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へそのお追記

細かいとこで思ったこと


幕張のトレモロの天井のレーザー?星空映像になってうれし〜〜〜!!!!
最初の方の「ます」でよじろたけくわが「アイ!アイ!」に合わせて一緒にぴょんっ!ぴょんっ!ってするのめっちゃかわい
たけだの顔が良すぎて話が頭に入ってこない(福山雅治現象)
セトリ変更指示終わったあとソファ?につっ伏すたけだかわいい……
みっきーのMUSIC MAKES NEW WORLD Tシャツ
やっぱり英語が喋れるっていうようじろかっこよすぎるう……(基本的)あとパリ公演?かなんかで柵の数について店のオーナーらしき人と交渉して→自分でも荷物移動させる、ってシーンすごく好きだ、本当に自分たちのライブを自分たちみんなの手で一緒に作り上げてるって感じ。人任せでなく自分で決められる人たち。
これだけ大きいバンドでありながら自分たちで決められる、とかようじろのメンバーがいるから〜って発言とかにミスチルを思い出したり
照明ミスした五月の蝿正直半分顔見えて&荒々しくてかっこよかった、2回目見てやっと気づいたけど演奏中たしかに照明の指示とばしてたのね
しかし実はアンコールで五月の蝿をやるっていうことがようわからんかったりする、どういう気持ちで聞けばよいのだろう……どういうつもりでその選曲なのだろう……。
照明のことがあってギスギスした楽屋を撮って映画にそのまま使うってなかなかできないと思う、でも綺麗事で済ませていないということもあってかなり好きなシーン
ここでちょっと気が立ってるようじろをフォローするように「お母さん〜のとことかよかったよ」なんて声をかけるくわ……ここめっちゃ好き……。SONGSドキュメントのノブナガ聴いてさくらいさんを持ち上げようとするじぇんちゃん思い出したり……(ミスチルで例える芸人)(あのさくらいさんがじぇんに強く当たるシーン、逆にメンバー間の信頼関係が見える気がして大好き)
10年後どうなってるんだろうね、こんな動けるかな、客層どうなってるかな、の話、ひとまわり上のバンド(某オーバーエイジ枠(笑))を追っている身としては「だいじょーぶだいじょーぶ(あたたかい目)」って気持ちで聞いてた、大丈夫新しいファンは常に入ってくるし40代なんてまだまだ元気よきっと
寝台車?かなんかでカーテンから顔出してるくわかわいいね〜またようじろがこどもに話しかけるおかあさんみたいな口調で話しかけてるのがね〜トータルでかわいいね〜(so cute!とか言ってるしね)
ウノしすぎな
道中の映像が映れば映るほどに仲良くてかわいい〜〜
あのギター沢山出てる椅子のくわ(キマってない)→たけだ(普通にかっこいい流石イケメン)→ようじろ(闇の帝王感)っていうこの三コマ漫画感楽しい
plentyのボーカルの人女の子みたいだね……若手舞台俳優に100万人くらいいそうな感じ(褒めている)胎盤相手の男性ボーカルさん声高い人ばかりね
スピッツの「こんなバンド他にいない」っていうコメントへのりおの「いやあなたたちみたいなバンドも他にいないでしょ!!!!!!!!(笑)」ってコメントにうけた
たかの声とよじろの声の相性抜群、というかようじろってほんと誰の声にもものすごく綺麗にハモってるなぁ、ようじろの高音ハモリの人への親和性めちゃくちゃ高い
そんな胎盤シーンが沢山映ったあとにようやっと出てきたさくらいかずとしのハモらせる気ないだろ感半端じゃない(だがそれがいい)(張り合っちゃったのか興奮しちゃったのか)(胎盤食べるよ!って言ってたくらいだし食ってやろう!って勢いだったんじゃないかなって思う)
基本的なことだけどさくらいさんの声ってめちゃくちゃかわいくない?かわいい
ロボット掃除機のくだりずっと横からのカメラだから余計に分厚さが強調されている……
夢番地の最後の「立っている……」の声の甘さ&高さ最高
つっ伏すようじろまで映して欲しかった〜〜
未完の黒T着てるじぇんちゃん
なかけめっちゃ酔ってるな〜楽しそうだな〜(笑)
幕張のお風呂あがりのの民族大移動映像見ると心臓縮む(蘇る将棋倒しの記憶)(映像で見て思ったけどこりゃ倒れるわ……)
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RADWIMPSのHE・SO・NO・Oを

観てきました。いてもたってもいられず書いてしまった感想文です、レビュー的なものを求めて来た方は帰った帰った!!

以前の11/28胎盤感想文同様にRADWIMPSが好きなMr.Childrenファンという視点が大きいと思いますのでその点もご了承くださいませ。あともちろんのことながら「私の思ったRADWIMPSのHE・SO・NO・O」ってな個人的な視点に基づいた文章でもありますのでそれも念頭に置きながら。よろしくお願いしますっす。





とあるバンド、とあるツアー、とある活動というものがあったとして、その語り口は幾通りもあるのではないかと思う。その音楽的な面に着目するか、フロントマン及びコンポーザーたる人間やリリックに着目するか、そのプロジェクトとしての大きさに着目するか、などなど。切り口はいくらでも見つけうるし、3ヵ月というロングスパンの密着で撮られた映像のモンタージュによってはどんな作品・どんなRADWIMPSを描くこともできたはずなんじゃないかな、と思う。
そんな数多くの可能性の中のたったひとつが選ばれ形になったのがこの「RADWIMPSのHE・SO・NO・O」であり、またそれはツアーへの密着という撮影手法から通常生み出されるライブDVDやライブフィルムといった類のものではなかったと感じました。
「10th Anniversary Documentary Film」。映画のタイトルにはそう冠されている。
そう、これはあくまでドキュメンタリー。
しかも「10th Anniversary」……10周年記念という言葉が添えられている。普通この言葉から想像される映画はどんなものになるだろう?10年の歩みの長さやこれまでの困難、10周年という節目を記念すべく華々しい成功や将来有望な様が描かれるんじゃないだろうか、なんて思ってしまう。なんせ10周年だもの。記念だもの。……ちょっと意地悪すぎる考え方かもしれないけれど。
でも、この映画はそうではなかった。
描かれていたのは、10周年という節目の年らしく、様々な国の様々な観客、多くのミュージシャンと相思相愛を結んだただ華々しいだけのツアーの日々ではなく。
たったひとりの、しかしただひとりのかけがえのないメンバーの喪失にぶつかり、向き合い、なお前を向いて10周年という節目の年を乗り越えていったRADWIMPSの物語、そしてその愚直でひたむきな姿。
等身大のバンドの物語。

正直想像もしていなかった。はじまりはじまりの会場で見た特報やフライヤーの文言はどちらかというと前述したようなライブの記録やアニバーサリーイヤーとしての色合いが濃いような雰囲気を醸し出していたように思う。
そんな先入観を持った人間にも素直にこのバンドの直面している現状やバンドの姿勢をすんなり受け入れ観ることが出来たのは、この映画の監督たる朝倉さんが観察者としてい続けたから、観察者としてRADWIMPSの3ヵ月を撮りきったからこそだと思う。
大抵のバンドは何かしらの苦労や妥協、打破をもってその山あり谷ありの活動を繋いでいく。身も蓋もない言い方ではあるけれど、それぞれのバンドにとってはセンセーショナルな活動休止やメンバーの脱退、事務所の移籍etcといったイベントは音楽業界全体を見渡せば古今東西「よくあること」なのです。
例えばMr.Childrenのファンの自分はMr.Childrenのとある時期を「深海期」と呼んで特別視したりもするし、97年と02年の二度の活動休止は充電期間と病気による休養と性質が違うものとして考えたりもするし、ベストアルバムを出し「POPSAURUS」というキーワードを掲げて宣戦布告を行った2001年は彼らにとって大きな転機だったんじゃないだろうか、とか、事務所独立してセルフプロデュースに踏み切った2014年~はミスチルの大切な年だった、だとか思ったりするんだけど、たぶんこういうのってMr.Childrenのファンじゃない人は意識しないだろうな、いやMr.Childrenの音楽のみにしか興味がないファンだって意識しないだろうな、と思うんです。だってそれを知らなくても音楽はそれだけですばらしいものだから。

そんなわけで「バンドの物語」というのは得てして内輪向けの語りや内輪ネタになりがちなものだと思う。それを知りたい者向けのものに。
そんな「バンドの物語」を主観的に一大事として語れば、そのバンドのファンの同情や感動を誘うことはできるだろう。でもそのファンの輪の外にいる人間からは「自分たちに酔っている」だとか「大袈裟だ」とかいった一歩引いた目線で見られることになってしまいがちだ。実際にその「バンドの物語」における困難があまりに厳しいものだったとしても。

RADWIMPSのチームはメンバー・スタッフ含め長年共に連れ立ってきた、阿吽の呼吸で動ける本当に一丸のチームなのだと思う。スタッフも含めてのRADWIMPSというチーム。それは映画の中のメンバーやスタッフの言葉や行動によっても繰り返し示されていたことだった。彼らが内部の人間でなく全くの外部者である朝倉監督にドキュメンタリーの制作を依頼したのはだからこそだろう。彼らは自分たちが内輪な組織だと自覚しているから、客観的な観察者を求めた。自分たちに起こっていること・自分たちの今を客観的な記録として残そうとした。そしてそれはメンバー・スタッフの内面に踏み込みすぎないが要所要所で挟み込まれるナレーション、メンバーやスタッフのインタビュー、ライブフィルムで普通用いられるであろうライブ音響を意識したエコーのかかった音の出力ではなくナレーションありきのものとしてのコンプレッションのかかった音の出力、長期間・長時間の密着によるカメラマンの自然な溶け込みやワンシーンワンシーンのモンタージュにより見事に成功しているのです。客観的客観的言いつつこのあたりは完全に私の主観ですけどね!!でもこんなあれこれを感じてなんだかもうRADWIMPS何重にもすげぇ!!この映画何重にもすげぇ!!と思わざるを得なかった!!!!
繰り返しになるけれど、本当に客観的なものとして描けているんです。映画を観てからパンフレットの朝倉監督の言葉を読んで本当に客観的に描こうとして撮っていたことを知って/実際そういうものとして作品が出来上がっていることを改めて実感して鳥肌立った……。こんな音楽ドキュメンタリー初めて観たと思って。

この客観的な視点への信頼感があるからこそ映画の内容自体も安心して観ることができたし、前述したようなメンバーやスタッフの主観的であることを自覚した上で客観しようとする姿勢や役割への自覚、熱意、お互いへの思いやり、誠実さを随所に見い出しては単純に「いいチームだなぁ、素敵なチームだなぁ」と感じることができたように思っています。
誠実さといえば一番印象的だったのが台北のダブルアンコール。急遽応えることになりメンバー一同舞台袖に控えるも楽器のチューニングが済んでおらずスタッフからまだ待ってと声を掛けられるのですが、その間も続くお客さんのアンコールの声に一刻も早く出たいと思ったのか「チューニング上がってから自分でやる、大丈夫、もう出る!」とステージにあがるメンバー。これは偏見かもしれないけれど、テレビのドキュメンタリーならこういうところで絶対変にメンバーの内面描写のナレーションが入ってたと思う。偏見かもしれないけどね!!!!(2回言う)(大切)
でもこの映画ではそういった余計なナレーションはなされない。あくまでありのままの姿を切り取って見せているだけ。だから余計にその誠実さがさり気ないものとして真に迫って感じられるのだと思う。
とにかくこのシーンで私の朝倉監督及びこの映画への信頼はMAXになった……ええシーンですのう……( ˘ω˘ )


他にも印象的なシーンを挙げていくとすればやっぱりMr.Childrenとの胎盤についてのくだり。
どうしてミスチルとの胎盤が追加公演という形で、しかもZepp Tokyoというあまりにも小さすぎるハコに決まったのかがずっと気になっていたんだけれどこの映画でよくよくわかったし本当に驚いた。お互いのスケジュールも厳しい、主要スタッフも足りない、全国探してもその日使える会場がない。ほとんど実現不可能な状況下で、「それでも可能性があるならやりたい!」、そう熱望されて実現したライブだったんだね。あの日のステージングからも充分すぎるほど伝わってきていたけれど、それだけの熱意をもってRAD及び洋次郎が臨んでいたことを改めて知ることができて本当に嬉しかった。改めて「それでもやってくれてありがとう」って心から思ったよ。ほんとに。

逆に胎盤ライブシーンについてはもうほんと言うことない……言えない……もうとにかく観てください……ほんと……観て…………お願い………………ムビチケあげるから………………………………。(※もうない)
有心論もさることながら、絶対映像に残ることがないだろう二度と聴くことはないだろうと思っていたさくらいさんのとある歌を聴くことができてそれがもうもう本当に幸せだった……絶対二度と聴けないと思ってた……。あと聴きながら自分の11/28感想文に書いた内容間違ってたから直そうと思った……直します……。
すんごいミーハー丸出しな雑なこと言うけどメンバー全員ちゃんと出るからね!!!!バックステージ観れるからね!!!!たはらがピックくわえるからね!!!!(?)もうそれ目的でもいいから観て!!!!ミスチルいいし何よりRADWIMPSも映画自体もいいから!!!!!!!!ミスチル目的ででもいいからとりあえず観て!!!!!!!!!!!!!!(必死)
それと立て続けに色んな胎盤相手が出てきたこともあっていつもの3倍さくらいさんが分厚くムチムチムキムキマッチョに見えて面白いです、これ店長からのオススメの1品(肉厚ジューシー)(殴られそう)


と、まぁ突然テンションおかしくなりましたが、話は変わりまして。
前述の胎盤追加公演の件と別に自分が前から気になっていたことがもうひとつございました。何かというと「お風呂あがりの」のこと。
「記号として/''I’Novel」のシングルをゲットしてから何度かツイートしたと思うんですが、今日に至るまでずっとこの「お風呂あがりの」という曲の歌詞の意味が掴めずにいました。曲が大好きなだけに歌詞のわからなさがあまりにひっかかる。なんのことを歌っているんだろう?ずっと考えていましたがRADに関してはインタビュー読まないようにしてることもあってわからないまま。
そんな状態から数ヶ月たった今日、この映画を観て、やっとその詞で唄われていることを知ることができたように思いました。映画の中でも直接的に言葉にされることはなかったけれど、「きっとそういうことなのだろう」という答えが見つかったような気がした。

3人だけになってから初めてレコーディングされた曲、「お風呂あがりの」。
「お風呂あがりの」はさとしくんが観に来た「はじまりはじまり」のステージでサポートドラマー2人なしのメンバー3人のみという形で披露された。
「愛のない日々が僕らを包み容赦ないバイバイに張り裂けそうになる」という詞。
映画の中で洋次郎の語った「あんなに愛し合った4人」という言葉。
フライヤーなどで繰り返し使われていた「つながりを断ち切って、人は生まれてくるんだよ。」、「次の10年に向けて!生まれ変わろうとするRADWIMPSの10周年。」というコピー。
トレイラーにあった「彼らのついたたったひとつの嘘」という意味深な文句。

誰とのつながり?何から生まれ変わる?どう生まれ変わる?
一体どんな嘘をついたの?

答えは全て映画の中にあったし、結局彼らは嘘をついたりはしなかったんだと思った。 その具体的な内容を今文字にしようとは思わないけれど、それだけははっきり言いたい。自分がこの映画を観て一番強い感銘を受けた事柄でもあったから。

その代わり、そこにいたのはただ愚直に目の前の現実や人と向き合おうとするどこまでも誠実な人たち。
時につまづいたり上手く行かないこともあるけれど、それを丁寧に拾い上げてどうにかしようと必死にこねくりまわす。その姿は決してスタイリッシュだとか器用だとか言えたものではなかったし、それには明確な「痛み」が伴っていることが描かれているように感じた。だから私個人としては「楽しかった!」「RADWIMPS最高!」と一括りにした感想は言い難いな、というふうに思っています。
でも、カメラがありのままに捉えた「これまで」と「これから」の間でもがく現在進行形のRADWIMPSの姿は、とてもとてもひたむきで美しいものだったし、きっとこれからも彼らは自分たちの最良のかたちを模索して、壁にぶつかった時にはチーム一丸となって支え合いながら乗り越えていくんだろう、という確信めいたものも感じた。
もしかすると、この映画は「そうやってこれからも進んでいくんだ」という宣戦布告だったのかもしれない。「生まれ変わった」でなく「生まれ変わろうとする」という言葉にも表れているように。

綺麗事や成功、順風満帆という言葉で単純に言い表せないバンドのリアルに寄り添い、そうすることで逆にバンドの強さやしなやかさ、誠実さをそのままに写し取った「RADWIMPSのHE・SO・NO・O」。
本当に素晴らしいドキュメンタリー映画だと思いました。
そんな訳でまだ買っておいた前売り券もあるしまた観に行きたいと思います、みんなも観てね!!ミスチル出てるから!!それ目当てでもいいから!!(しつこい)




P.S.  エンドロールで流れたあの曲は、自分がどうしてもどこかに何かの形で残してほしいと願ってやまなかった、あの11/28のZepp Tokyoのものだと信じています。そうであってほしいと心から思っている。

RADWIMPSの胎盤11/28(RADWIMPS×Mr.Children)感想文3ラスト

******

RADWIMPSのライブ恒例の「もしも」の合唱アンコールを経て、明転したステージ上にようじろうが。

「特別なことをしたいと思います!!(会場わー!!!!)
内緒だかんな!あ、でも家帰って家族に自慢するくらいならいいけど(笑)」

と言ったところでようじろうがさくらい&たはらを呼び、ステージに現れた2人。さくらいさんはステージ中央のマイクスタンド、たはらさんはそれを通り過ぎ舞台上手側の椅子へと向かい、ステージ上はようじろうを真ん中に左にさくらいさん、右にたはらさんがいる状態に。
左にさくらいさん 、右にたはらさんがいる状態に。

左にさくらいさん

右にたはらさん


左さくらい


右たはら




たはらさんがよく見える
(※私たちなかけー側)




  こ  の  異  常  さ  が  お  わ  か  り  だ  ろ  う  か 



ライブでの演奏しながらの移動(イノワーとかエソラとか)を除いてたはらさんがさくらいさんより右で、というかすっかり"なかけー側"という言い方が定着してしまうくらいなかけーの定位置となっていた上手側で演奏するのって、一体、何年ぶりなんでしょうか……………………いや、もしかすると知らないだけで最初に機材を逆に(現たはら側なかけー側に)置かれてしまったというそのテレビ出演以降にも逆になったことはあったのかもしれない、けど、もうとにかく"たはらがなかけー側にいる" "たはらがさくらいより右側にいる"という状態にどびっくり阿鼻叫喚だったよ……………………胎盤…………スゴイネ…………スゴイネ…………………………。(呆然)


そして登場して沸きにわく会場からの\さくらいさーーーん!!!!/を拾っての

「そんなに呼んだら聴こえちゃうだろ!!!!(笑)」(会場笑)
「もう夢みたい……」

を受けたさくらいさん。突然いたずらっぽく微笑んでギターを抱え直し、マイクに唇を寄せたかと思うと。
本当に優しい声と優しい笑みで。


”はきっと今  いつかの、夢の上に立っているー んだね、

君はきっと今 誰かの、夢の上に立っている…
…………(ギターちゃらーんと弾き終って)(にこっ)」


「(あまりに良すぎて
……ッ~~~~~~~~~っ帰ろう!!!!!!!!!!!(叫)
」(会場笑)



( * ´ω` * )
 
( ・ω・    )

(´・ω・`)

(´;ω;`)



たった数フレーズのカバー、それなのに永遠にすら感じられました。
さくらいさんが冗談めかして歌った「夢番地」の本来の歌詞は「""はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね」、なんです。

だからこの「君」って、きっと君、野田洋次郎のことで。そしてその「君」と呼びかけるのは、今この時だけ彼の歌を歌ったその人、桜井和寿で。

今この瞬間、今日のこのステージのことを歌ったんだ、きっと。
「夢みたい」と語る彼の夢の上に立って歌を歌う今この瞬間のことを。


ずるいよ、本当にずるい。
ずるい、
(´;ω;`)


この曲を、こんな形で、今日この時のものとして聴くことができるなんて思ってもいなかった。
この後のステージでもう一度思い返してより一層思い入れが深まる1曲でもあるのですが、それはまた後ほど。

たった2行、だけどすごくすごく心に残るカバーだったのでした。
お陰様でその直後のようじろうのMCの記憶がありません(感動の代償)(笑)



とりあえず
「今からやる曲は~~自分が選んだんだけどなんちゃらなんちゃら(覚えてない)」
とか
「俺はもうリハで2回聴いたんだけどなんちゃらかんちゃら」
とか次の曲について言及して(ほんとに覚えてなくてごめん笑)、さくらいさんにバトンタッチ。


さく「たぁ~のしいよぉ~↑(笑)
もうね、ビール飲みながら聴くRAD、さいっこぉ(笑)(口めっちゃゆるくなってるかわいい(笑)(笑)

あのね、さっき僕らのクロスロードって曲をカバーしてくれたんだけど、古い曲だったからみんな微妙に知らないって感じだったでしょ?笑(会場:そんなことないwwwwwwwwwwwwww)
今からやる曲はもっと古いんだけど……。(しかもさらに古いんかい!!!!笑)」


「ミスチルって今デビュー何年なの……?
勝手に30年くらいやってる気がしてるんだけど……」\23年ー!!

「23年!!あーじゃあほんとに最初の方の曲なのかな……。俺が7歳の頃の……92年?違ってたらごめん」


そんなMCを受けて え、何、何やんの、え、と周りと一緒にざわざわしていた、ら、その曲が。




En.1 車の中で隠れてキスしよう 


    絶        叫     (※そういう曲ではない)


まさかまさかのまさかすぎるよ!!!!!!!!もう会場のあちこちから喜びの悲鳴があがっていたような気がします、わかるよ、わかる、嬉しい……信じられないよね……私も信じられない………………(´;ω;`)

1番さくらい
2番よーじろう

という感じでそれぞれメインをとり歌っていたんですが、もうさ、今のあのさくらいさんの透明感のある声(「車の中で〜」のCDの声はもうちょっとこもった声な気がする)での1番が最高じゃないわけないし、プールを舞台とした2番を歌ったのがようじろうだったことに偶然のような必然のような奇跡的な僕らの出会いを祝してこの歌をお届けしますうんめぇ!!!!じゃなくて運命を感じずにいられませんでした…………いやもうこれはわざとだ必然だ……絶対運命…………(´;ω;`)

(ようじろうがその年初主演した映画「トイレのピエタ」に出てくる大事な場所のひとつがプールなんです、そしてそれは主題歌としてリリースされた楽曲「ピクニック」にも出てくる。)
別々のバンドにまるで同じシーンを歌ったかのような楽曲があるだとかその2つのバンドのボーカルが一緒にその曲を歌うだとか、こういうリンクほんとニクい……ずるい……大好き…………(´;ω;`)


そしてそんな最高ずくめのこの曲の中でも格別の至福をもたらしてくれたのが2番終わって→大サビでのハモリでした。ようじろうが主旋律を歌うのに対して  ま  さ  か  の  さ  く  ら  い  か  ず  と  し  上  ハ  モ  リ!!!!!!!!!!

言っちゃうぞ君は夢の救世sあの数節が自分がこれまでに聴いたどんなハモリよりも美しかった、本当に。

桜井和寿の声も野田洋次郎の声も、低く太く猛々しい、というよりは高く甘いと形容できる声質なんじゃないかな。つまり相性抜群、ベストマッチ。 しかもさくらいさんが 上  ハ  モ  リ (二回目)なんですよそれなんて最高な感じ優しい感じ甘さ増し増しなのよ!!!!!!!!(泣)(泣)

ほんっとうに綺麗、大真面目に言うけどあれは天使の歌声だった、私がネロなら完全にルーベンスの絵の前で召されてる(生きよう)(脱線)

その二人の声が寄り添うように奏でるハーモニーはもう本当に柔らかくて、繊細で、優しくて、美しくて、そしてどこか切なげで。もう耳が幸せとでも言いたいくらいに本当に極上の時間でした。とりあえずさくらいかずとしよくぞ、よくぞ上からハモってくだすったせんきゅーどーもありがとおおおおおおおお!!!!!!!!!!(´;ω;`)


またMr.ChildrenとRADWIMPSは、ポップ・ロックバンドでありながらも数多くの美しい名バラードを持っているという点でも通じ合うバンドなんじゃないかと思うんです。この曲はそんな二つのバンドのバラードにおける強みと魅力と、二つのバンドのボーカリストの顔たるその"声"とを存分に味わえる最高の選曲だったとすら思えるんです。

声とギター二本とピアノというシンプルな構成ながら、本当に贅沢で豊潤なアンサンブルでした。もうようじろう本当に本当に素晴らしい選曲をありがとう、わかってる……わかりすぎてるよほんと…………(´;ω;`)





はてさてそんな最高のコラボレーションが終わったところでたはらさんはお帰りになられ。ステージ上にはようじろうとさくらいさんの二人となったところで再びようじろうが


「さっきもちょっと話に出てきたんですけど、今からきっかけになった曲をやりたいと思います。RADのメンバーも呼んで。いらっしゃい!!」

で、RADのメンバーと二人のサポメンさんが出てきて、

「もうアンコールだから料金外だと思って好きなように楽しんで!俺も好きなようにやるし好きなように楽しむから!!歌える人は一緒に歌って!!」

そんな言葉を皮切りに奏でられたのは、待ちに待ったあの曲。





En2.有心論

恐らくこの日最も大きな歓声をもって迎えられたのがこの曲だったんじゃないかな。きっとこの胎盤が決まった時から誰もが待ちわびていたであろう、本当に象徴的な、記念すべきコラボレーション!!!!

もうイントロから信じられない思いでいっぱいでした、まさかこんな日がくるなんて。
"さくらいさんの歌う有心論"はapに行くことの叶わなかった自分にとってはもともと夢のまた夢、そしてやっと聴けることになったかと思えばまさかのBank Bandのではなく"RADWIMPSの有心論"。

Mr.Childrenが好きで、桜井和寿というボーカリストが好きで、RADWIMPSが好きで、そしてずっとBank BandのカバーもいいけれどやっぱりRADWIMPSの有心論が一番好きだ、さくらいさんが"RADWIMPSの有心論"で歌うのを聴いてみたい、なんて叶いっこないことを夢想してきた自分にとってはこの上ないご褒美。

だからはじめ現実味なんてこれっぽっちもなかった、けど、出だしっから音程も好き放題にまるで自分の歌のように生き生き笑顔で歌うさくらいさんや、そんなさくらいさんに刺激されたのかいつものこの歌での飄々とした歌い方が嘘のようにエモーショナルに歌い上げるようじろうや、サビでの二人のハモリや、いつものようにCD音源はなんのそのと初っ端からガンガン鳴らしまくり!な演奏、そして「歌って!」の言葉通り思い切り飛んで歌う会場がもう痛いくらいに「今ここにいる」「これは夢じゃない」ということを教えてくれました。そのどれもがライブじゃないと、今ここにいないと目の当たりにしていないものだものね。


主に1番がさくらいさん、早口パートのある2番がようじろう、3番やサビは一緒に、という形で歌われたこの曲の中で最も鮮明に覚えているのは、「息を止めると心があったよ」からのさくらいさんのパート。

息を止めると心があったよ、そこを開くと  き  み  がいたんだよ!

左心房に君がいるなら問題、はない!!

ない!! !!  な   い   よ   ね !!!!!!!!


その歌詞を歌うのがずっとずっと聴きたかったんです。この歌詞を歌うあなたがずっと見たかった、この歌詞を歌うあなたの声をずっと聴きたかった。
そうあなたが言い切るのを、ずっと聴きたいと思ってた。

「問題、はない、ない、ないよね」の声のその力強さと説得力は本当に予想通りに想像以上で、本当に真っ直ぐ届いた。
これを聴けたのがもう一番でした。


ブレイクからなだれ込み最高潮の会場のテンションと演奏の中二人が全身全霊で歌い上げるラスサビも本当に確信のようなものと強いエネルギーに満ちたもので。
RADWIMPSとMr.Childrenの、野田洋次郎と桜井和寿の架け橋となった記念すべき曲。そんな曲を共に歌う場に居合わせられて幸せでした、本当に。



そしてそんな珠玉のコラボレーションが終わり感極まったさくらいさんの高音での「RADWIMPS~~~!!!!」が「○&;a※@?■~~~!!!!」にしか聴こえなくて暫く「何言ってんだ???」って考えてしまったとかいうオチはシラナーイワカンナーイ(笑)






歓声と拍手に見送られながらさくらいさんが去ったステージ上には、今度こそRADWIMPSとサポートメンバーのみ。
そのステージ上で野田洋次郎が語り始める


「もう一曲やってもいいですかっ!

……夢は叶うとか努力したら報われるとかそんなこと俺は口が裂けても言えないんだ。そう言う人のことも絶対信じない。だって世の中はそういう風にできてないから。

でもそれがなんだって思う。

現に10年間やってきてうちらが今ここに立っているということは、事実として今あなたの目の前にあります。あとはそれをあなたがどう思うかです。
うちらみたいなのもいるんだってことや今日の共演が、あなたたちにとっての何らかのメッセージになったらとても嬉しいです。

一緒に生きていきましょう。」


「今の気持ちを歌います、良かったら歌える人は一緒に歌ってください」






En.3 夢番地
一緒に歌うことも、跳ぶことも出来なかった。
あんまりに特別な歌だった、この日のこの夢番地は。
申し訳ないくらい主観的にしか語れません、すみません……。


「今の気持ちを歌います」というその言葉通り、そしてアンコールのはじめでさくらいさんが歌ったその通りに、きっとこの日の夢番地は、10周年を迎えることができて、そして憧れのバンドと共にステージに立つことが出来たこの日のことをそのまま歌ったものなのだと思いました。今歌っているこの場所が紛れもない「夢番地」なのだ、と。

終演後にこれまでの胎盤ツアーのセトリを見直したら、夢番地をやったのはツアー初日と最終日の公演が行われたZepp Tokyoのみで。それもなんだかとても嬉しかった。


そうやってRADWIMPSのことを考えながらRADWIMPS自身のものとして聴き始めたこの曲。でも、聴いているうちにそんな意識もぼろぼろ剥がれていってしまった。

いろんな人の顔や言葉、いろんな思い出や景色が浮かんでは消えていった。


一緒に行こう、と言ってくれた人がいたこと
いってらっしゃい、と言葉をかけてくれた人がいたこと
よかったと言って想いを託して見送ってくれた人がいたこと

同じこの駅で、同じ観覧車を見ていた日があったこと
ずっと憧れていたこと
ずっと夢見てたこと

今やっとここで彼らに会えたこと

今一緒にここでこの歌を聴けている人がいること


今日のこの場所は、自分にとっても紛れもない「夢番地」なんだということ。
そこに今いるということ。



「僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね」



一度そう聴こえてしまったら、もうこの歌の全てがそう聴こえてしまって。もう涙を止めることなんて出来なかった。

もし今日この日の胎盤公演の中で一曲だけ挙げろと言われたら、あれだけ恋焦がれたMr.Childrenの曲でもなく、あれだけ全身全霊で楽しんだRADWIMPSの曲でもなく、あれほど胸踊らされた奇跡のカバーナンバーでもなく、迷わずこの曲を選びたいと思う。

RADWIMPSにとっての、そして自分にとってもの「夢番地」で聴けた夢番地。
この日の景色も、この曲も、この日ここで聴けたことも、絶対に、忘れません。









*********



退場のことは覚えてないから割愛するね(笑)
これにてライブは終了です。せっかくなのでまったく参考にならない胎盤めも絵も貼っときます。




以下は蛇足、誰も得しない感想文まとめになります。

あくまで私がそう思っただけ、という個人的な見解が大いに含まれています、と前置きをば。








とにかくもう、初めて見た「ZeppのRADWIMPS」 「ZeppのMr.Children」 は本当に最高だった。想像していたとおり、いやそれを遥かに越えて。


これまで私はRADWIMPSを横アリやたまアリといったアリーナクラスの会場でしか観たことがなかったのですが、ずっと同じクラスの会場でのMr.Childrenのライブを見てきた自分にとってのRADWIMPSのライブはいつだって驚くべきものでした。

だって横アリが「アリーナ」じゃなくなってしまうんだもの。「まるでライブハウスみたい!」と何度思ったことか!
そう思わされるくらいの観客のテンションと熱と運動量、ステージ側と会場側の一体感。自分がずっとRADWIMPSのライブで満たされてきたのはその部分だったし、RADのライブの一番の魅力として感じてきたのもそれだった。
自分が長らく「Mr.ChildrenになくてRADWIMPSにあるもの」として思ってきたものが、たぶんこれだったんだと思います。
RADWIMPSはどんなに大きなハコでもライブハウスに変えてしまう!すごい!


……とはいえライブハウスのRADWIMPSなんて見たことないからそんな感想が的外れなものなのか少しでもかすっているものなのかもわからないわけです(笑)
だからずっと本当にライブハウスでやるRADWIMPSを見てみたかった!だから今回ZeppでのRADWIMPSが見たかった!


そしてそんな憧れの「ライブハウスのRADWIMPS」を見た今、やっぱりその想像は間違いじゃなかった、なんて思ってます。ライブハウスはRADWIMPSのホームグラウンドなんだ、そして彼らはどんなに大きいハコでもライブハウスに変えてしまえるんだ。そう思います。

これから先、もし彼らがドームでやったとしても同じ熱とテンションに会場を沸かせるんじゃないかな。「躍進」の果てに何があるかはわからないしそれを「躍進」と呼ぼうという訳じゃないけれど、これからもいろんな会場でいろんなRADWIMPSを見たい、聴きたい、と改めて思いました。



そしてMr.Children。
長らくアリーナクラス~ドーム、スタジアムをホームグラウンドとしてライブを行ってきた彼らのライブはいつも大掛かりなセットとモニターを駆使した映像演出に支えられてきました。
もちろんそれは「足りないから補う」のではなく「より増幅させるため」の装置。なにせハコが大きい、そしてそんなハコでも隅々まで届けたいと思うからこそ。

そんな彼らのライブはいつでも鳴らされる楽曲そのものの魅力やメッセージを丁寧に鮮烈に魅せてくれました。それを受けて一曲一曲を噛み締め味わうのも、大好き。それがMr.Childrenの最大の武器でMr.Childrenのライブ最大の魅力だと思う。
「RADWIMPSになくてMr.Childrenにあるもの」を挙げるとすればこれになるんじゃないか、と思います。もちろんRADWIMPSに完全に無いと言いたいんじゃないよ、「最大の武器」として比べるならこれになるんじゃないかな、くらいのお話。


でもそれと同じくらいにただ音楽に身を委ねて跳んで振って声を上げるのも大大大好き!!なんです。
エソラやイノワー、マシュマロで馬鹿みたいにはしゃぐのも旅人やれむちゃんやフェイクで理性ぶっ飛ばすのも、大好きなライブの楽しみ方のひとつ。ショーや「コンサート(演奏会)」として観るのでなく今そこで鳴らしてるものとして全身で受けとめて、全身で返したい!!!!

前述の「Mr.ChildrenになくてRADWIMPSにあるもの」に照らして言うならば、今まで自分のそのような欲望をいちばんに満たしてくれていたのはRADWIMPSでした。勿論これも、「最大の武器」として比べるなら、のお話。


でも、この日のMr.Childrenは違った。
この日のMr.Childrenが最も満たしてくれたのはまさにその欲望でした。

必要最低限の視覚演出(照明)と演奏、声、そして己の肉体のみでもってZepp Tokyoに挑んだMr.Childrenが見せてくれたのは、等身大で剥き出しの彼ら自身と音楽、その音と肉体だけで圧倒し魅了しようという気迫に満ちた熱く雄々しいステージング。それに煽られ熱狂し、負けじと声と身体を使ってステージに何かを打ち返そうとする客席。
そこに生まれたのはただただ純粋に音を、空気を、衝動を楽しもうという空間。


ライブ中、
「あぁ、そうだよなぁ、音楽って『音を楽しむ』って書くんだもんなぁ」
「今まさにそれをしてるんだ」
なんてクサイことを思ってしまったくらい、本当に本当に楽しくてなりませんでした。
こんなMr.Childrenを、こんなMr.Childrenのライブをずーっと見てみたかった!!!!こんな空気の中でMr.Childrenのライブを味わってみたかった!!!!!!
それがまさに叶ったんだと思います。




このライブが終わってからこの感想文を書くにあたって、「なんで自分はこんなにもZeppとZeppのMr.Childrenに憧れたんだろう?」と繰り返し考えてきました。

そしてたぶんだけど、その決定打となったのはあのLIVE FILMだったのだと思う。

あのLIVE FILMで観た彼らがいつもの3割、5割、いや10割増し(それ単なる200%や)と言っても過言じゃないくらいに格好よく、ライブも観客もいつも以上に熱く且つアットホームに見えて。あのぎゅっと人が詰まった会場に同じくたくさんの情熱と興奮が所狭しと詰め込まれているのを
感じたんだろう。だからこんなにもZeppというハコの魔法のようなものに憧れたんだと思う。


そんな憧れを連れてやっと目の当たりにすることのできたZeppはどんな場所だったか?と問われれば、こう答えたいと思います。

「音を楽しむ」という音楽の根源的な味わい方を十二分にできる場所、

ロックバンドとしてのMr.Childrenを最大限に肯定してくれる場所、

音楽とそれを鳴らす者、それを楽しみたいものにとっての、天国のような場所。
ロックンロールの天国。


そしてそんなZeppで目撃した彼らはただただ"ロックバンド"で、"ロックスター"で、最高に格好よくてたまらなかった!


ちょっと、いやだいぶ大げさな物言いかもしれない。でも実際そうなのかどうかなんて関係ない。
大切なのは「そう思っちゃうくらい最高のライブだった」ってことなのだから。




そんな最高のライブ、でもここが頂点でも終わりでもないのです、きっと。

2マンツアー、そしてこの胎盤公演での対バンの経験はきっと彼らにとっての大きな刺激となったのではないかと思います。きっといちファンの自分が云々いう以上に大きな発見と刺激を持ち帰ってるんじゃないかな。

そんな2マン&胎盤を「インプット」と捉えるならば、絶対に次のMr.Childrenはここで得たものを「アウトプット」してくるに違いないと思う。足音ダイアリーで約束してくれた通りに。
「未完」という言葉を地で行く彼ら、2マンも胎盤も発表当時は驚いたけれどその言葉と照らし合わせれば必然的な発想だったのかもしれないと今は思います。今ある手札全てを切った100万人規模の観客を前にした壮大な「アウトプット」が終わったからこそ、新たな自分たちの可能性を模索しよう、「インプット」しよう、と。

そう思うと今からもう「次のMr.Children」が楽しみでならない、今回のライブが本当に最高だったからこそより一層!
飲み込んで、消化して、筋肉に変えるまでそうすぐとはいかないと思うから、気長に待つので必ずや次の音で未完ツアー後に吸収したものを見せつけてほしい、教えてほしい、と思うばかりです。今から待ち遠しい!!






さて、こうして長々と書いてきましたが、最後に最も個人的な話をば。

自分はMr.Childrenが大好きです。そしてRADWIMPSも大好きです。

この胎盤が決定した時に私はついったで 「もし自分が行けなかったとしても心から祝福できる対バンライブだ」なんて言ったんですけど、正直、参戦した今となってはもし本当に参戦できなかった場合どう思っていたかわからないです。
でも行った今改めて「本当に祝福できる対バンだった」と心から思うし、何より参戦できて本当によかった、本当に嬉しかった、楽しかった、と思ってます。


別にMr.ChildrenもRADWIMPSも私のものなんかじゃないんだよ、そんなこと百も承知なんです。
でもね、やっぱりファンだからね、RADWIMPSのファンであろうお客さんがMr.Childrenの音楽にノって楽しんでいる様を見て嬉しかったし、一緒に見てたMr.Childrenファンのみんなが楽しそうに思い切りRADWIMPSの音楽にノるのや「この曲すごく好きなんです、聴けて嬉しい」だとか言うのを見ててもやっぱり嬉しくてならなかった、し、

そして何より、ステージ上の両バンドがお互いに目いっぱいの愛とリスペクトを表して最高のステージを魅せてくれたのが。
RADWIMPSとの胎盤への意気込みや思い出を楽しそうに語るさくらいさんと幼少期からずっと親しんできた「ミスチル」との共演の喜びを全面に纏って思い入れと憧れを語るようじろうの姿が、その幸せに満ちたステージが時間が空気が、嬉しくて愛しくてなりませんでした。
自分の好きな人が自分の好きな人を「好き!」って言うのってさ、自分の好きなものと自分の好きなものが惹かれあうのってさ、そんな場所に居合わせられるのってさ、こんなにも嬉しいことなんだね。想像もしたことなかったよ。


このふたつのバンドを大好きで、そしてこの幸福な邂逅に立ち会えて、本当によかったと思います。
本当に本当に幸せだよ。


本当に、もういろんな憧れや幸せや夢が叶ってしまった、とんでもない場所でした。
今でも思ってしまう、夢みたいだったって。


夢みたいに幸せでした。






随分長くなってしまいましたが、これにて私の「RADWIMPSの胎盤@Zepp Tokyo」は終了です。
長いわ主観的だわポエミーだわなんだわでごめんなさい、最後まで読んでくださった方には本当にお礼を言いたいです……ごめんね…………(笑)


そして最後になりますが、関わってくれた、連れていってくれた、一緒に見てくれた、見送ってくれた、全ての人に最大の感謝を伝えたいです。



最高の夜を本当にどうもありがとう。
あなたたちがいてくれなければきっとこんなにも幸せな夜にはなりませんでした。
本当に本当にありがとう。




ではでは、
またいつかのどこかの会場で。

RADWIMPSの胎盤11/28(RADWIMPS×Mr.Children)感想文2



*****

さてさてお次はRADWIMPS、の前にMr.Childrenのステージ終了後のインターバルでドリンク交換へ。念願のZeppのペットボトルホルダー貰って感激(´;ω;`)(´;ω;`)

そして戻ってみると自分たちの後ろにも前にも人が増えててびっくり。ミスチルで前にいた人が下がったのかな、wimperさんが上がってきたのかな。わからないけれどとりあえず私の実感としてはミスチル後人が減ったとは感じなかった、と様々な流言と比す意味でも残しておきますね(笑)
あと先にお伝えしておきますが私ほんっとラッドのライブについての感想文を書く習慣がない&ずっと飛んでることもあってラッドサイドの感想文は本当にほぼ内容ないです、すみません(笑)


いつの間にかいきものさんの日でも聴いたあまりにも大胆なサウンドチェック(マイクで「あーテステス」etc何度も何度も繰り返す)も終わり、先程同様の紹介SEが流れ、モニターには広がる毛細血管。
中央に RADWIMPS 、と出たかと思うや否や映像は心電図のようなイコライザに切り替わる。
イコライザは1曲目のその曲のBメロ(だった気がする)のワンフレーズを繰り返すのと連動し、何回か繰り返したのち、ついに。




1.DADA
明転し歌い出すようじろう。
いつも自分がラッドのライブで一・二を争うくらい楽しみにしてるのがこの曲の出だしでドラムのさとしの元にくわと武田が集まって3人でドラム叩く(くわと武田はシンバル)、というワンシーン。

でも、今回のツアーではさとしがいない&ツインドラムとのことでずっと「ここどうするんだろう」とツアー前から気になっててちゃんと見たいと思ってたんです
、が、結局いきものさんとの胎盤でもこの日の胎盤でも身長的に見えませんでした(笑)ちくしょおおおおおお!!!!!!!!!!!;;;;;;(後日幕張のワンマンでやーっと見えたんですが、武田がみっきー、くわが刄田さんの元で叩くというツインドラム対応な入りに変わってました!とさ!)


1曲目からDADAって本っっ当にずるいし攻めてると思うし1曲目からもうもう会場のボルテージマックスで楽しかった……。自分にとってのライブでのDADAは例えるならばミスチルのライブでいうところのeverybody goesでありイノワーでありエソラなんです、ライブでのキラーチューンなんです。(えびばで好きだから真っ先に出してしまう)

1曲目からえびばでちゃんかましてくるってそりゃ、そりゃもうどんなファンサービスなのよ今日のライブどんだけテンション高くやるつもりなのよ!!っていう感じですらあるのです。というかライブでのえびばでちゃん本っっ当に大好きだからお願いまたやって;;;;;;;あんなに昔はやってくれてたじゃないかライブといえばえびばでちゃんえびばでちゃんといえばライブだったじゃないか;;;;;;;;;;;;(脱線)


そしてそんなただでさえマックステンションな曲なのにさらにサビ前で「いくぞおおおおおおおおお!!!!!!!!」なんて煽ってくるので1曲目からぜえぜえはあはあだったけど楽しかったのでいいんですよいいんですよ!!!!

この日もちゃんとようじろう印の「よくできました」を貰えました(いつもDADAの後のようじろうは「よくできました」って言う)、いつもより低い悪そうな声でちょっと笑っちゃったけど(笑)




2.ギミギミック
実は胎盤決定後自分の中で勝手に「ミスチル側にカバーしてほしい曲」に挙げていたうちの1曲がこの曲でした。
この曲を歌うさくらいさんの声が想像しやすいからかな、すごくさくらいさんの声に合うと思うんです。……とか考えてたんですがもちろんカバーなどせず(笑)
なんにも覚えてません、楽しかったです!!!!!!!!(小学生)




3.DARMA GRAND PRIX
ちょっとだけ、ちょっっとだけね?レーザーなくてちくしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!ってなったのは内緒です(笑)(※レーザー大好き)(いきものさんの日@横アリではあったのに……うううう(´;ω;`))


そんなことはさておきこの曲といえばなんといっても間奏でのベース&ギターバトル。お恥ずかしながら、「ベースという楽器だけでここまで曲として聴かせられるんだ……!!」と知ったのはその昔ラッドのライブでこのベースとギターのバトルを見てから、でした。
お互い交互に技巧を凝らしたフレーズを鳴らし合い、それを繰り返すうちに交代のペースが早くなっていきいつしかギターベース一緒に演奏していて。このままラスサビになだれ込むのか、と思った瞬間ブレイクし、会場が呆気にとられている間に華麗にラスサビへ!!!!!!!!
この一連の流れが  超  絶  かっこいいんだ本当に興奮する……!!!!このブレイク挟んでのラスサビでの会場の熱狂といったらもう!!

あとこのギターベースバトルは大抵照明と連動していてギター(くわ)を照らす時は上手側の照明、ベース(武田)を照らす時は下手側の照明がそれぞれを照らし出すのですが、ついさっきまでミスチルを見ていたこともあり普段ワンマンでラッドを観るとき以上に「あっそっかミスチルとベースとギターの位置逆なんだ(笑)」と実感させられました(笑)




*MC(※超絶曖昧な記憶です、ニュアンスだと思ってください(´;ω;`))

くわ「RADWIMPSです!!
今日になって楽屋で話してリハをやるまで今の今までコピーバンドが来るんじゃないかって思ってました!!!!笑」

あとここでのくわだったか覚えてないんだけど誰かがどっかで「さっきステージ裏で握手したんですけど、あんな顔で、あんな声で、あんな風に歌うんだね…………」なんて言ってた記憶。


そしてようじろうの第一声はというと


「やばいねやばいねやばいね!!!!(興奮)(かわいい笑)
もうほんとはビールでも飲みたいような気分だったんだけど、この後ライブだったんで(笑)

多分うちらを知らない人もいると思うんですけど、今年10周年ってことで対バンツアーをやってます(的な説明をする笑)

Mr.Childrenに○○ように(負けないように、や恥じないように、ではなかった気がするんだけど思い出せない…)やりたいと思います!!!!(客歓声)」




4.05410-(ん)
前述したイントロでの「 へい!へい! 」だか「 ハイ!ハイ! 」だか掛け声が起こったのがこの曲。wimperさんたちが声を出し始めたのにつられてRADファンかミスチルファンかなんて関係なく会場全体が一体になって拳を振り上げて掛け声を上げていたのはなんだかとっても嬉しい光景でした。

ライブのこの曲ってCDとは比べ物にならないくらいのテンポの速さで演奏されるんですが、このこれ以上上がんないんじゃないかってくらいの速さと早口でもって歌い上げられる曲に身を委ねてただ飛んでいるのがもう楽しい楽しい!!
(そして今CD音源聴きながらこの文書いてて「こんな遅かったっけ??wwww」ってなってる(笑))

あとすっごいどうでもいいことなんだけどこの曲ってサビ全部英語だからこのサビ欠かさず合唱するwimperさんたち見るたび「みんな英語できてすげえ……」という謎の感動を覚えてしまう(めちゃくちゃあほな感想)……いやいや私もこの曲は覚えてるけどね…………。
基本的にRADの英詞カタカナで書き出して覚えてるくらいの英語苦手人間なので事あるごとに"RADと英語"について考えてしまうんだ……wimperさんたちってめっちゃ英語できそうだよね……すごいね…………(めちゃくちゃあほなコメント)




5.遠恋
映像があった気がするんだけど忘れてしもた……。
おこしてまでの曲たちがRADWIMPSのロック的なモードを示す曲たちだとすればこの曲はRADWIMPSの持つバラード的なモードを示す曲のうちの1曲目だと思いました。
といってもこの曲はまだまだ真ん中よりは「ロック寄り」な曲だと思いますが。ダルマと比べれば軽めながらベースギターバトルも健在だし。ここら辺主観ね!異論反論どうぞどうぞ!!

と、「踊らせる」方向から「聴かせる」方向に向いたこの曲になって初めてこの日のようじろうの声の調子に意識が向きました。
いきものさんの日にも「いつもよりお客さんに振るパートが多い」「いつも上げて歌うであろうところを上げずに歌ってる」「ちょっと調子が悪いのかな」という印象を抱いたりしていたんですが、この日の序盤はそのいきものさんとの日よりも調子が悪く感じました。

例えば2番の「この距離です」、「るのです」、の「きょ」、「る」の高音をきつそうに裏声にして歌っていたり、ちょっとテンポがよたよたしていたり。
「隣にいたら~」からは綺麗に歌いきっていましたが、「今日の調子大丈夫かな」と少し心配になったきっかけの曲でもありました。




6.ヒキコモリロリン
声の調子〜とかこっちが勝手に心配してたのを跳ねのけるかのように、今度はいきものさんの日はほぼ全部お客さんに振ってたイントロのパヤッパヤもほぼ全部ようじろう自身が歌う形で突入したヒキコモリロリン。

ライブで聴くのは今ツアーが初めてなのですがこうして生で聴くと改めてこの歌息継ぎねええええええ!!!!!!!!野田洋次郎の肺活量は一体どうなっているんだ………………。

そしてライブDVD「生春巻き」を見ては楽しそ〜だな〜!!と思ってた憧れの掛け合いのあれこれができてもう嬉しくて嬉しくてならなかった!「ヨーヨー!!」「RADWIMPS!!」「ワンワンワン!!」「あかさたなかまさやだ!!!!」も叫んだしジャンケンの必殺は最初は「パー!!!!」でパー出してしっかりチョキなようじろうに負けてきたので思い残すことはない!!!!(笑)

それとこれもとても主観的な感想なのですが、ライブだとCDの音のバランス(ドラム>ギター)と違いギターの音が一番大きくなるためかなんだかのほほんとした印象になる……(笑)


今日ばっかりは「顔のでっかいほくろ」で和寿桜井を思い出したヤツ挙手(私です)




7.アイアンバイブル
ようじろうのピアノ(CDと違い最初は何の曲かわからないように遊んでポロポロ弾いて→既存のフレーズへ)からこの曲か!!!!いきものさんの日はここでTummyをやったため思わぬセトリ変更によっしゃ!!!!と歓喜した瞬間。頭上で光を乱反射しながら回り出す


ミ    ラ    ー    ボ    ー   ル 


し  ぬ  ほ  ど  興  奮  し た

(私の大大大好きな2大照明演出:ミラーボールとレーザー)


ほんとに口あんぐり開けちゃったよ……しらなかった……Zeppってミラーボールあるんだ…………すごい…………最高……………………Zeppのポテンシャル計り知れない……………………Zepp最高…………………………………………………………………………………………

ミラーボールが照射される白い照明光を反射しながら回転するので会場中を光の粒がきらきらぐるぐる、ミラーボール自体もきらきらぐるぐる!!!!
おまけにステージについているカラフルなムービングライトが会場・ステージ分かたずあちらこちらを照らしてまわるもんだからもう視覚全体がポップでキュートでドリーミー!!!!!!!!

この日のラッドの照明演出でダントツに大好きでした、音楽と照明が相まって心地よいずっといたくなる空間だった……。
そして前述のカラフルなムービングライトにエソラ!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)ってなった人挙手(私です)


そしてあくまで印象ながら、今ライブ中最もようじろうが歌うのに苦心しているように感じたのがこの曲の2番でした。
全く途切れずほぼ息継ぎなしで歌わねばならない該当部分の歌詞を歌い切ろうとして少しずつ歌詞がずれて遅れていっていた印象……。

自分がかつて同じものを感じたリフレクツアー横浜のREM(その日さくらいさん声の調子よくなかったbutれむは高音連発)じゃないけれど、コンディションがマックスじゃない状態だと寧ろ歌い手に牙を剥いてくる1曲なのだと感じられました……




*MC
前曲が終わり明転するとステージ上にはようじろうのみ、だったような。


「ミスチル……もうミスチルって呼びます!!(笑)(会場笑)
もう勝手に、俺にとっては25年くらいの付き合いなので!
6歳……7歳の頃だっけな、ニューヨークや、テネシーや、ロサンゼルスに住んでたんですよ。○○の頃まで。(なんて言ったか聞こえなかった……)

で、当然日本の音楽は全く入ってこない状態で過ごしてたんだけど、あるとき日本からいとこが遊びに来てくれて、日本の音楽を持ってきてくれて。
まだMDとかもない頃だからテープ……(お客さんがテープ!!?!みたいな反応した?)(のを受けて)
そう  て  え  ぷ  !!(笑)(どうせお前ら若いから知らないっていうんだろ!!笑  みたいな言い方)

みんなどうせ年下なんだろ??(笑)
10代!!!!\はああああい!!!!
20代!!!!!!!!\はあああああああい!!!!!!!!
ぺーぺーだなっ!!!!!!!!(会場爆笑)

(しかしあれだね、ここで30代まで聞かないあたりが年齢層の違い)(ちなみにのだようじろうくんは30歳です)


で、まだMDもないから、4本のテープにまとめて持ってきてくれて。それがミスチルだったんです。(会場大盛り上がり)

それで俺にはそのテープしかなかったんで、もう「これが日本の音楽だ!!!!」ってわけで(笑)それでずっと、4年間その4本のテープを車の中なんかでそれこそ擦り切れるまで、テープが擦り切れるという現象を起こすまで繰り返し繰り返し聴いて。4ヵ月とかじゃないからね、4年間だよ?繰り返し聴いてて家族にも嫌がられて(笑)

そうして育ってきて、初めて好きな女の子に貸したのも、ミスチルです。(会場ひゅ~~~~~!!!!)といってもニシエヒガシエだったんだけどね。(会場爆笑)小5くらいだったかな(笑)」

と、見事すぎるオチをつけて(笑)、次の曲へ。




8.Cross Road
話し終わりおもむろにギター(エレキだったかな)を抱え直したようじろう、弾き出したのはこの曲でした。

テンポは崩してちょっと遅め、自己流の弾き語りでのクロスロード。月並みですが、もうすっごく、すっごく、よかった。

ギターと声だけという二つの要素だけで紡がれるクロスロードは、その構成のシンプルさの反面本当にあたたかくて、優しくて、ロマンチックで、でも切なくて、ほろ苦くて。もうどれだけ言葉を連ねても足りないくらい素敵だった。
あの甘い高い声も流れるような英語(そう、ようじろうが歌うあまりに発音のよいlookin' for loveとticket to rideで「あ、そっかここ英語か!笑」なんて改めておもったくらい(笑))も本当に耳に心地よかった。

とてつもなく深い敬意と愛情が、その音や声色の隅々にまで込められていたように思います。それを目の当たりにできた本当に贅沢な、幸福な時間でした。一番でやめてしまったけれど、最後まで歌うのを聴いてみたかったなぁ。


最後に「ありがとうミスチル」、なんて言っていたけどこちらこそ本当にありがとうと言いたいような気分だった。ほんとに。




9.ふたりごと
とにかく歌声の力を最も感じた一曲、でした。

この歌の中でも特に大好きな「君と書いて恋と読んで僕と書いて愛と読もう」「そんな歌いつか作るよ」の詞の部分でほぼアカペラになるのがたまらなかったし、 そして何よりこの歌のピークとも核心ともいえよう「一生で一度のワープをここで使うよ」での鳥肌が立つくらいに力強い、決意のような・意志のようなものに満ちた声。

その詞もさることながら「どれだけ深い愛か」「どれだけ強い想いか」をその声色だけで表現してしまうという、声というものの持つ説得力をまざまざと感じた一曲、でした。Mr.Childrenのステージの隔たりで桜井和寿の声にそう思ったように。

声の印象が強すぎて全く演奏のこと語れるような形でおぼえてなくてごめんね(笑)




10.夢見月
色とりどりの光がモニターに現れては消えていく映像と演奏の妙が印象的だったこの曲。
前曲ふたりごと、この曲、と連続で聴く中でようじろうの声が調子を取り戻したような印象を覚えました。

この曲はもう演奏もぽろぽろしてるし声も甘いしとかわいい要素満載なんですがなんといっても一番のかわいいポイントは間奏の口笛(メンバーみんな)一択だと思う、お世辞にも上手いとは言えない、いやむしろ(皆まで言わない)(笑)
頼りない口笛の合唱とモニターに抜かれた彼らのとんがった唇、そして会場のあたたか〜い笑い声まで全部含めて大好きです(笑)




*MC
ここからはベースの武田のMC。


たけ「メンバー紹介をしたいと思います!!!!(会場わーーー!!!!)
今回、うちのドラムのさとしが病気になってしまって……、二人のドラマーを迎えています!!まずは森瑞季、みっきー!!\みっきー!!!!!!!!

みっきーはね、昔ミスチルのファンクラブに入ってたんだっt「俺の方が好きだし!!!!(ようじろ)」(会場爆笑)

うん、でもね、みっきーも好きなんだって!(笑)(がんばる武田笑)
今日すごいテンション上がってて、昔ファンクラブも入ってたんだって(笑)(2回目)」

みっきー「ファンクラブ入ってました!(笑)」(何回言うのwwwww)


たけ「お次は刄田綴色ー!!(会場わーーー!!!!)
東京事変というドラムもしてた……(東京事変というドラムwwwwwwwwww)(会場爆笑)東京事変というバンド!!!!(笑)(照)」


と、メンバー紹介が終わったところでようじろうへバトンタッチ。

「俺の知ってるZepp東京はこんなもんじゃねーんだ、なんか、もっとこうブワッとかドュワッとかそんな感じなんだよ、2週間前来た時と全然違う……なんかさみしいよ、ここZepp東京だよね?(笑)(会場笑)

桜井さん(かミスチル?)も歌ってたじゃん、旅は終わんないって(笑)まだ旅は終わんないんだろ!!?!!(会場わーーー!!!!)
まだまだいけるか!!?!
はっちゃけんぞ!!!!!!!!!!!!(会場イエーーーー!!!!)」

(ここのMC、序盤調子が悪かったからこそ『心配すんな!!もう大丈夫、もっと心置きなく弾けていいんだぜ!!』って気持ちを込めて発した煽りだったんじゃないかな、なんて勝手に思ったり。)
さてさて煽ったところでお次は!!!!!!!!




11.おしゃかしゃま
待ってました、「はっちゃけんぞ!!!!」の言葉に相応しいこの曲!!!!キラーチューン中のキラーチューン!!!!!!!!(と私は勝手に思ってる!)


この曲のハイライトもまたやはりベースギターバトル!!!!しかもこちらはDARMA~と違いバトルが盛り上がっていくにつれついにはツインドラムも巻き込んでベース&ドラムペア、ギター&ドラムペアでのバトルへ!!!!

長く弾きだしておっついに曲本編再開か!!!!!!!!と思うや否やまた暗転&演奏消失、の繰り返しに翻弄され焦らされ会場も盛り上がるわ笑いが起こるわ(笑)
最終的にはベースギターバトル再開→一度ブレイク→ラスサビへ、という流れで会場もステージもマックスのテンションでラストまでなだれ込みました。RADさんいっつもこの曲イントロとか間奏とかどこかしらで焦らして焦らしてくるんですけどほんっっとよーーーーく分かってる(笑)、焦らされたあとの爆発がいっちばん楽しいんだよ(笑)

RADのこういうところ……純粋に演奏や音だけでこんなにも魅せてくれる、興奮させてくれるところがほんっと大好きです。あとやっぱり素人耳で聴いても演奏力高すぎると思う……かっこいいったらありゃしない……。


ラストはいつも通りのライブアレンジでジャンッ!ジャンッ!ジャンッ!!!!でフィニッシュ!!!!




12.ます
息つく間もなくなだれ込んだのはこの曲。
も〜〜〜あほみたいに盛り上がった!!!!

会場中が手をつき出しながらイントロから通して叫び続ける 「アイ!!!アイ!!!アイ!!!」の声がようじろうの歌う声と合わさって見事綺麗に一つの曲になっちゃうのは圧巻。双方の力があって完成する曲だなぁ、なんて毎度思ってしまいます。

元々2分くらいしかない曲がライブでよりスピードアップするから本当にあっという間。楽しくてずっと聴いてたいのになぁ!2倍の長さでやってくれてもいいんだよ!!!!(やんない)


\迷わずYOUーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!/(これが言いたい曲だよね)




13.あいのべる
たしか一言「新曲です」という前置きをして入ったこの曲。(ちなみにいきものさんの日は 「じっくり、時間をかけて作った曲です」と語っていた)
この日唯一、小説を模したページの映像を流すことでモニターに歌詞を表示した曲でもありました。

その詞を目で追いながら聴いていたら本当にいろんな想いが去来してどうにも泣けてきてしまいました。
すごく大切な、より深く伝えたい歌詞だからこそこうしてモニターに出したのだとは思いますが、こちらとしてもこうして出してくれることでより深く噛み締められたように思います。




14.いいんですか?
「ます」同様に明るい会場、これもきっとコール&レスポンスがあるからこそ成り立つ、双方の力で完成させる1曲だよね。

「ありがとうの勝ちは、もう」\間違いない!

「必ずや到達するよ」\100万回!

だってさ!だってさ!だってだってだってだってさ!!(高)
だって僕のこの世の最期の言葉は君に言う」
「「ありがとう!!!!(よ&会場)」」の掛け合い、大好きです!!


ラスサビ前のブレイクでようじろうが会場に呼びかけた「ありがとーーーーーーー!!!!!!!!!」も嬉しかったなぁ。
この部分に限らず、多くの曲の終わり際で「ありがとう」や「どうもありがとう」と声をかけてくれていました。




*MC
たけ「あと3曲です!!\え〜〜〜〜〜!!!!/
俺らが『えーーー!!』だよ!!(笑)」

「今日の武田なんか違うな、新米教師みたいだな(会場笑)
この武田も愛してるよ(さらっ)(会場きゃーーーー!!!!笑)
皆さん、これが武田です」
武田ーーーーー!!!!!!!!笑
(この1日を通しての謎の武田人気)(よかったね武田!!!!笑)



そして語り始めるようじろう。


「なんか昔から自信があって、音楽をやってる自分が好きで……。10年前俺たちにしか出来ない音楽をやろう、と約束してからこうして10年間やってきました。

なんか、10年前はこんなに音楽が好きじゃなかった気がします。多分10年の間に何度もライブをやって皆さんと会って、皆さんが好きにさせてくれたんだと思う。皆さんのおかげで今はなきゃならないものになってしまって。

音楽がどんどん好きになってて、このままいったら俺死ぬ時にはどうなっちゃうんだろって思うくらい今音楽が好きです。だからこれからも音楽を作って、自分のかわいい子供みたいに育てて、そして皆さんのところに届けたいと思います。これからもRADWIMPSをよろしくお願いします。」

「10年前の曲を、やります」




15.25個目の染色体
ただただ聴き入っていました。モニターに映る青いぼわっとした(緑色のぼわっとした略じゃないよ)光?もや?も、曲も、声も本当に綺麗で。

特に2番のアカペラが本当に本当に美しかったです。歌い崩しと高音アレンジ。




さてさてここからは次の曲に向けての声出し練習のお時間!

へーーホーー!!カモン!!」\へーーホーー!!!!

と声出ししていくんですが、回を追うごとに長くなっていき3回目(最後)には

へーーーーーーーー!ホーーーーーーーー!!」とかなり長々。

お手本のようじろうが8カウント分指折り数えるのを真似するように会場も数えながら歌いきり、息つく間もなく次のその曲へ!





16.君と羊と青
ただただ飛んで、腕を振り上げて、声出し練習の成果を見せつけるようにサビ前で\オ〜〜〜オ〜オオ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!/なんて声を張り上げ!とにかく楽しくてならない1曲でした。

アウトロで「もう1回!!!!もう1回!!!!」コールが起こるの忘れててコール乗ろうとした時にはもうアウトロアンコール始まっちゃって楽しくてどうでもよくなってしまった(笑)



そしてようじろうの「ミスチル愛してんぞーーーーッ!!!!!!」の叫びを皮切りにラストの曲へ。




17.会心の一撃
元々大好きな曲、でもこの曲の直前に叫んだその一言と、Mr.Childrenのステージを思い出して何だかいつもとは別の聴こえ方をした曲でもありました。


この胎盤の後日に行われたデビュー10周年の年を締めくくるワンマンライブでは「これが俺たちの会心の一撃」という言葉と共に鳴らし、
いつもライブで披露する際は間奏で客席に向かって「幸せになれよーッ!!!!」と呼び掛け、
そしてこの日、「ミスチル愛してんぞ!!!!」の叫びをもって奏でたこの曲。

きっと、Mr.Childrenが 「今の僕らに、もちろんみなさんに、そして、10周年を迎えてこれからも躍進していくRADに、この歌を贈りたいと思います」という言葉と共に彼ら自身に、客席に、そしてRADWIMPSに贈ったのと同じように、この曲はRADWIMPS自身に、客席に、そして憧れの先輩であろうMr.Childrenに贈られたのだと思うんです。
この日の会心の一撃は、きっと終わりなき旅のアンサーソングだった。そう思えてならない。

なぜなら、ラスサビ前でのようじろうの全身全霊の「飛べーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」の雄叫びと
それに応えて全力で飛びながら観客が何度も叫んだ「世界!!!!!!!!!!!!」に、

終わりなき旅の「叫べーーーーーーッ!!!!!!!!

おわーーーっり!!!!なーーーーーっき!!!!たーーーーーーーーっっび!!!!!!!!」を見たから。


そこにあったのは「未来への意志」を謳った曲として、バンドの持つ最大のエールソングとして、今目の前にいる人に絶対に伝えようとする強い強い意志と決意。それは自分があの「終わりなき旅」に感じたものとぴったり重なっていました。
だからね、もしかするとRADWIMPSの「終わりなき旅」が「会心の一撃」なんじゃないか、同じことを別々のバンドが歌うとこうなるんじゃないか、なんて。そんなことも思いました。

「これから躍進していく」という言葉に応えるかのように・体現するかのように奏でられたその曲は、アンサーソングとして鳴らされるからこそ、より一層の自信と力強さを身に纏っていたように思う。

そこで謳われた「未来への意志」……これからも進んでいこう、進んでやる、やってやる、という意志は、アンサーは、本当に確かな証明として響き渡りました。







RADWIMPSの胎盤11/28(RADWIMPS×Mr.Children)感想文1

※投稿日付はライブ当日日付ですが、本記事を投稿したのは2016.1.12

こんにちは、みにです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。BDまたはDVDはご覧になりましたか。私はとりあえずれむちゃんと結婚したい
さて、そんな話はさておき、先日のRADWIMPSの胎盤のお話をしたいと思います。

本当に信じられないような、夢のような夜でした。ライブに参戦し終わってなお実感がやってこないほどにあっという間な、でもあまりに鮮烈な。(※ただしライブ終わる前に筋肉痛はやってきていた模様)(ごめんね、参戦後何回「腹筋痛すぎて何も考えられない」って言ったかな私は)

そこは夢にまで見たZeppで、それは夢にも思わなかったRADWIMPSとMr.Childrenの邂逅で。
RADWIMPSとMr.Children、この二つのバンドが対バンをする日がくるなんて本当に思ったことがありませんでした。
とはいえ私、いきものさんとの胎盤の申し込み時の「これから胎盤してほしいのは」のアンケート欄に「Mr.Children」と書いてはいたんですよ、でもさ、それってもう条件反射みたいなもんなんですよ、Mr.Childrenって書ける欄があったからMr.Childrenって書いただけで(笑)、まさか実現して欲しいとか実現するなんて思って書いてないわけで。
実現しちゃったよ……


交わるはずはないと思っていた別々の世界線が交わった、というくらいの感覚。本当に信じられない。
でもこちらが想像もつかないような場所で両者は既に交わっていたし、そもそもずっと同じ音楽シーンの中で、彼らは音楽を鳴らしてきていたんだね。
結果的にそれを語られる言葉からだけじゃなく奏でられる音楽からも奏でる姿勢からもまざまざと感じた夜になりました。
こんなMr.Childrenを、こんなRADWIMPSを、それぞれのワンマンで見たことがなかったように思います。

胎盤(対バン)だったから、この会場だったから生まれた夜。
両者の軌跡が交わって描かれた本当に奇跡的な夜。

あまりに思い入れが強すぎて、今までに書いたどんなライブの感想よりも主観的でとっ散らかったものになってしまいました。そう、もうここまでの文章読んでほぼほぼ察しがついているかとは思うんですが  多  分  史  上  最  高  に  ポ  エ  ミ  ー  で  す  本当にごめんね笑って許してあいむそーりー!!!!結構直したんだけどね、もう観た時が既にそんな感じだったからだめだった!!!!!!!!(身も蓋もない)
感想文のような、日記のような、お手紙のような文章です。あくまで私が見た・聴いた胎盤を残すための。

またもし万が一にもRADWIMPSのファンの方がご覧くださった際のために前置きしておくと、「RADWIMPSも好きな」「Mr.Childrenファンの」人間の目線からの感想文になってしまっているため表現や感想もだいぶMr.Children寄りとなっています。申し訳ない…………


そんなへんてこな文章だけど書くよ、書かせてちょうだいよいいねぇ!!(某プラスツアーであのさくらいかずとしが友コーのセリフで噛まなかったとかいう都市伝説聞いたんだけどこの耳で聞くまで信じないんだからね早くどこかで聞かせてよね♡)(完全なる言いがかりである)
というわけで!!!!







【10th ANNIVERSARY LIVE TOUR  RADWIMPSの胎盤】


……と、とりあえずツアー名を置いて気持ちを切り替えよう、とはしてみましたが何から話せばいいんだろう!どこから話せばいいんだろう!

入ったのは開演約20~15分前だったかな、見送ってもらったり、無事見届けられたり、としつつ万感の思いで入ったZepp Tokyo。
チケットをもぎられつつ開かれた扉をくぐるともう目の前がZepp本体(??)でびっくりしてしまったなぁ……。そうか、いつも行ってるアリーナやドームじゃないんだ、ライブハウスなんだ、Zeppの中にはZeppしかないんだ…………。きっと当たり前のことだろうにそれだけで感動してしまいました………(笑)
中のロッカーに荷物を預けてそのZepp本体ならぬライブ空間に入ると、入った時間が遅かったこともあり既に人も熱気もぎゅっと詰め込まれていて。
思ったよりちっちゃい、とか思ったより大きい、とかいう感想はなかったなあ。ただ「これがZeppなんだ」っていう目でしか見れませんでした。

その日私が参戦出来たのは某思ってもないような急展開さんこと急ちゃんのおかげでした。誘ってくれて本当に本当にありがとう、何度感謝してもし切れない……(´;ω;`)
そしてそんな急ちゃん(Theなかけークラスタ)と参戦するということで今回陣取ったのはなかけ側!!
運良く中でみんなと再会することもでき、フロア1段目の後方で見ることと相成りました。

自分はここまで2マンツアーのネタバレを避けてきたこともありほぼ何も知らない(流れてきたツイートで何曲かは知ってしまったけれど……)状態での参戦。ダイバーシティのセトリ変更の内容も全く知らなかったので今考えると本当にほぼまっさらな状態での参戦。この初めての会場で、初めての対バンで何が起こるか想像もつかずにどぎまぎしている、と、SEが終わり。
オープニングの音楽と共に始まるムービー。
いきものさんのときにこのオープニングムービー見て既にその日一緒に参戦したりおに「これミスチルで見たらしぬ、しぬ;;;;;;;」って言ってたんだけどね、
実際ミスチルで見たらね、
もうね、

(´;ω;`)

(皆まで言わない)


音楽とともにモニターの両側からじわじわと毛細血管(多分胎盤を示唆しているんじゃないかな)が広がって、真ん中に黄色い文字の  Mr.Children  が浮かんできて、
それだけでも本当に血が沸騰するほど興奮して、
会場が一気に沸いて、
来る!!!!来る!!!!!!!!って思ってる間に、





1.未完
照明が先だったか音が鳴るのが先だったか思い出せないんだよね、でも気づいたらあのフィードバック音が鳴っていて、会場が一瞬にしてドッと沸いて、光の中に彼らがいた。

ZeppでMr.Childrenを聴くその1曲目がこの曲になるだなんて想像もしなかった。本当にびっくりして、あんまりに嬉しくて。思わず立ってられなくなって1番でしばらくしゃがみこんで泣いてしまっていたからせっかくの「Zeppの未完」なのに記憶が途切れているのが悔しい(笑)
でも曲冒頭で白い照明がムービングしてたような記憶や未完ツアーを経て加わったじぇんの「シャンシャンシャンシャン!!!!」のアレンジが加わってるのを確認した記憶もちょっとあるんだよね、どこから見たかすら覚えてないから間違ってるかも(笑)

自分も周りの人も見えてる限りの会場全部がただ飛んで腕を振り上げ手を叩いていた気がして、それがなにより嬉しかったなぁ。
自分は既にいきものさんとの胎盤で誰の音楽にも思い切り乗って自分たちの音楽のように盛り上がるwimperさんたちを知っているつもりだったから「アウェイの1曲目」がどんな風に受け入れられるかに不安は抱いていませんでした。(ちなみにそのいきものがかりのリーダー水野さまはその日のMCで「いきものがかりのファンには50・60代の方が多いから自分たちのライブでこんなに腕が上がってんの初めて見たよ、RADのファンあったけぇ……!!」と言ってましたとさ)(いきものさんのファン層意外と高いと知ってびっくりしたよ)

だから何が一番嬉しかったかというと、「いつものMr.Childrenファンを含めた会場全体」が熱く盛り上がっていたこと、なんです。
ただ音楽と歌声を全身で受けては腕を振り上げ飛び、ある種動物的に反応する会場。こんな泥臭く暴力的ともいえる熱気やテンションで受け止められているMr.Childrenを見るのも、そして自分がそのさなかにいるのも本当に初めてな気がしました。
これは普段のMr.Childrenやお客さんへの文句のつもりでは全くないからそのつもりで聞いてほしいんだけれど、敢えて言うならばいつもの広いステージ、広い会場でのライブは「ショーを観る」ような姿勢で参加することも出来ると思うんです。でも今日のオーディエンスからはそのような受動的な空気を全く感じられなくて、むしろどこまでもアグレッシブで能動的で。
そんな空気の中で奏でられている未完に触れられること、そして全身で受け止め返せるこの空気感の中でこの曲を・Mr.Childrenを聴けることがすっごくすっごく嬉しかったんです。
ずっとこういう風にMr.Childrenを聴きたいって思ってた。だからライブハウスのMr.Childrenが、"ZeppのMr.Children"がずっと憧れだった。大袈裟だけれど、ひとつ確実に夢が叶った瞬間でした。

そしてそんな環境で鳴らしているからなのか彼らのその日の意気込みがそうさせたのか、その未完はすごく泥臭くて暑苦しかったように思います。
例えばツアーのセットリストの1曲としてMCのあと(FCツアー)や映像のあと(REFLECTIONツアー未完ツアー)に鳴らされた未完を何か意義や問いかけを背負ったものだったとするならば、この日鳴らされた未完は確実に違うものだったと思う。「ただの未完」とでも言うべきか、「剥き出しの未完」とでも言うべきか、「解き放たれた未完」とでも言うべきか。アグレッシブさを凝縮した結晶のように響く未完は本当に純粋で、熱くて、強くて、ただ'かっこいい!!'としか形容できないものでした。

自分の未完ツアー感想文で未完ツアーが成し遂げたのは曲を文脈から解放することなのでは、なんてことを言ってたんですが、それを思い出して今ここで鳴らしてる「未完」はまさしく未完ツアー後の、次の「未完」なんじゃないか、もしかして今先取りして見せてもらってるんじゃないか、なんて思ったのは小声で(笑)

1番サビの白い照明のムービングのかっこよさにあてられてたまらなくなって足元でバーにしがみついてる某人に泣きながら「ねぇ見て!!!!ミスチルがいるよ!!!!(泣)」って持ち上げようとしたのもいい思い出です(笑)(無理)
本当に、本当に、本っっ…当にかっこよかった。この曲が1曲目な理由、この曲をここで鳴らす理由全てをそのアグレッシブな姿が物語っているように思えました。




2.ロックンロールは生きている
興奮冷めやらぬままにギターを速弾きするさくらいかずとし。
会場の歓声を一身に浴びながら、でもあくまでストイックにがむしゃらに掻き鳴らし。そして。

ジャガジャーッン
「ッレボッ  リューション、さ つーぎのっせかーいへっ
今ナーチュラールハーイでっ闇を蹴っ飛ばせ」

はあああああああああああああああああ!!?!!?!!?!!!?!!!?!!?!!ら、ら!!!!らい!!!?!!??!

「ジェネッ  レイション、なんてのはかぁんけなぁいぜっ!
ほらはぁあだかぁになってぇええ↓……………裸になってえええええ↑↑裸になってえええええええ!!!!!!!!↑↑↑↑
(1度切って、)
…おぉおおおまえだぁけぇのステップ……おーおぅ………………」

(でここで間髪入れずじぇんがワンツースリーフォー!!!!だった気がするんだけどそんなことよりもう)
会  場  大  興  奮  (  私  も  大  興  奮  )(なにこれなにこの裸フィーチャー)(りふれくとんの頃はお前だけの×3だったじゃんまさかすぎた)

もう何もかもがぶっ飛んだ、ほんとにかっこよすぎる、ごめん今回の感想文かっこいいの回数分何円マイナスとかしたら1円も残らないと思う(王様のブランチ)いいよ1円残らずくれてやるそれでお世辞にもかっこいいとは言えない変なTシャツでも買ってくれつらい!!!!(つらい!!!!)

どっかでZepp!!だか東京!!!!って煽られて死ぬかと思った、まじか、ここZepp東京か(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)ひいい
あとりふれくとんツアーを進む中で生まれたあの間奏のアドリブソロ、ね、やってくれたんですがやっぱかっっっっくいいいい(´;ω;`)(´;ω;`)紫っぽい照明の中ほぼ影になるような形でたはらと向き合ってかき鳴らしてた気がする、つまりなかけ側の私たちから見ると何が何やらでしたはら。多分膝蹴りはしてなかったと思う……。
〆のライラライラライ!!!!!!!!!!!!まで見事に疾走感伴ったまま駆け抜けました。会場ももう途中からウォオッ、ウォオッ、ウォオッオオオッオオオ〜!!に合わせて叫びながら拳突き上げてるような状況でしたからね、おわかりでしょうかめちゃくちゃ盛り上がりました!!!!と!!!!来ましてお次は!!!!!!




3.REM
たしか未完かこの曲だったと思う、イントロでオイ!!オイ!!オイ!!だかハイ!!ハイ!!ハイ!!って掛け声生まれたのは(笑)(笑)(最高)
RADのライブだとおこして(後述)のイントロとかでこの掛け声ノリが生まれることがあるからおそらくこの掛け声はwimperさんから始まったんじゃないかな、と思ってます。
こういうノリがいやな人もいるかもしれない、けれど、とにかく自分は会場がそれだけ盛り上がってるのも楽しんでくれてるのも嬉しくて嬉しくて(笑)思わず「胎盤やってよかった〜!!」って胸の内で叫んだよ、ほんとにほんとに楽しかった!!!!(笑)

そしてそんなことは  お  い  と  い  て  (愛とは想像力)、
もうもうもう歓喜と興奮でどうにかなるかと思った。ほんっっとライブで聴くこの曲大大大好きなんだよ、これだけはりふれくとん未完ツアー通して欠かさず発狂してきましたもの(笑)本当に本当に大好きだよまた聴けて嬉しい……!!!!
と、そんな見知ったはずのれむちゃんなのですが改めてこの音響で聴くREM(思わずちゃん付けできなくなる)のかっこよさほんと、ほんと……ほんっと…………(´;ω;`)
心臓どころか肩とかTシャツの袖口にまで音が響いてビリビリ共振して、直接この音楽と対峙しているのが全身でわかったんだ、もう興奮せずにいられるわけがない。
その上Aメロと間奏?の照明がもうストップモーション撮るつもりなんじゃないかと思うくらいギラッギラに強い上短い時間で何度もビカビカ!!!!フラッシュフラッシュ!!!!てな感じについたり消えたり瞬くもんだからもう興奮煽りに煽られて頭おかしくなりそうでした。視覚聴覚嗅k(オヤジ臭しなかったよ)触覚フル稼働で味わうREM、ほんっっとうにたまらない!!!!!!!!

さてさてしつこいながらライブのれむちゃんではなんといっても2番後のぎゅーーーーーーーーーっん!!!!アーイッのコンボが大大大好きなんですが確かぎゅーーーーーーーっんもアーイッもなかった気がするからこの時にはギター脱いでたのかな。 (アーイッの方は来るつもりで飛んだらなかったからよく覚えてる)
そう、アーイッはなかったけどじぇんのドラミングでラスサビなだれ込んで&一気に明転、っていう流れに全部持ってかれて記憶ぶっ飛んだ…………。巷で噂になってるラスサビハンドマイクはかろうじてうっすら覚えてる………………。(珍しく動き回って煽ってたから)

あと興奮したといえば
せかぁいに……来い!!!!
ダンディドン!!ダンディドン!!ダディドン!!!!
っていう掛け合い(笑)これは新しいし燃えた(笑)(笑)
そしてアーイッがなかったから今日の声の調子は芳しくないんだな( ´・ω・`)と思いつつ未完ツアー終盤よろしく「いなぁああい!!!!」は上げてきたので流石だなと思いました。きつそうだったけれどこれは意地だったんじゃないかな。

んでもっていつの間にか紫っぽい?(記憶曖昧)暗い照明の中で曲終わり……なのですがアウトロのギターとシンセ(WALTZ前のあのSE風だった)をかなり引っ張って元の2倍くらいの長さに達しても終わらなかったから本気でWALTZ来るんじゃないかと思った……(笑)んだけど結局さくらい&じぇんアイコンタクト→じぇんのドラムドドン、で終わったから何だったんだろうあの後奏は(笑)(笑)
思わずあの小さいステージでワルツ踊り狂うの思い浮かべてわくわくしちゃったよ!!!!(笑)




*MC

さく「Mr.Childrenです!!RAD、呼んでくれてありがとうね~!!」(客:拍手)

突然だけどここですごく驚いたのが桜井和寿のRADの発音が正しかったことでした!!(ごめん)
私はつい最近までRADの発音は「マット」「カット」じゃなくて「切符」「発布」と同じかと思ってたし今も言っちゃう、んですけど今例あげてて気づいた、Radicalが元になったRad(英語)なんだからそりゃ外来語のアクセントになるわな……。……じゃあバトンを「花瓶」(日本語のバトンのイントネーションはこっち)じゃなく「ミトン」のイントネーションで発音していた桜井和寿は英語のアクセントに強い……????(脱線)

話を戻しまして(笑)

さく「今回デビュー10周年ということで呼んで頂きましたが、呼ばれた人を見てみると、オーバーエイジ枠は僕らとね、すぴっつ!!(笑)(←スピッツじゃない、すぴっつ!って発音)(ぴっつって何だよめちゃくちゃかわいいんだけど)(客:笑)
他の人たちは若くてまだまだこれからやってくんだっていう人たちでしょ、そんなA代表の中にね、サッカーで例えるなら、(みんな出たサッカーwwwwwって感じで笑ってる笑笑)オーバーエイジ枠として呼んでもらえて本当に嬉しいです!まだまだ僕たちもこれからがあるって感じで!!(笑)
まだまだやってきたいと思います!!ほんとにありがとうねー!!」(客:拍手)

なんとなくこのMCで「だからこその未完始まりだったのかな」、なんて思いつつ、ここまではよかったんだ。問題はこのあと。

さく「で、これ、「胎盤」ツアーって言うんでしょ?
誤変換のように「胎盤」……子宮のあの「胎盤」(笑)(笑)(会場爆笑)(!!?!?!!?wwwwwww)(連呼やめてwwwww)(ここらへんから歩き回ってたような)

で~、胎盤ね(笑)人生の先輩として言わせて貰いますとね、(人差し指)僕はもう何回もなんっかいも、本物の胎盤を、見てるんですよ!(笑)(会場大爆笑)」


ねwwwえwww何www言っwwwてんwwwのwwwwwwwwwwwwwwwwww

しかしここはさくらいかずとし、これで終わるはずがない(戦慄)


さく「でね?人によってはね、その出てきた胎盤をね、食べる人もいるんですよ。(客:えええええええええええ!!??!!!?!!!、!?!!!)

胎盤って美容にいいんですって。お肌がツルツルになるんだって(笑)(会場:へええええーーーー!!!!)

だからお醤油でお刺身みたいにね、食べるらしいんです(笑)
(ここでエア箸で醤油にちょんちょん、ぱくって動作をする)(こら食べるな)(しかしかわいい)

だから、今日は俺達も胎盤っ、食べるよっ!!!!!!!!(!!)
最後までよろしくねーーー!!!!(客:わーーーーっ!!!!!!!)」


最後の最後でやっと「そういうMCか!!」って分かってなるほど!!と思ったけれどそれを差し置いても普通こんっっなに連呼する??????(そもそもこの単語がMCに出てくるケースがほぼない)
未だかつてこんなにリアル胎盤の話を引っ張った人他にいたのだろうか、恐ろしすぎるよ……ほんと……歴代MCの中でもトップクラスのこう……アレでした………………………………………………(もう筆舌し難い)


な  ん  て  M  C  な  ん  の  そ  の  で  間  髪  入  れ  ず  に  !!!!




4.FIGHT CLUB
ジャカジャーーー…ンってなあのおなじみのギターがなった時にはもう身構えてましたそうこれを待ってたんだよあああああああああああムービングライトあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
Zeppでこのふぁいくらの照明浴びられるなんて(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
大好き大好きふぁいくらちゃんの照明!!!!ワンマンの黄色ムービング白チカチカじゃなくて黄色ムービング青ムービング?だったけどそんなのキニシナイ!!!!!!!!

いつもだとふぁいくらちゃんではモニターに映るさくらいさんのギター弾く手元を見てるんですが身長的に手元も何も見えないのでほんと、ただ跳んでました。記憶がありません!!!!あとそうだな始まる前になかけーの楽器交換(この日唯一)が見えて隣の急ちゃんにベース交換した!!交換した!!ってはしゃいで言ったんだけど今考えるとよくわからないはしゃぎ方だった(笑)(笑)

すごいよね、ここまで4曲やって3曲最新アルバム初収の新曲だよ。未完始まりといい選曲といいほんとにアグレッシブだし前MCじゃないけど「食いにかかってる」と思いました。そしてほんとにその姿勢の通り観客の心攫っちゃってんだ……もう……

この胸の中でキラキラ輝いてる大事な宝物」からの間奏部分はよく覚えてる、じぇんちゃんがいつも通りたはソロにバトンタッチするように左腕あげてーのたはソロ。
ここでワンマンの時みたいにたはらをオレンジスポット3本で照らしてたのはほんとに感激した……。ライブ後某人もお話してたことだけど、冒頭ムービング然り他の曲然りできる限りちゃんとワンマンの照明再現してくれてるんだなぁって実感して。

(あとはとにかく噂に聞いていたファイクラでのいぶちゃんの破壊力が脳裏から離れない(笑)(笑)ほんとにファイトクラブとファイトクラブするんだね!!!!(笑)(笑)(笑))

アウトロはやっぱりさく&たはで向き合って!!自分の視点的にさくらいさんが背面になってはいたけれど2人とも楽しそうだと思った記憶( ˘ω˘ )




5.掌
ドラムの ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ から始まったような記憶があるようなないような……気のせいかもしれない……とにかくそこにあのギターが重なって   絶   叫   (笑) (笑)
掌!!!!初生掌!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

イントロ入った瞬間さくらいさんがまっすぐ掌を翳して、客席もみんな掌を翳すように腕出してた。すげ~~~!!わかるのかな~~~~~~~!!!!嬉しいね!!!!!!(いやわからず出してた人もいただろうけどね!!笑)

結構1番Aメロの時点から譜割変えたりジェスチャー多めで歌っていたような……。とにかくバンドのグルーヴが強固という印象が一番でした、そしてそんな強かでありながら縦横無尽にうねる演奏に呑まれることなく歌い上げる桜井和寿のボーカルのしなやかさ!!歌の力!!!!とにかく全員かっこよかったという記憶しかないような有様です。


話は変わりますが、これは本当に完っ全に個人の好みなんですけど、私はもうずーーーーーーっと掌の原曲バージョンを聴きたい!!!!3番まで聴きたい!!!!という思いを抱いておりまして……。
だから正直聴きながら「今度こそ原曲バージョン聴ける!!?!」とはらはらどきどきしてました……(笑)もしかすると、もしかすると……!!!!(どきどき)

そして2番終わってさあさあやってまいりました運命の分かれ道!!!!!!!!
演奏抑えてさくらいさんが低くALL FOR ONE FOR ALL
BUT I AM ONE~のところを歌い出してうわうわうわかっこいい!!!!!!!!とか、思ってた、ら、

さにンそれっぞれっンがぁ~~

ありがとうございました(了)


あれ、掌って3番ってあったよね、私の気のせい?え?あったよね??(ごめん)
もう思わず笑いながら頭抱えてしまった… やはり憧れはまだ憧れのままなのかな…3番を聴ける日は来るのだろうか…………(笑)

DVD確認した感じアレンジとしてはシフクともapとも終コンとも違うかな、という感じです。ちょっと今回の記憶が曖昧なので間違っていたら申し訳ないのですが、これまで披露されてきた掌ではALL FOR~をメンバーやコーラスが歌い→一回目の「それぞれが~」のパートをさくらいさんが歌い二回目の「それぞれが~」のパートをコーラスさんがメインで歌いさくらいさんの「一つにならなくていいよ」パートと掛け合い、というのがメインだったのですが、
今回はALL FOR~からまずさくらいさんが歌う(この繰り返しが今までと違って結構長かった)→一回目の「それぞれが~」からもうさにやんで二回目からさくらいさんが「一つにならなくていいよ」で入り掛け合い、だったと思います。多分。多分ね!

あれこれ言いましたがまぁ個人的願望やらなんやらはともかく、やっぱりALL FOR~を初めてさくらいさんの声で聴けたのが嬉しかったですしその声がまためちゃくちゃよかったですし、さにやん普通に歌ったらこんな感じなんだ!!美声だ!!というかそっかシフクで歌ってたな!!(今更)と改めて思いましたし、さくらいさんがさにやんと掛け合いながら指を1にして差し出して
ひとりずつ、ひとりずつ、それぞれっひとーっ、つ、ずーっ、つのワーッン!!!!」や「1つにならなくていいよーーーッ!!!!」と歌い上げるのに応えるように1の指を掲げる会場の一体感とかもとってもよかったです、ほんと……。

そしてわかってたことですが最後は
それ〜で素晴らし〜〜〜……それ~で素晴らし~↑ぃいい~~~~~♪(ピアノ ッジャーンジャッジャーン♪
それ~で素晴らし~~~~~~……♪」(客:歓声&拍手)
というわけでやっぱり3番まではいきませんでした(笑)これは終コン的なアレンジですね。
まだまだ憧れも楽しみもあり続けるね!!(笑)




と、ここから掌終わりで大人しかったじぇんちゃんのターン!!!!!!!!
いつぞやのようにズッタンズッタンしながら

じぇいぇーーーー!!!!(客:わーーーーっ!!!!)

元気かああああ!!!!(客:いえええええええ!!!!)」

じぇ
もう準備はいいかぁい????(客:いえええええええ!!!!)」

じぇ
もーっとハッピーになろうぜえええ!!!!(客:いええええええええええ!!!!!!!!!!!!)」

じぇわん!つー!
じぇさく「「わんつーすりーふぉ!!!!」」
で何の曲かもわからず思わず一緒に飛んだ!!!!そして!!!!




6.Youthful days
歓喜!!!!歓声!!!!!!!!感激!!!!!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
ほ、ほ、本物のゆすふるだああああああああ!!!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)

正直あの煽りで勝手に「まさか旅人!!?!?!旅人!?!?!?!!?!」(大興奮)状態だったから一瞬ぽかんとしつつ、でも次の瞬間には黄色い照明(だった気がする)の中ぺろぺろ~っ♪ってなたはギターでゆすふる!!!!ゆすふる!!!!!!!!(´;ω;`)状態でした、ポプザぶりの本物のゆすふる……!!!!


いつもの乾杯ノリでみんなで「おいでっ!!!!!!!!」煽ったり全力でかんぱああああああああい!!!!!!!!!!!!やったりサビの「抱擁とキスで」の度に隣の急ちゃんとぎゅー&投げキッスしたりしてしぬほど楽しかった……ほとんど楽しかったことしか覚えてない……。

うっすらならさくらいさんも楽しそうに動き回りながら&身振り手振り加えながら歌ってた記憶も……。「羽のようにひろがって」で腕広げてたり、心を晒してよで胸元で手を返してたり、ってジェスチャーしていた気がするんだけど脳の捏造の可能性もあるので半信半疑で聞いてね!!!!!!!!


声でいうと「撫で〜て〜たろ〜♪」が特にはっ倒したくなるかわいさだった記憶があります、ぶりっこの極み…………………………………………。

あとはやはり
あいごっばっゆーすふるでーいず!
なメンバーコーラス!!なかけ側だったので見えたのはなかけだけだったんですが頑張ってたね〜~そしてキーが低いから振られても声出ないよ〜〜〜〜!!!!(笑)

最後にもう一つ見えたといえば。「剥き出しの自分を感じる」あたりの畳み掛けるドラミング→叩き切っての左手上げを見れたのもすっごく嬉しかったです、ふぁいくらちゃんもそうでしたがじぇんがスティック掲げてアピールするのかっこよくて大好きなので……。笑顔でうんうん頷いてたよ、かっこいいったらもう……!!




*MC
さく「なんかね、ワンマンよりも盛り上がってる気がしてすっごい嬉しいです、ありがとうねー!!!!
自慢じゃないけど……」(と言いかけたところで前方のお客さんが)

男性「具合悪い人がいます!!」
女性「さくらいさん助けて~!(困)(笑)」

さく「大丈夫?苦しくない?
(前方客:くるし〜い!(苦笑))
気分悪い人いたら言ってね!!気分悪い人?」

は〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!wwwwwwwwwww/(会場全体)(笑)

さく
嘘  つ  き  ば  っ  か  だ  な  !!!!!!!!(笑)(客:爆笑)」


さく「俺たちで使い切らないでよ、最後まで残しといてね?
だって俺見ちゃったもん!RADのリハ!!(笑)す~ごくよかった!!(す~ごく嬉しそうです~ごくかわいい!!!!笑)

だから最後まで体力残しといてね!!(客:は~~~~~~い!!!!)」


さく「……で、自慢じゃないけど(笑)(話戻すのに自分で笑いながら)、僕ですね、デビュー前のRADのデモテープ、持ってるんです。(客:ええええええええええええ!!?!!?!!!?!

あの、しょじょくじむsの……(盛大に噛み会場爆笑)(本人も思わず笑う)
wwwwwww所属事務所の!!社長さんから貰ったんです!(笑)

で、RADの歌詞って英語が多いでしょ?僕は英語が苦手なのでほとんどわかんなかったんですけど(笑)、いっこだけ日本語の歌詞の歌があって、それがすごくよくて。
その社長さんに「この日本語の歌詞の曲すごくいいじゃないですか、絶対日本語でやった方がいい!!」って言って、それを本人達に伝えてくれたかはわからないんですけど(笑)、そう言って。

で……、僕、スガシカオと仲良しでして、年1回くらい食事したりするんですよ。で、そこでいろいろ音楽の話をしたりするんですけど、9割方、嫌いなヤツの悪口(笑)(笑)(会場爆笑)」


これはわろた、そして反射的にみんなで2階見上げてスガさん探してわいわいしてたのに当のご本人様はその日ドリカムのライブに行っていていなかったというオチ(笑)


さく「で、そのスガシカオがあるとき『すぅごいヤツが現れた!!』と!!もう最新のロボット掃除機が出た時みたいに!!(何の例えだよそれ!!!!wwwww)

『これを待っていました!!!!』(通販番組の宣伝みたいな言い方)(手振って強調してたきがする)みたいな!!

とにかくすごく歌詞がいい、日本のロックもここまで来たか、と!それが、RADだったんです(ドヤアアア)(会場大盛り上がり)

それがきっかけで某Bank Bandとかいうバンドでカバーしたりもしたんですけどね(笑)(有心論への期待で会場お~~!!&拍手)」


さく
「で、RADのファンの皆さんはRADの衝撃的な歌詞にも慣れていることだと思うので、ちょっと僕らもそんな歌詞の曲をやりたいと思います。(おっ、なんだなんだ?)

男女の生々しい関係を歌った歌でもあって、昔、この曲を作った頃は今と違って合成ゴム0.05ミリで……。」


そ  こ  か  ら  説  明  す  る  の  !!!!wwwwwwww(周りの察したミスチルファン頭を抱えるwwwww)(なんで今日のMCシモ寄りなの、ねぇなんで)

そしてそんなMCはまだ続く(笑)


さく「…………あの……、コンビニとか見ると、今のゴムって(言い回し絶対違う)「極薄」!とかいって0.01ミリ!!!!…………(笑)(会場ヒューヒュー!!!!wwwww&大盛り上がり)

男女や、人と人の隔たりを越えて、もっと深く繋がろうとする歌です。聴いてください。」


この話もまた「あぁそういう意味の話なのか」、と辛うじてわかったところで(だって薄さの話いる???笑笑)、次の曲は。




7.隔たり
夕暮れみたいなオレンジ色の照明の中、ピアノの伴奏と共にスタンドマイクに手をかけ目を瞑り歌い出すさくらいさん。本当に美しいとしか言いようのない旋律に声。それまでの曲が熱や勢いを第一にしたものだとすればそれとは打って変わっての、一音一音を丁寧になぞるかのようなボーカル。聞き惚れました、本当に。

しかしそんな穏やかかつ厳かなステージングの中で唯一たはらが目を瞑って終始頭振りながら上下に揺れまくってたから思わずわらってしまった(笑)(笑)
わかってるよ、浸ってるからこそなんだってわかってるよ、だけどトータルで動きが少ないステージだっただけにめちゃくちゃ目立ってたんだ……(笑)


あとこの曲は序盤は比較的曲が静かなこともありよくやぶさみさんがシャッターを切る音が響いていました。ちょうど私たちの右前方&Zeppという箱ということもあり今までにないほど近くでそのお仕事を拝見させて頂くことが出来たのですが、ハコウマに乗ってファインダーを覗き何度か連続でパシャパシャ撮っては→そのまま画面と1cmくらいの距離で撮った画を確認してはまた撮影、の繰り返しでした。(目悪くならないのか心配になる距離感)

画面の液晶に照らされた横顔はすごく優しげでした、がちなみにそんなやぶさみさんもMCの胎盤のくだりではめっちゃわろてたのでやっぱりミスチルのチームの人なんだなって思った(笑)(笑)あと正直ハコウマ羨ましいわ私も乗りたい見えない(素直)


はてさて脱線してしまいましたがこの曲のハイライトを挙げるとすれば
君は美しきスパイダー、羽虫はぼぉーーーーーーーく!!!!」の声だと思っています。もうあんまりに美しくて、美しくて。

力強いけれど雑じゃない、伸びやかでありながら繊細さ儚さもあって。歌い上げているそのフレーズやメロディもさることながら、何よりもその声が持つ説得力に一瞬で鳥肌を覚えました。
すごく今更なことだけれど、この歌詞を歌い上げるのを聞いてこの人の声って本当に不思議だなぁと思ったんです。相反するものを矛盾させず表現してしまう。声だけでその言葉の奥に潜んだ感情の機微を混濁をありありと、そのまま真空パックして形にして届けてしまえる。とんでもない。この人の声の力を改めて身に迫って実感したのが、この日の隔たりでした。


あと終わったあとにひとつだけうっかりしてたな~~~!!って思ったのが、この曲の『待ち』のじぇんを見れなかったことでした。

突然昔の話を始めますが、自分にとってじぇんを見る上でのターニングポイントになったのがPS2012のしるしでして。で、そのしるしといえばもう今でも覚えてるくらいじぇんの表情が印象的だった一曲なんです、ずっと優しい慈愛に満ちた表情でさくらいさんの背中を見つめて、一緒に歌ってて。

そのライブをきっかけにそれまであまりライブでじぇんの顔を意識して見て来なかったのが一転バラードでのじぇんの表情が大好きになって今に至るんですが、あのね、ぜっったい隔たり、すっっっごくいい顔してたと思うんだよね!!!!見てないから知らないけど!!!!!!!!!!!!!!!!
あのじぇんが一緒に歌ってないはずがないと思う、いや歌ってなくてもいい、世界で一番のミスチルファンがあんなにも素敵な歌と歌声を聴いたら絶対にそういう顔になったと思うんだ、まぁ知らないんだけどね……………………………………………………。(2回目)


原曲と違って「あ~~あ~ああ~…………」は1回だったかな?「あれっここ違う」って思った記憶があるんだけどここじゃなかったっけ。
最後まで丁寧になぞりつつ吐息を残すように「ものをぼぉくら、抱きー…しめる…………」と歌い上げ、会場からは拍手が。




8.Sign
と、その拍手も止まぬ間にピアノであのイントロが!

会場が一気に沸いた、と同時に左右前のお三方が一斉に(ほんとに一斉に)顔覆って泣き始めてびっくりした(笑)(笑)これがSign……流石…………(笑)(某人が「女子人気」と言ったのは言い得て妙)
私はというと、こんな近くで、しかもZeppで  あ  の  Signを聴いているのがなんだか信じられなくて実感がありませんでした。とにかく心地よくて会場と一緒に身体揺らしながら聴いていたような。

というか次の曲のイントロでこの曲の記憶が全てぶっ飛んだんですよね、ごめんなさい……(笑)




9.足音 ~Be Strong
今も頭の中でスローモーションみたいに再生されるんです。気持ち悪いくらい覚えてる。

Signが終わった拍手の中、まだ明るいステージ上にスタッフの人が出てきて下手側(たはら側)からさくらいさんにギターを渡すのが見えた。もちろんたはら側を向く訳だからこちらには背を向ける形なんだけど、その横顔に「どこかで見たことがある」って思った。それまで歌っていた曲と違う顔をしていた。

そう考えたのも一瞬で、受け渡しの最中にもうあの何度も何度も聴いたストリングスの音がして(いつもより短かった)、その中にスティックを鳴らしながらのワーントゥースリーフォー!!というじぇんのカウントが響いて。
爪弾かれるたはらさんのギター、受け取り構えたさくらいさんがこちらに向き直ると共にじぇんの力強いダダーン!!!!のドラム。それを皮切りに照明が全てつき、白い明かりの中にMr.Childrenがいました。


なんだか信じられませんでした。トレーラーで映画館で何度も何度も何度も見てきた"Zepp"での"足音"を聴いている、目の当たりにしている、ということが。

あんまりに主観的な想いが強すぎてここに書けるようなことはほとんどない(「強くなっていける」での腕曲げガッツポーズと 「歩き出そう」上げはなかった、とか本当にそれくらい) んですが、一つだけここに書くとすれば。
間奏で、さくらいさんが笑顔で右を向いてたはらさんを見て、左を向いてなかけーを見て、そのままじぇんまで振り返って見て、そして正面に向き直って。その間ずーっと浮かべていたその笑みを、この日の足音を、この日足音を聴けたということをずっと忘れずにいたい、と思いました。



「夢見てた未来はそれほど離れちゃいない」



叶えてくれて、本当に本当に、ありがとう。
きっと忘れないよ。





*MC

「Mr.Childrenも、このライブが年内最後なんです。だから、今の僕らに、もちろんみなさんに、そして、10周年を迎えてこれからも躍進していくRADに、この歌を贈りたいと思います」





10.終わりなき旅
言葉を聞いて、どの曲をやるのだろう、と息を潜めて耳を澄ましていた。ら、さくらいさんがエレキを鳴らし始める。ストリングスはなかったような気がします、それともギターの音に集中して意識に入ってこなかったのかな。
PS2012や未完ツアーの合唱の時の弾き方とも、シフクやHOME野外の爪弾くようにアレンジした弾き方とも違い、本当に原曲寄りの掻き鳴らす弾き方、でした。


ここで「いつもの終わりなきと音が違う(ジャキジャキしてる)」「でもこの感じ聴いたことがある」と思って見たらブルーフラワーではなく足音MVやセンスタ終わりなき(同じく原曲アレンジ)で使っていたギター、K&Tくんなんですね。今回初めて顔と名前と音が一致したよ……音に意識がいったの初めてで自分でびっくりしたよ……(笑)

楽器交換がなかったってことはさっきの足音はブルーフラワーじゃなかったんだ、ブルフラじゃなくてMVのあのギターで鳴らされる足音は実在してたんだ……(MVの中だけのファンタジーかと)だとかいろいろ衝撃を受けたんですが、
響き渡るギターサウンドにドラムが加わり、全員揃ってのイントロに入る、といういつものあの部分(せ、説明できない)(CDで言うとストリングスの音が下って上がって→みんなでどっかーん!みたいなとこです察して)(説明力ごめん)でステージの上下に設置された白い照明が一斉にMr.Childrenを包んで花開くようにムービングするのにすべて思考を攫われました。

本当に本当にかっこよくてたまりませんでした、この光景。え?分からないって?まぁ簡単にいうとシフク終わりなきのイントロのムービングライトをステージに対して水平じゃなく直角につけました!って感じなんですが文字で表現するには限界があるので以下ご覧ください


 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓







かっこいいでしょ(号泣)(果たして伝わるのか)
これ、この照明ワンマンでもやってほしいと心から思った……暗闇の中光の壁?柱?が開くと彼らの姿が見える、っていう画が本当に本当にかっこよくて大好きで…………。今までに見た終わりなき旅の始まりの中で一番好きだ、一番かっこいい、と思ってしまったよ…………………………。
やってくれないかなぁ、ワンマンだと照明もっとたくさんあるから逆に上1列下1列なんてシンプルな使い方はしないかもしれないね……Divercityの終わりなきがどうだったのか気になってますご存知の方はよければご一報を……(ちなみに未完ツアーでの2番に入る時?の照明の展開の仕方自体はこれに似てた気がする、でも数が多いから会場全体が明るくなってしまう&光の壁ではなくなってしまう、って感じだったなぁ……)(でも未完ツアーのそこの照明すごくすごく大好きだった)


自分が合唱ではない終わりなき旅を聴くのはセンスタぶり。久々の"彼らが提示する"という形の終わりなき旅は、先のツアーとは打って変わって人懐っこさよりもアグレッシブさ、寄り添い共に歩む優しさよりも前に腕を引く力強さ頼もしさが強調されて響いていたような。

どこかに「あなた」を必要としてる人がいる

と、いつもと似てるけどどこか違うフレーズを優しげというより男前な微笑みでもって歌っていたのもそう思った要因かもしれません。本当にずるい、このワンフレーズは。


この「あなた」の歌詞変えの他に自分の中では2つハイライトがありました。
ひとつは「ただ未来へと夢を乗せて」でのワンシーン。さくらいさんはいつものライブのように「ただ未来へと…………」で言葉を切ったのですが、そこで観客から続きの「夢を乗せて」の歌声が。

Mr.Childrenのライブに参戦したことがあるお客さんなら恐らくここがいつものブレイクだとわかっていると思うんです。だからここで歌ったのはブレイクを知らないRADのファンの方たちなんじゃないかな、と勝手に想像しました。(RADのファンの方たち、というかRADのライブはめっちゃ歌うからということもあり)そしてそれがなんだかとても嬉しかったんです。こうしてMr.Childrenのステージに受身じゃなく参加して一緒に作り上げようとしてくれているように感じて。
私がこう思うのもすごく変なことではあるんですが、でもあたたかさを感じてすごく嬉しく思ってしまいました。


そしてそんな会場にさくらいさんは
「…………歌うんだね?(笑)」(低めの掠れた声、かっこよかった)
「歌える人は一緒に、」
と呼びかけ、もう一度「息を切らしてさ」に戻り一緒に歌い始めたのでした。


そしてもうひとつは、最後の最後のさくらいさんの
「叫べーーーーーーッ!!!!!!!!」
と、それに応える形で会場全体で叫んだ
「おわーーーっり!!!!なーーーーーっき!!!!たーーーーーーーーっっび!!!!!!!!」


どうしてそう感じたとか何を感じたとか説明できない、でもあの声を浴びた瞬間胸が震えたし一気に涙がこみ上げてきてしまった。
なんだかね、これはあくまで例えだけれど、「生きたいって言え!!!!」、「生きたい!!!!」みたいなものをね、感じたんです。
うまく言葉にできないけれど、すごく大事なものを投げかけられ、そして応えるのを求められたような気がしてるんだ。

そして彼(ら)がこちらに叫ばせて自分で叫ばなかった分の情熱を込めたのがアウトロでの全員での全身全霊でのセッションだったんじゃないかな、なんて思ってます。


最後、曲終わりで歓声を浴びながらギターを掲げるさくらいさんも本当にかっこよくて。その姿を見て初めて「あぁこの人は紛れもないロックスターだ」なんて思ったりもして。
こうしてMr.Childrenはこの日の、これまでの、この1年の全てをぶつけ、ロックスター及びポップザウルスの真骨頂を魅せつけて舞台を去ったのでした。あまりにも鮮烈で濃密で……これが"前座"だなんて信じられる?(笑)
そんな夢のようなステージは幕を閉じました。