。

「前回……福岡のライブが終わったときにある人からメールをもらってね。僕も知らなかったことが書いてました。
このツアーが、コロナ禍の後にやる初めてのドームツアーなんですって!
(僕ら)知らなかったんだよねぇ(笑) 
B'zの稲葉さんが、僕に教えてくれました!」

あの日UNITEしたご縁が今も続いていること、「別々のトーナメントで闘ってきた」と言っていたふたつのグループが、今同志として同じ音楽業界でそれぞれの音楽を鳴らし続けていること。

キャリア約30年にもなるグループ同士にこんなことがあるなんて。今からでも手を取り合えるなんて!
ほんとに「何があるか誰にもわからん」、「それってフツーに素晴らしい」!!

そして私自身のこともお話すると、このライブを経て本当にたくさんのB′zファンの方とお話させていただきました。
今もお話してくださる方、Mr.Childrenの音楽を聴いてくださる方、自分がB′zさんのライブに足を運んだときに快くいってらっしゃい!楽しんで!と声をかけてくださる方。
そんなあたたかなファンの方たちに出会えて、別々のミュージシャンを音楽を同じように追いかけて信頼してきた方たちがいることに、この1年何度も心強さと嬉しさを覚えました。


この情勢下だったから生まれたライブだったのは疑いようもない。ネガティブな要素をひとつも持ってなかったとは決して言えない。

でもね、その後生まれたもの、今ここに残っているもののことを思ったら、あの日に間違いなんてひとつもなかったと思います。
私はそう言い切りたいです。


改めて、B′zさんとB′zさんのファンの方々へ。

Mr.Childrenをともに光を差し出すことのできる同志だと信頼し、ともにステージに立つことを呼びかけてくれて、本当にありがとう。
Mr.Childrenがまたこうして4人で立つステージを見せてくれてありがとう。
Mr.Childrenに、そしてMr.Childrenのファンである自分に、こんなに素敵なご縁を運んでくれてありがとう。

そしてこれからも、どうかよろしくお願いします。
同じ音楽業界で挑み続けるグループ同士、また遠くない未来でなにかの形でUNITEする気がしてます。

その日まで、どうかお互いに元気で!
またね!
PR

UNITE #01@大阪城ホール9/18①(ミスチルフル感想文)



現在2022年9月18日、UNITEからぴったり1年!(うそだろ)
大変遅くなってしまいましたが、UNITE #01のMr.Childrenパートの感想文をようやっと書き上げました。
既に1年前B'zさんパート、コラボパート、ミスチルパート全体感想はこちらにあげていましたが、どうしてもMr.ChildrenのライブはMr.Childrenのライブとして感想を残しておきたくて。こうして別で感想を残すこととしました。

コロナ禍に入ってから初めての「Mr.Childrenのライブ」であったこと。
Mr.Childrenにとって、そしてファンである自分たちにとっても2年振りとなる、お互いを前にしたライブであったこと。

これらをひしひしと感じながら参加してきたライブ。あの日感じたものを、こぼさず真空パックできていればと願います。




ではでは以下どん!







【B’z presents UNITE #01@大阪城ホール9/18】
▶Mr.Children Ver.



このライブに参加させていただくことの意味の大きさを自分に何度も言い聞かせ、緊張いっぱいで足を運んだ9/18。
久しぶりに目にした大阪城ホールは本当に綺麗な青空の下で、駅から出た階段の上、しばらく立ち尽くしてしまった。


大阪城ホールでライブを見るのは、さくらいさんがゲスト出演した2018年のGolden Circleぶりの4回目。
考えてみるとミスチルのワンマンで城ホ行けたことないから大阪城ホールでライブを観るときっていつもイベントだ……ほんとにありがたい……(;;)

そんな3年前と違って、今回は人流を抑えるためグッズを買えるのは当日のチケットを持っている人のみ。会場周辺・会場内ともにソーシャルディスタンスや会話を控えることが呼びかけられていました。

なんとなくものものしさもある空気の中お客さんを見ていると、体感B'zファンの方が圧倒的なのかなという感じ。
あのトートバッグの英語たしかB'zさんのアルバムタイトルだ、あのTシャツの柄はおそらく……と目が次々B'zさんのグッズをキャッチして緊張が高まる中、時々AAGやサンギビのタオルが視界に飛び込んでくるとちょっとほっとしたり……。結局席についたら周り全員B'zファンの方っぽくて緊張が勝ったんだけどね!(笑)

座席は下手側のスタンド=たはら側でした。……あぁ、たはら側って書けるだけで嬉しいヽ(;▽;)ノ
スタンドも嬉しい、大好き!背が低い自分にとっては本当にありがたい席でした。

見晴らしのいい席からステージ側に目を向けると、ステージ上空のモニターにUNITEのイベントロゴがバーの状態で動いている映像が流れていました。(説明下手)
このモニター映像、後にUNITE配信時のライブ開始前映像として流れていましたね。配信でいろんな方と一緒に「ライブ開始」をわくわくしながら待てたこと、本当に嬉しかったです。配信でもあんなにライブ感味わわせてもらえるなんて思ってもなかったよ……粋だったなぁ……。

さらに奥に目をやると、ステージの背面側のバックスタンド席が見えました。
そう、今回はバックスタンド席ありのライブ。さくらいさんのゲスト出演ではちょこちょこあるものの、Mr.Childrenとしては2007年のHOMEツアーぶり。
「Mr.Childrenのさくらいさん」はバックスタンドとどう戯れるだろう、ていうか私よりバックスタンド席の人たちの方が絶対心臓バクバクじゃん、などなど考えながら時間を過ごしていました。

お客さんの会話の代わりに会場に流れる開演前SEは海外ロックバンドの楽曲たち。
いなばさんまつもとさんチョイス?でもなんかミスチルサイドっぽいような……いやゲスト側がSE選ばんよなぁ普通……とか思ってたら、ほんとにミスチルサイド(さくらいさん&じぇんちゃん)セレクションだったっていう(笑) こんなことあるんだ……


いつの間にか開演時間。
ライブ前のアナウンスが流れて、最後の「最後までごゆっくり楽しんでください!」の言葉で拍手が湧き上がる。
同時に、それまでずっとモニターに流れていたUNITEのバーがひゅんひゅん走って輪になって、UNITEのロゴになる。

からの「Mr.Children × B'z」の文字!!
さらに大きく拍手が上がる!!

このオープニング映像と暗転の前後はどっちだったかな、この時が緊張がマックスで……。
とにかく音もなく客電が落ちて、「ついに始まる」って息を呑んだのを覚えてる。



暗闇の中、紫色の照明がいくつも下から上から放たれてうごめき、同時に電子音?のかっこいいSE(ピロリピロリ……みたいな、語彙力!)が流れ始める。
重力と呼吸のオープニングみたい。しかもこれ完全新規のSEじゃない……??まさかこんなワンマンみたいなことをするなんて。

暗くてはっきり見えないけれど、バックステージのお客さんの拍手でメンバーが入ってきたのがわかる。
おそらくさにやんとじぇんちゃんが最初だったんじゃないかな。
じぇんちゃんがドラムを鳴らし始めて、呼応するように白と赤の照明がフラッシュのように瞬く。
(ドンドンダン!ドンドンダン!みたいな。今回、ドラムに呼応した照明がすごーく多かった!)

ドラムパートの最後、ボーカルのその人が颯爽と入ってくる。
まだ照明がつかない中だけど、一層大きくなった拍手を浴びるように、噛み締めるように、両手を広げて天井を向いてくるりと回るのが見えた。
同じくドラムのその人が笑顔で(見えるはずないのに!)スティックを掲げるのが見えた。

それだけで、「あぁ、本当に楽しみにしていたんだ、これから始まるのが嬉しいんだ」ってわかった気がして、涙が零れてしまった。





■Tomorrow never knows

明転して流れたピアノのイントロに、思わず声の代わりに立ち上がる。
SEが初めて聴くかっこいい感じのものだったから、まさか聞き慣れたこの曲がくるなんて……本当にびっくりした……!!

会場にも「おお!!知ってる!!この曲からか!!」という感じの空気が広がって一斉にお客さんが立ち上がり、いつものパンパパンのふしぎ手拍子が始まる……と思ったら、おそらく多くのミスチルファンの「パン、パパン」とB'zファンの方の「パン、パン、」が混ざって「パン、パパン\パン/ パン、パパン\パン/」の手拍子が爆誕して笑ってしまった(笑)
うわ〜もう!!対バンやアウェイで発生するこれ好きなんだよ〜〜!!!!(笑)テンションが!!!!

そんなパンパパン\パン/に彩られつつのイントロでは、ベースをフィーチャーするようになかけ一人にピンスポが。
意外とこれ、初めて見る気がした。これだけでもう「あぁそうなんだよMr.Childrenの音楽ってひとりひとりの音で成り立ってるんだよ、4人の音でMr.Childrenなんだよ、」と思ってぐっときてしまった。
そんなの当たり前なのに、可視化されると何度でも嬉しくなってしまう(;;)

ついに歌が始まる! 
……んだけどこの瞬間まずは4人の姿を血眼で焼き付ける( ⊙"⊙ )

さくらいさんは水色の襟なしの薄手のジャケットに白のカットソー。いつものようにカットソーの裾は足されてるみたい。
見た目は重力と呼吸のアンコールみたいで、タイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。

たはたはは黒い丸首のカットソーに黒のジャケットといういつものスタイル。あぁ見てるだけで安心する存在感……。
構えるギターはいつもTomorrow〜で使う白いギターだったはず。

なかけは黒のTシャツにこれまた黒のジャケットといういつもの格好。ただしベースがオレンジくん!オレンジくんでTomorrow never knowsっていつぶりだろう……!

じぇんちゃんも黒のTシャツ!重力と呼吸から引き続き、オリーブオイスターのドラムに赤いヘッド。


歌い出したその人は、切なさを謳っているはずの歌詞なのに喜びが隠せないみたいに笑顔だらけ。
今回はいつもと違ってこちらが言えない\ウォッオー!/は、ステージ側から声を出してくれていたかな。
\ウォッオー!/の瞬間、日比谷音楽祭を思い出して涙が出てきた。
あの時さくらいさんは「客席にお客さんがいないけれどちゃんと聞こえた」って言ってた。声は出せないから手だけだったけれど、この日のウォッオーもちゃんと聞こえたかな。
いや、きっと聞こえたからこその笑顔だったんだと思う。

サビでボーカルさながらに歌うじぇんちゃんを見てるとさらに涙が込み上げてくる。いつも通りの姿なはずなのに、本当ならあるはずの自分たちの姿を重ねてしまって。まるで代わりに歌ってくれてるみたいで。

じぇんちゃんといえば、1番サビでじぇんちゃんのシンバルシャシャシャ……(表現力)を背後側、肩越しから撮るという面白い構図がありました。(表現力……)
珍しい構図だなぁ……じぇんファンの方は垂涎なんじゃないかな……とか思いました、が、伝わらないこの文…………!!


2番からはいつもどおりマイクスタンドを下げてハンドマイクで歌い始めるさくらいさん。
まずは下手へ、そのあとはバックステージ側にも上手側にも行って。
とにかくもう、目の前にお客さんがいるのが本当に本当に嬉しそう。何度も客席を指さしたりニコッとしたり、さらにはその笑顔をお客さんに囲まれたアングルでモニターに抜かれたりしてて……そのどれもを見るたびにこちらまで嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。

「そんなふうにして世界は今日も回り続けてる」では上手側へダッシュ!
いつもなら花道があってそこを走ってるもんなぁ、きっと体に染みついてるんだろうなぁ。

いつもの大サビ前の照明は浴びる瞬間どきどきしました。なんでだろう、久しぶりだったから?照明見知りだったのかもしれない……( ˇωˇ )笑
今回はいつもみたいにステージ上空で白い照明が下→上にするだけじゃなく、ステージ床側の照明も同時に上→下にグラインド同時にグラインドして、一瞬Mr.Childrenが光に包まれる。
その光が交差する瞬間、光の中でさくらいさんがプロンプターに駆け上がるのが見えた。

それがまたとてつもなく希望と力強さを感じさせて……。

(;;)

続く歌詞も最近自分が考えていたことととてつもなくリンクしてて、これまた涙腺を叩く。
1曲目でこれだったらこれから先どうなるの?

ラスサビのドラムは2015年以降のバージョン。
ああ〜〜ほんとに今ライブのTomorrow never knowsを聴いたんだ、見知ったあのMr.Childrenなんだ、っていう当たり前のことを最後にまた確かめて、なんだかものすごくほっとして、アウトロでは泣きながら笑顔になってました(笑)
ここでやっと本当に緊張が解けた気がする。
イントロと同じメロディだからこそ、曲の始まる前と後で全く自分の心のかたさが違うのを実感しました。


たしか終わって暗転する前にさくらいさんは「始まったぞーーーーー!!!!Mr.Childrenです!!大阪ーーーーー!!!!UNITE(ゆなーーーいt)!!!!」みたいに叫んでいた。
歓声の代わりの拍手を受けながら暗転して、次の曲へのショートブレイク。
暗闇の中でじぇんちゃんが早速ドラム交換してるのが見えた記憶があります。対バンでもいつもと同じ(以下略)
ごめんね、「いつもと同じ」も「いつもと違う」も毎回全部嬉しくて全部数えてしまう……(笑)





■GIFT
ちょっと壮大な感じのキーボアレンジから始まって、最初fanfareかと思った……。(ワンオクゲストアクトのアレンジを思い出して)
そこからThanksgivingみたいなピアノのイントロ(今君に贈るよ~のメロディから弾くバージョン)に入って、ピアノが途切れた先で歌が始まる。

「いーちばん、きれーいな、色ってなんだろう」

「『僕ら』探してた、最高のgiftを」では手でMr.Childrenを指す。
だから続く「『君』が喜んだ姿を、イメージしながら」の「君」が誰かもすぐわかってしまうよ。


私の記憶では、この曲ではなかけが青Freedom、たはが黒シンラインか青テレでした。……が、映像化した2日目見るとたははオフホワイトのテレキャスだったので私のこの記憶は一体……(笑)
青Freedomの方は記憶と映像で一致してたんだけどねぇ(笑)
青Freedom使うのって青い曲(幻聴とか海にてとか)のイメージだからGIFTの青Freedomは未だにけっこう意外……。(ThanksgivingのGIFTも同じだったからそろそろ慣れてもいいものだけど)

1番のさくらいさんはとにかくバックステージ側を歩き回って歌を配り歩いていたような。
そうして1番でたくさんお客さんと触れ合った(物理的にではなく!)からかなぁ……なんとなく2番では歌の端々に感情の昂り?うねり?を感じたりして。

まずは2番の入り、歌詞が飛んで「〜〜のさーきに、たどーりついても、  (笑)」になる(笑)
1番が終わって浸っていたら入りそびれた?歌詞ド忘れしちゃった?って感じに見えました。

2番のサビ前では
「君の分まで持つよ、だからそばにいてよ、」
(なかけの横に行ってぴょんぴょんしながら歌う)
        ↓
「それだけで心はかーるくなるぅ!」
(の瞬間くるんと中央に向いて駆け出す)
という絡みが!
ぴょんぴょんの無邪気さと歌詞のとおりほんとに心が軽くなって駆け出した感にきゅんとせずにいられない〜〜ヽ(;▽;)ノ♡


演奏アレンジ面で言うと、始まりはThanksgivingを彷彿とさせられたものの、違うところもいくつか。
さっき書いた2番の入り「〜〜のさーきに、たどーりついても、  (笑)」の続き、「もうやめにしようか?」からが初めて聴くアレンジでした。
それまでバンドフルで演奏していたのが、

「もうやーめーにしよーぉか?」テーレーレ、テーレーレ、
(突然バンド演奏が抜けてたはギターのみとなる)

「自分の胸にきーくとぉ!」ダッダッダッダッ
(ドラム)

「まだっ歩ーきつーづけたいと、返事が聞こえたよ」
(バンドフル演奏再開)

というアレンジに。
この言葉以上に雄弁なアレンジ、大好き(;;)
ふと立ち止まって自分の胸に流れる想いに耳を澄ませたらまた歩き続ける勇気が湧いてきた、っていう心の動きを可視化したようで……。

ちなみに配信された2日目公演の映像ではさくらいさんがバックスタンドまで歩いていましたが、初日はマイクスタンドの前で歌っていた記憶があります。
その光景からは音が真ん中のその人扮する『僕』を包みつつ背中を押しているような感じがして、これまたぐっと来てしまう要素でした。
……ここまで書いて私の記憶違いだったらどうしよう(笑)
それはそれでイマジナリーさくらいさんが真ん中に見えるレベルのバンドのがっちり度だったということで(笑)


そんな2番を越えた先で、ついにライブにおけるこの曲の醍醐味、「ラララーララーラ……」のコーラスタイムへ。
いつもと同じように客席が明るくなって、その時間が始まる。
さくらいさんが何度も「言えないけどラララ!」、「心の中で!」と呼びかける中、代わりにメンバーが歌う姿がモニターに大きく映し出される。たはらさんもなかけーも、今まででいちばん大きな声で歌ってくれてたんじゃないかって気がした。
客席は声を出せない分身体を揺らし手を揺らす。それを眺めるさくらいさんの「届いてるよーーー!!」の声と笑顔には、嘘なんてひとつも見えなかった。

その光景だけでももちろんのこと、なんだか今までのライブを思い出してまた込み上げてきてしまったよ。
あぁそうだった、今まで何度もこの曲でステージと客席で愛を交換してきたよね、あのライブではこうだった、このライブではこう思った、ってことを、走馬灯……じゃないけど(笑)流れるように思い出した。

……正直に言うと、この曲が始まった時、「『ラララーララーラ……』のとこどうなるんたろう」、「そのとき自分はどんな気持ちになるんだろう」とどぎまぎしていました。
もっとはっきり言ってしまうと、それは「今までのことを思い出して悲しい気持ちになってしまったらどうしよう」、って不安だった。
でもそんなの杞憂だった!逆だった!
幸せの記憶がちゃんとこの曲に蓄積されていることを確かめられて、声が出せなくたってこちらはちゃんと受け取ったものを打ち返すことができるんだ、ステージと愛情のキャッチボールができるんだ(Thanksgivingでさくらいさんが言ったこの言葉がずっと大好き)、と実感して、本当に本当に嬉しかった。
いやもうそんな難しい説明はとっぱらっちゃおう、メンバーの笑顔で全部吹っ飛んだ!絶対あの笑顔を向けてもらえたなら間違いないんだよ、知ってる!(笑)

ついでにもう一つ、始まった時に「え、この曲をUNITEで……!?『あの』B′zさんとの対バンで……!?(※さくらいさんの言葉を借りると「ロックな」イメージゆえ)」とか思ったりもしてたんですが、そっちも歌詞を聞くうちに塗り替えられました。
声を出せないライブでも通じ合えるんだ、っていう証明、そしてUNITEに向かうここまでのMr.Children・今この瞬間のMr.Childrenの気持ちを歌うための曲だったんじゃないかなって。
……そう思って歌詞を読み返すと今でも涙腺がやられそうになる……「長い間君に渡したくて~」とか「降り注ぐ日差しがあって~」とか「今君に贈るよ~」とかとかとか……(;;)

たくさんの感情をもたらしてくれたこの曲も終わりへ。
ラスサビの「僕は探してた、最高のギフトを」では、2日目の映像と違ってさくらいさんはしゃがみこんで歌っていました。
噛み締めるみたいなその歌い方と笑顔に、最後の最後まで感情を揺らされてしまったよ……。





■himawari
おなじみ、たはらさんの黒シンラインからのこの曲へ。
GIFTからのこの曲っていう流れに思わずびっくり。
後から考えるとどちらもタイアップ曲、ポピュラリティー◎的な共通点もあるのかもだけど(実際参加されたB′zファンの方のツイートで知ってる!って感想もお見かけした)、参加したその時はかなりのギャップを感じました。
イントロの白と赤の瞬くような激しい照明も健在で、これまたシンプルな照明だった前曲とのコントラストが鮮やかでね。

ちなみに歌が始まるといつもと同じように細い棒がかき揚げみたいになった照明がステージ床にちらばっていました。(表現どうにかならんのか笑)
でも何度見てもそう思っちゃうんだよねぇ……(笑)

この曲はずっと記憶にある2017-2019のhimawariを思い出しながら観ていました。
イントロのダンスは2018年以降の回らないやつ(ドラム側に下がって客席向いて足投げ出すようにステップ踏むやつ)だな、角砂糖は舐め……??うーんよく見えなかった!!舐めてない気がする!!
「諦めること、妥協すること、」の照明、今までも紫+緑だったっけ?初めて見る気がする、なんか意外だ。どういう意図の表現だろう……。あぁでも間奏の照明はイントロ&2017年と同じく白赤なんだ……。
アウトロはじぇんの方向いて楽しむような感じのステップ、これは2018年以降の感じだなぁ……。
みたいな!

彼らの熱の強さを感じつつも、いつもこの曲は作り上げるひとつひとつの要素の意味を考えながら聴いてしまいます。





■MC
さて、今日初めてのMCです!

さく「改めましてMr.Childrenです!!
もう本当にありがとうございます!!」

メンバー全員、お辞儀したり会場を見回したり。
このときなかけが四方向全部を見て回ってお辞儀していたのがすごく印象的だった、嬉しそうだった(´;ω;`)

さく「声は出せないけれど、拍手、手拍子からすごく伝わってます、本当にありがとうございます!!!!(はっきり言葉覚えてないけどすっごくありがとうございますって言ってた)(それを受けてもっと拍手大きくなる)
(会場を見回して)……今日これほんとに5000人かぁ!?!!?!(笑)
いつもと同じくらいの大阪城くらいのアツさを感じてます!(拍手、拍手!)」

本来は1万6000人ほどが入る大阪城ホール。
この日はコロナ禍の上限人数規定を受けて、1席空けずつの5000人でした。
しかしちょっとちょっと日本語おもしろいぞ!笑

さく「あ、拍手(笑)まだありますから使い切らないでくださいね、B'zさんまでとっといてくださいね!(笑)
(たぶんここでじぇんちゃんのあっはっはっは!!(笑)って笑い声がちょっと入った(笑))

そして何より、マスクね!!ありがとうございます!!
こっちがしてないのが申し訳ないくらい……(笑)
本当にありがとうございます!!

今日ここに来ることに、不安を抱えてきた人もいたかと思います、僕らもそのひとりです。(手を広げてMr.Childrenを指すように)
次に歌う曲には『手を繋いで僕らの今が途切れないように』、っていう歌詞があるんですが、今は手も繋げない状況で……。
今日もB'zさんにお会いした時、ほんとは握手!したかったんですけど、出来なくて……。(もどかしげに右手を後ろにパーの状態で回す)

でも、B'zもMr.Childrenもキャリアや経験があって……キャリアや経験や技術や情熱、そして何より愛情を注いで!今日は最高の1日にしたいと思っています!
最後までよろしくねーーーーー!!!!(拍手!!)

それでは、めいっぱいの愛情を込めて!『口笛!』」





■口笛
懐かしい暖色(オレンジ)の照明からこの曲へ。

この曲でもまた過去のライブを思い出す。
自分にとって口笛といえばREFLECTION、そして多数決コーナーからの合唱。
そう、これまた何度も客席が歌って、さくらいさんがハモってくれた曲だった。
そっか、あのときの合唱は「手を繋いで」るってことだったんだな、そして今はその合唱が無くても「手を繋」げるよ、って言ってくれてるんだな、なんてことをとりとめなく思っていました。
何度聴いても思うけれど、本当にあったかい曲……(;;)

口笛のサビといえばワンマンでは横振りの印象があるんだけど、この日は手拍子もかなり多かった気がします。
Tomorrow never knowsのパンパパン\パン/同様、客席の反応っていちばん対バンを実感させられるなぁ。
それにしても、昔から口笛の知名度がいまいち把握できてないんですよね……FCツアーでファンの聴きたい曲ランキングで1位になったときも意外だったし、ネット見てても意外って反応が多かった印象だし、ノンタイアップ曲だし、果たしてこの曲ってファン以外の方にはどれだけ馴染みがあるんだろうか……そしてまたしてもバラードなのでB′zファンのみなさんが戸惑ってないといいんだけど……!!(祈)
そんなことをぐるぐる考えてました。配信の感想見た感じだとかなり知ってくださっているようだったので、いちばん戸惑ってたのはこっちだったかもしれない……(笑)

レポ的な話をすると、今回「子どもの頃に夢中で探してたものが〜手を広げている」で歌オクターブ下げ→「怖がらないで踏み出しておいで」から元のキーに戻る、というアレンジがありました。この歌アレンジは初めて聴いた気がする……!
ライブのマシュマロちゃんでやる「(突然オク下げで)チューニングは君に合わすよ、幸せな歌を(キー戻して)歌ってこう!!」みたいな感じなんだけど、意図してるものは違う気がするんですよね。
「子どもの頃に〜」を下で低く歌うことで「今は大人だけど、」と強調しておいて、その後の「怖がらないで踏み出しておいで」を元のキー(直前が下げてたので上がった状態)で歌うことで、逆に子どもに向けるような包容力を今のあなたにも向けたいんだと強調しているような……包容力が増されるような……そんなニュアンスを勝手に受け取りました。





■MC
導入は忘れてしまった(´;ω;`)

さく「今回のUNITEですが……ある意味、ビッグバンド……(笑)(まで言って言葉を切る、会場察して笑い混じりな感じの拍手(笑))
今すごくビッグ、って言うか迷いました(笑)(照)(じぇんチーン!)

だから『対決』みたいな見方もされるかもしれないんですけど……いや、見てもらってもいいんですけど!!(強気!)(じぇんドンドコドンドコ)
『B'zさんロックな感じだろうから……』『僕らにもロックな曲あるんだぞ』とか……(笑)
……負けたくないんですよォ!!(叫)(会場笑みたいな感じ)(じぇんチーン)

でも待てよ!?勝つってなんだ!?負けるってなんだ!?(突然の禅問答)
倒したいのはB'zさんじゃないんです。
僕らはみなさんの日常にまとわりつく嫌なことだったり、○○なことを、ぶっ壊したり、叩き潰したり、はね飛ばしたりしたいんです。
そう考え直しました。

なので!この方達をお呼びしたいと思います!!
B'z!!松本さん!!稲葉さん!!」


ひえーーーーーーーーーここで呼ぶんかーーーーー!!!!はや!!!!アンコールくらいかと思ってた!!!!しかもミスチルの時間に!!!!え!!何やるんだろう!?!!?と頭ん中ではめちゃくちゃ喋りつつ手はとにかく拍手拍手拍手!!(笑)

ミスチルメンバーが待つステージにB′zのおふたりが登場。
いなばさんは出てきたときさくらいさんと肘タッチしてました、いいね〜!!
ちょうどライブ前に見たB′zファンの方のファンアート(肘タッチするふたり)を思い出してほっこりもしました。

で、登場したいなばさんがお話されるんですが、あんまり聞き取れなかっ……(すみませんんん……!!)
今回のUNITEの経緯についてお話されていたと思います……。

初めていなばさんが喋るの聞いて「さくらいさんってゆっくり喋るんだな〜……だから私の耳でも聞き取れるんだな……」と思いました……。耳がさくらいさんに慣れてて、いなばさん(たぶん早口なわけじゃなくて普通の速さ)の速度についていけなかった………………(謎感想)

いなばさんがお話されている間?にさくらいさんはさっと後ろを向いてアコギを受け取っていました。
アコギがあるタイプの曲でコラボかぁ、でも絶対まつもとさんがギター弾かれるだろうしギターソロがあるような曲だよな……なんだろう??
とか考えていたらさくらいさんがたはらさんに何やら指さして指示を出しまして、それを受けたたはらさんは暗転する間も与えず突然単音であのイントロを弾き始めました。

え!?!!?!!もう!?!?!!突然!?!!?!しかもその曲!!!!!!!!!





■Everything(It's you)

テレレ↓レ↑テレレ↓レ↑……のギターのメロディから始まったのはこの曲でした。

イントロが鳴った瞬間にあーーーーーーーーーーギターソロありのロックバラード!!!!ミスチルとB′zさんが別々のトーナメントでミリオン連発大活躍していた時代のこの曲!!!!大正解!!!!これしかないじゃん!!!!と当てられなかった悔しさとの選曲の嬉しさで脳内が大混乱に(笑)
突然曲が始まったことも大きいと思います。配信されたUNITE2日目ではキーボで雰囲気作っていた上にたはギターで乗っかって→拍手の中暗転して本格的に開始、という感じだったけれど、初日はキーボなしで指差し1つで突然始まった気が……。
これはこれで感情揺さぶられまくりで楽しかったです(笑)

曲のアレンジとしては1番の間はバンド演奏を抑えた穏やかなアレンジ(サビ前のじぇんのドラムもなかった気がする)、2番からいつものバンド演奏、という感じだったかな。
もちろんこれはいつも以上に歌声を引き立たせるためでしょう!

そう、今回はなんと言っても「歌」!!
いなばさんの歌い出しを聴いた瞬間「もうB'zやん!!!!!!!!!(歓喜)(感激)(により謎に笑っちゃう)」になりました(笑)
いやーーーーすごい!!声に名前が書いてるってこのこと!!前から歌ってたのでは、ていうかこれ既にリリースされてるのでは、って気がしてくるくらいのものにしかた(不思議日本語)!!!!
さくらいさんの歌い方に寄せるのではなくけっこうアレンジして(いなばさんの自然な歌い方に寄せて?)歌ってくださってたのも、いなばさんなりにこの曲を咀嚼しての表現という感じがしてすんごく嬉しかった!!

歌割りは1番歌い出しいなば→「幸せすぎて〜」さく→サビふたり→2番頭さく→2番「愛すべき人よ」いなば……って感じだったはず。
対するさくらいさんはいつもよりも語尾あっさりした歌い方にしていました。これもいなばさんの歌を聴いてほしいという気持ちからという気がします。

ところで1番サビね、衝撃的でした。
さくらいさんの「すてーーーーーー」にさ、いなばさんが後追いで「すてーーーーーー」を重ねるという……え、  追  い  S  T  A  Y  ???
思わずステージ二度見しましたとも。追いSTAYなんて技があるんだ!?!!?!しかも“さくらいさん”に“いなばさん”が追ってSTAYって……いやもう贅沢すぎる………………!!

2番のさくらいさんの歌い出しでは、ちょっと微笑ましい出来事が。
今回さくらいさんは「嘘や矛盾を両手に抱え」で突然キーを下げてたんだけど、明らかにハモリパートみたいな音程だったんだよね。
配信(2日目)ではいなばさんメイン歌唱+さくらいさんハモだったので、もしかして初日入り忘れたのでは……(笑)
これはこれでレア&ほっこりでした(笑)

さて、2番が終わるとギターソロ!!
さくらいさんアコギということはたはらさんとまつもとさんがギターソロなわけだけど、私はまつもとさんのギターソロの前にもうたはらさんのギターソロでびっくりしてしまったよ……。
だってあのたはらさんが、ギターソロを独自に弾いていたんだから!!
たはらさんといえば大昔に「自分が外国のバンドのライブに行った時にCDそのままの演奏を聴きたいと思ったこともあって、なるべくアレンジせず原曲と同じ演奏で届けたい」と話されていて、自分の中では未だにその印象が強くあります。ミスチル自体はかなりライブアレンジをしまくるバンドだけど。
だからそのたはらさんが独自のフレーズを弾いていることにとてつもなく……とてっっっっつもなく驚いたのです。

原曲のギターソロ前半ってかなりギターが雄弁に歌い上げていて「さくらいさん的」じゃないですか?(主観)
はっきり記述を見たことはないけれど、さくらいさんがデモで弾いてたのを基にしたとかありそうだな〜〜ってずっと思ってました。違ったらごめん……ポプザ2012パンフで修ちゃんですら2人のギタリストを聴き分けられないときがあるって言ってたから素人のわたくしは言うも更なり……(言い訳)
でも今回のギターソロ前半は全然違ってました。雄弁というよりは少ない音をひとつひとつ響かせる感じ。「響きと音の求道者」といういつぞやのメンバー紹介を思い出すくらい、ものっっすごく「たはらさん的」!!
これも来たるまつもとさんのギターソロを際立たせるためのアレンジだったのだろうなと思いつつ、だけど思いがけずこんなにも「たはらさん」を感じられるギターソロに出会えたこと、なんだかものすごく嬉しかったです(;;)

たはらさんのギターソロ前半が終わるとお待ちかねのまつもとさんのターン!!!!
こちらもまた原曲とは違うオリジナルフレーズ!!原曲の若さ故の向こう見ずさもあるようなギュインギュインしたギターとは違い、いぶし銀に歌うような……大人な切なさを纏わせた情感たっぷりな演奏でした……。
すべてが主観すぎて訳が分からないですよねすみません、でもほんとにそうなのよ……!!
「泣きのギター」ってこれじゃないですか?これでしょ……。
そんな大人なギターソロにさくらいさんが楽しそうにアコギジャキジャキ乗せてたのがコントラストありすぎて(笑)かわゆございました(  ◜௰◝  )

ラスサビではなかけがめっちゃ「えっびっしんいっちゅー」(コーラス)やってましたね。えらい……これがコラボパワー……(違う)

歌が終わると万雷の拍手!!!!
さくらいさんも捌けていくB'zさんを見送りつつすんごい嬉しそうにマイクに身を乗り出して「すごかったでしょ!?!!」
超自慢げ!!(笑)  はいすごかったです!!あとその嬉しそうな感じがかわよいです!!!!










前曲の余韻の中暗くなって、このコラボからのミスチルパート再開の1曲目、何の曲かなって思うでしょ??


まさかですよ



ある8月29日のにっき


2021.8.29、石巻でのあるライブの日記。



絵本の家みたいな白い建物、その中での一夜。



ステージにはピアノやいくつかの椅子があった。
照明が落とされた中に人が入ってきて、静かにライブは始まった。









ピアノを聴いた瞬間、思わず口元を押さえた。
ものすごい速さでいろんなことを考えたけれど、歌い始めた瞬間に全部消し飛ぶ。
全身にさざ波が立ったようだった。

思い出さないはずがない。
2016年4月30日。2016年6月4日。

人生の意味。
人生でいちばん聴きたかった曲。

誰かのために灯りを灯す、今のMr.Childrenの原点。
私が大好きな現在のMr.Childrenの原点となる曲、その曲が今目の前で歌われていた。



前屈みになったり、身を捩ったり、想いを絞り出すように彼は歌う。

サビに入って、「あぁ今歌ってる歌、本当にあの歌なんだ」、って当たり前のことを実感する。また全身がぞわっと反応する。



この曲をずっとMr.Childrenのライブで聴きたいと思って生きてきた。
今のこれは叶っているとは言わないかもしれない。

でも、今ここで歌われているこの歌は、紛れもなく「誰かのために灯りを灯す」がための歌だ。
本当に今「誰かのため」を想って歌われているんだって、言葉にされなくてもわかる。

いちばん聴きたかったこの歌だ。



2番の歌詞を聴きながら、いろんな想いが紐づいて、自然に涙が溢れていた。
それからはもうずっと。

(でもたけしはちょっとピアノ間違えすぎだったね(笑))





■花
前曲からの花、シングルに収められた2曲の並び順。
ここにこの曲が来て文脈が生まれたことによって、改めて1曲目の意味が提示されたんじゃないかな。
1曲目はやっぱりいちばん聴きたかった想いの乗ったその歌だった。
そう改めて思って一層涙が込み上げてしまう。

1番サビで白い照明が壁面いっぱいに花のように広がって息を飲んだ。
2番サビでは薄緑みたいな優しい光。
Cメロはワンマンと同じく赤。
ラスサビでまた白い照明に戻る。

重力と呼吸でもやっていて、比較的記憶に新しい曲。
なのにこんなにも背負っているものが、いちばん手前に浮かんで聴こえる歌詞が違う。
「悲しみをまた優しさに変えながら生きてく」。
そうであってほしいと祈るような歌い方だった。





■糸
暖色の照明ととにかく「声めちゃ出てる……歌うま……」の印象。

これもまた、いつか誰かをあたためることを、誰かのためを想う歌。
そこに、「あなた」として聞いている側のことも織り込んでくれていたとしたら、こんなにも嬉しいことはない。
縦の糸はあなた、横の糸は私。
sense of ritaの対談でも、このライブのMCでも、「(apは)お客さんが誰かのためを想っているのが伝わる」って言っていたね。

POPSAURUS2001があの曲で終わることが彼らが背負い与える側であることを示していたとすれば、
ここで「あなた」として聞く側を仲間に入れてくれたことは、apをはじめとするそれからの10余年でたくさんのお客さんと彼らが育んだ信頼の賜物だと思う。





■カルアミルク
イントロで分かってキャーって言いそうになった(言わなくてえらい)
興奮して脇汗がすごかった(本当に言わなくていい)

演奏はBank Bandカバー版、歌は原曲寄りな感じ。
でも2番Aメロの「女の子って~」なんかはBank Bandのカバー版(沿志奏逢版)そのまんまって感じで、あのCD音源が大好きな身にはたまらない。
さくらいさんの歌う情けない男って本当にいいんだわぁ〜〜〜!!!!と噛み締めつつ、どうして今ここでこの曲なんだろう?というはてなも。

答えはきっと最後。
「石巻で会おうよ!今すぐおいでよ!」
くすぐったくて、でもたまらなく嬉しい!!
私は石巻のなんだろう!!でも嬉しい!!!!

足ばたばたしながら歌うさくらいさんのかわいらしい様子を見ていると愛の無邪気さを歌った歌という気もしてくるけれど、実は愛の不確かさを歌った曲でもあると思う。
1曲挟んで後のLoveはじめましたに通じるピースとしても捉えられるんじゃないかな。





■Worlds end
導入のストリングスの低音の感じとステージ上に散らばった雫型の照明(ちょっとハートに見えなくもない)によって「Loveはじめましただ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思ったら違った……。
私たちもびっくりしてるけどたぶんWorlds end本人がいちばんこのアレンジびっくりしてると思う……。

サビでいつもみたいに照明が真っ赤に。
配信ではオレンジになっていたけれど、配信は全体的にかなり色フィルタがかかっている気がする。

この曲で座って歌ってるさくらいさんを見れる日がくるとは……。
しかし座っているさくらいさんの足は今にも駆け回りそうに忙しない……。

ザ・バンドの曲でバンド楽器が抜けた分、ピアノとストリングスでまた別の壮大感を演出していた感じ。
座っているけれど情熱的だった。

UNITEが決まった時に歌いそうな曲だなとぼんやり思っていた。
「何に縛られるでもなく僕らは何処へでも行ける」、まだ言い切るには早いかもしれないけれど、先の光として歌い示してほしいと思ったりしていた。
だから、アレンジこそ意外だったけれど、曲自体はすとんと胸落ちするものだった。





■Loveはじめました
スタッフさんがアコギ持ってきた&導入の低音の感じ(表現がワンパターン)で「今度こそLoveはじめましただ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思ったらそうだったのでやったーーーー!!!!って思った瞬間イントロの照明で目やられた!!!!!!!何!?!!!!!?!
とにかく照明がやばい。転がる、詩。の魔界のロードムービーに続いて魔界のLoveはじめましただった……。

イントロは全体が暗めの紫の照明の中、白の照明が客席に向かってビカビカ光りまくる。この白の照明が完全に自分の方向いててダイレクトに目に入る。何これ!!!!!!

と思ってたら今度は紫のビカビカ始まるし、サビは白のスポットライトがステージ上に垂直にビカビカ振り下ろされて(そんくらい暴力的)ポリゴンショックみたいになってた。
ライブ冒頭で声出してた赤ちゃん大丈夫かこれ!?!!?

2番サビで「、ダン!、ダン!」って鳴る打ち込み?がかっこいい!!楽しい!!
こんなにキマリまくった演出&アレンジのこの曲を着席で静かに聴かなきゃいけないの結構な拷問感があるよ……(笑)

「この街の中で押し合いへし合い僕らは歩いてく
多少の摩擦があっても擦れずに心を磨いて行くなんて出来るかなぁ」
視覚を刺す照明と一緒にぶっ刺さる。
とんでもない歌詞。今ほどこの言葉が耳に痛いこともない。

アウトロの客席向いた白ビカビカでやっと「なんでこんなに強い光にしてんだろ……これじゃカメラのフラッシュ……ん?カメラのフラッシュ!!そういうことか!!!!」と気づく(遅)
RADWIMPSのパパラッチで同様の演出を見てたのでもっと早く気づけてもよかった……。

メッシのインタビュー!!!!!!!!!!!!(時事をねじ込まないと気がすまない♡)

愛の不確かさや暴力性を担った曲だろうか。
あるいはメディア、情報に踊らされる人々の揶揄か。
MCでも触れていた分断という単語を最も想起させられた1曲。
紛れもなく今この情勢を生きる私たちの腕を逆に引っ張り針を刺してきた。
この後どの曲で浄化を描くんだろう。





■Drawing
「一瞬フラッシュバックしたんだ(※前曲のカメラフラッシュと掛けてる)」
頭の中で今超大声で「そ う は な ら ん や ろ」って言った……(笑)
いや、さすがにそこを掛けてないよね?(笑)

もう1曲くらい挟んで浄化いくかと思った、おかげさまで前後の落差がすごい!!!!!!!!
申し訳ないけどサイレントに笑いが止まらなかった(笑)

間奏では椅子に座ったまま左右にゆらゆらと揺れていた。
歌ってる人なのに聴いてる人みたい。客席のお客さんとシンクロしてた。

誰かを何かを想って生み出すことを肯定する曲として鳴らされたのだと思う。あるいは、「生み出されて今目の前にあるものには、実はこんなふうにあたたかな想いが込められているかもしれない」と教えてくれるような。
それはReborn-Art Festivalそのものや、彼が生み出した歌、彼が今ここで歌を歌っているということにも当てはめられるのだと思う。

先取りしてここで言ってしまうけれど、さくらいさんは、コロナ禍については語れど、最後まで10年前の出来事についてのメッセージを言葉にしなかった。
けれど、全部音楽の中にある。
2016年の雲雀野でのap bank fesでも、2019年の転がる、詩。でもそうだった。

いつだって。

ずっと音楽の伝える力を信頼している。それを示し続けてきた。
だからこそ、この「Drawing」という生み出すことを歌った曲に込められた想いの強さが、確かに伝わってくる。

最後は左手を胸に当て、右手も胸に当て、噛み締めるように終わり。
心を込めて、というメッセージが零れた仕草だったんだと思う。





■Message 
歌詞に対してずっと「1人で書いたらそうはならないだろう」、だとか、「なんでそんなこと言うの」だとか感じていて、ap'18で初めて聴いたときは苦手にすら近い曲だった。
だけど、その後の別カドのインタビューと今回の「歌詞でもめて喧嘩しそうになった」のMCもあって、逆にフラットに聴くことができた気がする。





■はるまついぶき
2週前のウカスカジーのライブでの「春の歌」前のMCで「今みんな雪が覆いかぶさって雪解けを待ってる状態だよね、」という言葉を聞いた時に、はるまついぶきを思い出していた。
そのはるまついぶき。
まさに雪解けを待つその曲。

「呆れるほど未来の話をしよう、このまま」
この歌詞を歌う声の力強さと明るさになによりも胸を掴まれた。





■Forgive
今にも椅子から立ち上がって動き出しそう、動き出したそうなのに、座ったまま歌う。
そんな彼の代わりに駆け回る照明!
思わず動きたくなるのがわかるくらいに生き生きとした曲。手拍子したかった!

ほとんどの曲がモニター利用なしだった中、この曲では森本さん制作による映像が流れる。
映像に繰り返し出てくるにじゅうまる◎はどんな意味を持つんだろう。





■花の匂い
見守るようなあたたかい電球たちの中で。
「誰の命もまた誰かを輝かすための光」、かもしれない。
歌う彼の声もあたたかくて、まるで歌うというより語りかけるような歌い方すら交えていて、きっと表情も柔らかいものだったのだと思う。

原曲では劇的な演奏になる「どんな悲劇に〜」のパートは、静かなピアノ演奏を追加して、インターバルをとってから歌い始める。
「10年」という時間を表現しているように思えた。

「本当のさよなら」。
最後は「ありがとう、さよなら」じゃなくて「会いに来てくれる」を繰り返す。

言葉での説明がなくても、端々から想いが伝わってくる(気がした)。
それが本当にあたたかくてやさしいもので……大事に大事にしたいって切に思う。





■かぞえうた
「僕らは思っていた以上に~そう信じて」の声の強さが心に焼き付いた。
同じ「強い」でも、Loveはじめましたのような暴力的な強さではなく、優しい強さだと思った。

2階だから顔なんて見えない、でも「いつか一緒に~」は声が笑ってて、今笑顔なんだって顔が見えなくたって伝わってきた。
「いつか一緒に歌いたいな」の「いつか」「一緒に」が本当に本当に素敵だと思った。
それが今だったならいいと心から思うよ。

Loveはじめましたでは明滅していた垂直な照明が、このうたではまっすぐたしかに射していた。
数曲前にはあるかないかわからないと歌われていた愛が、今ここにたしかにあるよと示されているみたいだった。
それが嬉しくて、嬉しさが目から溢れてしまったよ。





■to U
そして最後はこの曲。
「A sense of Rita」での言葉も思い出しながら。

この歌をまた石巻の青空の下で聴ける日がきたら嬉しいな。





-----------

「誰かのために小さな火をくべるような  愛する喜びに満ち溢れた歌」
「悲しみをまた優しさに変えながら生きてく」
「縦の糸はあなた 横の糸は私  織りなす布はいつか誰かをあたためうるかもしれない」
「石巻で会おうよ 今すぐおいでよ」
「僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで明日を信じていけるのかを…  多分 そうだよ」
「多少の摩擦があっても擦れずに心を磨いて行くなんて出来るかなぁ」
「デタラメと嘘の奥に本当の答えが眠っている」
「だけどもう一度 だからこそもう一度 夢見る時代は去ったとしても」
「あきれるくらい未来の話をしよう」
「明日のためのメロディ奏でよう」
「きっとまた会いに来てくれる」
「笑えるかい、きっと笑えるよ / いつか一緒に歌いたいな笑顔の歌」
「今を好きにもっと好きになれるから慌てなくてもいいよ」





震災から10年の今、そしてコロナ禍の今、その両方を歌ったライブだったと思った。
曲が終わる度毎回シルエットがちっちゃくなるくらい深くお辞儀するその姿に、込められた想いの強さを感じながら。

この年のReborn-Art Festivalのテーマは「利他と流動性」だった。
「利己」と比べると、「利他」という言葉を捉えるのはなんて難しいんだろう。
世の中には「ありがた迷惑」や「おせっかい」、「偽善」という言葉もあって、「誰かのため」を思うことが必ずしも「利他」にならない場合や、「利他」ではないと断じられる場合がある。

突きつめると、誰かのためであっても、自分のためであっても、「何かをしたい」と思ったその気持ちを行動に移すことは「利己」と呼ぶべきじゃないか。

そう考えてしまうと身動きがとれなくなる。

「誰かのため」を建前にして自分の罪悪感を減らそうとしているんじゃないか?不純じゃないか?と自問してしまう。
実際に自分にもいくつも覚えがある。
特に2016年までの自分の東北への向き合い方がこれだった。

だからこそ、それでもなお「誰かのため」を想って行動したり、「誰かのため」の想いを表現しようとする人が眩しくて、本当にかけがえないと思った。
すごいことだよ。本当に。

生きて何かをしようとすることが畢竟すべて「利己」ならば、「利己」は避けられない。
「生きる」ことにひっついた影みたいなものなのかもしれない。いい悪いでも諦めでもなく、事実としてそこにあるものとして受け入れるしかないんじゃないか。

そして、それによって「利他」を諦める必要もないんじゃないか。
「利己」から生まれる「利他」だってきっとあるんだと信じたい。いや、信じられると思った。このライブを見て。

2021年、2022年と「利他と流動性」を掲げたReborn-Art Festivalは続く。
彼らが心を寄せて歌うこと、この地で芸術祭が行われること、この地を想って作品が生み出されること、そこに足を運んで見ること、それらの中にひとつでも多く「誰か」にとっての「利他」が、喜びがありますように。
心から祈っています。





THERE WILL BE NO MIRACLES HERE 覚書&感想文

名古屋・渋谷・大阪の写真展の会期終了を受けまして、写真展の感想&微レポをお送りしたいと思います!

今回の写真展は、1枚3秒ほどのスライドショー形式で、2019年7月から2020年3月の「SOUNDTRACKS」の制作現場を“ドキュメンタリーフィルム”として見せるというもの。
展示会場では4時間に渡って4000枚超の写真が映し出され、それを各々が持ち寄った音楽を聴きながら鑑賞してほしいと呼びかけられていました。

写真は説明が添えられるでもなく淡々と流れていき、そこに写されたものの捉え方は見る者に委ねられます。
やぶたさんがいろんな場でおっしゃっていたとおり、そのとき耳元で流れている音楽、見る人の状況や視点などなどによって、きっと写真の見え方は千差万別です。
これから載せるものは、あくまでいち個人の覚書で、正しくない(見間違い・勘違いがある)可能性、まとはずれな可能性もあることを念頭においてもらえたら、と思います。

渋谷の展覧会場の出口にあったやぶたさんのコメントに、「写真は小さなメッセージ」という言葉がありました。
提示された小さなメッセージは、見る人が受けとめ意味を見出したときに、大きなメッセージになるだろうということ。
いち個人の感想でしかないけれど、もし読んでくれる誰かにとってのなにかになれれば!
そう願って、残そうと思います。


本題に入る前に、ちょっとだけ前提!
以下、スライドショーの時系列順に感想を載せていきます。
-----------------------------------------------------
【地名○】←どこでの何回目のレコーディングか
■mmdd  ←撮影日
  曲名  ←スタジオ壁に貼られている予定表での、その日のレコーディング曲(見間違いや実際のレコーディング曲と齟齬あるかも)

概要  ←その日のレコーディング内容、メンバーの服装等、写真全体のまとめや感想
概要
概要

・写真説明&感想  ←印象に残った写真1枚1枚の説明と感想
・写真説明&感想
・写真説明&感想

〈画像〉 ←写真の覚書
-----------------------------------------------------

あと、字数削減のためメンバー名はさくじぇたはなかという表記が主になります……すみません許して……(笑)



ではではそんな感じで!



【ロンドン①】
■0701
  DOCUMENTARY FILM

ドラム、ベース、さくアコギは試し?、たはギター(セミアコ)メインレコーディングの日?
さくmindseekerTシャツ
ポスターの写真はこの日の写真
マイクの前の黒いやつ(名前わからん…)が上から
じぇんのスマホケース黒

・RAKスタジオ入口の階段に座るやんちゃさく、スマホカバーオレンジ
・入口3人衆(さくスマホ、じぇタバコ、なか立ってる)
・緑ピックくわえてこっち「ん?」って感じで見るたは(目前髪でほぼ隠れてる)(森の動物との遭遇感)




■0702
  DOCUMENTARY FILM

ベース、たはギターの日
さくフーファイターズ黒Tシャツ(派手な方)
たは白ウィンドブレーカー
なかEXCLUSIVE Tシャツ
ベースにめっちゃ拍手やグー(  'ω' )bするさく&じぇ
たは、ギター弾くときカーッて口する、肩と首にも力が入る、身体全体で鳴らすよう

・なかたは2人でブースで練習?
・卓前でベース弾くなかけ見守るさく(立ってるのに上目づかいバグ……)
・なかのベース見るさく、の奥にぼやけて立つ緑ピックくわえたたはら(シューーーール)
・↑のたはら、あとからなかけと合わせて?弾き始める(シンクロ感がよき)
・「BOYS」(トイレの表札)




■0703
  DOCUMENTARY FILM

ベースとたはギターの日(でかい緑っぽいグレッチ→やっぱセミアコ?)
さく左胸に白い♡のある黒T(かわいい)
なかけLEMON黒Tシャツ
じぇ真っ白Tシャツ
貼り紙には↓
 SAKU
 TAHARA
 NAKA-KEI
 JEN

・ソファ3人衆(さく肘掛に座ってる、じぇスマホ、なか茶ベース。絵は3人離して描いちゃったけど実際はぎゅっと近かった)
・なかけ卓前でベース、後ろでそれに合わせてさく歌ってる?
・ケンマスイをめちゃかわいい上目づかいで見るさく




■0704
  DOCUMENTARY FILM(おそらく)

たはギター、さくボーカル、じぇコーラスの日
さく赤いアニメTシャツ(ワーナー的な)
たはいつものカーディガンスタイル+白ウィンドブレーカー

・ポッケに手入れたたはと口元2本指のじぇの会話(二人ともザたはら、ザじぇんって感じのポーズで好き)
・でかいなかけ(何回も出てくる、もはやサブリミナルなかけ)
・じぇんがコーラス?収録、横顔越しにぼやけさく(目はメガネで反射して見えない、この写真ほしい)
・ボーカル収録じぇ越しにさくにピント合う(こっちは写真集に入ってる)
・じぇとケンマスイ肩組んでふざけて歌う
・でかいなかけ(またきた)
・さくが卓前戻ってきて座ってるじぇに立ったまま話しかける、くしゃ笑顔(左手にビン持ってる)
・ケンマスイ?の話をほお?みたいな顔で見るじぇ&さく
・んー(考え)みたいな顔で見るじぇん&さく差分
・からのじぇのオチっぽい動き
・カメラ目線で首こてんとかしげてるたは(一撃必殺、ちょっと得意げ感ある表情)
・ケンマスイの話?にやぶたさん含め笑ったみたいでさく笑顔がぶれてる写真(愛し!)(大口開けて笑ってる!)


 



■0705
  ?
ボーカルとピアノの日
さく白Tシャツ(THE BEST)
じぇ黒ハードコア
なかけEXCLUSIVE
暑中見舞い撮ったのはこの日
さく身振り手振りしながら歌う
マイク前の黒いやつのボール部分横からになってる

・なかけにさく壁ドンみたいな体勢(写真集にあり)
・ボーカル録りしてるさくをじぇがガラス越しにスマホ撮影(口元に手、スマホ画面見てる)(真剣!)




■0706
  OTHERS
  DOCUMENTARY FILM

ストリングス、ブラス、ボーカルの日
さくmindseekerTシャツ+見覚えある青地に星のスタッズのベルト
じぇドラえもんTシャツ
なかalternativeTシャツ
神 全部写真くれ
さくボーカル録りで譜面も見ずマイクの前でもなくフリーで歌う(大きく身振り手振りしながら)
途中で部屋の中移動するからMUSICAで言ってた「部屋の四隅移動して歌った」ってこのボーカル録りかな?
最初は伸びやかな笑顔だったのが、だんだん叫ぶように歌う

・ストリングス隊の前で床に座る4人(じぇ前屈みあぐら、なか姿勢よくあぐら、さくしゃがみ、たは体育座り)
・頬杖つくアイドル的なかけ
・ストリングス隊の見送りに入口出たたは(後ろ手に組んで向こう向いてる背中だけでえも)(その横をスタジオのエマさん?がいたずらっぽいカメラ目線で通る)
・ガラス越しカメラ目線さく(めちゃかわ)(10枚くらいある)(全部ほしい)
・↑の続きでグーd(´ω`d*)してくれる
・なかけケンマスイいたずら顔で指さし
・続けてじぇとさくも並んで座ってケンマスイ指さし
・じぇコーラス録るため歌詞の紙見る、時々ポッケに手(かっこいいんだこれが)
・いたずらっ子顔でじぇのコーラス茶化す?さく
・半笑いで意見したりもする、アヒルの口
・コーラスレコーディング始まるとさくマグ持って浸った顔で聴く(ライブで歌い終わりにアウトロの演奏聴いてるときの顔)
・なかもたはも心地よさそうに聴く




■ロンドン①総括
・Documentary Film、others収録(others最終日以外も録ってるだろうけど日を特定できなかった)
・さくらいさんのTシャツ、ほんとは首の後ろからヒモ出てるんだけど取ってある(邪魔だったから?かわいい)
・「録音」キャップはミスチル側が持ってきてみんなに配った
・スティーブさん腕にめちゃくちゃタトゥー入ってると思ったらTシャツかーい
・ブース前に並べてるチェキくれ!!!!!!!!!!!!
・たはだいたいアー写か絵画、光に溶けがち、白のウィンドブレーカー?、カーディガン
・さくmindseekerTシャツ、Foo Fighters2、3種類
・じぇのリストバンドAAG東京ドームのだ!!!!!!!!
・じぇジョジョTシャツ多し
・なか英語Tシャツ多し
・当たり前なんだろうけどたはがギター弾く時にも歌詞横に置いて見ながらレコーディングしてるのすてきだ……
・これも当たり前だろうけどメンバーが自分のパートの収録ないときにもちゃんと来てメンバーの演奏聴いてるのもすてきだ、その顔がまた本当にいいんだ……
・メンバーMr.Childrenの音楽大好きでしょ……

RAKスタジオ共有スペースこんな感じ?


【ロンドン②】
■1015
  Birthday

たは茶色セミアコギター、ドラム、ベース、さくアコギの日
さくMIFARA黒パーカー
じぇアンダーアーマーオレンジTシャツ
ドラえもん@チェキ横
レコーディングブースの窓枠にキャンドルたち!
キャンドルに囲まれたBirthdayってまさしく!って感じ

・たは、チェキ横のドラえもん前あたりでギター練習
・目つぶって間接照明に照らされて叩いてるじぇんかっこいい(目つぶった顔はHOMEみたい)
・ギターネック持ってギターをカバンみたいに斜めがけにするたは(かっこいい)




■1016
  Birthday

たはセミアコギター、ドラム、さくアコギの日
さく白長袖シャツ(お腹にでかい三日月)+黒ジャケ(袖にオレンジ布)
じぇイーブイパーカー
この日のたはギターはカーってならない
じぇスマホカバー黒地に赤字で「0721」(……)

・白シャツでアコギ弾くさく、ナチュラル舌しまい忘れ(4枚くらい、猫??)、バックにはローソクたち
・卓エリアから撮ったレコーディングブースのじぇ、ガラス越しでローソク反射、黒いシルエットになっててかっこいい(うっすら目つぶって口開けてるの見える)




■1017
  Doraemon

バスドラwith布やドラム、たはセミアコギター、ベースレコ?練習?の日
スタジオにバナナ(後日漫画積むあたり)
さくグレーのトレーナー+黒ジャケット(オレンジ布)
じぇアンダーアーマーオレンジTシャツ
なかけこの日からでこけー
ドラえもん@卓上
なかけの茶色ベース(花とかの)の裏めっちゃ剥げてて年季感じる

・スタジオ玄関前でマグカップ片手に空を見上げて佇むたは(よき)
・じぇのバスドラレコをガラス越しにどうかなーみたいなむうの口で見守るさく
・↑に対してガラス越しにアイコンタクトしたりおどけたりするじぇ(こういうところ!!!!)
・卓上ドラと向き合う形で卓前でベース弾くなかけ




■1018
 Doraemon

たはセミアコ→茶色ストラト?、ベース、じぇタンバリンやシャカシャカ、ドラム(間接照明)、全員クラップ?、ボーカルの日
さく白Tシャツ+青紫セーター
さくボーカルレコーディングで笑顔多めで珍しい感
クラップ収録たはもいる!
さくの横顔のまつげがきれい

・ドラえもんコミックスの上?でさく君と重ねたモノローグ?の歌詞修正
・じぇのタンバリン収録(目つぶってくちびる突き出て猫背になってちょっとおもしろい)
・さくセーター脱ぎかけでピアノ確認
・さくセーター脱ぎかけで歩き回る(おもしろおじさん)




■1019
  the song of praise

ドラム、ベース、さくアコギの日
さくハワイみたいな柄の白パーカー(下にはNWNGPの黒Tシャツ)
ドラえもん@卓上

・じぇのスネア?収録相談中にさくがマグカップ持ってうろうろ
・さくもマグカップ手に一緒に話聞く
・さくも試し叩き(1回目)
・共有スペースでなかたは(茶テレ?)練習、窓から射し込む光が綺麗
・さくはにかみ顔でじぇがレコーディングし終わったスネア遊び(2回目)(じぇ横で見守り)
・さく照れ笑いしながらスティック置いて出る(かわいい)




■1020
  OFF
写真なし日



■1021
  the song of praise

たは茶テレ・セミアコギター、ボーカル、ソンプレコーラスの日
さく水色黄色ピンクセーター
たは黒の半袖T+カーディガン(半袖!!!!)
ドラえもん@卓上
さくがセーターでヘッドフォン押さえると萌え袖

・さくとたはマグカップのあたり指さして会話(順番に指さしてるから「どっちのマグカップ?」?)
→と最初思ってたけれどよく見ると「どのピック?」と言い合ってる模様
・ピック選んだあとのさく、口と目ぎゅっとつぐんだりぺろ顔したりしながらたはのギター弾く(おそらくMUSICAで言ってたソンプレ出だし)
・カーディガン腕にかけて横向いて話す黒半袖Tシャツたは (下半袖だったんだ!?!!?!)




■1022
  Birthday

たはギター、さくボーカルの日
さくフーファイ白T+黒カーディガン?ジャケット?
せんちゃんミンキーモモ?クリィミーマミ?のTシャツ

・ボーカル録る合間でピアノ触るさく
・ギター録る合間でピアノ触るたは
・マグ持って窓辺でさくのボーカル録り気持ちよさそうに聴くたは(光に溶けてる)




■1023
  DORAEMON
  DOCUMENTARY FILM

ヒゲさんのピアノ録り、さくアコギの日
さくLOVETシャツ+青紫のオオカミセーター
ドラえもん@ピアノの上
アコギ中のさくは大半は眉を寄せ目をつぶってぐっと込める顔、時々笑顔
目をつぶるとたれ目だねぇ〜って実感する

・共有スペースの段に足かけてギター持ってるさく
・さくがピアノちょこっと弾く(手前の別のピアノにドラ)
・なかけが手パーカーのポッケにインしてドラ覗きにくる(ほほ〜みたいな顔)
・アコギ弾く合間でさく笑顔!
・アコギ弾く合間で目を伏せて満足気な笑み!
・アコギさくを見守るじぇがガラスに反射(よき)
・アコギから戻ってきたさく、なかけと話しながらセーター着ようとする(なかけめちゃ笑顔)
・じぇ台車の裏叩く




■1024
  the song of praise
(DORAEMONも?)

ボーカル、じぇ鳴り物の日
さく黒のNWNGPのTシャツ+ジャケット、最後の方ハワイ白パーカー
ボーカル録りは顔ぐしゃっとしたり目をつぶったりエモーショナル、時々力を込めるようにガッツポーズのようなポーズも入る
じぇの鳴り物は球?に色々ついてるやつとかシャカシャカするやつとか
ドラえもん@灰皿→DORAEMONのボーカル録りのとき譜面台(オレンジドリンクの横で座ってる)
ボーカル録りの時のヘッドフォンでさくの髪の毛ひょこっとなっててかわいい

・the song of praiseボーカル録りのときは譜面台にペットボトルと黄色っぽいボトル的なもの
・DORAEMON?ボーカル録りのときは譜面台にドラとオレンジの小さいドリンクボトル
・4人で並んでてたはだけ窓の外見てる(たはらしい〜〜)
・じぇがパーカッション録ってから共有部分戻ってきて、座ってるさく(白パーカー、膝に手でちょこん)と会話




■1025
  SIMON HALE(the song of praiseとmemories?)
  TIC TAC

ボーカル、ピアノ、ストリングス、ハープ、ティンパニの日
さく青紫セーター→黒ワイシャツ+黒ジャケット(TIC TACストリングスレコから)+ごついベルト
じぇP.D.C赤パーカー
流れはソンプレボーカル録り→memoriesボーカル録り→ソンプレサイモンさんピアノ録り→memoriesピアノ録り→memoriesストリングス、ハープ、ティンパニ録り、っぽい
ドラえもん@譜面台うつ伏せ(ドラえも〜〜〜〜〜ん!!)
TIC TACボーカル録りは優しい顔やしかめた顔
たはらけんいちの目は真実の目 すべてを見透かす───
さくあほ毛かわいい
サイモンさんの横で歌うさく、ピュアフェイス

・部屋の端っこに4人かたまってる(海外まで来ても変わらないこの距離感みっしり感)(窓辺で目をつぶって光に溶けるたはら)
・満足げににこにこでボーカル録りから帰ってくるさく(右手の袖の中に左手入れてる)(かわいい)
・横でサイモンさんの顔見ながら話聞くさく(いつもの人の話聞くときの顔)
・ピアノ弾くサイモンにさくグー(◍ ´꒳` ◍)b
・ストリングス?レコーディング終わって笑い合うたは&なか
・ティンパニレコーディングをガラス越しに覗くさく(口微笑んでる)
・ティンパニのバチ持っておどけるじぇ
・↑を見て並んで笑う3人  かわいい!じぇんがおどけるとみんな笑う世界の理!




■1026
  Party
写真なし



【ロンドン②総括】
・Birthday、君と重ねたモノローグ(この時点ではDORAEMON)、memories(この時点ではTIC TAC)収録
・正しい綴りは「TICK TACK」だけどここでは「TIC TAC」表記
・MINEのための密着はこのロンドン②以降から
・移動するドラえもんのぬいぐるみ(窓枠チェキ横、卓、灰皿、譜面台(座ってる)、譜面台うつ伏せごろん(ドラえもーーーん!!!!))
・さくMIFARAだらけ、MIFARA(LOVETシャツ)の上に月のセーター着る……、派手セーターはピンク黄色青のと紫青で月と狼のやつ、ストリングスのとき突然正装……
・変わりゆくじぇスマホカバー
・マイクのあの三角の針金ってなんのためにあるんだろう……
・ボーカルマイク前の丸いやつの可動部が上からになったり横からになったりするのはなぜだろう……
・ストリングスレコーディング終わる度にみんなでスタジオの外出てミュージシャンの方お見送りするのかわいい
・海外であっても変わらぬ距離感&席順感、いとし





【LA】
■0115
  BRAND NEW PLANET
  DANCING SHOES

ほぼ1日ドラムの日(たはのギターは練習?)
さく黒Tシャツ+青ジージャン
じぇ黒七分袖+サンセットサウンドTシャツ
ドラムレコのじぇほぼずっと叩きながら目つぶってる、口も動いてる、写真だけで見ると歌ってるみたい。本当に「顔で歌うドラマー」

・路地裏的なところで朝アコギ弾くさく(楽しそう)
・じぇのドラムをついたて越しに覗くさく(かわいい)
・ドラムじぇ、ずっと目をつぶってる
・小さいブース?で叩くじぇは叩きながら歌ってる(ように見えた)
・じぇのドラム収録覗いてるさく(カーテンにぴったりくっついててかわいい)、じぇはブース内から気づいて笑顔




■0116
 BRAND NEW PLANET
 DANCING SHOES

ベースとたはギターさくアコギの日
さく黒もこもこ
じぇイーブイパーカー
たは最初めがね+黒インナー+カーディガン+セーター、途中でめがねとセーターとる
ほぼずっと目をつぶって共有部分で弾くなかけ、立って見守るさく&じぇ
たはギターは青テレ→茶セミアコ→茶レスポール?
じぇ、スマホカバー別の赤っぽいのに変わってる
この日はたはの口カーッ多し
共有部分でお灸的なのやってる

・レコ中なかけを後ろからスマホ盗撮じぇ
・キリストのロウソク?ビン?越しにギター弾くたは(あえてでは?)(だってたはらだもの)




■0117
 TURN OVER

ドラムとたはギターとベースの日
さく白Tシャツ+黒もこもこ+スマホ斜めがけ(かわいい)
たは青テレ?
たは口ヒゲ!

・黒モコモコに顎を埋めて腰に手当てて考えるさく(かわいい)
・またカーテンのとこからじぇのドラム覗くさく
・からのじぇのシンバル(ガムテープつき)とスネアで遊ぶさく、めちゃくちゃ楽しそうかわいい(5枚の差分全部ほしい)
・ドラム録り終わったのかお酒?で乾杯するじぇ&ドラムテックさん&ケンマスイ




■0118
  TAHARA DAY

たはギターの日
たは黒シンライン→青テレ→オレンジっぽいグレッチのしましま
ベースはレコ?練習?
じぇジョジョTシャツ
たはカーディガン、ヒゲ!
さく不在日
安定の口カーッ

・レコーディングブースに来たじぇを手ポケットインで見据えるたは(武士のよう)
・ギター弾くたはをちょっと離れてしゃがんで下から見守る?撮ってる?じぇ
・ソファでもたれて寝るなかけ




■0119
 OFF
 写真なし
■0120
  LOSS TIME(TURN OVERもやってる?)

さくアコギ、たはギター、ベース、チェロの日
さくフーファイ黒T+メガネ、左足怪我してる
さく鼻の下まっすぐだなーーーー(感想)

・布掛けた仕切り板?に囲まれたさくをじぇんが撮ってさくに見せる(さくにこー)
・↑のさくの譜面台を調整しながらおとぼけ顔でこっち見るじぇ(スタッフなりきり遊び的な)
・さくとじぇが別の部屋から戻ってきて入口塞いでる間何も言わず壁ドンのポーズで待つたはら(ザッツたはら)
・宅前で弾くなかけ×手前にたなびく煙(ライブフィルムぶりの煙越しなかけ、間違いない方程式)




■0121
 TURN OVER

アコギ、たはギター(セミアコ→青テレ)の日
さくミイラ柄黒T+黒ジャケ?前開けた黒もこもこ?
さくアコギ切なそうな顔多い、涙目に見えるものも(TURN OVERで?って考えるとちょっと不思議なので予定表とは違ってLOSSTIME?)

・アコギ弾いてる手を止めて(?)涙目(?)でこちらを見るさく
・りんごのヘタみたいなあほ毛の立ってるさく(とても かわいい)




■0122
  TURN OVER
  →LOSSTIMEボーカルの日に変更?

ボーカルの日
さくミイラ柄黒Tシャツ+青ジージャン→バスケあたりから黒の英語Tになる
なかけ黒の長袖T
暑中見舞いはこの日
ボーカル収録の部屋がとにかく赤い

・タバコくわえたままシュートするなかけ(かっっっこい)
・猫の手パンチみたいな手でシュートするさく(かっっっわい)
・Sunset Sound前で記念撮影




■0123
  VOCAL DAY
→なしになった?
  写真なし



■0124
  VOCAL DAY
  ADS~ DAY??
→なしになった?
  写真なし



■最終日
012526
  Dancing Shoes
  LOSS TIME
→なしになった?
  写真なし



【LA総括】
・Dancing Shoes、Brand new planet、turn over?、losstime収録
・今回だけロサンゼルス、Sanset Stadio
・レコーディングがさくさく進んだのか予定表より4日ほど早くレコーディング終わった模様
・もうアルバム名、曲順決まってる
・turn overの表記はTURN OVER、まだ?がない
・君と重ねたモノローグがDORAEMONからMONOLOGUEになった
・この時点でもmemoriesは仮タイトルTICK TACKのまま、表記は“TIC TAC”。
・0119が恐らく事故日……
・改めて、みすちゅるの中にいるさくらいさんってなんだか幼くなる……リラックス感が違う……
・黒もこは神
・ガラス越しにドラムブース覗き込む画見る度に「じぇの視界がほしい……」となる
・Documentary film流しながらたはレコーディングシーンを見ると……沁みる…………(謎遊び)




【ロンドン③】
■0312
  AM DANCING SHOES
         TURN OVER
  PM TURN OVER
         DANCING SHOES
         BRAND NEW PLANET

 鳴り物レコーディングの日?
再びのRAK(ロンドン)
さくMIFARA白T+黒もこ、髪くるくる!

・中指で紙を指さすさく(たはと一緒だ……)
・外で電話するさく
・スタジオの隅でマグカップ持ちつづけるたは





■0313
  AM BRAND NEW PLANET
  PM DANCING SHOES(SIMON HALE)
         LOSSTIME ←後から取り消し線
→PMはSTRING 
             BRAND NEW PLANET になった?

ブラス、ピアノ、ボーカル、オーケストラの日
さく黒Tシャツ(YOGAって書いてある)
とにかく高いとこに肘ついたり手ついたりするさく(かわいい)

・スティーブとモニター?の間からカメラににこーっとするじぇ
・スティーブの向こう(ガラスの向こうのレコーディングブース)の表情の見えない4人の写真(好き)





------------------------

最初に写真展に足を運んだときには、「BLACK BOX」の写真展同様に写真1枚ずつを壁面で展示するものだと思っていたものだから、入った空間の暗さと大きく投影される写真に本当に驚きました。マスクの中で「えっ」って声が出てたかもしれない。
「なんで壁面展示じゃなくスライドショー?」「これだけ連続写真なら、写真じゃなくて動画でもいいような……」という疑問も思い浮かべつつ見始めて、そのうちにこの展示方法は必然だったんだと思った。

場面を写真という形で1枚1枚切り取り、大きな画面に連続で投影するからこそ生まれるものがある。
映し出された情景の変遷、表情の変化が克明に伝わり、見る者の想像力や心情が1枚1枚の何気ない写真に物語や意味を見出す。
そして耳元に流れる音楽が、その想像力や心情に豊かさを与える。

動画の切り貼りでも、1枚ずつの壁面展示でも、こうはならない。

写真を信じ、音楽を信じ、見る者を信じた展示だったんじゃないかなと思いました。
……ついでに見る者のお尻や足の耐久力もめちゃくちゃ信じられていた気も(笑)

---

そんな初めての写真展でいちばん印象に残っている感想は、「わ、笑顔!また笑顔!めちゃくちゃ楽しそう!」「こんなにたくさんの笑顔に囲まれてSOUNDTRACKSは生まれたんだ……!」という驚きと喜びでした。

音楽にしても歌詞にしてもメンバーの言葉にしても、SOUNDTRACKSというアルバムはとにかく「大人」の印象が強かった。
でもそれだけじゃなかった。やっぱりMr.Childrenは「ミスター・チルドレン」だった!
そう知れたのがなんだか無性に嬉しかったのを覚えています。

もちろん真剣な表情や悩む表情もたくさんあったけれど、無邪気に音を楽しんだり、ふざけあったり、お互いのプレーを讃えあったり……そんな色とりどりの笑顔が何よりも心に焼き付いて離れません。
見ているこちらまで、何度もマスクの下で笑顔になっていました。

---

もうひとつ強く思ったのは、みんなで“歌っている”んだということ。

ボーカルやコーラスはもちろんだけれど、それだけじゃない。

ボーカリストではないメンバーが、歌詞を譜面台に置いて演奏したり、
時に口をゆがめ時に肩に力を入れながら全身でギターを奏でたり、
なにかを捕らえるように目をつぶりベースを演奏したり、
口も表情も豊かに動かしながらドラムを叩いたり、
そんなメンバーたちの楽器レコーディングに合わせて自然と口ずさんだり、
当たり前だろうけれど、自分が演奏していない時・演奏しない日にもスタジオに来て、メンバーの演奏や歌唱を真剣に聴き入ったり、
誰かの演奏や歌唱が終わったら、笑顔で拍手やサムズアップをおくったり。

そんな彼らにとっては当たり前かもしれないシーンをひとつひとつ見ながら、「あぁ、そうか、『歌』ってみんなで“歌ってる”んだ、みんなが“歌ってる”んだ」なんて、今さらなことを実感したのでした。

実際のところ、今までにもライブやドキュメンタリーを通してこういった姿を見たことはあったはず。
それなのに「今」こうして思ったのは、音がついていない展示だったからこそかもしれない。
聴こえない“歌”が聴こえたのかもしれない。

---

そして最後に湧き上がってきたのが、「この笑顔や佇まいをなぞりたい」という想いでした。

「この何枚かで笑みが深くなるにつれてあそこの線(頬のライン)が上がってる、このラインの変化が愛しいなぁ」、
「へぇ、同じ表情をこの角度から見るとこうなってこっちの角度から見るとこうなるんだ」、
「そうだこの人の背中ってこんなラインだった、この線が好きなんだった」!

感激だらけで、夢中になって目で線を追いかけました。
今すぐ紙とペンがほしい!1枚1枚描きたい!!と思わずにいられませんでした。

だから、後にやぶたさんに質問してスケッチOKをいただけ、そして実際にスケッチさせていただけて、本当に感謝でいっぱいです。
改めて、快くOKくださりありがとうございました!

---

こうしてSOUNDTRACKS制作を取り巻く日常を垣間見させていただけたこと、たくさんの笑顔や気づきをいただけたこと、本当に嬉しかったです。
愛おしいドキュメンタリーフィルムを、本当にありがとうございました!

そしてまだ行けていない方のためにも追加で開催されてくれたらいいな、と心から願っています。
難しいかもしれないけれど、どうか。


ではではこのあたりで。
ここまで読んでくださりありがとうございました(*ˇωˇ*)

RADWIMPS AAGツアー 長野初日&千葉マリン2日目クイック感想文

らっどちゃん千葉マリン2日目クイック感想文です、先に参加した長野初日公演との違いを主に書いてきまーす!


まずセトリの違いにびっくり……差分だけ見るとこちら。
【長野初日out】
Anti Anti Overture(オープニング)
tazuna
謎謎
`I´Novel
HOCUSPOCUS
前前前世(アンコール)

【千葉2日目in】
✕〇オープニング(オープニング)
透明人間18号
アイアンバイブル
DARMA GRAND PRIX
正解(アンコール)
トレモロ(アンコール)

──────────────────
オープニングが過去ツアーSEになるなんて誰が予想できますか(笑)いやできんわ!あまりに違ってて長野初日の記憶が間違ってるかと思ったわ!(笑)

長野でtazunaのウォータースクリーン演出から始まったの、ちゃんと覚えてたんだけどまさか1曲目から変わると思ってなかったから「あれ?もうちょい後にやったんだっけ?」って思い続けて中盤でやっと「あっほんとに変わったんだセトリ(笑)」って気づいた。ウォータースクリーン、愛にできる〜とは色合いが違っててまた綺麗だったのに……でも盛り上がる始まりにしたかったのかな。野外のお祭り感的にはたしかにネバエバ始まりうってつけって感じした。ネバエバ、スモーク+7色の照明、スタンド1階と2階の間の壁面モニターにも映像流すっていうお祭り感ある演出に変わっていたし……(アリーナではできなさそう)
しかしアルバムツアーでアルバム曲3曲削られてるの面白いなぁ……(笑)

カタルシストのブラス隊追加最っっ高でした、ずっとやってくれ……。ファンファーレって勝利を祝したり鼓舞したりするために鳴らされるものじゃない、合わないわけがない!!というよりも曲の概念をより具象化した形ですよね。
AメロBメロではかっこいいんだけど斜に構えた感じの低音ブラスだったのが、サビで高らかに清らかに鳴り響くファンファーレに変わるっていうコントラスト最高ですね。「昇華」を音楽だけで表現してる感じ……とにかくカタルシス感が半端じゃなかった。この歌詞と曲展開の組み合わせ考えた人天才ですね。(YOJIRO NODA)ていうかそういう意味のタイトルか(今更)
サビのファンファーレ、ほんとに「君なら勝てるよ!!」「応援してるよ!!」感増してて泣きそうだった。曲の背中すら押してる感じだった。これ音源化してください頼む

まだまだカタルシスト語るシストだけど(寒いぞ)長野の記憶が全然無くて水色の三角がモニター(LED面で付けてるだろうからモニターと呼ぶべきか照明と呼ぶべきか微妙なところだけど)吹き抜けていく映像に感激した……。お立ち台側面もモニターになってるから、目の錯覚で三角が映像じゃなくて本当にメンバーを吹き抜けているように見える。めっちゃ好きこれ。
あともう一個好きだったとこ。最後の方でモニターにずっと正面からよじろが抜かれて歌ってたと思ったら、よじろの「くわー!」のコールに合わせて下からくわちゃんがぴょーーん!!って超絶笑顔で飛び出してきたwwwwアニメのオープニングかと思った、しゃがんでたの!?!!wwwwwGIF動画にして延々見たくなるワンシーンだった(笑)

長野初日はSブロ前方だったから、ようじろに向かって歌う感じだった「万歳千唱」。18祭の映像のあの「みんなで歌ってる感」が大好きだったから、会場全体を見渡せるスタンド席で聴くのが(歌うのが)めちゃくちゃ楽しみでした。そして案の定会場全体が思いきり腕振って歌ってるのを目と耳で感じて泣けてしまった(´;ω;`)
みんなの声と笑顔を身体いっぱいに受けて嬉しそうなようじろを見てさらに嬉しくなるハッピーの連鎖たまらん(´;ω;`)
多幸感いっぱいの1曲だったなぁ〜〜!

謎謎もっかい聴きたかったなーでも透明人間18号久々聴けて嬉しかったヽ(;▽;)ノ開場前リハでやってたと教えてもらったんだけど、「晴れた空の〜」の歌詞始まりだからこの曇天の下でやりますかね〜リハだけですかね〜とか言ってたから知ってたのにサプライズ感増し増しだった(笑)ようじろの白い衣装が白く強い照明に照らされて発光しているように見える演出、好き!

元々長野で`I´Novel前のインストセッション聴いてたとき「この後アイアンバイブル来そうだなー」って思ってたから一瞬セトリ変更に気づかなかった……自然すぎた……(笑)
生ブラス隊最っっ高!!!!イントロやサビ明けの演奏は曲自体をファンシー&ポップに、サビの演奏は曲自体をひと回り大きく見せてくれていたような印象。単にブラス単体の音がいいって話じゃなくて、ブラスが入ることで曲全体か既存の演奏が一段階華やかに聴こえるようになった気がして、それがサイコーーー!!だったの意。なんと幸福なマリアージュ……win-winとはこのこと……。頼むからこれ音源化してくれ。(2回目)
耳が幸せだった…………

そっけない→洗脳のくわちゃんのギャップには惚れ惚れしてしまった。前曲では指弾きで包容力すら感じる泣きのギターを奏でていたかと思ったら、次の曲では暴力的な音とパフォーマンスで突き放す。ギター、ギタリストのこういう両面性がたまらなく好き。

PAPARAZZIの赤外線カメラ?の演出、日が落ちきる前の時間帯の野外でできるのか?って思ってたけれどものともせず。どうしてできたのかよくわからないけど(笑)
これ、ようじろが白い衣装だから成り立つ演出な気がするんだけど衣装がカラフルだった長野2日目とか徳島はどう見えたんだろう。気になった。
「スタジアムで(スタジアムライブ?)やってんだ」は燃えた。

長野で見たHOCUSは曲はもちろんハチのアニメーションがおしゃれだったからこのままお蔵入りはもったいないなぁ……と思いつつDARMA聴けたのはめっちゃくちゃ嬉しかった!暗くなってきてレーザーや照明が映え始めた時間帯でのおしゃか→DARMAコンボはゾーンに入った感じがあった。野外でやるの大正解の流れだと思いました。
おしゃかのステージ上列下列の白い照明が開くようにムービングするのとか、DARMAの照明とか、スタジアム映え半端じゃなかった。照明が「わーいどこまでも照らせるぞーー!!」ってのびのびしてるように見えた。(照明の擬人化)
それなりにスタジアムライブを観たことがある一個人の主観として、スタジアムでもスタンドのお客さんをアリーナとまったく同じように盛り上げるのって本当に難しいと思うのです。お客さんが「参加」じゃなくて「ショーを見に来た」みたいなテンションになっちゃうこともあるから。だけど自分の見渡した限りでは、まったくそういう様子はなかった。RADWIMPS、スタジアムバンドじゃん!!って心底思いました。ちゃんとスタジアムの隅々まで届いてた!そしてそれはステージ上のようじろうにも手応えとして伝わっていたんだと思う。
はじめは「届いてる?届いてる?」って言葉を繰り返してたMCが、終盤……TIE TONGUEが終わったあとのMCで「楽しいね、音楽っていいね、音楽っていいね、ほんとに」(ニュアンス)って言葉に変わって、「あぁちゃんとこっちの楽しさも伝わってるんだ、通じてるんだ」って思った。
これってすごいことだよ。
私は自分の好きなバンドが「初めてスタジアムやドームでライブをやったときは、あまりの広さにお客さんに届いてるか不安で、暗い海に投げ出されたみたいな気持ちでがむしゃらにやってた。怖さすらあった」って言うのを何度も聞いていたから。
初めてのスタジアムライブ、ほんと??信じられない、本当にかっこいいよ。

愛にできることはまだあるかいのスモークにレーザー当てて雲みたいにする演出(ほんとにそういう仕組みかは不明……)、扉が開く演出、ウォータースクリーンの水の色合いがレーザーに合わせて少しずつ変化していく演出……好きなのばっかり。
同じフレーズを繰り返す長い曲だからこそ、演出の変化で少しずつ繰り返されるフレーズの意味の変化や深化を視覚化していたのだと思う。
最後の方の歌詞がとても好き。

正解……やっと聴けた…………。
感想言葉にできない…………………………………………

アンコール2曲目(トレモロ)ずるすぎでしょ、「満天の空に君の声が響いてもいいような綺麗な夜」!!こんな夜空の下で聴けるなんて……(´;ω;`)
最高のライブの(ほぼ)締めくくり、夜空の下というこの上ないシチュエーション、白い照明、夜空みたいなモニターの映像、何をとっても最高でしかなかった。やってくれて本当にありがとう……。

サプライズプレゼントの花火、自分たちの席のほぼ真上でびっくりした(笑)人生で1番近くで見たよ花火……もう今年の花火これだけでいいよ……(♪最後の花火に今年もなったな)(早いよ)
打ち上げ花火みたいに笑う君がいたよ!!僕らがいたよ!!

あーーーーー最高だった!!!!




最後におまけに、長野初日に私の心を鷲掴みにしたたけだけんせーの図をば( ˇωˇ )