【東京初日】 地元公演。実に6年ぶり、随分と久しぶりの東京ドーム。6年前のここでの公演をきっかけに「きっとこれからもMr.Childrenが好きだ」「もっと知りたい、好きになりたい!」と思ってファンクラブに入った、自分にとっては思い出の場所。 他のどの会場より厳しい警備に物々しい雰囲気に緊張しつつ、ドーム空間に入って視界が開けてその広さに圧倒されて、そこから階段を降りてアリーナに踏み入れた時、連番相手の子と思わず顔を見合わせて泣いちゃったなぁ(笑) 6年前は冬で夜だったけれど今回は夏の夕方で日が落ちてないこともあり天井が明るくて、高く感じて。「ドームにいるんだ」という実感をどこよりも感じて初めてライブに来たような興奮と緊張感を感じていました。と、前置きが長くなってしまった(笑) 東京は今ツアーのターニングポイントとなる公演だったと思ってます。and I love you、タガタメ、innocent world、Starting Overの4曲を下げ歌い切ることへの覚悟を示し、I wanna be thereで「胸の中に明かりを灯していれば大丈夫」(初日)、「このライトは胸の中の明かりのメタファーなんだ」(2日目)のMCを加え、スタオバではブレイクアレンジが加わり、そして足音は「最後にこの曲を聞いてください」から「聴こえてるか、届いてるか!聞こえてるぞ、届いてるぞ、みんなの足音!」。 これらの変化はネガティブな妥協ととることもポジティブな妥協ととることもできると思うけれど、私は断然後者を推したいです。ここから未完ツアーは「みんなの」ものへと大きな舵を切ったんだと思う。 連番で肩を組んだちるわーファイトクラブ、顔を見合わせて「なーんどでも!」した蘇生、手をつないで思い切り飛んだイノセントワールド!!どれも鮮明に覚えてる。本当にあっという間の時間だった。
【東京2日目】 たはら側1階サイドスタンド。初日も新潟より出ていたけれど、この日で声の調子のV字回復を確信しました。ただ、前日に引き続き様々挑戦を盛り込むも同じくらいもどかしいあれこれがあった、ちょっとじれったい公演だったとも思ってます(笑) WALTZでのポインター(正直笑っちゃった……笑)、わなびーの「この曲だけ」の言葉が叶わなかったTomorrow never knowsのさくらいさんの表情、個人的にはスタオバのキー下げの違和感がさらに強調されてしまっているように感じたスタオバ前SEのキー下げ、など。この東京~札幌~名古屋が今ツアーの過渡期・変革期だったと思っているんですが、この2日目はその中でも特に紆余曲折を感じた公演でした。ライブは生き物だねぇ。