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半世紀へのエントランス @5/10 東京ドーム 感想文


※注意事項(コピペ)
福岡初日で1度ちゃんと感想文を書いたのを踏まえて、ドーム各公演はその日ならではの感想のみまとめています。
かなり終演後のメモそのままに近いので、箇条書きのノリで読んでいただけたら!!
ちゃんと書いた感想文は福岡初日参照↓
半世紀へのエントランス @4/23 福岡PayPayドーム 感想文①

ではでは以下どん!






【Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
@5/10 東京ドーム】





ツアー3会場目、東京ドーム!
そして言わずと知れたMr.Childrenデビュー30周年の記念日、その当日!

かわゆいミスチルファンのフォロワーさんとDear Mr.Children展で30年の歴史を彩った広告やジャケット、映像作品の数々に「すごい!!」と「本物だぁ!!」を繰り返し、渋谷タワレコでベストアルバム発売とデビュー記念日を祝すディスプレイにはしゃぎ回ったのが午前中。(楽しかったね!!!!)
フォロワーさんを見送ってひと息ついて、気づくと午後。待っていたとあるお知らせが来ないことにだんだんと不安が募ってくる。
13:00になっても13:30になっても14:00になってもお知らせのメールは来ない。
開場は16:00。もうないのかな……と思った14:07(謎の時間)にやってきた当日券販売の告知メール。からの14:30販売開始。

そうして手にすることができたデビュー記念日のチケットの実感が湧いてきたのは、会場でずっと会いたかったお久しぶりのお友だちさんから、顔を見て「本当によかった」という言葉をもらえてからでした。
そうやって言ってくれる人がいてくれること、そう言ってくれる人がいてこの日のライブを迎えられること、なんて幸せなんだろう。
また会おうねって約束をして別れられるのって、なんて嬉しいんだろう。
個人的なことだけれど、自分にとっては大事な大事な「Mr.Childrenのデビュー記念日」の一部でした。


会場に入ると、夏の東京ドームあるあるで天井が陽の光を通して明るい場内。
ということで今までの会場では開演前でもはっきり見えなかったモニターの輪郭がよく見える。
真ん中のメインのすのこモニターは13本で、長さは不揃い。映す映像の長さを変えてるんじゃなくてモニターそのものの長さをもともと不揃いにしてあるんだなぁ。

場内にはいつも通り洋楽メインでSEが流れているんだけど、開場~開演までの時間は毎回一緒なはずなのになぜか毎回初めて聴く曲があるんだよね。
毎回スタートがプレイリストの最初からじゃなくて前回の途中からなのかな、それともシャッフル?
今回は開演前最後から2曲目で井上陽水的な(てきとー)日本語曲が流れてたんだけど、FCのプレイリスト見た感じ「『祭りばやしが聞こえる』のテーマ」/柳ジョージ&レイニーウッドだったっぽい。
名古屋でもびっくりしたけど、日本語曲のチョイスのクセ強くない?(笑)


用意していただけた席はスタンド1階にあたる席。ちょうどセンターステージを見ようとすると照明塔が思いきり被る位置だったので、もともとは潰していたブロックだったのかな。
そこをほぼまるまる当日券に回したみたいで、周りの方はみなさん当日券で入った方のようでした。実際斜め後ろに某フォロワーちゃんがいたり、「あなたも当日券ですか!私もなんですよー!」なんて会話がそこかしこで起こっていたりと和気あいあいで楽しい(笑)
そんな空気の中、私もお隣さんに声をかけていただいて。「開演までに終わらせます!」と言いながらお仕事と格闘していたお隣さんが晴れやかな笑顔で「終わりました!」とノートパソコンをパタン!と閉じたとき、なんだか自分まで嬉しくなってしまいました。
自分の人生の中で未だにネットとライブ会場以外でMr.Childrenのファンの人と知り合ったことがほとんどなくて、たまに「Mr.Childrenのファンって普段どこにいるの?」と思うときがあるんだけど。
自分が知らなかっただけで、自分と同じようにこの日はどうしても!この日は絶対に!と思いながら日常と格闘してきたファンの方がいて、そんな人たちが集まって今日この日がある。
本当に心強くて嬉しい。

私も、今日この日を最初から最後までMr.Children一色で過ごしたくて、仕事がんばった!1週間前はトラブルが発生してもうだめかと思った!でもがんばった!(笑)
みんなもきっとがんばった!
そうして辿り着いた特別中の特別な今日だから、もう楽しむっきゃない。


ここからはやっとライブ。なんだけど、おそらく収録日だろうと思っていたことと楽しむスイッチオン記憶スイッチオフにしたこともあって、ほんとに個人的に印象的だったところだけ残した感じです。
MCも全部は残してないはず。
前書きやたら長くなっちゃったけどいつもよりさらっと読んでいただければ!



⬛︎オープニング
まさに今日、Dear Mr.Children展でエントランス(回転扉)の実物を見てからのオープニングムービー。CGじゃなくてほんとにあの金色の扉なんだよなぁ……。
エントランスの回転中に映る景色は都会(街)、宇宙、水中(水族館の水槽)。イミテーションの窓みたいに、音楽がいろんなところに連れて行ってくれるってことなのかな。
登場する男女2人がエントランスで出会い引き離されることから考えると、音楽の中で出会いの喜びを知ることも別れの痛みを知ることもあるって捉え方もできるかもしれない。

改めて流れを整理すると
男女森の中走る

エントランスに入って回転

水族館
↓(ここの繋ぎ曖昧)
エントランスタワー登場、上から下へ(エントランスマンの口パクが未だにわからない、最初「行くぞ」かと思ったけどそれより長く喋ってそうな気もしてきた)

回るエントランスがズームアウト、次々にCDジャケットが飛び出す

再度エントランス登場しモニター下部で回る、上部ではMVやライブ映像流す

映像がエントランスに集まっていく
モニターに宇宙が広がって青っぽい照明が展開される

瞬く白照明からぶらんにゅへ


じぇんちゃん真上のミニすのこモニター(勝手にそう呼んでる、海にてとかAnyで光るモニター)、もしかして移動する……??
オープニングのMV流れるパートでエントランスの回転映してる場所が前にせり出してるように見えたんだけど、もしかして立ち上がったミニすのこ……??もしそうだったらすーぐモニター移動させるあたりがまじでMr.Childrenすぎる……
※この時はこう思ってましたがこの予想は間違い。次の京セラ公演で真相を知って度肝を抜かれるのだった……。



■Brand new planet
遠目から肉眼で見てさくらいさんの上着ピンクになった!?!!って思ったらモニターに映った上着は普通に紫だった(笑)
カラフルだってとっくに知ってるはずなのに毎回新鮮に「思ったよりカラフルだな!?!!」ってびっくりさせられてんのなに!?(笑)

曲終わりでこう……さくらいさんが最後の「ジャーン!」に合わせて両手をぐっと引き寄せたのに胸を掴まれた……。ライブを重ねて曲が身体に入ってきたからこそ自然に出てきた仕草って感じがする。



1曲目が終わると「覚えてる、この感じ!?始まりました、これがMr.Childrenです!!」の口上。
バックの演奏、福岡初日はドラムだけだったからゆすふるか賭けって感じで飛んでたけど今回ピアノがついて「ゆすふるです!!!!」って感じになってた!!
福岡初日も実はピアノあったらごめん(笑)なかったと思うけどなぁ……。



■youthful days
福岡初日ぶりのゆすふるーーーー!!
改めて見たら映像けっこうちゃんと作ってる、でも他の日替わり曲もこんな感じの映像だった気がするから色違いとかアレンジ違いとかで作ってるのかな?
曲が進むにつれて映像と照明のカラーリングが変わっていくんだけど、緑→青→黄色みたいな変遷だった気がする。青が意外。

かんぱーーーい!!してくれた!!こっちもした!!
毎回「じぇんちゃんいつ上着脱いだの!?(気づいたら半袖)」ってなってたから今回こそは!と挑んだんだけど、結局着てたと確認できたのはこの曲までで、また気づいたら半袖になってた(笑)ほんとにいつ脱いでるの!?!!



■海にて、心は裸になりたがる
1番、下手側でわっしょいわっしょい砂浜で踊ってるぅ♪したあとそのまま下手側先端で歌うんだけど、リズムに合わせて左右に腰くねくねしてて笑っちゃった。しかもこの距離(ステージ-アリーナ挟んだ対面側スタンド)でも肉眼でくねくねがわかるっていうのに二重に笑っちゃう(笑)
2番の踊ってるぅ♪は上手側でわっしょいわっしょい!!

これまでの公演と同じように今日も「実は『前から』気になっているよ」。今日はなかけの肩に手を置いてるのをしかと確認。
名古屋ではアウトロで投げキッス×2したけれど、今日はめちゃくちゃオイオイやって時間切れになったからか投げキッスなしだった!!



前曲が終わって、「もっともっと〇〇、もっともっと自由に!!」の口上。次の曲シーソーだーーー!!!!
「自由に」がシーソーのキーワードなんだねぇ。
それにしても、今日は510という記念日なだけに絶対イノワーの方やると思ってた、ちょっと意外……。



■シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
この曲は福岡2日目ぶり。
今回やっとまともに映像見れた!下から三角とか丸とかが湧き上がってくるアニメーションが流れてるのね。おもちゃ箱みたいでかわいい。
福岡のおぼろげな記憶ではサンギビみたいな映像が流れてた気がしてたけど全然違った……。

いつもAメロ終わりのジャーンジャーンジャーン♪のとこ、なんかジャーンジャーンジャーン♪っぽい動きをしたくなるんだけど結局恥ずかしくてなんもできない……恥ずかしがらずにできるようになりたい……(笑)

ラスサビ入り、なんでかわからんけどメインステージ下手側だけ火柱上がった!!なんでそこだけ!?!!?!(笑)
その後配信見たら両側上がっていたけれど、他の人にも聞いても初日は片側だけ、2日目は両側だったとの話だから、配信は511の映像使ったみたい。……トラブル大好きです!!(違)

最後の「ゆーかんな恋のうーーーー……たーーーーーーーー!!」、福岡のときは低音が迷子になった感というかなんともほほえましい感があったけど、今日はバシッと決まったーー!!



ここでいつものようにMC……と思ったらピアノが鳴らされ始める。
この感じ、Thanksgivingでやったときのあの曲の追加イントロみたいな……うわ〜〜そう来るかぁヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ

ピアノをバックにさくらいさんが話し出す。
「今日、5月10日!何の日か知ってる!?
30年前の今日、Mr.Childrenはデビューしました!!(拍手!!)

次の曲は、僕らの曲でありながら、みなさんの曲であり……そして僕らとみなさんがひとつになった曲でもあります。(あああーーーー;;;;←心の声)

思い出と、記憶と、愛情を……(ここでたはらけんいちすごいスピードで後ろを横切る)めいっぱい吸い込んだこの曲を、今日ここで、上書きしたいと思います!」

早いんじゃwwwwまだ話しとるんじゃwwww
ごめん、すごく大切なこと言ってくれてたのに不意打ちでめちゃくちゃ笑っちゃったwwww

本日の標語
田原・さくらいMC中に移動すんな・健一



■innocent world
というわけでThanksgivingみたいに……もっと大元を辿るとAtomic Heartツアーみたいに、ピアノ&歌だけからのinnocent world!!
これまでの公演では日替わり枠だったけれど(考えてみるとinnocent worldとシーソーゲームの2択で日替わり枠ってのもすごい)、2曲どっちも&イントロアレンジパワーアップさせて披露してくれるという嬉しいデビュー記念日ボーナス!!

ちょうど数日前のYoutube Music weekでThanksgivingを見たばかりだったから、歌い始めた瞬間違いにびっくりした。
主観でしかないけれど、祝祭感でいっぱいだったThanksgivingのinnocent worldと違って、今日のinnocent worldを聴いて最初に届いたのは、その「強さ」と「格」、「貫禄」だった。あまりにかっこよすぎて痺れた。
これが!!デビュー30周年の!!innocent world!!!!;;;;

今までライブで聴く時は「楽しい!!」一色になってしまっていたけど、ほぼ初めて歌詞の意味が入ってきたかもしれない。「30周年」の意識からかな。
24歳のさくらいさんの切実な心情の吐露と、仕事をしている現在の自分のその時々の気持ちと、30周年を迎えたMr.Childrenに、行ったり来たりしながら想いを馳せる。

2番サビ、上手側でたはがギターフリフリでお客さんと一緒に横振りしてくれたーーーー;;;;名古屋でもやってたけれど何度見ても嬉しーー!!!!
そして間奏では下手側でさくらいさんが安定の「ナカケー!たはらけんいち。」。
記念日でも変わらない(笑)

ちなみにめちゃくちゃどうでもいいんですが、この曲の途中で嬉しい出来事が。
ずっと跳んでても、きつくない……!!
ツアーが進む中で運動不足が解消されたみたいで、やっと昔みたいに跳べるようになりました。この感じもツアーの醍醐味!!(運動不足の人のみのあるある)



■MC1
「Mr.Childrenです!!今日、平日なんだよね。(って言いながらアコギの上で腕組む、リフレクの頃めちゃくちゃ見たやつ……懐かしい……)

仕事してから来た人もいるよね。学校終わってから来た人もいるよね。きっと今日のために昨日から東京に来ている人も……。平日なのに、今日を選んでくれてほんとにどうもありがとうございます!」

選んだっていうか……この日なんて誰でも行きたいに決まってるんですけど……!?
腰が!!低すぎる!!!!(笑)


「まさか30周年ツアーで、ずっとマスクしたままでいなきゃいけないなんて、声を出せないなんて、思ってもいませんでした。
でも僕らがその分演奏して歌うので、安心して楽しんでもらえたらと思います!

今回30周年のツアーということで、今ある僕らの曲241曲から、何を歌いたいか悩んで悩んで選んできました。ただ、悩みきれなくて、多くの曲を選んできたので、その日ならではの曲もあります。
大事にお届けするので、1曲1曲噛み締めてもらえたらと思います。(的な)」


「次にお届けするのはまだデビューして間もない頃につくった曲です。
初々しい恋の歌、痛々しくて図々しい恋の歌を、当時の気持ちを思い出しながらお届けしたいと思います。」



■Over
これまた「30周年」の意識で聴いてしまった曲。
改めて、これが初期曲ってすごいな……クオリティ高……。(今更&何様)

それにしても楽器の絡みがすごい、絡みで構築された曲。いや、曲って全部そうなんだけど。
なんて言えばいいんだろう、「バンドの曲」だ……!!って会場で放心した。バラード的なイメージあったけど全然……バンドの曲だよ……。ギター、ベース、ドラム、キーボード、全部の楽器があって成り立ってる。
当たり前なんだけど、それがなぜだか無性に嬉しい。

ところであの、ここの日替わり枠って毎回「美しすずきひでや抜き」(勝手に呼んでる)があったと思うんですけど、あの、510でなぜに突然消失????
今まであんなに抜いてたのに???収録日に消失why?????ちょっと抜きすぎだと思ったから???極端すぎない!?!!(笑)



■Any
2番の照明に対するいちばんぴったりな形容をずっと探していたんだけど、今日見ている時ふと「告発するような」という形容が思い浮かんで、これだって思った。
瞬くような白い光にカメラのフラッシュを彷彿とさせられたのもあるかもしれない。
LOVEはじめましたで似た照明が使われていたのも繋がっている気がしてくる。
今日もまた表情は険しめ。

余談だけど、後日配信を見て初めて「また描きたして行く」で「描く」指をしていたんだって気づいた。
ちょうどこの後の京セラ初日公演で考えたことの答え合わせをさせてもらった気がしてぐっときてしまったのだけど、これについてはまた京セラの感想文で……。



■MC2
ここのMCは断片的にしか残してないので、ニュアンスで!
DVDたのんだぞ!!

「どうもありがとう!!(拍手拍手!)最高だ……。
今歌ったAnyの歌詞にも、『今僕のいる場所が探してたのと違っても間違いじゃない』って歌詞があったんですが、マスクをしたままのライブはたしかに望んだものとは違っていて、歯がゆい思いもあったんだけど……、
拍手にこんなにいろいろな表情があって、あったかくて、優しくて、力強いと知ることができて、間違いじゃなかったと思ってます。」


拍手の真ん中へ!の言葉から花道~センターステージへ移動。
いつも通りじぇんちゃんがふざけて、名古屋でもやってたジェンシャンクの空に&さにやんとのダブルショーシャンクを披露。

移動後、Anyの「望んだものと違っても」の歌詞と絡めて、「デビュー当時30年後こんなところでライブできているなんて想像もしていなかった、本当にラッキーだと思う」というお話から、次の曲に繋がるMCへ。


「(この30年間は)感謝することばかり、楽しいことばかりではなくて、振り返ってみると、なんであんなこと言っちゃったんだろう、なんであんなことしちゃったんだろうと思うことの方が多いです。
嫌な思いをさせてしまった人、離れ離れになってしまった人、そして今もなお一緒にいてくれる人、すべての人への想いを引き連れて、次の曲をお届けします。」


今までの公演で出てこなかった「引き連れて」の言葉にはっとした。
Tomorrow never knowsでも使われている、「引き連れて」。
個人的な話になるけれど、昇華できない想い、断ち切れない想い、それらとどう付き合っていけばいいんだろうと思った時に光を差し出してくれた「引き連れて」/「いっそ引き連れて」。だから自分にとってすごく特別な言葉で。
それをこういう文脈で使ってくれたことで、あぁやっぱりそれでいいんだ、とまたひとつ救われたような気がした。



■くるみ
そういえば名古屋初日はドラムの音が直で聴こえてびっくりしたなと思い出した……。そんなに今日の席と距離違わないはずなんだけどどういう違いだろう。
今日は「こうして歯車は回る~」で頭ぶんぶんしなかったね。



■僕らの音
名古屋では特大だった「バイバイ」の破裂音、今日は普通の音量だった。
名古屋のとき演出的な変更かと思ったけどミスで偶然生まれたものだったのかもしれない……私はむしろ好きだったけど!!(笑)



■タガタメ
いつも通りメインステージへ戻ってのこの曲。
この曲で気づいたんだけど、いつの間にか場内が暗くなっていたみたいで、星空演出をするモニターが背景から浮いてなくてびっくりした。東京ドームなのにもう暗い……!?
AAGのときはセンターステージの準備中が丸見えなくらい明るかったんだけどなぁ……。3月までやっていた大規模改修で天井の素材を変えたとかってわけじゃなさそうだし、不思議だ……。

これまでの公演でもやってたけれど、アウトロの最後にじぇんちゃんが立ち上がってプレイするのに未完ツアーを思い出す。
いつの間にか、曲それぞれに見てきたライブの景色や思い入れが蓄積されているんだなぁ。



■Documentary film
ふと天井を見上げると天井に映った光とモニターの影があんまりに巨大でびっくりした。
曲の大きさ、バンドの大きさ、会場(対峙するオーディエンス)の大きさを象徴するようで、いつもこれを見ながら歌ってるってとんでもないなって思った……私だったら絶対緊張する……。(※歌う機会ない)



■DANCING SHOES
長らくこの曲でのサブモニターのカメラワークがドアップすぎるなぁと思ってたんだけど、今回引きの構図が増えた気がする!!ありがとうありがとう!!
2番の過去キャラパロディ映像で出てくるロボット、HOMEのかなって思ってたんだけどあんだいらびゅのMVもありえる気がしてきた……。気……。引き続き他のも謎です……DVD出た時に答え教えてくれたりとか……多分しないよねぇ……。



■ロックンロールは生きている
こないだの名古屋公演のインスタ写真、たぶんそうじゃないか……!?って思ってたんだけど今日ロク生きの入りって確証持てた!!嬉しすぎる;;;;
そして日替わり曲なのにデビュー30周年記念日のセトリに選んでくれたことも嬉しい;;;;

「握りこぶし今日も痛み隠し!!」で両手胸元グー!!
1番→2番の間でシャウト!!
どっちもテンション爆上がりした、最高~~~!!!!

アウトロのアアアッア~みたいなシャウトにまただいぶアレンジが入ってて、CDと別バージョンな感じになってた。その時その時の興奮や熱が結実するのがこのアウトロシャウトな気がしてて、毎回違いを実感するたび嬉しくなっちゃう。ほんと好き。



■ニシエヒガシエ
イントロ→歌に入るところでさくらいさんのるるるるダッシュ(巻き舌でるるるる言いながら駆けるやつね)があってうおおおお~~~~!!!!ってテンション上がったところに花道&メインステージの縁から特効火花バーーーン!!!!をかまされてテンションの天井ぶち抜かれました、最高……。
今ツアー初めて、そしてお久しぶりのニシヒガ特効!!やっぱこれがなきゃねーーーー!!!!

「この指とまれ」で周りみんな指出してる一体感たまらん……当日券エリアのみなさんLOVE……。
1番サビが終わって2番に行くところでさくらいさんダッシュ!!さっきまでセンターステージ先端にいたのに3秒数える間に下手側先端まで走り込んでて笑った。早すぎるんや。
2番では変なとこでおいでおいでおいでジェスチャーされた。「お前が信じてる道を進むんだ」のとこだったかな?一緒に進もうぜ!!って感じ??

モニターでは赤っぽくてガラス玉?がいっぱい登場したり骸骨が両側から泳いだりしていたような、ごめん映像記憶がまじでない……。
考えてみるとニシエヒガシエでアニメーション流してるのって珍しい気がする……。



■Worlds end
久しぶりのケーキ横投げだーーーー!!!!!!(テンション↑↑↑)
ほんで「期限付きなんだろう?」の時計確認ジェスチャーは「永遠が聞いて呆れる」のとこまで後ろ倒しになってた!

ロク生きのアウトロシャウト同様、この曲もオーオオーオオーのシャウトパートがアレンジされてました。
ツアー序盤は2013年以前の音程でのオーオオーオオー→大海原の映像バックにファルセットメインのシャウト、だったんだけど、今回はオーオオーオオーのパートの前半にもうファルセットが入ってきていて、融合したような形に。
ロク生きのシャウトもそうだけど、今回のシャウトはどちらも原点回帰→新たなアレンジへ、っていう変遷を辿ってる気がする。



■MC4
「新しい曲をやります!
この曲も今日これまでやった曲みたいに、みなさんの思い出と、記憶と、愛情を、いっぱいいっぱい吸い込んで、大きい曲になってほしいと思ってます。
お届けします。」



■永遠
ここでピンクを脱いで薄紫シャツに。
名古屋までは下に黒Vネックと白インナー着てなかったような。でももし着てなかったら今日とかおへそ丸出しになるな……ボタンめちゃくちゃ開いてるし……などと考えながらイントロを迎えてしまいました……。(不純)
ていうかピンクシャツ脱ぐ前4枚着てたってこと……??暑くない……!?

モニターに桜が出る前は絶対にあの命のかがやきくんライト(勝手に呼んでる)(何回目)が上から下に降り注ぐのね、曲の始まりも終わりも両方ともそうだった。
桜の散る様は命のかがやき……。



■others
「君の指に触れ唇に触れ」でモニターに影を抜く演出、ここまで観た公演で1回も欠かされてない。大事なアングルなのね。



■Tomorrow never knows
ここから衣装が白?Vネック+水色シャツに。
Tomorrow never knowsが水色衣装だと嬉しくなるアカウントはこちらです。



■fanfare
当日券エリアの一体感がありすぎてほんっっっとうに楽しかったヽ(;▽;)ノ
福岡2日目のデジャブ!!fanfare自体一体感出やすい曲なのかもしれない!



■エソラ
……って前曲では思ったのに!!この曲ではいつもどおりサビ手拍子仲間が見当たらない!!!!当日券エリアですらアウェイだと!!!!なんてこったいwwwwww

1番終わりで嬉しくてたまらないみたいに足じたばた頭ぶんぶんしてたさくらいさんめっっっちゃかわいい。嬉しい時のわんこ!!!!

2番が終わるとなか&たはが並んでセンターステージに出陣。この双璧感一生好き……。
めちゃくちゃ思いつきだけどいつかこの双璧出陣、左右のモニターに別々に出してみてほしい……絶対かっこいいから……。
からの大サビでテープバーーーーン!!名古屋と同じカラフル銀テ、数日前にこれを「エソラのMVみたい」と形容している方を見かけたんだけど、そう思うと一層この景色が愛しくなるよ~~ヽ(;▽;)ノ



■MC5
大意はいつもと一緒だけれど、歌詞に寄せたMCになった!
「喜んでくれる顔をイメージしながら」
「ずっと握りしめていましたが、やっと渡せます。
受け取ってもらえたら嬉しいです。」の言葉が印象的でした。



■GIFT
今日もまたさくらいさんの「ありがとーーー!!!!」のシャウトで込み上げてしまう(;;)
今日この日だから一層思うよ、こんなにも「僕の方こそありがとう」なことあるかい!!



■アンコール
■MC EN1

「Mr.Childrenです!
1人ですが!Mr.Childrenです!!(笑)

今からやる曲は『Your Song』(ユアーソング)という曲です!
英語をあんまり勉強してこなかったんですけど、
『You』って、『あなた』って意味と、『あなたたち』って意味があるんですよね。
……もちろんご存知でしょうけど(笑)」

に続けて、いつもの「今ここにいるあなた」「今ここにいないあなた」の話から、「Your Song」へ。



■Your Song
今日はやっぱりデビュー記念日だからこそ、自然と歌詞と彼らの歴史を重ねて……「今ここにいないあなた」の方を強く意識して聴いてしまう。
30年を積み重ねた「そう君じゃなきゃ」、なんて愛しいんだろう。

最後は「Your Songでした、Your!Songでしたー!」で〆。



■MC EN2
いつも通り3人とさにやんを呼び込んでーのメンバー紹介&コメントコーナー!
ここはほんとに断片しか残してないのでDVD!たのんだ!!(笑)

・さにやん
さく「この人が演奏してくれるおかげで、僕らは安心して演奏して、歌うことができます!」
「相棒です!キーボード、そしてボーカル、サニーー!!」

紹介を受けたさにやんから「おめでとうございます!」の一言が。今ツアー初めて(MCで)声聴いた!!


・じぇん
「支えてくれるスタッフ、今は会わなくなってしまったけれど一緒に仕事をしてくれた方々、両親、家族、友人にも感謝を伝えたいと思います、どうもありがとう!」
「そぉ!しぃ!てぇ!(ダンダンダン)あ!な!た!が!た!ですよ!(ドドン!!)
あなたがたがいて初めて僕らのライブははじまるんでございます!」


・なかけ
「バンドマン冥利に尽きます。」
「(じぇんが尽きますねぇ〜って言って)ねー(笑)幸せ者です。
これからも、よろしくお願い、しまっす!(へらへら〜)」


・たは
「今日演奏した曲たちは、どれもみなさんがたくさん愛してくれたり、大切にしてくれたり、応援してくれた曲たちです。」
「ステージから見ていると、みなさんの思いが水面(みなも)に反射する光みたいにキラキラキラキラ輝いていてとっても綺麗でした。幸せです。どうもありがとう。」
「今日は30周年ってことで、あと何年できるかわからないですけど、これからもみなさんの生活に1歩でも近づける音を鳴らしていけたらと思います。
これからもよろしく。」


そして、さくらいさんの次の曲に向けたお話から、今日最後の曲へ。



■生きろ
ステージというものは当たり前にそこにあるものでもなければ、記念日ならば、と神様が気を利かせて困難を取り除いてくれるものでもないのです。
険しい顔、掠れる高音。
何度も手を握りしめてお願い!と念じ、この情勢になってからはじめて今客席が声を出せたなら、と思ってしまったのが、今日の「生きろ」でした。
今日はやっぱり特別な日だから。

それでも最後の最後のシャウトは決めるのがこの曲。今回も生き抜くのを目の当たりにできて、本当によかった。
翌日参加した人の話を聞いた感じ、配信の「生きろ」は511を使っているor部分的に使っているんじゃないかな。

過去にもこういうステージを見たことがあるし、これからもこういう場面が起こることはあると思う。
これまでの30年も、ここから半世紀までも、当たり前には存在し得ない。
こちらから彼らにできることなんてないから、せめてどんなライブも、どんなうたも、ただただ真っ直ぐに受けとめたいと改めて思う。

……と、こんなシリアスなことばっかり考えていたこの曲だけれど、モニター4分割になった時にさくらいさんが動き回ったことでさく×2になってんのにはほっこりしました。じぇんちゃん消えちゃった……(笑)



■Ending
並んでーの挨拶のあと、いつも通りストリングスのあの曲をバックに左右スタンド、花道先端と行脚していく。

1回目のオーオー!はじぇんちゃんひとりだったはず。
2回目のオーオー!はじぇんちゃんがその前にみんなに「しー!いくよ?いくよ?」みたいにしてからのオーオー!だったんだけど、さくらいさんも乗ってくれたーーーー!!うわーーー嬉しいヽ(;▽;)ノ

2回目のオーオーを止まってしっかりやったことで花道先端に到着するのがちょっと遅くなる。もしかして3回目やる?やる…!?あーもう着いちゃった、3回目なしかぁ……と思ったらじぇんちゃんがまた「しー!やるよ?やるよ!?」してくれてさくらいさんも指さして「やるのね(笑)」みたいな反応して、初めての3回目のオーオー!じぇん&さくらいさん!!嬉しすぎる;;;;
(名古屋2日目でもやってたのかわからないけど、とりあえず私にとっては初めての;;)
お隣のおねえさまと一緒に身体揺らしながら拍手するのもほんとに楽しくて……こんなふうにこの曲をまっすぐ楽しめてるのが本当に嬉しいよ……。

そのまま花道先端で1列に並んでーのお辞儀。さくらいさんが笑って客席見てるなかけをこれまた笑いながら引き寄せてーのラインナップだったのが印象的。
このお辞儀を後ろから映すの大好き。リフレクを思い出す……。

お辞儀が終わってちょうど曲も終わり。永遠が流れる……と思ったらまた弦楽四重奏。あれ?もう一周!?いやこれ違う曲だ!!と思ったらモニターに文字が出てる!
「10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな Mr.Children 30th Anniversary」
流れてるのはSimple;;;;;;;;
わーもう完全に不意打ちじゃん;;

ポプザ2012のフラッグとか、これまで話にだけは記念日サプライズについて聞いたことあったけれど、こんな感じなんだ……ほんとにこういうのがあるって考えてなかった……。
お隣のお姉さんの涙声での「これ、今までもありました?」にこちらもあてられながら「なかったですなかったです、初めてです!」って返して、実感が湧き上がってくる。

ここで「記念撮影します!」のひと言とともに記念撮影の体勢へ。
たぶん「ずっと撮影してくれてます!」ってやぶたさんを紹介していたと思うんだけど、その頃当日券エリアは「え、(照明塔)被ってるwwww映るわけがないwwww」とか言い合ってざわざわしてたのであんまりMCの記憶が……(笑)
でもちゃんとピースしてる可愛い我々。まぁ絶対映らんけど!楽しいからいい!(笑)

花道戻るときのさくらいさんの言葉、すっごくさくらいさんらしいと思った。
「誰の言葉なんでしょう」。
森田さんがさくらいさんについて言っていたあの言葉を思い出しもして。

メインステージに戻ってきた4人。改めてさくらいさんが3人を紹介してから最後のひとこと。

「また何年か後、これよりもっとでかいライブをやりたいと思うので、またそこで会いましょう!!(拍手!)
その時は、でっかい声聴かせてね!!歌ってね!!
その日まで元気でねーー!!またねーーー!!」



■あとがき
コロナ禍で迎えたデビュー30周年のその日。
とにかくこの情勢が始まって以来「30周年ツアーはどうか無事に……!!」と思い続けてきたからか、終演後にいちばんつよくあったのは、喜びというよりも安心感でした。
無事この日を迎えられて、そして無事終えられて、本当によかった(;;)

実際、ライブの中でinnocent worldとシーソーゲームの両方を披露したりMCでデビュー日について触れてはいたものの、あくまで彼らのライブスタンスとしては過去よりもこれから……半世紀への意識の方が強かったような気がします。
やっぱり最後が「生きろ」だからなぁ。この曲がいつも最後に、このツアーは「30周年」ツアーである以上に「半世紀へのエントランス」ツアーなんだよとダメ押ししてくれている気がする。
もし「innocent world」や「GIFT」で終わるセトリなら「30周年」が強くなるだろうなぁ。
そんなことを考えつつ東京ドームの風が強すぎるドアから出ました。東京ドームのあのドア大好き!!(脱線)

改めて、Mr.Childrenさん、30周年おめでとう!そしてありがとう!
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