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半世紀へのエントランス @5/21 京セラドーム大阪 感想文①



※注意事項(コピペ)
福岡初日で1度ちゃんと感想文を書いたのを踏まえて、ドーム各公演はその日ならではの感想のみまとめています。
かなり終演後のメモそのままに近いので、箇条書きのノリで読んでいただけたら!!
ちゃんと書いた感想文は福岡初日参照↓
半世紀へのエントランス @4/23 福岡PayPayドーム 感想文①

ではでは以下どん!






【Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
@ 5/21 京セラドーム大阪】





ツアー4会場目、京セラドーム大阪。
そして、自分にとってはようやくやってきた約束の日。

ファンクラブ先行で申し込んで当選したのが2月。そこから約3ヶ月。
AAGでは2日間中に入ることは叶わなかったから、入れるのは5年振り。

絶対に忘れられない大事なライブに参加した会場でもあり、FM802のお膝元ということもあるのかいつだってお客さんの盛り上がりとノリがとびきりで、それゆえに彼らもとびきりフランクで楽しそうな会場、というのが自分にとっての京セラ。
京セラでのライブ、本当に大好き。関東民として羨ましすぎてにくらしくすら思っちゃうこともあるけれど(笑)

とにもかくにも待ちに待ったこの日。

……なんだけど、楽しみをはるかに超える緊張と不安に心を占められた結果、可能な限りの遠回りをと新幹線を京都で降りてローカル線で大阪に向かうという謎行動に走ったり……緊張で何度もお腹痛くなっては休んだり……思い返すと1日のほとんどがライブらしからぬ記憶です(笑)

そんなこんなもありつつなんとかたどり着いた京セラドーム大阪。
会場前で人波に流されていたら、スーツのお兄さんが何かを配っている。
もらったチラシには「ジャンピング禁止」の文字!うわーーーーー京セラおなじみの注意喚起!!
このチラシが懐かしすぎて嬉しすぎて、そこで初めてやっと緊張を喜びが上回った気がします。
今回チケットのみならず今まで入場時にもらえていたグッズの冊子も電子化しちゃってたから、ひとつでもライブの痕跡が形に残ることが嬉しくてたまらないです。ありがとう京セラドーム、ありがとうジャンピング禁止……。

意を決して入場する。
これまで京セラドームに入場したのは3回なんだけど、うち2回がバルコニー席(未完、サンギビ)、注釈スタンド(未完)だったもんだから、「京セラで普通に入場する」の自体が久しぶり。(バルコニーは専用のエレベーターから入場だからほぼその記憶)

そして今回は、今まで経験のない席。
ゲートをくぐってすぐ、近くの何番入場口から入って、薄暗い階段を降りていく。
しばらくすると、階下から光が漏れているのが見えてきた。
なんでだろう、あの光にはっとした記憶が今でも焼きついて離れない。
この時一気に「初めてこのツアーをアリーナ席で見るんだ」「初めて京セラドームのアリーナに降りるんだ」って実感が湧き上がってきて、声すら出そうになったのを覚えてる。

足元までやってきた光の中に踏み出して、ついに会場内へ。
思わず慣れ親しんだバルコニー席を目で探すと、バルコニー席にいたときはすぐそこにあったはずの天井がはるか上にあることに気づいて驚いた。
あの席、あの天井、あんなにも高いところにあったんだ。
あの席で見た未完ツアーファイナルの記憶は、何年経っても色褪せていない。今でも繰り返し思い返しては噛み締める、大切な思い出。
覚えてる。あんなに遠いところまで、ちゃんと音楽が届いていたこと。
そしてだからこそ怖い。今からあんなところまで届いた音楽をすぐそこで浴びることになる。

アリーナを歩く。
歩いていく。

辿り着いた。

センターステージから1ブロック挟んで隣の、ここが今日の席。
荷物を置いておそるおそる顔を上げたら、モニターが見上げるほどのサイズでびっくりした。モニターがあるっていうか、どっちかというとそびえ立ってる……。圧がすごい。

なんとこの席、通路側でもある。右を向くと通路を挟んだ先に、何にも視界を遮られることなくセンターステージが見える。
アリーナ席って、低身長だと本人もモニターも見えない可能性もあるから……ていうか何度もあったから……本当にありがたすぎました……。

こんなにも眺めがいい席に来たからには絶対に記憶を持ち帰りたい。気合いを入れよう。

改めて縦長の立ち並ぶモニターたちを眺めてみると、実は全部モニターが1番長いモニターと同じ長さの骨組みになっていることがわかりました。モニター面の長さだけが違うんだ。へー!
遠くから見たら単純にそれぞれモニターの長さが違うとしか分からなかったからびっくりしました。てことは骨組み?枠?に小さいモニターを複数嵌めてできあがってるのかな?大きな1枚ずつのモニターじゃなくて複数のパネルが集まってる感じ?

そんなことを考えていたら、もともと入場を引き延ばしていたこともあってあっという間に開演時間。
開演前のあの音楽から、暗転。

いよいよ始まる。



■Opening
暗転したら真っ暗でびっくりした。昼の天井光で明るかった東京ドームのあとだから余計にかも。

さっきまで真っ黒の状態を眺めていた縦長のメインモニターたちにも映像が流れ始める。
今までスタンド席から「カメラが上から下にパンする(だんだん降りていく)」ような感覚で見ていたエントランスタワーの映像。今回は下から見上げていることも相まって、今ここでタワーが「下から上に」生えてきているように思えてどきどきしてくる。アトラクション感がすごい。

ようやくタワーが生えきって(カメラの視点が1番下に到着して)、タワーの1階=回転扉がお目見えする。
初めて目線の高さ&近距離で見る回転扉はあんまりにリアルで巨大で、これまたびっくりしてしまう。ていうかモニターの画質がめちゃくちゃいいんだこれ。Dear Mr.Children展で回転扉の実物見たけど普通にこれも本物じゃんってなるレベル。

しばらく回り続ける扉に視線が釘付けになっていたけれど、ずっとここだけ見てるのももったいないな!とモニター上部で流れているはずの歴代MVやライブ映像を見ようとする、んだけどなんかどんどん映像見えてる部分狭くなるな……って思ったら、ん??モニターの下半分が前&上に出て……る……??

モニターが上下に割れて下半分が上半分に被って、る??
てかモニター割れ?????れ?????

いやまじかよなにこれ!!!!(笑)

スタンドから見てた時まっったく気づかなかった…………下からでも途中まで全然気づかなかったし……なにこれ!?なにこれほんと!!(笑)
あ〜〜〜もうMr.Children!!そう!!モニターがあったら動かすのがMr.Children!!(笑)

上がってきたモニターもだんだんと下がりつつ、上部で流れる歴代映像はHOMEに差し掛かる。
自分にとっての始まりはここからだから、未だにじわっと涙が出てきてしまう。
きっと京セラであろうPOPSAURUS2012の映像。あぁ今いるこの場所の10年前の景色なんだなぁ、って感慨深くなってしまう。
自分にとって京セラに思い出深いのはやっぱり未完……なんだけど映像の中で未完ツアーすっ飛ばされてるんだよなぁ(笑)
とかとか考えている間に、モニターに残されているのは回転扉のみ。
いつの間にか下半分のモニターは地面に着地している。
この後まさかの展開が待っていることを私は知らない……。


回転扉のバックには夜空が広がっている。
うわーーー星が本物みたい!!とか思っていたのも束の間、ギターの音とともに1曲目のその曲が始まる。



んだけど。


あの

あの

あの



■Brand new planet
いつもだったら泣いてるところなのにまじのまじで口あんぐりしてしまった。

たはらさんのギターが聴こえたかと思ったら着地していた下半分のモニターが上がっていく。
ステージにモニターの裏から放たれていた青い光が拡がり始めて、その中にMr.Childrenがいた。


つまりモニターが開いたら中にメンバーがいた。


モニターが開いたら中にメンバーがいた????


なにこれwwwwwwwwwwww


ここまで数公演まっったく気づかなかったんだけどここにきて初めて気づくには見落としのスケール大きすぎない!?!!!こんなことある!?!!(笑)
ていうか普通モニターは人隠さなくない!?!!?!(笑)
あーでも納得した、どうりで今回いつもみたいに暗い中メンバーが登場する度に拍手起こったりしてなかったわけだ!!そりゃそうだ、全員同じタイミングでメンバー見るんだから(笑)

いやー笑った(笑)


初めて肉眼でさくらいさんの衣装を見たんですが、思ってた以上にカラフルだね!?!!?!背中そんなに全面緑だったんだ!?!!モニターの件といい一体何を見てきたんだ自分は……。

今回ばかりは圧倒的に感激<<<<驚きとともに始まってしまったこの曲だけど、宇宙みたいな映像や照明、そして音の数々を、本物の宇宙にするように見上げる形で浴びられたこと、すごく嬉しかったです。
その一方で、初めてアリーナの座席から見上げた京セラの天井の模様がひまわりみたいなのにもときめいた。もっと天井に近い席から見た時はザ・ドーム的な、たこ焼き的な球体感・立体感の方を感じていたから、こんなにも席による見え方が違うこと、別の席で京セラのライブに参加できていることを実感してこれまた嬉しくなってしまう。

今回びっくりしたんだけど、さくらいさん今まで「絡みつく憂鬱に『キスをしよう』」でキスの手(マイク持ってない左手を口元に持ってきてチュ……的な、himawariの角砂糖舐め的な手)ってやってた?初めて見た気がする!
ず、ずるい……最高のジェスチャー……。これからもやってください……。

間奏ではドラムに合わせてだん!(ジャンプ&腕グッ)
こういう、ツアーが進むにつれて増えてくる音や歌詞に合わせた動きの数々大好き。やっぱこれだよなぁツアーって。いいなぁ。

曲終わり。これまでの公演では客席にオフマイクでシャウトしながら上着を脱いでいたけれど、今回はいっぱいこいこい!!煽ってから上着を脱ぐ。
なんとなく既にテンションが高い気がする。京セラ……(ジェラ)

次の曲のイントロで気づいたんだけど、またこの曲のアウトロのピアノ聴きそびれた……。ベストアルバム特典のUNITEの映像を見ては「アウトロのピアノいい〜〜!次のライブでは絶対聴こ!!」って思うのを繰り返してるんだけど、一体いつになったら聴けるのか!(笑)



「この感じ覚えてる!?思い出せる!?これがMr.Childrenです!!
ここからまた始めるぞーー!!!!!」
の口上から次の曲へ!


 
■箒星
久しぶりの箒星だああああああ!!!!!!!!
しかもギターの音めっちゃ聴こえる!!ベースも聴こえる!!初めて!!念願の!!(※いつも興奮で楽器の音意識して聴けてなかったけれどちゃんと意識して聴けたの意)(普段からギターやベースはちゃんと鳴ってます(笑))
自分が意識して聴けたのを差し置いても、実際のところここまで参加した公演の中でもかなり音響がいい席だった気がする……!!

1曲目と同じく今まで気づかなかったけれど、この曲でもメインモニターは上半分と下半分が分割されてるのね……。スタンドから見た時は上下繋がって見えてたけど下から見ると段になってる(下半分が前にせり出してる)のがわかる……!!

縦横無尽に駆け回るさくらいさんの動きが楽しいこの曲。
1番はなかけ側、2番はたは側で歌ってたはず。「盗むからさぁ手伝って!」では拳突き出し!それ以外でも何度も拳突き出したり客席指さしたりしていました。箒星!コミュニケーションの曲!

この曲では最終的に花道途中までは来たかな、初めて花道先端まで来たのは次の海にてだった気がする……。
サビでめちゃくちゃ飛ぶの煽られた気がするんだけどボーカルの人絶対ジャンピング禁止知らん(笑)(笑)私のビラいる??(笑)
懐かしの片足地面につけるジャンプにならないジャンプしまくったよ〜〜楽しかった〜〜!ヽ(;▽;)ノ



■海にて、心は裸になりたがる
1番のおもしろダンスどっち側だったかな……上手側だった気がする……。
初めて肉眼で見たけどあのwwww
からの腰左右フリフリ本当になんなのwwwwww  全部把握したつもりでいても実は何もわかっていないよwwwwww(リアル)

2番サビでついに花道先端にさくらいさんがやって来て花道周辺の民  発  狂  。
なんかもうすごかった、みんなバーゲンセールみたいな感じになってた(?)
もはや盛り上がりの異常さでテンション上がる(笑)
そんなサビのさくらいさん、オーオー(お客さんサイレント拳上げ)の度に両手広げて浴びてました。もう青いシャツが濡れて濃くなってる……。
誰も彼もバーゲンセールになっていたけれど、特に花道付近の4連のお客さんの盛り上がりが気に入ったみたいで構いまくるさくらいさん。客席の自分ですらずっと「あそこすごい盛り上がってんな~熱量あるメンバーで4連って最高だよな〜」って思ってたお客さんだったから勝手に「だよね〜〜〜わかる〜〜〜!!」って共感しました。おま誰……。

その結果、まだ花道先端なのにいつの間にかなかけコーナー直前に。
えっこれ間に合うの!?!!やばくない!?って思っていたらさくらいさんも気づいたようで、「嫌な奴だと考えていてーもー」を花道を駆け戻りながら歌い、ギリギリでなかけの元に到着!よかったねぇ(  ◜௰◝  )  よく考えたらそこまでして毎回マストでやってるのちょっとおもしろいけど(笑)
ギリギリ到着だったこともあって、ここ最近自分が見た公演では唯一なかけの肩ポンしなかった「ウォーオー」でした。うっかりしてしまうほどに楽しくなってくれたのだったら嬉しいなぁ!!そしてそれを発動させられる大阪……!!(嫉妬)(笑)

最後には「ありがとーおおさかーーー!!!!」のシャウトも!



続けてドラムのリズムに乗せての口上。

「思い出した大阪!?もっとぶち上がって!!もっと自由に!!」

おれも思い出したよ、この大阪への愛と羨ましさ……(笑)
この客席の盛り上がり!!ステージのテンションの高さ!!
まったくよー!!これだから大阪は!!(好き!!!!)



■シーソーゲーム
いつも通り1番2番でたははたは側のステージサイド、なかはなか側のステージサイドへ。さくらいさんは基本動き回ってたけど2番はABメロでたは側、サビでなか側だったはず……。

この曲、通路挟んで右斜め前のおじさんの動きがものすごく独特で、「そうかこれが本当の『自由』か……!!」と反省したね……。
いつもさくらいさんの言葉に「そうだこの曲は自由の曲なんだ!!今回はジャーンジャーンジャーンに合わせて動きたい!!」って思ってるのに恥ずかしくてできない自分が情けなくなりました、今度からおじさんを見習いますね……。(反省文)

この日のシーソーの2番、萌えが渋滞してて最高でした……。
2番Aメロたは側でさくらいさんがたはらさんに絡んだらたはらさんが返事みたいなギターの弾き方して(ド主観)なにこれやばい!!!?!!って喜んでたら、今度はカメラ目線でじぇんちゃんの顔芸「隠し持った(´゜◇゜`)」→「母性本能はすごぉい(*´∀`)」っていう……。
ちょっと……ちょっとこれはちゃんと記録として残したいので時系列追って説明させてください……。

~突然の説明タイム~
①たはら側でたは&さくが向かい合った状態でさくらいさんがたはらさんに絡む感じで(ド主観)歌い始める。
モニターにはたはらさん左側、さくらいさん右側で抜かれる。ギターは青テレだった気がする。
さくらいさんの歌の合間でたはらさんがテレレレ♪って感じのギターを弾くんだけど(ギャーンって感じのギターではない)、そのギターのタイミングとフレーズと表情(笑顔なんだけど挑戦的というかいたずらっぽいというか)からまるでギターで喋ってるみた〜〜い!言い返してるみた〜〜い!ときゃっきゃ

②①のシーンが終わってさくらいさんが歌いながら真ん中に戻る途中でなぜかじぇんちゃんが真正面から抜かれる。
じぇんちゃんカメラ目線でおふざけ顔?おとぼけ顔?(´゜◇゜`)みたいな顔を披露

からの「母性本能はすごぉい」の歌詞でたはーーー♡(*´∀`)って感じで破顔!!
ほんとに「母性本能はすごぉい」じゃん!?!!?!!(?)
なにこのカメラ芸!!!!好き!!!!!!!

という感じ!
情報量多すぎて若干パニックになった、楽しかった(笑)
でもこの事件絶対この曲だと思ってたのに東京初日の配信見たらまっっっったくカメラワーク違ってて自信なくなった……たった1公演挟んでこんなにカメラワークやらパフォーマンスやら変わることある??特にじぇんちゃんは完全にカメラさんと共謀してたしさすがにアドリブじゃ無理な気が……。
でももし幻覚だとしたらここまで詳細な幻覚見てる自分怖すぎる!!誰かほんとにあったか教えてください!!(笑)

「アダムとイブの時代から」くらいから各所に散ってたメンバーが真ん中に戻り始める。
今までこの動きを意識してなかったから「ここで戻るんだ……UNITEのinnocent worldの間奏とかはなんかわかるけどこの曲のここは意外だ……どういうことなんだ……」って考えてたんだけど、そのあとの歌詞で「ここが『恋のラビリンス』……ってコト!?!!」って頭の中のハチワレちゃんが大声出してめちゃくちゃウケました。(なんだこの感想)

♪♪迷い込む恋のラビリンス♪♪(ドラム前)

しかも510の配信では「恋のラビリンス」の時のさくらいさんはまだ戻ってる途中だったけど、京セラ初日では割と早めに戻ってきてて、全員ドラム前に集合してからの「(迷い込む)恋のラビリンス」だったので一層「ここが『恋のラビリンス』」感増してました。よき。
恋のラビリンス感って何??

からのラスサビ特効バーーーーン!!!!
東京初日で体験してわかってたはずなのに、近い分思った以上の火柱と音で軽く飛び上がった(笑)

最後の締めはさくらいさんとじぇんちゃんと目線合わせて
「ゆーーかんな恋のーうーーーーー〜〜〜〜……た〜〜〜〜〜!!!!」

きまった〜〜〜〜!!!!



■MC1
「改めましてMr.Childrenです!!(拍手拍手!!)もうすでに最高。

残念ながら、マスク外しちゃいけないんですよね。
声も出しちゃいけない、叫べない、歌えなくて……歯がゆいと思います。僕らも、みなさんの歌声を声を聞けなくて寂しいです。
でもその分まで、僕らが演奏して、歌ってお届けするので、安心してゆっくり楽しんでってください!
最後までよろしくねー!!(拍手!)

今回デビュー30周年を祝したツアーということで……(お客さん拍手!)ありがとね(笑)
どの曲をやるか悩みに悩んだ結果、この日この日のセットリストになってます。

(間忘れてしもうた〜〜)

今からやる曲は、懐かしい曲です。きっと好きな人もいっぱいいると思います。(これ!!すごいな!!いいなぁ!!)
ちょっと痛々しい、図々しい、恋の歌です。
聴いてもらおうかな。」

随所のラフさリラックス感〜〜〜〜!!
あーーこれだよ京セラ!!悔しい!!好き!!(笑)



■Replay
福岡初日ぶりのReplay!!同じツアーなはずなのに随分久しぶりな気がしちゃう。
今日めっちゃベース聴こえる……ていうか楽器の音がめちゃくちゃ聴こえる。演奏聴くのが楽しい日でした。
そしてたはギターがずっと上ずっている気がしててエンドレス心配してたんだけどこれは気のせいだったのかどうなのか!(笑)

この前聴いた時よりも、さくらいさんの今の声とReplayが馴染んでいるように思いました。福岡初日は初日ということもあって昔に歌い方を合わせようとしている気がしたんだけど、だからこそ逆に「昔と声が違う」と強調されて感じたのかも。
今日はまっすぐ「今の声で今の歌い方」って感じがしました。主観だけど!

Brand new planetと同じように、また「♪うーらんらん」のコーラス意識して聴こうと思ってたのに聴き忘れた……。
そしてスタジアムではやらなかったのでもう確認できないという……(笑)(あるある)

最後の「あんどきーぷらびんゆー」、はぁ〜〜〜〜〜〜!!!!(よいの意)



■Any
今日もまたこのツアーでのAnyの意味ってなんだろうと考えながら聴いていました。

なんでか2番から涙が出てきた。
歌詞と歌声と歌われる言葉に、なんだかいつも以上に「本当」を感じてしまって、本当に歌詞のとおり思って今歌っているように聴こえてしまって。いつも以上に意識の中に歌詞が飛び込んできて。
そんな中、「『愛してる』と君が言う  口先だけだとしても  たまらなく嬉しくなるから  それもまた僕にとって真実」と、「いつも答えは一つじゃない  何度も手を加えた汚れた自画像にほらまた12色の心で好きな背景を書き足してく」が初めて紐づいて聴こえた。

そっか、これってどっちも自分の心持ち次第で見え方(見方)は変えられる、現実は塗り替えられるって話なんだ。
シフクの頃だったかな。さくらいさんが言っていた「僕の歴史の考古学者は僕しかいませんから」なんて言葉を思い出しもする。記憶は変えられないとしても、その記憶の物語(意味)は書き換えてしまえるって話。

このツアーのAnyの核心は「また12色の心で好きな背景を描き足してく」なんじゃないか、って思った。

現実の出来事は変わらない。だけど、気持ち次第で塗り替えられる。
このライブで描き足してみせる、塗り替えてみせるって宣言する1曲なんじゃないか。ツアーなんじゃないか。
だからあのクレヨンで塗ったみたいなツアーロゴじゃないとだめで、冒頭のあの色とりどりの……それこそ12色の心で塗ったみたいなジャケットとシャツじゃないとだめなんじゃないか。
クレヨンを売ってたのだって繋がってるのかもしれない、私たちもひとりひとり塗り替えられるんだよって。これはさすがに考えすぎかな(笑)

ずっとどうして今回のAnyは笑顔よりも強い顔が多いんだろう、って思ってたんだけど、すとんと納得した。
今日やっと、自分の中で、このツアーのAnyがわかった気がする。



■MC2
※めちゃくちゃニュアンス
「ほんとにどうもありがとうございます。(拍手!)
今のAnyに『今僕がいる場所が望んだものと違っても』って歌詞がありましたが、まさか30周年のこのライブがずっとマスクしてなきゃいけない、声も出せないライブになるとはまさか思ってなくて、望んでたものとは違ってたんですが、でもすごいことがわかりました。
それは拍手ひとつでこんなに表情があって、あったかくて優しいってことで……。ほんとにどうもありがとう。(拍手!)
そんな拍手をもっと浴びたいので、これから拍手のその真ん中(花道を指さして)、ただ中に行って、お届けしたいと思います。」

で、いつもどおり移動を始める……と思ったら突然、
「すずきひでやくん、ジェンくんも行きたいって言ってるので!」

!?!!?!!?!!?!!wwwww

この時もうじぇんちゃん後ろ向いてドラムセットのところから出ようとしてたんだけど、この言葉の瞬間肩ビクッとしつつ瞬間的にぐりんっと前を向いて両手グッジョブ!本人も反射で反応したけどなにこれ?!!?みたいなお顔(笑)
いやなにこれ!?!!?アドリブだとしたら抜き打ち検査すぎない??(笑)

抜き打ち検査のあとはいつも通りメンバーが花道を歩いてくる。
じぇんちゃんは左右のお客さんに両手(b′З`)bにしてアピールしながら練り歩いてたんだけど、練り歩きつつ左右に身体ひねってたら途中であいたた!みたいになって(リアルにひねっちゃったのかふざけてかはなぞ)、横歩いてたさにやんとオフマイクで「やっちゃった?(脇腹押さえながら)」「やっちゃった〜(笑)」みたいなやりとりをしてました。
その後は立ち止まって両手広げて拍手浴びたり。これまたいつも通りジェンシャンクの空にな感じ(笑)

この間、先に着いたさくらいさんはふざけるじぇんちゃんの方向いてにこにこしながら吸入!吸入しているさくらいさんの横顔を真横から見るような角度の視界。改めてだけどほんとにこの席って花道先端の真横なのね……。
にこにこしながら眺めてるの、かわいい……。

花道周辺の席になることがなかなかなかったから、よくよく考えると吸入の瞬間自体初めて見たかも。覆った口元の隙間から湯気みたいなのが上がってて吸入してるものって目で見えるんだ……!?ってびっくりしました。
それともしかして花道移動時にじぇんちゃんがふざけるのって、メンバーが安心して休めるようにだったり、移動後でセッティング中のメンバーから注目を逸らすためだったりもするのかなぁなどと……。(何でも紐付けるやつ)
これは完全にただの想像!

やっとじぇんも到着。
だけど座ってもなおなんかやってたような(笑)

そんなじぇんちゃんを諌めるためかオチをつけてくれたのか、MC入る時またさくらいさんより
「ジェンくんでした(笑)」だか「ジェンくんもきましたね(笑)」のお言葉。
「ジェンくん」自体初めてなのに1日に2回も聴けるってなに!?!!ありがとうございます!?!!?!(笑)

花道先端MCあるあるで「座った方がよく聴けるって人はよかったら座って」の言葉からMCはスタート……なんだけどだーーーーれも座らなくてわろた(笑)
そりゃ座んないよね!!!!

改めてすぐそこのステージを眺めると、メンバー全員が人のサイズで存在していることに動揺する……。
どぎまぎしつつもステージを眺める。いちばんこちら側にいるのはたはらさん。
様子を見てみると、客席を本当にじっくりゆっくり見回して時々小さく頷いたりしてるのがわかって、それでもうわっと込み上げてしまった。
おかげさまでちょっとさくらいさんの話聴きそびれてしまった……。ニュアンスで……。

「デビューした当時からすると、30年後もこうして音楽ができているなんて、もちろん望んだものとは違っていて……。
しかも未だにこんなに、ドームがいっぱいになるくらいのお客さんが来てくれて……。望んでたどころか……。……なに、これ(笑)
(照れ隠しみたいな、恥ずかしくて濁す感じ……愛しい……かわいい……;;)(省略した先は次の曲のMCに乗せてくれた感じがする)

でも、30年を振り返ってみると、あの時なんであんなこと言っちゃったんだろう、どうしてあんなことやっちゃったんだろう、そう思うことの方が多いです。
嫌な思いをさせてしまった人、離れ離れになってしまった人……そして今も、なお、一緒にいてくれる人への想いを引き連れて、お届けしたいと思います。」



■くるみ
真横から全員を一度に見ながら歌を聴くなんて、初めての体験。
いつもより一層聴き逃したくない、もっと深く受けとめたいって気持ちが強くなった。
だから自然にくるみの歌詞が、MCの言葉と紐づいて「誰かを傷つけてしまった、今でも消えない後悔がある人」の回顧と決意の語りとして聴こえてきてしまった。
そうしたらもう辛すぎて。
今までの聴き方を遥かに超えて、歌詞と歌詞の繋がりが心の動きとして想像されてしまって。自分の経験と重なって、本当に、共感でき(た気がし)てしまって。
言葉が全部まっすぐ飛び込んできてぼろぼろに泣いてしまった。

「誰かを傷つけた側の自分が悲しんじゃいけない、だからといって楽しんでもいけない」といつもストッパーをかけて心が硬直する感じ、時が経って自然に罪悪感に蓋をして思い出せるよかった部分の思い出を取り出している自分に気づいた時の虚脱感。
本当に、わかってしまう。
さくらいさんの涙声をがまんしているようにも思える声が、また一層、歌われている言葉と呼応して聴こえてしまう。

辛すぎて辛すぎて胸を押さえながらその独白のような歌に泣いていたから、2番でメンバーが演奏を始めてくれたときすごく救われた。
自分がこれを一緒に抱えてくれる人、それでもなお一緒にいてくれる人がいることに気づいたときのことを思い出した。
それでまた、今歌っているその人にも同じ気持ちがあったとしたら、どれだけ救われただろうと思って泣いた。

2番に入るときのさくらいさんは新しいピックをとって、ハープを持って、吹く。
この一つ一つを初めてみたいに見た。
全然見えてなかったものだらけ、拾えてなかったものだらけ。

間奏が明けて「今以上をいつも欲しがるくせに」から再び歌に入るまでの間、なかけがすごく長い間じっ……とさくらいさんを見つめていて、やっとさくらいさんが歌い始めたところで目を離して手元の準備に入ってた。
まるで見守るみたいなその仕草が今も忘れられない。



■MC3
「この、今ここにあるすばらしい景色を焼きつけながら、この曲をお届けします。」



■Drawing
実は今までの公演でまだこの曲が心にハマりきっていなくて、毎回かなり冷静に聴いてしまっていた曲だった。
……はずだったんだけど、今回Anyで「描く」っていうキーワードを意識したこと、くるみでものすごく歌詞を意識して聴いていたことが下敷きとなってか、情緒がとんでもないことに。過去最高に泣いてしまった……。

曲が始まる時、ちょうどAnyでクレヨンのことを考えていたこともあってか、つい最近Dear Mr.Children展のあのクレヨンを使って絵を描いたときのことを思い出してた。
「どうしても形にしたい、この画材で形にしたい」と思って描いたんだけど、全然うまくいかなくて、出来上がりを見て「あぁ自分って本当に絵が下手だなぁ、」って歯がゆくて……そんな記憶が自然に思い浮かんできた。
そこに飛び込んできた「永遠はいつでも形のない儚い幻影  君と共に  僕の元に」から、なんだかものすごく自分の気持ちと繋がってしまって、突然涙がぶわっと込み上げてきた。
ずっと物語として聴いていた歌が突然自分の実感と繋がる、こんなことがあるなんて。

その状態で1番が終わって、2番はあのキラーワードが来るってもう分かってるから歌う前から心臓バクバクに。

「もっともっと上手にいろんな絵を描けたなら
やっぱり君を描きたいな」

2番を歌いだしてからそこを歌いきるまで、ものすごく時間が長かった気がした(笑)  スローモーションくらいの感覚。

描きたいものなんてぜんぜんうまく描けない。あの感激をあの表情をそのまま残すなんてできやしない。そんな自分や描き上がったものを腹立たしく思ったり虚無感を覚えたりすることもある。
「それでも」描きたい気持ち、そしてその大元にある「この瞬間をこの想いを永遠に残したい」って想い、「そう思うくらい自分にとっての相手は大きな大切な存在」「そう思うくらい自分にとってのその瞬間はかけがえのないもの」だってこと、なんでわかるんだろう。歌ってくれるんだろう。
しかもこんなにも美しい言葉で、曲で、歌声で。

すごく素直に、下手だって絵を描き続けたいって思った。
肯定してもらえている気がしてしまった。

特にこれまでの公演と特別に何かが違っていたわけじゃない。
だけどきっと忘れないと思う。この日のDrawing。


そんなわけでただただ情緒めちゃくちゃ状態で聴いていたこの曲だけれど、なんとなく“永遠”ってキーワードが引っかかりもした。
セトリに「永遠」という曲が出てくる今ツアーだけれど、そっかここでもう“永遠”ってワードが出てきてるんだ。
これがきっかけで、またのちの曲の見え方が変わることとなったり。

演出的なことだと、カメラと照明の妙でモニターに天然の虹(フレア)が出現したのにやられたーーー!!ってなりました(笑)
サンギビのヒカリノアトリエでもおそらく毎公演出ていた(出していた)けれど、最近レンズフレアを演出として自在に操るようになってませんか……??おそろしい……。



花道コーナーが終わり、暗転するとともにメンバーはメインステージに戻っていく。
いつもはさすがに暗さと距離で見えなかったけれど、今日は近さとモニターの映像(モニターの光)のおかげでシルエットレベルでメンバーやスタッフさんが見える。
ステージに戻るメンバーの後ろ姿って久々に見た気がする。かっこいい……。
順番はじぇん、さく、なかたは(どっちが先か見れなかった)で、ちょっと意外。

メンバーが戻っていったので視線を手前に移すと、スタッフさんが暗闇の中で数人がかりでさにやんのキーボードをそーっと降ろしてるところだった。
日常生活において、こんな暗い中で高いところから、しかも楽器なんて繊細なものを降ろすことってそうそうないよねぇ……。ライブってほんと特殊だしスタッフさんってほんとすごい……。じぇんちゃんのスタッフさんへの感謝を口にするMCを思い出す。



②につづく
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