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超絶自分用ap持ち物予習復習(2023)

※7/18 参加後の振り返りを青字で追記しました!

さあさあやってまいりました5年ぶりのap bank fes!!
前回自分用の持ち物リストの予習復習記事を作ったらそれ以降もかなり役立ったので、今回も作ってみようの回です。あんなにがんばっていろいろ考えて荷造りしても数年経ったら忘れるもんですからね……。
5年の歳を重ねた自分は果たして久々のap3daysに耐えられるのか!5年前をベースにした荷造りは通用するのか!わくわく!

前回同様自分用ではありますが、もののついでに誰かの参考にもなったら幸いです!
でもあくまで自分用に特化した荷造りなので、ご承知おきくださいな!

ちなみに前回の2018年版はこちら↓
超絶自分用ap持ち物予習復習(2018)


【気候条件】
※予報時点
1日目:7/15⇒曇り(最高30℃、最低24℃)
(開園9:00、開場11:00、開演15:00、終演19:30、閉園21:30)
2日目:7/16⇒曇り時々晴れ(最高32℃、最低24℃)
(開園9:00、開場11:00、開演15:00、終演19:30、閉園21:30)
3日目:7/17⇒曇り時々晴れ(最高33℃、最低25℃)
(開園9:00、開場11:00、開演15:00、終演19:30、閉園21:30)

7/9(日)の予報はこんな感じ。昨日までの予報では時々雨の日もあったから雨がどうなるのかどきどき……。


※参加後実績
1日目:7/15⇒曇り(最高32℃、最低27℃)
2日目:7/16⇒晴れ(最高36℃、最低27℃)
3日目:7/17⇒晴れ(最高33℃、最低26℃)

⇒気温がいちばん高かったのは2日目だったらしいんだけど、体感でいちばん過酷だったのは圧倒的に最終日……!!
1日目と2日目はかなり涼しい風が吹いてくれていたのに対して、3日目そよ……(微風)だったから……。
えー2日目がいちばん気温高かったんだ……信じられん……。



【参加日程等】
ゆったり3日券で参加。前回は前夜祭+本祭2日間だったのに対して、今回は本祭3日間。
ゆったりとはいえやっぱり前夜祭+本祭2日より本祭3日間の方が体力的にきつくなるのかな?
よくよく考えると人生でミスチルのライブ3日間も連続で参加したことないから未知の世界……。

⇒前回キャンプで暑さや寝苦しさで体力削られまくったのに対して、今回はホテルでちゃんと休めたから前回より格段に過ごしやすかった!!ホテルって、ベッドって、すごい…………(今更)
5歳年取ったしゆったりしよ♪とか言ってたはずが結局ゆったりゾーンの中でも前方を攻めてしまったんですが、交代ごうたいで休めたおかげでなんとか生き延びられました……。
3日目に同行の某ちゃんが「顔赤くなってるよ!」って教えてくれてクールダウンしに行ったんですが、クールダウンして初めてさっきまでの自分がステータス異常(脈早い、目がほぼ開いてない、呼吸浅い)だったことに気づいたりして……。
あれがなかったら最後までいられなかったかもしれない、自分だとほんとに気づけないもんなんだなぁと実感しました……。


2日間掛川あたりのホテルに泊まる予定。
前回はつま恋のap自体初なのに宿泊も人生初キャンプだったから、つま恋ap2回目にして初の2泊3日宿泊参加。
そんなわけで3日間掛川からシャトルバス通い。
ap'17(みちのく開催)で毎日往復は体験してるけれど、シャトルバスの待ち列がどんなもんだったかあんまり覚えてない……。

⇒結局シャトルバス3日間で2回しか乗ってない!!3日分(1200×3)買ってたから乗った回数で割ると片道1800円!笑
散々ツイートも上がってたけど、シャトルバスの待ち列がとんでもなくてさぁ……待ちきれなくて歩いたら意外といけて……もうデフォルト歩きになっちゃった……。
今回記録してみたんだけど、

〇1日目行き
11:45シャトルバス並び始め
12:00掛川駅徒歩スタート
12:48つま恋北ゲート着
(ここから園内バスに乗って南ゲート移動、10分くらい?)

〇1日目帰り
19:45ライブエリア出
20:10シャトルバス乗り場着
21:00シャトルバス乗車
21:05シャトルバス発車
21:35掛川駅到着

〇2日目行き
9:25シャトルバス並び始め
9:40シャトルバス発車
9:50シャトルバス到着
10:00南ゲート入場

〇2日目帰り
19:?自ブロック規制退場解除
20:18pihaで夜ごはん
21:00南ゲート出発
21:45掛川駅到着

〇3日目帰り
20:?自ブロック規制退場解除
20:35南ゲート出発
21:30掛川駅到着(途中で友人に遭遇してゆっくり歩いたので)
行きは天気によっては厳しいと思うけれど、今後帰りはもう歩きでいいかなと思った……。


掛川入りは新幹線。新幹線はちゃんと1ヶ月前の10時に予約した!えらい!(自画自賛)
7/17に帰る予定だから、終演と帰りの新幹線終電との噛み合わせが気になるところ。でも絶対終演までは見たい!!

⇒新幹線の終電は22:08だったんだけど、打ち上げ花火も見て規制退場も守って、それでも掛川着は21:30だったので予定より早い新幹線で帰れました!やったー!



【基本装備】
・ショルダーバッグ
今までのapはほぼ終日ライブエリアにいたこともあって1日生き抜くために必要なものをリュックに入れて持ち込んでいたけれど、ゆったりならフードエリアとも出入りできるだろうしショルダーバッグにしてみようかな……。
ショルダーバッグはB’zさんの広島公演でぶらぶらしてたときに出会って一目惚れしたもの。大きすぎず小さすぎずでちょうどいい気がしてる。
これと保冷バッグ手持ちで持ってく感じでいいんじゃないかな。

⇒めっっちゃよかった!!!!
サイズ感はもちろん、撥水加工とポケットの多さにめちゃくちゃ助けられた!
(前回apは紐も本体も布でできたウエストポーチで参加してぐっっしょぐしょになった)
荷物少ないと帰りの歩きが楽になるという発見もありました(当たり前)


・入場チケット
電子を選んでみた!同行者側だから7/8に分配してもらったんだけど、分配開始って7/14って書いてなかったっけ……?謎だ……笑

⇒今回のap、Docomoの電波の終わりっぷりが話題になっていましたが、見事にやられてしまった〜〜……笑
周りのauやソフトバンクの子は普通にLINEもSNSも使えてるのが嘘みたいに繋がらない繋がらない!(笑)
初日の13:00付近の入場で画面表示するのもかなり時間かかったけれど、3日目の朝に南ゲートの外に並んでる時ももう不通だったから、初日も早い時間からの入場だったらチケット表示できなかったかも……。
電子の方がリセール利用や管理が楽になるものの、入場時を考えると紙の方が確実なのかもと思いました。

中に入ってからももちろんほぼ不通。
なぜかkoti marketだけは繋がるから人と連絡する時は大体同行の子にお願いするかkoti marketに行ってた……。
LINEはこっちから送れない&トーク開いても見れないんだけど、なぜか向こうからの通知だけは届く。混雑ひどくなると通知すらも届かなくなったけれど。
最終的に最後まで使えたのは普通の電話でした。
久しぶりにスマホって「携帯電話」なんだなって思い出したよ……笑


・新幹線のチケット
前回の反省を活かして事前に往復で買いました!えらい!
枚数が多いから間違えそうでちょっとこわい……。

⇒行きは予定通り指定席を利用。
帰りは終電に合わせて掛川→静岡(乗換)→降車駅で買ってたんだけど、予定より早い時間の乗換不要な列車に乗れたので、乗換分以外の特急券・乗車券を使いました。
予定の列車(指定席)じゃなくなった分座れないことも覚悟していたんだけど、意外と普通に座れてびっくりしました。
時間が遅かったからなのかな……?


・シャトルバスのチケット
ちゃんと3日分買った!
結局最終先行終わるまでチケット残ってたものの、今回の入場券当選者しかシャトルバスチケット買えない仕組みはちょっと不親切だったねぇ……いちばん最初の先行で当てられなかった人は焦っちゃっただろうし、次回から前みたいな誰でも買える方式になるといいねぇ……。

⇒前述の通りほぼ使わなかったけれど、2日目の行きはするっと乗れて&すぐ到着できて快適でした!
帰りは見かけなかったけれど、行きは掛川駅でシャトルバス当日券売ってたね。


・スマホ
今使ってるスマホ、かなり充電の減りが早いからもちが心配……。
2018年のapでは1日ライブエリアに籠って夜キャンプに帰ってきても充電70%くらい残ってたんだけど、あれは熱中症回避のためにライブとライブの合間はひたすらクールダウンや水分補給塩分補給に徹していてスマホほぼ使わなかったからだからなぁ……。
今年は写真もいっぱい撮る機会ありそうだし、さすがにもっと減りそう。

⇒Docomo電波終了のおかげさま(?)でカメラくらいでしか使わなかったからそんなに減らなかったな……。1回も充電なしで終演時で50パーセントくらい残ってた。


・充電コード&モバイルバッテリー
前回はモバイルバッテリー2つ持っていったんだけど、上述の実績もあるのでひとつでよさそう。

⇒前述の通り充電に余裕ありすぎてまったく出番ありませんでした!3日目なんて置いていこうと思ったくらい。
何が起こるかわからない&誰かのハンディファンの充電にも使えたりするから、荷物にゆとりあるならこれからも持ってってもいいかなー


・パスケース
を、財布代わりにしようと思う!
前はちっちゃいがま口持って行ってたけど、いつも使ってるパスケースがファスナーつきで小銭とかチケットとかそれなりに入るんだよね。
荷物減らすために兼用しちゃう。
※そもそも私が勝手にパスケースとして使ってるだけで別にパスケースでもなんでもない重力と呼吸のツアーグッズのミニポーチ
ポケットティッシュ入れるところもあっていいよ!

お金は毎日最小限入れて行って、宿帰ってきたらお財布(こっちでちっちゃいがま口使う)から補充する方式でいこうかな。
個人的には昨今の潮流に乗ってPayPayや交通系ICカード利用できるお店が多いと嬉しいなぁ。

⇒PayPay導入店舗それなりにあったものの、Docomo電波終了により一切利用できませんでした!!笑
現金、ちゃんと持ってきておいてよかった……。災害時や電波障害時もそうだけど、こういう時に現物の強みを感じますね……。
結局3日間で園内で6000円くらい使ってる気が……する……こわいから計算してない……。


・塩タブレット
塩分チャージタブレッツ(個包装なしのちっちゃいやつ)を買いました。
前回は塩タブレット小彩とミネラルタブレットを持って行ったんだけど、5年のうちに市場から淘汰されたのか売っていなかった……。小彩、おいしくて好きだったんだけどな……。
前回同様、「水分いっぱい補給したら食べる」、「頭が痛い気がしたり呼吸していて苦しい気がしてきたら食べて水分摂る」という感じでガンガン食べるつもり。
ぱっと触った感じ10個くらい入ってそうだから足りそうと思うけどどうだろう……!!足りなさそうだからって節約しちゃうと元も子もないから、足りなかったらコンビニで買い足すつもりで臨みます……。

⇒人にあげたりもしつつ普通に食べてたら初日で全部食べきったwwwwww apを舐めてたな!!!!!!!笑
北口のローソン様で大袋買いました、本当にありがとうございました!!最初探したお店では妥協して塩レモン飴を買ったのだけど、食べてみたらやっぱり塩タブレットがいちばん効いた気がした……。
結局3日間で15個くらい食べているような。次回からは大袋買って宿で補充するスタイルにします……反省……。


・日焼け止め
ビオレUVアクアリッチ アクアハイライトローション
にしてみた!
前まではANESSAさま使ってたんだけど塗ったあと乾燥した感じになっちゃうんだよね〜っておともだちさんに話したらこれとこれとこれがおすすめだよ〜〜!!って教えてくれた中のひとつ。ありがとうね!!
今使ってみてるけど塗りやすいし自分の使ってる化粧品との相性も◎だしいい感じだよ〜〜!!サイズ感も持ち歩きしやすくてよき◎
ただ現時点でもうだいぶ日焼けしてんだよな!!もっと早く出会うんだったな!!

⇒サイズ感も使用感もすごくよかったんだけど私の日光吸収力が上回っていたらしい、普通に今焦げてる(笑)
いや、使ってなかったらもっと焼けてたのかもしれん……。
同行の某ちゃんがこれのスプレータイプも持ってきてて使わせてもらったんだけど、朝は液体にして日中の塗り直しをスプレータイプにするのもいいかもなぁって思った!


・リップクリーム
意外とこれがないとしぬ(唇が)
いつかのapで塗らなくて腫れたことがあります。
今年も持ってくぞ!

⇒2日目まではちゃんとちょくちょく塗ってたのに最終日に塗り忘れた結果今王騎みたいになってる(キングダム原作を見よう)
事前にわかってたのになんで忘れてしまうんだ……もうアラームでもかけるか……笑



・コンタクト
3日分。基本宿で付けていく予定だけどたまに入れ忘れることがあるからこっちに入れておく……入れ忘れて会場に行ったら地獄……。

⇒ちゃんと毎日宿で入れたので翌日以降分は置いて行きました。
普通に出発前にマストで身につけるものを一箇所にまとめて置いておけば忘れないもんだね……一体何年旅してんだってくらい今更の気づきですが……。


・常備薬系
ルテイン
速攻ブルーベリー
絆創膏
酔い止め薬

⇒酔い止めは行きにシャトルバス乗った2日目しか飲まなかったなー


・ハンディファン
最初ブルーノのハンディファン持って行こうと思ったんだけど意外と大きくて……とりあえず初日はもう1つ持ってるちいかわのちっちゃいハンディファン(電池1本で動くほんとちっちゃいやつ)を持ってってみて、問題なかったらそのまま連日使っていこうかなぁ。

⇒ちいかわハンディファンで事足りた!!ありがとうちいかわ!!途中からボールチェーンでバッグの外に付けてた!
電池1本での連続使用時間が2~3時間って書いてあったから2日目以降電池交換必要かな?と思ってたんだけど、3日間電池1本でもちました。1日目、2日目がけっこう風吹いてたのも大きいかも。


・冷感スプレー
アイスノンの爆冷スプレーのちっちゃいの(95mlサイズ)を買ってみました。
前に買ったシャツクール的なスプレーは真夏の暑さにまったく歯が立たなかったけれど、これはどうなのか……!

⇒スプレーして風が吹くと結構涼しかった!特にアームカバーの上からやると冷たさ持続して◎
同行某ちゃんと2人で使ってたんだけど、3日目の朝でなくなりました。たぶん1日目が晴れてたらたぶん2日目で無くなってた……。
これより大きいフルサイズだと持っていくのに苦労しそうだから、同じちっちゃいサイズを2本買うのがいいかなぁ。
最初ショルダーバッグに入れてたけど、翌日から暑さによる高温がこわくて保冷バッグの中に入れてました。そしたらまったく問題なし!



・冷感シート
枚数が少ない(20枚)ギャツビーのシートを持っていくか、枚数が多い(28枚)上デカ重なメンズビオレのシートを持っていくか悩んでいる……。
ギャツビーは事前にB’zさんの広島で使ってみたけれど、メンズビオレと比べると冷感効果が1段階低いなという感想。たぶんつま恋の暑さでは歯が立たないのではないかと予想……。
でもメンズビオレの青のパックのシート、厚手のシートにしっかり液体浸透してて冷感効果が高いが故にデカ重なんだよね……。そこが毎度ネックなんだよなぁ。
今回は宿に本体置いといてジップロック的なのに毎日4、5枚ずつ入れて持って行ってみようかな〜〜

⇒結局トータル5枚くらい使った?
冷感スプレーも活躍してくれたおかげでそんなに出番ありませんでした。
結局迷って途中まで使ってるギャツビーの20枚パックとジップロックに入れたメンズビオレ5枚を持って行ったんだけど、メンズビオレが記憶より冷たくなくて(昔買ったの別の商品?)、使い勝手のいいギャツビーの方使ってました。ごめんよ、ギャツビー……。
正直どちらもベストチョイス!って感じではなかったので、次回開催までにこれ!ってシートに出会えたらいいな……。


・ウェットティッシュ(アルコール消毒)
手拭いたりマイカトラリー拭いたりと何かと使う想定。とりあえず7枚入りのを持って行ってみる。
補充分でもうワンパック宿の方に置いておこうかな。

⇒トータル8、9枚くらい使った?
なにかと使えるからこれからも枚数少なめパックを2つくらい持っていくのでよさそう!


・マイカトラリー
前回apで持って行ったダイソーの組み立て式カトラリーセットを続投。組み立ててフォークにでもスプーンにでもお箸にでもなるやつです。
今年の方がごはん食べられそうだから活躍しそう!

⇒ごはんできっちり活躍!
なかなか洗い場に行けないことも多かったので、ポケットティッシュやウェットティッシュで拭いて使ってました。


・ビニール袋
毎度おなじみ、ゴミ袋はもちろん、雨による濡れ防止や座った時の汚れ防止にも使える優れもの。
毎日スーパーのビニール袋×2~3くらい持っていこうかな。使った分翌日補充していく感じ。

⇒トータル3枚くらい使ったかな。でも何枚かあると安心して使えるから引き続き持ち歩き2~3枚を続けたく。


・レジャーシート
ゆったりエリアなので大活躍なはず!省荷物のため超コンパクトながら撥水機能のあるユーティリティシートなるものを買ってみました。
一応普通のレジャーシートも宿の方に置いておいて、1日目試して使いにくかったらレジャーシートにチェンジしてみる!

⇒ユーティリティシートサイコー!!
かさばらない!軽い!でもちゃんとレジャーシートの役割果たしてくれる!
カラビナでバッグの外に付けられるのも◎でした!


・エコバッグ
折りたたみ式のエコバッグを一応入れとこうかな。ビニール袋で事足りるなら翌日以降出すかもなー

⇒まったく使う気配なかったので2日目以降OUT!


・カラビナ
毎度おなじみだけどショルダーバッグに付けていく予定。ゴミ入れたビニール袋を持たずに済んだりして便利!

⇒カラビナ付きのペットボトルホルダーをショルダーバッグに付けて、そこにちいかわハンディファン付けてました。やっぱり便利!
事前に書いてなかったけどペットボトルホルダー持って行ってよかったー、ユーティリティシートのめくれ防止で保冷バッグを重石にした状態で出歩くときにペットボトル持ち歩けるからね。



・帽子
アドベンチャーハットなるものを買ってみました。デザインかわいかったから一目惚れで……。撥水性、通気性がアピールポイントらしい。
前使ってたハットよりつばが広いから首まで陽射しから守れそうだなーと思ったんだけど色が紺色なんだよね……熱集めちゃわないか心配しつつもお試し……。

⇒初日と2日目が風多めだったこともあってハットに付いてる紐にめちゃくちゃ助けられました……。無かったら100回飛んでた……。
撥水性よし!紺色だから熱いって感じもなかったし、これからも使いたいな。


・アームカバー
今回初めて買ってみました。3COINSのひんやり質感のやつ。使ったことないけど自分の性格的に結局煩わしくて外しそうな気もする……(笑)

⇒今回初登場アイテムの中で間違いなくナンバーワンの活躍でした……。
私はずっと夏に腕に布巻いてたら暑いに決まってるでしょって思ってたんだけど、浅はかでした……。太陽光が直接肌に当たらないだけでこんなに身体は楽になるのね……知らなかった……。
あと、冷感効果あるやつだからさ、冷感スプレーかけるまでじゃなくても普通に水道水や会場のミストかけるだけでもかなり涼しくなった!
2日目以降、日中付けてて夕暮れに外して、宿に戻ってから手洗い&リセッシュして干す、って感じでやってました。手軽に洗って乾かせるのも助かるねー!
日焼け防止効果があったのかはちょっと微妙……もともとかなり焼けてたから今回焼けてないのかわからん……笑


・冷感タオル
水に濡らしたらひんやりするタオルを買ってみました。お手並み拝見!

⇒使ったけれど冷感スプレーや冷感シートと用途が被る&保冷バッグの中に入れてて水場に行ったときに持ってないことも多くて、あんまり冷感タオルとしての活躍を感じられなかった……。
保冷バッグの日除けとしての方が活躍したかもしれない(笑)
荷物にはならないからこれからも持っていっていいかも。


・タオル
マフラータオル×2
バスタオル×1

マフラータオルその1は終日首からかけて使うもの。
マフラータオルその2は保冷バッグの中に仕込んでペットボトルぐるぐる巻きにして溶けにくくする&結露をとるためのもの。
いざとなったらその2も何かにも使えるのでけっこう便利。
バスタオルはサンシェード(日陰確保)として使う予定。前回apの本祭1日目はこれのおかげで生き延びられたと言っても過言ではない……。
逆に日光そんなに強くない日は荷物になっちゃうので読みが試される……。

⇒マフラータオルその1は毎日交換(汗だくになるので)、その2は保冷バッグの中でしか使わないので3日間通しで利用。
二重保冷バッグ+その2のコンボのおかげで凍らせたペットボトルをかなり長持ちさせられました。(17:00くらいまで氷残ってた)AAGの厚めのタオルだったのもよかったかも。
バスタオルは最終日だけ参戦。人間の日除けにも保冷バッグの日除けにも利用。活躍したとはいえ嵩張った実感もあるから、もっと薄手で遮光性がある布があったらそちらの方がありがたいかも……。そんなのあるのか?笑
あと、帽子かぶったままバスタオルかぶるとかなりの頻度でずり落ちたから、次回からはクリップかなにか持っていくとよさそう。


・保冷バッグ(小さめ二重)
凍らせたペットボトルや冷やす食品を持っていく。前回まではリュックに入れてたけど今年は手持ちで持っていく予定。
中身は
凍らせたペットボトル×1
凍らせていないペットボトル×1
ゼリー飲料×1
マフラータオルその2×1
にするつもり。

凍らせたペットボトルが保冷剤代わり。
ゼリー飲料はもしフードエリアで食料確保できなかった時に備えて。
1重だとあっという間に溶けるだろうから今年も2枚重ね!
毎日宿で補充するよー!

⇒今年買い換えた保冷バッグがちょ〜〜〜優秀で超助かった!!AAGの厚手タオルで巻いたペットボトル2本+ウィダーや冷感スプレーなどのこまごまとしたものが入るサイズ感。二重にファスナー閉めたらしっかり保冷される!
手持ちだと毎日だるいかな〜とか思ってたけど全然そんなことなかった!(感想が雑)
ちなみに結局中身は
凍らせたペットボトル×2
ゼリー飲料×1
固形のおやつ(ドーナツとかカステラ)×1
冷感スプレー×1
マフラータオルその2×1
になりました。
13:00~14:00くらいにごはん食べてそのあとライブエリアにこもりっきりになると17:00~18:00くらいでお腹すくんだよね……おやつ買っといてよかった……。
他にも前述のペットボトルホルダーで1本凍ってない飲料を持って行ってました。会場内でも1本買ったりしたから、毎日だいたい4本飲んでたことになるかな。


【宿置き分】

・リュック
にするか旅行かばんにするか悩んでる……。
荷物のほとんどは服とタオルだから入りそうな気もする。

⇒荷造りしたら全然入り切らなくてリュックと旅行かばん両方になった(笑) 衣類と保冷バッグ×2(行きは手持ちしないので)がかさばるんだよなぁ……!!
このあと書くけど意外といらないものも多かったから、次回からは荷物ひとつにできるかも……。
あと、旅行かばん下に置けないの地味につらかったから次回からキャリーバッグにしたい……。


・USBポート付きコンセント
普段はスマホの充電コードとセットで持ち歩いてるけど、会場にコンセントあるわけないしお留守番!

⇒事前予想の通り宿でお留守番!宿では使った!


・延長コード
2名宿泊の予定なのでコンセント不足回避のため!

⇒結局言うて足りるかな〜とか思って置いてったんだけどコンセントが枕元になかったからあった方がよかったな〜。
そんなに荷物にならないし次回から復活させましょう。


・虫対策
虫除けスプレー
ムヒ
前回は会場に持って行っていたけれど、ほとんど虫見かけなかったこともあって使わなかったんだよね。
今回は会場行く前に虫除けスプレー吹きかけるだけにして両方宿お留守番組にしようかな。

⇒1日目だけ虫除けスプレーかけてから行ったけど2日目から存在忘れてたレベルで使わなかった。もう持ってかなくていいと思う!


・保冷バッグ(二重)
補充用ペットボトルや食料を入れておく。
凍らせたミネラル麦茶×2
凍らせた水×1
ゼリー飲料×2(ウィダーインゼリー、即効元気)
になる見込み。

今回はゆったりエリア参加でフェス中にも飲料を補給できそうだから、今までより凍らせたペットボトルの数を減らしてみました。1日1本+どれかの日でさらにもう1本という感じ。
今までの感じなら、二重にした保冷バッグ(これも中にマフラータオルに仕込む)に入れて宿の冷蔵庫につっこんでおけば凍ったまま保てる想定。

⇒お宿に聞いてみたら冷凍庫で預かれますよ〜!との回答をいただけたので預けさせていただきました!助かったー!!
事前に持って行った数はたしかこのとおり。これまで通り4本でもよかったな。


・スタンバイ組
財布
冷感シート
ウェットティッシュ
ハンディファン(充電式、でかい)
レジャーシート
絆創膏
単三電池2本(ちいかわハンディファンの替え電池)
ビニール袋

減り具合や使い勝手次第で持ち出し組とチェンジする予定。

⇒補充等含めて使ったのは
財布
冷感シート
ウェットティッシュ
ビニール袋
のみ。
でかいハンディファンとレジャーシートは次回は置いていきます!


・化粧品
下地クリーム
ファンデーション
フェイスパウダー
アイブロー
アイシャドウ
ティント
という私的フェスレギュラーメンバー。マスカラは汗で落ちるからしない!

⇒このとおり!汗かきすぎて全部落ちたのか落ちなかったのか、変に崩れてる感じはしなかったな。


・お風呂セット
ボディソープ
シャンプー
トリートメント
洗い流さないトリートメント
ボディクリーム
ヘアバンド
泡立てネット
今回泊まる宿にもボディソープやリンスインシャンプー(壁に備え付けのやつ……伝わるだろうか……)はあるものの、経験上ap後のケアは絶対いいボディソープやシャンプー、トリートメントを使った方がいい……。
日差しでダメージ受けた肌と髪はとにかく保湿!なにがなんでも保湿!そんなわけで洗い流さないトリートメントやボディクリームも持ってく!

⇒宿のボディーソープ類がホームページに載っていたものよりよさげだったのでそのまま使わせてもらいました。もともと日焼けに強い方っていうのもあるかもだけど、今のところ特に大きな肌トラブルも起こってないからよかったよかった。
今回なんとなくで入浴剤も持って行ったんだけど、いつもより回復できた気がする……(多分気)(でもそういうのもだいじ)次回ももってく!


・洗顔セット
クレンジング
洗顔クリーム
化粧水
乳液
顔パック
意外とこれがないとしぬその2、顔パック。
とにかく保湿が大事なので夜は絶対顔パック!!朝もできるといいけど時間なかったら化粧水乳液!!

⇒時間が無くて夜だけだったけど、ちゃんと顔パックしました〜
朝もなるべく怠らず保湿!


・休足時間
これがないと死ぬその3。運動不足人間の救世主です。
いつも足用を1日4枚使うから、6枚入りパック×2袋持っていく予定。
前回はつぶつぶの足裏用も持って行って助けられてたみたいなんだけど今年どうしようかな〜〜

⇒足用は予定通り消費。これがないとほんとやってられん〜おかげさまで今筋肉痛らしい筋肉痛もなくごろごろできてるよ〜
足裏用も迷った末持って行って2枚×2日消費。持っていってよかった!
1日目と2日目はレジャーシートの上で靴下で見たんだけど、はだしって意外と疲れるのね……びっくりした……!普段どんだけ靴が足裏守ってくれてるのか実感したよ……。
そんな訳で3日目はちゃんと靴履いて参加しました、疲れが全然違った!(笑)


・消臭スプレー
コンビニで売ってたリセッシュのミニボトル。最近遠征で重宝してます。
靴も汗吸収しちゃうだろうから靴にもシュッシュするつもり。

⇒靴やハット、ショルダーバッグ、アームカバーなど、各所に利用!


・洗濯グッズ
洗濯ネット×1
液体洗剤パック×2
いつも遠征で持っていってる布陣。疲れすぎてコインランドリー回す体力なかったら使わないかも(笑)

⇒結局夜気力がわかずランドリー使わなかった……笑
そんなに荷物じゃなかったからこれからも持って行ってもいいかな。


・着替え
※着ていく分(Tシャツ等各1枚)は除外

Tシャツ×3(2枚ライブ用、1枚予備)
吊りワンピース×2(ライブ用)
ガウチョパンツ×1(予備)
長袖パーカー×1
マフラータオル×4(2枚ライブ用、1枚保冷バッグ用、1枚予備)
靴下×3
など

着ていく初日分を除いた2日分+予備1着分という感じです。夜出歩く時とかに必要かもだし。
今回も熱を反射する白系のTシャツメイン!
下は前回デニムのオーバーオールを履いて地獄を見た(下半身蒸し風呂、汗吸って重い、トイレで脱ぎにくい)ので通気性がありつつ日差しを遮る長さもあるワンピースメインとしました。成長!
長袖パーカーは日差し対策にオススメされている方がいたので導入してみました。ユニクロの薄手のUVカットのやつ。でも暑がりだから着ないかもしれない……。

⇒おおむね成功。汗かくとワンピースが足にべたべた張りついて座るのが大変な場面もあったから、次回は短パン+レギンスも検討しようかなぁ。
長袖パーカーは使わなかったなー、アームカバーで十分だと思った。日除けになるならバスタオルの代わりにパーカー被るのでもいいかもだけど、遮蔽率ならバスタオルの方が高そう。次回のために1回試してみるんだったなぁ。


【雨用持ち物】
・レインコート
ショルダーバッグかけてても羽織れるゆとりのあるサイズのものを!

⇒持っていかなかった!


・キャップ、クリップ
レインコート着る場合はハット→キャップにチェンジして視界確保。(レインコートのフードをキャップのつばが支えてくれる)
クリップや洗濯バサミを持って行ってフードをキャップのつばに固定するとライブ中もずれなくて◎

⇒持っていかなかった!
でも前述の通りクリップは晴雨関係なく持って行ってよかったかも。


・サンダルや雨用スニーカー、長靴
ap'17で終日雨が降り続いた結果田んぼフェスになったことを踏まえて、もし雨予報だったら靴はこちらにチェンジ。
泥だらけになるから丸ごと洗えるような靴にすること。
今のところの予報なら降っても小雨っぽいからいらなさそう。

⇒持って行かなかった!


・折りたたみ傘
会場では使えないけれどそれ以外では使えるので!

⇒1日目の朝は降ったらしいけれど、到着したタイミングではもう降ってなかったので旅行かばんの方に入れっぱなし。
事前にライブエリア、フードエリアでの日傘利用禁止のアナウンスがあったものの、実際には使っている方たくさんいたね……。エリア内でも「ライブ中は閉じてください」のアナウンスに変更されていたり。うーん。
混雑した道で何度も自分や他の人に刺さりそうになっていたから、移動中の利用は明確に禁止してもらえると嬉しいな……。危ないよ……。


【その他振り返り】
・なんとなく爪塗りたーい!って思ったものの初日で剥げそうと思ったので剥げても問題ないラメのネイルにしたところ、見事に初日の行きの新幹線で剥げました。我ながら
ナイス読み!笑

・毎日なんとなくライブ後寝る前にキレートレモン的なものを買って飲んでた。日焼けとか疲労に効くらしいと聞いたことがある気がして……。
日焼けはわからんけど疲労はたしかに持ち越されなかったなぁ。

・クールダウン方法
日陰に行って、
塩タブレット食べて、
冷感シートで拭いて(特に首周り)、
ハンディファンで顔周りに風当てて(冷感シートで拭いた後だからひんやりup)
冷たい飲み物ごくごく飲んで、
ついでに脇の下を冷たいペットボトル挟んで冷やす
っていうのを15分くらいかけてしっかりやったら復活できました
忘れないようにしよっと


ひとまず更新おーわり!
続けてライブ感想文いくぞー!
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ある8月29日のにっき


2021.8.29、石巻でのあるライブの日記。



絵本の家みたいな白い建物、その中での一夜。



ステージにはピアノやいくつかの椅子があった。
照明が落とされた中に人が入ってきて、静かにライブは始まった。









ピアノを聴いた瞬間、思わず口元を押さえた。
ものすごい速さでいろんなことを考えたけれど、歌い始めた瞬間に全部消し飛ぶ。
全身にさざ波が立ったようだった。

思い出さないはずがない。
2016年4月30日。2016年6月4日。

人生の意味。
人生でいちばん聴きたかった曲。

誰かのために灯りを灯す、今のMr.Childrenの原点。
私が大好きな現在のMr.Childrenの原点となる曲、その曲が今目の前で歌われていた。



前屈みになったり、身を捩ったり、想いを絞り出すように彼は歌う。

サビに入って、「あぁ今歌ってる歌、本当にあの歌なんだ」、って当たり前のことを実感する。また全身がぞわっと反応する。



この曲をずっとMr.Childrenのライブで聴きたいと思って生きてきた。
今のこれは叶っているとは言わないかもしれない。

でも、今ここで歌われているこの歌は、紛れもなく「誰かのために灯りを灯す」がための歌だ。
本当に今「誰かのため」を想って歌われているんだって、言葉にされなくてもわかる。

いちばん聴きたかったこの歌だ。



2番の歌詞を聴きながら、いろんな想いが紐づいて、自然に涙が溢れていた。
それからはもうずっと。

(でもたけしはちょっとピアノ間違えすぎだったね(笑))





■花
前曲からの花、シングルに収められた2曲の並び順。
ここにこの曲が来て文脈が生まれたことによって、改めて1曲目の意味が提示されたんじゃないかな。
1曲目はやっぱりいちばん聴きたかった想いの乗ったその歌だった。
そう改めて思って一層涙が込み上げてしまう。

1番サビで白い照明が壁面いっぱいに花のように広がって息を飲んだ。
2番サビでは薄緑みたいな優しい光。
Cメロはワンマンと同じく赤。
ラスサビでまた白い照明に戻る。

重力と呼吸でもやっていて、比較的記憶に新しい曲。
なのにこんなにも背負っているものが、いちばん手前に浮かんで聴こえる歌詞が違う。
「悲しみをまた優しさに変えながら生きてく」。
そうであってほしいと祈るような歌い方だった。





■糸
暖色の照明ととにかく「声めちゃ出てる……歌うま……」の印象。

これもまた、いつか誰かをあたためることを、誰かのためを想う歌。
そこに、「あなた」として聞いている側のことも織り込んでくれていたとしたら、こんなにも嬉しいことはない。
縦の糸はあなた、横の糸は私。
sense of ritaの対談でも、このライブのMCでも、「(apは)お客さんが誰かのためを想っているのが伝わる」って言っていたね。

POPSAURUS2001があの曲で終わることが彼らが背負い与える側であることを示していたとすれば、
ここで「あなた」として聞く側を仲間に入れてくれたことは、apをはじめとするそれからの10余年でたくさんのお客さんと彼らが育んだ信頼の賜物だと思う。





■カルアミルク
イントロで分かってキャーって言いそうになった(言わなくてえらい)
興奮して脇汗がすごかった(本当に言わなくていい)

演奏はBank Bandカバー版、歌は原曲寄りな感じ。
でも2番Aメロの「女の子って~」なんかはBank Bandのカバー版(沿志奏逢版)そのまんまって感じで、あのCD音源が大好きな身にはたまらない。
さくらいさんの歌う情けない男って本当にいいんだわぁ〜〜〜!!!!と噛み締めつつ、どうして今ここでこの曲なんだろう?というはてなも。

答えはきっと最後。
「石巻で会おうよ!今すぐおいでよ!」
くすぐったくて、でもたまらなく嬉しい!!
私は石巻のなんだろう!!でも嬉しい!!!!

足ばたばたしながら歌うさくらいさんのかわいらしい様子を見ていると愛の無邪気さを歌った歌という気もしてくるけれど、実は愛の不確かさを歌った曲でもあると思う。
1曲挟んで後のLoveはじめましたに通じるピースとしても捉えられるんじゃないかな。





■Worlds end
導入のストリングスの低音の感じとステージ上に散らばった雫型の照明(ちょっとハートに見えなくもない)によって「Loveはじめましただ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思ったら違った……。
私たちもびっくりしてるけどたぶんWorlds end本人がいちばんこのアレンジびっくりしてると思う……。

サビでいつもみたいに照明が真っ赤に。
配信ではオレンジになっていたけれど、配信は全体的にかなり色フィルタがかかっている気がする。

この曲で座って歌ってるさくらいさんを見れる日がくるとは……。
しかし座っているさくらいさんの足は今にも駆け回りそうに忙しない……。

ザ・バンドの曲でバンド楽器が抜けた分、ピアノとストリングスでまた別の壮大感を演出していた感じ。
座っているけれど情熱的だった。

UNITEが決まった時に歌いそうな曲だなとぼんやり思っていた。
「何に縛られるでもなく僕らは何処へでも行ける」、まだ言い切るには早いかもしれないけれど、先の光として歌い示してほしいと思ったりしていた。
だから、アレンジこそ意外だったけれど、曲自体はすとんと胸落ちするものだった。





■Loveはじめました
スタッフさんがアコギ持ってきた&導入の低音の感じ(表現がワンパターン)で「今度こそLoveはじめましただ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思ったらそうだったのでやったーーーー!!!!って思った瞬間イントロの照明で目やられた!!!!!!!何!?!!!!!?!
とにかく照明がやばい。転がる、詩。の魔界のロードムービーに続いて魔界のLoveはじめましただった……。

イントロは全体が暗めの紫の照明の中、白の照明が客席に向かってビカビカ光りまくる。この白の照明が完全に自分の方向いててダイレクトに目に入る。何これ!!!!!!

と思ってたら今度は紫のビカビカ始まるし、サビは白のスポットライトがステージ上に垂直にビカビカ振り下ろされて(そんくらい暴力的)ポリゴンショックみたいになってた。
ライブ冒頭で声出してた赤ちゃん大丈夫かこれ!?!!?

2番サビで「、ダン!、ダン!」って鳴る打ち込み?がかっこいい!!楽しい!!
こんなにキマリまくった演出&アレンジのこの曲を着席で静かに聴かなきゃいけないの結構な拷問感があるよ……(笑)

「この街の中で押し合いへし合い僕らは歩いてく
多少の摩擦があっても擦れずに心を磨いて行くなんて出来るかなぁ」
視覚を刺す照明と一緒にぶっ刺さる。
とんでもない歌詞。今ほどこの言葉が耳に痛いこともない。

アウトロの客席向いた白ビカビカでやっと「なんでこんなに強い光にしてんだろ……これじゃカメラのフラッシュ……ん?カメラのフラッシュ!!そういうことか!!!!」と気づく(遅)
RADWIMPSのパパラッチで同様の演出を見てたのでもっと早く気づけてもよかった……。

メッシのインタビュー!!!!!!!!!!!!(時事をねじ込まないと気がすまない♡)

愛の不確かさや暴力性を担った曲だろうか。
あるいはメディア、情報に踊らされる人々の揶揄か。
MCでも触れていた分断という単語を最も想起させられた1曲。
紛れもなく今この情勢を生きる私たちの腕を逆に引っ張り針を刺してきた。
この後どの曲で浄化を描くんだろう。





■Drawing
「一瞬フラッシュバックしたんだ(※前曲のカメラフラッシュと掛けてる)」
頭の中で今超大声で「そ う は な ら ん や ろ」って言った……(笑)
いや、さすがにそこを掛けてないよね?(笑)

もう1曲くらい挟んで浄化いくかと思った、おかげさまで前後の落差がすごい!!!!!!!!
申し訳ないけどサイレントに笑いが止まらなかった(笑)

間奏では椅子に座ったまま左右にゆらゆらと揺れていた。
歌ってる人なのに聴いてる人みたい。客席のお客さんとシンクロしてた。

誰かを何かを想って生み出すことを肯定する曲として鳴らされたのだと思う。あるいは、「生み出されて今目の前にあるものには、実はこんなふうにあたたかな想いが込められているかもしれない」と教えてくれるような。
それはReborn-Art Festivalそのものや、彼が生み出した歌、彼が今ここで歌を歌っているということにも当てはめられるのだと思う。

先取りしてここで言ってしまうけれど、さくらいさんは、コロナ禍については語れど、最後まで10年前の出来事についてのメッセージを言葉にしなかった。
けれど、全部音楽の中にある。
2016年の雲雀野でのap bank fesでも、2019年の転がる、詩。でもそうだった。

いつだって。

ずっと音楽の伝える力を信頼している。それを示し続けてきた。
だからこそ、この「Drawing」という生み出すことを歌った曲に込められた想いの強さが、確かに伝わってくる。

最後は左手を胸に当て、右手も胸に当て、噛み締めるように終わり。
心を込めて、というメッセージが零れた仕草だったんだと思う。





■Message 
歌詞に対してずっと「1人で書いたらそうはならないだろう」、だとか、「なんでそんなこと言うの」だとか感じていて、ap'18で初めて聴いたときは苦手にすら近い曲だった。
だけど、その後の別カドのインタビューと今回の「歌詞でもめて喧嘩しそうになった」のMCもあって、逆にフラットに聴くことができた気がする。





■はるまついぶき
2週前のウカスカジーのライブでの「春の歌」前のMCで「今みんな雪が覆いかぶさって雪解けを待ってる状態だよね、」という言葉を聞いた時に、はるまついぶきを思い出していた。
そのはるまついぶき。
まさに雪解けを待つその曲。

「呆れるほど未来の話をしよう、このまま」
この歌詞を歌う声の力強さと明るさになによりも胸を掴まれた。





■Forgive
今にも椅子から立ち上がって動き出しそう、動き出したそうなのに、座ったまま歌う。
そんな彼の代わりに駆け回る照明!
思わず動きたくなるのがわかるくらいに生き生きとした曲。手拍子したかった!

ほとんどの曲がモニター利用なしだった中、この曲では森本さん制作による映像が流れる。
映像に繰り返し出てくるにじゅうまる◎はどんな意味を持つんだろう。





■花の匂い
見守るようなあたたかい電球たちの中で。
「誰の命もまた誰かを輝かすための光」、かもしれない。
歌う彼の声もあたたかくて、まるで歌うというより語りかけるような歌い方すら交えていて、きっと表情も柔らかいものだったのだと思う。

原曲では劇的な演奏になる「どんな悲劇に〜」のパートは、静かなピアノ演奏を追加して、インターバルをとってから歌い始める。
「10年」という時間を表現しているように思えた。

「本当のさよなら」。
最後は「ありがとう、さよなら」じゃなくて「会いに来てくれる」を繰り返す。

言葉での説明がなくても、端々から想いが伝わってくる(気がした)。
それが本当にあたたかくてやさしいもので……大事に大事にしたいって切に思う。





■かぞえうた
「僕らは思っていた以上に~そう信じて」の声の強さが心に焼き付いた。
同じ「強い」でも、Loveはじめましたのような暴力的な強さではなく、優しい強さだと思った。

2階だから顔なんて見えない、でも「いつか一緒に~」は声が笑ってて、今笑顔なんだって顔が見えなくたって伝わってきた。
「いつか一緒に歌いたいな」の「いつか」「一緒に」が本当に本当に素敵だと思った。
それが今だったならいいと心から思うよ。

Loveはじめましたでは明滅していた垂直な照明が、このうたではまっすぐたしかに射していた。
数曲前にはあるかないかわからないと歌われていた愛が、今ここにたしかにあるよと示されているみたいだった。
それが嬉しくて、嬉しさが目から溢れてしまったよ。





■to U
そして最後はこの曲。
「A sense of Rita」での言葉も思い出しながら。

この歌をまた石巻の青空の下で聴ける日がきたら嬉しいな。





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「誰かのために小さな火をくべるような  愛する喜びに満ち溢れた歌」
「悲しみをまた優しさに変えながら生きてく」
「縦の糸はあなた 横の糸は私  織りなす布はいつか誰かをあたためうるかもしれない」
「石巻で会おうよ 今すぐおいでよ」
「僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで明日を信じていけるのかを…  多分 そうだよ」
「多少の摩擦があっても擦れずに心を磨いて行くなんて出来るかなぁ」
「デタラメと嘘の奥に本当の答えが眠っている」
「だけどもう一度 だからこそもう一度 夢見る時代は去ったとしても」
「あきれるくらい未来の話をしよう」
「明日のためのメロディ奏でよう」
「きっとまた会いに来てくれる」
「笑えるかい、きっと笑えるよ / いつか一緒に歌いたいな笑顔の歌」
「今を好きにもっと好きになれるから慌てなくてもいいよ」





震災から10年の今、そしてコロナ禍の今、その両方を歌ったライブだったと思った。
曲が終わる度毎回シルエットがちっちゃくなるくらい深くお辞儀するその姿に、込められた想いの強さを感じながら。

この年のReborn-Art Festivalのテーマは「利他と流動性」だった。
「利己」と比べると、「利他」という言葉を捉えるのはなんて難しいんだろう。
世の中には「ありがた迷惑」や「おせっかい」、「偽善」という言葉もあって、「誰かのため」を思うことが必ずしも「利他」にならない場合や、「利他」ではないと断じられる場合がある。

突きつめると、誰かのためであっても、自分のためであっても、「何かをしたい」と思ったその気持ちを行動に移すことは「利己」と呼ぶべきじゃないか。

そう考えてしまうと身動きがとれなくなる。

「誰かのため」を建前にして自分の罪悪感を減らそうとしているんじゃないか?不純じゃないか?と自問してしまう。
実際に自分にもいくつも覚えがある。
特に2016年までの自分の東北への向き合い方がこれだった。

だからこそ、それでもなお「誰かのため」を想って行動したり、「誰かのため」の想いを表現しようとする人が眩しくて、本当にかけがえないと思った。
すごいことだよ。本当に。

生きて何かをしようとすることが畢竟すべて「利己」ならば、「利己」は避けられない。
「生きる」ことにひっついた影みたいなものなのかもしれない。いい悪いでも諦めでもなく、事実としてそこにあるものとして受け入れるしかないんじゃないか。

そして、それによって「利他」を諦める必要もないんじゃないか。
「利己」から生まれる「利他」だってきっとあるんだと信じたい。いや、信じられると思った。このライブを見て。

2021年、2022年と「利他と流動性」を掲げたReborn-Art Festivalは続く。
彼らが心を寄せて歌うこと、この地で芸術祭が行われること、この地を想って作品が生み出されること、そこに足を運んで見ること、それらの中にひとつでも多く「誰か」にとっての「利他」が、喜びがありますように。
心から祈っています。





超絶自分用ap持ち物予習復習(2018)

持って行った感想・結果が書いてあるapの持ち物リストをお見かけして復習めちゃくちゃ大事!!と思いました、ので、自分用持ち物リストを復習見据えて書き連ねたく候
自分用なのでざざーっとスルーしてくださーい!


【前提条件】
前日祭:7/14⇒なかなか太陽ギラギラ
(開場12時、開演13時半、終演19時)
1日目:7/15⇒超絶太陽ギラギラ
(開園8時、開場9時、開演11時半、終演19時半、閉園22時)
2日目:7/16⇒わりと曇り
(開園8時、開場9時、開演11時半、終演19時半、閉園22時)
14日夜、15日夜のキャンプ付きチケットで参加。人生初つま恋ap。人生初キャンプ。
移動は公共交通機関。
2日目のライブが終わったあとはホテルに宿泊予定。


【基本装備、リュック】
リュックにはfunadeさん(石巻)で買ったカラビナをつける!割いた布が巻き付けてあるから◎
金具の多いリュック持って行ったり、リュックに金属の缶バッジとかキーホルダーつけたりするのは個人的には非推奨。
真夏の太陽でめちゃくちゃ熱くなるから……。

⇒とか言いながら金具のついてるお気に入りリュック持って行って自分で何度かアチチ!なってました。来年からは金具部分に何か貼ろうかなぁ……。布巻きカラビナはまったく熱くなりませんでした!センキュ!!



・チケット
キャンプ付き前2日券、キャンプ付き後2日券という狂った買い方をしてしまった。
次回は計画性を持ちましょう

⇒おそらく全キャンプ参加者で自分のみ……??
キャンプ場のおねーさんに「ああ〜たしかにその買い方できるね!よく思いついたね!!(笑)」と笑っていただきつつ、いろいろ特殊対応して頂いたりキャンプ中気づかっていただいてしまった……。
来年以降キャンプしたくなったときはちゃんと対応日付のみチケット買います!!キャンプよろず相談所のみなさんたいっっへんお世話になりました!!!!ヽ(;▽;)ノおかげさまでたのしかったよぉー


・新幹線のチケット
事前に往復で買いましょう!

⇒間違いない!
大体いつも行き東京乗車、帰り新横降車、だから買い方悩んでたんだけど、東京往復で買った方が安いらしい。なんでなのかはよくわからん。


・スマホ
普段使い用×1
撮影用×1(もう電波繋がってない先代スマホ。カメラ機能はまだ使えるので)

⇒キャンプ(コンセントがない=モバイルバッテリーでやり過ごさなくてはいけない=充電なくなる懸念)ということで2台持って行ったんですが、撮影用1回も使わなかった。
そもそもメイン機自体、朝キャンプ出て夜戻ってきても70%残っていたくらい。ぜんっぜん余裕!移動中やフードエリアでちょこちょこ写真撮ったけど、ライブエリアにいる時にスマホ使わなかったからだろうなぁ。
充電持ちが変わらないなら来年以降も1台でいこ!


・充電コード&バッテリー①
・USBポート付きコンセント

⇒スマホの段のとおりメイン機の充電が全然減らなかったので、3日間このバッテリー1台で足りました。ほんとはフル充電2~2.5回分なんだけどね。コンセントはホテル(最終日宿泊)では使った!


・財布
いつもの長財布がなかなかかさばる&重いので、小さく軽いものを買いたい(まだ買ってない……)
PASMOとかお金とか最低限のものを入れようと思う。お札も千円単位で崩さなきゃ……!

⇒一目惚れして買ったひまわり柄のがま口を持っていったんだけど、内ポケットあり&ひらべったくてめちゃくちゃ便利だった!!
内ポケットにICカードやチケット、折りたたんだお札等のものを入れて、普通のところに小銭とか入れて。さっと取り出せて使えて便利。しかもかわいい。これからもよろしくね!
お札も1000円単位に崩しといて正解でした。困ることなかったな。


・ラバーバンド、ミサンガ
東北ミサンガ
funadeさんのミサンガ
とかとか

⇒チケット代わりのリストバンドと合わせて、汗でびっしょびしょに。しかもキャンプ中は夜露で乾かない……。
funadeさんミサンガ以外は帰宅後洗濯しました。今は綺麗!アフターケア大事。


・塩タブレット
塩タブレット小彩×2
ミネラルタブレット
薬局ではじめて見かけたものを買ってみました。塩タブレットの大袋は現地で開けるとゴミになっちゃうから、先に開けてケースに入れて持っていこうかなあ

⇒小彩タブレットめっっちゃおいしい!これはリピートしたい。人にあげても好評でした。
ミネラルタブレットは昔ながらのいちごみるくキャンディー方式のねじるタイプの包装だったので、時々ポーチの中で緩んで粉が散乱していることが……。ちゃんと密封されているものを選ぼうね……反省……。あと味が好みではなかったかな……。
タブレットは事前に大袋を開けてポーチ2つに分けていったんだけど、なかなかいい作戦でした。テントとか拠点に置いていく方のポーチと、リュックに入れて持ち歩く用のポーチに分けて入れておいて、1日が終わるごとに置いていったポーチから補充。ゴミ出す。数を持って行けるしコンパクトに持ち運べるしなかなか。
結局小彩は人にあげたのも含めて3日間で1.5袋分(1袋10個くらい)消費したんじゃないかな。1日目の殺人ギラギラ太陽のもとでは、水分いっぱい補給したら食べる、頭が痛い気がしたり呼吸していて苦しい気がしてきたら食べて水分摂る、をひたすら繰り返していました。おかげさまであのとんでもない気候の1日目のライブエリアを生き延びられた!感謝!


・帽子
ハット×1
(キャップ×1)
雨だとキャップがほしい(レインコートの下にかぶる)ので一応リストアップ。晴れそうなら思い切って外しちゃう。

⇒結局持っていったのはハットのみ!
このハット、登山ショップで見つけて新しく買ったものなんだけど、めっちゃくちゃ重宝しました。針金が入ってるから、折りたたんだときはたたんだまま広がらないよう固定できるし、広げたときはすぐに成形できてひしゃげない。
紐もついてて飛ばないしぶら下げられるし!柄お気に入りだし!これからも使い回すぞー!


・タオル(翌日以降分は旅行かばんに)
マフラータオル×1
バスタオル×1

⇒保冷バッグの中にタオル敷いてたので実際は1日3枚。マフラータオルは毎日汗でびしょびしょでした。綺麗なタオル使う必要がある時は保冷バッグの中のタオルも使ったりしてた。
バスタオルは日差しギンギラギンだった1日目のみの活躍だったけど、これがなければ生き延びられなかったなぁ……。
転換の時間中は帽子被った上からバスタオル被って影つくって、その状態で必死にハンディ扇風機でクールダウン。それ以外のときは荷物に被せて、太陽熱から飲み物を守る役目を果たしてくれました。(まぁ地熱&反射熱があるから上だけじゃ完全には遮れないんだけどね!でもないときと比べたら断然冷えが長持ち!)
ただし使わない時(曇りだった2日目とか)はかさばってめちゃくちゃ邪魔だったので、その日の気候次第で判断かなぁ……経験を積まねば……。


・保冷バッグ(小さめ二重)
これをリュックに忍ばせてその日分の飲料食料の温度を低く保ちたいと思う。
一昨年一重で結露ひどかったんだけど二重ならいけるのでは……?

⇒二重でも結露はする!!けど一重と比べたら結露具合ひどくない&持ちがよかった!!むしろ一重じゃ今年の太陽には歯が立たなかったんじゃないかと思う。
来年はもうちょっと厚めの保冷バッグ二重でもいいな……


・コンタクト
予備含め5日分

⇒予定どおりに3日分使用。キャンプエリア出たあとに目に入れ忘れてること気づいたこともあったから、置いてく荷物じゃなくてリュックに入れておいて大正解だったなぁ。


・日焼け止め
ANESSA様

⇒元々めちゃくちゃ焼けやすい体質だから案の定今真っ黒なんだけど、「ANESSA塗ってたからこれくらいで済んだ」のか、「ANESSA塗ってもこれだけ焼けてしまった」のかはわからない……来年日焼け止めどうしようかなぁ……
会社では上司や同期に「黒ずんだよね(せめて黒くなったって言え)」「女子にあるまじき黒さ」「デスク(白)とのコントラスト」「こげぱんじゃんおいしそう」「おせんべ焼けたかな」などと言われており、自分の体質が憎らしい今日この頃です。


・リップクリーム
唇の日焼け防止(たぶん効かないけど気休め)

⇒塗ってよかった!!一昨年の太陽ギラギラ16apで塗らなかったときは唇腫れたけれど、今回は腫れなかった!!


・ミニ扇風機
100均のやつ。使うかは謎

⇒なかったら生き延びられなかったっすありがたやありがたや!!
直径5cm高さ15cmくらいとコンパクト&軽量で持ち運びやすい。風の範囲は狭いけど風力はちゃんと強い。
ダ〇ソーのMINI FAN WITH CAPってやつです、いいぞ〜!(回し者)


・ギャツビーのシート
ひんやり、ぬるくなっても体感でひんやりする成分入っているのがありがたい

⇒たしかにひんやりしてありがたかったんだけど、1パックに45枚くらい入ってるのを買っちゃったのは失敗だったかな。5枚くらいしか使わなかったからお荷物になっちゃった印象の方が強いかも。
薬局ではお徳用の枚数多いものしか見つけられなかったから、別の場(コンビニとか?)や別メーカーで数が少ないものを探したいなぁと思います。たぶん1フェス10~12枚入りで充分。


・ティッシュ
ウェットティッシュ(アルコール消毒)
ポケットティッシュ

⇒ポケットティッシュ使わなかったな〜。ウェットティッシュは手拭いたりマイカトラリー拭いたりと重宝しました。12枚入りの枚数感もぴったり!


・虫除けスプレー
でもつま恋はGしかいないらしいのでいらないかも

⇒ほんとに噂どおり、ほとんど虫見かけなかった!なので使わなかった!前日祭以降はテントにお留守番させていました。
なんでなんだろうなぁ……ふしぎ……


・マイカトラリー
組み立ててフォークとスプーンとお箸どれにでもなるっていうカトラリーセットをゲット!活躍が楽しみ!

⇒これ便利だったー!コンパクト!軽い!組み立て解体かんたん!
これもダ〇ソーです、「組み立て式カトラリーセット」ってやつです、もう回し者になります!


・ビニール袋
45ℓゴミ袋
スーパーのビニール袋
あるほど便利!ゴミ入れたり、雨の時荷物カバーしたり、持ち運んだり、何にでも使える。リユース精神。

⇒スーパーのビニール袋、もう何に使ったか覚えてないくらい何にでも使った!やっぱり何枚持っていっても困らない。3日間で8枚くらい使ってる?
45ℓゴミ袋も大活躍。テントに置いていく荷物は基本ゴミ袋に入れてカバー。(そのままだと夜露で濡れる)
ライブエリアも前方は放水があるのでカバーに。
あとキャンプ最終日に宅急便送る時、後ろに並んでいるお兄さんがこまごました荷物をまとめる袋やダンボールがなくて送れないかもしれない、どうしよう、って困ってらっしゃったので、1枚お渡ししたり。
仙台って書いてある袋だったから「仙台の方ですか!ありがとうございます!」って言われたけれど、それ去年のみちのくのapの時に仙台で買った袋なんです!つま恋でこうして役に立つなんて!なんか繋がった感じがしていいですね!なんてお話もしたりして。そのあとお兄さん、私や周りの人に伝票書く机とペンを貸してまわってくださったりもしてて。最後はありがとうございましたー!じゃあ!ってお別れして。
それだけじゃないんだけど、ほんとに助け合いだったんだよなー、同じ村の人たちだったんだよなー、キャンプの人たち。持ちつ持たれつ。
キャンプの話、別に記事設けて書きたいなぁ。書くかも。
と、脱線。
とりあえず、いっぱい持ってたら分けたらすてきなことがあるかもよ!って話でした!


・紙とペン
ライブの記憶を書き殴る

⇒余裕なかったわ〜。これはキャリーの方に入れとくのでよかったかな〜。


・レジャーシート

⇒キャンプエリアくらいでしか使ってないな……繰り返しになるけど夜露がだね……。日中の普通のエリアは芝生が気持ちいいからほぼ直接座ってた。
キャンプエリアの夜ライブが最高だったって話書きt(脱線2)

・レインコート

⇒使わなかったのでキャリーにお留守番!


【ウエストポーチ】
apのやつ。使わなかったらキャリーでお留守番。

⇒超 ・ 使った
がま口とスマホとエリアマップタイムテーブルの紙を入れておいていつでも取り出せる!今までリュックに入れていて取り出ししまうのに難儀していたのが嘘のようにらくちん!!なぜ今までやらなかった!!!!とっても助かりましたセンキュードーモアリガト!!!!
ひとつ難点があるとすれば、布なので毎日汗を吸収しぐしょぐしょになる、サイズが小さい、ということでしょうか。
ここだけ今後対策講じていきたいところだなー。


【旅行かばん】
⇒結局キャリーバッグ&キャリーに付けるよくあるバッグ(伝われ)になったんだけどこのキャリーバッグで地獄を見たね!!!!!!!!
シャトバスからゲートまでの砂利道と、急勾配だらけのキャンプエリアを、あの小さいタイヤで転がせると思ったら大間違いじゃいばっきゃろー!!あほ!!むりだわ!!地獄だったわ!!
次の時には絶っっっ対に大きいタイヤのよくフェスで見るアレ(名前わかんねぇ……トロッコみたいなやつ)にしましょう。本当に地獄を見る。見た。結果前日祭フルで見たのウカスカだけだわ。その前は伸びてたわ。大反省。
ちなみにゲートまでの砂利道で死相浮かべながら荷物引いてる私を見かねて親切なロックンロールおかあさまが「行き先一緒なんだからゲートまで一緒に持ちますよー!」って言って持って運んでくださいました……なにこれap優しくない……?やば……ていうか私がふがいねぇなにこれ……??
ゲートまで昔のapのお話、Mr.Childrenのお話、普段行くライブやフェスのお話、いっぱい聞かせていただいて楽しかったです。
ワイバン行くんですか、行きますよ!楽しみですね!!ってお話もしたんだよね。たしかその方は中止にならなかった28日参戦予定だったと思う。無事に参加されてたらいいなぁ。
と脱線3。


・充電コード&バッテリー②
キャンプなのでコンセントから充電できないことを見越して……

⇒前述のとおり出番はありませんでした!すごい!


・ペットボトルとか
凍らせた水×2
冷やした水×2
凍らせたミネラル麦茶×2
凍らせたポカリ×2
冷やしたマカ×3
35度予想を見て多めに用意しました。
二重にしたダイソー200円の保冷バッグに詰め込んでく。去年100円の保冷バッグ(小さめ)に無理やり詰め込んでいったら結露でびしょびしょ&2日目くらいで大破した。荷物削減でケチったらいけないところ!二重で宿にしたら冷凍庫入れてなくても3日間はひえっひえカチカチよ!キャンプは読めないけど!
愛しの伊藤園のピュアウォーターちゃん、6月で製造終了してしまったそうなので暫定ラスト遠征です。いっぱい記念写真撮ろうな!
去年のツアーで炎天下で保冷バッグでひやひやにしたマカ飲んで幸せになったので今年もやるっきゃない
炎天下で飲む凍らせたミネラル麦茶もサイコーだよオススメだよ
とりあえず飲み物はカフェイン入ってないものをオススメするよ

⇒いくら保冷バッグ二重にしてキャリーに入れててもやっぱりテントは暑かった!1日目の終わりにはテントに残していった冷凍飲料は全部溶けてましたとさ!
冷やした飲料は現地調達でいいかもなぁ。結局着くまでにぬるくなっちゃうし。
炎天下で飲む凍らせたミネラル麦茶ってなんであんなに美味しいの?やめらんないっすわ〜……。
今年のap行ってから街中で「晴れと水」見かけるときゅんとしちゃいますなぁ


・ゼリー飲料とか
ウィダー×1
Qooのゼリー×1
即効元気×2
ソルティライチ×1
あんまりゼリー系ばかりだとお腹を壊すんだけど暑いと固形物を食べる気が起きないのも事実……
去年ソルティライチのパックがゼリーじゃないことに気づかず持って行って、ぬるくなったパックを半泣きで飲み干した記と憶が。今年は冷たいうちに飲みたい所存。

⇒冷たい即効元気とQooゼリーおいし〜!ウィダーとソルティライチどこで飲んだか思い出せない……前日祭……??
もうこれからは即効元気とQooでいいかも……。


・軽食
おからだから×2
ソイジョイ×1
その他カロリーメイト的なものいろいろ3つほど
職場のオフィスコンビニ買ってよく食べてるおからだから、apで食べたら職場でも楽しいかなって……(選出理由……)
基本はもちろんフードエリア、キャンプバーのお世話になる予定✌

⇒3日間のどこかでおからだから1個とソイジョイ1本だけ食べました。暑いと固形物食べる気なくなっちゃうの忘れてた……そんなに持っていかなくてよかったかも。
あ、キャンプバーではソーセージの盛り合わせ食べたなぁ。昨日のオーノー!明日のイェス\イェスッ!/でソーセージ持った手突き上げんの楽しかった〜ふふ〜〜!片手にソーセージ、もう片手にカシオレ持ってたから、別の曲で手パンパン!するところは足でレジャーシートトントン!したりした。だってがっくんが何鳴らしてもいいって言うんですもの。人生初飲酒ライブだった、楽しかったぁ(笑)
脱線4だわ〜


・顔ふくペーパー

⇒キャンプエリアの洗面所が遠かったからねぇ。お役立ちでした!


・歯みがきセット

⇒普通に使った使った〜


・化粧品
ファンデーション(Fasio)
チーク
フェイスパウダー
アイブロー
汗に強いフェス向きファンデーションかつ自分の肌に合うものを試しまくった結果行き着いたのがFasioのファンデーション。近場になくて断念したけど来年はクチコミダントツのエスティローダーダブルウェアさまも検討したく……。
どうせ落ちるからマスカラとかもうしない……。

⇒Fasioのファンデ、あの炎天下汗だらっだらだくだく状態でもぜんっぜん崩れなかったんだけどなんなの??神なの???どうもありがとうこれからもよろしく!!!!


・洗顔セット
クレンジングオイル(小ボトルに詰めて)
洗顔ソープ(小ボトルに詰めて)
化粧水(小ボトルに詰めて)

⇒普通によろしゅうございました


・顔パック
日焼けの後パックしないと翌日しぬ

⇒これのおかげなのかなぁ、あんっっな炎天下にいたのに、毎日テントでせっせと朝夜パックしてたら普段よりも肌がもちもちつやつやになり驚きまして候……。顔パックのおかげ、温泉のおかげ、つま恋のおかげ説がありますがどれが真実なのかは不明……。


・休足時間

⇒今回足裏用(つぶつぶ)と普通の足用持って行ったんだけど両方やってよかったねぇ。足裏用は1日2枚、足用は1日4枚使用。今後もこの枚数目安に持って行きたく。


・消臭ボール
靴用。果たして効果の程は!!

⇒夜露で靴湿ってたこともあって効果あったのかよくわかんねぇ!!というのが正直なところ。いくら消臭ボールとはいえ、靴に入れてたものをほかの場に使うのも気が引けたので、それならスプレーとかでいろんなもの消臭できた方がよかったかも……。


・着替え
※着ていく分(Tシャツ等各1枚)は除外
Tシャツ×5
ウインドブレーカー×1
オーバーオール×1
ガウチョパンツ×2
寝間着用ズボン×1
キャンプサイト用ハーフパンツとレギンス×1
などなど

フェイスタオル×4(2枚ライブ用、2枚保冷バッグ用)
バスタオル×1

3泊4日分はなかなか……。
黒いTシャツは熱を吸収するのでなるべく白系を着ることをおすすめ(体感だいぶ違う)
でも黒で好きなTシャツあるよね!せっかくのapなんだから結局好きなもの着るのが一番だよ!たぶん!

⇒結果、Tシャツ1枚、ウィンドブレーカー、キャンプサイト用ハーフパンツとレギンスは使わず。キャンプエリア、夜は寒いかなと思ったんだけど暑かったっす……。これは年によるかも。
Tシャツは日数分しか使わなかったので。


・圧縮袋
Mサイズ×2
↑の着替えを圧縮したく。
初めて買ったんだけどどうかなぁ

⇒逆に圧縮したことで硬い板状になってしまい、キャリーの中でかさばった……。たしかに圧縮して全体の体積は減るんだけど、他の荷物のでこぼこに合わせられないから逆にデッドスペースができてしまった。小さいサイズの圧縮袋で小分けにしたらよかったのかも。
とりあえず自分の荷造りスタイルには合わせにくい気がしました。生かせたらかなり便利そうではあるんだけどねぇ。


【キャンプ用持ち物】
・チェックインの紙
キャンプの人が必要なやつ

⇒ちゃんと忘れなかった!!結構現地で書いてる人いたね。チェックイン時かなりタイムロスになっているように見受けられたから、やっぱり事前に準備しとかなきゃなぁと。


・テント
ワンタッチで展開できるやつ。家で1回開いた時畳むのにめちゃくちゃ手間取ったので、当日ちゃんと畳めるか若干不安……。

⇒軽いとはいえ荷物としては大きいし、組み立て&設置も畳むのもめちゃくちゃ手間取ってもう泣きそうだった、このまま野宿でもいいかな……って一瞬思った………………。(組み立て方たたみ方の動画見て最終的にはどうにか……)
あとキャリーで運搬してるときに破れたりなんだりもしてしまったので、帰宅後処分の道へ……。安いものだったのでしょうがないかもしれない。こういうものはケチらずちゃんとしたものを買った方がいいかもしれない……あるいはレンタルテント……。(レンタルテント申し込めないかなって思って買っちゃったんだけど現地行ったらめっちゃ受付してた……)
あとここまで夜露夜露言ってきたけどケチらずフライシート買っていればたぶん夜露問題は起こらなかった!ので!結論設備投資は大事!以上!


・ペグハンマー
登山ショップで買った。荷物軽減のためプラスチック製のものにしたんだけどちゃんと打ち込めるかな!?

⇒打ち込めた〜!軽いしナイス!


・寝袋
なるべく軽量(700g)、なるべく小さいもの(29×19cm)をと選んだ。封筒型。暑かったら使わないかもしれない。つま恋の夏の夜は寒いのかしら……

⇒夜が無風で暑すぎたので敷布団として使いました。夜露で湿っちゃったので帰ってから干しました。今回ちゃんと使ってないので、次に使う時には寝袋としての真価を知りたいところ。


・ネビュラチェーン
濡れたタオルとかを干せるかなと。ちゃんとテント内に張れるんでしょうか、乾くんでしょうか……

⇒テント内に張れるスペース&引っ掛けるところがないっていう(先に調べておきましょう!)
なので使いませんでした!
でも実際湿度が高かったので、干していたとしても乾いていたかは不明。次回使用時にお手並み拝見!


・懐中電灯
最初ランタン買おうと思ったけど高かった……。
あと持ち歩き用にリュックにミニライト付けてる。

⇒キャンプエリアと温泉の行き来の時に使ってたんだけど、途中からスマホライト使ってた……。スマホの充電に余裕あればいらないかもしれない。
あとこの記事書いた直後にチケット仲介した母の友人からテント用の照明もらったので、テント内ではそれ使ってました。すご〜く役立ちました!ありがと〜〜!!(見てない)


・サンダル
キャンプサイトの移動にはこちらが便利なそう!

⇒キャンプエリア内の移動がらくちんで大変重宝しました!!前日祭の夜に温泉行く時は靴下+サンダルで出かけたんだけど、斜面を歩く時に靴の中で足が滑って何度かひやっとする瞬間が。自分の中ではサンダルは裸足がいちばん!という結論に。




以上!来年以降に活きますように。

あの日

今日はあの日以来初めて家族で「あの日何をしていたか」を話した。
7年も経ってやっと、その当時は帰ってくるのに精一杯でお互いに話す余地もなかったことに気づいた。

あの日は春休み目前の補講期間で、部活や追試、補習のある生徒だけが学校にいた。
私は部活で使う書類を顧問に提出するために学校に来ていたんだった気がする。……その前に部活の話し合いをしていた?覚えていない。

確かうちの学校は補講期間は活動終了の14:45と完全下校の15:00に鐘が鳴る。
鐘が鳴る中職員室の前に顧問を呼んで、書類を手渡した。
書類に顧問の指が触れた瞬間が14:46だった。

受け取った顧問の指が揺れて見えた。
立ちくらみかと思ったのは数秒で、すぐに地面が揺れていることに気づいた。
教師たちははじめ廊下に出ている生徒にしゃがむよう指示をした。あまりの揺れに泣き出す生徒が出てきて、揺れの大きさに気づき向かいの相談室の机の下に避難させた。

相談室の扉は揺れが収まるまでずっと開いていて、机の下に潜り込んでいても廊下を慌ただしく駆け回る教師たちの姿が見えていた。
教師たちは「大人」だった。
誰も取り乱さず、各階の状況や生徒の保護を第一に考えて動いていた。
その姿が今も胸に焼きついている。


揺れが収まると各学年ごとにひとつふたつの教室に集まり待機するように求められた。
後から教室に来た生徒達の中には泣いている人ばかりの一群もあった。7階の音楽室での部活中だったらしく、階数の高さもあり揺れが大きかったのだという。
ある生徒は、棟と棟を結ぶ連絡階段にいたらみるみる繋ぎ目にヒビが入り壁面が崩れたといっていた。
補習か追試を受けていた一群には、状況を面白がって大声で笑っている生徒もいた。集められてすぐ配られたカンパンと水に遠足気分のようだった。
そんな生徒を見てお気楽さに苛立つ自分もいた。子供だったと思う。


都内の路線はパンクしていたので9割方の生徒が学校に泊まることとなった。
夜までの間何をして過ごしていたかは忘れたが、20:00頃の校内放送を覚えている。
「おいし〜いおにぎりと味噌汁を配ります!」
今は校長先生、当時は教頭先生、その前は私たちの理科の先生だったT先生のおちゃめな声に教室が湧いた。教師たちが男女問わずみなで食堂の残りで作ってくれたというおにぎりと味噌汁。本当に美味しかった。


クラスごとに別れて、非常用で用意してあった保温ビニール?アルミ?でできた袋の中に入って教室の床で寝ることになった。
消灯してしばらくして教師がいなくなって、誰かがケータイを取り出した。地元の路線が使えるようになったか確認しようとしていたらしく、隣の子とケータイを覗き込みながら小声で話していた。
途中でケータイを取り出した子がえっ、と声をあげた。
暗闇の中そこだけぼんやり照らされた顔、こわばった声を今も覚えている。
「海岸に打ち上げられてるって……」
「え?何が?」


そこからどうやって会話が終わったか覚えてない。気づくとはっと目が覚めた。まだ1時間くらいしか経っていなかった。
袋から這い出して廊下に出て、同じように寝れなかったらしい友人と話した。何を喋ったかは覚えていない。何話したんだろ。

そのあともう1度寝ようとしたけれど、さっき聞いたニュースが耳にこびりついて寝られる気がしなかった。目をつぶると想像してしまってだめだった。
もう1度抜け出して、自分の鞄からいつも音楽を聴くために持ってきていたPSPを出してきた。
ばれないように袋に頭まで入って、HOMEを聴いた。「もっと」を聴いた。
声が、音が、耳から身体全部に染み込んでいくようだった。
「Mr.Childrenがいてくれてよかった」と思ってなんでか涙が止まらなくなって、繰り返し繰り返しリピートして聴いた。気づいたら泣きながら寝ていた。


朝になって昼になって、電車が動くようになった人から帰っていった。私も昼頃に帰ったのだったと思う。
電車が動くようになるまでは、教室にあるパソコンでネットを見て時間を過ごした。
クラスメイトのアカウントを通して初めてTwitterというものを見た。
信じられないようなニュース、誰かの気遣う声や災害を生き抜くノウハウ、注意喚起、助けを求める拡散希望ツイート、デマ。
安全なこの教室からは想像出来ないくらい外の世界が混沌としていることを思った。


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あの日以降、一部発電所の停止により都内では節電と輪番停電が行われ、テレビでは連日ACのCMが流れていた。
アニメ・エヴァンゲリオンになぞらえて「ヤシマ作戦」(節電して停電地域の負担にならないようにしよう、電力不足を乗り切ろう)に参加してほしいと市民レベルで求めるチェーンメールが回ってきた。ガセのチェーンメールももちろんあった。よかれと思って回したメールがガセだった時もあり後悔した。反省した。
ニュース番組も不要なコンセントは抜きましょう、トイレの便座の保温はできる限り切りましょうなどと呼びかけ、一方でこの状況に便乗したガセ情報や詐欺が横行しています、電力会社やガス会社の公式HPを確認してくださいと注意喚起していた。この頃のニュースで初めて、関東と関西で電力の周波数が異なり変換が必要になることを知った。普通なら周波数が同じ関東-東北で電力を融通しているが、双方打撃を受けてしまったことで電力不足に陥ってしまった。
新聞の1面右の柱にはいつも行方不明者数等が表記されていて、連日増えていった。あれはいつまで書いてあっただろう。
あの頃地元の駅に行くと、いつもは全部点いている構内の蛍光灯が1つおきについていた。課外授業で西武池袋線に乗ると日中は電車内の電気が全くついていなかった。スーパーからパチンコ屋に至るまで、最低限の看板しか電気が点いていなかった。
電灯の減ったいつもより暗い街を歩いて初めて「こんなに明るかったんだ」と知った。要らないものがこんなにあったんだ、とも。
電灯の数が戻ったのはいつだったろう。1、2年後だったと思う。

前の家(都内)に住んでいた頃だったから、輪番停電にもあたった。
蝋燭だか懐中電灯の灯りの中、母が夕食を作ってくれた。我が家はガスコンロも石油ストーブもあったから困らなかったけれど、オール電化の家はどうなってたんだろう。

夏が近づくとNHKでは毎日のように使用電力量の注意と節電喚起が出ていた記憶がある。実際使用量が90%近くになっている日もあった。
学校でもエアコンの温度は何度以上、と決められていた。



この年だけ、春休みに家族で山口の祖父母の家へ帰省した。そこでの生活が衝撃だった。
街の電気は消えていない。節電の呼びかけもない。あっちで毎日出ている余震のテロップはほぼ出ない。企業CMが普通に流れている。
距離が開くだけでこんなにも違うのだと驚いた。
そしてきっと、自分が普段見聞きしているものも直接被害を受けた地域とは全く違うのだろうと思わずにいられなかった。
こっちは交通とか電気使用量のことばかり意識しているけれど、そんなもの何かや誰かやどこかをなくすことに比べればなんてものでもない。絶対に自分にはそういった人たちの気持ちは理解出来ないし理解した気になっちゃいけない。
そう思うようになってから、「震災」にまつわる何かに涙を流したり「感動」のような心の動きをしてしまったりすることに物凄く罪悪感と自己嫌悪を抱くようになった。
自分がわかった気になってる、共感した気になってるように思えて嫌で仕方がなかった。



話は変わるけれど、他の震災とあの震災との大きな違いのひとつに、電力のことがあると思う。
他の震災における「自粛」とあの震災の「自粛」の意味は違うと思う。
あの発電所で作った電気を使っていたのは、現地の方々じゃなくて関東の人間だった。それなのに住む場所を奪われ風評被害を受けたのはあちらの方々だ。

他の震災での「自粛」を求める非難には、「不謹慎だ」を繰り返すだけで合理性がないものもあるように思う。でも、あの震災で「自粛」を求める非難には、「電力消費量」の問題という合理性があるものも多かったような気がする。これは自分の加害者意識によるものかもしれないけれど。

あの頃電気を使うことにものすごく罪悪感があった。
ライブに行くことにも罪悪感があった。
当時電力不足によって病院での患者さんの生命維持装置に影響が……というようなニュースを見た記憶があって、ライブで大量に消費される電力と生命維持活動に使われる電力とを秤にかけていた。
自分が行かなかったところで消費電力が変わるわけでもないんだけど。
正直今でもこれについては自分の中で結論が出ていない。



そんなわけで、自分の中にはずっと「被災地」に対して戒めと罪悪感のようなものがあった。
「共感」しちゃいけない。まつわる何かに「感動」しちゃいけない。

ずっとそう思ってきた。
2016年までは。



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2016年に、初めて「被災地」と呼ばれる場所を訪れた。
RAF×ap bank fes 2016の開催地、石巻。

初めて訪れた石巻は本当に本当に美しい場所だった。
どこまでも青い空も、燃えるような夕焼けも、流れ星がきらめく満点の星空も、深く澄み渡る海も、夜でも煙をあげる怪しく光る工場地帯も、そこかしこにペイントが施されたシャッターや壁、マンホールが並ぶ街並みも、何もかもが素敵だった。
一目で大好きな街になった。

この美しい海が5年前に牙を剥いたその海とおなじであること、この街のそこかしこに当時どこまで浸水したか示す目盛りがついていること、この工場たちが当時津波により火災を起こしたこと、会場まで行くこの道にはかつて家が立ち並んでいたこと、どれも足を運んでいなかったらきっと知らないままだった。
ほら、やっぱりそうだった。私は知らなかった。私にはわかるはずがなかった。「共感」なんかし得ない。知った気になんてなってはいけない。
改めてそう思ったりもした。

前夜祭を終えて、初日。オープニングを迎え、Salyuと櫻井さんが歌った1曲目は「to U」だった。
きっとこの場所で・この趣旨を掲げて歌うにふさわしい、久しぶりのapで鳴らされるのにふさわしい曲。

みんな泣いていた。きっとある人は現地の方で、ステージの彼らが想いや歌を届けたいと思っていたまさにその人なのだろう。ある人は昔のapに行っていて、この曲が久しぶりに鳴らされるという意味を受けとめるに値する人なのだろう。

自分はそのどちらでもない。
初めてapに来た、被災地の外の人間。

それなのに、その歌詞とストリングスブースに反射して映ったお客さんたちの泣き顔が飛び込んできた時ぼろぼろと泣いてしまった。
泣きやめ、なんで泣いてんだ、お前はなんでもないだろ、自分に言い聞かせたけれど無駄だった。
何の涙なんだろう、でも何かが溢れてとまらなかった。



その日の夜、宿に戻ってかわりばんこにお風呂に入る前。
相部屋になったその人と珍しく少しだけその日のライブの話をした。
何度もapに行ったことのあるその人に、1曲目のことを話した。「自分は絶対に被災地の方の気持ちをわかるはずがないのに、わかる気になっちゃいけないのに、まるで自分も救われたような気持ちになって泣いてしまった。共感できた気になりたくないのに」と。

話を聞いてくれたその人は、少し考えたあとこう言った。
「たしかに被災された方の気持ちはわからないと思うけれど、それはステージの彼らの『救いたい』という気持ちへの共感だったんじゃないかな。彼らが歌ってくれたことで『救いたい』っていう気持ちが救われたんじゃないかな。」


まるで呪いが解けたような気持ちだった。
ずっと罪悪感があった。理解出来ないから何もできないと決めつけていた。
でも、理解できないとしても何かしたかった。たしかに私は、心のどこかで力になりたいと思っていた。
だから今年、石巻に来た。
だから私は、その「救いたい、癒したい」という気持ちに触れて救われたんだ。なんにもできない私がここに来たということ、なんにもできないままに持っていた「救いたい」という気持ちを肯定してもらえたから。

「眠れずにいるあなたに言葉などただ虚しく」、理解出来ない自分がかけられる言葉やできることなんてないと決めつけていた私にとって、この上なく共感できる歌詞だった。
そして、それでもただ「いつの日か過去に変わ」ることを祈りたい気持ちも。

理解できなくても、想ってもいいんじゃないか。
わからなくても、力になれることはあるんじゃないか。
彼らが歌ってくれたように、寄り添いたいと思うことに意味はあるんじゃないか。



そう思えた。
5年目にして気持ちが変わるだなんて誰が思う?私も思ってもなかった。
あの一言がなければきっと今も私は自分で自分に鎖をかけたままだったと思う。
この文章をその人が読むことはないけれど。
あのときは、本当にどうもありがとう。



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2017年にはRAFでまた石巻へ、Thanksgiving25で熊本へ。

同じ年に2箇所の「被災地」に行って衝撃を受けた。
かたや6年前、かたや1年前。それなのに、同じ「地震」の被災地といってもわけが違った。もちろん熊本の被害なんて大したことない!と言いたいわけでは全くない。本当に。
ただ津波というものがどれだけ恐ろしいものかを思い知ったきがした。
日和山から見た景色が忘れられない。

2年目の石巻で見た海も本当に美しかった。白い牡鹿の像がある「貝殻の入江」で戯れた海は、牡蠣や帆立、浜から隣接した森を育てる紛れもない「恵みの海」だった。
でも同じ海が6年前には奪った。その証拠に、ダンパリウム(RAFの作品、海の漂着物や山の廃棄物を木枠でできたドームに吊るしている。具体物としては鹿の死体や漂着した家電等がある)には津波の衝撃で大きく凹んだ浮きが吊るされていた。海辺には白く巨大なコンクリート壁が建設されていた。防波堤のせいで海が見えない、と反射的に思ってしまったけれど、海が見えない方がいいんだ、そりゃ。


RAFの展示で特に印象的だったのは、キュンチョメ氏の作品だった。
津波によって強制的に何かを失わさせられた人々が、今消したい(消えてほしい)ものがあるとすればなんなのか。それをインタビューし、スマホのパノラマ撮影と青空を映すミラーによって擬似的に消してしまおう、という映像作品。

コーヒーとタバコを飲んだ後の口の臭い、農薬、ガイガーカウンター。これらはまだ想像の及ぶ範疇だった。

衝撃的だったのは、映像作品化せず、プリントとして設置していたインタビューたちだった。
震災時県外にいて、震災当時の経験を共有できない自分を半端だと思う人。震災で嫌いだった祖母を亡くし、悲しく思わない自分に自己嫌悪する人。震災によって別の地区のランクの低い学校に通うことになり憂鬱な日々を送る人。
きっとこれらは「メディア」には取り上げられない声だろう。そもそも取り上げる「べき」ものがなんなのかもわからなくなる。こういった個人的な思いを知る「べき」とも言い難い。興味本位でプライバシーを土足で踏み荒らしたいわけではない。
でも、「震災」はただの点じゃなくて、その前にもその後にも続く一つの線の上にあるものなんだということを思わされた。ってまたこれもわかった気になってるような文章でやだけれど。





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そんなわけで、まだまだ、知らないことがたくさんある。
きっと本当の意味では知りえないこと、知ろうとするのもおこがましいようなこともたくさんある。


それでも、寄り添いたいと思った。
何かできるならしたいと思った。
あのtoUを聴いて自分の気持ちを知れたから。


だから、私はこれからも石巻に足を運びたい。他のまだ足を運んでいない東北の地を訪れたい。知ろうとしたい。考え続けたい。
きっとそれに意味はあると信じて。



これが、7年目を迎えた今、自分が思うこと。



2011年3月11日から丸7年。
今日この日に、今現在の想いとしてここに記したいと思う。


そして改めて祈ります。

悲しい昨日が、涙の向こうで、いつか、なるべく近い未来に、微笑みに変わりますように。


どうか。




2018年3月11日  記