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6/25 GBGB2016@ぐんま感想文②

5.しるし
花が終わってまたステージ上は暗くなる。紫っぽい暗い照明の中、さにやんが一人でピアノを弾きはじめます。結構長かった印象。
この照明の色といいピアノといいでまさかまさかの未完ツアー風忘れ得ぬ人……??なんて思ってた、ら、聴き慣れないメロディの演奏を一段落させたのち、おもむろにしるしのあのイントロに。本当にびっくりしました。と同時にそのしるしの従来のイントロに入った途端に隣の愛すぁが泣きはじめたのがわかった……(笑)(イントロ鳴った瞬間に自分の前と左右の女子全員が顔覆って泣き始めた胎盤のSign思い出してしまった……ミスチルのピアノイントロ女子受け最強説立てていい……?笑)(ただのたけし最強説)


今までに生で聴いたしるしの中で、一番だったかもしれない。うまくいえないけれど。
例えば「こうなることが」の含みをもたせたような声色とか「ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる」の切なげな響きだとか……数え上げればきりがないんだけど、もうとにかく声の深み……声の表情とでも言うべきかな、それがもう今まででダントツだと思いました。歌詞の内容そのままの感情を含ませたかのような声で歌い上げるんです。でも感情的すぎて雑になるということもない。本当に本当に丁寧に、声がその強弱や柔らかさ、温度、機微のすべてをもってして歌詞に込められた感情をなぞって形にしていく。
さっき声の調子を心配したことなんてすっかり頭から消え去っていました。それくらい本当に完璧だった。

そしてそんな訥々と語るようなうたを支えるバンドの演奏、メンバーの姿。
同期のストリングスが無いこともありこの日の演奏はバンド+キーボのみでしたが、それが逆にすごくよかった。歌われる感情の波に忠実に満ち干きを繰り返す演奏は、ストリングスが無くバンドのみであることによって、いつも以上に大サビでの感情のピークを爆発力を持ったものとして表出させていたように感じられました。と、同時に、今回の演奏は「バンドでありながら最大限うたを引き立てる演奏をする」、というMr.Childrenの楽曲のコアとなる精神がそのまんま形になったものでもあるかもしれないなぁと感じました。ほんと、音楽的なことがわからないが故にこんな感覚的な言葉でしか表現出来ないのが悔しいなぁ……。


そのほか具体的に記憶に残っているシーンとしては、2番に入る時、それまで俯いて自分の演奏に没頭していたなかけが顔を上げてじぇんに向いて構えて、じぇんが入ったの見てうんって頷いてから前に向き直ってまた弾き出すシーンとか。そういった些細なやりとりにも本当に心をゆさぶられました。
それとしるしのこのメンバーを行ったり来たりして表情をじっくり映すカメラワーク、本当に大好きなんですよね……。ワンマンじゃないのにきちんと映してくれたことに感謝感謝でございます。

そんな感じで最初から2番あたりまではただただ歌詞を追っていくように聴いては、その歌われている内容と声の切なさに浸っているばかりでした。これ嘘じゃないんですが、初めて本当に「切なくて胸が痛くなる」を体験しました、本当に胸がぎゅううううううってなりました。本当に。
けどね、そんな風に聴いてたはずなのにね、ラスサビ前にね、さくらいさんがね、「それが、君と!(客席指さす)ぼぉくの!しーるしぃい!!」って歌ったんですよ。




( °ω°  )


( °ω°  )


「君」  って  え  うそ



『君』



(´;ω;`)(涙ドバッ)



そこで突然この歌が「ミスチルとファンの私たちの歌」にも聴こえて来てしまってもう感情のジェットコースターについていけない(笑)(笑)
ラスサビの「共に生きれない日がきたってどうせ愛してしまうと思うんだ」とかもうめちゃくちゃに泣きましたほんともうファンとしていつかくる日を思って泣いてるのか歌詞の内容に泣いてるのかわからない(笑)(笑)(笑)(笑)感情の奔流に飲み込まれざるを得ませんでした……本当にずるい……ずるすぎるよさくらいかずとし………………


………………(泣)



とにかく自分としてはこのしるしをこの日のベストアクトに推したいと思います。本当にうたの力、歌の力が凄まじかった。出来ることならもう1度聴きたい、でもこの衝撃と感動を1回きりのものとして大切にすることもしたい。どちらも強く思ってしまうくらいに、本当に圧巻のステージでした。
また、日比谷のリハで聴かせてくれたしるしもこのしるしと同じくキーを下げたものだったので、もしかするとあのリハの頃からGBGBでやるつもりでいたのかもしれないなぁとも思いました。
今までだってずっと何度でも聴いてきたはずのしるしを、今までとは違った気持ちでも聴けたという点でも、この日のしるしは自分にとって本当に特別でした。







MC

涙も乾かぬうちに、明るいステージ上でさくらいさんが話し始めます。と同時に始まるギター(たしかたはらさん)による伴奏。リフレクや未完の進化論前のムービーのイントロの♪テー↑レー↓テー↑レー↓テー↑レー↓のメロディのギターバージョンといった感じで、あくまでシンプルに奏でられます。そこに話が進むにつれてドラムなど他の楽器が加わっていくのですが、正直この音が大きすぎてMC聞き取るの難しかった……(笑)
でも、次の曲はなんだろう、と想像力をかき立てるような素敵な伴奏。


さく「どうもありがとう、
……僕ら、結構長くやってきて年齢も上の方だと思ってたんですが、今日クレイジーケンバンドや、フライングキッズや、ジュンスカイウォーカーズを見てたら、自分たちよりもっと上の先輩達がいて……。何よりも嬉しいのは、その僕らの青春時代のバンドが、まだまだ現役でやってくれていることで。(言葉絶対違う……)
僕らもまだまだ未完成なバンドとして、背中を追っていきたいと思います。(ここら辺全然覚えてないから言葉飛んでると思う……)」




そんなMCから入ったのは。








6.未完
MCの言葉でこの曲だと気づいてはいたんですが、いざMCが終わって、全員が向き合ってじぇんのわんつーすりーふぉー!で入るはずがさくらいさんがわんつー!の時点でフライングでギタージャンって鳴らしちゃって→ぐだりつつ本来のふぉー!で今度こそ演奏スタート、という風に始まったのにはびっくりしてしまいました……(笑)
気持ちが先走ってしまったが故のフライングだったんじゃないかなと思います。ミスで鳴らしてしまったというよりは勢い余って入ってしまったという風に見受けられました。
フィードバック音はなかった気がする。でも未完ツアーから加わった「思い通りいかないことがほとんどで」前のじぇんのシャンシャンシャンシャン!!は健在。


伴奏といい入りといいそんないつもと違う装いで始まった未完はその演奏自体もいつもと全く違う印象でした。
まずキーを下げている!次に同期のストリングスの音がなく生で演奏している楽曲の音のみ!そしてさにやんのキーボがでかい!!!!!!!!(笑)(これは音響の問題笑)

でもでもキーボはさておき本当にキー下げとストリングスなしによる印象の変化は大きかったように思います。泥臭く、かつギターが際立ってバンドサウンド感が増していたような。でもそこで大音量のキーボも鳴っているからポップ感もあって。今まで聴いたことがない不思議な未完でした(笑)
こうして書いてるとあんまりよくなかったように聴こえるかもしれないけれどそんなことは全くないのであしからず。むしろMC中の伴奏もこの未完にも本当にわくわくしました。また全く知らない未完に出会えた!という喜びとどきどきわくわく!

今までFCツアー、リフレクツアー、未完ツアー、胎盤(と2マン東京のみ未完やったんだけど2マンは行けなかったのでこちらを挙げとく、でも胎盤と2マン東京の未完は同じモードのものだったんじゃないかと勝手に想像している)、そして今日のGBGBの未完、と聴いてきましたがひとつとして同じアレンジ・同じモードの未完はなかったように思います。(リフレクツアーの未完と未完ツアーの未完の違いは未完ツアーのレポで、胎盤の未完とそれまでの未完との違いについては胎盤のレポで言及してるのでそちらでご勘弁を!)
それこそ「未完」は未完な曲なんだな、と改めて思わされました。今日の未完のポップさはキーボの出力の大きさによるのかもしれないけれど、これからその通りにポップな未完として奏でられていくことになっても、はたまたストリングスなしで4人の音が前面に押し出されたロックらしい未完として奏でられていくことになっても面白いなぁ。この曲が「未完成な彼ら」が投影された曲だからこそ、これからもその時々の彼らの姿勢やそのステージにかける思いが結実したものとして姿を変えながら鳴らされていくんだろう、といったことを再確認させられたように思います。

あと知ってたけどこの曲の彼らはかっこいい!(笑)



さてさて、あんなMCから始まった曲だから「この曲が最後かな?」なんて思ったら、さくらいさんの「まだまだやらせてくれーーーーー!!」の声。うそまだやってくれるの!!?!なんて思うやいなや!!









7.FIGHT CLUB
ジャカジャーーーン!!のあのギターから入ってすぐさま瞬く   ム   ー   ビ   ン   グ   ラ   イ   ト   (口ぱかーん)
誰がワンマンじゃないのにイントロのあの象徴的な照明演出を見れるなんて予想できますか!!!!!!!!!!!!まじで口ぱっかーんななりましたうわ〜〜〜ファイトクラブだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(しってる)

ワンマンを黄色ムービング白チカチカと表現するならば今回の照明はオレンジチカチカ黄色ムービングだったから色やパターン自体は厳密には違うんだけど、これは明らかにのあの照明演出を意識してなされたものだったんじゃないかと思う……ほんっとびっくりした……。ちなみにもひとつ照明のことを言うとたはらさんのギターソロでのピンスポはなかった( ´ω`)(でもモニターに大きく抜いてはくれた)


そしてびっくりしたといえばもうひとつ、さくらいさんがブルーフラワーのままこの曲を演奏していたことですよ!!!!!!!!
たしかにFCリフレク未完と全部楽器が違ってきたファイクラですが、いやブルフラて……まじすか……………………(ぽかん)でも今日この曲でブルフラ使ったのはこの曲の位置づけとしてもわかる気がする。ので後ほどまとめで触れたいなと思いますっす。どうせ妄想ですけどね!!笑
ただせっかくブルフラ持ってたけどABメロほとんど弾いてなくてもったいなかった(笑)

最後はやっぱりたは&さくで向かい合って弾いてーのフィニッシュ!!イントロの照明でテンションMAXになってから1曲の間ずーーーーーっと飛んでました楽しかった!!!!いつもより疲れるなぁと思ったらどうやらテンポ早かったらしいですね。私は記憶ないけれども(笑)









8.innocent world
前曲が終わってからじぇんがダンッダダンみたいな感じでドラムを叩き始めて、それに乗せてさくらいさんが語りだします。…………が、なんて喋ってたか思い出せない……(笑)まだやれるかー!次の曲盛り上がって!!的なことだった気がするんだけどそれよりもこのリズムシーソーゲーム……!?とか考えてわたわたしてた記憶が大きくてだね……。しかも間違ってるという(笑)
まさかのシーソーゲーム……!?いやそれにしてはテンポ遅いよなぁ……などなど思ってた、ら、未完ツアーよろしくのじぇんの2カウントから天下のinnocent world様に!!!!!!!!
もう!!!!嬉しくて!!!!記憶が!!!!飛んだ!!!!!!!!!!!!(不可抗力)


いつもよりテンポ遅め&キー下げでした。もうほんとに楽しさ嬉しさがまさって記憶がない……とりあえずさくらいさんが「街の片隅で」で未完ツアーみたいにしゃがんではいなかったことは覚えてる……あとラスサビはいつも通り客席担当…………逆にinnocent worldでこれだけ覚えてたこと褒めてほしいです(志低すぎ)

最後はいつも通りさくらいさんとじぇんのアイコンタクトエンド!
終演後Twitterでの他の方の発言見て気づかされたんだけど、これ、「6月」のInnocent Worldだったんだね……。(MIFA After partyのカラオケイノワー除いたら)初めて6月のInnocent World聴けてしまった……なんと贅沢な…………(´;ω;`)










そして思いきり楽しんで余韻に浸っているところで。



さく「最後に僕らにとって大切な曲をやらせてください。
みんな、もしかすると普段悪いことばっかりだなとか、ついてないことばっかりだなとか、そう思うこともあると思います。でも、今日このイベントに来て、ステージを見て、聴いて、(「見て」「聴いて」で人差し指を振る)わかったと思うんです。
きっと誰かがどこかで見ててくれているんだって。
誰かが、足音を、聴いてくれてるって。
ひとりじゃないんだよ、(すごく優しい声)って、そんな歌です。」

この「ひとりじゃないんだよ」の声と表情が、本当に優しく寄り添って励ますかのようにあたたかくて。柔らかくて。
そのさくらいさんの様子が今も忘れられません。









9.足音
大歓声で迎えられたのは、MCの通りこの曲でした。他の曲では同期音源は流されてこなかったけれど、この曲の入りのストリングスだけはいつも通り流された、のかな。それともシンセで代用していたのか。さにやん見そびれたのでわかんないんですが入りの音自体はありました。でも曲本編は確実に生演奏のみだった。
他の方のお話によると歌詞間違えがあったらしいんですが私は意識できてなかった……(笑)


印象的なのは、歌うというよりは熱を込めて言い切るかのようだった2番の「大丈夫!!!!」と、キーを変えて(下げて)歌ったCメロの「失敗なんてしたっていい」。特に「大丈夫」は直前のMCで語った気持ちをそのまま曲に込めるような力強い声と眼光が忘れられない……。


未完同様ストリングスなしのこの曲もまたいつもより泥臭さや青さのようなものが際立つものだったんだけど、極めつけはやっぱり一番最後。いつもなら長めにタメてから入る大サビのイェへッへ、タメずに入るという(笑)
これもミスだったのか敢えてだったのか意見が分かれるところだと思うんですが、これまた私には未完同様に気持ちが急いてなのか勢い余ってなのか、強すぎる感情が先走った結果だったように思えました。



「失敗なんてしたっていい。」
初めてそう歌ったFCツアーからそろそろ2年。

POPSAURUS2001、またはワンダ以降「Mr.Children」の看板を背負って大衆の音楽を鳴らすことを決めた時から、彼らはずっと「僕ら」を前面に出すのではなくむしろ隠すような形で「みんなの音楽」を鳴らしてきた。

そこから1歩を踏み出す1曲、足音と共に「僕らの新しい足音(「僕らの音楽」)」を鳴らし始めた彼らは、昔よりも随分「失敗」をするようになった気がする。気だけかもしれないけれど。
でもなんでかそんなステージの方が昔よりも一層愛しく一層心を震わせるんです。それが気持ちが入りすぎたが故、自分たちが出てしまったが故のものだとわかる気がするから。

MUSICAで「Mr.Childrenの姿が見えるからこそ愛しい音楽を鳴らしたいと思った」と彼らは言っていたけれど、それはこちらも同じで。
こうして彼らの姿、彼らの気持ちが出る形で鳴らされている音楽だから、今一番愛しいし大好きなんです。


この日ステージに立った誰よりも「未完」だったかもしれない彼らのステージング。
でもそれは新しく「僕ら」を出す道に踏み出したからこそ、「僕ら」が出たからこそなんじゃないかな。
ファンとしての欲目もありすぎるかもしれないけれど、本当に今日のライブの「失敗」にがっかりしたりなんてしなかった。むしろありのままの姿、ありのままの気持ちが表れたステージングに、素直に「いいライブをみた」「いいライブだった」と思ったよ。




胸が痛くなるくらいの切なさも、心も身体も踊らされてしまうわくわくも、胸が熱くさせられるほどの決意と気迫も。過去も現在も未来も。Mr.Childrenのすべてがぎゅっと詰まった濃厚な1時間でした。







そんなステージを終えたさくらいさんは「Mr.Childrenでした!ありがとう!次はROGUE!!最後まで楽しんでー!!」と朗らかに会場に声をかけて、メンバー全員それぞれ深くお辞儀をして手を振りながら去っていきました。
ちなみにじぇんは一番最後までステージに残ってたくさん手を振ってくれていました。いつだってじぇんったらじぇんなんだから……(´;ω;`)ほろり


あーーーーーーいいライブだった!!












【ROGUE】
はてさて本日の主役ROGUEのお時間です!今日出たバンドの中で一番の最年長バンド(年齢ではクレイジーケンバンドのケンさんが56歳で最年長だけど!笑)ではありましたが、どのバンドよりもアグレッシブでロックなステージに圧倒されました。
ギター弾く香川さんかっこいー麗しー!!(そればっか)とか思ったりドラムの方もベースの方もノリノリだったりでこれが50を越えたおじさまたちのバンドなのか!?と思うくらいにバイタリティに溢れていたんですが、何よりも驚かされたのは、奥野さんの歌声でした。

お恥ずかしいことに私は奥野さんの歌声はapで紹介されたあの「この素晴らしき世界」の映像と若かりし日の「終わりのない歌」の映像でしか知らなくて、今の声や声量のイメージは「この素晴らしき世界」のイメージのままだったんです。

だから、この日奥野さんの歌声を聴いて本当に驚いた。あの映像から信じられないくらいの声量と声域!!!!!!!!正直ね、今日出たどのバンドのボーカルよりも声が出ていたように思います(笑)
奥野さんの現況を知らなくて「大丈夫かな」なんて思ってた自分が恥ずかしくなったし、そして本当に素直にかっこいいと思いました。嫌な言い方になるけれど、同情からでも気を遣ってなんかでもなく。
先輩バンド、先輩ボーカリストのポジションに遜色ない、圧巻のステージングでした。


あとね、MCでも「こんなにたくさんのお客さんが来てくれて嬉しいよ!」なんて触れていた奥野さんが、歌の途中で時々客席をぐるっと見回しては感極まったような本当に嬉しそうな表情をされているのを見て、こちらまでぐっときてしまったりもしてました。







【アンコール】
拍手に包まれ再び出てきたROGUE。そして奥野さんが「僕らの恩人でもあります!」という言葉で呼び込んだのが、さくらいさんでした。


赤いTシャツ(奥野さんがデザインしたらしいという噂を聞いた)を着ていつものようににこやかに出てきたさくらいさんではあったけれど、いざ奥野さんの隣に立つと微笑みつつ所在なさげに右腕を左手で触ったり握ったり。
憧れの人の隣だからかもじもじそわそわしているさくらいさんは、10代の少年のようにあどけなくかわいらしく見えました。し、それには胎盤のアンコールで見たようじろうを思いださされました。
今回のさくらいさんも胎盤のようじろうも、多分同じだったんじゃないかな。どちらもまるでその音楽を聴いていた当時にタイムスリップしたかのように、少年性に満ち満ちていた。少年に戻っていた。そんな気がします。


そんなさくらいさんを横に、ap''''12の話を皮切りにROGUEの再結成の経緯を話し続ける奥野さん。きちんと思い出せないんだけど

奥野さん「apの映像を香川が見て『なんだこいつ歌えるじゃん』って思ってROGUEを再結成しないかと言ってくれた」
香川さん「見なければよかったね(笑)」

っていうやりとりに笑った(笑)ROGUEのステージ見てても思ったけど奥野さんと香川さんってすごく仲良しなんだろうなぁ、初めて見たライブだったけれどお2人の毒も交えつつの掛け合いが面白くてならなかった(笑)




さてさて、そんなMCを経て奏でられたのはおそらく会場の誰もがこのイベント開催を聞いた時から期待を寄せていたであろうこの曲!






En.1  終わりのない歌
イントロからもう大歓声!!!!!!!!だよね!!!!!!!!!!!!!!!!
奥野さんとさくらいさんの2人で歌われたこの曲、1番はさくらいさんが下、2番はさくらいさんが上、という風にハモっていたような。甘く高い声質のさくらいさんと渋くダンディーな声質(だと勝手に思ったんだけど声にダンディーって言わないか(笑))の奥野さんのハーモニーは本当に耳に贅沢なものでした。

そしてやっぱり嬉しそうな2人の笑顔が何より!!!!
さくらいさんなんて喜び押さえきれないみたいにぴょんぴょんジャンプしたり1番で腰くねくねさせたりと全身に気持ちが出ていたような(笑)あと「時計ばかり気になって」で時計を見るジェスチャーをしたりと、「ROGUEのファン!この曲のファン!」なさくらいさんを垣間見せられたように思います。

にこにこの笑顔でお互いを見ながら歌われ、大歓声で迎えられたこの歌。本当に今日1番にハッピーが溢れる曲だったように感じられました。





そんなハッピーなステージが無事終わり舞台袖に帰ろうとするさくらいさん、途中でスタッフに引き止められます。(どうした方がいいのかな、ってわたわたしてるの可愛かった)
スタッフからのこそこそ話に屈んで後ろで手組みながらふむふむと聞くさくらいさんがめっっちゃくちゃ可愛かったお話はさておき(そればっかかよ)、スタッフから事情を聞いたさくらいさんはスタッフと共に台車(?  なんていうんだあれ、お料理とか運んでくるキャスターついてるやつ……)でケーキを運び、

さく「香川さん、6月1日誕生日!!奥野さん、今日誕生日!!!!」


すみません初めて知りました今日がお誕生日なんですね!!!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(笑)



サプライズも無事終わりここでさくらいさん退場。お疲れ様でした!(笑)
また、お祝いが終わったあとには最後の1曲として「LIKE A MOON」を披露されていました。
お恥ずかしながら私にとっては初めて聴く曲だったんだけれど、奥野さんが叫んだ曲名への歓声やライブ中の客席の「これを待っていた!」というような盛り上がりを見て「きっと代表曲なんだろうなぁ」と感じました。終わった後検索して見た感じでもそうみたいだね。
自分がそのバンドのファンでなくてもファンの方が「これを待っていた!」という反応をされる様を見るとなんだか嬉しくなってしまいますね!喜びにあてられるというか!

「初めて観るミュージシャンの方のライブでも、自分がファンとして行ったのではないライブでも、こんなに楽しめるんだ!」
それを教えてもらった1日だったなぁ、とこの曲を聴いて改めて感じたのでした。












【まとめ的なあれ】

の前にレポ絵的なものを載せときますね。
ざ、雑〜〜!!!!!!!!
(各画像、サムネは荒いですが2回押すと元の画質で表示できます)


















もう思ったことはあれこれ色々あるし感想文本編でもあちらこちらに書かせてもらったけれど、ここではもう今日1番に思ったことを!



「フェスって面白い!」



どういうことかと言いますと、フェス……というよりは対バンも含めた主宰者や共演者がはっきりしたイベント、かな。そういったイベントにおいては主宰者や共演者へ彼らのベクトルが向いているということかそのまま音楽に表れる・それが醍醐味だ、と思ったのです。


例えばRADWIMPSの胎盤で
「今の僕らに、もちろんみなさんに、そして、10周年を迎えてこれからも躍進していくRADに、この歌を贈りたいと思います」
という言葉と共に奏でられた「終わりなき旅」には、明らかにMr.ChildrenからRADWIMPSへ向けられる何かしらの想いが込められていたように思う。
そして今回のライブで言うならば、それは「未完」であり、「FIGHT CLUB」でもあったんじゃないかな。

まだまだ現役として音楽を鳴らしている先輩の背中を追いかけ自分たちも成長していきたいと歌ったのが「未完」、そして青春時代をとっくに過ぎ今や中年と呼ばれるような年齢を迎えた自分たちや先輩たちではあるけれど、同じ時代を乗り越えた同志としてこれからも音楽を鳴らしていこうと歌ったのが「FIGHT CLUB」。だったのではないかな、と思います。だからこそ今回のファイクラはブルフラだったんじゃないかなぁ。

そうそう、「先輩」という風にも書いたけれど、胎盤では「オーバーエイジ枠」と自らを称していたMr.Childrenが今回は最年少だったんだよね(笑)(各バンドの平均年齢を比べると)
それもなんだか面白く感じました。下だって上だっていっぱいいるんだ!いい手本が近くにいっぱいあんだ!!



いつかのラジオの「誰かに向かって話してるのを聴くのっていいよね」って話じゃないけど、誰かに向けてのベクトルを含んだ音楽を聴けるのもまた面白く楽しいことだなぁと心から思いました。
ワンマンライブなどといった観客対アーティストのライブでは見れない聴けないものってあるんだな、ということを改めて思い知ったし、そんないつもと違うMr.Childrenやいつもと違うMr.Childrenの音楽を聴ける贅沢さをも思いました。

本当に来てよかった。行けてよかった。
そしてますます今年の夏が楽しみになった!!






おそらく次にこのブログでお会いするのはロックロックのライブ感想文となるかなと思います。うまく書けるかはさておき、まずは思い切り楽しんで思い切り味わって来れたら!


いつもながらあっちこっち寄り道しがちな感想文となってしまいましたが、最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました!!

ではではこの辺で。






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6/25 GBGB2016@ぐんま感想文①

はてさて暑い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか!今年はエルニーニョ現象の影響で記録的猛暑になるらしいので今から怯えていますみにです!
そんなことはどうでもいいからちゃっちゃと本論に入りましょう、今日はヤマダグリーンドーム前橋であったROGUE主催のフェス・G-Beat Gig Box略してGBGB!!の感想文を書きたいと思い筆を執った次第であります!!

例によって例のごとく主観ありき記憶ありき&余計なことも盛りだくさん、という内容なので半信半疑と薄目をもって適宜読み飛ばすご準備をお願いします!そんなこと言ったら読むとこなくなっちゃうね!(わっはっは)
まぁでもこういった前書きは読んで頂く側の人間としては頭の隅に置いて頂かなければ困ってしまうものでもあるので、どうかそのつもりでお読み頂ければ、と思います。
あと虹ツアーのネタバレも大いに含まれてますので気になる方はお気をつけくださいな!!!!


ではでは早速れっつごー!
















【G-Beat Gig Box 2016  6/25】








リフレクでは来れなかったから初めて足を踏み入れたヤマダグリーンドーム前橋!
名前に「ドーム」と入ってはいますが、元々競輪場でもある場内の空間を横向きに使っていることもありかなりコンパクト。アリーナクラスの会場としても小さい方になるんじゃないかな。そんな小ささとスタンドでもステージからそこまで遠くないという距離感に驚きつつ、スタンド席についたのでした。
とはいえ席はなかけー寄りのスタンド席。モニターがかなり小さかったこともあり見間違いもあるかもしれませんのでそのつもりでお読み頂ければと思います。



以下はまず各バンドのステージへの感想をば。






【クレイジーケンバンド】
トップバッタークレイジーケンバンドさん!!メンバー構成を知らなかったので、バンドとブラス隊、コーラスさんというかなりの大所帯&年齢の幅広さにもびっくり!

元々知っていたのは「タイガー&ドラゴン」だけだったけれどケンさんのコミカルな動きやMC、客席を巻き込んでいくスタイルのステージングが楽しかったなぁ。特に「昼顔」で客席からお客さんを指名してその方の名前を歌詞に入れて「◯◯さん(元は「奥さん」って歌詞)のためなら〜」って歌ってらっしゃるのすっごく面白かった……あれは盛り上がるわ……(笑)
初めてライブを観る人でも楽しめるような、そんなコミュニケーション性とエンタテインメント性が高いステージだなぁと思いました。
GBGBはずっと出演されてるとのことなのでアウェイではないと思うんですが、それでもきっと簡単にアウェイをホームに変えてしまう方たちなんじゃないかなぁ。

あと個人的にはGBGB行きの車の中でヨコサw…「ヨコワケ・ハンサム・ボーイ」って歌詞が話題になった香港グランプリが楽しかった(笑)ケンさんも手で前髪横分けにするジェスチャーしてたね!







【フライングキッズ】
お次はフライングキッズ!これはクレイジーケンバンドにも通じるんですが、フライングキッズもクレイジーケンバンドもブラス隊がいらっしゃったのでこれいい音響で聴けたらもっと楽しかっただろうな〜と若干惜しく思ったり……。(音響は出演があとになっていくにつれて改善されていく感じだった。ので最初の2組は特によくなかった)ちなみにクレイジーケンバンドの時はハウりまくってたマイクはフライングキッズさんでは直ってました。


色気のあるお声!盛り上がるというよりは聴かせるタイプの歌が多かった印象ですが、車の中で予習させてもらったお陰様で「風の吹き抜ける場所へ」が始まった時なんかに「あっこれ知ってる!!」ってなれて楽しかったです(笑)
今回のフェスを通して一番大きく学んだことでもあるけれど、いやぁ予習して臨むとより楽しめるものなんですね……!(笑)(そりゃそうだ)ライブセトリサイトの演奏率ランキング様様です。
ちなみにフライングキッズやこの後のジュンスカはランキング1~5位の演奏率80%台~60%台の曲の中から多くやってくれたこともあり予習の甲斐あった!って感じがあるんですが、ミスチルの演奏率ランキング見てみたら1位のイノワーですら演奏率48%なのね…………………………………………50%以下…………………………………………………………。そりゃセトリ予想なんて出来んわ(納得)


印象的だったのはROGUEの香川さんをゲストギタリストとしてステージ上に招いて披露された「セクシーフレンド・シックスティーナイン」。曲自体がロックであると共にぎゅいんぎゅいん鳴らしまくる香川さんがかっこよくてこんなかっこいいおじさまギタリストがいらっしゃるんだなぁ……などと考えておりましためっちゃ頭悪い感想で恐縮です
思ってるの私だけかもしれないけど香川さんってちょっっっっっっっっとだけたはらさん感ない……?細身だから?雰囲気が麗しいから?だからそう思うだけ??
なんていうか「喋りもギターも雄弁になったたはらさん」って感じがするのです……たはらさんの進化系感……。個人的な意見なのでどうか適当に流してください……でも同意して下さる方いたら嬉しい……(笑)




【ジュンスカ】
も〜〜〜〜〜〜〜〜めっっちゃ楽しみにしてました!!ジュンスカのライブ見てみたかったんだよ〜〜!!!!そして実際にこの日観たジュンスカのステージにも本当に大大大満足です。

「START」、「歩いていこう(←「抱きしめたい」の歌詞の「歩いていこう」の元ネタだね!)」という元々好きだった2曲を聴けたことも、この2曲を含めた全体のステージングもどれもこれも本当にかっこよかった……熱かった…………。


宮田さんのMCが印象的だったので以下に簡単に。

宮田「ジュンスカ、出してもらうの2回目でまだまだGBGB初心者なんですけど、でもわかるんだよ、一昨年来た時よりお客さん多いって。でそれはおそらくMr.Childrenの効果なんだろうって。(客席ざわざわ)みんな思ってることは隠さない方がいい!(笑)(会場笑)
そんな風にしてきて失敗することもあって俺は今こうなっちゃってるけど(笑)でも若いうちは思ったことは遠慮なく言ってった方がいい!
(思い出せないため中略)
このあと残ってるのはMr.ChildrenとROGUEで、おそらくROGUEの前の転換は長くなると思うんだけど、もし万が一Mr.Childrenが先に出てきた場合終わったあと帰らないでくれ!」


今日これをこんな風に言えるのって宮田さんだけだと思った。見る側のこちらもそんなことが起こったら悲しい、起こらないでほしい、と思いはすれど思うことしかできないし、ROGUE側にそんなことを言わせてしまうのも、Mr.Children側に言わせてしまうのも悲しい。だから宮田さんがこう言ってくださったことに勝手ながら感謝のような気持ちすら抱きましたし、同時になんてかっこいい兄貴なんだ……と思ってしまいました(笑)
今日初めて生で見たのに「俺たちの兄貴」「頼れる兄ちゃん」と思わされてしまう宮田さんのこの感じ、なんなんだろう!そういう人柄なんだろうなぁ

そんな宮田さんの「俺たちの兄貴」感が爆発したのがラストナンバー「MY GENERATION」だったように思います。「俺たちの時代!」という力強い叫びから入ったこの曲ではそれまでスタンドで静観していたお客さんも皆拳を振り上げていたのが印象的だったし、そんな風にお客さんを突き動かしたジュンスカのステージングに感激してしまいました。(あと自分の前の列でずっとだんまりを決め込んでいたミスチルグッズを身につけた人たちがそこでやっと腕を動かしてたことに小気味よさすら感じてしまった……笑)

曲の途中で宮田さんがステージから降りアリーナに突っ込んでもみくちゃにされながら歌っているシーンや、曲終わりに客席も一体となって叫んだ「ロックンロール!ロックンロール!」の掛け声に、完全に主観ながら「バンドブームの時代の熱狂ってこんな感じだったのかなぁ」なんて思ってしまいました。宮田さんってバンドブームのあの頃の時代性とか青さを体現している人なんじゃないか。
そう思わされてしまうくらいに青く泥臭く、そして最高に熱いステージでした。










そしてここから満を持して。







【Mr.Children】

宮田さんが「ROGUEの転換が長くても帰らないでくれ!」って言ってたから逆にミスチルの前の転換?休憩?はそこまで長くないのかな、なんて思ってたら待てども待てども休憩が終わらなくてもう緊張ドMAXだった……。(タイムテーブル全く知らなかったもので……笑)途中から手が痺れ始めてなんだなんだって思ってよく見たら緊張のあまりぶるぶる震えててひたすら「早くとどめを刺してくれ……」だなんだと唱えてました……ミスチルとは一体(生命線)


そんなことはさておきその転換はというと。はじめにじぇんのドラムセットが台に乗ってやってきて、続けてキーボも台に乗ってやってきて、ベースとギター×2は出てきたり引っ込んだりって感じでした。
「台に乗ってるって時点でじぇんっぽいよね、次やっぱりミスチルなのかな!」なんて本日一緒に見てた愛すぁとお話してたところで始まったドラムチェックの音で完全に「次Mr.Childrenだ!!(泣)」となりました。全然音楽や楽器のことわからない人間でもじぇんの音だ!ってなるくらいフライングキッズ、ジュンスカのサウンドチェックで聴いたドラムの音とじぇんのドラムの音は全然違う!と思いました。高くてポップ(誤解を招きそうな言い方だけどつまり軽い印象)な音なんだね。

んでもってキーボちょろっと、ベースはほぼやらなくてギターちょろっと、って感じだった気がする。他のバンドは全楽器でかなり入念にチェックしてた(それどころかもう幕間の時間も楽しんで!って言うかのようにふっつーに演奏してた。ギターなんてぎゅいんぎゅいん鳴ってた。)ように聞こえたからなんだかびっくり。そ、それだけでよいの……?(不安)
そしてそんなサウンドチェックの終盤でステージ上から聞こえてきた「アコーディオン音出してください」という指示に耳を疑いました。ア   コ   ー   デ   ィ   オ   ンっていやそんなまさかあの曲やあの曲をやるなんてそんなことまさかまさか(大混乱)
とかなんとか言ってるうちに暗転し。ついに、待ちに待った彼らのステージのはじまりの刻が来たのでした。








暗いステージ上に現れる人影。湧き上がるオーディエンス。でもあんまりに長く待っていた(それはもう今日のこの時間だけじゃなく、去年の11月からかもしれない)から、その人影が本当にMr.Childrenなのか未だに半信半疑で。
期待して叶わなかった時のショックの大きさを知っているからなぁ(笑)
こんなにギリギリになっても、しかも絶対に出るってわかっているステージでもその半信半疑の予防線を外すことはできなかった。

そうやって拍手も出来ずに固唾を呑んで見守っていた登場シーンで、ドラムセットに回り込んだ人が暗闇でもわかるくらいに大きく両腕を振り上げて会場を煽って。「あ、ジェンだ」って思った瞬間明転して、始まったのが






1.名もなき詩
ジャカジャーン!というお馴染みのギターから始まったのがこの曲でした。歓声と拍手の嵐!アコーディオン、の言葉を聞いてどっちだ!?どっちもか!?!!って思ったうちの片方の曲!


いつもの青テレでかき鳴らすたはらさんはいつも通りの黒丸首シャツに黒っぽいジャケット。(暑くないんですか、暑くないんでしょうね!笑)
遠目に見ても髪めっちゃさらふわ。すごい。(語彙力)

なかけーのロングパーマヘア初めて生で見れた……!下ろしていて曲に合わせて振る頭とともに揺れていました。顔ほぼ見えない(笑)得物はいつもの白いジャズベ。
服は白に英語が散りばめられたTシャツ。遠目で見てセンスタ?ポプザ2012?の時のTシャツかなぁなんて思ってたけど終演後写真みたら全然違いました……(笑)

じぇんは青いTシャツにびっくりした!じぇんが青着てるのものすごく久しぶりに見た気がする。いつもよりかっこよさ増し増しでときめいたぞ……。はじめからいつものあのニカッ!っていう太陽みたいな笑顔全開で、「あぁミスチルのライブを見てるんだなぁ」って改めて感じたり。

そしてさくらいさん。白いTシャツ(黒と紫の柄が描いてあったけど何の柄かはわからなかった……)に黒いベスト。茶色いベルトはなんだか珍しいなぁと思った記憶。いつもは赤とか青とかもっとはっきりした色のベルトの印象が強いからかな。あと持ってるアコギ(D-28かな)のボディの色がいつもより濃く見えたんだけど写真で見たら普通に色薄かったので謎……そんなわけで私の目は信用しないでくださいね(笑)
衣装見た瞬間「2008~10年あたりみたい」って感じてタイムスリップしたような気すらしたけれどこのがっつり左流しな前髪はどう見ても現在……(笑)
余談ですが初めて「左流しのMr.Childrenさくらいかずとし」に会えました。2014年のウカスカまでは左流しだったけど、2014年FCツアーは行けなくて、2015年には右流しに戻ってたからなぁ。密かにこの日の前髪事情ずっと気にしてきたから左のままですっごく嬉しかった……生で見て改めてガッッッッツリ分けてんなぁ!(笑)とも思ったけどね!笑



この間日比谷の音漏れで聴いた名もなき詩はかなり原曲よりの歌い方だったように聴こえたんですが、この日の名もなき詩はかなり譜割を崩して歌っていた印象。言葉を前に詰め込む感じ。
1番サビはいつもの感じでお客さん担当!だった気がする!違ったらごめん!
会場は総立ち&恒例の縦振りで応えます。ここだけ見てももうミスチルファンの割合が多いんだろうなぁと窺えました。

2番からは満を持しての  ア  コ  ー  デ  ィ  オ  ン  byさにやんですやっぱりこの曲か!!ここか!!ですよね!!!!(笑)
ここらへんで思ったんですが今日さにやんのコーラスおっきくない?マイクの音量設定かな。コーラスに限らずこの日は全体的にキーボも含めさにやんの音がかなり大きく出力されているように感じました。これはまた後ほど別の曲でも。

久々のミスチルというだけでも感激しきりだったこの曲の中で特に感激したのがこの2番。
だって初めてだよ、さくらいさんが満面の笑みで「逢う度に聞かせーーてくれーーーー!!」で右手耳に翳して「聞く」ポーズしたの!!こんな、実際にライブでやっと出逢えたこのタイミングのこの曲でこんなのずるい……ずるすぎる…………(´;ω;`)
……ってな風に私は見えたんだけど幻覚の可能性もあるので半信半疑でよろしくどうぞ♡♡♡(何しろ席が遠い)(長野の前科はトラウマ級)



そしてそんな2番サビ→「足元をごらんよっきっと転がってるさー!!」と歌い終わるやいなやたはらさんを指さして「ギター!!!!!!!!」のシャウト!!!!!!!!さくらいさんからぐるんと勢いよく左にパンしてたはらさんを映すカメラ!!!!いつものあのフレーズを思いきり響かせるたはらさん!!!!この一連の流れ、最高でした。

そうそう、この日多用されていたぐるんっ!→ピタッ!っていうカメラワーク大好きなんだけど近年のミスチルワンマンじゃ見れないんだよねぇ。(ミスチルはカメラの台数が多い(センスタ頃にどっかで○○台とか言ってたけど忘れた…)→わざわざ1台であちこち撮る必要がない→この1台でこの1人を撮る、この角度を撮る、とかいう風に決めて沢山カメラ設置してスイッチングしているんだと思う)
今日のこれは敢えてというよりは台数が少ないが故のやむを得ないカメラワークだったのかもしれないけれど、こういうカメラが少ない時のカメラワークの方が実際に会場でライブを見ている私たちの目線移動が投影されたような映像に仕上がるので好きだったりします。リフレクライブフィルムとかQツアーの映像とかね。
そんなわけで今からフジNEXTの映像楽しみ( ˘ω˘ )


さてさて、「ぐんまー!!」なんて煽りも交えつつ大盛り上がりに歌い終えた名もなき詩でしたが、一番最後の「愛情ってゆう形のないもの」を歌っているあたり?全部歌い終わったあたり?でじぇんが下手側袖に向かって真剣な顔でスティックで指示していたのがちょっと気になりました。今日全体的に音響うまくいっていないみたいだし大丈夫かなぁ……などと心配しつつ、お次の曲は!







2.Tomorrow never knows
名もなきがジャーン!と終わるやいなや間髪入れずあのイントロ。これもしょっぱなから大歓声が!
私は席がスタンドだったこともあり照明の落ちたことで目立つアリーナ席の左右に揺れるサイリウム(※ただしクレイジーケンバンド~ジュンスカまでずっと振っている人はいたのでここで新たにつけたということではない)を見て未完ツアーの同曲のあれこれを思い出してドキッとしたとかなんとか……は小声で(笑)

これも譜割替えが多かったり「きょーもっ!」を上げて歌ってたりとエモーショナルな歌い方だった印象。そして何より身振り手振りが多く感じました。「避けて」でよけるような手振りをしたり、「世界は」で左腕を大きく広げたり。
あと2番からたはら側に歩いて行ってカメラさん意識しながら歌ってたのが記憶に大きく残ってます。Mr.Childrenでのさくらいさんのばっちりカメラ目線なんてほとんど見たことがない気がしてびっくりしたなぁ。

上述の歌い方や身振り手振りのほかにも、今回は未完ツアーと違って「ウォッオー!」を客席に積極的に(腕を振り上げて煽ってた気がする)振っている場面も多く見受けられたので、この日のとぅもねばは掴みの2曲として積極的に客席とコミュニケーションをとろう、客席を掴みに行こう、という姿勢で奏でられていたのかな、なんて思っています。


あと大サビ前のぐわーっ!って上がるあの照明はなし。(7/6追記:……と思ってたんだけど「ちっちゃいけど一応あった!!」って猛反対にあったのであったらしいです(笑)  でも私席サイドじゃなくて割と正面に近いスタンドだったからあれー!?笑
ただ客席を舐めるようには照らしてなくてほんとにちょびっとステージ上照らす範囲でムービングしたみたい)

ワンマンじゃないから当然っちゃ当然かな、と思いつつ、日比谷でもこの照明演出はなかった(ように見えた、外から見た限りだけど)し、他の方が書かれた虹ツアーのレポを見ていてもなかったという記述が見受けられるのでもしかするともうやらないのかもしれないなぁ。後述する今回のファイトクラブのイントロの照明はワンマンの時のものを踏襲する形のものだったからこの照明演出もできなくはなかったはず。敢えてやらなかったんじゃないかな、なんて勝手に思ってます。
純粋に音楽だけで客席の隅々まで届けるのが難しい大きい会場ではこれからもやるかもしれないけれど、虹ツアーの会場であるホールや今回のGBGBの会場であるヤマダグリーンドーム前橋のようなコンパクトな箱では、あの照明は必要ないのかもしれない。音楽だけで伝えることができるから。
……と言ったらまた反対にあいそうだけど一説だと思ってね、そしてまたあのムービングライトやったときにはどうか笑ってください(笑)









MC

さく「GBGBー!!はじめまして!!Mr.Childrenです!!!!(は  じ  め  ま  し  て  だ  っ  て)(Mr.Childrenのさくらいかずとしさんがはじめましてって呼びかけるの初めて聞いた気がするめちゃくちゃ新鮮)

今日このイベントに呼んで頂けて、幸せです。
もうずっと、アマチュア時代、ROGUEになりたかったですもん(笑)(会場笑)(じぇんも笑)(←これすごくくだけた感じでにこにこしながら言っててかわいかった……)


今日楽屋で奥野さんとお会いさせて頂いたんですけど、前にap fes(bankはどこに行ったんや……笑)で僕が動画の奥野さんと一緒に歌わせて頂いたんですが、
その時は、たぶん歌えなくなったら(←これ違う言葉だった気がする)、野外のステージで体調が悪くなって周りに迷惑をかけたらどうしようと思われたりしてたと思うんですけど、今日奥野さんとお会いしたらンもう肌ツヤがいい!!!!(笑)(憧れの先輩に対して使う言葉かそれ!?!!?笑)(会場笑)

で、『あれから歌い続けていてどうですか?』って聞いたら、歌うたびに肺活量や声量が鍛えられてどんどん出るようになってる、って仰ってて、それが、嬉しくて。(ここほんとに嬉しそうにぽつんと言い添えてて心にきゅんときた……嬉しかったんだね……)

今日はもういちファンとしてROGUEを観るの、楽しみにしてます!!(にこにこ)あでもその前にMr.Childrenを聴いてください(笑)(会場笑)

この後ROGUEがやると思いますが今日は最後まで、楽しんでってください!!(会場わー!!)」


ここでじぇんが「最後まで」に合わせて顔の左側(たはら側)にドラムスティックを構えて→「楽しんでってください」で右側にスイングさせながらお辞儀するのがんも〜〜〜〜〜〜〜〜めちゃくちゃかっこのかった!!!!紳士か!!!!ジェントルマンか!!!!ジェンだけに!!!!!!!!(笑)
これ、ほんっと全国のジェンファンの方々にご覧頂きたいです……フジテレビNEXT頼んだぞ(圧)
(一応レポ絵としても描いたものもあるので後ほどそちらも見て頂ければ幸いです笑)

ただそんなジェントルマンなじぇんもMCの序盤では喋ってるさくらいさんの後ろに映っちゃってるのもお構い無しに黒いタオルで顔ずべーっと拭いて→そのまま顔からタオルを離さずスライドさせる形で首元もぐいーっと拭いてたりしてたので前後のギャップが激しすぎる……(笑)





と、余談は置いておきまして、



さく「今日、いろいろやりますがもし知ってる歌だったら好きに歌って!思いっきり楽しんでください!最後までよろしくお願いします!!」






そんなMCから入ったお次はこの曲!








3.HANABI
これは「知ってる歌だったら好きに歌って!」の好例だなぁ!!(笑)もちろんその言葉通りに会場は喜んで「もう一回もう一回」コールしていた印象。
リフレクツアーと違ってキーを下げていましたが、それでも少しばかり高音が辛そうに聴こえました。思わずラスサビの一番の高音が出るか不安になってしまいましたが、なんとか出していたという感じでした。

たはらさんはいつもの水色のはなびのエレキ(名前知らない)で、さくらいさんは名もなき詩と同じD-28。
2番終わり頃かな、さくらいさんがギターの先端(本当にはしっこ、手がぎりぎり届くか届かないかって位置(笑))に留めてあったカポを頑張って手を伸ばして取って慌てながらネックにはめてたように見えてかわいかったです(笑)

最後はいつも通りじぇんとさくらいさんがアイコンタクトしつつフィニッシュ。









4.花-Memento Mori-
はなびが終わって照明が落ちた暗いステージで、確かさくらいさんのアコギから始まったんだったかな。最初音が篭ってよく聴こえなくてシーラカンスかと思ってどきどきしてしまった……(笑)

歌い始めはさくらいさんの声とアコギのみだったところに、次第にさにやんのキーボ、続けてなかけのベースが加わって、「同年代の〜」からドラム&ギターが加わるっていう形だったと思います。この「同年代の〜」までのパート、さにやんのキーボがオルガンみたいな音だった&暗い(紫がかった照明がついてたかもしれない)中でさくらいさんのみに明るいピンスポが当たっていた(←これは記憶に自信ない)っていう二つの要素が相まってすごく神秘的な印象でした。個人的に花にはSONGSの夕焼けみたいな暖色の照明の印象が強いので不思議な感覚。


それとやっぱり特筆したくなってしまうのがCメロ!!!!
「やがてすべてが〜」で赤い照明が思いきりフラッシュフラッシュ!!!!ここのゴリゴリにロックなサウンドとメンバーが激しくかき鳴らす姿に、この照明演出がめちゃくちゃ合っていてほんっと興奮しました。かっこいー!!
さくらいさんも歌詞をシャウトする合間(「やがてすべてが〜」と「わかってるんだよ〜」を歌う間)でマイクスタンドから離れて後ろに下がってはその場で身体ごと揺らしながら足踏みして?ステップ踏むようにして?かき鳴らしてました。たまらんかっこいい……(病名:「花のCメロにかっこいいしか言えない病」)

音響があまりよくなくて「愛・愛」をどう歌ったかよく聴き取れなかったのは無念(´;ω;`)
とにかくさくらいさんがシャウトし切ったところでおなじみたはらさんのギターソロのターンなんですが、ちょっと失敗しかけつつよたよたしてしまっていたような(笑)心配なのかどうなのかさくらいさんはずっとたはらさんの方を見て見守っていました……


ラスサビでは「♪ラララーラーラ♪ラララーラーラ」をお客さんに任せるだけでなく
さく「笑って咲ーくっ」\花になろー/
なんて振る場面もあったんですがこんなコール&レスポンス今までにあったっけ?覚えてないだけかな?(笑)
内省的なはずのこの曲でコミュニケーションをとることがなんだか新鮮に感じました。





(←次(と言いつつ前)の記事につづく)

ある6月4日のにっき

6月4日、日比谷公園に行ってきました。そんなおはなし。虹ツアーネタバレあるのでお気をつけください。

以下ワンクッション。
























6月4日(土)

その日の私はというと、11時頃現地に着いてお花撮りつつ(ちなみにお花、開演10分くらい前に至るまで断続的に増えていったんだけど当日開演直前に届くお花ってどうなん……笑)12時に当日引き換え券に落ちつつ、タイフェスの屋台で買ったお弁当を食べて辛い辛い言いつつ、開場1時間前からメンバーが音出しをはじめてまさか曲リハはしないだろ〜こんだけギリギリだし〜とか笑いあってたらまさかの5曲ものリハをして前代未聞の状況に驚愕しつつ、中に入る友人をお見送りしつつ、ライブを音漏れで聴きつつ、という感じでした。
当然音漏れを聴くために行ったわけではなかったのですが、結果としては音漏れでリハ~ライブ本番まで聴くような形となってしまいました。
ので、軽くレポのようなメモのようなものを置いておきます。誰も得しないメモ(DTM)なので適宜読み飛ばして頂ければと思います……(笑)



まずは簡単にリハについて。グッズ販売が始まった頃にメンバーが入って、販売始まって1~2時間くらい?経ったところから各楽器単体の音出しが始まったってな感じでした。ちなみに私全く入り待ちとか見なかったんですがちょうどツアトラ撮りに行って元の拠点に戻るタイミングで横からやぶたさんが車(でかくて白いマイクロバス)でやってきて通ったんですが、あの………普通スタッフさんが運転するのでは…………??やぶたさん自分で運転してたんだけどあれ自分の車……??あんなおっきいのが…………????(笑)
写真展で「ツアーごとに色を変えるバスに乗せてもらってる、いつ降ろされるかわからないけれど今のところは誘ってもらって乗り続けている、乗り続けたい」ってお話されてたことを思い出して「バス自分で運転してるやん!?!!?!(笑)」ってちょっと笑ってしまった……チームの内側の方になったんだなぁなんてちょっぴりほっこりもしつつ……(笑)



話戻してリハのお話。楽器ごとのリハは断続的に&時にいくつかの楽器同時になりつつドラム→キーボ→ベース→アコーディオンやブラス→(おそらく)たはギター(ちょっと長め、この間に一回さくらいが声出しがてらにか「エエエーエエーー!!」みたいな感じでシャウトして辺りが騒然とした)ってな感じ。
これらが終わった時点で15:00過ぎてたんで「開場1時間切っての曲リハはさすがにないよね……」なんて話してた、ら



突然







さく「だああああありんだあああああああああありいいいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!」









(  ω )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙






びっくりしすぎて思わず人の影に隠れた上で目を塞いだ人はーい!!!!(※音漏れなので意味無いやつ)

ほんっっとに驚いた……。曲リハ自体ないと思ってたし、何よりしるしって、今回のセトリにない……。
キーは下げていましたが1番?2番?サビから最後までやってくれました。やっぱりセトリにHOMEからの曲が多いからだったのかなぁ、嬉しい選曲に嬉しいサプライズでした(´;ω;`)


その後はクラスメイト、GIFT(キー下げ、2番譜割替え多めで歌う。ららら〜らら〜ら〜は歌わないで「君から僕へ〜」を歌っていた)を歌って。
そしてリハも進んでついに4曲目に至り。全く知らない曲をやりました。
普通リハは数曲さらった後最後に本編1曲目をやるとのことなのでおそらくこれが噂に聞いた新曲(おとぎ話)なのだろう、もう40分回っているしこれでリハは終わりなのだろう、などと話していたらまさかまさかでさらに5曲目として水上バスまで……(笑)
結局リハは15:50(※開場時間は16:00)まで続きました。前代未聞すぎます……びっくりしましたほんと……(笑)
そんなリハの音漏れが音「漏れ」どころではない音量で聴こえてくる公園内(音楽堂外)では1曲リハが終わるごとに大喝采が巻き起こっていたのですが、リハ終了直後にさにやんが「チケットを手に入れられなかった人たちのためにも気合を入れてリハをしました!」とツイートしていたのを見
てほろりときました…………(´;ω;`)


一応セトリ的にも書いておくと、
しるし
クラスメイト
GIFT
おとぎ話
水上バス


ってな感じです。




こんな感じでリハが押したので開場も押してしまい(16:12の時点でスタッフさんが「まだ場内セッティングが済んでいないので入場お待たせしています」ってアナウンスしていた)、開場したのは15分くらいだったかな。
見ているとなんだか意外なほど多くの人が中に入っていきました。こんなに多くの人が当選したんだなぁ……。

入り終わって開演したのは17:10~15頃。
以下、ライブ本編についての感想&レポメモです。ほんっっとにメモです(笑)ちなみにライブ中にメモはしてなかったので正確な記憶ではありません( ˘ω˘ )




おとぎ話
想像していたよりも曲調は穏やか、でも歌詞が本当にシビア。1曲目からこんな歌詞の新曲を持ってきたことにびっくり

・水上バス
アコーディオン!!!!柔らかい印象に。声が優しくて気持ちいい。間奏の口笛のところもアコーディオン。


もうずっとずっと一番聴きたかった曲。イントロのアコーディオンの音色が聴こえた瞬間に崩れ落ちて丸々1曲の間ずっと号泣することしかできなかった。中で聴きたかった、これを歌う奏でる彼らの姿を見たかった、ずっとずっと聴きたかった、と思わずにおれず悲しかったことしかほぼ覚えていない。
ただひとつ「誓う、そう誓う、誓う!!」は印象的だったから覚えている、強い声

・彩り
前曲から引き続き泣きやめない……(笑)どんな笑顔で歌っているかあまりに想像出来て。
「今っ僕のっ!!(強調)目の前の人の!!(目の前~は歌う感じ)
この目の前の人に自分は入っていないんだなぁって


MC
気持ちいいよぉー!!
チューハイとか飲みたい、でも僕らは仕事なもんで(笑)
でもみんなはもう自由に見てね!的な


・ゆめいくみはっぴ
気持ちいい曲をやります!!の声のあと奏でられた曲。気持ちよかった〜!!ブラス編成って聞いた時にまっさきに期待した曲だったんだけどほんと生のブラスで聴くこの曲さいっこお……

・クラスメイト
音が贅沢、ディナーショーみたい!これはホールに合ってただろうなぁ
原曲の声と今の声の違いをまざまざと感じる。当時とは比べ物にならない透明感。
最後の高音、無理矢理出して外す→上げて誤魔化そうとして更に大変なことに(笑)

・ピアノマン
がっごいいいいいい;;;;;;;
さにやんのピアノはたけしのピアノとだいぶ弾いてるフレーズ自体違った。ホーム野外で聴いた記憶が蘇って頭の中でなぞっている自分がいることに気づく。さくらいさんの歌い方も全然違う。あの時と違って今回は崩して歌わず原曲寄り。
ベースかっけえよ〜〜〜〜〜〜
本当に興奮した……これちゃんと中で聴きたかったなぁ……

・きゃんでぃ
最後の切なそうに言い残すような声が本当に本当に……。声がめっちゃいい

・妄想満月
じぇん「アオ〜〜〜〜ン……アオ〜〜〜〜ンアオンアンアン!!アンアンアn「朝〜が〜き〜た〜なら〜」」(←容赦ない被せワロタ)

・もっと
たくおさんフルートにチェンジ。ファルセット使わず地声で歌ったからびっくり。
「裸電球」の瞬きの中で奏でられるこの曲、本当に見たかった

・傘の下の君に告ぐ
このあたりで外の音響は中の音響よりもアコーディオンが一番聴こえやすいようになってるのかな、と思った。本当ならもっとギター等の音ゴリゴリに聴こえてるはず。
付け足したイントロのブラスメインのアレンジがかっこよかった、そこから通常のイントロへなだれ込む形。
これかマシンガン?のアウトロのドラムがかっこよかた……

・マシンガンをぶっぱなせ
イントロどうだったかは忘れたけどとりあえずポプザ2001風のアコギから始まるものではなかった。さくらいさんがこの曲の間ギターを持ってたのか、ハンドマイクだったのか気になる
「事に意味は無い」や「もはや罪だよ」をあげて歌う2014-15旅人スタイルだった
ずーーーーーーっと聴きたかったよ、かっこいいよ、かっこよすぎるよ(´;ω;`)

・waltz
ABメロはリフレク、未完ツアーと演奏が同じで懐かしく感じたけれどサビなどでアコーディオンが加わってまたひとつ妖しい印象に。
お花みたいなあのムービングライトと亡霊とのダンスのないwaltzってどんな感じなんだろう

・血の管
歌とピアノのみ。声きれー……

・こころ
優しい曲。忙しい僕ら、おとぎ話、こころと聴いてみて次のアルバムはどんなアルバムになるかなぁなんて考えてた

・くるみ
声がきつそう
一瞬あがるところで完全に声が出なくなる時があった

・GIFT
「君から僕へ、僕から君へ〜」「君から君へ、あなたからあなたへ〜」で白い強いムービングライトが客席をぐるっと照らして回るのを見て感動した
歌詞をそのまま体現したライティングだなって

・HERO
これも声きつそうだった
ずっと赤メインの照明だった気がする

・足音
「僕達にとって大切な曲」「歌えたら歌って」
ただ泣いてた

・通り雨
さく「今日は暑すぎず寒すぎずいい日だった、だから明日は雨になるよ(笑)(翌日ほんとに雨になってびっくりした……)
いいことがあったら悪いことがある……でもその雨の後に虹が出るかもしれない」
照明が明るかった印象
じぇ「甘えるのがいやで〜〜(オク上)(爆笑起こる)寂しいのが苦手♡(ここはセリフ風)
あまのじゃ〜〜〜くだとォオオオ〜〜(オペラ風)」
ドドン!
さく「君は笑うけれど!!(笑)」
この流れずるいわ〜好きだわ〜(笑)
サビ前半はさくらい主旋律(+小春「通り雨」ハモリ)→後半さくらい下小春ハモリ

・虹の彼方へ
めっちゃ盛り上がった
イントロ→1番入るところで閃いた虹色の照明が綺麗だった
イントロ以外でも照明色とりどり
声がハッピー


アンコール待ちの照明も虹色



・名もなき詩
さく「俺たちの歌!!○○の歌!!!!」(力強い声)→名もなきへ
1番サビ観客

・つもねば
大サビ照明ぐわーってあがるやつじゃなかったっぽい

・あんまり覚えてないや
「もう1度〜(orみ〜んなで〜)!くり〜か〜♡日比谷(低)」(オク上めっちゃかわいい声→低い声ワロタ)
さにやんのハモリよかったよ〜〜

・忙しい僕ら
たくおさんフルート
1番静か→2番からダイナミックに、っていうアレンジめっちゃよかった、好き
1番と2番で全然印象が違う




とまぁこんな感じでした。外から聴いていた感想でしかありませんが、お客さんにとっても、彼らにとっても、きっとハッピーな夜だったんじゃないかな、と思います。声が本当にハッピーそうだった。
それがもうなによりです。


そして私もまだ整理がついていないのでなんと言ったらいいのかわからないのですが、自分が聴いた感想としては、とにかく至極当然ながら、早くミスターチルドレンのライブに行きたいな、と思いました。
ミスターチルドレンのライブに行けなかった穴は、ミスターチルドレンのライブに行くことでしか埋まらないんですから(笑)
だからこの日「あー今穴空いてるなー」ってきちんと思い知れたことは本当によかったなぁと思いました。「会えなかった」という事実を、やっと受けとめて悲しめた。



あとやっぱり虹ツアーの東京公演、本当に本当に参加したかった。

各地に音楽をお届けする、っていうスタイルのツアーだからこそきちんと自分も「地元」として迎えるような気持ちになれる場所で、自分を育ててくれたふるさとである東京で参加したかった。自分のHOMEで。「HOME」のアルバムから多くの曲が奏でられたのもそれゆえだったんじゃないだろうか。

これからも虹ツアーは続く。そりゃ心底行きたい。一番大好きなHOMEの数々の曲をまたブラス有りで聴きたい、ずっと憧れていて聴きたかったあの曲この曲を聴きたい、今のMr.Childrenに会いたい、etc……。でもどこでもいいから参加したい、っていうのも自分の中で違うなぁと思ってしまうんだ。もちろん誰かにこの気持ちを押しつけようなんて思わない。自分が申し込む上でのお話です。だから虹ツアー秋の東北の部は申し込まなかった。
また東京でやってくれるとは限らない。(むしろ1度やったのだから可能性は低いだろう)……これから先虹ツアー参加できるのかな、参加したいな…………でも本人たちの働きすぎはこわいからほどほどにしてほしいなぁ…………などといろんな気持ちが去来してならない………………(笑)

彼らが健康に、楽しく、やりたいことを思いきりやってくれるのがやっぱり一番だから、何よりもまずはそれを祈ってます。夏のフェスラッシュも、秋のツアーも、無事最高の夜になりますように。




そして願わくば、いつか彼らのかける虹を見ることができますように。


どうか。

RADWIMPSの胎盤11/28(RADWIMPS×Mr.Children)感想文3ラスト

******

RADWIMPSのライブ恒例の「もしも」の合唱アンコールを経て、明転したステージ上にようじろうが。

「特別なことをしたいと思います!!(会場わー!!!!)
内緒だかんな!あ、でも家帰って家族に自慢するくらいならいいけど(笑)」

と言ったところでようじろうがさくらい&たはらを呼び、ステージに現れた2人。さくらいさんはステージ中央のマイクスタンド、たはらさんはそれを通り過ぎ舞台上手側の椅子へと向かい、ステージ上はようじろうを真ん中に左にさくらいさん、右にたはらさんがいる状態に。
左にさくらいさん 、右にたはらさんがいる状態に。

左にさくらいさん

右にたはらさん


左さくらい


右たはら




たはらさんがよく見える
(※私たちなかけー側)




  こ  の  異  常  さ  が  お  わ  か  り  だ  ろ  う  か 



ライブでの演奏しながらの移動(イノワーとかエソラとか)を除いてたはらさんがさくらいさんより右で、というかすっかり"なかけー側"という言い方が定着してしまうくらいなかけーの定位置となっていた上手側で演奏するのって、一体、何年ぶりなんでしょうか……………………いや、もしかすると知らないだけで最初に機材を逆に(現たはら側なかけー側に)置かれてしまったというそのテレビ出演以降にも逆になったことはあったのかもしれない、けど、もうとにかく"たはらがなかけー側にいる" "たはらがさくらいより右側にいる"という状態にどびっくり阿鼻叫喚だったよ……………………胎盤…………スゴイネ…………スゴイネ…………………………。(呆然)


そして登場して沸きにわく会場からの\さくらいさーーーん!!!!/を拾っての

「そんなに呼んだら聴こえちゃうだろ!!!!(笑)」(会場笑)
「もう夢みたい……」

を受けたさくらいさん。突然いたずらっぽく微笑んでギターを抱え直し、マイクに唇を寄せたかと思うと。
本当に優しい声と優しい笑みで。


”はきっと今  いつかの、夢の上に立っているー んだね、

君はきっと今 誰かの、夢の上に立っている…
…………(ギターちゃらーんと弾き終って)(にこっ)」


「(あまりに良すぎて
……ッ~~~~~~~~~っ帰ろう!!!!!!!!!!!(叫)
」(会場笑)



( * ´ω` * )
 
( ・ω・    )

(´・ω・`)

(´;ω;`)



たった数フレーズのカバー、それなのに永遠にすら感じられました。
さくらいさんが冗談めかして歌った「夢番地」の本来の歌詞は「""はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね」、なんです。

だからこの「君」って、きっと君、野田洋次郎のことで。そしてその「君」と呼びかけるのは、今この時だけ彼の歌を歌ったその人、桜井和寿で。

今この瞬間、今日のこのステージのことを歌ったんだ、きっと。
「夢みたい」と語る彼の夢の上に立って歌を歌う今この瞬間のことを。


ずるいよ、本当にずるい。
ずるい、
(´;ω;`)


この曲を、こんな形で、今日この時のものとして聴くことができるなんて思ってもいなかった。
この後のステージでもう一度思い返してより一層思い入れが深まる1曲でもあるのですが、それはまた後ほど。

たった2行、だけどすごくすごく心に残るカバーだったのでした。
お陰様でその直後のようじろうのMCの記憶がありません(感動の代償)(笑)



とりあえず
「今からやる曲は~~自分が選んだんだけどなんちゃらなんちゃら(覚えてない)」
とか
「俺はもうリハで2回聴いたんだけどなんちゃらかんちゃら」
とか次の曲について言及して(ほんとに覚えてなくてごめん笑)、さくらいさんにバトンタッチ。


さく「たぁ~のしいよぉ~↑(笑)
もうね、ビール飲みながら聴くRAD、さいっこぉ(笑)(口めっちゃゆるくなってるかわいい(笑)(笑)

あのね、さっき僕らのクロスロードって曲をカバーしてくれたんだけど、古い曲だったからみんな微妙に知らないって感じだったでしょ?笑(会場:そんなことないwwwwwwwwwwwwww)
今からやる曲はもっと古いんだけど……。(しかもさらに古いんかい!!!!笑)」


「ミスチルって今デビュー何年なの……?
勝手に30年くらいやってる気がしてるんだけど……」\23年ー!!

「23年!!あーじゃあほんとに最初の方の曲なのかな……。俺が7歳の頃の……92年?違ってたらごめん」


そんなMCを受けて え、何、何やんの、え、と周りと一緒にざわざわしていた、ら、その曲が。




En.1 車の中で隠れてキスしよう 


    絶        叫     (※そういう曲ではない)


まさかまさかのまさかすぎるよ!!!!!!!!もう会場のあちこちから喜びの悲鳴があがっていたような気がします、わかるよ、わかる、嬉しい……信じられないよね……私も信じられない………………(´;ω;`)

1番さくらい
2番よーじろう

という感じでそれぞれメインをとり歌っていたんですが、もうさ、今のあのさくらいさんの透明感のある声(「車の中で〜」のCDの声はもうちょっとこもった声な気がする)での1番が最高じゃないわけないし、プールを舞台とした2番を歌ったのがようじろうだったことに偶然のような必然のような奇跡的な僕らの出会いを祝してこの歌をお届けしますうんめぇ!!!!じゃなくて運命を感じずにいられませんでした…………いやもうこれはわざとだ必然だ……絶対運命…………(´;ω;`)

(ようじろうがその年初主演した映画「トイレのピエタ」に出てくる大事な場所のひとつがプールなんです、そしてそれは主題歌としてリリースされた楽曲「ピクニック」にも出てくる。)
別々のバンドにまるで同じシーンを歌ったかのような楽曲があるだとかその2つのバンドのボーカルが一緒にその曲を歌うだとか、こういうリンクほんとニクい……ずるい……大好き…………(´;ω;`)


そしてそんな最高ずくめのこの曲の中でも格別の至福をもたらしてくれたのが2番終わって→大サビでのハモリでした。ようじろうが主旋律を歌うのに対して  ま  さ  か  の  さ  く  ら  い  か  ず  と  し  上  ハ  モ  リ!!!!!!!!!!

言っちゃうぞ君は夢の救世sあの数節が自分がこれまでに聴いたどんなハモリよりも美しかった、本当に。

桜井和寿の声も野田洋次郎の声も、低く太く猛々しい、というよりは高く甘いと形容できる声質なんじゃないかな。つまり相性抜群、ベストマッチ。 しかもさくらいさんが 上  ハ  モ  リ (二回目)なんですよそれなんて最高な感じ優しい感じ甘さ増し増しなのよ!!!!!!!!(泣)(泣)

ほんっとうに綺麗、大真面目に言うけどあれは天使の歌声だった、私がネロなら完全にルーベンスの絵の前で召されてる(生きよう)(脱線)

その二人の声が寄り添うように奏でるハーモニーはもう本当に柔らかくて、繊細で、優しくて、美しくて、そしてどこか切なげで。もう耳が幸せとでも言いたいくらいに本当に極上の時間でした。とりあえずさくらいかずとしよくぞ、よくぞ上からハモってくだすったせんきゅーどーもありがとおおおおおおおお!!!!!!!!!!(´;ω;`)


またMr.ChildrenとRADWIMPSは、ポップ・ロックバンドでありながらも数多くの美しい名バラードを持っているという点でも通じ合うバンドなんじゃないかと思うんです。この曲はそんな二つのバンドのバラードにおける強みと魅力と、二つのバンドのボーカリストの顔たるその"声"とを存分に味わえる最高の選曲だったとすら思えるんです。

声とギター二本とピアノというシンプルな構成ながら、本当に贅沢で豊潤なアンサンブルでした。もうようじろう本当に本当に素晴らしい選曲をありがとう、わかってる……わかりすぎてるよほんと…………(´;ω;`)





はてさてそんな最高のコラボレーションが終わったところでたはらさんはお帰りになられ。ステージ上にはようじろうとさくらいさんの二人となったところで再びようじろうが


「さっきもちょっと話に出てきたんですけど、今からきっかけになった曲をやりたいと思います。RADのメンバーも呼んで。いらっしゃい!!」

で、RADのメンバーと二人のサポメンさんが出てきて、

「もうアンコールだから料金外だと思って好きなように楽しんで!俺も好きなようにやるし好きなように楽しむから!!歌える人は一緒に歌って!!」

そんな言葉を皮切りに奏でられたのは、待ちに待ったあの曲。





En2.有心論

恐らくこの日最も大きな歓声をもって迎えられたのがこの曲だったんじゃないかな。きっとこの胎盤が決まった時から誰もが待ちわびていたであろう、本当に象徴的な、記念すべきコラボレーション!!!!

もうイントロから信じられない思いでいっぱいでした、まさかこんな日がくるなんて。
"さくらいさんの歌う有心論"はapに行くことの叶わなかった自分にとってはもともと夢のまた夢、そしてやっと聴けることになったかと思えばまさかのBank Bandのではなく"RADWIMPSの有心論"。

Mr.Childrenが好きで、桜井和寿というボーカリストが好きで、RADWIMPSが好きで、そしてずっとBank BandのカバーもいいけれどやっぱりRADWIMPSの有心論が一番好きだ、さくらいさんが"RADWIMPSの有心論"で歌うのを聴いてみたい、なんて叶いっこないことを夢想してきた自分にとってはこの上ないご褒美。

だからはじめ現実味なんてこれっぽっちもなかった、けど、出だしっから音程も好き放題にまるで自分の歌のように生き生き笑顔で歌うさくらいさんや、そんなさくらいさんに刺激されたのかいつものこの歌での飄々とした歌い方が嘘のようにエモーショナルに歌い上げるようじろうや、サビでの二人のハモリや、いつものようにCD音源はなんのそのと初っ端からガンガン鳴らしまくり!な演奏、そして「歌って!」の言葉通り思い切り飛んで歌う会場がもう痛いくらいに「今ここにいる」「これは夢じゃない」ということを教えてくれました。そのどれもがライブじゃないと、今ここにいないと目の当たりにしていないものだものね。


主に1番がさくらいさん、早口パートのある2番がようじろう、3番やサビは一緒に、という形で歌われたこの曲の中で最も鮮明に覚えているのは、「息を止めると心があったよ」からのさくらいさんのパート。

息を止めると心があったよ、そこを開くと  き  み  がいたんだよ!

左心房に君がいるなら問題、はない!!

ない!! !!  な   い   よ   ね !!!!!!!!


その歌詞を歌うのがずっとずっと聴きたかったんです。この歌詞を歌うあなたがずっと見たかった、この歌詞を歌うあなたの声をずっと聴きたかった。
そうあなたが言い切るのを、ずっと聴きたいと思ってた。

「問題、はない、ない、ないよね」の声のその力強さと説得力は本当に予想通りに想像以上で、本当に真っ直ぐ届いた。
これを聴けたのがもう一番でした。


ブレイクからなだれ込み最高潮の会場のテンションと演奏の中二人が全身全霊で歌い上げるラスサビも本当に確信のようなものと強いエネルギーに満ちたもので。
RADWIMPSとMr.Childrenの、野田洋次郎と桜井和寿の架け橋となった記念すべき曲。そんな曲を共に歌う場に居合わせられて幸せでした、本当に。



そしてそんな珠玉のコラボレーションが終わり感極まったさくらいさんの高音での「RADWIMPS~~~!!!!」が「○&;a※@?■~~~!!!!」にしか聴こえなくて暫く「何言ってんだ???」って考えてしまったとかいうオチはシラナーイワカンナーイ(笑)






歓声と拍手に見送られながらさくらいさんが去ったステージ上には、今度こそRADWIMPSとサポートメンバーのみ。
そのステージ上で野田洋次郎が語り始める


「もう一曲やってもいいですかっ!

……夢は叶うとか努力したら報われるとかそんなこと俺は口が裂けても言えないんだ。そう言う人のことも絶対信じない。だって世の中はそういう風にできてないから。

でもそれがなんだって思う。

現に10年間やってきてうちらが今ここに立っているということは、事実として今あなたの目の前にあります。あとはそれをあなたがどう思うかです。
うちらみたいなのもいるんだってことや今日の共演が、あなたたちにとっての何らかのメッセージになったらとても嬉しいです。

一緒に生きていきましょう。」


「今の気持ちを歌います、良かったら歌える人は一緒に歌ってください」






En.3 夢番地
一緒に歌うことも、跳ぶことも出来なかった。
あんまりに特別な歌だった、この日のこの夢番地は。
申し訳ないくらい主観的にしか語れません、すみません……。


「今の気持ちを歌います」というその言葉通り、そしてアンコールのはじめでさくらいさんが歌ったその通りに、きっとこの日の夢番地は、10周年を迎えることができて、そして憧れのバンドと共にステージに立つことが出来たこの日のことをそのまま歌ったものなのだと思いました。今歌っているこの場所が紛れもない「夢番地」なのだ、と。

終演後にこれまでの胎盤ツアーのセトリを見直したら、夢番地をやったのはツアー初日と最終日の公演が行われたZepp Tokyoのみで。それもなんだかとても嬉しかった。


そうやってRADWIMPSのことを考えながらRADWIMPS自身のものとして聴き始めたこの曲。でも、聴いているうちにそんな意識もぼろぼろ剥がれていってしまった。

いろんな人の顔や言葉、いろんな思い出や景色が浮かんでは消えていった。


一緒に行こう、と言ってくれた人がいたこと
いってらっしゃい、と言葉をかけてくれた人がいたこと
よかったと言って想いを託して見送ってくれた人がいたこと

同じこの駅で、同じ観覧車を見ていた日があったこと
ずっと憧れていたこと
ずっと夢見てたこと

今やっとここで彼らに会えたこと

今一緒にここでこの歌を聴けている人がいること


今日のこの場所は、自分にとっても紛れもない「夢番地」なんだということ。
そこに今いるということ。



「僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね」



一度そう聴こえてしまったら、もうこの歌の全てがそう聴こえてしまって。もう涙を止めることなんて出来なかった。

もし今日この日の胎盤公演の中で一曲だけ挙げろと言われたら、あれだけ恋焦がれたMr.Childrenの曲でもなく、あれだけ全身全霊で楽しんだRADWIMPSの曲でもなく、あれほど胸踊らされた奇跡のカバーナンバーでもなく、迷わずこの曲を選びたいと思う。

RADWIMPSにとっての、そして自分にとってもの「夢番地」で聴けた夢番地。
この日の景色も、この曲も、この日ここで聴けたことも、絶対に、忘れません。









*********



退場のことは覚えてないから割愛するね(笑)
これにてライブは終了です。せっかくなのでまったく参考にならない胎盤めも絵も貼っときます。




以下は蛇足、誰も得しない感想文まとめになります。

あくまで私がそう思っただけ、という個人的な見解が大いに含まれています、と前置きをば。








とにかくもう、初めて見た「ZeppのRADWIMPS」 「ZeppのMr.Children」 は本当に最高だった。想像していたとおり、いやそれを遥かに越えて。


これまで私はRADWIMPSを横アリやたまアリといったアリーナクラスの会場でしか観たことがなかったのですが、ずっと同じクラスの会場でのMr.Childrenのライブを見てきた自分にとってのRADWIMPSのライブはいつだって驚くべきものでした。

だって横アリが「アリーナ」じゃなくなってしまうんだもの。「まるでライブハウスみたい!」と何度思ったことか!
そう思わされるくらいの観客のテンションと熱と運動量、ステージ側と会場側の一体感。自分がずっとRADWIMPSのライブで満たされてきたのはその部分だったし、RADのライブの一番の魅力として感じてきたのもそれだった。
自分が長らく「Mr.ChildrenになくてRADWIMPSにあるもの」として思ってきたものが、たぶんこれだったんだと思います。
RADWIMPSはどんなに大きなハコでもライブハウスに変えてしまう!すごい!


……とはいえライブハウスのRADWIMPSなんて見たことないからそんな感想が的外れなものなのか少しでもかすっているものなのかもわからないわけです(笑)
だからずっと本当にライブハウスでやるRADWIMPSを見てみたかった!だから今回ZeppでのRADWIMPSが見たかった!


そしてそんな憧れの「ライブハウスのRADWIMPS」を見た今、やっぱりその想像は間違いじゃなかった、なんて思ってます。ライブハウスはRADWIMPSのホームグラウンドなんだ、そして彼らはどんなに大きいハコでもライブハウスに変えてしまえるんだ。そう思います。

これから先、もし彼らがドームでやったとしても同じ熱とテンションに会場を沸かせるんじゃないかな。「躍進」の果てに何があるかはわからないしそれを「躍進」と呼ぼうという訳じゃないけれど、これからもいろんな会場でいろんなRADWIMPSを見たい、聴きたい、と改めて思いました。



そしてMr.Children。
長らくアリーナクラス~ドーム、スタジアムをホームグラウンドとしてライブを行ってきた彼らのライブはいつも大掛かりなセットとモニターを駆使した映像演出に支えられてきました。
もちろんそれは「足りないから補う」のではなく「より増幅させるため」の装置。なにせハコが大きい、そしてそんなハコでも隅々まで届けたいと思うからこそ。

そんな彼らのライブはいつでも鳴らされる楽曲そのものの魅力やメッセージを丁寧に鮮烈に魅せてくれました。それを受けて一曲一曲を噛み締め味わうのも、大好き。それがMr.Childrenの最大の武器でMr.Childrenのライブ最大の魅力だと思う。
「RADWIMPSになくてMr.Childrenにあるもの」を挙げるとすればこれになるんじゃないか、と思います。もちろんRADWIMPSに完全に無いと言いたいんじゃないよ、「最大の武器」として比べるならこれになるんじゃないかな、くらいのお話。


でもそれと同じくらいにただ音楽に身を委ねて跳んで振って声を上げるのも大大大好き!!なんです。
エソラやイノワー、マシュマロで馬鹿みたいにはしゃぐのも旅人やれむちゃんやフェイクで理性ぶっ飛ばすのも、大好きなライブの楽しみ方のひとつ。ショーや「コンサート(演奏会)」として観るのでなく今そこで鳴らしてるものとして全身で受けとめて、全身で返したい!!!!

前述の「Mr.ChildrenになくてRADWIMPSにあるもの」に照らして言うならば、今まで自分のそのような欲望をいちばんに満たしてくれていたのはRADWIMPSでした。勿論これも、「最大の武器」として比べるなら、のお話。


でも、この日のMr.Childrenは違った。
この日のMr.Childrenが最も満たしてくれたのはまさにその欲望でした。

必要最低限の視覚演出(照明)と演奏、声、そして己の肉体のみでもってZepp Tokyoに挑んだMr.Childrenが見せてくれたのは、等身大で剥き出しの彼ら自身と音楽、その音と肉体だけで圧倒し魅了しようという気迫に満ちた熱く雄々しいステージング。それに煽られ熱狂し、負けじと声と身体を使ってステージに何かを打ち返そうとする客席。
そこに生まれたのはただただ純粋に音を、空気を、衝動を楽しもうという空間。


ライブ中、
「あぁ、そうだよなぁ、音楽って『音を楽しむ』って書くんだもんなぁ」
「今まさにそれをしてるんだ」
なんてクサイことを思ってしまったくらい、本当に本当に楽しくてなりませんでした。
こんなMr.Childrenを、こんなMr.Childrenのライブをずーっと見てみたかった!!!!こんな空気の中でMr.Childrenのライブを味わってみたかった!!!!!!
それがまさに叶ったんだと思います。




このライブが終わってからこの感想文を書くにあたって、「なんで自分はこんなにもZeppとZeppのMr.Childrenに憧れたんだろう?」と繰り返し考えてきました。

そしてたぶんだけど、その決定打となったのはあのLIVE FILMだったのだと思う。

あのLIVE FILMで観た彼らがいつもの3割、5割、いや10割増し(それ単なる200%や)と言っても過言じゃないくらいに格好よく、ライブも観客もいつも以上に熱く且つアットホームに見えて。あのぎゅっと人が詰まった会場に同じくたくさんの情熱と興奮が所狭しと詰め込まれているのを
感じたんだろう。だからこんなにもZeppというハコの魔法のようなものに憧れたんだと思う。


そんな憧れを連れてやっと目の当たりにすることのできたZeppはどんな場所だったか?と問われれば、こう答えたいと思います。

「音を楽しむ」という音楽の根源的な味わい方を十二分にできる場所、

ロックバンドとしてのMr.Childrenを最大限に肯定してくれる場所、

音楽とそれを鳴らす者、それを楽しみたいものにとっての、天国のような場所。
ロックンロールの天国。


そしてそんなZeppで目撃した彼らはただただ"ロックバンド"で、"ロックスター"で、最高に格好よくてたまらなかった!


ちょっと、いやだいぶ大げさな物言いかもしれない。でも実際そうなのかどうかなんて関係ない。
大切なのは「そう思っちゃうくらい最高のライブだった」ってことなのだから。




そんな最高のライブ、でもここが頂点でも終わりでもないのです、きっと。

2マンツアー、そしてこの胎盤公演での対バンの経験はきっと彼らにとっての大きな刺激となったのではないかと思います。きっといちファンの自分が云々いう以上に大きな発見と刺激を持ち帰ってるんじゃないかな。

そんな2マン&胎盤を「インプット」と捉えるならば、絶対に次のMr.Childrenはここで得たものを「アウトプット」してくるに違いないと思う。足音ダイアリーで約束してくれた通りに。
「未完」という言葉を地で行く彼ら、2マンも胎盤も発表当時は驚いたけれどその言葉と照らし合わせれば必然的な発想だったのかもしれないと今は思います。今ある手札全てを切った100万人規模の観客を前にした壮大な「アウトプット」が終わったからこそ、新たな自分たちの可能性を模索しよう、「インプット」しよう、と。

そう思うと今からもう「次のMr.Children」が楽しみでならない、今回のライブが本当に最高だったからこそより一層!
飲み込んで、消化して、筋肉に変えるまでそうすぐとはいかないと思うから、気長に待つので必ずや次の音で未完ツアー後に吸収したものを見せつけてほしい、教えてほしい、と思うばかりです。今から待ち遠しい!!






さて、こうして長々と書いてきましたが、最後に最も個人的な話をば。

自分はMr.Childrenが大好きです。そしてRADWIMPSも大好きです。

この胎盤が決定した時に私はついったで 「もし自分が行けなかったとしても心から祝福できる対バンライブだ」なんて言ったんですけど、正直、参戦した今となってはもし本当に参戦できなかった場合どう思っていたかわからないです。
でも行った今改めて「本当に祝福できる対バンだった」と心から思うし、何より参戦できて本当によかった、本当に嬉しかった、楽しかった、と思ってます。


別にMr.ChildrenもRADWIMPSも私のものなんかじゃないんだよ、そんなこと百も承知なんです。
でもね、やっぱりファンだからね、RADWIMPSのファンであろうお客さんがMr.Childrenの音楽にノって楽しんでいる様を見て嬉しかったし、一緒に見てたMr.Childrenファンのみんなが楽しそうに思い切りRADWIMPSの音楽にノるのや「この曲すごく好きなんです、聴けて嬉しい」だとか言うのを見ててもやっぱり嬉しくてならなかった、し、

そして何より、ステージ上の両バンドがお互いに目いっぱいの愛とリスペクトを表して最高のステージを魅せてくれたのが。
RADWIMPSとの胎盤への意気込みや思い出を楽しそうに語るさくらいさんと幼少期からずっと親しんできた「ミスチル」との共演の喜びを全面に纏って思い入れと憧れを語るようじろうの姿が、その幸せに満ちたステージが時間が空気が、嬉しくて愛しくてなりませんでした。
自分の好きな人が自分の好きな人を「好き!」って言うのってさ、自分の好きなものと自分の好きなものが惹かれあうのってさ、そんな場所に居合わせられるのってさ、こんなにも嬉しいことなんだね。想像もしたことなかったよ。


このふたつのバンドを大好きで、そしてこの幸福な邂逅に立ち会えて、本当によかったと思います。
本当に本当に幸せだよ。


本当に、もういろんな憧れや幸せや夢が叶ってしまった、とんでもない場所でした。
今でも思ってしまう、夢みたいだったって。


夢みたいに幸せでした。






随分長くなってしまいましたが、これにて私の「RADWIMPSの胎盤@Zepp Tokyo」は終了です。
長いわ主観的だわポエミーだわなんだわでごめんなさい、最後まで読んでくださった方には本当にお礼を言いたいです……ごめんね…………(笑)


そして最後になりますが、関わってくれた、連れていってくれた、一緒に見てくれた、見送ってくれた、全ての人に最大の感謝を伝えたいです。



最高の夜を本当にどうもありがとう。
あなたたちがいてくれなければきっとこんなにも幸せな夜にはなりませんでした。
本当に本当にありがとう。




ではでは、
またいつかのどこかの会場で。

RADWIMPSの胎盤11/28(RADWIMPS×Mr.Children)感想文2



*****

さてさてお次はRADWIMPS、の前にMr.Childrenのステージ終了後のインターバルでドリンク交換へ。念願のZeppのペットボトルホルダー貰って感激(´;ω;`)(´;ω;`)

そして戻ってみると自分たちの後ろにも前にも人が増えててびっくり。ミスチルで前にいた人が下がったのかな、wimperさんが上がってきたのかな。わからないけれどとりあえず私の実感としてはミスチル後人が減ったとは感じなかった、と様々な流言と比す意味でも残しておきますね(笑)
あと先にお伝えしておきますが私ほんっとラッドのライブについての感想文を書く習慣がない&ずっと飛んでることもあってラッドサイドの感想文は本当にほぼ内容ないです、すみません(笑)


いつの間にかいきものさんの日でも聴いたあまりにも大胆なサウンドチェック(マイクで「あーテステス」etc何度も何度も繰り返す)も終わり、先程同様の紹介SEが流れ、モニターには広がる毛細血管。
中央に RADWIMPS 、と出たかと思うや否や映像は心電図のようなイコライザに切り替わる。
イコライザは1曲目のその曲のBメロ(だった気がする)のワンフレーズを繰り返すのと連動し、何回か繰り返したのち、ついに。




1.DADA
明転し歌い出すようじろう。
いつも自分がラッドのライブで一・二を争うくらい楽しみにしてるのがこの曲の出だしでドラムのさとしの元にくわと武田が集まって3人でドラム叩く(くわと武田はシンバル)、というワンシーン。

でも、今回のツアーではさとしがいない&ツインドラムとのことでずっと「ここどうするんだろう」とツアー前から気になっててちゃんと見たいと思ってたんです
、が、結局いきものさんとの胎盤でもこの日の胎盤でも身長的に見えませんでした(笑)ちくしょおおおおおお!!!!!!!!!!!;;;;;;(後日幕張のワンマンでやーっと見えたんですが、武田がみっきー、くわが刄田さんの元で叩くというツインドラム対応な入りに変わってました!とさ!)


1曲目からDADAって本っっ当にずるいし攻めてると思うし1曲目からもうもう会場のボルテージマックスで楽しかった……。自分にとってのライブでのDADAは例えるならばミスチルのライブでいうところのeverybody goesでありイノワーでありエソラなんです、ライブでのキラーチューンなんです。(えびばで好きだから真っ先に出してしまう)

1曲目からえびばでちゃんかましてくるってそりゃ、そりゃもうどんなファンサービスなのよ今日のライブどんだけテンション高くやるつもりなのよ!!っていう感じですらあるのです。というかライブでのえびばでちゃん本っっ当に大好きだからお願いまたやって;;;;;;;あんなに昔はやってくれてたじゃないかライブといえばえびばでちゃんえびばでちゃんといえばライブだったじゃないか;;;;;;;;;;;;(脱線)


そしてそんなただでさえマックステンションな曲なのにさらにサビ前で「いくぞおおおおおおおおお!!!!!!!!」なんて煽ってくるので1曲目からぜえぜえはあはあだったけど楽しかったのでいいんですよいいんですよ!!!!

この日もちゃんとようじろう印の「よくできました」を貰えました(いつもDADAの後のようじろうは「よくできました」って言う)、いつもより低い悪そうな声でちょっと笑っちゃったけど(笑)




2.ギミギミック
実は胎盤決定後自分の中で勝手に「ミスチル側にカバーしてほしい曲」に挙げていたうちの1曲がこの曲でした。
この曲を歌うさくらいさんの声が想像しやすいからかな、すごくさくらいさんの声に合うと思うんです。……とか考えてたんですがもちろんカバーなどせず(笑)
なんにも覚えてません、楽しかったです!!!!!!!!(小学生)




3.DARMA GRAND PRIX
ちょっとだけ、ちょっっとだけね?レーザーなくてちくしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!ってなったのは内緒です(笑)(※レーザー大好き)(いきものさんの日@横アリではあったのに……うううう(´;ω;`))


そんなことはさておきこの曲といえばなんといっても間奏でのベース&ギターバトル。お恥ずかしながら、「ベースという楽器だけでここまで曲として聴かせられるんだ……!!」と知ったのはその昔ラッドのライブでこのベースとギターのバトルを見てから、でした。
お互い交互に技巧を凝らしたフレーズを鳴らし合い、それを繰り返すうちに交代のペースが早くなっていきいつしかギターベース一緒に演奏していて。このままラスサビになだれ込むのか、と思った瞬間ブレイクし、会場が呆気にとられている間に華麗にラスサビへ!!!!!!!!
この一連の流れが  超  絶  かっこいいんだ本当に興奮する……!!!!このブレイク挟んでのラスサビでの会場の熱狂といったらもう!!

あとこのギターベースバトルは大抵照明と連動していてギター(くわ)を照らす時は上手側の照明、ベース(武田)を照らす時は下手側の照明がそれぞれを照らし出すのですが、ついさっきまでミスチルを見ていたこともあり普段ワンマンでラッドを観るとき以上に「あっそっかミスチルとベースとギターの位置逆なんだ(笑)」と実感させられました(笑)




*MC(※超絶曖昧な記憶です、ニュアンスだと思ってください(´;ω;`))

くわ「RADWIMPSです!!
今日になって楽屋で話してリハをやるまで今の今までコピーバンドが来るんじゃないかって思ってました!!!!笑」

あとここでのくわだったか覚えてないんだけど誰かがどっかで「さっきステージ裏で握手したんですけど、あんな顔で、あんな声で、あんな風に歌うんだね…………」なんて言ってた記憶。


そしてようじろうの第一声はというと


「やばいねやばいねやばいね!!!!(興奮)(かわいい笑)
もうほんとはビールでも飲みたいような気分だったんだけど、この後ライブだったんで(笑)

多分うちらを知らない人もいると思うんですけど、今年10周年ってことで対バンツアーをやってます(的な説明をする笑)

Mr.Childrenに○○ように(負けないように、や恥じないように、ではなかった気がするんだけど思い出せない…)やりたいと思います!!!!(客歓声)」




4.05410-(ん)
前述したイントロでの「 へい!へい! 」だか「 ハイ!ハイ! 」だか掛け声が起こったのがこの曲。wimperさんたちが声を出し始めたのにつられてRADファンかミスチルファンかなんて関係なく会場全体が一体になって拳を振り上げて掛け声を上げていたのはなんだかとっても嬉しい光景でした。

ライブのこの曲ってCDとは比べ物にならないくらいのテンポの速さで演奏されるんですが、このこれ以上上がんないんじゃないかってくらいの速さと早口でもって歌い上げられる曲に身を委ねてただ飛んでいるのがもう楽しい楽しい!!
(そして今CD音源聴きながらこの文書いてて「こんな遅かったっけ??wwww」ってなってる(笑))

あとすっごいどうでもいいことなんだけどこの曲ってサビ全部英語だからこのサビ欠かさず合唱するwimperさんたち見るたび「みんな英語できてすげえ……」という謎の感動を覚えてしまう(めちゃくちゃあほな感想)……いやいや私もこの曲は覚えてるけどね…………。
基本的にRADの英詞カタカナで書き出して覚えてるくらいの英語苦手人間なので事あるごとに"RADと英語"について考えてしまうんだ……wimperさんたちってめっちゃ英語できそうだよね……すごいね…………(めちゃくちゃあほなコメント)




5.遠恋
映像があった気がするんだけど忘れてしもた……。
おこしてまでの曲たちがRADWIMPSのロック的なモードを示す曲たちだとすればこの曲はRADWIMPSの持つバラード的なモードを示す曲のうちの1曲目だと思いました。
といってもこの曲はまだまだ真ん中よりは「ロック寄り」な曲だと思いますが。ダルマと比べれば軽めながらベースギターバトルも健在だし。ここら辺主観ね!異論反論どうぞどうぞ!!

と、「踊らせる」方向から「聴かせる」方向に向いたこの曲になって初めてこの日のようじろうの声の調子に意識が向きました。
いきものさんの日にも「いつもよりお客さんに振るパートが多い」「いつも上げて歌うであろうところを上げずに歌ってる」「ちょっと調子が悪いのかな」という印象を抱いたりしていたんですが、この日の序盤はそのいきものさんとの日よりも調子が悪く感じました。

例えば2番の「この距離です」、「るのです」、の「きょ」、「る」の高音をきつそうに裏声にして歌っていたり、ちょっとテンポがよたよたしていたり。
「隣にいたら~」からは綺麗に歌いきっていましたが、「今日の調子大丈夫かな」と少し心配になったきっかけの曲でもありました。




6.ヒキコモリロリン
声の調子〜とかこっちが勝手に心配してたのを跳ねのけるかのように、今度はいきものさんの日はほぼ全部お客さんに振ってたイントロのパヤッパヤもほぼ全部ようじろう自身が歌う形で突入したヒキコモリロリン。

ライブで聴くのは今ツアーが初めてなのですがこうして生で聴くと改めてこの歌息継ぎねええええええ!!!!!!!!野田洋次郎の肺活量は一体どうなっているんだ………………。

そしてライブDVD「生春巻き」を見ては楽しそ〜だな〜!!と思ってた憧れの掛け合いのあれこれができてもう嬉しくて嬉しくてならなかった!「ヨーヨー!!」「RADWIMPS!!」「ワンワンワン!!」「あかさたなかまさやだ!!!!」も叫んだしジャンケンの必殺は最初は「パー!!!!」でパー出してしっかりチョキなようじろうに負けてきたので思い残すことはない!!!!(笑)

それとこれもとても主観的な感想なのですが、ライブだとCDの音のバランス(ドラム>ギター)と違いギターの音が一番大きくなるためかなんだかのほほんとした印象になる……(笑)


今日ばっかりは「顔のでっかいほくろ」で和寿桜井を思い出したヤツ挙手(私です)




7.アイアンバイブル
ようじろうのピアノ(CDと違い最初は何の曲かわからないように遊んでポロポロ弾いて→既存のフレーズへ)からこの曲か!!!!いきものさんの日はここでTummyをやったため思わぬセトリ変更によっしゃ!!!!と歓喜した瞬間。頭上で光を乱反射しながら回り出す


ミ    ラ    ー    ボ    ー   ル 


し  ぬ  ほ  ど  興  奮  し た

(私の大大大好きな2大照明演出:ミラーボールとレーザー)


ほんとに口あんぐり開けちゃったよ……しらなかった……Zeppってミラーボールあるんだ…………すごい…………最高……………………Zeppのポテンシャル計り知れない……………………Zepp最高…………………………………………………………………………………………

ミラーボールが照射される白い照明光を反射しながら回転するので会場中を光の粒がきらきらぐるぐる、ミラーボール自体もきらきらぐるぐる!!!!
おまけにステージについているカラフルなムービングライトが会場・ステージ分かたずあちらこちらを照らしてまわるもんだからもう視覚全体がポップでキュートでドリーミー!!!!!!!!

この日のラッドの照明演出でダントツに大好きでした、音楽と照明が相まって心地よいずっといたくなる空間だった……。
そして前述のカラフルなムービングライトにエソラ!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)ってなった人挙手(私です)


そしてあくまで印象ながら、今ライブ中最もようじろうが歌うのに苦心しているように感じたのがこの曲の2番でした。
全く途切れずほぼ息継ぎなしで歌わねばならない該当部分の歌詞を歌い切ろうとして少しずつ歌詞がずれて遅れていっていた印象……。

自分がかつて同じものを感じたリフレクツアー横浜のREM(その日さくらいさん声の調子よくなかったbutれむは高音連発)じゃないけれど、コンディションがマックスじゃない状態だと寧ろ歌い手に牙を剥いてくる1曲なのだと感じられました……




*MC
前曲が終わり明転するとステージ上にはようじろうのみ、だったような。


「ミスチル……もうミスチルって呼びます!!(笑)(会場笑)
もう勝手に、俺にとっては25年くらいの付き合いなので!
6歳……7歳の頃だっけな、ニューヨークや、テネシーや、ロサンゼルスに住んでたんですよ。○○の頃まで。(なんて言ったか聞こえなかった……)

で、当然日本の音楽は全く入ってこない状態で過ごしてたんだけど、あるとき日本からいとこが遊びに来てくれて、日本の音楽を持ってきてくれて。
まだMDとかもない頃だからテープ……(お客さんがテープ!!?!みたいな反応した?)(のを受けて)
そう  て  え  ぷ  !!(笑)(どうせお前ら若いから知らないっていうんだろ!!笑  みたいな言い方)

みんなどうせ年下なんだろ??(笑)
10代!!!!\はああああい!!!!
20代!!!!!!!!\はあああああああい!!!!!!!!
ぺーぺーだなっ!!!!!!!!(会場爆笑)

(しかしあれだね、ここで30代まで聞かないあたりが年齢層の違い)(ちなみにのだようじろうくんは30歳です)


で、まだMDもないから、4本のテープにまとめて持ってきてくれて。それがミスチルだったんです。(会場大盛り上がり)

それで俺にはそのテープしかなかったんで、もう「これが日本の音楽だ!!!!」ってわけで(笑)それでずっと、4年間その4本のテープを車の中なんかでそれこそ擦り切れるまで、テープが擦り切れるという現象を起こすまで繰り返し繰り返し聴いて。4ヵ月とかじゃないからね、4年間だよ?繰り返し聴いてて家族にも嫌がられて(笑)

そうして育ってきて、初めて好きな女の子に貸したのも、ミスチルです。(会場ひゅ~~~~~!!!!)といってもニシエヒガシエだったんだけどね。(会場爆笑)小5くらいだったかな(笑)」

と、見事すぎるオチをつけて(笑)、次の曲へ。




8.Cross Road
話し終わりおもむろにギター(エレキだったかな)を抱え直したようじろう、弾き出したのはこの曲でした。

テンポは崩してちょっと遅め、自己流の弾き語りでのクロスロード。月並みですが、もうすっごく、すっごく、よかった。

ギターと声だけという二つの要素だけで紡がれるクロスロードは、その構成のシンプルさの反面本当にあたたかくて、優しくて、ロマンチックで、でも切なくて、ほろ苦くて。もうどれだけ言葉を連ねても足りないくらい素敵だった。
あの甘い高い声も流れるような英語(そう、ようじろうが歌うあまりに発音のよいlookin' for loveとticket to rideで「あ、そっかここ英語か!笑」なんて改めておもったくらい(笑))も本当に耳に心地よかった。

とてつもなく深い敬意と愛情が、その音や声色の隅々にまで込められていたように思います。それを目の当たりにできた本当に贅沢な、幸福な時間でした。一番でやめてしまったけれど、最後まで歌うのを聴いてみたかったなぁ。


最後に「ありがとうミスチル」、なんて言っていたけどこちらこそ本当にありがとうと言いたいような気分だった。ほんとに。




9.ふたりごと
とにかく歌声の力を最も感じた一曲、でした。

この歌の中でも特に大好きな「君と書いて恋と読んで僕と書いて愛と読もう」「そんな歌いつか作るよ」の詞の部分でほぼアカペラになるのがたまらなかったし、 そして何よりこの歌のピークとも核心ともいえよう「一生で一度のワープをここで使うよ」での鳥肌が立つくらいに力強い、決意のような・意志のようなものに満ちた声。

その詞もさることながら「どれだけ深い愛か」「どれだけ強い想いか」をその声色だけで表現してしまうという、声というものの持つ説得力をまざまざと感じた一曲、でした。Mr.Childrenのステージの隔たりで桜井和寿の声にそう思ったように。

声の印象が強すぎて全く演奏のこと語れるような形でおぼえてなくてごめんね(笑)




10.夢見月
色とりどりの光がモニターに現れては消えていく映像と演奏の妙が印象的だったこの曲。
前曲ふたりごと、この曲、と連続で聴く中でようじろうの声が調子を取り戻したような印象を覚えました。

この曲はもう演奏もぽろぽろしてるし声も甘いしとかわいい要素満載なんですがなんといっても一番のかわいいポイントは間奏の口笛(メンバーみんな)一択だと思う、お世辞にも上手いとは言えない、いやむしろ(皆まで言わない)(笑)
頼りない口笛の合唱とモニターに抜かれた彼らのとんがった唇、そして会場のあたたか〜い笑い声まで全部含めて大好きです(笑)




*MC
ここからはベースの武田のMC。


たけ「メンバー紹介をしたいと思います!!!!(会場わーーー!!!!)
今回、うちのドラムのさとしが病気になってしまって……、二人のドラマーを迎えています!!まずは森瑞季、みっきー!!\みっきー!!!!!!!!

みっきーはね、昔ミスチルのファンクラブに入ってたんだっt「俺の方が好きだし!!!!(ようじろ)」(会場爆笑)

うん、でもね、みっきーも好きなんだって!(笑)(がんばる武田笑)
今日すごいテンション上がってて、昔ファンクラブも入ってたんだって(笑)(2回目)」

みっきー「ファンクラブ入ってました!(笑)」(何回言うのwwwww)


たけ「お次は刄田綴色ー!!(会場わーーー!!!!)
東京事変というドラムもしてた……(東京事変というドラムwwwwwwwwww)(会場爆笑)東京事変というバンド!!!!(笑)(照)」


と、メンバー紹介が終わったところでようじろうへバトンタッチ。

「俺の知ってるZepp東京はこんなもんじゃねーんだ、なんか、もっとこうブワッとかドュワッとかそんな感じなんだよ、2週間前来た時と全然違う……なんかさみしいよ、ここZepp東京だよね?(笑)(会場笑)

桜井さん(かミスチル?)も歌ってたじゃん、旅は終わんないって(笑)まだ旅は終わんないんだろ!!?!!(会場わーーー!!!!)
まだまだいけるか!!?!
はっちゃけんぞ!!!!!!!!!!!!(会場イエーーーー!!!!)」

(ここのMC、序盤調子が悪かったからこそ『心配すんな!!もう大丈夫、もっと心置きなく弾けていいんだぜ!!』って気持ちを込めて発した煽りだったんじゃないかな、なんて勝手に思ったり。)
さてさて煽ったところでお次は!!!!!!!!




11.おしゃかしゃま
待ってました、「はっちゃけんぞ!!!!」の言葉に相応しいこの曲!!!!キラーチューン中のキラーチューン!!!!!!!!(と私は勝手に思ってる!)


この曲のハイライトもまたやはりベースギターバトル!!!!しかもこちらはDARMA~と違いバトルが盛り上がっていくにつれついにはツインドラムも巻き込んでベース&ドラムペア、ギター&ドラムペアでのバトルへ!!!!

長く弾きだしておっついに曲本編再開か!!!!!!!!と思うや否やまた暗転&演奏消失、の繰り返しに翻弄され焦らされ会場も盛り上がるわ笑いが起こるわ(笑)
最終的にはベースギターバトル再開→一度ブレイク→ラスサビへ、という流れで会場もステージもマックスのテンションでラストまでなだれ込みました。RADさんいっつもこの曲イントロとか間奏とかどこかしらで焦らして焦らしてくるんですけどほんっっとよーーーーく分かってる(笑)、焦らされたあとの爆発がいっちばん楽しいんだよ(笑)

RADのこういうところ……純粋に演奏や音だけでこんなにも魅せてくれる、興奮させてくれるところがほんっと大好きです。あとやっぱり素人耳で聴いても演奏力高すぎると思う……かっこいいったらありゃしない……。


ラストはいつも通りのライブアレンジでジャンッ!ジャンッ!ジャンッ!!!!でフィニッシュ!!!!




12.ます
息つく間もなくなだれ込んだのはこの曲。
も〜〜〜あほみたいに盛り上がった!!!!

会場中が手をつき出しながらイントロから通して叫び続ける 「アイ!!!アイ!!!アイ!!!」の声がようじろうの歌う声と合わさって見事綺麗に一つの曲になっちゃうのは圧巻。双方の力があって完成する曲だなぁ、なんて毎度思ってしまいます。

元々2分くらいしかない曲がライブでよりスピードアップするから本当にあっという間。楽しくてずっと聴いてたいのになぁ!2倍の長さでやってくれてもいいんだよ!!!!(やんない)


\迷わずYOUーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!/(これが言いたい曲だよね)




13.あいのべる
たしか一言「新曲です」という前置きをして入ったこの曲。(ちなみにいきものさんの日は 「じっくり、時間をかけて作った曲です」と語っていた)
この日唯一、小説を模したページの映像を流すことでモニターに歌詞を表示した曲でもありました。

その詞を目で追いながら聴いていたら本当にいろんな想いが去来してどうにも泣けてきてしまいました。
すごく大切な、より深く伝えたい歌詞だからこそこうしてモニターに出したのだとは思いますが、こちらとしてもこうして出してくれることでより深く噛み締められたように思います。




14.いいんですか?
「ます」同様に明るい会場、これもきっとコール&レスポンスがあるからこそ成り立つ、双方の力で完成させる1曲だよね。

「ありがとうの勝ちは、もう」\間違いない!

「必ずや到達するよ」\100万回!

だってさ!だってさ!だってだってだってだってさ!!(高)
だって僕のこの世の最期の言葉は君に言う」
「「ありがとう!!!!(よ&会場)」」の掛け合い、大好きです!!


ラスサビ前のブレイクでようじろうが会場に呼びかけた「ありがとーーーーーーー!!!!!!!!!」も嬉しかったなぁ。
この部分に限らず、多くの曲の終わり際で「ありがとう」や「どうもありがとう」と声をかけてくれていました。




*MC
たけ「あと3曲です!!\え〜〜〜〜〜!!!!/
俺らが『えーーー!!』だよ!!(笑)」

「今日の武田なんか違うな、新米教師みたいだな(会場笑)
この武田も愛してるよ(さらっ)(会場きゃーーーー!!!!笑)
皆さん、これが武田です」
武田ーーーーー!!!!!!!!笑
(この1日を通しての謎の武田人気)(よかったね武田!!!!笑)



そして語り始めるようじろう。


「なんか昔から自信があって、音楽をやってる自分が好きで……。10年前俺たちにしか出来ない音楽をやろう、と約束してからこうして10年間やってきました。

なんか、10年前はこんなに音楽が好きじゃなかった気がします。多分10年の間に何度もライブをやって皆さんと会って、皆さんが好きにさせてくれたんだと思う。皆さんのおかげで今はなきゃならないものになってしまって。

音楽がどんどん好きになってて、このままいったら俺死ぬ時にはどうなっちゃうんだろって思うくらい今音楽が好きです。だからこれからも音楽を作って、自分のかわいい子供みたいに育てて、そして皆さんのところに届けたいと思います。これからもRADWIMPSをよろしくお願いします。」

「10年前の曲を、やります」




15.25個目の染色体
ただただ聴き入っていました。モニターに映る青いぼわっとした(緑色のぼわっとした略じゃないよ)光?もや?も、曲も、声も本当に綺麗で。

特に2番のアカペラが本当に本当に美しかったです。歌い崩しと高音アレンジ。




さてさてここからは次の曲に向けての声出し練習のお時間!

へーーホーー!!カモン!!」\へーーホーー!!!!

と声出ししていくんですが、回を追うごとに長くなっていき3回目(最後)には

へーーーーーーーー!ホーーーーーーーー!!」とかなり長々。

お手本のようじろうが8カウント分指折り数えるのを真似するように会場も数えながら歌いきり、息つく間もなく次のその曲へ!





16.君と羊と青
ただただ飛んで、腕を振り上げて、声出し練習の成果を見せつけるようにサビ前で\オ〜〜〜オ〜オオ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!/なんて声を張り上げ!とにかく楽しくてならない1曲でした。

アウトロで「もう1回!!!!もう1回!!!!」コールが起こるの忘れててコール乗ろうとした時にはもうアウトロアンコール始まっちゃって楽しくてどうでもよくなってしまった(笑)



そしてようじろうの「ミスチル愛してんぞーーーーッ!!!!!!」の叫びを皮切りにラストの曲へ。




17.会心の一撃
元々大好きな曲、でもこの曲の直前に叫んだその一言と、Mr.Childrenのステージを思い出して何だかいつもとは別の聴こえ方をした曲でもありました。


この胎盤の後日に行われたデビュー10周年の年を締めくくるワンマンライブでは「これが俺たちの会心の一撃」という言葉と共に鳴らし、
いつもライブで披露する際は間奏で客席に向かって「幸せになれよーッ!!!!」と呼び掛け、
そしてこの日、「ミスチル愛してんぞ!!!!」の叫びをもって奏でたこの曲。

きっと、Mr.Childrenが 「今の僕らに、もちろんみなさんに、そして、10周年を迎えてこれからも躍進していくRADに、この歌を贈りたいと思います」という言葉と共に彼ら自身に、客席に、そしてRADWIMPSに贈ったのと同じように、この曲はRADWIMPS自身に、客席に、そして憧れの先輩であろうMr.Childrenに贈られたのだと思うんです。
この日の会心の一撃は、きっと終わりなき旅のアンサーソングだった。そう思えてならない。

なぜなら、ラスサビ前でのようじろうの全身全霊の「飛べーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」の雄叫びと
それに応えて全力で飛びながら観客が何度も叫んだ「世界!!!!!!!!!!!!」に、

終わりなき旅の「叫べーーーーーーッ!!!!!!!!

おわーーーっり!!!!なーーーーーっき!!!!たーーーーーーーーっっび!!!!!!!!」を見たから。


そこにあったのは「未来への意志」を謳った曲として、バンドの持つ最大のエールソングとして、今目の前にいる人に絶対に伝えようとする強い強い意志と決意。それは自分があの「終わりなき旅」に感じたものとぴったり重なっていました。
だからね、もしかするとRADWIMPSの「終わりなき旅」が「会心の一撃」なんじゃないか、同じことを別々のバンドが歌うとこうなるんじゃないか、なんて。そんなことも思いました。

「これから躍進していく」という言葉に応えるかのように・体現するかのように奏でられたその曲は、アンサーソングとして鳴らされるからこそ、より一層の自信と力強さを身に纏っていたように思う。

そこで謳われた「未来への意志」……これからも進んでいこう、進んでやる、やってやる、という意志は、アンサーは、本当に確かな証明として響き渡りました。