半世紀へのエントランス @6/19 長居スタジアム 感想文① ※注意事項その1 福岡初日で1度ちゃんと感想文を書いたのを踏まえて、以降のツアー各公演はその日ならではの感想のみまとめています。 かなり終演後のメモそのままに近いので、箇条書きのノリで読んでいただけたら!! ちゃんと書いた感想文は福岡初日参照↓ 半世紀へのエントランス @4/23 福岡PayPayドーム 感想文① ※注意事項その2 DVD化された公演だけれど、MCやライブの感想はあえてほとんどライブ直後のメモをそのまま使ってます。 勘違いや記憶違いもあると思いますが、ご容赦いただけるとありがたいです。 ではでは以下どん! 【Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス @ 6/19 ヤンマースタジアム長居】 毎度おなじみすみません、なんっがい前書きからスタートします。 半世紀へのエントランスツアーが始まって約2ヶ月。 ついにツアー最終日のこの日がやってきた。 さにやんのTwitterでドームとスタジアムで大きくセトリが変わることが示唆されたものの、スタジアムには結局抽選で当選することはできなかった。 さすがにスタジアムだし、これまでの経験上当日券は出るのでは?出てくれ……!と祈っていたけれど、日産スタジアムは当日券なし。 入ることは叶わなかった。 紙チケ時代のスタジアムって、とりあえずみんな4連番とか2連番で申し込んで当選して、誰か一緒に行くー?って誘い合うみたいな感じだった。 特に日産スタジアムは関東民にとっての地元公演ということもあって、自分も他のファンの方も、家族やミスチルファンじゃない友だちを連れて行くのをよく見かけた気がする。 日産スタジアムって、自分にとってずっとそういう会場だった。 東京ドームだと取れないけど、スタジアムなら、日産スタジアムなら家族や友だちとミスチルのライブを見れる。 そんなふうに叶えてきてくれた会場。 だから、そもそも入れない日がくるなんて考えたことすらなかった。 7万人×2日間。 ここに1日も入れないなんてすごい。 それだけ多くの人がMr.Childrenを好きってことで、年を重ねてチケットが取りやすくなるどころか取れなくなるなんて、本当にすごい。 だけど、ごめんね。 そう頭では考えられても、心穏やかでいること、できなかった。 ファンになって初めて日産スタジアムに入ることができなかったこと、簡単には受けとめることができなかった。 そこから1週間。 もうここしかなかった長居スタジアムファイナルで、ようやく。 当日券を取れた瞬間ホテルの床に泣き崩れた。 どうしてかこの遠征だけメイク道具を全て忘れてしまって、友だちからアイメイクだけ借りていたんだけど、その涙で全部落ちた……(笑) そのまま会場に行ったら某ちゃんに「大丈夫?めちゃくちゃ顔色悪いよ??」って言われて、改めてどうしてよりによってここで忘れたん……??って思ったり……。 けど。けど!!いいんだよ!!!! だって!!ライブに行けるんだから!! Mr.Childrenのスタジアム公演に!!行けるんだから!! それさえあればなんにもいらない!! ヽ(;▽;)ノ そんな情緒ぐちゃぐちゃ人間が飛び込んだツアーファイナル公演、まったく感情の制御が効かず、セトリ1曲目から7曲目まで延々号泣し続けることになってしまいました。 海にてとシーソーゲームで号泣する日が来るなんて思わなかった……。 もしよければ、お付き合いいただけますと幸いです。 話は戻って開演前。 今回の座席はたはら側スタンド、初めての着席指定席。 どんな感じなんだろう……って行ってみたら、あーなるほど!向かいのスタンドから見ると「OSAKA」とかって書いているこのあたりなのね!!ここらへん全部机がついてるんだ! ひとつの机あたり5席が設けられていて、机の前面が赤とか青に塗られている。ここが向かいの席から見ると「OSAKA」とかって見える部分。 イメージ的には、駅の階段に下から見ると文字や絵柄になるように柄がはられているあの感じ。 この5席のいちばん奥が自分の席。 赤ちゃんを連れた親子連れの方を何人も見かけたから、親子席の余り分なのかな……? とはいえ自分のお隣はご夫婦のみの参加だったけれど。 スタンドであり、なおかつちょうどステージ~対面スタンド間の距離の真ん中くらいにある席だから、ステージも会場全体もすごくよく見える。 本当にありがたい……ヽ(;▽;)ノ 屋根もなく日も落ちていないスタジアムは明るくて、対面スタンド最後尾のお客さんもよく見える。 きっとメンバーにも見えるよ! ドームと違って、開演10分前?くらいまでは左右モニターに映像(公演中の注意的な)が流れてる。こういうのスタジアム!!って感じ。 ステージセットは同じ。ドームでは見えなかったけど、明るいスタジアムではステージ上の楽器のセッティングも全部見える。 日産でグッズを受け取る時に1曲目だけ音漏れが聴こえてしまって曲を知っていた(そして両耳塞いで逃げた……(笑))んだけど、ステージに置いてあるたはらさんのギターが真っ赤で、あれっ?? あの曲、あんなギターでやったことあるか……?ほんとに1曲目、あの音漏れで聴こえてしまった曲か……??と疑わしくなる……。 さくらいさんのギターが見えたら確信できそうなんだけど、ちょっと視力的に見えない……。 開演間近の影アナが終わると、会場みんなで大きく拍手! そこからまたいつも通り洋楽メインの開演前SEに戻るんだけど、ここでなんと手拍子が発生! 会場の待ちきれない!って気持ちがそのまま手拍子になったみたいで、こんな手拍子から始まるライブが本当に久しぶりで、嬉しくて嬉しくてたまらない! そのあと、ステージに現れたローディーさんが手拍子に拍手しながら(多分そうだと思う)袖に引っ込むと、それを受けて会場からも拍手が! 一旦そこで途切れていたけれど、また洋楽SEに合わせた手拍子が再開する。 ねえもう今日のお客さん最高すぎる、大好きすぎる(;ω;) ツアーファイナルが最高のライブになることを約束してもらえた気がして感謝しかなかった。 なんて素敵なんだろう今日の長居ヽ(;▽;)ノ ついに開演前の洋楽SEが流れ終わって、ストリングスでアレンジされたあの曲が流れ始める。 きっとこれが最後だろう、なんて考えは全然湧かなくて、ただただもう一度ライブに参加できたことが嬉しい。 自然と涙が出てきた。 映像はドームと変わってないみたい。 今日もまた2人の男女は回転扉に乗り、エントランスタワーが現れ、歴代の彼らの映像が流れ……。 とここで、ドームよりも明るく鮮明な視界の中で違和感を覚える。 京セラ感想文で書いたけれど、ドームでのメンバー登場の流れは、メインモニターの下半分が前&下に出てくる→裏にメンバーがスタンバイ→下半分が上がってメンバーお目見え、という感じでした。 スタジアムでも同じように次第にモニターの下半分が前&下に出てきたんだけど、……なんかやたらに前に出すぎなような……。 え、ドームでもここまで前出てたっけ??気づいたらもうモニターとステージ際の間人一人分くらいの幅しかないんだけど!!(笑) 京セラだと下から見てたからそんなに前に出てるように感じなかったのかな……?? でもそれなら逆に他会場のスタンド席で上から見てる時に気づくよね! モニターのせり出し具合、もしかしてキャパのスケールアップに合わせて進化してた?? 求む答え合わせ!(笑) 下半分のモニターがせり出し終わって、画面上には回転扉のみ。 ついに1曲目が始まる。 鳴り始めたのは、やっぱり日産で聴こえてしまったあの曲だった。 ■終わりなき旅 サブモニター2枚も含めてモニターが4分割表示になり、大写しになった4人が画面に現れる。 ドーム最終曲「生きろ」の大サビのモニター4分割演出を、まさかの1曲目ド頭から。 近年の彼らは同じアルバムを背負ったツアーを2本やるときに1本目のツアーの最終曲を2本目のツアーの1曲目として披露することがあるけれど(リフレクツアー→未完ツアーの「未完」とか、重力と呼吸ツアー→AAGツアーの「Your Song」とかね)、こういった形での継承は初めて見た。 でも実際、「生きろ」と「終わりなき旅」が通じるのってすごくわかる。 違う曲だけれど、同じ精神性を持った曲だと思う。 ……とか感想文を書いてる今は冷静に言えるけれど、ライブのこの瞬間はこんなこと考えられてない(笑) 会えないかもと思ってた好きな人たちがいきなりドドンとでっかく4人映されて、冷静でいられるわきゃないヽ(;▽;)ノ いつもは1曲目で各メンバーの衣装を確認してるんだけど、この日は全然見れなかったなぁ。 日産初日のライブ直後に「なかけーとたはらさんの衣装がオソロだった〜♪」ってツイートに多数エンカウントして自分基準ではネタバレじゃあ!!やめてくれぇ!!(血涙)になってたんだけど、いざライブに参加したらまったくオソロに気づけなかった……(笑) さくらいさんが黒の革ジャン着てるのは次の曲で気づいたような。 かっこいいね。でも暑くない……!?ドームよりむしろ厚着じゃない??? じぇんちゃんは……曲の頭は上着着てた気がするんだけど途中でもう脱いでなかった?見間違い?? (※補記 あとから映画見て見間違いじゃなかったことを確認しました。 まさか曲終盤のさくらいさんの語りパートで早脱ぎするなんて!!(笑) 1曲目終わる前に衣装チェンジって史上最速では????(笑)) この日は生まれて初めて、「終わりなき旅」の歌詞を1曲まるまるマスクの下でなぞった。 もちろん声は出さず唇だけで。 なんだかね、やっと参加できた公演だったから、参加できないかもしれないと思っていた公演だったから、少しでも多く深く彼らの放つものを受けとめたくて。 すごく必死だった。 「息を切らしてさ 駆け抜けた道を振り返りはしないのさ ただ未来だけを見据えながら放つ願い」 その結果、この歌詞がツアータイトル、このファイナルという日と重なって聴こえてしまって、願ったとおりなはずなもののあまりに届きすぎてしまって、ここから7曲目までエンドレス嗚咽参戦に……(笑) ほんと端の席でよかった! 2番サビ~Cメロの歌詞は、こんなにもまっすぐ自分に届いたのは初めてだった。 おそらくこの歌でいちばん多くの人に「支えられた」と言われてきた歌詞。とりわけアスリートの方に。 だから、今までどこか「がんばっている人、すごい人に向けている歌詞」「自分はそこに達していない」と線を引いてしまっていた。 けれど、今目の前で歌っている彼らは絶対そんな線引きしていないって、肌で感じた。 今ここにいる自分たちに向けて届けようとしてくれている、本気で誰もを鼓舞しようとしてくれているのが、今さらながらにありありと伝わってきた。 大サビ前、「ただ未来へと、夢を乗ーせてー……」のあとのさくらいさんのギターの「♪ジャーン!!」、いつもと音が違ってびっくりした。 いつもと同じブルフラなのにどうして?と思ったけれど、のちに映画を観て納得。 いつもダウンストロークだったのに今回アップストロークだったみたい。 自分があの部分がアップストロークの終わりなき旅を見たのは初めてな気がする……。 この使い分けには意味があるのかな。 いつもだったらおわーりなーきたーび、のあとシャウトするところで、さくらいさんが語り始める。 これまたびっくりしました。 「どんなものにも終わりはあるんだと、今は思ってます。 でもだからこそいつまでも続いてくことを願って、だからこそ今ある情熱のすべてをエネルギーのすべてを、音に込めて歌に込めて届けたいと、強く思っています。 今日、2022年6月19日。ヤンマースタジアム長居。 僕らが、Mr.Childrenです。」 このツアーの終わりで、終わりのない旅を歌っているはずの「終わりなき旅」でそんな言葉を耳にして、平然としていられるわけない。 改めてこちらも強く、強く、今日放たれる音楽を全身で受けとめたいと思い直した。 ……結果その想いは全部涙になって出るんですが(笑) MCが終わると最後に「おわーりなーきたーび」のフレーズの繰り返し。 近年どんどん熱を帯びていたアウトロのセッションへは突入せず、いきなり次の曲のあのイントロへ! ■名もなき詩 それまでも泣いてたところにイントロの「♪ジャカジャーン!!」が入ってきてまたもう一段階強く咽び泣いちゃったんだけどもう今日はだめなのかもしれない!!(笑) セトリ序盤で名もなき詩、ってすごくスタジアムっぽいって思った。 自分の原点であるホムスタもそうだし、サンギビ野外編とか。 ……あれ、意外と例が少なかった……(笑) それにしても、まだ2曲だけどこの時点でセトリ全然違うじゃん……?別物じゃん……?? これで同じツアーって言うのは無理あるでしょ……残酷でしょ……;; 1番でたはらさんの右手側からギターを弾く手元が映される。 たはらさんの身体にくっついている青テレの背中側の塗装がたくさん剥げているのが大きく映って、青テレが初めて使われたのは名もなき詩だったことを思い出した。 塗装がこんなにも剥げるくらい何度も何度もこの曲を演奏してきたこと、自分も何度も何度も名もなき詩をライブで聴いてきたことを思って、また泣けてきてしまう。(一生泣いてる) 繰り返しになるけれど、今回は初めての着席指定席。 普通の席と違ってみんな座ってるから、自分と同じ机のお客さん以外は頭すら見えない。 だから始まる前はこのエリアがどんな雰囲気になるのか、自分がどんな感じで参加すればいいのかもわからなくて緊張していたんだけど、この曲ですっかり解けたのを覚えてる。 だってこの曲になったら、さっきまでお客さんの気配が感じられなかった視界のいたるところから、にょきにょき手が伸びてきたから! 「立ち上がれなくても思いを伝えたくてたまらない!」「ここにもいるよ!」って言わんばかりの腕たち、もーーー嬉しくて愛しくてたまらない! 「自分にも着席指定のみんなにもちゃんと届いてること、この手から伝われ!」 「この歌が嬉しくて大好きな自分の気持ちみんなの気持ち、伝われ!」 そんなことをひたすら思いながら一緒に手を振ってました。 普段自分はこの曲であんまり腕を振らないんだけど(聴くのに全力注ぎたくて)、名もなき詩で腕が振られるこの光景、本当に大好き。 Mr.Children・この曲への愛が手という形になっているこの光景。 またこの光景を見られていること、この会場の一部になれたことが嬉しくてただただ泣けてしまう。(また略) それと着席指定席ならではでもう1つ気づいたんだけど、机に手を置くと楽器の一定の音程(低音?)、強い歌声に反応して机が共振しているのが伝わってきました。 目と耳だけじゃなく触覚でも味わえるの、楽しい!! ラスサビの「あるがまーまーのーここーろで!」は、また1段力を込めて思いっきり歌ったみたいで、声が一瞬掠れた。 それが逆に、2曲目なのに温存しようなんて思いもしない/今嬉しいからいま強く歌ってる、って感じがして、涙が;;;;(本当に泣きやめない) このときモニターに映し出された映像もこれまた素敵で……左下(さくらいさんの右手側)からほぼカメラ目線のさくらいさんを撮ってるんだけど、あまりに愛おしげな笑顔だったの……この日いちばん心に残った映像でした……。 例えるなら、I♡U足貸し名もなきのカメラ目線微笑みシーンを反転して、カメラをもう少し下に構えたような感じ。I♡Uのあのシーンも大好き。 収録日だから残るのありがたいヽ(;▽;)ノって思ってたんだけど、このシーンなんとDVDに残らなかった(笑) 全然再現できてないけれどレポ絵描きましたので、よかったらI♡U名もなきと合体させて脳内再生してください!! 「愛情ってゆう形のないもの 伝えるのはいつも困難だね だからdarlin この名もなき詩をいつまでも君に捧ぐ」 本当にこの曲で歌っていることを結晶にしたみたいなフレーズ。 この日この歌詞を聴いたとき、突然雷に打たれたみたいに「あーーーーほんとだ!?!!この歌って愛情を伝えるための曲なんだ!!」って気づきました。あーーーーー!!って指差して叫びたかった!!(叫ばなかった) 何度も聴いてきたはずの曲なのに、ほんとに今更! でも今更今日気づいたのは、今まででいちばん自分がこっちからもステージに愛情を伝えたい伝えたい!って思いながら聴いてたからなのかもしれないな。 そんなわけで泣きに泣いた名もなき詩もついに終わり……かと思いきや、最後の最後でさくらいさんアコギ失敗したのかな?単におどけてたのかな? すんごいおもしろい顔で弾く手元見てたのが大写しになってたけどなんだったんだろ(笑) ここもDVDでは使われてなかったので真相はなぞ!(笑) ■海にて、心は裸になりたがる 革ジャン脱いでさくらいさんは白Vネックシャツに!色んな人が言ってたけど袖口の青いラインの体育着感すごい(笑) スタジアムといえばスポーツだよねってこと……??(そんなまさか) また変なところで涙腺やられてしまったんだけど、 たは側のステージサイドに歩いていくさくらいさんが抜かれた時に、モニターにステージ裏のスタンド席が映り込んでるのを見て「スタジアムだ;;;;」って泣いてしまった……。 そうだよ、昼のスタジアムってドームと違ってステージ裏まですごくよく見えるの……。 今までスタジアムに参加した時に特別に思い出に残っていたシーンじゃないのに、ちゃんと覚えてるんだこんなに(;;) 今回は「海にて〜」という曲にとって初めての野外。 重力と呼吸のときから想像してたとおり、野外すんっっごく似合う!!!! あと個人的な感覚だけど、昔からずっとスタジアムで見るライブに「海」を感じてたんだよねぇ。 スタンドからアリーナを見渡した時に手の動きが波みたいに見えたり、ステージから放たれる光に覆われるとアリーナが凪いだ海みたいに見えたりして……つ、伝わる?(笑) そんなスタジアムでほんとにステージもお客さんも心を裸にしてこの曲を楽しんでるのを見たら、またしても泣けてきちゃう;; スタジアムがほんとのほんとに“海”になっちゃうなんて!! ほんとに“海”にて心が裸になりたがってる「海にて〜」を見れるなんて!!!! いつも楽しい!!しか考えてなかった「海にて〜」でこんなふうに泣く日がくるとは思いもしなかったヽ(;▽;)ノ 1番の「今僕と踊ってるぅ!」のさくらいさんは最初手を広げてぴょんぴょん、そのあと一瞬やらないと見せかけつつきっちり面白ダンス(笑) 改めて見るとすんごい足上がってんなーー身体柔らかいなぁーー(笑) 2番「踊ってるぅ!」もなんもやらないと見せかけてぴょんぴょこしてたような!とにかくかわいいよぉ……。 ほんでサビの左右くねくねも健在……。 この日のさくらいさんは1番ずっとたは側、2番ずっとなか側、ラスサビでやっと花道先端という感じ。この前に参加した京セラ初日では2番サビで花道先端に来てたけど、こういう移動の違い、「ライブ」って感じ。 2番サビを歌い終えて真ん中に向かう途中でスーパーナカケータイムへ。 なかけの肩に手を置きながら、 さく「いやなやつだと考えていてーもー」「実は前から!気になっているーよー!」(「前から」強調する感じ) なか「オーーオーーーー!!」 あーーーこの光景!!この感じ!! ほんとにスタジアム似合うねぇ!!!! ■シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~ ドームでは「もっと自由に!」の口上から始まったこの曲だけど、この日口上があったかまっったくおぼえてない! 代わりにイントロ聴いた瞬間なんでか涙が吹き出した!情緒がおかしい!(笑) 歌が始まったら始まったで、今度はさくらいさんがめちゃくちゃお客さんの顔や反応を見て応えながら歌ってるのがわかってさらに涙が込み上げてきてしまう。 あぁこれだよ、知ってる、これがスタジアムのMr.Childrenだよ、明るい空の下で、お互いの顔を見ながら音楽を愛情をキャッチボールするときの彼らだよ。 いつの間にこんなふうに刻み込まれてたんだろう、今日こんなのばっかり。スタジアムから始まった自分のライブ人生、やっぱり自分のホームはスタジアムなんだって実感したりもして。 このMr.Childrenに会いたかった スタジアムで会いたかった 会えたんだ(;;) この日は京セラで反省(?)した\ちゃーんちゃーんちゃーん!/の動きをちゃんとできて嬉しかったぁ……。 着席指定&席端っこで周りに見えないからここぞとばかりに! 今さらながら、着席だけど全然着席感ない。いつものシーソーゲームみたい、全然不自由感ない。 すっごく「自由」! 音楽は制約を飛び越えちゃうなぁ。 「アダムとイブの時代から~」ではたは、なか、さくが三方向からじぇんの方に歩いてくるのが見えて、なんでかめちゃくちゃ泣けてきてしまって。 そのあとの♪デーデーデデーデd\バーーーーーン!!!!!!/で出てきた花火がドームよりもThe花火だし空に上がってく感じがまたTheスタジアムだしでさらに泣く。 これほんとにシーソーゲーム?こんなに泣く曲だった?(笑) ライブ後にこのあたりの話友人にしたら「『箸が転んでも笑う年頃』の『箸が転んでも泣く』バージョンだね、なんでも琴線に触れちゃったんだね」って言われたんだけど、ほんとにそうだったかもしれないヽ(;▽;)ノ ラストは「ゆ〜かんな恋のう〜〜〜〜……」(さくらいさん中腰で花道からメインステージにバック)→振り向いて中腰ですそそそそ→普通に走って→じぇんちゃんと目線合わせて「た〜あああ〜〜!!」 〆には♪テレレーンとたはらさんのギターも添えられる。 今までのシーソーの最後にこんなオシャレな音あったっけ……?いいわぁ……。 そのあとじぇんちゃんの前に戻ってきたさくらいさんはなぜか手を叩いて爆笑。なにに?(笑) 楽しかったなら何よりだよぉ!! さにやんのキーボによって東京ドームでも聴いたあのフレーズが流れる中、さくらいさんが語り始める。 さく「Mr.Childrenの代表曲をやりたいと思います! 何回も、何回も、何回も何回も何回も!歌って来た曲です。 でも特にね、スタジアムで、野外の広い会場でこれくらいの時間だとみなさんの顔がよく見えて。 この曲を歌っているときのみなさんの笑顔が、大好きです!! 今日ここでまた、大好きを更新させてください! 『このメロディー』!」 あ あ、 うわあああああああああああああああああ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(号泣) ■innocent world という感じで突入したのはこの曲。 ねぇ、あなたが言ったその言葉、さっきこっちも思ったばっかだったよ。 ちゃんと伝わってたよ、明るい空の下の・スタジアムのあなたがどれだけお客さんの顔を見て歌ってるか!!どれだけ嬉しそうか!!!! まさかそれを言葉にして教えてもらえるなんて思ってもなかった、こんなん泣かずにいられっか;;;; 私も野外でこの曲を嬉しそうにやるあなたが、あなたたちが大好きだよ!!!!!!!!わああああああ(泣) そんな状態で始まったinnocent world、当然ほとんど記憶がない!!(笑) なんか歌い出し、「innocentワ〜〜〜アァアァ~〜ウ〜ゥ〜〜……」みたいなめっちゃオシャレな語尾になってた気がする……泣きながら「オシャレ;;;;」って思ったような……。 アリーナのお客さんの手の動きが波みたいでめちゃくちゃ綺麗だったなぁ、スタンドからのこの景色本当に大好き。 あと間奏のなかけー!たはらけんいち!でまたしても周りのお客さんに見られないのをいいことにステージに向かって手きらきら〜!とかやってた。(自分の話) 端っこ席でいつも以上にジェスチャー調子乗りまくってる……。 ■MC1 さく「どうもありがとう! 改めまして、Mr.Childrenです!(拍手!) もう最高じゃない? 先週日産スタジアムの公演が終わって、「次の長居は雨か〜」って来るまで思ってたんですが、見てください!(拍手!) 晴れてて暑すぎなくて……。 暑くないよね?風気持ちいよね?(笑) 今日、5万2千人だそうです! こうして1席も空けずに〜(記憶が曖昧……) あいにくマスクは外せないんですよね。 声も出せない、叫べない、歌えないライブで、みなさんももどかしいと思いますが、僕らもさっきinnocent worldを歌ったとき、みなさんの歌声を聴けなくて、どれだけ寂しかったことか……。 でもその分!みなさんの分までステージの僕らが演奏して歌いたいと思ってます。 だから安心して、最後まで思いっきり楽しんでください! 僕らのホームグラウンドであるライブに、大好きなライブとともにある日常に、ただいまとおかえりを込めて、この曲をお届けします。」 かつては「自分の本分はレコーディング」と語っていた人が、 15周年を過ぎてやっと「ライブが楽しくなってきた」って言っていた人が、 今自然にライブを「ホームグラウンド」と言ってくれていること。 まさにさっき自分もスタジアムをホームだと思ったばかりだったこと。 そんなスタジアムで、自分にとってホームグラウンドのアルバムの、いちばんホームな曲を聴けること。気持ちを乗せてやってくれること。 全部が嬉しくて嬉しくて、これも涙を耐えられるわきゃない(;;) どこかで「愛しい愛しいこの光景」とも言ってくれてたんだけどどこだったか記憶がヽ(;▽;)ノ こんなMCから始まる曲はもちろん! ■彩り 直前のMCはもちろんのことながら、カメラがステージ側からのアングルでメンバーを撮ったときにバックに空とスタジアムの屋根が映り込むのを見てまたスタジアムなのを実感して泣(略) 今回、曲中の照明が緑→紫→虹色(ラスト)って移り変わるのにちょっとびっくりした記憶が。 たしかに歌詞が赤黄色緑(1番)と金銀紫(2番)なんだけど、その中から緑と紫……!?ってチョイスがちょっと意外で。 実際金銀どうやんの??って感じだからそりゃそうなんだけど!(笑) でも赤と黄色は普通にできそうだから、私が気づかなかっただけで赤黄色緑は3色出してたかもしれない。 日中のスタジアムということもあって照明がちょっとわかりにくかったんだよね……ライブ序盤は照明見えにくいこの感じ、Theスタジアムだよね(;;)(いとおし) DVD発売したら確認しようと思ってたんだけど結局見てもわかんなかったなぁ(笑) そもそも考えてみると、この曲ってこんなに歌詞に色が出てくるのに意外と歌詞に合わせた照明演出ってあんまりやってこなかったような気がする。 でも、ドーム公演で歌詞や照明の中で色を表現してきたことを思い出して(Any「また12色の心で」、Drawing虹色照明、僕らの音虹色照明、GIFT「白と黒のその間に無限の色が広がってる」)、 やっぱりスタジアムでも色を大事にしてるんだ、ドームとスタジアムで別々のセトリにはなったけれどやっぱり同じ「半世紀へのエントランス」ってツアーなんだ、って思ったり。 「ただいま おかえり」。 ap'21の配信ライブ同様、ただいまはさくらいさん、おかえりは3人から。 泣きながらマスクの下で、声は出さず唇だけでただいまとおかえりを言った。 やっぱり悔しさはある。 だって待ちに待った30周年だよ、彩りだよ。 15周年と20周年みたいに「おかえり」って言いたかったに決まってる。 でもそれを飛び越えるくらいに、いつもみたいに・いつも以上に「ただいま」を込めてただいまって言ってくれたこと、代わりに言うだけじゃなく、きっと客席の私たちがMr.Childrenのライブに帰ってこれたという意味も込めておかえりって言ってくれたこと。 それがあたたかくて嬉しくて……天邪鬼だから嬉しく思ってしまうことすら悔しくて、またそれも嬉しくて(笑) ぐちゃぐちゃだけど、あーこれもすっごくライブ。 私にとってのMr.Childrenのライブ。 思うつぼすぎて悔しくて嬉しい、これ。 「みっずいろ、オレンジ」のはずむような歌い方に胸をぎゅっと掴まれて、 そこからの、 「今僕の目の前の人の笑い顔を作っていく」 あーーーーーーーーー;;;;;;;;(涙でなんも見えなくなった) これまた悔しいくらい簡単に涙腺やられてしまった、そんな歌詞をそんな笑い顔で歌ってくれるな!! ウソです!!大ウソです!!!! 曲終わりには温度のこもった「ありがとう」の言葉。 ちょっと脱線するけれど、この日聴きながら、自然と仕事をしている自分の日常のことを思い浮かべたりしていた。 15周年、20周年のライブとは違う聴こえ方。 そりゃ当然で、当時はまだティーンエイジャーだった。 15周年の年に彩りからMr.Childrenと出会った自分にとって、この曲は全てのMr.Childrenの曲の中で1番長い時間自分の人生と伴走してくれた曲でもある。 あの時はこんな聴こえ方じゃなかったな、って思いながら、それだけ長い時間この曲と過ごしてきたこと、いつの間にかMr.Childrenの音楽と過ごす人生がそれだけ続いてきたことを実感したりもしました。 だからやっぱり僕の方こそありがとうなんだってば;;;;(曲フライング) もらいっぱなしだよ!!もう!! ■口笛 「僕らのいまがもう二度と途切れないことを願って、この歌をお届けします。」の言葉からのこの曲。 なんだか最近MCにはっきり歌詞を引用することが増えてきた気がする。 ドームのAny後やGIFT前のMCしかり。 そこまで具体的に言うんだ、とちょっと意外。 何年か前の想像力についての話を思い出したりもする。 口笛、そうか口笛かぁ!! ドームではやらなかったけれどUNITEでやってたもんねぇ、30周年でやるべくして披露された曲って感じがする。 自分にとって口笛がいちばん思い出深いツアーがリフレク(屋内)なのと、夕暮れのイメージがある曲だったこともあって、昼間の野外で聴いているのがなんだか不思議な感覚でした。 でも、よく考えたらシフク横国とかホムスタとか印象的な野外ライブもあるから、長く足を運んでいるファンの方にとっては懐かしかったりもしたんじゃないかなぁ。 あるいはあのライブ映像に憧れがあるファンの人にとっては念願が叶った瞬間だったかもしれないね。 自分もホムスタに参加しているものの、当時人生初ライブ&ほぼ曲知らずに行ったからあのエクストリーム合唱アレンジがまったく歌えなかった記憶しかなくて……懐かしさを感じるには至れなかった……(笑) UNITEでは「子どもの頃に〜手を広げている」が全部下パート(オク下げ)だったのに対して、今回は全部上パート(オク上げファルセット)。 UNITEのオク下げもびっくりしたけれど、今回全部ファルセットで歌い通したのにもかなりびっくりしました。 喉の調子なのか演出的意図なのかなんなのか……どうなんでしょうね! この曲でも曲終わりでさくらいさんからの「ありがとう」があったんだけど、言う前にモニターがブラックアウト。 ちょっとした偶然だけれど、逆にこれによってこの「ありがとう」がその場で急に言いたくなって出てきたものなんだろうってことが一層伝わってきて涙腺が(;ω;) そんなわけで会場では表情を見ることはなかったわけですが、DVDではしかと残してくだすってた!! ありがとうございます!!ありがとうございます!!!! ■MC3 たぶんここで「後ろ見えてるよー!」と声をかけてくれてからMCへ。 昼間の光でほんとに客席最後尾までくっきり見える、あぁスタジアムヽ(;▽;)ノ 周年ツアーのファイナル公演、しかも収録日。 一息ついてのMCはどんな内容になるかな?と思ったら。 さく「今日、6月19日…… (ファイナルって言うかな?収録日って言うかな?) 父の日なんだよね?」 そうですね!!???!!!???!!?!!???!!!!!!!!(笑)(笑)(笑) 繰り返すけど周年ツアーのファイナルよ?? 何十万人規模のツアーしてる人よ?? それなのに生活者としての感覚の見失わなさがすごすぎる……。 てかなんならこっちは忘れてた(ごめんね!) さく「お父さん、いますか?(笑)(手を上げる人いっぱい!) いつもご苦労様です!! 妻のため子どものため……家族のため日本のため世界のため社会のため!いつもほんとにありがとうございます! そして逆にそんな父……旦那さんを置いてここに来ている人もいらっしゃることでしょう(笑)(会場笑)(わ、私…………) ちゃんと、帰ったらフォローしといてくださいよ? Mr.Childrenが『ご苦労様です、いつもありがとうございます』と言っていたとお伝えください(笑)」 はーーーーーい!!!!!!(笑) 父の日トークしている間にさくらいさんはセンターステージ着。 たはらさんとさにやんがやってきたのは後からだったかな? ドームと違ってリズム隊は出てこない。 さくたはさに3人体制かぁ……。 この布陣で自分が見たことあるのヒカリノアトリエツアーの蒼なんだけど、さすがに野外では無いよなぁ!! やってほしいけど!!(笑) さく「ギター、たはらけんいち!」 たはらさん、黒いピックを咥えたままお手振り。 お口はピック置き場ですか?(笑) とか思ったのもつかの間、たはらさんの手元に気づいて気が気じゃなくなる。 アコギ……!!激レアたはアコギ……!!!! 指板のポジションマーク星っぽくない!?違うか!! たはアコギ曲って言ったらなに!?リグプロmy life!?!! この布陣でそりゃないか!?!! わ、わからん!!!! でもこの5秒後にはわかる答えを爆速予想してる時間がいちばん楽しいよなライブって!!!! さく「ロマンチックな曲をやります。 次の曲は、30年以上の歴史を持つ曲です。 つまり、デビュー前からやっている曲です。」 あーーーーー!!!!てことは!! さく「座った方が聴きやすいという方は、どうぞ座ってください! (ドームから引き続き座らん客(笑))(この頑固さ嫌いじゃない)(むしろ好き) ……僕は座ります(笑)(と、プロンプターに腰掛ける) なぜなら?この方が感じが出るからです。 運転席に座っている感じで、(お客さん察して拍手!)お届けしたいと思います。」 はいはーい!!理解!!!!なるほどね!!!!!! ■車の中でかくれてキスをしよう というわけで「デビュー前から披露してる曲」枠常連の車の中で略さまでした!! まさか周年ツアーで2連続でやると思わなくってけっこうびっくり。 でも前回ことThanksgivingでは真っ暗なドームでさくらいさんひとり(※メインステージにはさにやんいたけど)でしっとりアダルティ(吐息やばかったよね〜〜〜〜〜〜〜なんで映像化してないんだまじで)、だったのに対して、今回は開放的で明るいスタジアムでさくたはさに3人。 周年ツアー2連続でこんなにコントラスト出してくるとは! プロンプターに腰掛けるさくらいさんは、重力と呼吸ツアーの秋がくれた切符よろしくリズムに合わせて足をぱたぱた。 こんなに遠いスタンド席でも黒い靴がぱたぱた動いてるの、肉眼でちゃんとわかる……。嬉しい……かわいい……。 しかしながらマイクの先端覆うように両手で持ちながら歌うのも間奏の吐息マシマシパートもしっかりSexy……反則でしょこれは……。 これがほんとのセクシーなのキュートなのどっちが好きなのってことね?? そしてもう1つのSexy要素がたはらさんのアコギ指弾き! 今ツアー中はothersでエレキの指弾きを見ていたものの、othersは夜の街みたいな暗めの照明でしょ? そんなアダルティな(アダルティとかセクシーとかこればっか言ってるな……)雰囲気で披露されてた指弾きを、こーんな広い空の下で普通に見ているっていうのが、なんだか……すごく背徳的な気がしてしまう……(笑) 指弾きってほんとはそんなに珍しいものでもないはずなんだけど……! そう、ちょっと話戻るけれど、そもそもこの曲って「車の中」っていう密室の中の秘やかなやりとりを描いた曲なわけで……それを天井ぱっかんで明るいスタジアム、しかもセンターステージで360度人に囲まれている状態で披露するって、かなり倒錯的だよね……。 なんかすごい……なんていうか……普通の曲をスタジアムでやるよりも露出してる感が…………(笑)(ごめん) 車の中で略ちゃんもびっくりしたでしょ?わかるよその気持ち(笑) ■MC4 さく「次の曲のため、あの2人もお呼びしたいと思います。」 様子を窺う感じでじぇん&なかけがメインステージの階段を上がって登場。 さくらいさんが「原人発見(笑)」とか言うと、乗っかって原人っぽい顔と体勢を作って出てくる約1名(笑) 長々ものを拾って食べる小芝居を始めるじぇんちゃん。 緑のピック食べる真似してた気がするんだけどわざわざ持ってきたのかい……?(笑) さくらいさんの「早く来てください?(笑)」のつっこみを受けると、きゃぴっ!と立ち上がってるんるんで花道へ! かわいく手もつけて乙女な感じ。 花道の途中では、なかけを振り返ってぴょんぴょんしながら頭の上で「おいでおいで!」のポーズ。もちろん乗らないなかけ(笑) んでこの光景を見たさくらいさんの笑い声が思いっきりマイクに入って愛し〜〜〜(´;ω;`)(「あっはっはっは!!」って感じ) やっと全員センターステージに到着して、オフマイクのじぇんちゃんとマイクオンのさくらいさんが話す。 さく「(風)気持ちいいでしょ?」(的なコメント) じぇ(ほんとね〜)(でも雨が……) みたいなことを言ったみたいで?あるいはさくらいさんが勘違いして? さく「雨が降る!?ほんとに?!!?!」 会場「!?!!?!」 じぇ(うそうそ!) さく「嘘つかないでください!!(笑)」 収録日にこれでいいの?????????(笑)(笑) さく「この気持ちのいい感じのまま、次の曲をお届けします。」 ■Sign これまた周年続投!! こっちは同じThanksgivingでもスタジアムの方でやった曲だから馴染みがあるはずなものの、メインステージでの披露(Thanksgiving)とセンターステージでの披露(今回)でこんなにも印象が変わるものかとびっくりしました。 なにせ今回はさくらいさんがセンターステージじゅうを歩く歩く、歩き回る。 もちろんThanksgivingや他のツアーでも歩き回ってはいたけれど、その比じゃない。 360度ぐるりと囲うお客さんを見渡しながら歌う姿は、「もう何一つ見落とさない」を体現するようだった。 そしてこの日「もう何一つ見落とさない」が向けられたのは、きっと客席だけじゃなかった 。 微笑みながら歌うさくらいさん。 彼がぐるぐると囲うように歩き回ったまんなかには、時折視線を向けたその場所には、同じく笑顔で奏でる彼らがいた。 ひとっことも言われてないけどさ、でもきっとそういうことだって思ってしまう。 だって私たち、何度照れ隠しで意味わかんな……遠回しの愛情表現見せつけられてきた? 「歌が歌って欲しいって言ってるから代わりに歌います」とかさぁ、「今ここにいないあなたに向けて」からのピンスポ3本とかさぁ!! あんなにストレートに「君が好き」とか「ダーリンダーリン」とか歌う人が、身内に向いた瞬間なんであんなにオブラートに包んで包んでの婉曲愛情表現になっちゃうんだろう。 そういうところが刺さって刺さってたまらないんだけど。 そんな光景を何度も見てきたから、はっきり言われないことで逆にこれもそうなんじゃないかって思っちゃうのです。 抱きしめるようにマイクスタンドを握り込んで歌う姿を見ながら……どうなの?どうなの!!(笑) 曲が終わるとメンバーはメインステージへ。 照明を落としていても戻っていく姿がくっきりはっきり見えるのはやっぱり初夏のスタジアム! まーたサンギビのときみたいに花道を戻る塾友を見てスクールバッグの幻覚を見てしまう……。 (※解説:なか&たはがギターやベースを肩掛けみたいにして歩く姿がスクールバッグぶら下げてるように見える) ■タガタメ 花道戻って1発目の曲はこの曲。 ここからセトリがドームと同じ流れに突入するのを予感させられる。 ドームではフラッシュのような白い照明がいちばん印象深い曲だったけれど、スタジアムで聴くこの曲では赤い照明の印象が強く残った。 というのも、曲中で赤い照明に真っ赤に染められたメンバー……特になかけが何度もモニターに抜かれていたからなんですよね。 このなかけを抜いていたカメラはアングルがかなり印象的で、中央やドラムの方を向いて演奏するなかけをドラム側から抜くように設置されてる。 時々カメラからすると右側、ステージからするとたはら側を向いて、3人を映すこともある。 つまりモニターには、青空と客席をバックに真っ赤に染まったなかけ・メンバーが映し出される。かなりのインパクトだった。 この光景を見て初めて思ったけれど、ドームが暗くてわからなかっただけで、もしかしてドーム中もなかけはずっとバンドの方を向いて演奏していたのかな。 それともスタジアムから?長居から?この公演から?どうだったんだろう。 ドームのときもステージから放たれる鬼気迫るまでの叫びや音圧、刺すような光と立ち尽くす客席に揶揄めいたものを感じていたけれど、スタジアムのこの赤く染まったメンバーとそのバックの客席・青空のコントラストはまた格別だった。 ステージの上の赤い世界とその後ろに広がる世界は、隔絶されているかのよう。 ある意味、今回のこの歌で歌われている(であろう)争いの渦中にある人たちと、それと比較すれば平穏と言える場所で生きている自分たち、っていう構図とも相似形だったかもしれない。 この曲を聴くと、4人の大人としての姿勢を思う。 こんなにも切実に真剣に向き合っているのを目の当たりにすると、心の底から敬意が湧き上がってくる。 それと同時に、自分はこれだけの切実さを持って向き合えているだろうか、向き合えるだろうかとも思う。 とてもYesとは言えない。 もっと手前の、自分の生活までにしか気持ちが至らなくて。 叫びながらも手を動かすさくらいさんを見ながら、「アコギをかき鳴らす」の「かき」って、「かき立てる」とか「かき乱す」の「かき」と一緒なんだな、なんてことをぼんやり思ったりもした。 かき立てられる。かき乱される。 これでいいのかって。 耳が痛い。 ■Documentary film やっぱりここは代替不可な流れだよね。 ドームから続投してのDocumentary film。 ドームと同様にタガタメが終わったあと、画面いっぱいに日常風景を切り取った写真たちが現れて、それらが集まった1点からピンスポが放たれてさくらいさんを照らす……のは一緒なんだけど、スタジアムのこの明るさだとさすがにピンスポの光もほぼ見えない。 こういうときドームとスタジアム両方収録してくれ〜〜!!の気持ちが強まりますな……結果的に今回は両方収録してくれて本当によかった……。 と、同時に今からでもサンギビドーム出して!?!!の気持ちも強まる〜〜!! CENTER OF UNIVERSEのビカビカレーザーはやっぱりドーム映えだよぉ!!!!(しつこい) この曲のモニター映像はフィルムの中の映像っぽさを強調するように色調フィルタがかけられている。 ドームではそんなにわからなかったけれど、自然光のもとで肉眼で本人たちを見れるスタジアムだと、モニターにどんだけ強いフィルタがかけられてるかわかってちょっとおもしろい。 モニターと本物でさくらいさんのシャツの色違いすぎる!(笑) あとドームに比べてモニターにリアルタイム映像を投影する範囲(本人たちを映す範囲)が広くなった気がするんだけど、これは気のせいかなぁ……。 PR