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半世紀へのエントランス @4/23 福岡PayPayドーム 感想文①

遅筆でおなじみこんにちは!全部書き終わってから前書きを書いているんですがいつのまにか8月よ!ウソでしょ!
ツアーが終わってもう2ヶ月ほどになってしまいますが、30周年ツアー最初の日、そして3年振りのツアー最初の日である福岡初日公演の感想文をお送りします!

どう書くか悩んだんですが、今回の福岡初日の感想文はドーム分総括ということで福岡初日の感想+その後の他公演のこともちょこちょこ言及するにして、他ドーム公演は各公演独自の感想を書いていくようなスタイルにしようと思います。
毎度のことながら「レポ」<<<<<<「感想文」、つまり主観だらけなのでご承知おきください!
でも少しでも楽しんでいただけるものがあれば幸いです……!!


ではではスタート!





【Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
@4/23 福岡PayPayドーム】





3年振りのツアー、そのはじまりの日。
どれだけこの日が待ち遠しかったことか!どれだけ楽しみだったことか!
もう言うまでもないよね、みんなそうだったでしょ?
だって会場に着いたらそこかしこで「わーーー久しぶり!!」「元気だったー!?」って声が聞こえてくるんだもの。
道行く人みんなに「わかるよ(;;)」って言いたくなるくらい、この日のライブ前の会場は再会の喜びに満ち溢れてた。

かく言う私もそのひとり。この3年間ずっと願っていた再会に、開演前から何度涙目になったことだろう。時々ほんとに涙も出ちゃってたなぁ(笑)

この3年間のこと、道行くお客さんのツアーグッズの着こなし(さっき白のミスチルくんTシャツでペアルックのお客さんがいてー!えーかわいい!!)、お互いの買ったグッズや会場のこと(ところでいつヤフオクドームからPayPayドームに改名したんすか??)、今日のライブへのどきどきわくわくを分かちあっては会話に花を咲かせる。

嬉しすぎて楽しすぎて、開演前から幸せすぎて。

あぁ、私これが好きだった。ツアーってこんなだった。

Mr.Childrenに会いに来たら、Mr.Childrenを好きな人がいっぱいいて、そしてMr.Childrenを好きな大好きな人たち・大切な人たちに会える、それがツアーだった。

私今、「Mr.Childrenのツアー」に来てるんだ。

そう思って、開演前から何度も胸がいっぱいになった。

改めてだけど、この日、そしてこのツアーで会ってくれた人たちに、心から感謝をお伝えしたいです。
大げさじゃなく、自分にとってはこの再会や出会いがあったからこそのこのツアーでした。
本当に本当にありがとうね。


楽しい時間はあっという間で、開場時間を過ぎたと思ったら、あっという間に開演時間も近づいてくる。
ギリギリまで会場内外で再会の喜びを噛み締めて、いよいよライブへ。

この日の席はたはら側の少し高めのスタンド席。ステージより対面側に近い席ということもあり、ステージの全貌が見渡せる。
AAGの福岡は注釈席(ステージサイドなおかつかなり上空)だったから2日間見てもなおステージやモニターの全貌がわからなかったっけ……なんなら次の札幌で初めてさくらいさんの顔を見た記憶があるぞ……(笑)

それにしても福岡ってツアーの初日が多い気がするなぁ、自分が行った中だと未完、AAG、そして今回。
開演前に噛み締めた懐かしさには、ちょうど前回のツアー(AAG)が福岡はじまりだったこともかなり影響してる気がする。

話をステージに戻しましょ。
前回の周年ツアーことThanksgiving25はどデカい1枚のモニターのみというかなりイレギュラーなスタイルだったのに対して、今回は従来に近い布陣。
左右に小さめのモニターが1枚ずつ、中央に縦長(ほぼ棒)のモニターが13面ある状態。重力と呼吸のすのこモニターの再来って感じ!
この中央のすのこのことをこれから「メインモニター」って呼ぶのでよろしく!左右モニターのことは「サブモニター」って言うよ!

今回ちょっと違うのは、左右モニターの下にも空きスペースを埋めるようにすのこモニターが設置されていたこと、ドラムセットの上空にも屋根みたいに短いすのこモニターが設置されていたこと。
サブモニター下のすのこは左右でそれぞれ6本ずつ、屋根すのこは7本。こうしてみると今回すのこだらけのステージです。(すのこだらけとは)

花道はまっすぐ伸びて先端に正方形のステージが設けられているという従来の形態。
また、AAGみたいにメインステージ含めて床がモニターになっているという様子もなさそう。

トータルで見ると、過去の周年ツアーよりもシンプルかもしれない。でも彼らのことだしステージをシンプルにしても十二分に届くって判断のもとの選択だろうからなぁ……逆に「小道具なんていらない」と判断させたそのセトリ・ライブがどんなものなのかそわそわしてしまう…………。

……と、当時の私は書いてるけど後の公演でモニターの動きを知った今となってはシンプルなんてとんでもねぇっす。
なんであれがそうなってこうなる????意味わからん……………………(※褒め言葉)(詳しくはのちほど……)

開演前SEはおそらくまたメンバーセレクトであろう洋楽たち。
毎度のことながらほとんどの曲がわからない中、唯一キャッチできたのはOverでおなじみ(?)の「Alone Again(Naturally)」!!
ねぇこれまさかOverが来る伏線じゃないよね??これで来たら笑っちゃうんだけど!!(笑)
※まさかの翌日の伏線になる

開演時間の直前で開演前アナウンスが流れ、開演時間を過ぎてしばらく経ってまたアナウンス。
2日目以降はほぼ開演時間のとおりに始まったけれど、初日はけっこう遅れたんじゃないかな……15分くらいは遅れてそうな気がする。
洋楽SEが何度か流れて途切れてを繰り返した後、途切れてそのまま、Mr.Childrenのある曲が流れ出した。



■SE1:

ごめんなさい、この曲のタイトルは書かないことにしているので、曲名の記載なしにさせてもらいます……。

びっくりでした。会場が明るいまま流れてきたのは、弦楽四重奏にアレンジされた、私が世界で一番好きな、ずっとずっとMr.Childrenのライブで聴きたいと願ってきた曲だったから。

でも、でも!!!!(笑)
ごめん!!!!めちゃくちゃ正直に書くよ!!!!
なぜにインスト弦楽四重奏!!!!!!(笑)(笑)(笑)

なんでかこの曲、自分がライブに行くようになったこの15年間、自分が落選したライブでだけ演奏されてて、一度もライブで聴けたことがないんです。

何度聴けなかったことを思って泣いたかな、何度聴ける日を思い浮かべて泣いたかな、ほんとにもう数え切れない。
ほんとにずーーーーーーーーーっっとずっと願い続けてきて、その果てに30周年で初めて聴けたかと思ったら!!インスト弦楽四重奏って!!歌わんどころか本人の演奏でもないって!!!!ねぇこんなことある!?!!?!?!(笑)(笑)

しかもちょうどタイムリーなことに、開演前にお友達さんとの会話で「ずっと聴きたいと願ってきた曲だけどもしこれから一生聴けることがなかったとしても受け入れる」って言ってたんだよ。

言ったけど!!!!でもさぁ!?!?!!なんか……ねぇ!?!!?!(笑)普通このパターンは想定してないって!!!!(笑)(笑)
あまりのフラグ&フラグ回収っぷりに終演後お友達さんと合流したとき「逆に持ってる!!!!(笑)(笑)」って言われて笑っちゃったよ!!ほんとにねぇ!!(笑)
そんなわけで嬉しいよりも別の感情が勝ってしまった初日でした…15年の蓄積に免じてたのむからこんな感想だけど見逃してください……(笑)
でもね、初日の終演後にお友達さんの感想を聞いたおかげで2日目以降はだんだんと素直に聴けるようになっていきました。ほんとにありがたいや……。

うーんでも、100歩譲って歌わなくてもいいからメンバーの演奏聴いてみたかったな……いやでもその場合はその場合で歌って!?!?!!ってなってたんだろうな……。
結局ね……口では物分かりよく色々言ってたけどね……自分は全然諦めてなかったんだなと実感しました……。そう思うといい経験だったと言えるのではないでしょうか……。(まだオープニングなのにまとめにかかっちゃったよ)

話は戻るけれど、今回の弦楽四重奏は1番+アウトロという構成。
1番だけ流れるならインスト→ほんとに歌う、という展開もあるかもしれない……!!とちょっと期待してたんだけど、アウトロに入った時点で「あ、これはインストで終わるやつや……」と気づいてしまった……勘のいいガキは嫌いだよ……(笑)(ガキって年齢でもないっていう)
ちなみにこの後懲りずに「本編最後とかアンコール最後で歌ってくれないかな……?」→何も起こらずライブ終了→退場曲で流れて「ワンフレーズだけでも歌ってくれないかな……?」→撃沈、のコンボまでキメました。(無駄に何度も期待して失意を繰り返してる人)
数時間前に一生聴けなくても受け入れるって言った人誰……。

福岡初日はお客さんの手拍子の音量がかなり大きくてちょっと聴こえにくかったけれど、2日目以降は曲が始まってからお客さんがちょっと手拍子ゆるめるようになったおかげで聴きとりやすくなった……気がする。ありがとうお客さん……。

そのまま曲が流れ終わると、照明が落ちる。
いよいよ始まる!!!!



■SE2:Memories
メインモニターが点いて、画面にはベストアルバムのCMの「エントランス」(回転扉)と男女が現れる。オープニングでCDのCM使うのって珍しい!!今までってリフレクくらいだよね……!?
BGMは神秘的な新SE→Memoriesのイントロの繰り返し。
流れ始めた時「え、まさかのMemoriesが本編1曲目……!?!?!!」って衝撃的だったんだけど、歌が始まるかと思いきやイントロ部分の繰り返しだったからまたしても勘のいいガキになってしまった……。まさかオープニングまでの時点で2曲も本人ノー演奏&ノー歌唱曲が出てくるとは……(笑)

映像では男女がそれぞれ森の中を走っていて、回転扉にたどり着く。ふたりが回転扉に乗ると扉が回り始める。
回転する間、ふたりの背景は次々に変わっていく。都会(街)、宇宙、水中(水族館の水槽)……。このチョイスはどんな意味があるんだろう。

扉の中でふたりはお互いを求めるけれどガラスに阻まれて、さらには回転の遠心力?によって引き離される。
するとこれまたベストアルバムのCMで登場するエントランスタワーがメインモニターに現れて、CMみたいに上からスクロールするようにカメラの目線が降りていく。
石像、垂れ幕、エントランスマンの電灯……。
初日は気づかず2日目で気づいたんだけど、石像、よく見ると口パクでなにか喋ってる。
結局最終公演まで何言ってるかわからなかったんだけどなんて言ってたのかなぁ……口の動き的に私は「行くぞ」??って予想してました。

一番下にカメラが降りてくると最初に登場したあの回転扉が回っていて、回転扉を残してメインモニター(上部)が真っ暗になり、これまでのCDジャケットやMV映像がモニター上部から次々に飛び出してくる。

ここから音楽がMemoriesじゃなくて新規のものに切り替わる。弦とか金管とか木琴?の音が聴こえて、オーケストラっぽかったと思う…。木琴かわいかった。
全部のCDが飛び出し終わると、君がいた夏のMV、イノワーかアトハツアーの映像、シーソーのMVに空ツアーの特効(歌ってる映像じゃなくて特効の映像なのちょっと笑った(笑)空っていっつもこの扱いじゃない?(笑))、いっつゆーMV、終わりなき旅のMV、DISCOVERYツアーの映像、口笛MV、……みたいな感じで過去の映像が順番に流れてくる。

これ、流れてる途中であれっと思ったんだけど、全部ライブ映像か本人の姿が映ってるMVを選んでるんだ。アニメーションのMVや役者さんのみが出てるMVはひとつも選ばれていない。

ねぇ、こんな日が来るなんて想像できた?

かつて「覆面バンドになりたい」「ライブは好きじゃない、レコーディングが本業」とすら言っていた彼らが。10周年を越えて、20周年を過ぎて、30周年ツアーのオープニングで彼ら自身の映像を、ライブの歴史を流してくれてるなんて。
生身の彼らを流して、肯定してくれるなんて。

こんな「Mr.Children」になってもう8年も経つのに、未だに慣れないよ。何度でも嬉しくなってしまうよ。

映像がSENSE、ポプザ2012、ブラオレ……と来ると、込み上げるものが大きくなって嗚咽が止まらなくなった。
このあたりになるともうどれも思い出が、思い入れがあるライブたち。
参加できたものも、参加したくてしたくてたまらなかったけれど、できなかったものも。

今回のベストアルバムの収録曲を見た時にも思ったんだけど、今回のベストアルバムが初めて、全ての収録曲が自分がファンになってから出た曲なんだよね。
ずっとMr.Childrenのことを「追って」きたつもりだったけれど、いつの間にか一緒に過ごした時間も長くなってきて、一緒に過ごしてきた時間も「歴史」の一部になって、それは彼らの歴史の一部が自分と彼らとの歴史でもあるってことで。そのすべてが本当に嬉しい……。
見てるとき、こんなに難しくは考えてなかったけれど、流れてくるあのツアーこのツアーの映像を見ながら、本当に万感の想いでした。

モニター上部の映像が流れ終わると、真っ暗なステージには回転するエントランスだけが残されている。
エントランスの映像リアルすぎでほんとにそこにあるみたいだった……。
それもふっと消えて、暗い会場に照明が瞬いて。
ワンツースリーフォー!のカウントが響いて。



■Brand new planet
暗い中に突然広がる宇宙みたいな色彩の照明、宇宙みたいに浮遊感のあるあのギターの音色。からのこの曲。
もーーーーーーーーー嬉しすぎて目から涙が吹き出したんじゃないかって思ったヽ(;▽;)ノ

開演前に1曲目予想の話をしてて、「この2年間ファンにとってすごく大事な曲だったと思うから、1曲目にやってほしいなぁ」って言ってたの。何度「新しい欲しいまでもうすぐ」って言い聞かせてきた?ほんとに今日までを支えてくれた曲、約束の曲だったと思ってたから。
だからこの曲を1曲目に選んでくれたのが、「約束覚えてるよ、わかってるよ!!『もうすぐ』は今ここだよ!!」って言ってくれてるみたいでもぉーーーーーーー;;;;;;;;
ずっと泣いてたまじで……せっかくコンタクト両目入れて即効ブルーベリーも飲んだのにさ……もうぼやけるぼやける……しょうがないよ(笑)

ぼやけつつもびっくりしたんだけどさくらいさんの衣装なんかめっちゃカラフルだったな……。中が黄色をベースにしつつところどころペンキついたみたいなカットソー+青のシャツ+紫にペンキついたようなジャケット?
じぇんちゃん白のTシャツ?カットソー?に白ジャケット!!珍しい!!
なかけは黒のTシャツにジャケット!!
たはらさんは首元ぴらぴらした黄色っぽいシャツに赤紫っぽいジャケット。素材がなんかよさそう。厚そう。暑そう。いつも通り最後までその格好だったけどほんと暑くないの!?!!???!(笑)

冒頭のとおりこの日は「暗い中に突然現れた」という印象だったんですが、よく考えるとこれってけっこう珍しい。
だっていつもならステージにメンバーが上がってきた時点で、前方席のお客さんが拍手するから登場がわかるんですよ。
でも今回はそれがなかった。
そりゃそうだよな。

だって今回モニターがステージに降りてきてMr.Children隠してたんだもん(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)

いやモニターがメンバー隠すって何???ほんとにわけわからん…今までのモニターが回転するとか傾斜するとかとはわけが違うじゃん、ついにモニターもステージに着地するとか誰が思うよ???????そんでモニターがオンステージしてる間にメンバーもオンステージしてるとか誰が思うよ?????
でもいちばん信じられないのはこのモニターの動きに気づいたのがドーム最終地・京セラ初日だったということです……。
京セラだけアリーナ席で、そこで初めて気づいたんですよね……遅い……。
気づくのが遅かったからこそ、ドームの最後の最後で気づいた瞬間の衝撃はとんでもなかったです……。どうして気づいたかも含めてこのあたりはまた京セラの感想文で書きますね。

いろいろ仕組みまわりのことを言ったけれど、この「暗い中に突然現れる」演出、すごく好きでした。
あの、聖書じゃんって思いました。
神が「光あれ」と言われた、そしてさくらいかずとしがあった……って感じ……私何言ってんの??
いやでも本当に光だと思った、人の形した光。だってずっと欲しかった希望を今ここで差し出してくれたんだから

あとこの曲を「みんな」が聴けたことがとてつもなく嬉しかったなぁ……。
UNITEで聴いたときからずっと、早く早く「みんな」に聴いてほしいって願い続けてきたんだよ。ようやく叶った(;ω;)

ほぼレポ的な話がなく1曲目が終わりますが(笑)
曲の終わりにさくらいさんがなかけ側で自分のジャケットを開きながら客席に叫んでいて、それが「もっと心解放してーー!!さらけ出してーーー!!」って言ってるみたいでものすごく胸にぐっときた……ただジャケット脱いでる途中でシャウトしてただけの可能性もあるけど(笑)

ていうか待て、ジャケット脱ぐの早すぎない???史上最速じゃないか????まだ1曲目ですよ????(笑)



さて、ジャケット脱いだ青シャツらいさんはアコギを携えて前に向き直って、ドラムのリズムに乗せて叫ぶ!!

「覚えてる!?!!
この感じ覚えてる?!?!!
Mr.Childrenです!!!!」

この時叩き始めたドラムの感じでもう「ゆすふるだ!!!!あああああ;;;;覚えてる;;;;覚えてるよぉ;;;;;;;;」って泣きながら飛んでたヽ(;▽;)ノ
わん、つー!わんつー!なくてそのまま!!



■youthful days
あーーーーーーーーー;;;;;;;;(ずっと泣いてる)
泣くような曲じゃないのに!!嬉しすぎて涙が!!止まらん!!
ゆすふるを選んでくれたことが嬉しい、通じあってる……ゆすふるが好きって察されてる……ゆすふるで重ねてきた時間を信頼されてる……この楽しそうな俺たちを見てほしい……。

この曲はなかけがオレンジくん、たはは青テレ……?たはの方に自信がない……!!
照明が黄緑だったくらいしか覚えてない!!でもけっこうモニターで色が弾ける的な演出は凝ってたような。だからまさかここが日替わり曲枠だと思わなかったんだよなぁ〜〜!!

アコギを持ちながらも「急いでっおいで!」とか「かんぱーい!」とかいった懐かしのジェスチャーをやってくれるのが嬉しいのなんの。こっちも負けじとかんぱーい!
ついでにこっちはとっくに本人やってない「ほうようとー!キースでー!!」(byシフク)もやります。またいつでもやってくれていいんだよ♡

「あいごっとばっくゆーすふるでーいず♪」のコーラスは今まで披露した中でいちばんメンバーの声がしっかり聴こえた気がします。
モニターにも一人ずつ抜いてくれてカメラさんありがとう!!!!メンバーが歌ってるところもなんぼ抜いたっていいですからね!!


次の曲勝手に雰囲気で擬態か!!?擬態か!?!!?!(めちゃくちゃ来てほしい)って思ってたら!!



■海にて、心は裸になりたがる
そっちかーーーー!!!!でもこれ正解ってことでいいんじゃない?どっちも海ソングじゃんね!!!!(雑)

始まってすぐ気になったのが、この曲のたはらさんのギター。
今までライブで見たことのないボディが黄色いテレキャス(っぽいギター)。
その色と見た目に、まさかラママチルワーの黄色テレキャス……!?と内心大盛り上がりしてました。
だってもしそうだったらやばくないですか??結成当時を思わせると本人たちも言っていた楽曲で、アマチュア時代に使っていたギターを、って!!ずるすぎる!!まんまとエモい!!
結局その後機材に詳しい方の見解を見たところ、ラママチルワーのとは違うNewギターとのことだったんだけど、でもこの曲で黄色いギターっていうのはやっぱり敢えてだったと思うんだよなぁ……。だってたはらさんだもの。
Thanksgivingの開演前SEに94年のスペシャルコンサートのオープニングSE(Baby Elephant Walk)を選んだこともあれば、今回のツアーの開演前SEにもアローンアゲインを選んだりもしている。
過去を踏まえたアプローチをしてくれる人だという気がしてます。

イントロから曲本体に入るとじぇんちゃんがにこにこで手拍子を煽る。
隙あらば手拍子を煽ってくれるこの感じ、あー懐かしい!!愛しい!!3年経っても変わらない見慣れたじぇん仕草!!(※今名前考えた)
それに応えて即座に会場に広がるお客さんの手拍子にも、この曲が重力と呼吸・AAGの2ツアーを経て定番曲への道を歩み始めてることを実感したなぁ。

「3年経っても変わらない」がある一方、3年経って謎の進化を遂げたのがさくらいさんのパフォーマンス。……謎の、って失礼だけど、しょうがない……ほんとに謎だから……(笑)
今回の海にてでは1番2番でそれぞれたは側・なか側のステージサイドまで行ってパフォーマンスするさくらいさん。歌ってる間、随所で今まで見かけなかったパフォーマンスが展開されます。
まずは「画面の表層に軽く触れて」で人差し指で画面をなぞるジェスチャー。これはわかる!歌詞のとおりだし!
他の会場では人差し指つつ……って感じだったけれど、福岡初日はたは側のステージサイドで画面スクロールするように人差し指すいすいしてました。かわいい!!

で、そこから特になんも考えず楽しく1番聴いてるじゃないですか。
そろそろサビだな!ってわくわくしながらBメロ終わりに差し掛かるじゃないですか。
さくらいさん「僕の影が砂浜で踊ってるぅ」って歌うじゃないですか。
したら突然さくらいさんとんでもない動きで(失礼)両手&片足上げダンス披露するじゃないですか。

いやっ……え!?!!  えええええ?!!?!!?!!?!wwwwwwwwwww

えっ!?何その動き!?!!?!!いや……え?!!?!
3年前やってなかったじゃん!?!!?!どうしたの急に!?!?!3年の間に何が!?!?!!?(笑)

このツアー期間中最も物議を醸したワンシーンだったと思います……。今までのツアーでこんなに謎の話題性をかっさらったダンスがあっただろうか……つまりこれが半世紀へのエントランスってこと……??(どういうこと?)
それとこのおもしろダンス、福岡初日でだけ披露されませんでした。それもなんで????(笑)

と言いつつ個人的には福岡初日の「僕の影が砂浜で踊ってるぅ」の控えめなダンス&演出もすんっっっごく好きでした!!
福岡初日の「僕の影が略」はたは側のステージ先端だったんだけど、場所がステージ先端だからバックのアリーナの壁に丸いスポットライトとその中でるんるんかわいく踊るさくらいさんの影が映ってたんです。つまりほんとに歌詞のとおり影が踊ってる!!
こういう歌詞とリンクした演出大好きなのでほんとに感激でした。あれ映像で残してほしいなぁ……残るのどう考えてもおもしろダンスの方だけど……(笑)

おもしろダンスからサビになだれ込むタイミングで、じぇんちゃんがダカダカダカダカドラムを畳み掛ける。
このダカダカの音に合わせてメンバー頭上の屋根すのこモニターが青と白に点滅するのも好きな演出のひとつでした。楽器の音に合わせた照明とか映像の変化大好き!!
そうして入ったサビでは、さくらいさんが腰を左右にフリフリしながら歌う。それも3年前やっていなかったですよね……??本当にこの3年間で何が……(笑)

記憶が曖昧なんだけど、初日は「全部把握したつもりでいても」のあとのテーレーレーレー♪(ギター)に合わせてたはらさんがギター左右に振ってた気がする……。うーん自信ない……別の曲かな……??
実際別の公演ではinnocent worldでやってたから記憶違いの可能性あるんだけど、この日だけ海にてフリフリの可能性もあるからここに残しておきます!
いずれにしてもすんごいかわいかったからこれからもずっとやっててほしいなぁ〜〜!!

みんな大好き&おまちかねのスーパーナカケータイムは嫌なやつだと考えていても実はちょっぴり気になっているよ(略)のにじり寄りから、

さく「なかけー!」(マイク差し出し)
なか「おーー→おーーーー→!!!!」(超必死顔)

全力で音外したwwwwwwwwwww
でも外したのは参加した限り福岡初日だけでした、えらい(◜௰◝)

全公演はっきり見たわけじゃないけれど、さくらいさんがなかけの肩に手を回してる日も何度かあったはず。あと「今心は裸にー!!なりーたーがってーいるよーー!!」のとき2人のバックのモニターで下から上に湧き上がるような映像が流れてたのが地味にツボでした(笑)
こ、心が裸になりたがってるエフェクトじゃん……!!(笑)

初日は気づかなかったけど、今ツアーでは一貫して「実は前から』気になっているよ」に歌詞変更してたっぽい。
なんだこのさりげなくもいじらしい歌詞変更は!!ちょっぴりじゃ足りないんか!!かわいいな!?!!(笑)

アウトロの\オイ!オイ!/は3年前と違って声を出さずにエアーで。
声が出せなくてもこんなに熱く&暑くなれるよーーーー!!ステージに伝わってるかなぁ!!



前曲から引き続きドラムがリズムを刻むまま、さくらいさんが次の曲に向けて声をかける。
全然途切れさせないね!?怒涛だね!?!!

「最高だ福岡ー!!
次にやる曲は僕らの曲でもあるけれどみんなの曲、みんなの胸に流れてるメロディー!」的な……。
(記憶飛びもうした)(翌日ちゃんと覚えようと思ったのにMCどころか曲ごとぶっ飛んで笑った)



■innocent world
さくらいさんのトークとバックの音で「うわ!!え!?!!もうここで!!!!来るの!!!!!!」ってドキドキドキドキ胸が高鳴ってからのこの曲ヽ(;▽;)ノ
ここでくるんかーーーーーーーー出し惜しみしねぇヽ(;▽;)ノ
DTR聴いてた時には「次のinnocent worldは入りのギターと歌い方の変化ちゃんと聴こう……!」って思ってたのにね、だめですね。楽しすぎてなんもわかりませんでしたね(笑)

「さくらいさんが全部歌ってるinnocent world」なのにあんまりそう感じなかった、全然1人で歌ってる感じしなかった。なんて愛しいんだろうこの会場の一体感……。
福岡初日も含めほとんどの公演でスタンド席からの参加だったんだけど、スタンド席から見たこの曲のサビの光景が本当に大好き。
センターステージで客席を見回しながら歌うさくらいさんと、その周りを埋め尽くしながら左右に振られる手、手、手!
この光景が見たかった。この3年、ずっとまたこの光景が成ってほしいと思ってた。早く彼らにこの光景をあげたかった。
これが「愛に満ちた季節」じゃなかったら何がそうなんだろうって思うくらい、愛のキャッチボールが可視化された光景。声が出せなくても関係ない、通じあってるんだと確信できる時間。

ラスサビでは「いつの日もこの胸に」を心の中でー!って振ってくれたねえ。またしても歌詞と状況が一致していて、ほんとにずるい。まんまとぐっときてしまう。

初日の間奏ではさくらいさんがリズミカルに横歩きならぬ横走り(カニ歩き的な)してたはらさんに駆け寄ってた気がする……。
曲違ったらごめんね、とてもゴキゲンでよかったです(笑)



■MC1
怒涛の曲ラッシュが終わって、ようやく初めてのMC!

「改めましてMr.Childrenです!(拍手!)
知ってます!声、出せないんですよね?マスクしてるんですよね?
みなさんの声を出したい、一緒に歌いたいって気持ち、わかってます!今日はみなさんの分までステージ側の僕らが声を出すので!!最後までゆっくり楽しんでってくださーい!!(拍手!!)」

さて、ここからが問題。

「Mr.Childrenがこれまでに発表した曲は、219曲あるそうです。(うんうん)

今回その中から1曲でも多くやりたいと思って選んできました。(うんう……)

なので、今日しかやらない曲もあります。」

はい??????

えっ……はい????????(二度見)
今日しかやらない??つまり日替わり???

ここでめちゃくちゃ動揺してその後どう繋いだかまったく記憶ない…………………………………………。
ちなみに福岡初日は総曲数「219曲」って言ってたけれど、本当は「241曲」だったそうな。初日からそんな間違いある??(笑)
福岡2日目のMCで241曲って聞いたときは逆に2日目の方が間違いかと思ったよ!!(笑)

「次にやる曲は、デビュー間もない頃に書いた曲です。その頃考えていたことといったら、音楽のことと、ほぼ、異性のことでいっぱいでした(笑)
次の曲は、初々しくて、痛々しくて、そして図々しい恋の歌です。当時の気持ちを思い出しながらお届けするので、みなさんも当時の恋を……や、今現在進行形で恋してるという方は今の恋を思い浮かべながら(笑)聴いていただけたらと思います。
この曲です。」



■Replay
初期の初々しくて痛々しい恋の歌!?!!LOVEか!?my lifeか!?!!って思ってたら!!ちょっと!!うーらんらんじゃん!!!!!!!!!!!(センスタのたけぴコーラスが未だにツボな人間)
……って思ったのに参加した全公演でうーらんらんのコーラス聴くの忘れた……(笑)
ついでに原曲サビのタンバリンどうするのかな!?とも考えてたはずなのにこちらも見事に聴きそびれ……。なんで曲が始まった時は聴こうと思ってたところ、曲の間に忘れてしまうの……永遠のミステリー……

歌い出しの「はぐれた時間の隙間ならきっとすぐ埋まるよ」3年振りのツアーの初日にぴったりすぎて……ほんとにずるいです……。
「離れていても変わらぬ想いを」「時が流れてもdon't change your heart/And keep loving you」とかも、まさに今このライブを通して確認している想いそのまんま。
Replayってこんなにしみじみと喜びを噛み締めるような曲だったっけ、センスタで聴いた時はきっとこうじゃなかった。
「今」聴いているからこそ、「今」歌われたからこそ心に引っかかった言葉たちだったんだと思う。

声のことでいうと、やけに「この曲こんなにキー低かったんだ……!?」ってびっくりした記憶があります。
昔の声の方が声質的にハスキーだったのに対して今の声がかなりクリアだからか、より一層キーそのものの低さが強く感じられたというか。近年こんなに低音ばかりの明るい曲を聴くことも少なかった気もする。
あとこれは本当にド主観なんだけど、今のさくらいさんが歌うのを見てたら3年目のカップルの倦怠期っていうよりやっぱり30年目感というか、you make me happy的な成熟した恋愛って感じがして、この感覚の違いが面白い(笑)
どこからそう思ったんだろ、歌声に危うさがないっていうのが大きいかもしれない……。
とにかく随所に今と昔のコントラストを感じた1曲でした。



■Any
びっっっっくりした、ここでこう来るとは……。
Any、本当に好きな曲で、今回のツアーでもすごく聴きたいと思っていた曲のひとつでした。
……なんだけど、いざ来るとびっくりしてなかなか実感が(笑)なんてもったいなァい!(曲違)

現実味がないままモニターを眺めていたんだけど、今回の1番Aメロのカメラがずーーーーーっと長回しで、スタンドマイクで歌うさくらいさんを上手側から少しずつズームアップしていくカメラワークだったのが印象的でした。
カメラがその歌に・歌う人に釘付けになっているのが可視化されているような、心象風景そのまんまみたいなカメラワークで、すんごく好きでした。自分が参加したドーム公演では全てこのカメラワークをやってたので、大切にされていた演出のひとつだった気がしてる。
演出でいうと、2番のフラッシュのように瞬く照明もすごく好きでした。真実を明るみにするかのような、告発するかのようなあの光が、痛い真実を差し出す2番の歌詞と相まって、強く強く心に焼きついています。

たはらさんは黒シンライン、なかけはリッケンといういつものAnyの布陣。リハ写真で黒シンラインとリッケンの組み合わせを見た時にもしかして……!!と思っていたのが的中した形でちょっと嬉しい!
サンギビのときは交差点信号機……の前に4小節か8小節演奏を追加していたけれど、今回はすぐ入ってた。かなり原曲そのままに近いAnyだったと思う。

Anyを歌っている時のさくらいさんって不思議で、曲の最後、笑顔ではなく険しい顔をしているときが多々ある。Thanksgivingのときもその1つ前のヒカリノアトリエツアーと違って険しい顔だったから、どんな気持ちなんだろうって思ってた。
今回も険しい顔で終わって、そのことを思い出した。
でも今になって思うと、次の曲に込める気持ちをもうこの曲の時から抱いていたのかもしれないね。2番の頭とか……。




←つづきます!
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