忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

UNITE #01@大阪城ホール9/18①(ミスチルフル感想文)



現在2022年9月18日、UNITEからぴったり1年!(うそだろ)
大変遅くなってしまいましたが、UNITE #01のMr.Childrenパートの感想文をようやっと書き上げました。
既に1年前B'zさんパート、コラボパート、ミスチルパート全体感想はこちらにあげていましたが、どうしてもMr.ChildrenのライブはMr.Childrenのライブとして感想を残しておきたくて。こうして別で感想を残すこととしました。

コロナ禍に入ってから初めての「Mr.Childrenのライブ」であったこと。
Mr.Childrenにとって、そしてファンである自分たちにとっても2年振りとなる、お互いを前にしたライブであったこと。

これらをひしひしと感じながら参加してきたライブ。あの日感じたものを、こぼさず真空パックできていればと願います。




ではでは以下どん!







【B’z presents UNITE #01@大阪城ホール9/18】
▶Mr.Children Ver.



このライブに参加させていただくことの意味の大きさを自分に何度も言い聞かせ、緊張いっぱいで足を運んだ9/18。
久しぶりに目にした大阪城ホールは本当に綺麗な青空の下で、駅から出た階段の上、しばらく立ち尽くしてしまった。


大阪城ホールでライブを見るのは、さくらいさんがゲスト出演した2018年のGolden Circleぶりの4回目。
考えてみるとミスチルのワンマンで城ホ行けたことないから大阪城ホールでライブを観るときっていつもイベントだ……ほんとにありがたい……(;;)

そんな3年前と違って、今回は人流を抑えるためグッズを買えるのは当日のチケットを持っている人のみ。会場周辺・会場内ともにソーシャルディスタンスや会話を控えることが呼びかけられていました。

なんとなくものものしさもある空気の中お客さんを見ていると、体感B'zファンの方が圧倒的なのかなという感じ。
あのトートバッグの英語たしかB'zさんのアルバムタイトルだ、あのTシャツの柄はおそらく……と目が次々B'zさんのグッズをキャッチして緊張が高まる中、時々AAGやサンギビのタオルが視界に飛び込んでくるとちょっとほっとしたり……。結局席についたら周り全員B'zファンの方っぽくて緊張が勝ったんだけどね!(笑)

座席は下手側のスタンド=たはら側でした。……あぁ、たはら側って書けるだけで嬉しいヽ(;▽;)ノ
スタンドも嬉しい、大好き!背が低い自分にとっては本当にありがたい席でした。

見晴らしのいい席からステージ側に目を向けると、ステージ上空のモニターにUNITEのイベントロゴがバーの状態で動いている映像が流れていました。(説明下手)
このモニター映像、後にUNITE配信時のライブ開始前映像として流れていましたね。配信でいろんな方と一緒に「ライブ開始」をわくわくしながら待てたこと、本当に嬉しかったです。配信でもあんなにライブ感味わわせてもらえるなんて思ってもなかったよ……粋だったなぁ……。

さらに奥に目をやると、ステージの背面側のバックスタンド席が見えました。
そう、今回はバックスタンド席ありのライブ。さくらいさんのゲスト出演ではちょこちょこあるものの、Mr.Childrenとしては2007年のHOMEツアーぶり。
「Mr.Childrenのさくらいさん」はバックスタンドとどう戯れるだろう、ていうか私よりバックスタンド席の人たちの方が絶対心臓バクバクじゃん、などなど考えながら時間を過ごしていました。

お客さんの会話の代わりに会場に流れる開演前SEは海外ロックバンドの楽曲たち。
いなばさんまつもとさんチョイス?でもなんかミスチルサイドっぽいような……いやゲスト側がSE選ばんよなぁ普通……とか思ってたら、ほんとにミスチルサイド(さくらいさん&じぇんちゃん)セレクションだったっていう(笑) こんなことあるんだ……


いつの間にか開演時間。
ライブ前のアナウンスが流れて、最後の「最後までごゆっくり楽しんでください!」の言葉で拍手が湧き上がる。
同時に、それまでずっとモニターに流れていたUNITEのバーがひゅんひゅん走って輪になって、UNITEのロゴになる。

からの「Mr.Children × B'z」の文字!!
さらに大きく拍手が上がる!!

このオープニング映像と暗転の前後はどっちだったかな、この時が緊張がマックスで……。
とにかく音もなく客電が落ちて、「ついに始まる」って息を呑んだのを覚えてる。



暗闇の中、紫色の照明がいくつも下から上から放たれてうごめき、同時に電子音?のかっこいいSE(ピロリピロリ……みたいな、語彙力!)が流れ始める。
重力と呼吸のオープニングみたい。しかもこれ完全新規のSEじゃない……??まさかこんなワンマンみたいなことをするなんて。

暗くてはっきり見えないけれど、バックステージのお客さんの拍手でメンバーが入ってきたのがわかる。
おそらくさにやんとじぇんちゃんが最初だったんじゃないかな。
じぇんちゃんがドラムを鳴らし始めて、呼応するように白と赤の照明がフラッシュのように瞬く。
(ドンドンダン!ドンドンダン!みたいな。今回、ドラムに呼応した照明がすごーく多かった!)

ドラムパートの最後、ボーカルのその人が颯爽と入ってくる。
まだ照明がつかない中だけど、一層大きくなった拍手を浴びるように、噛み締めるように、両手を広げて天井を向いてくるりと回るのが見えた。
同じくドラムのその人が笑顔で(見えるはずないのに!)スティックを掲げるのが見えた。

それだけで、「あぁ、本当に楽しみにしていたんだ、これから始まるのが嬉しいんだ」ってわかった気がして、涙が零れてしまった。





■Tomorrow never knows

明転して流れたピアノのイントロに、思わず声の代わりに立ち上がる。
SEが初めて聴くかっこいい感じのものだったから、まさか聞き慣れたこの曲がくるなんて……本当にびっくりした……!!

会場にも「おお!!知ってる!!この曲からか!!」という感じの空気が広がって一斉にお客さんが立ち上がり、いつものパンパパンのふしぎ手拍子が始まる……と思ったら、おそらく多くのミスチルファンの「パン、パパン」とB'zファンの方の「パン、パン、」が混ざって「パン、パパン\パン/ パン、パパン\パン/」の手拍子が爆誕して笑ってしまった(笑)
うわ〜もう!!対バンやアウェイで発生するこれ好きなんだよ〜〜!!!!(笑)テンションが!!!!

そんなパンパパン\パン/に彩られつつのイントロでは、ベースをフィーチャーするようになかけ一人にピンスポが。
意外とこれ、初めて見る気がした。これだけでもう「あぁそうなんだよMr.Childrenの音楽ってひとりひとりの音で成り立ってるんだよ、4人の音でMr.Childrenなんだよ、」と思ってぐっときてしまった。
そんなの当たり前なのに、可視化されると何度でも嬉しくなってしまう(;;)

ついに歌が始まる! 
……んだけどこの瞬間まずは4人の姿を血眼で焼き付ける( ⊙"⊙ )

さくらいさんは水色の襟なしの薄手のジャケットに白のカットソー。いつものようにカットソーの裾は足されてるみたい。
見た目は重力と呼吸のアンコールみたいで、タイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。

たはたはは黒い丸首のカットソーに黒のジャケットといういつものスタイル。あぁ見てるだけで安心する存在感……。
構えるギターはいつもTomorrow〜で使う白いギターだったはず。

なかけは黒のTシャツにこれまた黒のジャケットといういつもの格好。ただしベースがオレンジくん!オレンジくんでTomorrow never knowsっていつぶりだろう……!

じぇんちゃんも黒のTシャツ!重力と呼吸から引き続き、オリーブオイスターのドラムに赤いヘッド。


歌い出したその人は、切なさを謳っているはずの歌詞なのに喜びが隠せないみたいに笑顔だらけ。
今回はいつもと違ってこちらが言えない\ウォッオー!/は、ステージ側から声を出してくれていたかな。
\ウォッオー!/の瞬間、日比谷音楽祭を思い出して涙が出てきた。
あの時さくらいさんは「客席にお客さんがいないけれどちゃんと聞こえた」って言ってた。声は出せないから手だけだったけれど、この日のウォッオーもちゃんと聞こえたかな。
いや、きっと聞こえたからこその笑顔だったんだと思う。

サビでボーカルさながらに歌うじぇんちゃんを見てるとさらに涙が込み上げてくる。いつも通りの姿なはずなのに、本当ならあるはずの自分たちの姿を重ねてしまって。まるで代わりに歌ってくれてるみたいで。

じぇんちゃんといえば、1番サビでじぇんちゃんのシンバルシャシャシャ……(表現力)を背後側、肩越しから撮るという面白い構図がありました。(表現力……)
珍しい構図だなぁ……じぇんファンの方は垂涎なんじゃないかな……とか思いました、が、伝わらないこの文…………!!


2番からはいつもどおりマイクスタンドを下げてハンドマイクで歌い始めるさくらいさん。
まずは下手へ、そのあとはバックステージ側にも上手側にも行って。
とにかくもう、目の前にお客さんがいるのが本当に本当に嬉しそう。何度も客席を指さしたりニコッとしたり、さらにはその笑顔をお客さんに囲まれたアングルでモニターに抜かれたりしてて……そのどれもを見るたびにこちらまで嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。

「そんなふうにして世界は今日も回り続けてる」では上手側へダッシュ!
いつもなら花道があってそこを走ってるもんなぁ、きっと体に染みついてるんだろうなぁ。

いつもの大サビ前の照明は浴びる瞬間どきどきしました。なんでだろう、久しぶりだったから?照明見知りだったのかもしれない……( ˇωˇ )笑
今回はいつもみたいにステージ上空で白い照明が下→上にするだけじゃなく、ステージ床側の照明も同時に上→下にグラインド同時にグラインドして、一瞬Mr.Childrenが光に包まれる。
その光が交差する瞬間、光の中でさくらいさんがプロンプターに駆け上がるのが見えた。

それがまたとてつもなく希望と力強さを感じさせて……。

(;;)

続く歌詞も最近自分が考えていたことととてつもなくリンクしてて、これまた涙腺を叩く。
1曲目でこれだったらこれから先どうなるの?

ラスサビのドラムは2015年以降のバージョン。
ああ〜〜ほんとに今ライブのTomorrow never knowsを聴いたんだ、見知ったあのMr.Childrenなんだ、っていう当たり前のことを最後にまた確かめて、なんだかものすごくほっとして、アウトロでは泣きながら笑顔になってました(笑)
ここでやっと本当に緊張が解けた気がする。
イントロと同じメロディだからこそ、曲の始まる前と後で全く自分の心のかたさが違うのを実感しました。


たしか終わって暗転する前にさくらいさんは「始まったぞーーーーー!!!!Mr.Childrenです!!大阪ーーーーー!!!!UNITE(ゆなーーーいt)!!!!」みたいに叫んでいた。
歓声の代わりの拍手を受けながら暗転して、次の曲へのショートブレイク。
暗闇の中でじぇんちゃんが早速ドラム交換してるのが見えた記憶があります。対バンでもいつもと同じ(以下略)
ごめんね、「いつもと同じ」も「いつもと違う」も毎回全部嬉しくて全部数えてしまう……(笑)





■GIFT
ちょっと壮大な感じのキーボアレンジから始まって、最初fanfareかと思った……。(ワンオクゲストアクトのアレンジを思い出して)
そこからThanksgivingみたいなピアノのイントロ(今君に贈るよ~のメロディから弾くバージョン)に入って、ピアノが途切れた先で歌が始まる。

「いーちばん、きれーいな、色ってなんだろう」

「『僕ら』探してた、最高のgiftを」では手でMr.Childrenを指す。
だから続く「『君』が喜んだ姿を、イメージしながら」の「君」が誰かもすぐわかってしまうよ。


私の記憶では、この曲ではなかけが青Freedom、たはが黒シンラインか青テレでした。……が、映像化した2日目見るとたははオフホワイトのテレキャスだったので私のこの記憶は一体……(笑)
青Freedomの方は記憶と映像で一致してたんだけどねぇ(笑)
青Freedom使うのって青い曲(幻聴とか海にてとか)のイメージだからGIFTの青Freedomは未だにけっこう意外……。(ThanksgivingのGIFTも同じだったからそろそろ慣れてもいいものだけど)

1番のさくらいさんはとにかくバックステージ側を歩き回って歌を配り歩いていたような。
そうして1番でたくさんお客さんと触れ合った(物理的にではなく!)からかなぁ……なんとなく2番では歌の端々に感情の昂り?うねり?を感じたりして。

まずは2番の入り、歌詞が飛んで「〜〜のさーきに、たどーりついても、  (笑)」になる(笑)
1番が終わって浸っていたら入りそびれた?歌詞ド忘れしちゃった?って感じに見えました。

2番のサビ前では
「君の分まで持つよ、だからそばにいてよ、」
(なかけの横に行ってぴょんぴょんしながら歌う)
        ↓
「それだけで心はかーるくなるぅ!」
(の瞬間くるんと中央に向いて駆け出す)
という絡みが!
ぴょんぴょんの無邪気さと歌詞のとおりほんとに心が軽くなって駆け出した感にきゅんとせずにいられない〜〜ヽ(;▽;)ノ♡


演奏アレンジ面で言うと、始まりはThanksgivingを彷彿とさせられたものの、違うところもいくつか。
さっき書いた2番の入り「〜〜のさーきに、たどーりついても、  (笑)」の続き、「もうやめにしようか?」からが初めて聴くアレンジでした。
それまでバンドフルで演奏していたのが、

「もうやーめーにしよーぉか?」テーレーレ、テーレーレ、
(突然バンド演奏が抜けてたはギターのみとなる)

「自分の胸にきーくとぉ!」ダッダッダッダッ
(ドラム)

「まだっ歩ーきつーづけたいと、返事が聞こえたよ」
(バンドフル演奏再開)

というアレンジに。
この言葉以上に雄弁なアレンジ、大好き(;;)
ふと立ち止まって自分の胸に流れる想いに耳を澄ませたらまた歩き続ける勇気が湧いてきた、っていう心の動きを可視化したようで……。

ちなみに配信された2日目公演の映像ではさくらいさんがバックスタンドまで歩いていましたが、初日はマイクスタンドの前で歌っていた記憶があります。
その光景からは音が真ん中のその人扮する『僕』を包みつつ背中を押しているような感じがして、これまたぐっと来てしまう要素でした。
……ここまで書いて私の記憶違いだったらどうしよう(笑)
それはそれでイマジナリーさくらいさんが真ん中に見えるレベルのバンドのがっちり度だったということで(笑)


そんな2番を越えた先で、ついにライブにおけるこの曲の醍醐味、「ラララーララーラ……」のコーラスタイムへ。
いつもと同じように客席が明るくなって、その時間が始まる。
さくらいさんが何度も「言えないけどラララ!」、「心の中で!」と呼びかける中、代わりにメンバーが歌う姿がモニターに大きく映し出される。たはらさんもなかけーも、今まででいちばん大きな声で歌ってくれてたんじゃないかって気がした。
客席は声を出せない分身体を揺らし手を揺らす。それを眺めるさくらいさんの「届いてるよーーー!!」の声と笑顔には、嘘なんてひとつも見えなかった。

その光景だけでももちろんのこと、なんだか今までのライブを思い出してまた込み上げてきてしまったよ。
あぁそうだった、今まで何度もこの曲でステージと客席で愛を交換してきたよね、あのライブではこうだった、このライブではこう思った、ってことを、走馬灯……じゃないけど(笑)流れるように思い出した。

……正直に言うと、この曲が始まった時、「『ラララーララーラ……』のとこどうなるんたろう」、「そのとき自分はどんな気持ちになるんだろう」とどぎまぎしていました。
もっとはっきり言ってしまうと、それは「今までのことを思い出して悲しい気持ちになってしまったらどうしよう」、って不安だった。
でもそんなの杞憂だった!逆だった!
幸せの記憶がちゃんとこの曲に蓄積されていることを確かめられて、声が出せなくたってこちらはちゃんと受け取ったものを打ち返すことができるんだ、ステージと愛情のキャッチボールができるんだ(Thanksgivingでさくらいさんが言ったこの言葉がずっと大好き)、と実感して、本当に本当に嬉しかった。
いやもうそんな難しい説明はとっぱらっちゃおう、メンバーの笑顔で全部吹っ飛んだ!絶対あの笑顔を向けてもらえたなら間違いないんだよ、知ってる!(笑)

ついでにもう一つ、始まった時に「え、この曲をUNITEで……!?『あの』B′zさんとの対バンで……!?(※さくらいさんの言葉を借りると「ロックな」イメージゆえ)」とか思ったりもしてたんですが、そっちも歌詞を聞くうちに塗り替えられました。
声を出せないライブでも通じ合えるんだ、っていう証明、そしてUNITEに向かうここまでのMr.Children・今この瞬間のMr.Childrenの気持ちを歌うための曲だったんじゃないかなって。
……そう思って歌詞を読み返すと今でも涙腺がやられそうになる……「長い間君に渡したくて~」とか「降り注ぐ日差しがあって~」とか「今君に贈るよ~」とかとかとか……(;;)

たくさんの感情をもたらしてくれたこの曲も終わりへ。
ラスサビの「僕は探してた、最高のギフトを」では、2日目の映像と違ってさくらいさんはしゃがみこんで歌っていました。
噛み締めるみたいなその歌い方と笑顔に、最後の最後まで感情を揺らされてしまったよ……。





■himawari
おなじみ、たはらさんの黒シンラインからのこの曲へ。
GIFTからのこの曲っていう流れに思わずびっくり。
後から考えるとどちらもタイアップ曲、ポピュラリティー◎的な共通点もあるのかもだけど(実際参加されたB′zファンの方のツイートで知ってる!って感想もお見かけした)、参加したその時はかなりのギャップを感じました。
イントロの白と赤の瞬くような激しい照明も健在で、これまたシンプルな照明だった前曲とのコントラストが鮮やかでね。

ちなみに歌が始まるといつもと同じように細い棒がかき揚げみたいになった照明がステージ床にちらばっていました。(表現どうにかならんのか笑)
でも何度見てもそう思っちゃうんだよねぇ……(笑)

この曲はずっと記憶にある2017-2019のhimawariを思い出しながら観ていました。
イントロのダンスは2018年以降の回らないやつ(ドラム側に下がって客席向いて足投げ出すようにステップ踏むやつ)だな、角砂糖は舐め……??うーんよく見えなかった!!舐めてない気がする!!
「諦めること、妥協すること、」の照明、今までも紫+緑だったっけ?初めて見る気がする、なんか意外だ。どういう意図の表現だろう……。あぁでも間奏の照明はイントロ&2017年と同じく白赤なんだ……。
アウトロはじぇんの方向いて楽しむような感じのステップ、これは2018年以降の感じだなぁ……。
みたいな!

彼らの熱の強さを感じつつも、いつもこの曲は作り上げるひとつひとつの要素の意味を考えながら聴いてしまいます。





■MC
さて、今日初めてのMCです!

さく「改めましてMr.Childrenです!!
もう本当にありがとうございます!!」

メンバー全員、お辞儀したり会場を見回したり。
このときなかけが四方向全部を見て回ってお辞儀していたのがすごく印象的だった、嬉しそうだった(´;ω;`)

さく「声は出せないけれど、拍手、手拍子からすごく伝わってます、本当にありがとうございます!!!!(はっきり言葉覚えてないけどすっごくありがとうございますって言ってた)(それを受けてもっと拍手大きくなる)
(会場を見回して)……今日これほんとに5000人かぁ!?!!?!(笑)
いつもと同じくらいの大阪城くらいのアツさを感じてます!(拍手、拍手!)」

本来は1万6000人ほどが入る大阪城ホール。
この日はコロナ禍の上限人数規定を受けて、1席空けずつの5000人でした。
しかしちょっとちょっと日本語おもしろいぞ!笑

さく「あ、拍手(笑)まだありますから使い切らないでくださいね、B'zさんまでとっといてくださいね!(笑)
(たぶんここでじぇんちゃんのあっはっはっは!!(笑)って笑い声がちょっと入った(笑))

そして何より、マスクね!!ありがとうございます!!
こっちがしてないのが申し訳ないくらい……(笑)
本当にありがとうございます!!

今日ここに来ることに、不安を抱えてきた人もいたかと思います、僕らもそのひとりです。(手を広げてMr.Childrenを指すように)
次に歌う曲には『手を繋いで僕らの今が途切れないように』、っていう歌詞があるんですが、今は手も繋げない状況で……。
今日もB'zさんにお会いした時、ほんとは握手!したかったんですけど、出来なくて……。(もどかしげに右手を後ろにパーの状態で回す)

でも、B'zもMr.Childrenもキャリアや経験があって……キャリアや経験や技術や情熱、そして何より愛情を注いで!今日は最高の1日にしたいと思っています!
最後までよろしくねーーーーー!!!!(拍手!!)

それでは、めいっぱいの愛情を込めて!『口笛!』」





■口笛
懐かしい暖色(オレンジ)の照明からこの曲へ。

この曲でもまた過去のライブを思い出す。
自分にとって口笛といえばREFLECTION、そして多数決コーナーからの合唱。
そう、これまた何度も客席が歌って、さくらいさんがハモってくれた曲だった。
そっか、あのときの合唱は「手を繋いで」るってことだったんだな、そして今はその合唱が無くても「手を繋」げるよ、って言ってくれてるんだな、なんてことをとりとめなく思っていました。
何度聴いても思うけれど、本当にあったかい曲……(;;)

口笛のサビといえばワンマンでは横振りの印象があるんだけど、この日は手拍子もかなり多かった気がします。
Tomorrow never knowsのパンパパン\パン/同様、客席の反応っていちばん対バンを実感させられるなぁ。
それにしても、昔から口笛の知名度がいまいち把握できてないんですよね……FCツアーでファンの聴きたい曲ランキングで1位になったときも意外だったし、ネット見てても意外って反応が多かった印象だし、ノンタイアップ曲だし、果たしてこの曲ってファン以外の方にはどれだけ馴染みがあるんだろうか……そしてまたしてもバラードなのでB′zファンのみなさんが戸惑ってないといいんだけど……!!(祈)
そんなことをぐるぐる考えてました。配信の感想見た感じだとかなり知ってくださっているようだったので、いちばん戸惑ってたのはこっちだったかもしれない……(笑)

レポ的な話をすると、今回「子どもの頃に夢中で探してたものが〜手を広げている」で歌オクターブ下げ→「怖がらないで踏み出しておいで」から元のキーに戻る、というアレンジがありました。この歌アレンジは初めて聴いた気がする……!
ライブのマシュマロちゃんでやる「(突然オク下げで)チューニングは君に合わすよ、幸せな歌を(キー戻して)歌ってこう!!」みたいな感じなんだけど、意図してるものは違う気がするんですよね。
「子どもの頃に〜」を下で低く歌うことで「今は大人だけど、」と強調しておいて、その後の「怖がらないで踏み出しておいで」を元のキー(直前が下げてたので上がった状態)で歌うことで、逆に子どもに向けるような包容力を今のあなたにも向けたいんだと強調しているような……包容力が増されるような……そんなニュアンスを勝手に受け取りました。





■MC
導入は忘れてしまった(´;ω;`)

さく「今回のUNITEですが……ある意味、ビッグバンド……(笑)(まで言って言葉を切る、会場察して笑い混じりな感じの拍手(笑))
今すごくビッグ、って言うか迷いました(笑)(照)(じぇんチーン!)

だから『対決』みたいな見方もされるかもしれないんですけど……いや、見てもらってもいいんですけど!!(強気!)(じぇんドンドコドンドコ)
『B'zさんロックな感じだろうから……』『僕らにもロックな曲あるんだぞ』とか……(笑)
……負けたくないんですよォ!!(叫)(会場笑みたいな感じ)(じぇんチーン)

でも待てよ!?勝つってなんだ!?負けるってなんだ!?(突然の禅問答)
倒したいのはB'zさんじゃないんです。
僕らはみなさんの日常にまとわりつく嫌なことだったり、○○なことを、ぶっ壊したり、叩き潰したり、はね飛ばしたりしたいんです。
そう考え直しました。

なので!この方達をお呼びしたいと思います!!
B'z!!松本さん!!稲葉さん!!」


ひえーーーーーーーーーここで呼ぶんかーーーーー!!!!はや!!!!アンコールくらいかと思ってた!!!!しかもミスチルの時間に!!!!え!!何やるんだろう!?!!?と頭ん中ではめちゃくちゃ喋りつつ手はとにかく拍手拍手拍手!!(笑)

ミスチルメンバーが待つステージにB′zのおふたりが登場。
いなばさんは出てきたときさくらいさんと肘タッチしてました、いいね〜!!
ちょうどライブ前に見たB′zファンの方のファンアート(肘タッチするふたり)を思い出してほっこりもしました。

で、登場したいなばさんがお話されるんですが、あんまり聞き取れなかっ……(すみませんんん……!!)
今回のUNITEの経緯についてお話されていたと思います……。

初めていなばさんが喋るの聞いて「さくらいさんってゆっくり喋るんだな〜……だから私の耳でも聞き取れるんだな……」と思いました……。耳がさくらいさんに慣れてて、いなばさん(たぶん早口なわけじゃなくて普通の速さ)の速度についていけなかった………………(謎感想)

いなばさんがお話されている間?にさくらいさんはさっと後ろを向いてアコギを受け取っていました。
アコギがあるタイプの曲でコラボかぁ、でも絶対まつもとさんがギター弾かれるだろうしギターソロがあるような曲だよな……なんだろう??
とか考えていたらさくらいさんがたはらさんに何やら指さして指示を出しまして、それを受けたたはらさんは暗転する間も与えず突然単音であのイントロを弾き始めました。

え!?!!?!!もう!?!?!!突然!?!!?!しかもその曲!!!!!!!!!





■Everything(It's you)

テレレ↓レ↑テレレ↓レ↑……のギターのメロディから始まったのはこの曲でした。

イントロが鳴った瞬間にあーーーーーーーーーーギターソロありのロックバラード!!!!ミスチルとB′zさんが別々のトーナメントでミリオン連発大活躍していた時代のこの曲!!!!大正解!!!!これしかないじゃん!!!!と当てられなかった悔しさとの選曲の嬉しさで脳内が大混乱に(笑)
突然曲が始まったことも大きいと思います。配信されたUNITE2日目ではキーボで雰囲気作っていた上にたはギターで乗っかって→拍手の中暗転して本格的に開始、という感じだったけれど、初日はキーボなしで指差し1つで突然始まった気が……。
これはこれで感情揺さぶられまくりで楽しかったです(笑)

曲のアレンジとしては1番の間はバンド演奏を抑えた穏やかなアレンジ(サビ前のじぇんのドラムもなかった気がする)、2番からいつものバンド演奏、という感じだったかな。
もちろんこれはいつも以上に歌声を引き立たせるためでしょう!

そう、今回はなんと言っても「歌」!!
いなばさんの歌い出しを聴いた瞬間「もうB'zやん!!!!!!!!!(歓喜)(感激)(により謎に笑っちゃう)」になりました(笑)
いやーーーーすごい!!声に名前が書いてるってこのこと!!前から歌ってたのでは、ていうかこれ既にリリースされてるのでは、って気がしてくるくらいのものにしかた(不思議日本語)!!!!
さくらいさんの歌い方に寄せるのではなくけっこうアレンジして(いなばさんの自然な歌い方に寄せて?)歌ってくださってたのも、いなばさんなりにこの曲を咀嚼しての表現という感じがしてすんごく嬉しかった!!

歌割りは1番歌い出しいなば→「幸せすぎて〜」さく→サビふたり→2番頭さく→2番「愛すべき人よ」いなば……って感じだったはず。
対するさくらいさんはいつもよりも語尾あっさりした歌い方にしていました。これもいなばさんの歌を聴いてほしいという気持ちからという気がします。

ところで1番サビね、衝撃的でした。
さくらいさんの「すてーーーーーー」にさ、いなばさんが後追いで「すてーーーーーー」を重ねるという……え、  追  い  S  T  A  Y  ???
思わずステージ二度見しましたとも。追いSTAYなんて技があるんだ!?!!?!しかも“さくらいさん”に“いなばさん”が追ってSTAYって……いやもう贅沢すぎる………………!!

2番のさくらいさんの歌い出しでは、ちょっと微笑ましい出来事が。
今回さくらいさんは「嘘や矛盾を両手に抱え」で突然キーを下げてたんだけど、明らかにハモリパートみたいな音程だったんだよね。
配信(2日目)ではいなばさんメイン歌唱+さくらいさんハモだったので、もしかして初日入り忘れたのでは……(笑)
これはこれでレア&ほっこりでした(笑)

さて、2番が終わるとギターソロ!!
さくらいさんアコギということはたはらさんとまつもとさんがギターソロなわけだけど、私はまつもとさんのギターソロの前にもうたはらさんのギターソロでびっくりしてしまったよ……。
だってあのたはらさんが、ギターソロを独自に弾いていたんだから!!
たはらさんといえば大昔に「自分が外国のバンドのライブに行った時にCDそのままの演奏を聴きたいと思ったこともあって、なるべくアレンジせず原曲と同じ演奏で届けたい」と話されていて、自分の中では未だにその印象が強くあります。ミスチル自体はかなりライブアレンジをしまくるバンドだけど。
だからそのたはらさんが独自のフレーズを弾いていることにとてつもなく……とてっっっっつもなく驚いたのです。

原曲のギターソロ前半ってかなりギターが雄弁に歌い上げていて「さくらいさん的」じゃないですか?(主観)
はっきり記述を見たことはないけれど、さくらいさんがデモで弾いてたのを基にしたとかありそうだな〜〜ってずっと思ってました。違ったらごめん……ポプザ2012パンフで修ちゃんですら2人のギタリストを聴き分けられないときがあるって言ってたから素人のわたくしは言うも更なり……(言い訳)
でも今回のギターソロ前半は全然違ってました。雄弁というよりは少ない音をひとつひとつ響かせる感じ。「響きと音の求道者」といういつぞやのメンバー紹介を思い出すくらい、ものっっすごく「たはらさん的」!!
これも来たるまつもとさんのギターソロを際立たせるためのアレンジだったのだろうなと思いつつ、だけど思いがけずこんなにも「たはらさん」を感じられるギターソロに出会えたこと、なんだかものすごく嬉しかったです(;;)

たはらさんのギターソロ前半が終わるとお待ちかねのまつもとさんのターン!!!!
こちらもまた原曲とは違うオリジナルフレーズ!!原曲の若さ故の向こう見ずさもあるようなギュインギュインしたギターとは違い、いぶし銀に歌うような……大人な切なさを纏わせた情感たっぷりな演奏でした……。
すべてが主観すぎて訳が分からないですよねすみません、でもほんとにそうなのよ……!!
「泣きのギター」ってこれじゃないですか?これでしょ……。
そんな大人なギターソロにさくらいさんが楽しそうにアコギジャキジャキ乗せてたのがコントラストありすぎて(笑)かわゆございました(  ◜௰◝  )

ラスサビではなかけがめっちゃ「えっびっしんいっちゅー」(コーラス)やってましたね。えらい……これがコラボパワー……(違う)

歌が終わると万雷の拍手!!!!
さくらいさんも捌けていくB'zさんを見送りつつすんごい嬉しそうにマイクに身を乗り出して「すごかったでしょ!?!!」
超自慢げ!!(笑)  はいすごかったです!!あとその嬉しそうな感じがかわよいです!!!!










前曲の余韻の中暗くなって、このコラボからのミスチルパート再開の1曲目、何の曲かなって思うでしょ??


まさかですよ



PR