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【ONE OK ROCK×Mr.Children】2017 “Ambitions” JAPAN TOUR4.22,23@横アリゲストアクト感想文①

こんにちはーーーーお久しぶりです!!!!一体いつぶりの記事なのか!!!!
超個人的「重力と呼吸ツアー参加前に過去のライブレポを完成させよう」キャンペーンと称しまして、まずは2017年4月のONE OK ROCKゲストアクト公演の感想文をアップしたいと思います。(※この序文を書いているのは2018年11月4日)

今回のアルバム発売に際したインタビュー中で、何度も何度も話題にあがったこの対バン。(正式にはゲストアクトの呼称だけど)
8割ほどはまだ「重力と呼吸」のじの字も知らない頃に書いていた文章だけれど、今このタイミングで振り返ってみることにもすこーーーしくらいは意味はあるかもしれません。さてどうだか!


というわけで以下、約1年前に書いていた文章になります。そのつもりで読んでもらえれば!



----------------------------------------------------

ONE OK ROCK 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR。
このうちの横浜アリーナ2日目・3日目公演のゲストアクトを務めたのが、Mr.Childrenでした。


誰得な話をすると、自分にとってのワンオクは、長らく「中高時代にカラオケで友達が歌ったりCD貸してくれたりしていたバンド」でした。
ていうのも、何となく当時の自分のクラスメイト間では「ワンオクかラッド」みたいな感じがあったからなのね。
ほかの地域だと全然そんなことなかったりするのかな?完全に的外れだったらごめんね!?笑

んで自分はどちらかというとずっとラッドが好きなままで来てたんですが 、2016年に転機がやってきました!
映画「RADWIMPSのhesonoo」や、熊本地震を受けたコラボ配信で、洋次郎とTakaが一緒に「バイマイサイ」を歌いまして。RADWIMPSを通して再びONE OK ROCKに触れたんです。

このバイマイサイが本当に優しくて美しくて。「バラード」のイメージを持ってなかったから意外で。

昔はワンオクに『攻撃的』ってイメージばかり持っていたけれど、今聴いてみるとor今の彼らはそうじゃないのかもなぁ……

そう思って気になりつつあった矢先に、今度はさくらいさんがインタビューでやたらにワンオク&Takaの名前を出してくるじゃありませんか!!
さらには2017年1月11日!!Mr.Childrenのシングル・ヒカリノアトリエの発売日が、ONE OK ROCKのアルバム・Ambitionsの発売日と一緒!!
タワレコ前で延々交互に流れてて、なるほど今こういう音楽やってるのかーなんて思ったのもなんだか懐かしいなぁ。
あの時はまさかこんなライブが行われるなんて思ってもなかったよ。


そうやってじわじわと「きになる」を高められ続けた果ての、今回のライブ。

色んなご厚意や偶然が重なって、私は横アリ4/22,23公演に参加させて頂くことができました。ワンオク初心者な自分にお譲りくださった方々にはもう本当に感謝しかないです。
いつもチケットをお譲りくださった方からのお手紙とかがライブに挑む上での心構えをつくってくれたりもしているんですが、今回は特にしゃんと背筋が伸びました(´;ω;`)
こんなに貴重な公演にミスチルファンの立場でありながら2日間も参加させて頂いたんですもの。思いきり楽しみきること、最高の夜だったと残すことがせめてものお返しかな、と勝手に思っています。

Mr.Childrenは4/22を母体としたレポ(感想文)形式、初めて見たワンオクは曲やメンバー名がちゃんとわからなかったこともあって全体の感想という形でいきたいと思います。

はじめてONE OK ROCKを見る、
いちMr.Childrenファンの体験したライブ。
それを少しでも形にできていれば幸いです。




ではでは以下、はじまりはじまり!












【ONE OK ROCK 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR】
4.22、23  横浜アリーナ










4/22は曇り→雨模様、4/23は快晴!と相成った横浜アリーナ。
22日は自分同様ワンオク初参戦の某はとさんと、23日はワンオク参戦済の某センパァイと。
前者は初参戦同士、同じテンションではしゃいだり驚いたり感激したり出来て本っっ当に楽しかった!!!!
後者は私も前日参加させて頂いたため(一応)既参戦者同士として!!今日はセンパァイの「いやぁこれはすごい」を聞きに来たのでよろしくお願いします(ライブを聞きましょう)


お次は座席のお話。今回のライブでは席種が大きくセンタースタンディング・スタンド・後方立見と分かれていたのですが、私は両日共にスタンド。会場の盛り上がりや照明演出等を一望することが出来るとっても嬉しい席でした。ミスチルのステージでのお客さんの反応とか、ワンオクのステージでのお客さんのノリ方やアリーナの暴れ具合(笑)だとか、見たいじゃないですか!!見れた!!ほんとありがたい(´;ω;`)
細かくいうと22日はアリーナに対して真横の北スタンド。23日はちょっとステージから遠くなりつつ対面寄りの西スタンド。

自分がこの会場に入るのは2015年5月のリフレク横アリぶり。2016年の改装後初でもあります。
改装を経て大きく変わってしまったのかな、とどぎまぎもしてましたが大きな構造は変わりません。基本的に外壁はガラス張りで、中には左右に階段が広がってるあの感じ!
一番変わったと感じたのは音響かな。リズム隊の音がすごく良く聴こえるようになった気がした。前に行った時の席がちょうど聴こえにくいとこだった説あるから微妙なとこだけど!

そんなわけで、新鮮さよりも懐かしさを感じながら、その時間を待っていたのでした。











4/22  18:00
4/23  17:00

ほんとに開演時間ぴったりくらいに客電が落ちる。事前にスタッフさんがかけていた「開演時間ちょうどに始めるので急いでくださーい!」という言葉どおり。普段行くライブはいつもほぼ5分押しで始まるから、ちょっとびっくり。
いやちょっとは嘘だないつもより気持ちの準備時間5分短いわけだ、全然心整ってない!!!!
どうしよ!!!!まじか!!!!もう始まるんか!!!!!!!!




とか言ってたら、薄暗いステージに人影が入ってくる。
それでもう息を呑んで一気にパニックが収束した。


息を詰めてステージを見つめる。
ひとり、ふたり、さんにん……
4人+1人じゃない。7人いる。驚いた。

割れんばかりの拍手の中、後列の2名─ホーン隊の2名が楽器を構える。
メンバーバックの背の低い照明が徐々に白に近いオレンジの光を放ち始め、ドラムセットの奥のあの人がスティックを持った両手を大きく掲げ喜びをアピールしてくれる。
1番前のその人のシルエットが浮かび上がってくる。
朝焼けみたい。
もう泣きそう、本当に美しかった。


眩い暖色の光の中、ついに始まった。








1.fanfare

美しい逆光の中、ほぼアカペラで響き渡ったのは「悔やんだって後の祭り」から始まるあのフレーズ。

思いもよらないfanfare始まり!!そしてワンオクファンの方が9割であろう会場からは大  歓  声  !  !  !  !
ワンピースきっかけかな、わからないけれどとにかく知っててくれた感じの反応。これがすごくすごく嬉しかった。

でもこっちはそれどころじゃないのです。
いやだって、ねぇ!さくらいさんの声に合わせて後ろの2人、たくおさんといっちーさんが高らかにファンファーレを鳴らし始めたんだよ!!
そう、ファンファーレ!!!!「fanfare」のファンファーレ!!!!(※スパファンアタラシイヤツデスMCの口調で脳内再生願います)
これを生で聴ける日がくるなんて誰が想像できた!?!!夢にも思ったことなかったよ!!

しかもこれが1曲目!!はじまりを、旅立ちを体現するような朝焼けの照明の中で!!

さぁ旅立ちの時は今」!!
重たく沈んだ碇を上げ」!!!!

もうなんて言えばいいんだ、本当に最高すぎる(´;ω;`)



これだけでももうクライマックスなのに!いつもの本格的に曲に入る前のタイミングで、彼は、さくらいさんは叫ぶ。


○4/22
「ONE OK ROCKと!音楽を愛する皆さん!!!!横浜アリーナ!!!!

僕もまた、ONE OK ROCKを愛する者のひとりです!!!!こんばんは、Mr.Childrenです!!!!(客:わーーーーーーーっっ!!!!)

今日は最後までよろしくねーーーーー!!!!」


○4/23
「ONE OK ROCKと音楽を愛する皆さん!!!!
こんばんは、Mr.Childrenです!!!!
今日は最後までよろしくねーーーーー!!!!(客:わーーーーっっ!!)」


大  喝  采  !!!!
ありがとうね、ありがとうね(´;ω;`)


ここで照明前から&白に変わる!!!!
メンバー見える!!!!
さく&たはが向かい合ってツインギターでイントロ!!!!

ツインギターでイントr

ツインギターでイントロ!?!!?!!(二度見)

fanfareでツインギター!?!?!??
さくらいさんがfanfareでエレキ持ってる??!?!!?!(三度見)


脳のバグかと思いました、違いました
初生ブラスじゃ飽き足らず初エレキまで!!!!
しかもそれ、そのギター、SENSEアリーナPreludeぶりのギターじゃ????
何が起こってる?????


とか思ってたら
シュバーーーーーーーーーーーーーッッッ(さにやんキーボ)
ダカダカダカダカッッ(じぇんドラム)


で見事思考が吹っ飛ばされました、ありがとうございました




さて、改めて今回のメンバーの格好&使用機材をまとめると!

たは:
22日が黒のYシャツにグレー?黒?のカーディガン、23日がグレーのTシャツに黒いジャケット、だったかな。どっちにしろ黒系( ˇωˇ )
fanfareで使ったエレキはギブソンSGさん(いつものfanfareのやつ)。

なか:
袖口にオレンジのラインが入った黒ポロシャツ。
fanfareではFreedamの青いベースくん(幻聴とか近年のエソラとかで使ってたやつ)。

じぇん:
大きく白で英語が書いてある黒Tシャツ+両手に赤リストバンド
ドラムはもちろんLudwigのオイスター柄のやつ。すみませんスネアの交換とかは見れなかった……あと見てもわからな……(笑)

さく:
白のVネックTシャツの上に  赤  の  レ  ザ  ー  ジ  ャ  ケ  ッ  ト。最高すぎて卒倒モノでした。めっちゃ「ロックンローラー」じゃん。最高!!最高!!!!
ん!で!fanfareのさくらいさんといえば今までハンドマイクだけだったところ、前述のとおりまさかまさかのエレキギター持ち!!
センアリのPreludeで使ったワインレッドっぽいキラキラギターくん(調べたらFJのジャズマスだそうな、色はパープルスパークル)!!!!
つまり6年ぶりに登場のギターくん!しかもそれがfanfareの初ギター!ワンオクゲストアクトでの登場!くーーーーっニクい!!!!それワンマンでもやってくれよぉ!!!!(叫)
んでもちろん我らがMr.Childrenなので、その後のThanksgiving25のfanfareではハンドマイクに戻ってましたとさ♡♡なんでや。

ここまでの格好、図にするとこんな感じ。




エレキありのfanfareかぁーーーっこよかったよーーーーー……さくらいかずとしのエレキ姿が好きな人みんなに見てほしかったよ見てほしいよ、いや好きじゃなくてもときめくんじゃないですかたぶん(雑)
イントロアウトロ以外どこで弾いてたかちゃんと見れてないんだけどね、でももう「さくらいかずとしがfanfareでエレキ持ってる」ってだけでおなかいっぱい胸いっぱい意識ポーンよ……(つまり興奮して記憶がない)
だってfanfareだもの、もう全力で跳びながら楽しむしかない。


覚えてるのは1番2番ともBメロで行進の動きをしてたこと、時々やるやつ!
2番では  弾  か  な  ギ  タ  ー  炸裂、もはや弾かずにギター右手で掴んでハンドマイクで歩きながら歌う(笑)
やっぱりハンドマイクが身体に染みついちゃってるんだねぇ(しみじみ)(ギターの意味)

あとあと、Thanksgivingでもやってましたが、1番3番のサビetcを歌わない(「にあるんですって」、「まるで袋のネズミ〜」、「にあるんでしたっけ!?」カット)のはこの公演が初出でした。以降スガフェス、Thanksgivingでも続行。ヒカリノアトリエツアー5/10名古屋と5/12三重でfanfareやったときはどうだったんだろ?
これ、どういう意図なんだろうねぇ……喉の負担軽減なのか歌詞の意味としてカットしてるのか何となくなのか……。
いつかわかる日はくるのでしょうか、次に披露されるときはどうなってるのでしょうか(笑)


○4/23のみ
4/22は記憶が定かじゃないんですが、4/23公演はアウトロでもさく&たは向かい合いで演奏。この感じなんかFIGHT CLUBっぽいね!
ラストはfanfareの恒例で、さくらいさんがじぇんちゃん前に来てぴしっ!と気をつけしてフィニッシュ!!

4/22は歌い終わって
「横浜アリーナーーーー!!!!
すごいよーーーー!!!!」って叫んでくれた、と思った、ら!





2.擬態
たは:ES-355の黒
さく:ハンドマイク
なか:ホワイトくん


息つく間もなくこの曲ですよ!!!!擬態ちゃーーーーんわぁーーーーーーーー(´;ω;`)(´;ω;`)
個人的にはこの1ヵ月前にヒカリノアトリエツアー八王子公演で聴いててその時も大☆興☆奮だったんですが、いやーーーーアリーナで聴く擬態!!!!原風景!!!!ここがふるさと!!!!たまらん!!!!
とか思ってたら4/22しょっぱな


さく「ディスカウント…(やべっ間違った!顔)か〜ら始ま〜った〜今日も同じスコアに終わった」
さく「ディスカウントして〜山の〜よ〜に〜」


安  定  の  歌  詞  間  違  い  (⌒▽⌒)(⌒▽⌒)(⌒▽⌒)
そろそろ擬態の歌詞ミス歌唱回数が正しく歌唱した回数を越えているんじゃないか?と疑う今日この頃


印象的だったジェスチャーがちらほら。
さくらいさんがたは側、なか側ステージサイドに行くいつものやつは両日とも。
その中で4/22だけやったことがひとつ。1番だか2番だったか覚えてないけれど、なかけがなかけ側ステージ端まで行ってたとき、さくらいさんがちょうど戻りのタイミングでなかけの肩ぽんってしてた。(さく左手、なかけ右肩。文字にすると結構大変な体勢な感じがしてくる笑)
好き!

あとこちらも22日だけ。
2番の「ムキになって洗った手に〜」のパートで、「こびりついてる」で左手で赤いレザージャケットを撫で、「真っ赤な血」で撫でた左てのひらを見る。そして「いつか殺めた自分に」で左手を首に擦り付ける。
こびりついてる真っ赤な血を見て、首に塗りつけて「殺め」るのを表現するようなジェスチャー。ヒカリノアトリエツアーでも赤Tシャツを着てやっていたものです。
やっぱり服の色を見立てていたのかなぁ、どうなんだろう。(その後黒レザーで出たスガフェスではどうしてたか、忘れちゃった……)


未完ツアーではよく邪悪(語弊)な顔をしてた「優しげな笑み」、今回はちゃんと優しげな笑み(笑)


恒例のアウトロの「オーオオオー!」のコールアンドレスポンス、アウェイだしどうするんだろう?と思ったら煽る煽る!!!!むしろいつも(ワンマン)の倍煽ってた気すらした!!!!(笑)
初めての人も多かったでしょうに、会場のみなさん大きくオーオオオー!!やってくれました。
煽りに応えてくれてよかった〜〜!ありがとうございます!!(謎立場)
4/23はアウトロオーオオオー!煽るだけじゃなく、2番の間ずーーっととべとべ!!って煽ったりもしてて。煽り倍増してました、前日で「煽ったら応えてくれる!」って味占めたんかな(笑)

23日のラスト(あるいは冒頭?記憶定かじゃない)は、ステージ真ん中のプロンプター?を台にして大ジャンプ!!
これ、22日のワンオクのステージ見てTakaに触発されたやったんじゃないかなぁ、俺も昨日はやんなかっただけでできるぞ!?!!??!って(笑)
勝手にそう思ってます(笑)





【MC】

〇4/22
さく「気持ちいよ横浜!!!!
人によっては親子ほど歳が離れてるかと思いますが(笑)(会場笑)
最後までよろしくねーーーーー!!(会場わーーーっ!!!!)」

ワンマンでも親子ほど離れてるお客さんいっぱいいるけどネ☆~(ゝ。∂)☆~(ゝ。∂)きゃっ☆
でもたしかに、普段より確実に未成年が多いな〜コールアンドレスポンスの声若いな元気だな〜と思いましたはら。
ちなみに4/23は一言
さく「気持ちいいーーーーーーーーっ!!!!」
でした。気持ちよかったんだろうね!?!!?!笑


ここから今回の経緯に。


〇4/22
さく「前に一緒に食事に行ったんですよ。
で、その時に言ったんです。
『今度のツアー、ゲスト呼ぶんだよね?
それー、できないかな??(あの笑顔)』

……断れなかったんだろうね??(笑)
(どこか感じる圧に会場爆笑)


去年の(ワンオクの)横アリね、僕見たんですよ。
ちょーどあのへんのね?関係者席で(笑)(と言って関係者席スタンドを指をさしてたんだけどこんなはっきり関係者席指す人そういないwww)

で、ライブのMCでTakaくんが言うんですよ。『僕たち世界一のバンドだと思ってます!!!!』

……先輩来てるんだけどな〜〜ぁ????(わざと揶揄して煽るあの喋り方)(会場爆笑)

いや、先輩って、僕らだけじゃなくてたぶん他にも来てたんだと思うんです。なのに“言うなぁ〜”って思って。
でもね、そのライブを最後まで見たの。そしたら本当に思ったんです。世界一のバンドなんじゃないかって。
それ以来僕らはワンオクの背中を追いかけてですね……(会場笑)
いやいや、笑い事じゃないですよ。(真剣な声色)
本当にそう思ったの。だから今日ここに立てて本当に嬉しいです!(会場拍手&歓声!!)」


〇4/23
さく「去年Takaくんと食事に行ったんです。
いろいろ話しました!でも本題は別にあって……
酔っ払った勢いに頼って言いました!
『来年ツアーやるんだよね?
オープニングアクトって、あるよね?
それ、出たいなぁ??(上目遣い的なのになぜか圧)』

直接話したからね、断れなかったんだと思います(笑)


実は去年横アリの公演を見に行ったんですけど、そのときMCでTakaくんが世界一のバンドですって言ってて。

言うなぁーって思って。
先輩も来てるのに(笑)(会場笑)

でも最後まで見たら本当に、本当に世界一のバンドだと思って。
(真剣な声色に拍手起こる、じぇんがバスドラでちょっと空気をつくる)
だから僕は今ONE OK ROCKの背中を追いかけているんですよ。(真剣)(会場笑)
笑い事じゃない!(笑)

だからこうやって今日出られて本っ当に嬉しい。(噛み締める感じで)
(たは拍手)(じぇんスティック両手で握ってありがとうねのポーズ)(なかはネックの根本握ってちょっとペコー)

(ここでONE OK ROCKとTakaのことをバンド、ロッカー、シンガーとしてすごい、的な言葉で褒めていた(んだけど記憶曖昧……))」


どちらの日も、ほんとに真剣に言ってた。
「負けたなぁ」「すごいなぁ」の気持ちで傍観するでもなく、ただ悔しがるでもなく。もうそのあとの、尊敬した上での「自分に足りないものを見つけた」「吸収してやろう」「越えてやろう」だったんじゃないかなんて思う。



そして話題は次の曲にまつわるお話へ。


〇4/22
さく「ONE OK ROCKが大変だった時に、Mr.Childrenの曲をみんなでカラオケで歌ってくれたらしくて。
順風満帆に見えるONE OK ROCKも、実はそうじゃなくて……。
壁にぶつかるたびに(手で壁に阻まれるジェスチャー)、
乗り越えて、(越える手)
暗闇に手を伸ばして光を掴んで……、(グッ、と掴んで手元に引き寄せた、と思ったらすぐに)
でまた次の暗闇に手を伸ばして、光を掴んで……。(また別の方向に手を伸ばし掴む)
そうやってきたんだと思います。

そんなONE OK ROCKと、ONE OK ROCKを好きな皆さんへ次の曲でエールを贈りたいと思います、
聴いてください、『Tomorrow never knows』。」





3.Tomorrow never knows
たは:DS-185、ホワイト
さく:スタンドマイク→ハンドマイク
なか:ホワイトくん
いつも通りの布陣!


入りのお客さんの歓声!!からの拍手がミスチルワンマンでいつも聴く「パン、パパン」じゃなくて「パン、パン、」だったのがとてつもなく新鮮でした(笑)
そうか、普通に聴くとそうなるよな……面白いな……笑


何度も聴いている曲のはずなのに、ここで見たこの曲が今でも心に焼きついて離れない。
以下、2日間のTomorrow never knowsを別々にレポしたいと思います。


まずは4/22のTomorrow never knows。
いつも通り 1番をスタンドマイクで歌っていたさくらいさんは、途中で外して2番入りでスタンドを自ら後ろに下げて、花道に出ていく。

「今より前に進むためには」で花道半ばまで行って止まる、
「争いを避けて通れない」でちょっと後退、
「そんな風にして世界は」~サビで一気に花道の先端へ。

そこでカメラがさくらいさんの背後に回る。
モニターに映し出されたのは、ちょうど客席に光が当たらず、まさにどこまでも広がる暗闇に向かって手を伸ばしながら歌いかけるさくらいさんの姿。


それでやっと気づいた。
さっきワンオクに向けられた言葉は、きっとそっくりそのまま彼ら自身に当てはまることなんじゃないか。
未完ツアーのMCで、彼は何度も何度も言っていた。「一番最初にドームでライブをした時は、まるで客席が広い暗い海みたいで、声が届いているかもわからず無我夢中でやっていた」って。「でも、今こうして見てみるとドームはそれほど大きくないし、顔も見える。みなさんと何度もライブを重ねていくことで、近くなっていったんだと思う」って。


そうだよ、この人たちもまた暗闇に手を伸ばして進んできた人たちだったじゃないか。


そう思って聴く「果てしない闇の向こうに手を伸ばそう」なんて、
光が駆け抜け視界が開けていく転調なんて、
大サビの歌詞なんて、
泣かずにいられる?
本当に闇から光を掴もうとし続けてきた彼らが、今歌い贈る「Tomorrow never knows」、これ以上のエールがある??

ただの定番曲や、有名曲としてなんかじゃない。
本当にその場で奏でられる必然性を持った、血の通った「Tomorrow never knows」だと心底思った。心が震えてならなかった。



この想いは翌日、4/23のTomorrow never knows前の言葉にも確かめさせてもらえた気がしています。


〇4/23 曲前MC
さく「で、ONE OK ROCKが大変なときに、みんなでカラオケで僕らの曲を歌ってくれたらしくて。
順風満帆なように見えるONE OK ROCKも、実はそうじゃなくて。
何度も暗闇で手を伸ばして光を掴んでは、また暗闇に手を伸ばして、光を掴んで、って繰り返してきたんだと思います。

そんな風に暗闇の先に手を伸ばしていきたい、
俺もそう思ってます。

次にお届けする歌は、そんなONE OK ROCKと、ONE OK ROCKを好きな皆さんへのエールとして歌いたいと思います、
聴いてください、『Tomorrow never knows』」


4/23のTomorrow never knowsは1番スタンドマイク、途中で外して2番入りでスタンド後ろに下げてなかけ側、たはら側にそれぞれ足を運んで。
前日とは違って2番中には花道に行かず、大サビで花道へ。

MCでもはっきり言葉にしたり、左右スタンドまで足を運んで丁寧に届けたり、大サビのウォッオー!を明確にお客さんに振ったり……。4/23は「きちんと想いを届ける」ということを大事にしたTomorrow never knowsだったような気がしています。


あとはメモ程度に付け加えると、4/23はイントロでさくらいさんが水飲んだり、たくおさんがサックスソロでモニターに抜かれたりというシーンがありました。前日の次曲でいっちーさんが抜かれてるのを見てたので、これで「あ、やっぱりヒカリノアトリエ編成(-小春)だ!」と確かめられました。



なんだろうね、幸いなことに、Tomorrow never knowsってライブでも数多く聴かせてもらっている曲で。
だから近頃はある意味「Tomorrow never knowsが演奏されること」に慣れてしまっていた・特に大きな感慨をもって受け止めることもなくなっていたような気がする。
めちゃくちゃ贅沢な話でもありめちゃくちゃ情けない話でもある。

25周年の節目のこの年。Thanksgivingツアーで改めて心構えを持ってこの曲を聴くことができたのは、間違いなくこのライブのTomorrow never knowsがあったからだった。
このライブがくれたものが、この「Tomorrow never knows」からもらえたものが、本当に沢山ありました。

このエールが、ONE OK ROCKのみなさんにも、ONE OK ROCKのファンのみなさんにも、確かに届いていたならいいな。届いていますように。
こんな「Tomorrow never knows」を聴くことができたのは、あなたたちのおかげです。
本当に本当にありがとう。




4.跳べ
たは: 黒シンライン
さく:D-28
なか:ホワイトくん
ヒカリノアトリエ、Thanksgivingと同じ布陣!


前曲噛み締めてたらうわーーーーーわわーわーーーー!?!!!?!!!?!まさかの!!!!ワンオクファンさん知ってるぅ!?!!?!!アタラシイヤツデス!!!!!!!!ウソです!!!!!!!!
ほんと意外な選曲!!!!でもみんなが知らないならその分跳ぶしかない!!!!アウェイの跳べ燃える!!!!


なんか初日は最初原キーで入りかけて→演奏無理やり下がってたような気がする、ごちゃごちゃっと変になってたような……(笑)
ワンオクの前にアコギかき鳴らしてるっていうのがなんとなく面白い気がしました。そうそう、アコギの音がすごくよく聴こえた気がするなぁ。
これまで横アリでライブ見た時、バンド演奏ガンガンにやっててこんなにアコギの音聴こえたっけ?やっぱり音響よくなった気がするなぁ。
もちろんこの曲で美味しいがっちりしっかりなリズム隊の音も、自由に響くエレキも、華を添えるキーボとブラスの音もガンガンに聴こえました!


この曲で印象的なのは照明!
ヒカリノアトリエツアー同様、Bメロのダダン!ダダン!ダーンの照明ちゃんとやってくれてて感激!!黄、黄、赤!!!!いやー興奮した!!!!
あとAメロでステージ照らしてた黄色のくるくるお花照明は初めて見れました。これのことかぁ……。
ヒカリノアトリエツアーは1階席だったからステージ上の照明の形まで見えなかったのでやっと……。

そして「ワンツーのスリー」\ゴー!!!!
これまじで周り誰もやってませんでした(ゲラッッゲラ)
ここで1番「アウェイのライブ」を実感したかもしれません、ほんとにいなかった……(笑)
ゲストアクトだからそうなることわかってるだろうに、それでもあなたたちはそこしっかり振っちゃうんだよね、そういうとこ、そういうとこだよMr.Children!!!!よしよしわしゃわしゃ!!!!かわいいね!!!!
全力で10人分のつもりで\ゴーーーー!!!!/したさ!!!!届いてるかわからんけどね!!!!


これヒカリノアトリエツアーのレポにも書いたしたぶんThanksgivingにも書くんだけど(しつこい)、
何度聴いてもラスサビの「はねーをひらき、じゅばくをとき、」のなかけのベース♪ドゥーンドゥーンドゥーンが最高。最高。低くうなりを上げるバイク的な。
……??逆にこの形容伝わりにくい?
いやー何度聴いても好きですこれ。たまらんかっこいい。


4/22は、アウトロで初めてモニターにいっちーさんが抜かれていっちーさんいた!!いる!!ってなったり、
じぇんちゃん手数増えてるぅ〜〜かっこいいよぉ〜〜♡♡♡(うっとり)したり。ヒカリノアトリエの時は冷静じゃなかったからわからなかった……。

4/23は、ラストの「と・べーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」が超超ロング&大シャウトで、会場から拍手が!
これ、前日のワンオクのステージのTakaの超絶ロングシャウトに触発されてだと思うんですがねぇねぇどうなんだいさくらいはん!!!!
めっっちゃ歓声あがったね、盛り上がったね、やったねさくらいはん!!!!(誰なんだい)


とにかく視覚的にも音的にも「楽しい!」がいっぱいの1曲でした!!

前述のとおりおそらくワンオクファンさんのほとんどは知らなかったんじゃないかなと思いつつ、でも楽しんでくれてたらいいなぁ!(自分が楽しむのに夢中でこの曲ばかりは周りが見えなくなった人間より)




5.終わりなき旅
たは:黒シンライン
さく:ブルーフラワー
なか:ホワイトくん
近年のいつもの布陣。


最後の曲はこの曲。
ゲストアクトのこのタイミングのこの曲、っていうので思わず「RADWIMPSの胎盤」の同曲を思い出してしまう。あの時のMCを思い出して、少しは同じ気持ちが入っているかもしれないなぁと思ったりも。
演奏も胎盤、ヒカリノアトリエと同じく原曲バージョン。(※あ、でも誤解なきよう書いておくと胎盤の同曲はブルフラではなくK&T)


4/22の同曲序盤はちょっとじぇんがみんなに対してずれてた?ように聴こえました。
いつもより1番での手数多くしてた?からそう聴こえたのかな……と思ってるんだけど、翌日は元に戻ってた&結局himawariに収録されてるの4/23の方だから不明……。全部気のせいの可能性もある……。
でも終わりなきの1番AメロBメロでいつもと違うと感じることなんて今までなかったからなぁ……ううむ……


2番は「どこかに『あなた』を必要としてる、人がいるぅうううう↑↑」

大サビ前はかすれたような声で、
「息を切らしてさ、駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ

ただ、未来へと、


(思いきりためる)



ただ、未来へと、夢を乗せて」


これ、ものすごく言葉が飛び込んでくる歌い方だと感じた。かっこいい。


大サビでは、4/23だけ歌詞違いが。
"きっと"、今日だって、僕らは動いてる
間違いかもしれないけれど、より「今」の気持ちの強さを感じるフレーズでした。


そしてアウトロとなだれ込んでいくんですが、ここで大好きなシーン。
さくらいさん、歌詞を歌い終わってアウトロ入る直前に、わざわざアウトロ弾くために新たにピックとったんだよ。最後の1曲で、あともうアウトロしかないんだよ……なのに迷わず……。
全身全霊が見えた気がしてほんとうに大好きなシーンでした。たまらん……(´;ω;`)


あとアウトロでもうひとつ。

途中でモニターにたはらさんがゆっっくり腕上げて弾くのが大写しになって時間の流れが遅くなったかと錯覚

画面切り替わって全員向き合ってのクライマックスに入っている、さくらいさん何度も頭を振りながら身体ごと動きながら全身全霊こめて弾いてる

って流れがあってな……静と動のコントラストが最高だったんじゃ……私の脳内記憶取り出して映写したいよ……。
まじでたはらさんスローモーションかと思った……生身のままで特殊効果……なんなんやあの人…………。(嫌いじゃないむしろ好き)



毎回のことだけれど、ライブの終わりなき旅のアウトロには、ただただかき鳴らし打ち鳴らされる音と、4人の姿しかない。
歌詞はとうに歌い終わっている。メロディらしいメロディもない。
ただ4人で向き合って、想いを音と姿で見せつけるだけ。
シンプルだけど説明なしのそれらをどう取るかは完全に観客に委ねられている。

彼らもそれをわかってるんじゃないかと思いました。
いつも以上に「届けよう」という意気に満ちて見えた、聴こえた。
その証拠のひとつがアウトロ前にピックを変えたということでもあるかもしれないし、それを差し置いても「本気」が見えた気がしました。
うまく説明できないのが悔しいなぁ、でもそう感じたんです。ほんとに。


だから、だからこそね、この日の「終わりなき旅」が終わった瞬間会場が大喝采に包まれたのが、本当に本当に嬉しかったんです。
「届けたい」の気持ちが本当に「届いた」のを、本当に肌で感じて。もう胸が熱くなってたまらなかった。



そんな大喝采の中、Mr.Childrenは笑顔で颯爽と手を振りながら去っていったのでした。
休憩の間も呆然として「めちゃくちゃよかった……」とか言うことしかできなかった気がする。
2日目のときはセンパァイが「短いのにMr.Childrenがすごくよく伝わるセトリでしたね」とか言ってくれてワカル!!!!!!!!ってなった記憶も。わかりすぎる……


計5曲、1時間に満たないけれどあまりに熱いステージを魅せてくれました。
本当にかっこよかったよ、Mr.Children。


おまけでちょっとだけメモ絵……




さぁ、お次は本丸!ワンオクさん!!さくらいさんのMCを聞いたあと、こんなMr.Childrenのライブを観たあとだから一層楽しみ!!
どんなライブをしてくれるんでしょう!!
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アカリトライブ2017(国際フォーラム4/10)感想文

現在2020年7月!!
ありえないほど今更ですが!!放置していた感想文完成させようキャンペーンと称して過去の感想文に着手していきたいと思いますっす!!
当時ちゃんと書いてあった部分とまっったく書き残してなかった部分でかなり文量違ってしまったんですが、どうぞよしなに!!
 

 
【J-WAVE アカリトライブ 2017 supported by niko and… 4/10 東京国際フォーラムホールC】
 

 
アカリトライブとは、東日本大震災を受けてミスチルファンおなじみのラッパー・ガクさんが立ち上げたプロジェクト。
各地のライブの来場者がキャンドルホルダーにメッセージを書き、被災地でそのキャンドルホルダーを使った明かりの中でライブをすること……つまりキャンドル(アカリ)と音楽(ライブ)を通して、被災地の方と被災地の方を支援したいという想いを持った方を繋げるプロジェクト、と私は解釈しています。
 
今回は、そんなアカリトライブの東京国際フォーラム公演。
参加するのはアカリトライブおなじみのガクさん、Caravanさん、そして我らおなじみのウカスカジー!!ということで参加してきましたー!初めてのアカリトライブだ~!
 
余談だけど、国際フォーラムは自分にとってライブ運営のバイトでおなじみの会場でもありました。
ついしばらく前まで公演中の警備だったり、チケットもぎりだったり、グッズ販売だったりをしていたものの、お客さんとして来るのは初めて。
しかもちょうどこの10日後にはこの会場(とはいえCホールじゃなくてAホールだけど!)でヒカリノアトリエツアーの公演がある!(参加できないけれど!)
初めてのアカリトライブ!なはずが、スタッフモード、ミスチルモードも混ざり、なんともいえず不思議な感覚で会場に入ったのでした。
 

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ライブはがくさん、Caravanさん、ウカスカ、がくさんの順。
前半のがくさんは「昨日のNO, 明日のYes」など、何度か耳にしたことのある代表曲(と私が勝手に思ってる曲)を披露!
Caravanさんははじめましてのアーティストさんなのでどの曲も初めて……と思いきや、YUKIの「ハミングバード」をセルフカバーで披露されて初めて作者さんだと知りました。なんと……!
中高生の頃何度も何度も聴いていた曲をここで生で聴けるなんて思ってなくて嬉しかったなぁ……。優しくて気持ちよかった!!
 
 
Caravanさんパートでは、ミスチルに関連したこんなMCも。
 
Cara「去年日比谷にミスチルのライブ(※2016.6.4虹ツアー野音公演)見に行ったんだけど……いましたね?」
がく「いましたね(笑)」
Cara「缶チューハイ飲んでましたね?」
がく「飲んでましたね(笑)」
Cara「奢りましたよね、貸しがありますよね(笑)」
がく「借りがありますね(笑)」
 
お二人とも来てたのかぁ!!一方その頃わたくしは会場の外で……(みなまで言わない)
 
 
そんなこんなでお次はウカスカのターン!
がくさんのこんなMCからの呼び込みでした。
 
がく「次に出てくる人のことはもう言うことだらけで、言いたいことだらけでなにも言えないんですよ(笑)

サッカーではツートップを組んでます!
あの人がゴール決めると『やった!!』(ガッツポーズ)
でもどっかで『ちっ!!俺も点入れたかった!!!!』(笑)(会場笑)
相棒でもあり、ライバルでもあります。」
 
がく「……でも音楽においてはもうヒップホップを除いたらもう一番影響を受けたと言って間違いないです。
一緒にレコーディングするのも本当に勉強になるんですよ、もう授業料払いたいくらい(笑)
いつも『あのグループの曲はこうやって生まれてるのか……』って思いながら。
 
尊敬するミュージシャン、ロックスター、……そして、相棒。
紹介します。ウカスカジーさくらいかずとーし!!!!」
 
 
ロッッッックスター  激  ア  ツ  !!!!!!!!
紹介を受けて颯爽と入ってきたその人はとにかくにこにこ!!!!(天井席で顔見えないから多分だけど!)
そして元気そう!!!!うわああああ(´;ω;`)(´;ω;`)
ヒカリノアトリエ名古屋中止の知らせ以来初めての生さくらいさんだったので、もう……そのまとった楽しげなオーラに触れただけで嬉しくて嬉しくて安心して……。
曲が始まる前からこういう→(´;ω;`)顔してました……ほんとに……よかった…………;;;;
 
 
そんなわけで涙目になりながら感激しながらまず確認したのは服装について!まぁ遠目だから全然見えないんですけどね!!!!!!!!
把握出来た限りで書くと↓
 
 
・金沢のCD Shops!のとき着てたMIFARAのチェックシャツ
・インナー長め。薄ピンクと白を1枚ずつ重ねてたっぽい
・紺ジーンズ
・青っぽいスニーカー。底が白
 
 
という感じ。MIFARAシャツを見るに、もしかして私服なのかな?どうなんでしょう。どっちにしてもかわいいぞ。さくらいさん×チェック大好物◎
しかし最近のさくらいさん、上衣太ももまである率高いな……好きですありがとうございます
 
 
 
はてさて、観客の歓声を全身で受けながら何気ない様子でマイクスタンドに近づいた彼は……なんと突然ガッ!!!!っとマイクスタンドに掴みかかる!!!!
観客「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!(びっくりどっきり歓喜)」
さく「(顔見えないけどたぶん「フェイント成功!」って感じのしてやったりのにやにや顔)」
 
これさ、自分が「みんなが大好きなさくらいかずとし」だってことわかっててやったでしょ……ほんとずるい……(心臓ドキドキバクバク)
まんまと心臓掴まれたわ、翻弄されたわ、こんにゃろそういうとこだぞ!!!!(好き)
 
そんないたずらっ子じみた始まりからの1曲目はもちろん!!!!
 
 
 
 
 
1.勝利の笑みを君と
胸にでっかい誇りをー!!かかーげていこう!!!!
 
いつもと同じくアカペラ、暗い中1人だけスポットの光を受ける形で。
直前のフェイントで心臓鷲掴みされてたところにアカペラの歌声がダイレクトに突き刺さるわけです、おわかりでしょうかこれがほんとのクリティカルヒットです。しょっぱなから一撃必殺&HP0なわけです。
さらにその声を聴いて「あああさくらいさんちゃんと声出てる!!!!;;;;;;;」と思った瞬間安心でもう脱力しそうになりました……名古屋中止後初めてちゃんと聴くおうただったもんだから……ヽ(;▽;)ノ
(※でもこの曲は飛ばなきゃいけないと遺伝子に刻み込まれているのでアカペラパート終わった直後から腰ガクガクで飛ぶ)
 
 
アカペラで歌い終わってCD原曲のイントロに入ってからはもういつもどおりハンドマイクで動く動く!
Mr.Childrenでホールツアーをやっている中での気づきからなのかな、この曲だけではないけれど、「目の前(前方)のお客さんを煽る」という姿勢の強いステージングだったように思います。
一番でまず上手側ステージサイド(というかもうステージの床じゃないとこ……機材積んであるような感じの…………うまくいえねぇ…………)にまで行って足元のお客さんと直接目を合わせるように歌いかけて、2番でがくさんが歌っている間には下手側に行ってサイド前列のお客さんにまたしても突然ガッ!!って身を乗り出す動きして。
どう見てもお客さんの「キャーーーーー!?!!?!!」って反応を煽って楽しんでいるようにしか見えなかった、47歳児いたずらっ子かわいすぎるかな!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
ただ、ちょっと真面目に思ったこともある。
ホールというコンパクトな会場においては、演者がよく見えるのももちろんなんだけど、お客さんにもお客さんがよく見えるという要素がかなり大きく作用するんじゃないかな。ドームやスタジアムなら向かいのスタンドのお客さん同士も、後方の人からした前方のお客さんもそんなに見えないし、座席のゾーンによって座ってる人たち・立ってる人たちが大きくわかれていることもある。モニターに抜かれなければメンバーが前列のお客さんを煽ったのが遠くのスタンドの人にはわからないことも多い。
 
でもホールは違うわけです!お客さん同士の距離も必然的に近い!
 
大会場以上に他のお客さんが立ってなかったら立ちにくいし、お客さんのテンションもお客さん間で共有されやすい。裏を返せば「誰か」を一点突破で盛り上げることが全体を盛り上げることにも繋がりうるんだと思う。だからなのか、前方のお客さんをいつも以上に、ダイレクトに煽る!
後方のお客さんにも「煽ってるさくらいさん」「煽られて興奮するお客さん」の双方がよく見えるし、今回の私みたいに遠い席で実際には演者の顔が見えないとしても、それを受けたお客さんの反応を見ることでその破壊力を目の当たりにすることができちゃうわけです。言い換えれば反射、REFLECTIONを見ることができるわけです!
 
つまりホールという場所においては、前のお客さんへのアプローチが、演者と前のお客さん間のやりとり・前のお客さんの反応を他のお客さんも見れることによって全体に届くのではないか。
1へのアピールを大きくすることで10への大きなアピールとして届く場なんじゃないか。
 
 
実際私もヒカリノアトリエ八王子と今回のアカリトライブでさくらいさんのステージ際アプローチ見る度最前のお客さんに対して「最前の人生きて!!!!!!!!!!!!(そんな歓声あげるのめっちゃわかる&私だったら絶対その笑顔見て溶けてるよく生きてるえらいがんばれ)」って思ってエール送ってその衝撃の大きさと興奮をおすそ分けしてもらっていたってなもんです(笑)
そういう効果、あるんじゃないかなぁ。だからさくらいさんヒカリノアトリエでも今回でも前方に対してのアプローチが多かったんじゃないかなぁ。そんな仮説を思ったのでした。
 
 
さて、おなじみの「肩を組んで叫ぶこの〜」は、がく左さく右でがっくんから腕回すスタイル!
がっくんからの腕回しって珍しいな~(いつもはさくらいさんから)とか思ってたら、なんとその後のサビでも肩組み発動、さらにさらにラストにはさくらいさんががくさんのお腹あたりに抱きつくという事案3連発!!!!
 
抱きつき見たの2016年夏のワイバンぶりだわ……しかもさくらいさんがウカスカじゃなくてMr.Childrenって言い間違えちゃって落ち込んでへにゃへにゃになりながら抱きついたやつ……。
ウカスカで初めてこんなに喜び大爆発のハグが見れて感慨深かったし、なによりその全身から「久しぶりのウカスカ!!!!」っていう喜びがあふれて伝わってきたのが嬉しくてたまりませんでした。
あ~~~~~~っっほんとよかったね~~~~~~~~~っっ!!ヽ(;▽;)ノ(誰)
 
 
喜びの中1曲目が終わると、ちらっと「今年初のウカスカジーです!!!!」ってMCがあった気がするようなしないような……。
この曲と曲の間や、次の曲のがくさんパートでさくらいさんが水分補給してたのは覚えてるのにな……記憶力の使いどころ……。
 
 
 
 
2.縁 JOY AMIGO
多分この曲だったと思うんだけど、さくらいさんイントロで客席煽った後おっきくまるしてくれた!!!!!!!!嬉し〜〜〜!!!!(しぬほどちょろい♡)(しょうがない♡)
 
天井席から見る縁 JOY AMIGO、かなり面白かったです。
遠目だったからかな、いつも見慣れてるはずのがくさんパートで後ろうろうろ&足踏みするさくらいさんがバグってずっと壁にぶつかり続けてるゲームキャラみたいで(笑)
ウイイレ バグ 腹筋崩壊とかで検索してみてくださいな。さくらいさんもウイイレやってたから見たらきっとたぶん共感してくれると思う!!本人だから見えないけどね!!!!
あとは2番にグーの手ぐるぐる回し(エアータオル回し)したり、ラストに高速地団駄したりしてたっけ。
遠いからこそ全体的に動かない視界の中で1人だけはちゃめちゃに動いてるのが目立つんだよねぇ……いつも以上にファニーな動きがファニーに見えて楽しい席でした。
あーあと曲中で突然がくさんがお客さんのお子さま抱き上げてて遠目すぎて幻覚かと思いました、現実でした。だいぶ頭「????」になりました。カオス……(笑)
 
縁 JOY AMIGOといえば「昼寝」。
従来は腕枕だけだったのが、2016年のツアーでは「昼寝しよ↑って(腕で目を隠す)」「思↑ってたのに(腕枕)」という変化球だったのでどうなるんだろう?と思ってたところ、今回はCDより高めのムム!!からの腕枕スタイルに回帰。
このスタイル回帰に込められた心情の変化とは……ただの気まぐれなのか……。(9割9分気まぐれ)
あと「昼寝しよ↑って~」の声が面白かった記憶があります(笑)
 
そうそう!
言いそびれてたけれど、この日のキーボはいつものバンドアミーゴのさにやんではなく、ミスチルの「You make me happy」や「Jewelry」でピアノを弾いた田中奈緒子さんでした。この頃は時々ウカスカのステージでご一緒することがあったね。
1番では意識することはなかったけれど、2番のキーボは結構さにやんと違ってて奈緒子さんのオリジナルな感じ。うまく表現できん!
とにかく新鮮な感じでした!映像に残ってないのもったいないよ~~(´;ω;`)
 
 
 
 
■MC
がく「いやーーーー、居心地のよさ(違和感のなさ?やりやすさ?言葉はっきり覚えてない)はんぱない!!(笑)」
 
 
この時さくらいさん後ろ向いてお水飲んでる。がくさん振り返って待ってる。
さくらいさんが隣に戻ってくる。
二人ともしゃべらなくてしばらく無言タイム(笑)
 
 
がく「……任せきりスタイルですか?(笑)」
 
さく「!??!!  いやこの曲の前はがっくんが喋るんだって!前に打ち合わせしたじゃあん!(がっくんの方向いて詰め寄ってぷんぷん)(  超   絶  カ  ワ  イ  イ  )」
 
がく「ああそうだそうだゴメンナサイwwww
えーと、アカリトライブ、1回目は見にきてくださったんですよね?」
 
さく「はい!」
 
がく「じゃあ塩梅(勝手?)はわかりますね?」
 
さく「まぁだいたい(笑)(なんとなく(笑)だったかな?)」
 
がく「アカリトライブ、東京は何回目で云々(ごめんなさいちゃんと覚えてない……とにかくアカリトライブのこれまでのお話をしていたと思います)
前はナオト・インティライミ……ナオトが来てくれて」
 
さくあぁナオトね(笑)(いきなり声のトーン変わる)(おなじみの塩対応らい塩対応とし)」
 
がく「で、ここでするのは3回目なわけです」
 
さく「だからつまり、『コレ』ですよね??(ニヤニヤ)」
 
会場「???????(どういう意味???笑)」
 
がく「(同じくニヤニヤして)まぁ記念日ですよね!!(笑)」(客:ああ〜〜!!!!笑)
 
がく「で、今からやる曲は、今日のアカリトライブの会場でも告知してたと思うんですけど、某ブランドさんのCMに使われまして……」
 
さく「いいんですか?伏せちゃって??」
 
がく「ん?」
 
さく「お名前、言った方がい↑いんじゃないんですかぁ???????(口調は丁寧だけど完全に煽)」(客:wwwwwwww)
 
がく「(笑)  に  こ  あ  ん  ど  !!!!(会場わー!!)
ね、CMソングになりまして……CMになってテレビから知らないうちに流れてくるとドキーッとしますね!背筋が伸びるというか!
(さくを見て)あなたは何度もあるでしょーけどっ!(笑)(会場笑)
 
もうみんな歌える感じでしょ??
このライブチケット相当激戦だったしみんなそういう感じのアミーゴでしょ????」(客:いえーーー!!!!)
 
さく「一緒に歌ってください!!『Anniversary』!!!!」
 
 
 
 
3.Anniversary
ごめんなさいほぼ記憶がない!!(笑)
覚えてるのは、今回いつもイントロでやってる「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」のあとの手で制止するやつをさくらいさんがやり忘れてたっぽいこと、全体的に後ろで手組んで身体揺らしてるのが多くてかわいかったこと、「はいチーズぅ」でカシャッとしてたことなど。
 
今まではピースのジェスチャーをしてたから、撮られる側から撮る側に!!と衝撃でした。
 
毎回特に歌い方を見ている「愛しい人ばかり」は、今回「いとしい、ひと、ばーかりーー!」という感じでした。
歌うというよりはかなり語り口調に近かったという印象。
答えなんかわかんないんだけど、ここの歌い方(語り方)の違いで「今日はどんな気持ちを込めたんだろう、どんな気分で歌ったんだろう」と考えるのが好き。
今日は歌というより言葉として、メッセージとして届けたい気持ちが強かったのかななどと思ったり。

Anniversary、曲が曲だけに出勤タイミングがいつもおめでたいタイミングなのがなんかいいなぁと改めて思いました。
ウカスカはCelebrationといいAnniversaryといいそもそもサッカーソングも豊富だし、シチュエーションに強いですなぁ。(今更感想)
 
 
 
 
■MC
さく「今日は呼んでくださってありがとうございます!」
 
この間にがくさんはさくらいさんの下手側後ろへ。(例えるならタハラポジション)ウクレレっぽい小さいギターを構えますがなにしろ遠くて見えない!(笑)
 
と、ここでさくらいさん、ステージ際に歩いていってキャンドルを覗き込みます。
 
 
さく「このキャンドル綺麗なのねー。綺麗なのよー。(のんびり)」(口調に会場笑)(&かわいさに私悶え死ぬ)
 
さく「……次にやる曲はMy Homeって曲なんですけど(言うんかい)
ほ  ぉ  む  ってなんぞやって考えてて(笑)
 
例えばサッカーでホーム&アウェイって言いますよね。で、よくやっぱりホームとアウェイは違ってて、ホームでは闘いやすいけどアウェイだと闘いずらくて、実際ホームは成績がいいけれどアウェイはあんまり成績がよくない……っていう。
いやいやプロでしょ!?そんなの関係なく頑張んなさいよ!?(←ここリフレクのガールズトークに文句言ってたのと同じ感じのテンション)って昔は思ってたんですね。(会場笑)
 
でも。

(突然真面目なトーンで)その昔中田英寿は言いました、「ホームとの違いは実際に闘ってみないとわからない」、と。
 
で、思うんですがたぶん僕やCaravanさんやがっくんは、ホームを持ってるんですよね。
それは何かっていうと、応援してくれる人たち。
支えようとしてくれる人たちがいてくれるってことなんじゃないかって。
 
それで……このキャンドルは被災地に届けるんですよね?」
 
がく「責任持って。」
 
さく「それってつまり、ホームと同じことだと思うんです。
あなたたちを応援してます』っていう想いを届けて、応援するってことで。」
 
 
ここでさくらいさん、がくさんに向き直って、真剣に。
さく「それをしているのは、本当に偉いことですよ。
そんなイベントに呼んでくださって本当にありがとうございます。」
 
さくらいさんが深くお辞儀するのに応えて、がくさんもお辞儀。
この一連のMCがいちばん印象的で大好きでした。イベントの趣旨や意味の大きさが改めてすっと胸に入ってきたとともに、さくらいさんのこのイベントへのリスペクトや、がくさんへのリスペクトが強くありありと感じられて。
 
 
さく「それではお届けします、『My Home』」
 
 
 
 
4.My Home
照明は絞られた薄暗い中、バックの幕には明かりのついた窓の映像。(まさにMy Home!)
キャンドルの優しい暖色も際立ちます。
 
そしてリズムソムリエズ(がくさんのバックバンド)のエレキ1本と一緒に歌が始まる。これは初めてのアレンジ。
さらに曲が進む中でキーボやがくさんのウクレレなどが入っていく。
とにかく音がよくて本当に心地よかった!欲を言うとホールのこの音響でこの曲のさくらいさんのアコギ聴いてみたかったなぁ……欲ばりすぎだけど……!
 
1番ではいくつか印象的なジェスチャーもあった。
「マイホーム」の歌詞では、「マイ(胸に手をあて)ホーム(ホームで離して周りを示す感じ)」。本当にマイホーム。
「小さな明かりがついてる」では一周回ってちょっと面白かった。両手を頭の横に持っていってぱっと明かりがつくジェスチャーをするという(笑)すんごい……親切だ……(笑)
 後ろに図も載っけてますので見ていただければ!
 

 
 
■MC
当時ほぼメモできてなくて申し訳ない……。
たしかがくさんの、
 
「ヒップホップを始めた頃はモテたいしかなかった」
「何ができるのかわからないってなってた時に、自分にも何かができると教えてくれたのがap bank fesだった」
 
といった言葉から次の曲へ。
 
 
 
 
5.春の歌
レポ的なことをいうと、全体的にピンクの照明の中歌い始め。
いつもは大サビで暗くなってさくらいさんがピンスポになるんだけど、今回はずっと明るいままでピンスポなしでした。
遠目なだけに一層照明演出の違いが大きく感じられるなぁ。
明るいままの「春の歌」ってかなりレアかもしれない。

レアといえば、「春の歌」を春に聴けるの自体もなんだかんだでレアかもしれない。ウカスカのライブはだいたい夏だものね。などととりとめなく思ったりもしていました。
そのすぐあとにその前のMCの言葉を思い出し、「でも季節の春って意味だけじゃないんだよなぁ」と改めて実感したりもして。
何かを始める、新しい一歩を踏み出す時季。
人はそれを「春」と呼んだりもする。
 
このイベントで、あのMCの後で聴く「春の歌」は、いつも以上に何層もの意味や力を帯びて届きました。
「遥か遠くに住む君に届くように」の詞。元々大好きだったけれど、実体としての「遥か遠くに住む君」を持って歌われたその言葉は、いつも以上に力強く、でも優しくあたたかく胸に響きました。
 
今日のこの「春の歌」を聴けて本当によかった。
本当に胸に残る「春の歌」でした。
 
 
 
 
■MC
がく「次で最後の曲です!!!!」
 
\えーーーー!!!!/
 
がく「そのえー、大好きです(笑)」
 
(ここ、もう1個やりとりあったんだけど忘れた……)(それでも( ´・ω・`)な観客に)
 
がく「ツ  ア  ー  中!!!!(笑)」
 
さく「リアルなヤツ(笑)(笑)」
 
がく「また今度隣でやるんだよね?」
 
さく「とーかご!(10日後)」
 
がく「チケットはどうなってるんですかね?ちょっとわかんないんですけども……とれました?(とれますか?)」
 
観客「_(:3」∠)_(首を横に振る客)」
 
がく「じゃあ今度はみんなでそっちに行こーーーー!!!!(キャッキャ)」
 
観客「_(:3」∠)_(ガクサァン)」
 
 
最後の曲振り、どっちがどっちだったか忘れちゃったけど!
 
「それじゃ最後の曲です!!!!」
 
「みちーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
 
 
 
 
6.mi-chi
この日初めて意識したけれど、この曲って本編最後率めちゃくちゃ高い気がする……!!
でもわかるなぁ、先(未知)を予感するこの曲で終わると、本当の終わりじゃなくて今は一旦終わり!まだまだ続いてくよ!って自然と思わされるというか。
この曲のメッセージを尊重し信頼して、いつも最後を任されているんだなぁと改めて実感したりしました。
 
真面目な感想はさておき、この曲のハッピーオーラそのまんまに演者の2人のパフォーマンスもハッピー感満載!
ハッピー感満載すぎてがくさんも歌詞大とばし!!(まじ)
それもあったけれど個人的には特にあれね、各所のレポにも写真付きで上がってたと思うんだけど、ラスサビ前のがくさんの「あ~~~~~~~!!最高って感じ!!」の「あ~~~~~~~~!!」に合わせてさくらいさんが手を下からきらきらきら~(だんだん上に上がっていく)ってするやつ……。もんっっっっのすんごくかわいかったです。
立て膝ついてニコニコ笑顔でよ……??かわいすぎる……こんなん見たことない……。(そりゃそうだ)
……逆にミスチルでやるとしたらどうなる??タハラ様を讃えよ的ギターソロきらきら??(絶対ないない)
 
もうURL貼るので見てください、下の方の関連画像欄の2枚目です↓
https://popscene.jp/foundit/036064.html
 
 
最後は客席がへーい!ほー!してさくらいさんお見送り!
さくらいさんも両手ふりふり退場!
冷静になると結構カオスな状況で笑えてきてしまいました(笑)
あと今まではがくさんもさくらいさんも一緒に退場してたから片方居残りって不思議な感じだったなぁ。
 
 
 
 
さて、へーい!ほー!が終わったあとは再びのがくさんコーナー。
こちらもメモが断片的なので印象的だったところだけ。
 
 
■take it slow
停電の夜を歌った歌。
「電力がストップ」って歌詞で照明が落ちてキャンドルの明かりだけになったのが、天井席から見ててとても綺麗でした。
あとステージ奥の幕にも星空のような映像が投影されていたのかな。自分は席の位置が高すぎて半分しか見えなかったけども……!
 
 
■MC
がく「不謹慎かもしれないけれど、自分は地震は『テーブルの上のビールの粗相』と同じだと思ってる。
ビールが零れてしまったら、誰かがペーパーナプキンで拭いてくれたり、着替えを持ってきてくれたり、自然と手助けし合う。
それと同じなんだと思う」
 
ついてない1日をどう終えるかについて
がく「自分にも、Caravanくんにも、さくらいかずとしにも、リズムソムリエズのみんなにもついてない日はきっとある。
でもそんな日をどう終えるかが大切だと思う」
 
聞きながら、ちょっと去年から(2016年イベント・フェス出演)のミスチルの足音前MCを思い出したりもしました。
 
 
■ついてない1日の終わりに
■LIFE IS A JOURNEY
 
 
 
 
 
■希望のアカリ(アンコール)
ここではがくさんに加えてCaravanさん、さくらいさんも登場!
みんなでがくさんによるアカリトライブのテーマソング「希望のアカリ」を歌いました。
 
歌詞の韻やメッセージなどそこかしこにがくさんらしさを感じながらも、さくらいさんがさくらいさんなりの歌い方や譜割で歌うと、まるでその部分はさくらいさんが作った気がしてきて面白かったです。それくらい馴染んでた!
この曲でもさくらいさんはステージの際の際まで行って歌ってくれていました。
 
ハッピーなムードの中、この日のライブは幕を閉じたのでした。
 
 
 
 
というわけで、駆け足でしたがアカリトライブレポでしたーー!
 
ここから2年後にまた2019年の福島復興支援のエキシビジョンマッチ&アカリトライブがありましたが、このときは落選で参加できず……(キャパに対してとんでもない倍率だった模様)
でもまたの機会があればぜひ参加させていただきたいなぁ!
 
福島の会場の外で見かけたキャンドルの灯りもとても綺麗でした。
「遥か遠く」にちゃんと届いて光ってた。
 

最後におまけいろいろ。

ライブレポ絵とはとても言えぬライブメモ絵



開演前写真撮影可だったので撮ってみたステージ(ぼやぼや)


 2年後ふくしまで見たキャンドル





ではではまた~( ・ω・)ノシ

【Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ】@オリンパスホール八王子 3.4 感想文③

【MC】

さく「まだ未発表の曲を聴いていただきました。『こころ』という曲です。(客:拍手)

……本当だったら歌う前に“今から歌う曲はこういう思いでこういう風につくりました、聴いてください、『こころ』”(←声色変えてプロっぽく(?)流暢に言う(笑))
…みたいな感じで曲に入ると思うんですけど、そしたらみんな構えちゃうでしょ?
(お客さんの)“聴 か な き ゃ!!” っていうのが伝わってきてプレッシャーで歌えなくなっちゃう!(笑)
だからさも前からやってる曲のような顔でやりました!」



私(ブラピがかっこいいのがなんだって??キリンの首が長いのがなんだって????)(アレーFCツアーって曲前に解説してなかったっけーアレー)


安 定 の さ く ら い か ず と し




でも、このあとのMCを聴いてそんな茶化した考えはすっかり消えてしまうのです。




さく「この曲は、去年の……頭ぐらいにすごく身近な人が立て続けに亡くなって……。
(胸にグーにした手を当てながら)よく『亡くなっても心の中で生き続ける』って言うじゃないですか、前までどうかなって思ってたんだけど、今回本当にそうだと思って。本当に心の中にいてくれてるから、さびしくないと思って……

……じゃあ、心ってどこにあるんだろう?ってそれからずっと考えてたんですが、やっと自分なりに答えが出たんです。


それっていうのは、心っていうのは、『これを言ったらこの人はどう思うんだろう』、『この人はどんな顔をするだろう』、って、思うこと。そのことが、心なんじゃないかと思ったんです。


……だから同じように、いつも僕らが曲をつくりながら、『これを聴いたら聴いてくれる人たちはどう思うかな』、って想像している時、たぶんみなさんが僕らの心を作っていて…………。

そしてそうやってつくった曲が、みなさんにとっても、そうだったら(心を作っていたら)いいな、そんな祈りも込めながら、つくってます。」



ここでさくらいさんは照れたようにはにかんで言葉を切って、お客さんはもちろん拍手。
本当にあったかかった、このMC、この気持ち……。
なんて嬉しくてあったかい言葉をもらっちゃったんだろう。もうとっくに心を作ってもらっていたのに。



さく「次の曲もそうなってくれたらなと思います。

……あ!(思い出したように)そうか!次の曲、リリースして初めてなのか!(お客さん察してざわっ)

口笛の部分があるんだけど……(お客さん、『え、どこ??』みたいな感じで反応薄い)
一緒に口笛してほしくて入れたんだけどな〜??( ・`ω・.´)(チラッチラッ)(←すんごいいたずらっ子っぽくてかわいかったよ46歳児ッッッ!!!!!!!!)

よかったら一緒に口笛してください!!」











こんなMCから始まる曲といったらもちろん一択!













17.ヒカリノアトリエ

この曲の始まり方が、今でも忘れられない。
今でもあの衝撃とときめきと光が心に焼きついて離れないんです。


照明が若干落とされ薄暗い逆光の中、CDにあるあのピアノのイントロが始まって……。どきどきしながらステージを見つめていたら、「べっぴんさん」で使われてるあのイントロに入った瞬間、ステージ後ろのミラーボール2つ(と思ってたら4つらしい?)に一気に光が照射されて。ミラーボールの反射する光が、彼らを包む光の籠を作り上げたんです。

「これがほんとの『ヒカリノアトリエ』なんだ」、って思いました。これが「ヒカリノアトリエ」なんだ、やっと、やっと会えた。
本当に美しくて、ずっと恋焦がれてきた温かいイントロの音色も相まって、涙が止まらない。






「たとえば100万回のうち、たった一度ある奇跡
下を向いてばかりいたら見逃してしまうだろう」

「空に架かる虹を今日も信じ歩き続けよう
優しすぎる嘘で涙を拭いたら、
虹はもうそこにある」




前に聴いた時は、「そんなこといったってかからないじゃん、100万回も待つなんて耐えられないよ、もうこんな思いしたくないよ、」と思ってしまったことを思い出しました。
そんな絶望し疲れきった気持ちで外から歌を聴いていました。しかもお見送りしてすぐ帰るつもりだったから薄着で、歯も鳴るほどの寒さに震えが止まらないような状態。


傷つくくらいなら帰ればよかったのに。身も心もぼろぼろなのは自業自得。ばかみたいな10月7日。








でも、その音を声を聴いていたらいつの間にか涙が溢れて止まらなくなっていた。

泣きながら思った。


「こんな風に歌われたら、こんな風に奏でられたら、諦めたくなくなっちゃうよ」


「そんな声で歌われたら、信じたくなっちゃうよ
100万回だめだったとしても、いつか虹がかかるかもしれないって」


「信じたい、諦めたくない、諦められない」






「やっぱり私はMr.Childrenに会いたい」







もしここでこの曲を聴いてなかったら、私はヒカリノアトリエツアーには申し込めなかったんじゃないだろうか。今でもそう思ってます。


「だけど明日を変えていくんなら今、
今だけがここにある」


なんて正論、なんて残酷な言葉。
一時はそう思ったこともあった。


今を変えなきゃ明日は変わらない。
例え100万回絶望することになろうとも、顔をあげなきゃ虹は見れない。
信じたって叶わないかもしれないけど、諦めたら決して会えることなんてない。

わかっていたはずのことなのに、気持ちが疲れてしまっていた。
あの頃はもう絶望するのが嫌で、ちょっとでも「Mr.Childrenに会いたい」って気持ちや希望を抱きたくもなくて、自分でMr.Childrenを再生することすらできなかった。(代わりにRADWIMPSの再生回数がめちゃくちゃ増えた)(お世話になりました)(脱線)

音漏れなんて聴いたうちに入らない、「参戦」なんかじゃない。私も心底そう思う。
それでも、もう自分で這い上がることもできないくらいにどうしようもなく絶望していたあの時の自分にとっては、そこで「聴いた(聴けなかった、聴きたいと思った)」ことはとてつもなく大きな光だった。




その、希望のヒカリを、こんな光の中で聴けるなんて。

言葉にできないくらい、もう胸がいっぱいでした。
一生忘れたくないです。あの光景は。








さてさて毎度のことながらお目汚し失礼しました、レポ的なお話に戻ります!(といっても記憶はほぼない)
この曲はもちろん8人体制!演奏は本当にCDのイメージそのままです。さくらいさんはアコギでスタンドマイクだったかな。たはらさんも会報にあったとおりギターをバッt……ではなくギタレレに持ち替えて演奏しています。ギターをバットじゃ逆になっちゃいますがな!(そもそもバットじゃ弾けない)


印象的だったのは1~2番をつなぐじぇんちゃんのマーチっぽいドラム!!!!
武道館音漏れで聴いた時から音だけでも楽しそうだなぁ、と思ってたこの箇所。実際に見たらじぇんちゃんだけでなくさくらいさんもわざわざじぇんを振り返ってにこにこしてて、聴覚的にも視覚的にもハッピー感いっぱい!でした。

間奏は予告通り口笛!さくらいさん目元にっこにこさせながら吹いてました。そして私は吹けないので見守り隊( ⌒▽⌒ )
人生において口笛の切実な必要性を感じたことってほぼないはずなんけれど、ミスチル聴いてるとどうにも「できるようにならなきゃ!!」ってなりますなぁ……そしてできないままに早○年…………。

( ´・ω・`)



そうそう、聴きながら思ったんですが、「曲がリリースされて、その後にライブで演奏される」形で聴くのってすごく久しぶりな気がします。「忙しい僕ら」や「お伽話」、「こころ」は言わずもがなですし、虹では「ヒカリノアトリエ」がリリース前に演奏されていましたが参戦してはいないので……。
だから、会場全体が新曲を一緒に歌って歓迎するようなこの空気、すっごく懐かしかった!
リフレクで初めて聴く曲にドキドキわくわくするのも本当にたまらなかった、でも「どんな風に奏でられるだろう!」って想像を膨らませながら聴いていた新曲にやっとライブで出会うのも、この会場のウェルカムな雰囲気も、同じくらい大好き!
久々にその感覚を味わえて、嬉しかったなぁ。





アットホームな空気の中で幕を閉じた「ヒカリノアトリエ」。
続けて間髪入れずに流れてきたイントロの音に一瞬で会場の空気が変わったのを、今でもはっきり覚えてる。













18.Any

まるで嘘みたいな話だけど、イントロが流れた瞬間、会場全体がはっと息を呑んだような気がしました。
いつもみたいに歓声や拍手があがることもなく、まるで皆が「ずっと待ってた、まさか聴けるなんて、」と思っているかのように、固唾を飲んで見守っていて。

こんなこと今まで一度も経験したことがなかったけれど、違和感はありませんでした。その空気の中で、私も心底そう思っていたから。

すごくすごくわかるよ、みんな待ってたよね、ずっと聴きたかったよね。私もずっと聴きたかった。


私がこの曲を初めて聴いたのは10年前、生まれて初めて行ったライブででした。
「すべてがフェイク」という言葉を受けとめそのままひっくり返してしまった、「そのすべて真実」。
私をライブというものの虜にした、まさにその曲でした。
前回演奏したのは15周年の年。それから10年経った今年こそどうか聴きたい、と願ってやまなかったのは自分だけど、まさか本当に叶うなんて……

信じられなくて、一秒も見逃したくなくて、ほかの大勢のお客さんと一緒になってただその音と光景を一心に受けとめていました。



そんなお客さんの様子を察したからじゃないかな、この曲でのさくらいさんは、このライブで披露されたどんな曲よりも「近く」にきてくれました。

これまでのどの曲よりもステージギリギリを歩き回り身を乗り出して物理的な「近く」にきてくれたことはもちろん。そして何より、精神的に「近く」にきてくれたという印象が強かった。
だってね、この曲のさくらいさん、まるでお客さん一人ひとりの目を覗き込んでるような歌い方だったんですよ。うまく言えないのがくやしい!
近くのお客さんには本当にかがみ込んで目線を合わせて微笑みかけてくれて、遠くのお客さんには伸び上がって笑顔で目線を投げかけて。ほんとにひとつひとつの歌詞をひとりひとりに直接届けようとしているようだった。
そして実際そのためか、これまでのどの曲よりも言葉が飛び込んできた1曲でした。


「今僕のいる場所が探してたのと違っても
間違いじゃない
きっと答えは一つじゃない」


まっすぐなその音楽と声とメッセージに、みんな応えるように1の指を差し出していました。
これもまた主観だけど、あの瞬間、誰もの心にこの言葉がまっすぐ届いていたんじゃないかって思います。本当に「きっとそうなんだ」って思わせてくれる、勇気をくれる声。


「構えられるとプレッシャーで唄えなくなっちゃう」なんて嘘だよ、照れ隠しだよ。
だってこんなにあからさまにみんなが固唾を飲んで待ってても、ちゃんと応えて届けてくれるんだもの!
改めて思う。本当にいとおしく、誠実な人たちだ。




「そして僕は知ってしまった、
小手先でやりくりしたって
何一つ変えられはしない」

強い眼光と声。まるで真実を告発するよう。




基本的にアレンジや歌い方は原曲そのままでした。同期なしということで原曲で大活躍なストリングはなかったはずなんだけれど、全然気になりませんでした。アコーディオンが代役を果たしていたのかな?なにしろ歌声に心を奪われていて記憶が……。
しつこいようだけど、この曲もまたブラスが耳に嬉しかったです!今回ブラスの話ばっかしてるけどほんっとミスチルのブラス大好きなの…………。
そんなほぼ原曲どおりのこの曲ですが、このあとの部分は歌い方をちょっとセリフっぽくして強調していた気がします。



「愛してると君が言う、口先だけだとしても
たまらなく嬉しくなるから
それもまた僕にとって真実」



初めて聴いたあの日からずっと大好きな歌詞。
「たまらなく」のところで目が本当にたまらなく嬉しそうな笑みの形になったのを、今でも鮮明に覚えてる。まるで目の前の人たちに「あなたたちのことだよ」って語りかけるような、優しい目線。

10年前だって笑顔だったはずなんだけど……でも、なんとなくね、今の彼だからこそ見せてくれる顔な気がして一層愛おしく嬉しくなりました。初めて聴いてからのこの10年の間に流れた時間と、その間に変わったファンと彼らの距離を想って。


ラスサビ前の「交差点、信号機……」も、歌というよりはセリフのような歌い方。
終演後ゆいちが教えてくれたけれど、この時のさくらいさんは歌いながら本当に「交差点」「信号機」「壁の落書き」などを探し出すようにひとつひとつ身体の向きを変えながら歌ってたそうです(´;ω;`)



たぶん誰もが「これは間違いなんじゃないか?」「本当はもっといい道があったんじゃないか?」って疑念や後悔を抱くことがあるんだと思う。

誰だってそう、僕だってそう、きっと彼らだってそう。

いくつもの選択肢と可能性に囲まれ、その中から常に一つを選ぶことを繰り返して前に進んできた彼が、「今」、迷いない笑顔で歌ってくれる。だからこそこんなにも嬉しく、心強く、真実味を帯びて届くんだと思いました。だってその姿と歌声で本当にすとんと「間違いじゃない、いつも答えはひとつじゃない」って信じられたもの。
彼ら自身がこの曲の説得力になっていると共に、この曲がそんな彼らの勇気と信念の強さを浮き彫りにしてくれた、そんな気がします。
こんなこと、そうそうないよ。

だから個人的な意見だけど、この曲はどうかどうか25周年ツアーでもやってほしい。もっともっと多くの人にこの曲と、この感覚を味わってほしい。このMr.Childrenを見てほしい……!!
叶ったらいいなぁ。












19.跳べ

Anyの衝撃覚めやらぬところにイントロが始まったんだけど、たはらさんのギターが入るまで何の曲かわかりませんでした(笑)
イントロの長さCDの2倍くらいにしてたかな……?で、さくらいさんはアコギだったような。詳細は7月26日発売の37thシングル「himawari」をチェケラ☆(ありがたい)
あと、この曲か前の曲のタイミングでさくらいさん再び上着を脱いで赤Tになっていました。スイッチオン!!ですね!!


それはさておき、わたくし何の曲かわかったあとも信じられなくて!呆然として1番ABメロの間全く動けなかったんだけど、なんと棒立ちになってる分大興奮したお客さんたちのジャンプで床が揺れてるのが足から伝わってきたんですよね!!!!(マジ)
ホールって床揺れるんだね!!!!ていうかお客さんどんっっっだけ嬉しいんだよわかるよ私もだよ!!!!!!!!
そんな風にだんだん足元からじわじわ楽しさと喜びが広がってきて、気づいたら私もサビからみんなと同じように飛び跳ねていたのでした。
会場の気持ちが物理的に伝わってきて本当に嬉しかったなぁ!!!!



そうそう、ちょいとパートが戻りますがBメロがめっっちゃくちゃ楽しい!!!!

「こないだっ!へんてこーな夢を見たー!」のバックの
ダダン!/\ダダン!/\ダーーン!!
ってドラムに合わせて黄色い?照明がバン!バン!って切り替わって最後バーーーーーン!!ってムービング!!!!!!!!おーーっとこの説明全く伝わらないぞ!!!!!!!!スガフェスに行った人はあの照明ワークを思い出してくれー!!(ちなみにワンオクでは色づかいが違った!詳しくは後日ワンオクレポあげるのでご参照ください!!)

この照明、後日NHKホールに参戦した某サボテンちゃん(上の方のお席だったそうな)に聞いたら左から!・右から!・正面ムービングバーーーーン!みたいな感じだったそうな!
あと同じくサボテン先生いわく、Aメロ?のあいだ2015年にWALTZで使われてたお花の照明がステージ上でぐるぐるしていたらしいです。1階席だと目線の関係で全然見えなかったからありがてぇですだ……そして伝わらない気がするからまた今度余力できたら図解するね……


I♡Uツアーでやってた「引っこ抜」くジェスチャーはやらなかった!でもこっちは勝手にやった!!「滑走路!!」はやってた気がする!!!!もうテンション上がりすぎて全然覚えてないですごめんね許してあいむそーりー!!!!!!!!あとかずらいさくとしさん途中までアコギ持ってたのにいつの間にか消えてたどこ行ったん!!!!!!!!(注意力散漫)
逆に間奏ではさっきまで普通に弾いてたたはらさんがe-bowに持ちかえプアーーーーーーーーーーン(CDに入ってるあの音)、すみませんもう語彙を保てないこの曲……すべてが感覚………………。


そしてそしてそしてみんなお待ちかねの
ワンツーのスリー!\ゴーーーーーーーッ!!!!/
(角に膝ガンッッッ)(いってぇでもたっのしーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!↑↑↑↑)
とにかく楽しい!!楽しい!!ライブの跳べってこんなに楽しいんだ!!!!知らなかった、知っちゃった!!!!


そんなひたすらにハイテンションにお客さんの熱気にあてられたのか、さくらいさんアウトロで完全に演奏放棄(笑)
手で「来い来い!!(掌天井向けるパターン)」&片足あげてぴょんぴょんジャンプしながらステージ上のメンバー(主にたはら)と客席ずーーーーっと煽ってました。その片足上げながらぴょんぴょんしてる姿かなり愛おしオモシロかったのでもう実演でお伝えしたいくらい……ほんっとビジュアル気にならないくらい楽しかったんだろうな〜〜!!!!私たちもそうだよ〜〜ステージから見たら一体どんなゴリラに見えてたか心配だよぉでも楽しかったんだよ〜〜〜!!!!






そんな大大大盛況大コーフンの中で「跳べ」が終わってその次なんの曲かと思ったら!!!!まさかの!!!!














20.擬態

誰が????ホールで????擬態やるなんて????想像できました???????いやできるはずないよねホントに度肝ぬかれた!!!!!!!!!!!!

イントロが鳴った瞬間に同時にステージ際まで出てくるたは&なか!!!!8小節目から入ってくるドラムの煽り!!!!やっと気づいたように熱狂して手を叩いて飛び跳ねて喜ぶ会場!!!!!!!!
編成はブラス隊と小春ちゃんが捌けてーの5人体制で、同期はないものの歌い方も含めてほぼ未完と同じ!!!!
なんて愛しくて懐かしい(´;ω;`)(´;ω;`)


もうね〜みんな楽しそうだった……。私の位置からだとナカガワの人あんまり見えなかったけれどおたはらさんはよく見えました、にっこにこで前列のお客さんに微笑みかけながら弾いててめっちゃ楽しそうだった……。
みんなが楽しそうだから一層楽しくなっちゃうし大好きなんだよこの曲!!



今回特に印象的だったのが「ムキになって洗った手にこびりついてる真っ赤な血」からの一連のジェスチャー。
マイクを持ったままで両手を擦り合わせて「洗った」あと、手をTシャツのお腹あたりに擦り付けるさくらいさん。未完でもこの擦り付けるジェスチャーほとんどしなかったから、かなり久々に見た気がします。

そのあとは「いつか殺めた自分に魘され目覚める」でその左手を自分の首にこすりつける。
これ、私最初ただ「Tシャツで血を拭ったあと首を押さえる」ってだけのジェスチャーだと思ってたんですが、終演後ゆいち先生が「Tシャツの赤が血のメタファーで、それをすくい取って首に擦りつけることで『殺める』まで表現してるんじゃないかな?」って言っててなるほどすげーー!!って思いました!!!!すげーーーー!!!!!!!!(感激)(語彙)


それと3番サビ!!!!振られて会場が歌ったんですが跳びながら歌うのめっちゃ辛くて楽しかった!!!!wwwwwww
あれ??しばらくライブ行かないうちに衰えてる??ていうかただ3番振られただけのこっちはぜーはーしてるのになんでステージ上の某サグラダファミリアさんは満面の笑顔で跳びながら声ぶらさず歌えるの?なんなの?素敵なの?

終演後某武将さんから「今日全体的にテンポ早くなかった?」って言われた時はピンとこなかったんだけど、あとから思うとこの曲でやたらに疲れたのはいつもよりテンポ早かったからだったのではないか……と思ったり。
ちなみに翌日から数日ほどとんでもない筋肉痛になったんですが、たぶんこの「跳べ」&「擬態」コンボが原因です。おかしいなー私ホールツアーに行ったんだけどなーアレーー????



アウトロのオーオオオー!\オーオオオー!/のコール&レスポンスも健在!!!!本当に懐かしい一体感と熱狂でした(´;ω;`)













21.終わりなき旅

そして満を持してのこの曲。照明が落とされたステージ上に逆光が射し、その中からあのイントロが始まる。

未完のような、さくらいソロ弾き語り&お客さんとの合唱→あとからメンバーが入ってくる、というバージョンではありませんでした。
RADWIMPSの胎盤で聴いたのと同じ、原曲(原曲通りのみんなで入るイントロ、合唱はなくさくらいさんが全部歌う) + 大サビ前&アウトロだけライブアレンジ、のバージョンでした。メンバーとさにやんの5人だけの、終わりなき旅。



この曲はなんといっても照明が印象的でした。

1番全員逆光

1番サビからさくらいさん順光

2番そのままさくらいさんのみ順光

ラスサビで明るくなり全員順光

アウトロでだんだん照明が落とされていき、全員逆光になる(光の中に消えていく印象 )

暗い中退場、という感じ。


未完ツアーもどのツアーも、この曲はまばゆい白い光の中で顔が見える状態で演奏している彼らの印象が大きかったので、すごく新鮮。特に1番ABメロでさくらいさんの顔が見えなかったのって今まで1回もなかった気がする。(近年は弾き語りアレンジになっていることも多かったし)
だからこそ、シルエットとして光の中から現れ光の中に消えていく彼らが本当に印象的だった。


アウトロなんかね、もう本当に……すごいじゃ表現しきれないし、よかったじゃ足りないし、もうどうにも表せないんだけど、今も心に焼きついてる。
必死でかき鳴らすあの激しい音と、向き合って奏でる光の中のシルエット、っていう2つの要素だけで、空間全部が支配されていたあの感じ。

顔も見えない、色とりどりで派手な照明演出もない、合唱もコールアンドレスポンスもない。極限まで情報が削ぎ落とされ、彼らと一緒に作るのではなく彼らに提示される形で奏でられたあの「終わりなき旅」で、私たちはひとつの生命としての「Mr.Childrenというバンド」を見せつけられたのだと思います。

「終わりなき旅」はいつだって本当にMr.Childrenの現在がまざまざと現れる曲。
それを今まで以上に鮮烈に思い知らせてくれる、今日の「終わりなき旅」でした。



そして彼らは最後まで演奏だけですべてを伝えきり、会場に言葉をかけることなく暗闇の中に消えたのでした。


















【アンコール】

明転すると8人が出てきます!それぞれツアーT着てる!


さく→水色のスタープリズムT
じぇん→ピンクのかいじゅうT!
なか・さに→白のレインボーT
いっちー→黒の虹カラヒカリへT
こはる→ゆるどれんT


冒頭のグッズのくだり、覚えておいででしょうか?
スタープリズム着てたわたくし、思わずガッツポーズ( ⌒▽⌒ )و ̑̑

それともうひとつ聞いてほしいんですが、本編で着てた赤Tはピッチピチだったのに対してこのTシャツは少し大きめのサイズだったみたいで。腕も胸元も布が余ってたんですよね。それによっていつもより細く見える。
しかも本編の汗で髪がストレートに戻ってる。




そこで私は本気で思ってしまった。



「え、これ空さくらいさんじゃん」


「いやもっとだ、こんな近くで見て改めて思ったけどめっちゃ若く見える、これ高校生って言っても通用するんじゃ……??」


「あ、わかったこれ高校生さくらいさんが文化祭で演奏してんの見てる感じだ
この距離感もTシャツ(クラスT的な)も文化祭だ
やべぇ私いま高校生さくらいさん見てる(感激)」




終演後人に話したら「頭がおかしい」と言われました(でも私は正気だ本気だ)

いや、ほんとにそれくらい若く華奢に見えたの……1回見てみろって!ずぇったいわかるから!(リフレクMC風)
おかしいのは私じゃなくて46歳(当時)で高校生にタイムスリップできるさくらいさんです。いやはや貴重な体験だった……






それはさておき衣装のコーナーに戻ります(笑)
え、衣装書いた欄にメンバーがひとり足りないって?




たは→ワイシャツのまま




安 定


(ちなみにたくおさんもノットツアーT)



さてさて、8人が揃ったところでメンバー紹介です!
サポメン4人、なか、たはと紹介して
さく「ボーカルさくらいかずとしです!はい!(そのまま曲入ろうとする)」
じぇ「!?!!?!!?!!?!(俺は!?俺は!?!!)」
「じぇん!!!!じぇん!!!!!!!!(笑)」
さく「(気づく)……ドラムス!じぇーん!!(雑)」

これもまたこのあとの展開の伏線になります(笑)








En.1 one two three

はじまり方は覚えてないけれどお客さんからは歓声!!!!!!!!
そりゃそうだよね2マンでしかやらなくてほとんどの人初めてだし待ってたし……!!!!
これもまたブラスが気持ちいい曲!この編成でやってくれてよかったなぁーーー(´;ω;`)

初めてライブで聴いたけれど、この曲こんっなに乗りやすいんだね……!「もろく鈍く持て余すほろ苦い悲しみ」のリズムとか「(ダブらせて)みたりして」→サビへなだれ込み、とか、もう楽しい楽しい!!!!
会場一同、身体を揺らしつつクラップしつつ音に身を任せ、サビの終わりには「わんっ!つーっ!すり〜ぃい〜〜〜〜っ!!!!!!!!」


印象的だったのは2番!
「老人はたじろぐ」の歌詞でさくらいさんがおじいちゃんのように腰に手をあて歩いている途中の格好で固まり、ぴたっと歌も演奏もブレイク。
一拍置いて、のんびりとした「いろんな人いるなぁ」の声から演奏とさくらいさんの動きも戻る。
こんなブレイク予想してなかったし、一瞬なにが起こったか把握できず「!?!!?!!」ってなって楽しかったです(笑)ほんとに時間止まったかと思った(あほの感想)


そして歌詞がすべて終わりあとは「あのパート」だけになったその時。私は見ました……じぇんの後ろにスッと出てきたスタッフさんが、スッとじぇんの肩に赤いマフラーをかけるのを…………

スタッフさん真顔、じぇん真顔。


めっっちゃシュール
(思わず爆笑しましたごめん)



もちろんセリフはじぇんイノキが言う!!!!

「この道をゆけばーーーーあ!!
どぉ〜〜〜〜〜〜なるものか〜〜〜〜あ!!!!」

低めのやたらいい声なんだけど、わざとなのか
間延びした感じ、CDとずれてる(笑)
いつものMCと同じで聞き取りにくい安定のじぇんちゃんです(笑)


「いぃいいくぞおおーーーーー!!!!」


(お客さんも一緒になって)
「「すりーーーーーぃ!!!!」」

「「つーーーーーーー!!!!」」

「「わーーーーーーーーん!!!!」」



\\\ダーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!///


これがやりたかったの〜〜〜〜〜!!!!た〜〜〜〜のし〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!ヽ(;▽;)ノ



アウトロでそのままさくらいさん、
「ドラムスー!すずきひでやーーーー!!!!」


なるほどね!!そういうことね!!!!笑(伏線回収)













One twe threeが終わるとサポメン3人は捌けて、Mr.Children+さにやんの5人に。

これまでの明るい空気と照明が一転し、照明は薄暗く落とされ、聴いたことのない・しかし神秘的なシンセの音色が空間を支配します。


そうして始まったのは全く予想もしなかった曲。













En.2 花の匂い


「届けたい、届けたい──」


歌い始めるまで完全にしるしだと思っていたから、本当に驚いた。
去年のフェスシリーズ(GBGBやロックロック、音博)に行った人には伝わると思うんだけど、前述のシンセの音色が、そのフェスシリーズでやってたしるしの追加イントロに似てたもんで……。
ほんとびっくりです。終コンツアーぶりの演奏だよね、終コンは落選して行けなかったので私にとってははじめましてです。



「“永遠のさよなら”をしても、あなたの呼吸が私には聴こえてる」


聴きながら、「あぁ、やはりそうなのか」と思いました。

いつでも微笑みを、横断歩道を渡る人たち、One twe three、こころ…
ライブを通してずっと、どこか死と老いの匂いが強いセットリストだと感じていました。気のせいかな、どうしてこんな風に匂わせるのだろう、と若干の不安を覚えもしたのも事実です。そしてそれが気のせいじゃなかったと確信したのがこの曲でした。

この曲に至ってやっと、前年からずっと彼らが口にしていた「一生音楽をやっていたい」「終わりが見えたから最後までやりたいと思った」という言葉を思い出しました。だからこその選曲だし、だからこそそれらを匂わせた上で、嘆きや悲しみではなく決意と活力を持っていることを示し、アートに昇華する意味合いを込めて演奏したんじゃないかと思ったんです。

だからね、この曲を聴いてて、全然不安なんて覚えなかった。むしろこころが熱くなった。「あぁ、まだまだこれからもやっていくぞ、って意味でのこれまでの選曲だったんだ、」と確信できたから。それくらいに切なさよりもバイタリティに溢れた「花の匂い」だったんです、今回。



はじめは穏やかに始まった声と演奏も、曲が展開するにつれてどんどん熱と激しさを増していく。
よくスパファンの頃のリリース曲ってバラード(ロックじゃない)というレッテルを貼られていることが多かった気がするけれど、生で聴いてその印象は一蹴されました。この日の「花の匂い」は、紛れもないロックバラードだった。

CDと演奏が・音のバランスが全く違う。CDではボーカルに対して音量・演奏共に抑え目のギター・ベース・ドラムの三者が、もう全く抑えず思いっきり鳴らしまくり。
CDだとほとんど弾いておらずピアノ主体になっている1番2番も新たに弾いていたように感じたし、ともすればボーカルをかき消してもかまわないといわんばかり。
しかし今回のボーカルは終コンのように笑顔で優しく歌い上げるようなものではなく、強い表情と声で決意や意志を主張するようなもの。
だから全然かき消されることがない。ボーカルも加えた四者が、全く対等に全開で鳴らし合い絡み合い作り上げているのが今回の「花の匂い」なのだと思いました。

……うう〜〜ん違うんだこんな表面的な説明がしたいんじゃないの!!!!本当に激しくて音量と音圧と演奏する姿に圧倒されるあの感じ!!!!心を全部持ってかれちゃうあの感じ!!!!
本当に聴いて欲しい、どこかで公開してほしいあの音!!!!(´;ω;`)



具体的に印象に残った箇所をあげていくならば、まずはやはり「どんな悲劇に埋もれた場所にでも」の低音・高音の絡み合い。
もともとCDで聴いてる時も大好きだったんだけど、生で聴いたらもうぞくぞくした……。

そして何よりも心を掴まれたのがラスサビ~アウトロのバンドセッション!!!!ライブの終わりなき旅のような激しさと熱にあてられました。めっっっちゃくちゃかっこよかった。

特に目が釘付けになったのはじぇんでした。
CDなんて比じゃない。仰け反って大口を開けながら、CDや今までのライブ音源ではなかった全く新しい激しいフレーズを叩いていました。
去年ホールツアーを始めてからさくらいさんもじぇんも「出力時の音量を調節せずとも歌をかき消さないよう、8割の力で叩けるようになった」って言っていたけれど、どう見てもどう聴いても8割の力とは思えない……。でも、全然うるさいだとか歌や楽器をかき消しているだとかいった印象はないんです、本当に。歌も、ドラムも、めちゃくちゃよく聴こえるし同じように突き刺さってきた。それがすごい。
あの感情の昂りをそのまま落とし込んだようなドラム、本当にもう1度見たい。いろんな人に見て欲しい。どこかに残してくれないだろうか。
そう思ってやみません。












【MC】

さく「(脱力したような、気が抜けたようなふにゃりとした微笑みで)
今年最初のライブが八王子でほぉんとによかった、ほっとしてます。こんなあったかいお客さんで……。

いい1年になりそうです。本当にありがとうね。(お客さん拍手)
(そんなの、こちらこそだよ(´;ω;`))



いつもこんな、今日みたいに楽しい日が続けばいいけど……実際はそんなことばっかりじゃなくて。
『なんで俺ばっかりこんな思いしなきゃいけないんだ』『なんで私ばっかりこんな目にあわなきゃいけないんだ』って思うようなこともあって。

でも、絶対見てくれてる誰かがいます。

あなたのその、背中を、見てくれてる人が。
その、足音を、聞いてくれてる人が、います。

そんな気持ちを込めて。」














En.3 足音 ~Be Strong


最後の曲は、やはりこの曲。花の匂いと同じく5人だけの演奏です。
毎回レポを書くたび思うけど、この曲は本当に書くことがない。書きたくない(笑)


2014年に生まれて以来、ずっと演奏され続けている曲。これもまた、Mr.Childrenの現在地を示し続けている曲だと思います。

自分の人生の転換期にあたる時期に、ずっと演奏していてくれていた曲。その曲を、こうして区切りがついた今この時に聴くことができて本当によかったです。

演奏してくれて、本当に本当にありがとう。














最後はどう終わったかな、あんまり覚えてないんだなぁ……。こんなこと今までありませんでした、ほんとに不思議。
気づいた時には、最初と同じように誰もいなくなったステージ上を眺めていました。


明かりの消えた電球のモニュメント。さっきまで大好きな人たちがいたはずの、がらんとしたステージ。そこに静かに佇む機材、ドラムセット、マイクスタンド。


あんまりに最初と同じで、「夢だったんじゃないか」と思いました。
出口への階段を上りながら何度も振り返ったけれど、さっきまでいたお客さんや演者の姿を思い浮かべられない。落ち着いた暗めの客電のみがついているこの会場が、あんなに明るく眩しくあつかったあの場所と同じ場所だなんて。
それくらいセットリストも距離感もあたたかさも幸福感も、何もかも現実離れしていた。



体感時間はあっという間。

本当に一瞬の、しかし鮮烈な、日常の中のファンタジーでした。









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・あとがき

久しぶりのライブの感想文でしっちゃかめっちゃかになってしまいすみません!
そんなわけで、私のヒカリノアトリエツアー八王子公演は終了です。

ライブ後何度か言ってたんだけど(ネタバレになるからツイートはしてないかな)、ほんっとこのセトリ、iPodシャッフルじゃないですか?(笑)出てすぐ人と合流して話したのがまずそれでした。
でもその中にも2つ、通底するテーマがある気がしてて。それについてお話したいなぁと思います。


1点目。虹ツアー同様、HOMEの楽曲が多く演奏されたことについて。
これはホールという会場、前回今回のホールツアーのコンセプトによるものじゃないかなと思いました。

HOMEというアルバムは最初収録楽曲のイメージから手作り感を示す「ホームメイド」というアルバム名になるはずだった、HOMEというアルバムが出来たからB面曲集を出せた、というエピソードがあるとおり、HOMEに収録された楽曲は大仰さやスケールの大きさよりもホームメイド感・B面感の強い楽曲が多い。
その「手作り感」は、同期なしの全編生演奏でお届けしようという今回のライブスタイルとも通じている気がします。
というかそもそもHOME-in the field-でブラス隊帯同してたくらいだしね!HOMEの収録曲ってブラスが活きた曲多いしね!(そういうとこが好き)
「Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く」の編成・演奏スタイルにぴったりだったんじゃないかな。


それにそもそもHOMEの根底には、世界に目を向けて楽曲を作ってみたらどうだ、と言われたさくらいさんの「そうではなくて自分の足元を見つめたい、自分にとって一番日常で身近なものを歌いたい」という思いが流れているわけで。
お客さんに大会場に足を運んでもらうのではなく、彼ら側からお客さんの地元に足を運び近い距離で音楽をお届けするホールツアー。
お客さんにとっての「ホーム(=地元)」を回り、心も体も近い距離感と雰囲気……それこそ「アットホーム」な空気の中で行われるホールツアーと、親和性がないはずがない!(笑)
実際に参加してみて勝手にほんとにすとんと納得してしまいました。



……とまぁいろいろ言いましたけど結局何が言いたいかって H O M E の 曲 い っ ぱ い や っ て く れ て あ り が と う (´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)っていうこれに尽きるんですよね。ほんっっとに嬉しくて幸せで夢みたいで(´;ω;`)

あとAnyとかAnyとかAnyとかもね……すっごく……すっっごく嬉しかった……。
自分が初めて行ったライブがHOME野外ということもあって勝手に「AnyといえばHOME」という印象も強くて……。だからこういうセットリストで、しかも15周年の年ぶり(ということは10年ぶり!?と考えてはびびる)に聴けてほんっとうに嬉しかった。
本当に、やってくれてありがとう。




そしてもう1点!は花の匂いの段に書いたとおりです。
しょっぱなのいつえみの「もし僕がこの世から~やっていけそうだよ」の笑顔に引っかかったのから始まり、すごく「死」や「老い」に触れた楽曲が多かった。

「老い」の方についてはライブ中はぼんやりとしか感じてなかったんだけど、終演後ゆいち先生が「さくらいさんおじいちゃん??老人??みたいな歌詞でおじいちゃんのポーズして止まっとったよね!?!!」と言ってておじいちゃんみたいな歌詞??結構あるよねどこだったっけそれ??とあーだこーだ言い合ってて思わされたことでした。
you make me~ではおじいちゃんまではいってないよね??目の前を横切ろうとする老人が出てくる&物分かりよく年老いたくない横断歩道は座ってアコギ弾き語りだったし??悪いやつらをやっつけた跳べはおばあちゃんだったし??……あっそうか「間近で鳴らすクラクションに老人はたじろぐ」のone two threeか!!!!
……なんか老人率高いね今回…………

とまぁこんな感じで思ったのでした(笑)



花の匂いの段で言ったように、やはりそれは「終わりが見えてきたから死ぬまでやりたいと思った」という発言が具現化したものなのだと思います。
「老い」について触れた曲はどれも「老いてもバイタリティを失いたくない、まだまだやってやる」という歌詞を持っているように思えるし、「死」について触れた曲がただ悲観的に演奏されたのではないことはいつえみ・花の匂いの段で触れたとおりです。前者はむしろ笑顔だったし、後者はどこまでも力強く・生命力に満ちていた。

この2つの「死」に触れた楽曲を悲観的にではなく演奏することができたのは、「こころ」の前のMCで話していた気持ちがあったからこそでもあるんじゃないかな。


「もし僕がこの世から巣立って逝っても
君の中で僕は生き続けるだろう」、

「”永遠のさよなら”をしても
あなたの呼吸が私には聞こえてる」。


「よく『亡くなっても心の中で生き続ける』って言うじゃないですか、前までどうかなって思ってたんだけど、今回本当にそうだと思って。
本当に心の中にいてくれてるから、さびしくないと思って」


誰かを想えば、誰かが想ってくれれば、「死」への恐れなどない。
誰かと通じるこころがあれば誰もが生きていられる。
その確信があの届け方に繋がったのではないかと思います。




また、そのこころとはちょっと意味合いがずれちゃうかもしれないけれど、「心」の描き方、「心のままにあることを諦めるか否か」という感情の揺れ動きもライブ中で変遷を経ていたような気がします。


諦められない心を諦め殺そうとする「お伽話」から始まり、

ままならぬ世への諦めと諦めで抑えきれぬ怒りをぶつける「マシンガンをぶっ放せ」、

諦めようと言い聞かせつつ心は手を伸ばし続けてしまうと歌う「蒼」、

100万回のうちたった1度あるかないかわからない奇跡のために諦めないことを選ぶ「ヒカリノアトリエ」、

今僕のいる場所が探してたのと違っても間違いじゃない、きっと答えは一つじゃない、また12色の心で好きな背景を描きたしていく、と歌い、ままならぬ世へ恨みつらみを抱くのではなくすべてを受け入れ前を向く心の強さに至った「Any」、

そこから先の「終わりなき旅」や「one two three」、「足音」は言うまでもなく。



「諦め」から「諦められない、諦めたくない」、「諦めない」に至る物語が描かれていたような気がします。
彼らがこの近い距離感で直接届ける、っていう性質のツアーで描いた物語のひとつがこんな物語だっていうのが、なんだか嬉しいような、気が引き締まるような。
こっちも直接受けとめさせて貰った分、そんな諦めない彼らの挑戦をこれからも心して見なきゃ、とハッとさせられたような……。うまく言えないんですが、すごく、刺さりました。

大切にしたいなと思いました。

ホールツアーだから音を楽しむって色合いが強いものなのかな、と思っていたけれど、それだけで終わるMr.Childrenじゃないんだなぁやっぱり。
挑戦しつづける、「未完」のMr.Childrenのままなんだなぁ…。


…そう、もうライブのあちこちで思いました。
Mr.ChildrenはMr.Childrenのままだったんだなぁって。
変わったところも変わらないところも全部Mr.Childrenなんだなぁって。


すんごいあったりまえのことだから何言ってんだこいつって感じなんですけどね、もう2016年に全部わかんなくなっちゃってたんですよね、
だからここでやっとそのあたりまえに触れて、受け入れられて、本当によかった。


びっくりするくらい、はぐれた時間の隙間を一瞬で埋めてくれたライブでした。
やっぱりMr.Childrenが大好きだ、やっぱりこの時間がなにより愛おしい、
何度も何度もそう心の底から思わされました。

本当に幸せでした。本当に、こんな夢みたいに幸せな夜をありがとう。



25周年最初の夜、
本当にまぎれもない、最高の夜でした。



だからきっと最高の1年になるはずだって、私も信じてるよ。
どうかどうか、健康に気をつけて!笑顔いっぱいの、最高のアニバーサリーイヤーになりますように。
心から祈ってます。

ていうかそうなってほしい!そうしたい!から!せめてライブの間は思いっきり飛んで泣いて笑って一緒にそんな1年をつくるお手伝いをしたいなぁ。させてくださいな。

改めて、25周年本当にありがとう、おめでとう!
これからもどうかよろしくね。




【Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ】@オリンパスホール八王子 3.4 感想文②

【MC】

しばらく経って明転すると、スタッフさんがリグプロツアー弾き語りコーナー的な椅子(1つ)やアコギをセッティングしているのが見えます。そこまではまだ想像の範疇なんだけど、その椅子の横になにやらどでかい 蓄 音 機 が。だいたい椅子に座った成人男性の座高くらい。結構な大きさです。
ライブでこんなの出てきたことないからまたしてもお客さんの頭には「」マークが。なんか今日みんな振り回されっぱなしだね!!!!(笑)



そこにようやくさくらいさんが再登場します。服装が変わっているのを見てやっと「クラスメイトの最後早めに捌けたのは衣装チェンジのためだったのか……」という仮説が立ちますがいやそれにしても曲終わる前って早すぎない?????

本日2回目のさくらいさんの衣装は、2015年6月のロキノンみたいなジーンズ素材のシャツと、中に赤VネックTシャツ。ありきたりな言葉ですが、これはかっこいい……!




さて、颯爽と出てきた彼は当たり前のようにすとんと椅子に座ります。

さく「1人だけフツーに座ってるっていう……(笑)あ、みなさんもどうぞ座ってください!(客座る )
ちょっとのんびりさせてください(この「のんびり」、ヒカリノアトリエ収録のOverの「まったり」とテンポ同じ感じ)」


さっきまでとは打って変わって本当にラフな、雑談みたいなテンション。こころなしかさくらいさんの口調や声の温度もくだけている感じがしてちょっと嬉しかった。これから何があるんだろ、弾き語りにしてはなにやら用意してあるものが多いし……?わくわく!


そんなフランクな調子で始まったトークはこんな内容!



さく「この歳になるとねぇ、いろいろ話したくなっちゃうんですよぉ(笑)(ここで両手ポッケに入れる)
というのもね!(ポッケから手出す)(なんで入れた笑)もうだんだん忘れちゃうから(笑)
だから覚えてるうちに話そうと思って。

よくいろんな人とご飯食べに行くと、まー相手も聞くこと困るんでしょうねぇ!!笑(ケラケラ)(客笑)
まず聞かれるのが「どうやって曲作ってるんですか」!!
で、僕はそれに対してだいたい、『夢占いみたいな感じです』、って答えてます。
どういうことかっていうと、要は夢って『こういう夢を見たい!』って思ってもなかなか見れないじゃないですか。でも実はその夢が自分の無意識の中にあるものだったりする、だから、夢占い。


あっ……(←ここでミスチルくんみたいな顔する、めっちゃ面白かったwwwww)


歯が抜ける夢は、人が死ぬんですって。
あとねぇ、人を殺す夢は……、相当なストレスですよ。
あと追いかけられる夢とか、これも、ストレスですね。」


(´;ω;`)
(そういう夢……見たんだろうなぁ…………と思ってちょっと切なかった)



さく「で、それとおんなじことをやってる気がするんです。
というか僕、譜面読めない書けないんですよ!(客:えー!?!!?)
だからじゃないけど、無意識の中で曲が浮かんできたのを形にして、そのメロディの言いたいことを歌詞にする……(みたいなことを言ってたんだけど言葉全然思い出せなかった……)

でね、……」



ここで言葉を切ったさくらいさん、ふつーに話の途中ながらのんびりと横に立てかけていたギターをとってストラップ肩にかけます。こののんびりさ加減、ほんとにリラックスしてるんだろうなぁって感じ(笑)
ここまでリラックスしてるさくらいさんウカスカでしか見たことなかったからほんとに新鮮。



さく「例えば、さっきやった水上バス。

(アコギで弾きながら)
♪夕日がまぁどぎわーの……あれっ?違う??(笑)(会場笑)

(ちょっと早口めで)
♪僕らに注ぎ、……合ってる?(笑)

(一旦呼吸置いて)

♪君は更にきれーな影ーを見にーつけーる……
君への思いがあばーれだーす、
くるーおしーほどーー、
抱きしめたいと思ーーーったーーー…」


お客さん拍手。と、ここでさくらいさん真面目な顔で一言


さく甘い。(ズバッ)」


どういう「甘い」か一瞬わからず反応に困る会場(笑)




さく「ここまで、甘いのね。

でね、この曲のアルバムをリリースした時にいろんな人に言われていちばん多かったのが『2番を聴いてがっかりする』、だったんですよ。(客:ええええええええ!?!!?)
『1番みたいに甘いままで終わってほしかった!』って。
でもねぇ?だってメロディがどんどん不穏になってくんですよ。



(アコギ構えて弾きながら、テンポ変則で)
♪かわーのなーがれーのよーに、(ピタッ)
(ジャアアアーン)あいは、とーきにぃ♪ほら!(ドヤ顔)」
客「うわあああああwwwwwwwwwww(ほんとだ不穏だあああああwwwwww)」


さく「♪あれーくるっておたーがいぃの、あしーをすくいはじめる……もぉヤバい(笑)(客爆笑)

(ジャララン)♪ぼくがわるいんじゃない、
♪でも、君の(ジャラーン)せーいじゃなぁい、

♪さよならをえらー(ジャラーン)んだきみは、おそらくーたーだしーーーー……(ジャーン……)


……ね?だからこれはしょーがないんですよ、メロディがこうなんだから!このメロディだったからこの歌詞書かなくちゃいけなかったんです!(笑)
僕 だ っ て ハ ッ ピ ー エ ン ド に し た か っ た !!!!(超力説)(会場爆笑)


だからもしメロディがこれじゃなかったら……ね?例えばここからですよ……」


ここからさくらいさん、実際に今即興で考えながら弾いてるのか、何度も途中で止まり考えつつ、たどたどしく、

さく「……♪たらら〜たら〜……。(ジャラランジャラン)
♪たらら〜たら……(ジャララン……)


♪……(明るい感じのコード進行を探りながら弾く)


♪あ〜〜あああ〜〜〜〜〜↑↑↑↑(なんか無理やり上げて間奏のオチをつけてちょっと面白い感じに笑)(でもお客さん拍手)

これなら、ね?ハッピーエンド。」



ここでさくらいさん、またアコギ横におく。
椅子にも座り直す。(かわいい)



さく「で、今のが『曲先行型』で、もう一つあるのが……曲が出来て、歌詞をつける前にバンドで演奏をして、そのアレンジに影響を受けて歌詞を書くっていう。『アレンジ先行型』です!
このタイプはね、僕が大好きな桑田佳祐さんの曲でね、慕情って曲があるんですよ。慕情、ご存知ですか?(いやたぶんここにいるようなファンの人たちはほぼみんな知ってると思……)(Bank Band……)

………………。(お口きゅっとしてぱちくり)
知らない?こういう曲で……」



再び歌い始めるさくらいさん。でも弾き語りじゃなくてアカペラだったような。
Bank BandのCD(桑田さんのモノマネ入ってる)よりもいつものさくらいさんっぽい歌い方でラフに、語尾は切る感じで、


さく「♪夢のー中ーぁで交ーわしーた キースは、
悲ーしみーを抱ーいてーいる〜
♪霧のベールに、むせぶかーーげは、
胸に残る、慕情ー、


……って曲で。(すっごくよかった…………(´;ω;`))

で、このあとの歌詞にですね、『水に投げた小石の跡が』『止めどなく輪を広げ』『涙色の河にそそぐ』『愛しき女性よGood-Bye』、ってあって。」


ここは歌わずに、普通に思い出しながら歌詞を言ってたました。
何にも見ないで言えてたのすごい……自分の歌の歌詞は間違えるのn(ディスカウントから始まったり希望が霞んだりする某曲のことなんて言ってないよ????)


さく「ここ、ほんとに小石を水に落とした音がするんですよ。普通は歌詞がそうだからそういうアレンジをしたんだって思うでしょ?でも、これはアレンジが先なんですよ!(力説)
ほんとにそうかわかんないって思いますよね、でね、これは僕裏を取ってきました!!!!(`・ω´・.*) ドヤァ((おおーっ!!これはもしやあの人か!?!!って空気で客盛り上がる)


この曲のアレンジをしたプロデューサーが 小 林 武 史 でして(客たけしに思わず笑)、でこの間電話をしましてぇ……、………………。



(電話のポーズをしながら)
あのー、慕情の小石の歌詞って、あのアレンジが先にあって後からつけたものなんじゃないかと思うんですけどー…………

あぁーそうねぇ……君の読みでただ↑しいんじゃない?』…………」



ま さ か の モ ノ マ ネ タ イ ム wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

いやあのね、ほんとにたけしのとこ低くでだるそうな感じの喋り方しててめっっっちゃわかる!!!!!!wwwwってなったしお客さん共々みんな爆笑したwwwww
ほんとメンバーのたけしのモノマネ大っっ好きwwwwwwwwwww(※約2名しか披露してないとか言わない)


そしてノリノリな彼のトークは続きます(笑)



さく「『僕、論文を発表したいんですぅ!!』『今度のホールツアーでお客さんにアレンジが先の歌詞について発表したくてぇ!!』って言って小林さんから教えて貰いました!!!!(会場笑)
なので、裏は取れてます!!!!ただ、表には(笑)桑田さんには取れてません、取れません(笑)


じゃあ1回おきまーす(ギター置く)」



ここでギターをラックに戻すさくらいさん。で、なんだなんだ??って普通に思うでしょ???
次の一言で耳を疑ったよね




さく「今からCD聴きたいと思います♡♡♡」









は????








いや待て私の聞き間違……ん??ここは??ホールだよね??ライブ会場だよね??ライブ会場で??みんなで???CD????ん????


????????????




こちらの混乱はよそにあくまでマイペースなさくらいさんはのほほんと続けます。
ここでやっと隣にあるどでかい蓄音機型のモノについて、



さく「これ、蓄音機みたいでいいでしょ。

ポチッとしました。
(↑これ最初「ポチりました」って書いてたんだけどゆいち先生が教えてくれました大感謝Thanksgiving25!!!!!!!!)


高かったんですよぉ〜…… …………じゅーさん(笑)(会場爆笑)
……生々しくてごめんね(笑)」




ちなみにこのじゅーさんさん、こんなお顔です


 
(ボンヤァ)(疲れ目仕様)






(さて、前述のお話しながらスッと慣れた手つきで下の引き出しを開けてCD出すさくらいさん)
(そこ引き出しなんか)
(ていうかなんだこの状況)
(サザンのCDを開けて取り出して)
(蓄音機にCD入れて)


(ボタンぽちぽち)ごきょくめ、(ぽち)再生」




そして「慕情」が流れます。
最初正直音だけだと「こ、小石どれ?!?!!笑」って感じだったんだけど、さくらいさんが「ここ!」って言いながら手で小石投げるジェスチャー何度もしてくれたからどうにかわかることができた……(笑)
ちょんちょんちょんっ、ってタイミングに合わせて投げる手つきがかわいすぎたので会った人には実演でお伝えしたい所存です(固い意志)
2回流したんだっけ?2回目だったか、最後の方は流しながら水飲んだりもしててほんとリラックスしてるんだなーーーーー…………って


何この状況
(※たださくらいさんが水飲むの見ながらサザンのCD聴く会)



だがしかしこれはほんの序章でしかないのが恐ろしい。
「慕情」を流し終えたさくらいさん、CD取り出してケースに戻して(一生の中でさくらいさんがCD取り出して戻すとこ見れる日来るなんて思わなかったよぼかぁ)(ほんとなんなんだよ)、
またスッと引き出しを開けます。で、何かCDを取り出します。


あれっ?私そのCD持ってる気がするな〜〜?


しかもそれたぶん一番長く持ってる気がするんだよな〜〜〜???めちゃくちゃ目に馴染み深いんだけどな〜〜〜〜〜????いやいやでもまさかな〜〜〜〜〜〜?????




さく「あとですね……自分たちの曲なんですけど……HOMEですね。」



ですよね(卒倒)




一体前世でどんな徳を積んだら自分が一番好きなCDを手に取って(※しかも恐らく私物)開けて取り出してコンポに入れるとこ見れるの????????一番好きなアルバムを作ったご本人さまと一緒に聴けるの????????いや前世どころじゃないよね前前前世だよね前前前世の私本当にありがとうていうかほんと現実????????????



そんなこちらのパニックは露知らぬさくらいさんはのんきにCDパカッとして「枚数多いなぁ(笑)」とか言ってるしよぉ!!!!!!!!そりゃDVDついてんだから枚数多いよ自分たちがつけたんだからなそれ!!!!!!!!!!!!!!!!(初回限定版)
もうなんなんだよ!!!!!!!!わけわかんないけど一周回ってめっちゃ楽しいよ!!!!!!!!!!!!!!!!(ヤケ)



さく「HOMEのじゅーいっきょくめ!

(CD取り出してCDコンポに入れながら)
11曲目、って言ってわかった人は相当のファンですよ、


(しーーん……)


…………いないってことはここにはファンはいないんですねー(しれっ)(会場爆笑)」




ちょっと悔しかったのは内緒だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!(笑)


さく「(ぽち)じゅーいっきょくめ、(ぽち)さいせー」



♪〜〜〜〜

で、流れてきたのはもちろんSUNRISE!
あのお馴染みのイントロが流れてきて、そのあと歌い始め……………………る前に停止ボタンを押すさくらい氏。


さく「ブチッと止める。(←自分で言う)(会場爆笑)
これですよ。この陽射しのゆらめいてる感じ。
このイントロだから(この曲は)SUNRISEになったんですよ。
もう1回聴きましょうか?

(ボタンぽちぽち)

再生、(ぽちっ)


♪ドゥンドゥッ(ポケットカスタネットイントロ)


あっまちがった!!!!!!!!(ブチ切り)」


お客さん「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(大爆笑)」


こ れ だ か ら さ く ら い か ず と し は(安定のドジっ子っぷりにふわふわのシートに座って悶絶)




気を取り直してコンポをぽちぽちするさくらいさん。
やっともう1回成功(笑)

♪〜〜
(ちゃんとSUNRISE流れる)



さく「ほら、陽射しのゆらゆらした感じの……。
(お客さんに呼びかける感じで)目瞑ってみましょうか?

(また歌入る前に止める)
バッサリ切ります。(会場笑)」


今までアレンジ先行型の話は聞いたことがなかったので、聞きながらほんと「なるほどすげぇ……!!」って思いました、思ったんだよ、だけどね、ごめんね、なにより一番すげぇと思ったのはよく考えるとすぐそばに弾いた本人(たは)がいるのにわざわざCDで流すのマジでロックすぎるなってことでした
ごめんねめちゃくちゃ面白かった(笑)


さて、そんなこんなでついに最後の型です。




さく「で、曲先行型、アレンジ先行型ときて、最後が歌詞先行型ですね。これはあんまり無いです。
このタイプのときは、歌詞が日常を切り取ったものだとなるべくシンプルなアレンジにすることが多くて……
例えば僕の好きな歌で、中島みゆきさんの、日常を描いた歌があって。」



先程同様再びギターを取ったさくらいさん、今度はさらに首からハープもかけます。
じっと待っていて、歌い始めたのは。










【中島みゆきカバー曲】ファイト


「あたし中卒やからね、仕事を
もらわれへんのやと、書いた……」

ギターを弾き語りながら、CDの沖縄のように歌というよりは台詞のように紡ぎ始める。
息を飲みました。この歌を聴けるなんて。
お恥ずかしながら、昨年11月のSONGSの放送で初めて知って心を奪われた曲。
こんなにも突然思いがけず、しかもさくらいさんが歌う形で聴けるなんて。


原曲同様に、最初はあまり声を張らない歌い方。「中卒の少女」、「殴られた少年」をうたっている時は、傍観者のようなあまり感情を込めない声色でした。



それが、歌詞内での視点の転換と共に変わる。


「私 本当は、目撃したんです」

「目撃したんです」、のところでギターをジャッと切りながら急に強く歌われ、びくりとしてしまった。
歌の主体が「私」になったのをまざまざと感じると共に、ここから歌い上げる声に感情が込もり始めるんです。



「ただ恐くて、逃げました
私の敵は、私です」

「ころがり落ちた子供とつきとばした女のうす笑い」に逃げた自分を責めるように。
そしてこれから変わってやる、と奮い立たせるように、

「ファイト!」

「闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう」

「ファイト!」

「冷たい水の中を、ふるえながらのぼってゆけ」



すごくすごく力強い声。心強い言葉。ギターをかき鳴らす手の勢いと音量もつられるようにして大きなものに。それまでの歌い方が抑え目だったこともあり一層強く声と音と言葉が胸に飛び込んできます。
言葉で全く表せないのが悔しいばかりだけれど、本当にいいカバーでした。

1番サビを歌い終わったさくらいさんは最後の「のぼってゆけ〜〜〜〜」を伸ばしながらギターをジャカジャカジャカ……と鳴らし終わりを知らせ、会場からは拍手が。
こんなにもエネルギーを持った歌が1番で終わってしまうのがもったいない!フルで聴きたい!と思いながら拍手していた、ら!

そのまま!







9.横断歩道を渡る人たち


ジャカジャカジャカジャカ……


ジャッ


「目ーの前を横切ろうとする、その老人の、背中は、ひどく曲がっていて……」






( ω ) ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
(本日2度目)




おいおいおいお〜〜〜〜〜〜いなにこれずるいずるすぎる(´;ω;`)(´;ω;`)
観客からも押し殺した歓声があがったような。いやもうほんっとずるいよねえ……こんな心奪われたままの入り方(´;ω;`)

ギター1本ということでStDのような華々しさではありませんでしたが、歌い方(譜割)はほぼStD。歌詞の内容に合わせてテンポや譜割を変則させるあの感じの。でも基本のテンポはStDより速かったかな。
歌詞先行型のお話にもあったとおりのシンプルな音での「ザ・弾き語り」であったからこそ、聴いていていつも以上に・しかし自然にひとつひとつの言葉がはっきり飛び込んできたような気がしました。



歌詞に合わせて声色も変えててね、それがまたさくらいさん自身も楽しんでいるような・客席との距離感の近さを思わせてなんだか嬉しかったなぁ。


「『じっ』と見ていると」で じっ と見るように声を潜めて、


「ついつい!目が奪われてしまう、
強い、風でも、吹かぬ、ものかと」
「睨みつけてくるだろう」
いたずらっぽい茶化すような声色と笑み。


拗ねるような
「自分のためにしてるだけだと、」
「誰かの気を引きたいわけじゃないと」。



間奏ではようやくハープの出番!StDと違ってテンポ変則かつアレンジ多めな上にたけしのピアノやバックの演奏がないからちょっとメロディーを追いにくい(笑)
不思議な感じ。



そして高らかなハープの間奏が明けて印象的だったのが2番入り。
「イライラした母親はもの分かりの悪い息子の手を、引っ張って」
「もう、何個も持ってるでしょと、おもちゃ屋の前で声をあげている」
StDの同部分よりもかなり強い、もう歌というよりは台詞のような口調。心なしかわざと強調しているように聴こえました。これ、ファイトの「子供と女」との対比の意味が込められているんじゃないかなぁ……



「人目も気にせず泣いて怒って、
その親子は愛し合っていっるんだ……、いるんだぁあああ!!!!!!」

歌に熱が入っていって、ギター1本と声だけとは思えないぐらいぐんぐん惹き込まれていく。


「ぎーーーーいたぁケースをっ抱え歩く少年は仲間と楽しげに話しているぅ!」
「それならいつか仲間にっ入れてくれぇ、入れてくれーーっ!!」
「僕だって!何もっかも!もの分かりよく年老いたくはっねぇんだーーーーーーっっ!!!!」
いたずらっぽい本当に楽しげな歌い方!思わずこっちも笑顔になっちゃう!
今の自分の年齢も示唆しつつ少年たちに話しかけてるようなその様子に、「あ、この歌も『ファイト』同様に傍観者→当事者って視点に切り替わってるんだ!」と気づかされたり。似てるけどどこか違うだけど以下略的なアレ!!!!!!!!


歌い終わったらもう拍手喝采!!!!本当に贅沢な弾き語りメドレーだった!!!!(´;ω;`)
どおおおおもありがとおおおおお!!!!!!!!











さて、曲が終わるとようやく他メンバーたちが再登場します。それぞれが持ち場につき、たくおさんがフルートを持つのを見て「もしかして」と思ったら、やはりあの曲。






10.もっと

上からすすす、とたくさんの裸電球が降りてきて、優しいフルートの音色から始まったのはこの曲。もう本当に本当に嬉しかった…………(´;ω;`)
虹が終わったことでもう聴けないんじゃないかと思ってた。何より、虹の会場のセットを知った日からずーーーーーーーーっと想像して焦がれていました。本当に「裸電球」の中で奏でられるこの曲を。




すっごく個人的な話をひとつしてもいいかな。ぜひぜひ飛ばしてください、書かなきゃ嘘をついている気になってしまうから書く、っていうだけの話なので(笑)
6年前のことを書くので、苦手な方はごめんなさい。





6年前、震災が起こって帰れなくなり学校に泊まった夜に、どうにも眠れなくてずっと聴いていたのがこの曲でした。
「悲しみの場所に灯された裸電球に似た光」という歌詞には9.11のイメージが投影されている、というさくらいさんの言葉も頭にあってこの曲を選んだんだったと思う。

別に救ってもらったり助けてもらったりするためにMr.Childrenを好きになったのでも聴いているのでもない。
何より、実際に震災の被害を受けたわけじゃない自分なんかが辛かったとか大変だったとか言うつもりは微塵もない。そんなこと口が裂けても言えない。
でもその日、生まれて初めて私は「自分にはMr.Childrenがいてくれてよかった、Mr.Childrenと出会えてよかった」と思って、泣きながら夜を明かしてしまったのでした。

そのあとその年のapで「今年の(fund for JAPANとしての)apが決まって真っ先に歌いたいと思ったのがこの曲でした」という言葉と共に披露されたと聞いた時に「あぁやっぱり」、とどこか納得したのを覚えています。
だって、本当にそれに足る包容力を持った曲だと実感したばかりだったから。


そして2016年、虹。この曲は「裸電球」というこの曲をこの上なく象徴するセットの中で演奏されたという。

本当に裸電球の暖色の中で奏でられる「もっと」、どんなに優しく美しかったのだろう。
また、奇しくも虹ツアーは再び大きな震災が起こってしまった中で行われた。「きっと2011年と同じように、大きなあたたかさで会場を包んだに違いない、」と想像されて、想像しては「私には知るよしもない」と思い知らされた。


だから、また同じこのセットでやってくれて本当に本当に嬉しかった。
こんな、小さくてもあったかい光たちの中でやったんだ。きっと虹ツアーで披露されたときのこの曲も、こんな風にあったかかったんだろうなぁ。
やっと出会えたこの曲だからこそ、心から噛み締め、想像を巡らせながら聴いていました。






さて、レポに戻りましょう!

さくらいさんははじめずっとスタンドマイク、だったような。ハンズフリーなこともあり度々ジェスチャーを交えます。

「ヘッドフォンで塞いだはずの」で両手で耳を塞ぎ。
「請求書と一緒に」では両手を広げてたような気がします。


優しいフルートソロが特徴的な間奏が明けた3番は、ひとつひとつの言葉をきちんと届けようとするように言葉を区切りながら、歌うというよりは語りのような形で。
「夜ーごーとの、花火は、『もう』
あがーらーなーくて、いい」、
胸に手をあてながら
「心に、消えーない、光が、咲いてーーるから──」

改めて本当に懐の深い歌詞だなぁと思う。文章として難しくてまだその美しさの全てを理解することは出来ないんだけど、その中の想いは何故かちゃんと伝わってきている気がして。



特に心を掴まれたのが、最後の「もっと、もっと、もっと、」の繰り返し。
それまでも優しく歌っていたことは変わりないのですが、いつの間にかマイクスタンドからマイクを抜きとって歩きながら歌っていたさくらいさん。この最後のサビで「もっと」とひとつ歌うごとに身体ごと顔の向きを変えて、会場全方向に届けるように歌いかけていたんです。それがもう心にぐっ……と…………。慈悲深い笑みと優しい包み込むような声、もう聖母って感じでした。伝わる人には伝わる言葉で表現するとばぶみを感じた(いきなり感動台無し)
声と歌い方でもうめっちゃ大きいハートなのまるわかりで、すっごくよかった……。

……そうそう、改めて思ったんだけど、「大きいハート持てるといいな」って、あなたはもう充分でしょうに(´;ω;`)
こちらこそ、大きいハート持たなきゃなぁ、持ちたいなぁ。
















11.口笛

前曲がおわってからそんなに間は空けずに。オレンジがかった照明の中で始まったのはこの曲でした。

お客さんからはもちろん歓声!!それを聴いて「リフレクの挙手の時もこんな空気だったなぁ」なんて懐かしく思いながら微笑みながらイントロを聴いていたはずが、歌声が始まった瞬間自然にぽろぽろ涙が出てきて、そこから止まらなくなっちゃったんですよねぇ……。
自分でもあれ??なんだこの涙?????って思いながら、サビに近づくにつれてどんどん「あぁこの感じ知ってる!」「この歌声も演奏も会場の空気も知ってる!」っていう感覚が指先から爪先からじわじわ広がっていって。
ついにサビに入った時にぶわっっっ(((´;ω;`))))っと溢れて、やっと自分の涙の理由がわかった。


ここまでの文章で再三「実感がない」と書いてきましたが、本当の本当にこの瞬間までまだ「Mr.Childrenのライブに参加している」という実感がなかったんですよね。夢のようなセトリと出来事と光景満載だったし、何より目の前にいるMr.Childrenが本当に「今まで見てきたのと同じMr.Children」だと思えていなかった。

Mr.Childrenって「未完」そのものの人たちでしょ。ひとところに留まったりなんかしないで、いつだって自問自答と模索を繰り返して常に前に進んでいく。
他のバンドからの学びと刺激を得た2マン、完全同期なしの生音でお客さんと近い距離で触れ合う虹ツアー。2ツアーを経て、とっくに彼らは新しいものを得て変わっているはず。だって1年間もあれば今の彼らはあんなにも変わるんだって2013年と2014年の間の彼らの変化を通して知ってる。ツアーの間にも変わっていくことはリフレク~未完ツアーを通して知った。


別にほんとは知ろうとしなくたっていいんだ、好きって気持ちに変わりはない。そもそも一介のファンでしかないんだから知らないことの方が多いのが当たり前だ。
でもどんどんブランクが重なっていくことが怖かった。変わってく彼らに置いていかれるのが寂しくて苦しかった。こうしてる間にも彼らは進んでるのに、私は「会えない」というショックで立ちすくんでるのも情けなかった。

だから開演前は緊張したし構えた。ライブが始まっても、初めて聴くヒカリノアトリエの音と、焦がれ続けたホールという会場と、予想だにしなかった選曲に、「これは夢なんじゃないか」って感覚を抱いてた。



それを全部吹っ飛ばしちゃったんだよ、「口笛」は。
だってほんとに一緒だったんだよ。彼らの笑顔も、包み込む声も音も、会場とお客さんのあったかい一体感も。もう全部、あのREFLECTIONツアーで何度も一緒に歌った「口笛」と同じだった。

今私がライブで見ているのは全然知らない人たちなんかじゃない。あの、私が大好きでずっと会いたかったMr.Childrenそのものだ。



やっと会えたんだ。



サビに入ってそう自覚して、それでもう目から感情が溢れるのが止まらない。だってどの音を聴いてもどの声を聴いても、懐かしくてでも新しくて嬉しいんだもの!!!!!!!(´;ω;`)似てるけどどこか違うだけど同じ匂い!



さて、ここからは内容的に少し小声でお送りします……。
自覚した途端わたくし、だんだん泣き止めないのが恥ずかしくなってきたんですね。周りチラチラ見たらお客さんはみんな笑顔だし、何より今までと違って席がかなり前の方なわけでして……。
いつもはスタンドとかアリーナ後方とお友達だから気にせず泣いたりなんだりしてるけどこの距離ってもしかしてこっちからもさくらいさんの顔くっきりはっきり見える代わりにさくらいさんからもこっちの顔…見………………いや待て今絶対ひっでぇ顔してるぞ…………さくらいさんの視界にこんな汚い顔入れたくないさくらいさんのおめめには綺麗なものしか映さないでほしい何より笑顔の似合うこの曲でこんな汚い泣き顔目に入れたくない邪魔したくない無理無理無理(´;ω;`)(´;ω;`)

とか思って必死に涙を抑えようと念じつつさくらいさんがこっち側にくる度顔背けてたんですね(こりゃ何の修行だ3月)

でもね、さくらいさん結構頻繁に左右に動くんですね、顔見せたくないとはいえこっちからは見たいからいないタイミングを見計らって顔ステージに向けるんですね
1回タイミング間違ってさくらいさんがこっちにいる時にステージ見ちゃったんですね






目が合って
にこっとされた








。˚‧º·゚((( ;ω; )))‧º·˚.。ドパッッッ



いや、勘違いの可能性の方が高いってわかってる、だいたいこういうの8割方勘違いだってわかってる、でも言わせて、あのね、ほんと「よしよし」とか「しょうがないなぁ」って言ってくれてるみたいな感じの笑顔だったの、別に私に向けられてなくても全然いいの、むしろさくらいさんの目に絶対汚かったはずのあの顔入れるの申し訳なさすぎるし、でもでも偶然でもそういう顔をこのタイミングでこの方向に向けるのほんっっっっとずるい!!!!!!!!ずるい!!!!!!!きっと勘違いだけどそれでも勘違いさせるのがずるい!!!!!!!!この笑顔に追加料払わなくてほんとにいいの!?!!?!!惜しみなさすぎない!?!!?!!!?!!!とっていいよ!???!!?!!!だああああああんも
うほんっっとこれだからざぐら"い"がずどじは(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)



余計泣きやめなくなったのは言うまでもございません。
タオルびっしゃびしゃ♡





最後は3番をみんなで合唱して〆。リフレクもこんなふうにあったかい合唱で終わったなぁ、やっぱりこの曲は何より笑顔が似合うなぁ。泣きながら思わず笑顔になりつつ思いました。

気づかぬうちにこの曲も自分にとって思い出がいっぱいつまった曲になっていたんだなぁ。彼らとお客さんと歌った思い出が、自分にとってのこの曲をもっともっと大事なものにしてくれていた。
それを気づかせてくれたのが今日の口笛だったんだと思います。

本当に、何重にも幸せな時間でした。
今日この場所でこの曲を聴けてよかった。

演奏してくれて、本当にありがとう。










「口笛」のあったかい時間が終わって、急転直下に空気が変わります。バックでちょっと音が鳴ってた気がするんだけど思い出せない……ただ記憶にあるのは声だけ。


ALL FOR ONE FOR, ALL,
BUT, I AM ONE……

低いさくらいさんの声に会場が息を飲んで、みんな引き寄せられるように手を掲げはじめる。宗教みたいだ。


BUT YOU ARE ONE

左人差し指でまっすぐ天を指したさくらいさんが、鋭い眼光で言い切る。
そして始まったイントロは。









12.掌

あの特徴的なたはらさんのギターから入ったのはもちろんこの曲でした。
さっきの「BUT YOU ARE ONE」の瞬間強い照明が会場を真っ赤に染め上げて、その中でさくらいさんはバッと勢いよく上着を脱ぎます。脱いだ上着どこ行ったんだ(記憶喪失)

さくらいさんのTシャツも真っ赤。上着着てる時はわかんなかったけれどサイズはぴっちぴちです。強い照明を浴びて立派な胸と浮いているアレの影が黒くくっきり見えて思わず目が釘付けになったとか言わない、ドラムに合わせてジャンプするたびまじで揺れてたとか言わない、言わないので聞かなかったことにしてください


左の手のひらを掲げながらイントロで右に一回転、そのあと左右に何度もクイックイッとターンを繰り返します。リフレク未完のWALTZ感ある動き。目線を落とし頭を振りながらの動きだったので、没頭しているような、衝動に身を任せているような印象でした。

そしてさくらいさんがまるまる一曲ハンドマイクなこの曲、曲中も煽る煽る動く!!!!


「抱いたはずが(手で抱き寄せて)
突き飛ばして、(後ずさりしながら押しのける手)

包むはずが(「抱いたはず」とどう変えてたか覚えてない……けど抱きしめてた)
切り刻んで、(裏ピースの形にして上にちょきちょき)

撫でるつもりが(手のひらでするりと撫でる)
引っ掻いて(猫みたいな手で思いきりひっかく)

また愛求める」


これ、好きです(笑)



「ステッカーにして貼られた本物の印」では手をまっすぐ前に突き出して手のひらでぺたりと貼る動き。本当にジェスチャーが多い。



さて、2番が終わるとお馴染みのライブアレンジに入ります。「ALL FOR ONE FOR~」をメンバーが低くコーラスし、2周くらい終わったところでさにやんが「それぞれが夢見てること」……と歌い始めます。

自分の感想としては
(これまでのライブの掌+胎盤で見た掌)÷2
って感じ。これまで映像化した掌は「ALL FOR~」をメンバーやコーラスが歌ってたけど1回目の「それぞれが〜」はさくらいさんが歌ってたし、胎盤では1回目の「それぞれが〜」からさにやんが歌ってたものの「ALL FOR〜」はさくらいさんが歌ってたからね。さにやんさくらいさんのツインボーカルという感じでした。


「ひとりずつ、ひとりずつ、それぞれ、ひとつずつのONE」

言葉に合わせて1にした指を差し出す会場。
宗教ってひとつの価値観を信仰する人達の集まりだから、「多様性があっていいじゃないか、それぞれ違っていいじゃないか」と歌うこの歌の内容は真逆な気がするのだけど。でもやっぱりこの歌で巻き起こる光景は宗教みたいだと思ってしまう。
そもそもよく考えれば、普段からライブは宗教みたいなものなのかもしれない。
興奮しステージに釘付けになりながらも、頭のどこかでそんなことを思わされました。








いつものライブアレンジよろしくさくらいさんの「それーで素晴ーらーしーーーーー……」とさにやんのピアノで〆!!拍手が起こる会場で間髪入れずに始まった次の曲は!!!!













13.マシンガンをぶっ放せ

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(興奮)
会場大興奮!!!!!!!!私も大興奮して飛んでた記憶しかないごめんなさい!!!!!!!!

うわーーーんちょーーーー嬉しい虹前半はやって後半なくなったからもう聴けないものかと!!!!!!!!さらに今さくらいさんが赤T着てるってのがポプザ2001の赤シャツマシンガンを思わせてめっっちゃくちゃ嬉しい(´;ω;`)(´;ω;`)アコギ持ってスタンドマイクでってあたりもポプザ感(´;ω;`)(´;ω;`)ポプザ大好きィ


そうそう、今虹って言いましたが虹(日比谷)のマシンガンとこの日のマシンガン、ところどころアレンジが違いました!
虹では前曲「傘の下の君に告ぐ」との繋ぎとして曲に入る前にバスドラをドンッドンッドンッ……と鳴らしてたと思う……んだけど今回はなかったような。だからといってどんな入りだったかは覚えていない……じぇんがカウントしてた記憶はあるんだがそこからどうなったんだっけ……誰か記憶を巻き戻して…………(無念)
歌い方も変えてました。日比谷では「一体どういうつもり」「事に意味は無い」などなど低い部分はリフレク旅人の「僕らは猥褻」「何処へ運んでく」よろしく1オクターブ上げて歌ってましたが、八王子では原キー。低すぎて出ないから上げてたわけじゃなかったんだね……ごめんね……(笑)

あと全体的なアレンジはポプザ2001よりもリグプロ寄りだった気がします。(リグプロではさくらいさんアコギ持ってないけど!)サビ前で「パッパッ!!」ってブラスが入ってたのが印象的でそう思ったのかな。ブラス入りマシンガン最高ですもうありがとうありがとう(合掌)



照明はABメロ赤、サビ前黄色でビカビカしてた気が……気……気なんだけどね……多分!\そーだよー!!/(曲違)
とにかくビカビカ盛り上げる照明にさらに興奮煽られたってことだけは間違いない!

ほんとに記憶がなくて申し訳ない……。「1番も2番もAメロ→Bメロと曲が進んでく中でどんどんサビへの期待感とわくわくが募っていって、サビで興奮大爆発!!」とかいう全く参考にならない感覚なら残ってるんだけどねぇ……。あとテンションあがりすぎた会場がさくらいさん本人も言ってないのにCDの「オッオッオッ……」勝手に再現してて面白かった、とか……(笑)(愛)
記憶が消えるくらいかっこよかったしアツかったということでここはひとつ!!












14.fantasy






( ω )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙

(3回目)






ええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!?!!?!!?!!!?!!!?!!!?!!!!!?!!?!!
前曲終わってイントロ入った瞬間1回心肺停止したかと……いやもうこれ誰が想像できますか!!!!ホールでfantasyって!!!!!!!!
今になって冷静に考えてみれば2マンアジカン(Zepp)でもやってるわけだしちっちゃいところでやること自体はなくはないってことになるのかもしれないけれど……いやでもここホールよ……アリーナ~ドーム~スタジアムの印象が強すぎて驚かざるを得なかった……。


真っ赤な照明の中、あの懐かしいイントロからスタート。赤の照明には未完ツアー、さくらいさんがアコギを持ってるのにはリフレクツアーを思わされました。二つのfantasyが融合したような印象。

あとそうだ、ここで久々にスクリーンに映像を映していました。(それまでにも使ってたらごめん!)
リフレク・未完を思わせる、白をバックに黒いシルエットの人々が行き交うアニメーション映像。いちばん最初に説明した通り映像はプロジェクターから投影されているので、光を受けて画面には電球型モニュメントの影が!それがすごく綺麗で、「曲名のとおりにファンタジーの世界みたい」なんて思ったり。

未完ツアーの序盤では高音部(道連れに、とかIDカードに、とか)を歌うのがきつそうだったこの曲ですが、この日は余裕で声出てました。よかった〜〜〜〜嬉しい(´;ω;`)



いちばん印象的だったのはCメロの弾かなギター!さくらいさん、「昨夜(ゆうべ)見た夢の中……」のところでなんとアコギを背中に回す
思わず脳内に響く\弾かんのかい!!(Qツアーさにやん)/

初めて見る生・背中回し弾かなギターで歓喜してたのもつかの間、それだけじゃ終わらないんだなぁ〜〜〜〜!!
みなさん覚えておいででしょうか、未完ツアーのさくらいさんの「撃ち殺して逃げた」。そう、手をピストルの形にしてバキュンでしたね。では今回の「撃ち殺して逃げた」は??



1.未完と同じく指でバキュン
2.リフレクと同じく何もしない
3.いっそおもちゃのピストルでバキュン










A.ギターネックを掴んで銃に見立てて構える






ありがとうございました(こういうの大好き)








改めて振り返るけど、この掌~マシンガン~fantasyの流れ、ほんとよかったです…………。会場を熱くさせる曲たち、っていうだけじゃなく、どこかシビアさも持っている、っていう点も共通している3曲だったんじゃないかな。











15.蒼

先ほどまでの熱気と赤い眩しい照明が嘘のように、暗い照明と静かな空気の中始まったのはこの曲でした。虹でいうところの血の管ポジションの曲になるのかな。ここでさくらいさんは紺色っぽい長めの上着を羽織ります。青色だからもちろん「蒼」に合ってる!


ステージの上にはさくらいさん、さにやん、そしてたはらさんの3人。

CDと同じくさにやんのピアノから静かに始まり、序盤はほぼさくらいさんのアカペラのような様相で、中盤からたはらさんのエレキも入ってくる、という構成。んでこの3つの要素だけで構成された「蒼」、ほんっっとうによかった…………!!!!
要素が少ない上、丸のまんまの演奏をそのまま響き渡らせるホールという環境だったから、ひとつひとつの音のウェイトが通常以上に大きいように感じさせられたこの一曲。まるで「さくらいさんの声」と「たはらさんのギター」、のツインボーカルのように聴こえました。

序盤のさくらいさんの声は決して張り上げられることはなく、あくまで静かかつ沈んでいる。歌っている歌詞も相まって、感情を押し殺そうとする諦念に満ちて聴こえた。
それに対してサビから入ってくるたはらさんのエレキは思いきり大きく・ひずんでいて。聴きながら、これはさっきまで(ABメロまで)抑えていた感情が抑えられなくなるくらいに膨れ上がって表出してしまったのを表現してるんじゃないかな、なんて思いました。ABメロ、サビの歌詞の内容もそんな感じだものね……。
そんなわけで声とギターは表裏一体、静と動の対比を成すツインボーカルのように感じたのでした。


ド主観だけど、この曲のたはらさん、「ミスしないように」ってすごく緊張しているように見えました。
あくまで厳かなボーカルとピアノに、対極的な音色のエレキを乗せているこの曲。変な言い方をしちゃうと、もしミスをすればギターだけで全部をぶち壊しにできてしまうんじゃないかと思います。構成する楽器が少ない上、ほかの音をかき消しかねないほど音も強いから。

たはらさんもそれをわかってたんじゃないかな。さくらいさんの歌を何より大事にする人だもの、絶対に台無しなんかできない、とも思ったはず。
だからこそ見ているこちらにもその責任感と気負いが伝わってきたんじゃないかな。
結果的には全くミスなんて起こらず、本当に素晴らしい歌声とのコントラストを奏でてくださったんだけどね!!


そしてラスト。さくらいさんの口笛の音色で曲は締められます。それまでエレキが代弁してきたささくれた感情の浄化を表現してたんじゃないかな、この口笛は。そう思わされるくらい、本当に美しく清らかな音色。
この口笛といい、それまでの声といい、演奏といい、本当にどれもあんまりに素晴らしくて……圧倒されて……曲が終わったあとも会場は完全な沈黙。数拍置いて、気づいたように拍手の嵐になりました。


声も出せなくなるほどに圧巻だった。














16.こころ

先程まで捌けていたメンバーたちが戻ってきて、穏やかに始まったのがこの曲でした。本日2度目の新曲。虹と同じですね。


このあとのMCによってこの曲自体の記憶がほぼ吹っ飛んだのであんまり書けることはありません、申し訳ない……。

一番強く抱いた感想は、「すごくMr.Childrenっぽい曲だなぁ」、でした。
(音漏れを除いたら)初めて聴くのに、確実に新しい曲なのに、なんだか懐かしい。サビ前・サビで入ってくるボーカルの高音の感じとか、あたたかい演奏なんだけどどこかメロディに寂しさがあるような感じ(エソラとか顕著だと思う)がそう思わせたのかな。


また、虹ツアー同様、今回のホールツアーも開演前に渡されたカードに歌詞全文が載せられていました。が、私は開かなかったのでちゃんと歌詞を追うのはこれが初めて。
虹ツアーの時にこの曲のあとのMCで話したことを知っていたため、「本当にそのまんまの歌詞なんだ」って驚きと納得が半々でした。加えて昔さくらいさんが人と相対する時にどういうことを考えてる、って言ってたかを思い出して「さくらいさんらしい考え方だなぁ」、「さくらいさんらしい歌詞だなぁ」などとも感じたり。


まだ知らない方にはぜひ自分自身でこの歌詞に出会ってほしいなぁ、と思うので歌詞は割愛します。

優しいうたです。この流れはずるいなぁ……。






つづきは③へ!

【Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ】@オリンパスホール八王子 3.4 感想文①

どうもこんにちは!ご無沙汰しております!
まずは一言\25周年おめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!/
お次に一言\Thanksgiving25ツアードーム編完走おめでとう、おつかれさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!/


本当は25周年ツアーが始まる前にあげたいと思ってたんですが、諸々あって間に合わず……でもでも諦めきれずシングル発売前のこのタイミングでのアップです(笑)


Thanksgiving25のネタバレは全くありません。雛型はツアー開始前に出来上がっていたので、完全に何も知らない時の・ツアー前にあげるつもりの文体です。だから今からすると恥ずかしい文もいろいろあるんですが、そのつもりで読んでいただければと思います。







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以下ヒカリノアトリエツアー@八王子公演の感想文をはじめます、が、先にごめんなさいを(笑)
行けない人の方が多いツアーだったからこそ、なるべく自分のド主観な感想や思い出話(?)を書かないようにしよう!と思いながら書き始めたんですが、結局だめでした(笑)


やっぱり自分にとっては虹ツアーに行けなかったということが、FC、2マン、虹と落ち続けてしまったことが、本当に大きくて。

虹ツアーに行きたかった気持ちは今でも残ってるし今も行きたいままだし、ヒカリノアトリエツアーは虹とは別のツアーなんだともわかってる、わかってるんだけど、それでも「やっと」って思いを抱かずにいられませんでした。

やっと。
FC、2マン、虹ときて、やっと。

だから普通になんか見れなかった。思い入れも、感慨も、今まで叶わなかった分の抱いた気持ちもいっぱいで。ずっと聴きたかった・思いもよらなかった曲を聴けた驚きや喜びもひとしおで。それらなしには自分のヒカリノアトリエ八王子公演は成り立たない。
だからごめんなさい。削ったけど全然削れませんでした。


なので、もしよければ今回もまた適宜飛ばして頂きつつ読んで頂ければと思います。
一応ね、一応、ちゃんとレポっぽい内容も!あるよ!たぶん!たぶんね!!!!保証はしないから飽きたらスマホ放り投げてスガフェスの映像でも見てくれぇ!!!!!!!!(笑)



それと今回書くにあたって、同じく八王子公演に参戦した某ゆいち先生にとんでもなくお世話になりました!!!!
ライブ後カラオケでオールしながら話し合って書き出して、セトリ順にゆいちが歌うの聴きながらライブでのアレンジとか思い出して(歌めっっっっちゃくちゃうまくて一石二鳥♡♡♡♡)、数日後MC全部書き起こした後は見てもらって電話で「ここはこうだったと思うんよー」なんてアドバイスをもらって。私は1階席だったから、ゆいちから2階席から見えた光景を教えてもらえたのも本当に助かった&嬉しかったですっす……。

ゆいちがいなかったらこんなにきちんと書き上げられていませんでした!!!!この場を借りてお伝えします、ほんとーーーーーーにどおおおおもありがとう(´;ω;`)
私としては合作のつもりなので、そのつもりで読んでもらえたらと思います!






それでは長らく失礼しました。


まだMr.Childrenが25周年の日を迎える前の、
まださくらいさんが46歳だった頃の、
まだ誰もヒカリノアトリエツアーがどんなツアーなのか知らなかった頃の、
2017年3月4日の朝。

その日まで時間を巻き戻したつもりで読んで頂ければと思います。

















【Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ】
ツアー初日
2017.3.4 オリンパスホール八王子










まだ肌寒さも残る3月、この日は気持ちのいい晴れ模様!

ツアーの初日ということもあってまずはグッズ!
当日販売開始時間に発表されたゆるどれん付箋、Tシャツ2枚(水色?のゆるどれんと青いスタープリズム)をゲットしました。いきなりだけどここ伏線だからみんな覚えててね!?!!?!!(早)

とりあえずスタープリズムTに着替えました。
あっかわいい。
こういう原色っぽくない淡い色づかいのツアーT久しぶりだから嬉しいなぁ〜〜〜〜!!ん??みかんTシャツのことなんて言ってないよ??????(普段使いは無理だけどあれはあれで楽しい)
ちなみにこのあとNHKホールにお見送りに行った時も追加でゆるどれん付箋とコインケース買った私がいたとかいなかったとか…………(そして偶然扉が開いてて公演中止後初めての&嬉しそうな歌声が聴こえてきて心底安心したとか……(´;ω;`))



お昼ご飯も食べて、会場戻って、あと○分?またまたぁ嘘でしょ??を繰り返して緊張をやり過ごします。
QRコードでの入場が初めてというのもまた緊張要因。スマホ落としたり壊したりしたら一環の終わり、ってチケット風に飛ばしたりなくしたりする確率とどっちの方が高いんだろ!!!!

もちろん私もスクショしたりクラウドにあげたり印刷したりともしもに備えてバックアップ用意してきてたんだけど、私的ベストオブバックアップ大賞はQRコードをカメラロール一面埋まるくらいスクショとって備えてた某Yちゃんでした。\どれで入るか悩んじゃうね!!/(※どれも同じです)(最高)



いつの間にか17時38分。
流石に入らなきゃ、と思って見送ってくれる人に言葉をかけようとしたときに、武道館のときは自分がお見送りしたのに今回は逆だ、と気づいてなんだかもう言葉が出なくなってしまった。

全然うまく言葉にできなくて、あの日みたいに同じミサンガをした腕をぶつけるのが精一杯だった。でも伝わってたら、いいな。

いってくるね。









オリンパスホールはサザンスカイタワーというビルの中に入っていまして。つまり外観からはホールの姿が見えないんです。

ほんとにこのビルにミスチルがいるのかな?
今からこのビルの中でライブ見るの?

どうにも実感が湧かない。
いつも「ライブ会場!!!!!!!!」って感じのライブ会場でしか見たことなかったから、本当に新鮮。不思議な感じ。


階段を上がって、グッズ売り場の前を通り過ぎて、QRコードをかざすレーンへ。
あれだけ「住所間違ってないかな、これちゃんと身分証として認めてもらえるよね……??」って不安だったのが面白いくらいにすんなりと通らせてもらえて、2つ折りのカードとレシートをもらいます。
このとき私は卒業式前だったので、私にとっては学生最後のライブ。この学生証を見せて入れた最初で最後のライブでした。
だから卒業式で学生証返還する時ちょっとさみしかったなぁ(笑)



はてさてそうだ、このレシートがチケット代わりなんだった!!

見てみました。


1階7列


……全然実感がない………………




一緒に入った数人で見せあってふむふむとしていると、
私「Yちゃんは?」
Yちゃん「まだ見てない……(と言いながら見せてくれる)」


1階1列








(  ω ) ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙



この気持ちを例えるならラピュタは本当にあったんだ
震えながら「え……?これ……どういうこと…………?」って言うYちゃんを見ていたら自分の席番見るよりも実感が湧いてきてしまいました。
よく言わない?自分より緊張してる人をみるとその人を落ち着けてあげようとして自分は冷静になる的な……いやなんか違うか(笑)
でも八王子出身のその子がその席だったのが、なんだか自分のことみたいに嬉しかったなぁ。そしてなにより強く願いました、どうか生きて帰ってきて(自分だったら近すぎてしぬ)




さぁ、席番も見た。満を持して中へ。


扉を抜けて入ると、さっきまでどう見てもビルの中だったのが信じられないくらい、ほんとにホールでした。
壁面や座席は木を基調としていて、その座席は赤い布が張られていてふかふか。すごく綺麗な内観で、昔ピアノやバレエの発表会を見に行ったあの「ホール」のイメージそのまんま。床も木で出来ていて、踏むと少し軋むのが新鮮です。そしてなによりやはりコンパクト!
いつもなら客席より上方に設置され、1列目でも離れているステージが、7列目から見てもほんとうにすぐそこ&目線くらいの高さ!高校の教室の先生と生徒くらいの距離!!\せんせぇ〜みんながぼくのゆ〜こと聞かないんです〜!/
いやほんと小芝居挟まないと落ち着けないしそれでも落ち着かないしていうか7列目でこれなのに1列目の人まじで近いじゃん大丈夫????????????(心配)


私は今回が人生初の完全な一人参戦だったんですが、身近な参加者や会場のお客さんを見た感じ、八王子は一人参戦が多かったように思います。逆にキャパが倍くらいのNHKホールで見かけたお客さんは2人連れが多かったし2連番が主だったんじゃないかな。
そんなわけで開演前なんですがお客さんも静かめ。曲名はわからないけれど、なにやらクラシックっぽいSEが流れてます。なんかますますホールっぽいなぁ。(ホールです)


席はたはら側どころかたはらド真正面席。でもステージにまっすぐ向くと逆に前の人たちがかぶってちょっと見にくい。さにやんたくおさんイッチーさんもほぼ常に前列の人たちがかぶってて頭を傾けると見えるかな?みたいな感じ。さらになかけと小春ちゃんは常に人が被ってるので本人たちが動いてくれないときはほぼ見えない。
その代わりさくらいさんとじぇんちゃんはめっっっちゃくちゃ見やすかった!!!!何にも遮られなくて!!!!(´;ω;`)

それにしても7列目でもこんなに見えないものだらけなの、ちょっと面白いです(笑)
1列目の子も終演後「さくらいさんの足がかぶってほかのメンバーが見えないことも多かった」って言ってたし、逆にもう少し引いた席の方がステージ上のみんなを見れるのかもしれないね。ていうかさくらいさんの足がかぶって他が見えないって状況前代未聞すぎてすごい



ステージセットは、虹ツアーと同じ電球を模したモニュメント。虹ツアーが終わった時点で生で見るチャンスはもうなくなったものと思っていたので、すごく嬉しかったです。やっと出会えた……!!
そのバックには幕とスクリーンがあって時々幕が開いては映像を映し出していたんですが、これがまた面白い。普段のミスチルのライブでは映像はモニターに直接流しているのに対して、今回はモニターじゃなくて普通のスクリーンで、そこにプロジェクターで会場後方から映像投影してる。つまり学校etcでプロジェクター使う時みたいに、映像映すとスクリーンに手前のもの(電球)の影が映る(笑)ミスチルのライブでこんなことなかなかないよねぇ、新鮮で面白かった……。











と、ステージを眺めていたらついに客電が落ちる。
思わず他のお客さんと一緒になって立ち上がって、ドキドキしながら暗闇に目を凝らす。
本当に、Mr.Childrenがここにくるのかな。くるんだよね。まだ信じられない。


真っ暗な中、人影が入ってくる。1、2……と数えて8人いる。ヒカリノアトリエ編成なんだ……!

ヒカリノアトリエツアーは虹ツアーと違って事前にサポメン参加の告知やリハ期間中の小春ちゃんのはっきりしたツイートがなかったので、正直どっちなんだろうと思っていました。
京都音博はいっちーさんがいなくてたくおさん小春ちゃんだけで、apはたくおさんだけで。この時点では1度も完璧なヒカリノアトリエ編成のライブは聴いたことがなかったもんだから、いきなり心臓がバクバクしてくる。
これから初めて「ヒカリノアトリエ」の演奏を聴くんだ。うわぁ…………



そうこうしているうちに、真ん中に、たぶんその人だと思われる人影が立つ。
Mr.Childrenのライブだとわかって来てるはずなのに、あの歌声を聴くまで「本当にあの人は出てくるのかな」って信じられない夢みたいな気持ち、きっと何度行っても拭えないんだろうなぁ。



その瞬間を、息を殺して待つ。














1.お伽話


「別にもう、上手くなんて、やろうと思ってない」


暗がりの中、スタンドマイクに向かって、ほとんどアカペラで歌い始める声。

ほんのわずかに照明が照らしているとはいえ逆光なので、表情はほぼ見えない。暗いシルエットを見るような感じ。
でも襟の赤いラインが蛍光性の素材なのかな、それが闇の中に浮かんで見えてジェスチャーを教えてくれました。あとね、逆光だから光が当たってないはずなのに だけには照明が当たって見えててね、そこで初めて「うわこの人鼻たっっっか」「うわこの人さくらいかずとしだ」って思い知らされました(笑)(笑)(まさかの)
誰が鼻でさくらいさんを知るなんて思う……?鼻だけ光捉えるなんて思わなかった………………(笑)



この曲を聴くのは3回目。日比谷のリハ音漏れ、本編音漏れ。(武道館音漏れの時はこの曲は音量の関係でほぼ聴こえなかった)
でもやっぱり、ステージセットと照明と彼らの音楽が作り出す世界観の中で聴くのは全然違う……。



「ある人は覚醒剤で警察に連行されて」「ある人は猥褻行為を雑誌に暴かれた」
「どちらかっていうと俺はそっち側の人種」

「泣いても笑っても一度きりのライフ」「札束を積んでも引き返すことはできない」


あくまで穏やかな曲調・演奏と、それと相反するような強い歌詞。(歌詞は自分の記憶のみでは覚束なかったためファンサイト様等々参考にさせて頂きました、ありがとうございます)
ミスチルメンバー全員+さにやんでの演奏は「ある人は〜」から、小春ちゃんの演奏はサビから、だったと思う。たくおさんいっちーさん入ってたか覚えてないごめん……。

バラード調の曲ではあるけれど勿論歌詞の内容がこうだからしっとりと優しく歌い上げはしていなかった。だからといって、こんなふうなネガティブな歌詞を嘆くように・悲痛に歌いもしていなかったことがすごく印象的でした。

前に詰めた感じの譜割や歌い方自体は沖縄みたいな感じなので、まずはそれをベースに想像してくださいな。その沖縄の歌い方も割とそうですが、さくらいさんにしては珍しい、感情を込めないような訥々とした歌い方。いやむしろ、傷つかないために敢えて心を閉ざして感情を動かさないようにしているような感じ。
特に1番終わり、本当に諦めたような声で歌う「それはそれで、もうどうしようもないこと」の声には、思わずぞくぞくしてしまった。
こんなに「諦めた」さくらいさんの声を聴くのは初めて。


2番序盤は同じ声のトーンで歌い続けますが、ここからジェスチャーが入ってくる。
「誰かが落とし穴を楽しそうに掘ってる」
「俺もまた、負けじとスコップを、
片手に握りしめる(顔の横で拳を強く握って“スコップを握りしめる”)」
「さぁ、間抜けなやつはどっかにいないかな(目の上に手をかざして“探す”ジェスチャー)」


そしてサビに至って歌い方が変わるんです。
「意味もなく、誰かを、傷つけたい日もある」
「真っ当ってのがなんだか、わからないし知りたくもない」

吐き捨てるように・叫ぶように歌うその悲痛な声には、それまでの「諦めた」歌い方と歌詞の裏にあった傷ついた心が滲み出ているような気がして。
胸が苦しくなる。


でもラスサビで。
「洗っても、洗っても、こびりつくいやらしさがあるけど
(語気を荒らげながらジャケットの襟元を自分でガッと掴んでぐしゃぐしゃにする、「今更洗っても落ちない、どうしようもない」みたいな感じ)、」

「……それはそれで、もうどうしようもないこと」

せっかく本心を曝け出したのに、結局最初の心を隠す無表情な声に戻ってしまう。
それがどうしようもなく切なかった。


スクリーンにはいつからか青い波のような映像が映し出されていました。ずっと同じ調子でゆらゆら揺れていたような気がします。
でもこの曲はもうとにかく声!声の印象が一番だった。ライブの序盤の曲でこんなにも声のことを覚えていたことってあまりないかもしれない。視覚情報がほとんどないからかな。それを狙ってこんな風な顔の見えない、音を引き立て主役にする演出にしたのかなぁと思いました。

でもだからこそ、いつも以上にあの人がどんな顔をしていたか見てみたかったと思ってしまうのは致し方ないよね。







「お伽話に出てくるような、
間抜けなやつはどっかに、いないかなぁ」











曲が終わると初めて明るくなって、慌ただしくスタッフさんが入ってきます。
たはらさんは黒シンライン、楽器変更なし。それによって前曲も黒シンラインだったんだなぁと知らされます。その代わり自分の手もみもみもみ(安定)
さくらいさんはスタッフさんからアコギを渡されてました、D-28。
いつもだったら遠目から無理矢理目を凝らして見ているはずの楽器交換を、こんなに近くで見ているのがなんだか不思議な気分。



そしてここでやっとメンバーの顔や服がはっきりと見えるのです!

さく:青いVネックTの上に前述の赤いラインの入った黒いスーツっぽいジャケット。袖口のゴツさが違うけどイメージとしてはポプザ2012みたいな感じ!んでもって下は黒の革パン!!!!!!!!(革パン!!!!!)(大切なので強調、うれしい)
ベルトは後にスガフェスとかでもしてた赤地にシルバーのスタッズ的なものがついてるやつ。
山野楽器のCD Shopsの写真見た時ちょっと痩せた……?と思ってたけど生で見たら下半身は別に痩せてねぇ……(顔はちょっと痩せた……?)あのボリューミー♡さは健在でした……。
このあともホムアリED映像の着せ替えシーンかなレベルでかなり細かく衣装替えあったから随時書いていきますっす!!

あとあと髪型!!!!若干切ったみたいで明確に分け目はなかったんですが、逆にパーマっぽく髪がうねらせてあって……かわ……かわいかった……。終盤汗で落ちたのか完全にストレートになってたけど、パーマはライブだけのヘアメイクなのかなぁ、普段からなのかなぁ……。MUSICAでもパーマっぽい髪だったから、あの頃ヘアメイクとしてじゃなくて普通にかけてたんじゃないかなぁと仮説……。何はともあれ私は初めてパーマっぽいカズトシサクライィを見れて感激でした……かわ……かわ…………。あと汗で落ちた後の髪型がまじで空頃感あって卒倒しそうになったのでその話もまた後で……。

たは:いつも通り中ワイシャツ、上は黒いジャケット。シャツの柄はなんかギザギザしてて細かかった……。(語彙力)

じぇ:黒いTシャツ!胸元に白い文字でなにやら英単語が書かれてた!ごめんねほぼ顔しか見てない!!!!(ヒント:ドラムセット)

なか:ほぼ見えなかったんだけど、白黒でギザギザした柄のTシャツの上にグレーのジャケットだった気が。語彙力どうにかならないのか私は
ちょっと髪切った?若干短くなってた印象。

という感じ。



明るくなると改めて近さを感じてびっくりしたし、「おぉ……まじでMr.Children(ヒカリノアトリエ)がいる……(呆然)」みたいな感じでした……。ライブ始まってるのに、目の前で既に1曲やってるのに、近すぎて現実感がない……。

実感はないけれど、次に流れてきたイントロで「あ、聴いたことある曲だ……」。そう、水上バス!









2.水上バス

スクリーンは前曲と同じ波の映像なんだけど、今度は色がオレンジ。穏やかで優しい曲調に合ってるなぁ。

前曲と打って変わって声も(たぶん)表情も優しい。いつも聴いているあの彼の声です。
でも水上バスライブで聴くの初めて&ずっと音漏れで聴いてた曲だから今中で聴けてるのがなんだか不思議な感じ……これはきっと音漏れの副作用……(笑)


演奏面でいうと、アコーディオンが全編を通して鳴っていることもあり原曲以上に柔らかく女性的(?)な印象。原曲間奏の「悲しみが満ちてく」のとこの見せ場なキーボ?シンセ?パートも小春ちゃんが全部代奏してました。
あとさにやんのハモリが気持ちよかったなぁーーー!!!!サビとか全部一緒に歌っていたと思うんですが、さりげなく・かつさくらいさんの声の厚みを増させるコーラス!さくらいさんの声がヒレカツからミルフィーユカツくらいになってた。ごめんこの例え逆にわかりにくかったね

もちろん「守りたいとおもーーーったーーーーー!!!!」、などなどさくらいさんの声の伸びも気持ちいいのがこの曲。聴いた感じ今日は調子がよさそうですごく嬉しくなりました!
(でも1番で歌詞思いっきり間違えてたのはかわいすぎるのでレッドカード出したい)







ここまでは虹ツアーと同じセットリスト。(※ただし名古屋中止以降この曲はカットされて弾き語りコーナーに合併されたので、フルでやったのは福岡までみたい)
次の曲はなんだろう、とステージに目を凝らすとじぇんがスティックをブラシに持ち替えるのとブラス隊が構えるのが見えた。
そんなはずないけど、もしかして、って直感的に思った、ら!










3.いつでも微笑みを

軽快なブラスとリズムから始まったのは、あのHOMEツアーで披露されたアレンジの、この曲でした。


どうしてこのバージョンのこの曲を私は聴けてるんだろう、ってぼんやり思って、もう本当に信じられなかった。
それこそもう虹ツアーのブラスの入った編成を初めて聞いたその時から「もしかするとあのバージョンでやってくれるかもしれない」「いやでもやってくれるはずがない」と何度も想像しては可能性を打ち消してきたのが、このバージョンのこの曲でした。


自分の話になるけれど、自分がファンになって一番最初に手にしたシングルが「旅立ちの唄」で。その中で一番に大好きで一番に聴いていたのが、HOMEツアー名古屋のライブ音源として収録されていたこの歌、「いつでも微笑みを」だったんです。
手にしてから毎週日曜トラック3だけを朝から晩まで流してて親に怒られたりもしました!(笑)
このライブバージョンいつえみがほんとにほんとにもうずーーーーーーっと大好きでした。ほんとにずっと聴きたかった。

でもブラス有りのこの編成で披露されたバージョンが、しかもたけしがいた頃の特化アレンジのこの曲が、聴けるわけないじゃないですか。セルフプロデュースに踏み出したこともあって余計にやる可能性が低まったと思うに決まってるじゃないですか。虹ツアーでもやらなかったのにも「そりゃそうだよなぁ」って思ったに決まってるじゃないですか。

「永遠に聴けない」って最初から思ってた方が、傷つかないでしょ。
だからずっと聴けないって思ってきた曲でした。
「ライブで聴きたい曲」に挙げたことすらありませんでした。

でもこれ嘘じゃないから笑わないで聴いてほしいんだけど、この日の朝、偶然にもiPodシャッフルで流れてきたのが「いつでも微笑みを(ライブバージョン)」→「(今日の次曲)」→「(さらに今日の次曲)」だったんだよねぇ(笑)
それでなんとなく久しぶりに「うわぁ生で聴きたいなぁ、いや聴けるはずないんだけど!」って思ったらこのセトリだったってなわけなのでそりゃ実感もわかないに決まってるんですわ!夢だと思っちゃうに決まってるんですわ!!
今でも本当に不思議な気持ちです。こんなこと、あるんだなぁ



………………。



(´;ω;`)







さてさて長々と失礼致しました、ライブの内容に戻ります!


ここでもたはらさん楽器変更なしの黒シンライン。HOMEツアーよろしく赤カントリージェントルマン使ってほしかったとかいうのは内緒です……終演して後日他の方から教えて頂くまでカントリージェントルマンだったと思い込んでたことも内緒です……(ただの願望やんけ……)


さくらいさんはハンドマイク!!!!になって軽やかな足取りでステージを歩き回りながら歌います!すっごく楽しそうでこっちも楽しくなる!!!!
1番始まってすぐくらいでなかけ側客席にてててって行って

( σ *・∀・.)σゲッツ!!!!

したのまじでなんだったのか誰か教えてほしい(客席ざわっとした)(いたずらっ子っぽい笑顔でかわいすぎた……)
あとサビで頭ブンッって振ったとき客席に汗飛び散るのが見えて「まだ3曲目だよ????????」「1列目の人大丈夫生きてる?????????」って思ったのは致し方あるまい……みんな生きてる?大丈夫?まだ3曲目だから生き延びて


演奏は基本的にはHOMEバージョンと同じでした本当にありがとうありがとう(´;ω;`)間奏のたくおさんのサックスソロも一緒で本当に本当に感激した……(´;ω;`)
でもイントロはブラスが入る前のピアノメインのとこだけ若干カットしてた……?じぇんのカウントのあといきなりブラス入ってたような記憶がうっすら……びっくりしすぎて若干記憶飛んだのが痛い……(笑)
ほかにはアコーディオンがあるのが大きな違い、という感じでした。原曲にもHOMEバージョンにもないフレーズを弾いてた気が。


そしてここで初めての呼びかけ、「八王子ーーー!!!!

八王子!!!!そうだねここ八王子だね!!!!
東京都八王子市!!!!!!!!(´;ω;`)



ボーカルもほぼHOME風だったんですが、
「もし僕がこの世から巣立って逝っても、
君の中で僕は、生き続けるだろう」
「そう思えばなんとか、やっていけそうだよ」
は音程ワンダ原曲、歌い方HOME、って感じでした。密かに「モ↑し僕が」の再来ちょっっとだけ期待してたけどそこは普通でした( ˘ω˘ )笑
切なさや悲しさを一切滲ませない、意外なくらいに明るい声でした。どんな気持ちであの歌詞をあんなに明るく歌い上げたんだろう、と少しだけ気になった。


最後は呼びかけるように。

「だから、いつも!
いつでもえみをっ!
いつでもえみをっ!
そう、いつでもえみをー!」








4.メインストリートに行こう

いつえみ終わって間髪入れずあのイントロ鳴って卒倒しなかったの褒めてほしいまじで(一息)
本当に今朝の私のiPodシャッフルと同じ曲順なんだけど……こんなのシャッフルじゃないとありえない曲順&選曲じゃん……なんなんだ……やっぱり夢なの……??信じられない……(´;ω;`)

会場から歓声あがったような記憶もうっすら。いやあげるよねぇこれは!!!!
ポップかつゴージャスかつ疾走感のあるサウンドにお客さんも思わず踊り出すしさくらいさんも一層楽しげに駆け回る!お客さんを近距離で煽る!煽る!!クネクネ!!すっごいクネクネ!!こんなクネクネ久々に見る!!リズムに合わせてクネクネ!!るんるん!!らんらん!!なんかもう耳も目も供給過多でどうにかなりそう。



にこにこ笑顔での
いたずらなスマーイル!!!!

なるほどこれが伝説の“““いたずらなスマイル”””




思いきり弾んだ声での
夢みた〜〜〜〜〜〜アアアアい♪♪


こ っ ち の セ リ フ ね



一周回ってツッコミどころしかない─────




さて、演奏面のお話をするとここでたはらさん初の楽器交換!HANABIで使ってる水色エレキです。名前知らなくてごめんね……。
あのABメロでッジャ!ッジャ!って鳴り続けてるバッキングギターを生で聴けて感動……

そして生ブラス有りのこの曲は本当にニクい!!!!あのサビの\パッパーッパパッパー!!/に合わせて腕を振る楽しさといったら!(´;ω;`)
このサビのブラス、じぇんちゃんが叩きながら口パクで「パッパーッパパッパー!」って言ってたような記憶が。かわいいぞ……楽しそうでこっちまで楽しくなるぞ……。じぇんちゃんが時々他の楽器のフレーズ口で再現するシリーズ、好きです。
基本的には原曲どおりのブラスでしたが、サビ直前は原曲みたいな「パッパッ!(2回)」じゃなくて「ッパ!(1回)」だったので2回拳突き上げた私は「あれっ!?!!?!」ってなりました……。リフレク未完のれむちゃんのラスサビ前「アーーーイッ↑」に合わせて飛んだらその日に限ってアーーーイッが無くて何も無いのに飛んでる不審者になっちゃうあの感じ……(伝わって)



あとね、これ終演後言ったら周りから「んなばかなwwwwww」って言われたんだけどね、さくらいさんね、最初の「2times」と最後の「5回目のDrivin''''''''」だけ2✌と5✋の指(手)やったのね…………たしか一番最後の「5回目」のあとの「2times」では指やってなくて……。
で、これ、順番✌✋的に「25周年」ってことじゃないかな……………………??
違ったらめちゃくちゃ恥ずかしいので若干小声な気持ちですけど、ほんとにそのつもりでやってたらいじらしすぎてもうクレープ5000000個あげちゃう……。

24周年でセトリ24曲(時々増減)の虹(24)ツアーやった人たちだったらありえなくないと思っちゃうんだなぁ………どうかねえ…………(笑)
どっちにしろちゃんと手で回数教えてくれるさくらいさん優しくて最高だから今度チョコボールの金のくちばし当たればいいと思う








○MC
さてさて本日初のMCです!


さく「Mr.Childrenです、こんばんは!!!!
えー、今年Mr.Childrenはデビュー25周年になりまして、今日が25周年初のライブです!!!!(お客さん拍手→どんどん大きくなっていく、みんなの祝福と喜びが爆発していく感じ(´;ω;`))

25周年なんですけど……、25周年にもなるともうだんっだん『ベテラン!』とか『大御所!』とか言われるようになってきてしまいまして(笑)(ドヤ感に会場笑)
いや、僕らはそういうつもりじゃないんですよ?(笑)(ほんとか〜??wwwwって感じで会場笑)


八王子的に言えば!!(突然)
演歌界の北島三郎さん……大御所……とまではいかないけれど山本譲二さんくらいにはなってるんじゃないかと…………(笑)(会場笑)
(それは山本譲二さんに失礼では……?wwww)



で、今年は25周年なんですが去年は24周年という中途半端な年で(笑)(会場笑)
25周年を迎えるにあたってやり残したことをやろう!とホールツアーをやっていました。

あのー、僕らも最初はライブハウスでやっていたんですが、数年経たないうちに大っブレイクしてしまいまして……(ドヤ&会場笑)
ホールをすっ飛ばしてしまったんですねぇ。(ほのぼの)
でもやっぱりオトナとしてね?ホールはケーケンしておかなくちゃいけないなと(笑)(な〜んか言い方がヤラシイんだよなぁ〜〜……笑)



で、ホールの何がいいってまず、音がいい!普段のライブだと事前のリハーサルのときに演奏したものも流してるんですが、今日はこのステージだけの演奏でお届けしてます。だから間違ったらね……(笑)(さにやんとアイコンタクトして「間違えらんないね!」みたいな感じで笑う)
(ここらへん、後方からの人の声で気が散ってたからゆいちに教えてもらいました、ほんとにありがとうありがとう)


あとそのふっかふかの椅子ね!あっそうか、ここはこ〜ほ〜立ち見(ほんとこういう発音笑)の人がいるのか……(笑) \いるよー!!/
大丈夫、忘れてない!!(笑)(会場笑)

あとこの狭さ!!走らなくていい!!!!
(たはら側ステージ端を腕伸ばして指して)まぁ走ったとしてもたぁかが知れてますよ!!!!(ケラケラ)(会場笑)

距離も近いからね、例えばほら!(なかけ側1階指定席中央くらい指さして)そこのメガネの兄ちゃんがすごい飛んでたら「おっ!」って僕たちもテンションあがって演奏がいい感じになったりしますから!(客、思わずメガネの兄ちゃんを探す笑)
みなさんにかかってますよ!(みたいなことを言う)
最後までよろしくねー!!(いえーーー!!!!)


ホールにあった曲を選んできました!次の曲もそんな曲です!」











5.You make me happy

どぅあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっだーーーーっんもーーー聴きたかったーーーーーーーーっっ(´;ω;`)これほんとずっと聴きたかったあああセトリ残してくれてありがとおおおおおああああん嬉しい(´;ω;`)
リフレク発売時、それまでライブでも演奏されてなかった収録曲の中で一番好きな曲!!!!ジャジーな感じにHOMEの香りを感じて!!!!


この曲はなんといっても1番ホールのよさを実感させられた曲でした。
この曲の時、確かに音は前からしか鳴っていないはずなのに、背中側からも音が聴こえてきているような感覚を覚えたんです。思わず曲中で後ろ振り返って後ろにもスピーカーあるんじゃないかって確認してしまった……(笑)

ホールって、それ自体が音の増幅器なんですってね!知らないなりに調べたんですが、なんかホールの壁や天井といった構造物ってすごく緻密な反射角の計算の元に作られてるらしくってね、残響が綺麗に適切な分だけ跳ね返って耳に届くようにしてるんだって!!(ド素人の文章)

前から投げかけられた音は、後ろや左右の壁、天井に当たって、反射によって全方向から空間に返ってくる。だからこそ、中で聴いている者は音楽に包まれているような感覚を覚えるんだと思います。
実際私も「音楽の中にいるみたい!」と感じて本当に心地よかったです。ブラスが彩りを添える豊かなアンサンブルが特徴のこの曲だから、特にホールと相性が良くて一番よく味わわせてもらえたんじゃないかな。こんな体験本当に初めてだった、感激したよ……。
今まで数多くライブを聴いてきたドームやアリーナといった多目的施設とは違って、音楽を鳴らす人のために、音楽を聴きに来た人のために、音楽のために作られた場所。それがホールなんだ、と特に強く実感した1曲でした。本当に贅沢な時間だった(´;ω;`)



この歌ほんと好きなんだな〜……ちょっと前時代的なジャジーな曲に乗せてさらっと「you make me happy」「君といるこの部屋が好き、君のいるこの暮らしが好き」とか言ってるけど、その「さらっと」の中にめいっぱい「君が好き」が詰まってるのがね……。
この歌の主人公たちはもうとっくの昔に大人になった人物(80''''''''sのラブソングをオリジナルで聴いてるくらいの年齢だものね)。「好き」って言葉に照れたり勇気を振り絞って一世一代の気持ちで告白をする、っていうような若く青い時季はとうに過ぎ去っていて、そんな昔を思い出すとちょっぴり懐かしさと恋しさを覚える。


じゃあ大人になった「今」の気持ちは軽いものなのか?

ぜんっぜんそんなことないんですよ。

声がね、顔がね、「今が好き」って歌詞を体現するように喜色満面なんです。

あまりにまっすぐかつ繰り返される言葉であるが故、歌詞だけ読むとただのリフレインのように聴こえる「好き」。
その言葉ひとつひとつが本心で思ってのものなのだと信じさせ演出するのが、豊潤なブラスの盛り上げと、彼の喜びを噛み締めるような歌声なんだと思うんですよね。
この!言葉のさりげなさと!感情いっぱいの歌声と音楽の!ギャップ!これ!ほんっとずるい!これが大好きこの曲!!!!ほんっと生で味わえて最高だよ〜〜(´;ω;`)


演奏面についてお話すると、間奏の口笛パートを「小春〜!」っていって振ってたっけ。ちょっと本人の口笛聴きたかったなって思ったのは内緒で〜す!
さくらいさんはスタンドマイクだったはず。たはらさんは赤のカントリージェントルマン!曲のイメージにあってる!
ブラスの話はもういいね?(笑)最高でした!(何回目)そんな感じ!




こういう今を愛おしむような歌を、「本当にそう思ってる!」っていうような嬉しそうな笑顔で歌う彼を見るのが、本当に大好きなんです。絶対こんな顔で歌ってくれる、って思っていました。
実際に見て、本当にそのとおりでどれだけ嬉しかったことか!

2016年にホールツアーが決まった時から、ずっと聴きたいと思ってきた曲。
虹が終わった時点でもう聴けないかと思っていました。改めて、演奏してくれて本当にありがとう(´;ω;`)












6.PIANO MAN

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんやだーーーーーーーーもーーーーーーーーーどんだけ喜ばせたら気がすむのおーーーーーーーーーーーーーーー(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(※まだ6曲目)
聴きたかったよおおお!!!!うわん(´;ω;`)
京都音博で聴いた時は正直「これ多分虹ツアー秋の部でやるんだろうなぁ、虹で聴きたかったなぁ……(その時点ではまだ先行残ってたけどもうほぼ可能性ないのわかってた)」って気持ちが強すぎて楽しむどころじゃなかったところもあって。やっとホールツアーで聴けて、何にも気にせず楽しめて、本当に本当に嬉しかった……(´;ω;`)


さにやんのピアノがたけしのピアノと全く違うフレーズを弾いていたことがかなりのインパクト。「無限大にある……」の前の♪テッテッテレレンとかいった特徴的なフレーズがなかったのが大きかったような。これは京都音博で聴いた時もだったかな。

もうねぇ、演奏面での感想はほっとんど覚えてないんですよ……この曲のベースラインが好きなのに音博で聴いた時追いながら聴けなかったのが無念で「次回こそ……!」と思ってたはずなのに……あとたはらさんの使用ギターの記憶もここからほぼない……。
(とはいえ今見たら音博のライブ後メモにはそれなりに各楽器の演奏パートのこと書いてたので、いつかあげるそれを参考にしてもらえれば〜と思います……。)

じゃあ代わりに何を覚えてるかって?そりゃもう一択、ハンドマイクカズトシによる☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:ス ー パ ー
サ ク ラ イ タ イ ム☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:



基本的に歩き回りリズムに身を揺らしながら、自由にジェスチャーやアレンジを交えて歌うさくらいさん。1番2番の気だるげな歌詞に合わせて丁寧というよりはラフに歌う感じがまたたまらない……!


囁くような声で、抑え目になった演奏に乗せて
「無限大にある、この可能性は果てしない」


一転して溜め込んだくすぶりを爆発させるように
「這いつ〜〜くばったッて進ーーモォ!!!!」


そしてなんといっても1~3番サビ終わり共通
オーライ♡(首かしげて腰クイッ)オーライ♡(クイッ)オーライ♡(クイッ)」

そ う い う 曲 だ っ た っ け ??????


あんまりにあんまりな動きでちょっと空を仰ぎました(※ホールなので見えません)
オーライひとつごとに首かしげながら腰&腕振る超絶あざらいあざとし、ぜひとも映像化してほしいと思います。




2番は歌詞に合わせたジェスチャー多めだったかな。

「自分を誰よ〜〜〜〜りィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!↑↑↑↑」
で歌い方アレンジした後、


「誰かいないかなぁ」
で本日2回目のおでこに手当てて探すマネ、



2番サビでのジェスチャーは初めて見た!
「捨てるか〜みあらば」(「あらば」で( ''''''''ω'''''''')ว ≡º ポイッ 横からフリスビー投げるみたいに投げ捨てる

「拾う神ありっ」(「ありっ」で( ''''''''ω'''''''' )و ̑̑ グッ ガッツポーズで拾う)

「その両方が手をっ」(「手をっ!」のとこで勢いよく両手胸の前でガシッと組む。錬金術しそう)

「繋いだらっ」(組んだ手くるんと返す)

このジェスチャーがブラスの\パーッパッ/と合っててまたかっこよかったんだな〜〜〜!



間奏では一旦下がるさくらいさん。じぇんの前で楽しそうにリズムに身を任せ没頭しながらダンスします。頭を振りおもうままにステップを踏むさくらいさん。えろい。アツい。じぇんちゃんもそんな目の前のさくらいさんに煽られ楽しそうに大口開けながら叩く!笑う!
こういうシーンだいたいいつもモニターに抜かれないから、間近で自分の目で見られて嬉しいなぁ(´;ω;`)

そして驚いたのは間奏終わり。突如後ろに下げてたマイクスタンドを右手で引っ掴んだと思うと、流れるような動きでくるっとターンし正面を向き、瞬間持ってたマイクをガッ!とスタンドに差しそのまま歌い始める!!!!!! 翻るジャケットの裾もターンも本当に華麗でした……今までに見たことない動き…………あとでライブ後描いた図説載せたいよろしく…………


最後はみんなでジャーン!で終わったんだっけ!前半の曲目の中では1番盛り上がった曲でした!







さて、そんな曲の次に奏でられるのは何かと思ったら!













7.Another Story

(イントロ)
♪ドゥッドゥードゥッドゥードゥッドゥー(ベース)


ア……………………………………ア………………………………………………………………………………………………………………………………………………(´;ω;`)(もはや言葉が出ない)

おいまってくれなんというHOME祭り(´;ω;`)なにこれ(´;ω;`)
Another Story、HOME収録曲の中ではライブ初聴きです……


この曲は出だしはもちろん、CD同様全編通してずーーーっっとベースの音がいっちばんよく聴こえる!!!!なかけークラスタさん100万人お招きしたくなる超絶ケースケナカガワタイムです。延々ループで聴いていたくなるくらい心地いいベースライン!!!!ほんっと最高に心地いい時間でした。
HOME制作当時のさくらいさんのなかけへの言葉を借りるなら「いい仕事してる」とはまさしくこのことなんじゃないか、と勝手に思ったり。

たはらさんは時々普通に弾きつつ、基本は口に蛍光グリーンのピック咥えて指弾き。いつものように頭を左右に軽く振りながら。
照明が暗めだから一見すると蛍光グリーンだけが宙に浮いて左右に揺れてるように見えてちょっと面白かったなぁ……(笑)


優しい声。切ない歌。
各楽器の演奏が抑え目な曲だからこそ、その分ひとつひとつの楽器の音や声が絡み合ってひとつの曲かが形作られているのがよくわかるそんな1曲。
派手なフレーズはなくても、こんなにも味わうのが楽しい。
言葉でうまく説明できないのが悔しいなぁ、ただ会場一体となって音に酔いしれるように聴いていた気がします。



1番印象的だったのはラスサビ。

「君と生きる毎日が、
なんだかんだ言って嬉しい」

それまでずっと眉を寄せた切なそうな表情で歌っていたさくらいさんが、この最後の「うーれしー」の「しー」のところでやっと表情を変えたんです。眉が垂れて口角が上がった、愛おしげな笑顔!
それが本当に本当に「なんだかんだ言って嬉しい」っていう顔そのまんまで。嘘じゃなく心臓鷲掴みにされた(´;ω;`)
これだからさくらいかずとしほんっとうにずるい……これだからやめられない……最高でした……………………









8.クラスメイト

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)よかったあああああ(´;ω;`)(´;ω;`)
これは超個人的なアレなんですがもう聴いた瞬間にお名前がこの曲の歌詞の某人を思い出して「きっとあの子も聴ける!!!!」ってめちゃくちゃ嬉しくなってました……(笑)ほんとよかった……(´;ω;`)


声のセクシーさもさることながら、なんといってもこの曲はザ・スタンドマイクプレイソングだと感じました。
目を閉じて身体を揺らしたり顔の角度を変えたりしつつ、唇から歌を紡ぐ そ の 色 気 !!!!!!!!もう本当にごちそうさまですごっつぁんです(拝)

ちょっと面白かったのは「今までのキャリアもわかるけど」のとこのジェスチャー。「キャリア」で両手で段々に山つくる動作してて「確かにキャリアって『積み上げる』ものだなぁ……」とか思ったり(そういうことか?笑)
この説明だとわかりにくいと思うので後日あげるであろう図説を参照して頂ければ(笑)


とかなんとかいってたら胸に手をあて若干首をかしげ顎をあげるあのジェスチャーでの


ねぇ 何もかも、委ねてくれないか


は い も う 全 部 委 ね ま す




はてさて、ここで突然ですが、虹ツアーのお話をさせてくださいな。
クラスメイトといえば虹前半・後半共に演奏された楽曲。私も音だけなら日比谷・武道館で聴いていました。
で、その時のアレンジではアウトロでさにやん&メンバーが「♪Sunday night, to Monday morning」のコーラスを何度か繰り返して、最後にさくらいさんが色気たっぷりに
Sunday night…… to、 Monday モーニ〜〜〜〜〜〜〜ン♪(←ここの伸ばしはわざとCDより高く上げるアレンジをするも音を外して大事故、なんてことも……笑)」
って歌い上げて曲終わり、って感じだったんです。
が。
ヒカリノアトリエのクラスメイトは衝撃のラストを迎えるのです。


虹よろしくさくらいさんが「行き交う人波」を歌い終わった後は、さにやん&メンバー(みんなかはわかんないけどじぇんとかははっきり口動かしてたから歌ってたと思う)が「Sunday night, to Monday morning……」のリフレイン。ここまでは虹と一緒です。
……と思ってたら、しばらく気持ちよさそうにコーラスを聴いていたさくらいさん、突如会場にそのニコニコ笑顔向けたままで 下 手 側 に 退 場



さく「( ⌒▽⌒· )≡ ニコニコスタスタ(※演奏続いてます)」

「?????????」(※演奏続いてます)

じぇ「(爆笑しながらスティックでステージ袖(さくらいさんが去った方)指しつつ叩き続ける)」



????????????(何が起こった)

そのままリフレインを何度か繰り返します。じぇんとかたくおさんとかめっちゃ笑ってる(笑)
ラストの「Sunday night……」とかまだ歌い上げてないからまた戻ってくるのかな?って思ってたらなんと戻らないままにたくおさんが指揮者みたいに手を振り上げてみんなの演奏を止めて〆。たくおさん笑いすぎで身体が仰け反って足あがってました。
そしてそのままメンバーノー説明で笑顔で退場。

な ん だ こ れ


謎展開にざわつく会場、メンバーの笑顔とたくおさんの指揮の感じからトラブルじゃなくてちゃんと段取りとして組み込まれてるものっぽくてそれがますます混乱させる(笑)

ざわめきの中ステージは暗転。ライブでこんな空気になったこと今までなかったので、戸惑いつつも愉快な気持ちです……(笑)
しかしラストの一件で曲の記憶が全部飛んだ感があるぞいいのかミスターチルドレン!!!!!!!!笑



つづきは②へ!