Mr.Children Stadium Tour 2015 未完4(14~21) 14.REMもう蜘蛛の糸の時点でなんとなくわかってたけどイントロ前のマイク?スピーカー?の入る音でもうわかっちゃうよねれむちゃんだよね待ってたよいらっしゃい!!!!いらっしゃい!!!!!!!!!もう大好き!!!!!!!!!!!!!!!!このライブで1、2を争うほどに心躍る時間!!!!!!!!理性なんか全部ぶっ飛ぶ!!!!!!!!お陰様でライブ中のステージ全然覚えてないよ!!!!!!!!あっプリズムモニターのせいでさくらいさんが増えてて(しかも正面寄りの席から見ると細長い)(細長らいさんがたくさん)地獄感ありました!!!!!!!!さくらい地獄!!!!!!!!わーい無理!!!!!!!!(誰かに怒られそう)(※私はさくらいファンなはず)記憶の薄いこの曲の間でも辛うじて覚えてるのがCメロが明けて落ちてくる赤に染まるステージ上部LEDモニター、染まったところで空間を引き裂くように響き渡るギターのギュウウウウウーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!、あくまで静かに始まる「そこで何してるの?君はどこにいるの?」から徐々に狂気を帯びていきついにサビ前で上げるさくらいかずとしの「アーイッ↑」の鋭いシャウト!!!!!!!!このコンボがもう本当に本当に最高で。この瞬間のためにこのライブ来てるんじゃないかって思ったこともあるくらい、もう本当に本当に大好き。最高。この曲も自分にとっては声の調子が如実に出る&その日の調子を測るバロメーターとなる曲でした。それが前述のみんな大好きアーイッ↑↑です。以下、誰も得しないアーイッ↑↑といなあああい(が上だったかどうか)の記録となります!!!!なんのこっちゃって人は飛ばしてね♡(制作協力:某鳩さん)ってな感じです。新潟はめもがなかった…××……アーイッ自体無し×……アーイッがあったもののアーイッ↑でなくアーイ(低)△……頑張って途中からアーイッ↑(いなあああい)になったものや無理矢理叫んだもののちゃんとアーイッ↑(いなあああい)できてなかったもの○……紛れもないアーイッ↑(いなあああい↑)(※いなあああいとは「ぼーくはどーこにーもーいなああああああい!!!!」のいなあああいのことです)このアーイッ↑↑で思い切り天に腕を突き上げて飛ぶ!!!!っていうのがりふれくの頃からの恒例だった、というお仲間さん(そもそも私にアーイッ↑を教えてくれたどこぞの鳩さんにサボテンさん)、いや〜〜ここで「今日はアーイッ↑来ないか……?いや、来る!!来る!!!!」って思いつつ思い切り飛んで本当にアーイッ↑が来た時はほんとに嬉しかったよねぇ……何度もアーイッが無かったり低かったりして「あああああなんで飛んだかわかんなくなっちゃったwwwwww」なんてこともたくさんあったもんねぇ……(´;ω;`)ほろりおあずけを食らったまま放置されたあとのアーイッ↑もまた格別なものでございました……。そして、あのSEが。15.WALTZREMで沸騰した頭を抱えて興奮して動きたいでも動き方がわからない無力な私のスーパー脚ダンダンタイムですこんにちは!!!!!!!!モニターにはニシエヒガシエぶりのスーツ男にショーウィンドウの女性、ステージには弾かれたように回るさくらいかずとし(とはいえりふれくよりは少ない印象)。イントロが明けるとさくらいさんは大人しくスタンドマイクで歌い始める訳ですが、ここでのジェスチャーもりふれくより少なかったように思います。東京2日目と日産初日にスカイダイブ(両腕広げて)が復活したときは嬉しかったなぁ……!!今ツアーはマイクスタンドに持たれて沈むパターンが多かったので。さてさて、紫?赤?(ここ記憶曖昧になってる)の照明が会場を舐めるように照らす中、彼はセンターステージへ。頭の中の亡霊に苦悩するかのように身をかがめた後は、満を持して亡霊と踊り始めます。りふれくツアーとの変更点としては、札幌か東京2日目で気づいたんですがこの時センターステージの縁に取りつけられた照明がランダムにさくらいさんをビカビカ照らして回るということ。もしかしてあれはフラッシュを利用したストップモーションに見せることを意図したものだったのかな……?確かにビカビカが強すぎて目が眩んで時々そう見えてたけど何故……?(笑)滑らかな動きに見えた方がいい気がするんだけどなぁ……単にこっちが考えすぎなだけで向こうはただビカビカギラギラさせてより注目させることを意図していたのかなぁ……と疑問は尽きないのですが、いずれにせよ私が一番気になるのはさくらいさんは眩しくなかったのかってことです(笑)(東京2日目よろけて見えたんだけどもしかしてそれかなぁ)亡霊をころした後のシャウトは圧巻でした。回転回数が落ちても手持ち無沙汰感がなかったのはここでのシャウトの圧倒的な長さ・声量によるものじゃないかな。このシャウトもまたやはり声の調子が出るもので、絶好調な日のシャウトは特に息を呑むほどの迫力がありました。そして花道からステージへ。赤く照らし出され奏でるたはらさん(ここのフレーズを聞くと何故か「大陸的」という印象を抱くんだけど何がそう思わせているのかはわからぬ……)、吐息混じりの掠れたさくらいさんの「ららららーら……らら…………」「ららららーららーららら……」、その余韻を切り裂くじぇんのドラムから視界は明け、メインモニターにはステージの様が映し出される。ここで「ワルツに乗せっ」と歌いながら前に歩み出すさくらいさんに近づく形で、はじめなかけー側の足元視点で広く映しているカメラがぐわーーーーーーーーーーーっとさくらいさんに向かってズームアップしていく、という一連の流れがめちゃくちゃに大好きでした!!!!!!!!その場に立ったままギターを響かせるたはらさんを静とするならば、じぇんのドラムはそれを打ち壊す砲声で、そこから画面も音楽も急転直下に動へと転じる。このコントラスト!!!!本当にたまらない。曲ラストのシャウトでは調子がいい時ほど暴れ回った(とはいえりふれくほどではない)末にマイクスタンド散歩させてた印象(笑)犬が1匹、金魚が3匹、亀が2匹、メダカが20匹、ハムスター1匹にマイクスタンドが1匹ですかわかりました!!!!水替えは要らなさそうで安心ですね!!!!!!!!!!!!!!!!そしてこれは多分違うだろうなと思いつつ思いついちゃったことを一つ、蛇足として(笑)私はこの映像の背景のある一場面(目が覗いている)を見て靉光の「眼のある風景」という絵画を思い出しました。(絵は検索してすぐ出てきます)この絵画は太平洋戦争に向かう1938年に描かれたものなのですが、この絵を描いた靉光という人物は政府の依頼を受け戦争画家となることを拒んだ結果いち兵士として徴兵され、出征先の上海で病魔に倒れ還らぬ人となりました。戦争及び右向け右な体制に対して反発した絵画・そのような状況を見つめる絵画、という風に自分は捉えています。それとWALTZをどういう風に繋げるつもりだったのかは自分でもわかりません(笑)同じように目が描かれてるってこと以外にも何が繋がるものを感じた気がするんだけど忘れちゃった(笑)ただ、この絵画は日本のシュルレアリスムの代表的作品のひとつに数えられていたということもあり、某武将さんの仰っていたようなシュルレアリスム的な面が自分にこの絵画を喚起させた要因かな、とも思ってます。靉光の他の絵画は中国の絵画の影響強いからあんまりこういう画風じゃないしね。というわけでほんとにただの蛇足の蛇足でした(笑)16.フェイクイントロ前の効果音?でLOVEはじめましただと思った人(・ω・)ノはーい(早とちり)ここからまたプリズムモニターちゃんが降りてきますが今度は映像が映し出されているためかなりわかりやすいものとなっています。その映像というのが、灰色のぬかるみに浮かぶ唇や耳といった身体の器官。同時に流れ出す音声で次の曲はフェイクか!と分かるわけなんですが、ここで流れる音声が初日からずっと引っかかっていました。「飛び込んでくる音(目に入る映像)暫く遮断して(心澄まして)何が見えますか?(誰の声が)聴こえますか?(いつまでも)抱きしめていれるかな?」()内の歌詞が抜かれているんです。SENSE PROJECT恐怖症が未だ抜けない私はこの断片的な言葉たちにしにそうです助けてください(涙目)それでも考えずにいられないので考えちゃうんですけども。残された歌詞は聴覚(五感)を否定した上で「何が見えますか聴こえますか」と呼びかけ、そしてそれが抱きしめていられるかに繋がることを示唆しているように見えますし、抜かれた歌詞は同じく視覚や聴覚(五感)で捉えたものを「心」で感じることを促しているように思えます。いつまでもはなんだって?知らん♡♡♡ 想像力に任せてみましょう♡♡♡♡♡♡ ハッそうか、想像力……?ということで私はこれ、目や耳といった五感に捕らわれるな(なんせフェイクかもしれない)(この曲フェイクだもんね)、心で捉えよう、つまり想像してみよう、ってことなんじゃないかと思いました。そしてその想像力が何に繋がるかというと、「抱きしめていられるかな」=愛、というわけでこれまでに言ってきたことと完全に繋げられちゃうわけです。これを世間的には何というかって?こじつけだよ知ってるょ♡♡♡♡♡そしてこれによって私さんの推測によれば今ツアーに擬態ちゃんが入ってきたのは「目じゃないとこ耳じゃないどこかを使って〜」があるからこそ、フェイクと呼応するからこそ、となるのでしたちゃんちゃんさてライブのお話に戻りましょう( ˘ω˘ )たはギターのぎゅうううううんッ↑から始まったこの曲、会場のボルテージも高ければさくらいさんのテンションも高い!!!!「こぉいっ!!」と煽りに煽られてはWALTZで動けなかった鬱憤を晴らすかのごとくとにかく跳ねる!!!!振る!!!!サビで「おぉっ!おぉっ!おっおー!!」(表記にするとバカみたぁ〜〜〜〜〜〜い!!!!)(Q)そんな会場が一番わくのが2番、大抵左右どっちかのステージサイドまで来て「誰かと『とっかえのきく』(左手人差し指親指クイクイッと交換の動き)代用品でしかないんだ」「ホック外してる途中で気づいてたって」(左手でフロントホックをはずす動作)(へーそのホックフロントホックなんだへー)そして「 た だ 腰 を 振 り 続 け る よ 」(※超激しい)(※超超超激しい)(※左手バーに掴まって思いっっきり前後に)(※超超超超激しい)こ れ 完 全 に 立 ち bうわっやめろっ何をするだやめr……私はこういうの好きですよ?会場盛り上がるしそのままサビになだれ込むのが楽しくて(笑)(笑)他の方が語りたがらないので勝手に誰も得しない腰振りまとめをしますと福岡~長居:増加期。「ただ」から振り始めるため5~6が平均。今ツアーピークは長居かと思われる。またフロントホックを外し出したのは長居初日から広島~東京:減少期。なお記録のある東京初日は「続けるよ」くらいから振り始め2回だった模様。この東京2日目から「とっかえのきく」のジェスチャー開始札幌~日産初日:安定期。「振り続けるよ」あたりからの腰振りが定着する。3~4が平均日産2日目:突然の「ただ」からの腰振り復活、腰振り全盛期レベルの5~6回のものを披露(そ し て こ れ が ま さ か の 収 録 )宮城~京セラ:安定期に戻るかと思いきや最後の最後でアレンジ。京セラファイナルで披露した「腰を」あたりからはじまる腰振りでは股間を手で押さえつつ、というスタイルを披露したのだがその左手は一体何なんだという感じだったかな、と。夜道に気をつけます。そんなこんなでテンション高く突入した2番~間奏~Cメロは見どころたっぷりで楽しかったなぁ〜〜!!(話題の転換)間奏前最後の「またしても フェイク」の「フェイク」を吐息混じりに言ったり、言わなかったり、柵にもたれかかって何か考えるように遠くを見回したり目線を伏せたままだったり。それが何を意味するかはわからないけれどとても印象に残ってます。この間奏からだったかな、それとも2番入ったとこからだったかな。モニター内にピンク色の幕が降りてきて、唇や耳の映し出されたプリズムモニターにもピンク色のロープが張り巡らされる。照明は水色とピンク。このピンク色のロープもまた五感の否定を促すものだったのかなーなんて思いました。なんせこのあとのさくらいかずとしは歌詞モニターの上に立ち上がり、腕を広げて今度こそ「飛び込んでくる音 目に入る映像……」の歌詞を歌い始めるのだから。終コンの印象が強いからかこの数節を歌うさくらいさんには教祖感や神様感を感じてしまう(笑)ラスサビになってセンターステージまで飛び出して来ていたさくらいさんは、最後に「すべてはフェイク(言ったり言わなかったり)、それすら」と残して、メインステージへ。17.ALIVE照明の落ちた中に響くさにやんのキーボのイントロ。これだけじゃまだ何の曲かはわからない。そこからさくらいさんがルームランナーに乗るタイミングで照明がつき、モニターがさくらいさんを映し、既存のイントロ演奏が始まる。いや、ルームランナーって普通に書いたけどさくらいどうしたwwwwwwwwwwwwwwって思ったよ最初は(笑)(笑)!!?!!?!あああああるいてる!、?!?!!!?!!wwwwwwwwwwwwwwルームランナー!?!?!!!?!!?!!!wwwwwwwwwwwwwwあるいてる!!?!!?!!?!!?!!wwwwwwwwwwwwww「最初の予定ではこの花道をエスカレーターにして歩かずとも花道の先までんが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと!!(どやあ)」「もう走ったり汗をかいたりなんてしませんよ!!!!(どやああ)」って言ってたwww人wwwwがwwwwwww歩いても歩いても進まないってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそれだけでもかなりツボだったのに福岡以降照明がついた瞬間お客さんの「おぉ〜〜!!……??」みたいな声が聞こえてくるのがもう楽しくて楽しくて(笑)(笑)前の席の人とか「えっ何!?さくらいさん何してんの!??!!」「歩いてるけど進んでなくない!?!!?!」って話してるんだよ老若男女問わず、なんかもうかわいいよそんなわけでここは自分の中でかなりのお客さんかわいいポイント( ˘ω˘ )でも曲自体はあくまでシリアスそのものなんですよね。このシリアスさ・重さで初めのうちは気が滅入ってたなぁ……。さて、ルームランナー上を歩き続けるさくらいさんははじめ進行方向側から(つまりさくらいさんの顔を正面側から撮る形)映されています。(これが悲劇を生みまだこの頃明るかった長居ではたはら側注釈側スタンドのスタッフさんがずっと映りこんじゃったりもしてたね、それを受けてアングルが補正されて進行方向側からでありながら真正面でなく足元側からアオリで撮るアングルに変わっていた気がする)歌うにつれてカメラはゆっくりとさくらいさんの右手に回り込んでいき、「今日が行き過ぎる」を歌い終わる頃にはカメラは完全に真横(右半身側から)のアングルにシフトしている。そしてここからメインモニターに映るのが本物のさくらいさんでなく白抜きのシルエットとなります。モノクロの世界を歩くさくらいさん。ちなみにサブモニターは本物のまま。本物のさくらいさんは手を汚さず奪うんだよ、で左掌を天井に向けたあとグッと握りこみ「奪い」、傷つけず殴んだよ、で「殴る」。ここの動きで「あぁ、シルエットは事前収録のものなんだな」とわかる。……あぁなんだか書きながら気が滅入ってきたぞ…………(笑)この映像もあんまり好きじゃないのでそこまで触れるつもりないんですが(笑)、そうだね、とりあえず初日さくらいさんのシルエットの後ろに白いシルエットが増えた時はたはらが歩いてないか確認したよねあとブタさんどう見てもガスマスクなんだけど「バケモノの子のブタさんおったよな!!」「しかも1人じゃないで、ぎょーさんおったでブタさん!!!!」「次よーく見てみ!!!!」って言ってたナオキシの笑顔、忘れないよさてそんなどこかのフルヤナオキシはさておいて曲が展開し2番が終わったあとの間奏でさくらいさんはルームランナーを降ります。今度は確実に自分の足で地面を踏みしめ前に進む。この間奏明け最初の歌詞が「さぁ行こう」なの、ずるいなぁALIVEといえば曲が徐々に暗から明へと開けていくという展開ですが、それを視覚化するものとしてあるのが、ラスサビの「やがて荒野に花は咲くだろう」で花道先端に向かうさくらいさんの後ろ姿と客席を映したサブモニターの映像がモノクロからカラーになるシーン、メインモニターの中のモノクロの人々が色とりどりに色づきその頭上を鳥(鳥!)が飛んでいくというシーンだったのかな、と思います。こんな感じで色々と演出に凝った曲ではあったのですが、これらを差し置いて自分が一番大好きで印象に残っているのが、2番から照明がステージセットに向きドームの天井にステージセットの影が投影されることでステージが大きさを増して紫色の巨大なモンスターの如く立ち現れる、というシーン。この曲の他にもこの演出は登場するんですが、ステージセット上方に向かって光が放たれるのもステージセットの存在をあんなふうに強調するのも初めて見た気がして、初めて気がついた時はぎょっとしたというか身が竦んだというか……。とにかく自分にとってはすごく印象的で、自分の中のALIVEはこの影込みのものだったから収録はドームなんじゃないかなと思ってたんですが、結局日産になっちゃったのでちょっっとだけ残念でした(笑)ドームじゃないと完成しないと思ってたんだけどなー(笑)うーん(笑)そしてなんといっても圧巻なのは曲が終わったかと思いきやのクライマックス、照明があがった白い眩い空間でのバンドの盛り上げに乗せた「さぁ行こう、さぁ行こう、さーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」!!どんなに喉の調子が悪い日でもここは思い切り出していた気がするなぁ、んでもって調子がいい日の全開な「さあ」は本当に本当に気持ちが良かった!!!!もうどこまでも伸びてゆくみたいで!!!!たはらさんのかき鳴らすギターやじぇんの響かせるドラムの大音量に全く負けず劣らず、それどころか味方につけるようにして響いていくんです。まるで楽器みたいだとすら思った。歌っている歌詞もさることながら、本当に声の力、声の説得力を実感する時間、でした。そうして歩き出したMr.Childrenは、「歩き続ける」曲へ。18.進化論りふれくツアーと同じあのSEから、この曲。この曲前の映像も曲自体もただただ音楽に浸る形で聴いていたから言葉にしたいことはあまりないかもしれないや。ただ、そうだなぁ、これもまたその日のさくらいさんの声の調子や気持ち?がそのままに出る曲だと感じました。気持ちに任せて歌うかのように譜割を変えることも多かったし、何より声の調子が良いときのこの曲の声が大好きなんです。特に低音の声!全く音がこもらないし透明感があって滑らかで、そしてまっすぐ。本当にこの歌の純粋な祈りや願いの気持ちを体現したかのような声。「すなおな曲」とはよく言ったものだなぁ、なんて心地よく聴いていました。あとりふれくの頃はイントロの間ずっと映像を見てたから今ツアーで初めて気づいたんだけど、イントロのじぇんちゃんは一音叩く毎に左手(だったかな?)を掲げていたんですね。知らなかったなぁ。何故だかわからないけれどいつもそれを見る度にぐっと来てしまっていました。祈りを込めるように爪弾くたはらさんのギター、さくらいさんのアコギ、なかけのベース、さにやんのピアノ。じぇんのあの姿と力強いドラムはそれらを抱擁して前に進めるような、引っ張るような印象がありました。映画のいっつゆーや足音でも大事なシーンで抜かれててそれを見て思っていたんだけれど、本当にMr.Childrenの曲ってじぇんのドラムによって送り出されたり背中を押されて唄っているような気がするんだよ。歌が唄えるって変な表現だけどね(笑) それと同じものをこのシーンでも感じていました。それとやっぱり幻聴とこの曲はイントロの照明が忘れられない。映画(Zepp)の頃から同じ、あのイントロからAメロに入るときとアウトロでの瞬くような白い照明が本当に本当に大好きでした。勝手に「命の瞬きって感じだ」って思って。あー何言ってるかわかんなくなってきたぞ(笑)ここからの4曲は全部主観が全面に出てきて「感想文」になるだろうなぁとは思ってたけどほんとにそうなっちゃったなぁ(笑)19.終わりなき旅「ここにくるのが足音じゃない」。まずそれに本当に驚いた。この話はまた足音のところでするけれど、第一印象はそれでした。お陰様で初日の終わりなき旅とかなーんにも覚えてない(笑)ブルーフラワーを持って花道を歩いてきたさくらいさんが、少しばかりかき鳴らした後に「一緒に歌ってくれ」だなんて声をかけて始まるこの曲。その言葉や気持ちを表すようにメインモニターには歌詞が表示されていましたね。罰当たりなことかもしれないけれど、どんな席にいてもこの曲ではずっとモニターを見ていました。今のさくらいさんがどんな表情でどんな風にこの歌を歌うのかをどうしても見ていたくて。特に忘れられないのは感極まったように歌い上げた札幌、終始笑顔でこちらまで幸せな気持ちでいっぱいになった日産2日目、もう泣いてしまうんじゃないか、今にも涙が零れてしまうんじゃないか、なんて思ってしまうような表情が今も忘れられない京セラ初日、そして、前日が嘘のように満面の満開の笑顔で「一緒に歌おう!」と呼びかけた、京セラファイナル。同じ曲なのに毎回毎回全く違う表情だったし全く違うように響いてきました。この曲の間いろんな人の涙を見たなぁ、それもまた忘れられないや。1番が終わって2番に入るまでの間で会場中が白く照らし出されるシーン(ここで一気に涙がぶわっ!ってなって滲んで見えないことも多々あったなぁ……)、クライマックスで4人で集まって向き合って演奏する中で頭を揺らす(いや揺らすどころじゃない日も多々あった(笑))たはらさん、最後同時に思い切り腕を振り切るなかけとさくらいさん。忘れられないシーンは多々あるんですが、私が一番好きだったのは、ツアー半ばで無くなってしまった「また光と影を連れて進むんだ」でそれまでずっとさくらいさんの表情をとらえてきたカメラが背中側に回り、さくらいさんの後ろ姿とその足元に落ちる影を映す、というシーンでした。はじめて気づいた時は「尻でかいなぁ」「ってなんでここいきなり尻?」って思っちゃったんだけど(ほんとにごめん)(ほんとにごめんってば)、アングルの意味に気づいた時にはもうただただ呆然としてしまった、なぁ。……でもこれ、気づいたのが東京初日で最後にきちんと確認したのも東京2日目(札幌では見損ねた)(この時どこ見てたのかな……)(そしてそれ以後はちゃんと確認し続けたけれどやらなくなった)だったからもしかすると東京でしかやってないのかもしれない……私は大好きだったんだけどなぁ……さみしいのう…………。勝手にこの曲が「みんなのお前らの曲」として完成したからさくらいさん自身のものとしての光と影を見せるのをやめたんだろうな、だなんて思って納得していますけどね(笑)20.幻聴いつもイントロの水色のムービングライト(Zeppからずっとこれ!)(映画でのこのシーン、本当に大好きだった)でぶわわっとなりつつ曲の間はずっと大好き!!ハッピー!!笑顔!!って感じだったので終わりなき旅(泣きまくり)と足音(助けて)の間で1回気持ちが引き戻されてやりにくいな〜なんて思ってたはずなんですが、ツアー終盤はもうずーーーーーっとびしゃびしゃに泣いてました…………。はじめ日産、宮城、京セラの幻聴についてここに書いてみたんですがどれもあまりに思い入れが強すぎて大変なことになったのでそれはまた各日の記事で(笑)やっぱりこの曲については客観的に言えることはないや(笑)あるとすれば「なんで今ツアー『一歩また一歩確実に進む』でいっつもバックしてたの???」「横振り…………………………………………………………………………………………………………………………………………(※映画が縦振りだったから縦振り大好き民)」くらいかな!!!!(これも主観じゃねーか)ある日の公演で気づいたことが全てでした。自分にとってのZeppツアーは、「幻聴」だったんだ。幻聴が、私の憧れそのものでした。きっとこれからもずっと。ファイナルでのあの言葉は一生忘れないよ。21.足音 ~Be Strongこの曲一曲で未完ツアーのレポートになってしまうんじゃないか、なんて書く前から思っていました。あんまりに思い入れが強くて、毎公演本当に思うことが違って。福岡初日、19曲目。進化論のあとのブルーフラワー。でも花道に歩いていくのを見た時点で「これは足音じゃない」「終わりなき旅だ」と直感してもう目の前が真っ暗になるような気持ちになった。まだ19曲目が終わりなき旅じゃなければこんな気持ちにはなっていなかったと思います。でも、REFLECTIONツアーで足音があった位置に、同じくMr.Childrenとしての決意を唄う曲・終わりなき旅が来た。これが何を意味するかを想像して、ただただそこに立ち尽くすことしかできなかった。20曲目が幻聴でその想像はほとんど確信に変わった。「終わりなき旅に役目を渡したから、足音はやらないんだ」。そう思ってもう本当に絶望感でいっぱいでした。あの終わりなき旅様とあの幻聴様を聴いてそんな罰当たりな気持ちになった人他にいるのかなぁ(笑)ごめんね、初日って初日だからさ、何にも知らないんだよ(笑)だからね、21曲目、スポットを浴びたさくらいさんが振り返って、笑顔で、そしてその手にブルーフラワーを持っているのを見た瞬間もう本当に本当に本当に嬉しかったんです。また足音が聴ける!!足音をやってくれる!!!!その瞬間の光景は今でも目に焼きついているなぁ、もうあまりに嬉しくて幸せで。自分にとってかけがえのない曲をやってくれる、その原初的な喜びを痛いほどに味わったのがこの初日の足音でした。でも、この未完ツアーで触れた「足音」は「聴いてほしい、聴こえて欲しい、これが僕らの新しい足音!」「聴こえてるか!届いてるか!これが僕らの新しい足音!」という言葉とともに歌われた「足音」とは違ったものでした。「最後にこの曲を聴いてください」と前置きして歌われるそれもたしかに間違いなく「足音」。だけれどもはやアルバムが発売されその新しい試みを託し終わった今となっては、「僕らの新しい足音」としてのものではない。未完ツアーに入って暫くの間、自分にとっての足音は「僕らの新しい足音」として鳴らされてきた「足音」だったんだ、そして今鳴らされている「足音」はそれとは違うものなんだ、と思っては困惑することの繰り返しでした。あまりにあの「足音」が好きだったから寂しくて、今の足音をどう受け止めればいいかわからなくて。それでもやっぱりあの曲を奏でる4人が一番好きだからライブでは全力で聴くものの、やっぱり違和感が消えなくて。一度フラットな気持ちに戻ろう!と広島で自分の中の「僕らの新しい足音」にさよならを言って(しかし結局悲しくてライブ中「やっぱりやだ足音こんなに好きなのに(´;ω;`)」って思いながら泣く)(弱)、喉の調子が悪かった新潟でのCメロ全下げしてでも歌い切ろうとする必死の姿に心震わされて、その姿には自然と今までの足音がフラッシュバックすることもなく。そして迎えた東京初日。「ありがとう!聴こえてるか、届いてるかー! 聴こえてるぞ、届いてるぞ、『みんなの足音』!!」全ての答えが出た気がして、すとんと収まって、もう崩れ落ちたままただただ泣くことしかできませんでした。だからどんな顔で言ってたのかは今でも知らない。でも、声が笑ってたから笑顔だったんじゃないかな。そっか、「みんなの足音」になったんだ。当たり前のことなのに全くわからなかった自分に呆れもしたけれど、それよりもただ嬉しい気持ちが勝りました。それ以降の公演では「聴いてるぞ、聴こえてるぞ!みんなの、足音!」になりましたね。東京は「僕らの新しい足音」と「みんなの足音」が繋がった公演だったのかな、なんて思っています。札幌では実験的にCメロからサブモニターに歌詞が表示されたり(ちゃんと顔を避けるような形で表示されてたからきちんと準備したテロップだっただろうにこの披露は札幌だけだったね)、これは自分が見落としてた可能性大なんだけど日産から「足音を踏み鳴らせ」でまたさくらいさんの足踏みする足が抜かれるようになったり?とやっぱり毎回より深く伝えるための試行錯誤が繰り返され。そうして辿りついた京セラファイナルの足音。チルワーの「多分この曲はこれからしばらくやらないと思う」という言葉を聞いた時に足音もそうなるのかな、そうなるんだろうな、と思ったけれど、「聴いてるぞ、聴こえてるぞ、『これからも』!!みんなの足音!!!!」の言葉を聴いて全部払拭されました。さようなら会えなくなるけど寂しくなんかないよ!これからも、って言ってくれたから。最後の足音もやっぱり泣きながら、だけど笑顔で。そうやって聴き終えられたことが幸せでした。本当にかけがえのない曲。こうして何回も何回も聴くことが出来て本当に嬉しかったです。この数ヶ月、この曲と寄り添って一緒にツアーを回ることが出来たことが、何よりもの幸せでした。やってくれて、選んでくれて、本当にどうもありがとう。 PR