半世紀へのエントランス @4/23 福岡PayPayドーム 感想文④ 【アンコール】 アンコールの拍手が明けて、さくらいさん1人だけが出てくる。 何度目かのお色直しをしたさくらいさんは、白いTシャツに黒のカジュアルな上着を羽織ってる。 しつこいけれど視力的にあんまりモニターが見えてなくて&なかなか全身が映らなくてこの日は気づかなかったんだけど、裾が長い上着だったみたい。ひらひらするのちゃんと確認したかったぞ……がんばれ視力……。 この1人だけで出てくる感じ、POPSAURUS2012のアンコール1曲目を思い出すなぁ、花道先端でさくらいさん1人でラララの弾き語りをしてたよねぇ。今回は花道先端じゃなくてそのままメインステージで歌うみたい。 アコギを携えたさくらいさんは話し始める。 ■MC EN1 「どうもありがとうございます! え~……。…………。(話し始めないさくらいさんを見て大きくなる拍手) ごめんね、欲しがったんじゃないんだけど(笑) 見てたくて。」 (ここ、すごく自然体な喋り方だった) 「SOUNDTRACKSのレコーディングでロンドンに行くために、英会話に通ってたんですが……その中で改めて思ったことがあります。 『You』って、『あなた』だけじゃなくて『あなたがた』でもあるんだと。……今更か(笑) 次にやる曲は、今日ここにいるあなたに、あなたたちに、そして今ここにいないあなたに、あなたがたに、お届けしたいと思います。」 ここで、「ここにいないあなた、あなたがた」が少し気になった。 くるみ前のMCと呼応するなら「もう会えなくなってしまった人たち」を指すのかな。それとも「今ここにいるあなた、あなたたち」との対比で、ここに来ることが叶わなかったお客さん? 考えを巡らせながら次の曲を迎えてしばらくのち、私たちは「今ここにいない」の本当の意味を知ることになる。 ■Your Song アコギで奏でるイントロが始まってしばらくして、内心「ええーーーーーーーーー?!!???!!!」って叫んでた(笑) 弾き語りでこの曲をやるの!?っていう驚きと、前アルバム・前ツアーのリード曲ともいえる曲をこんなにすぐまた聴けることへの驚き。前ツアー……AAGが終わるとき、「きっとこれからしばらくはライブで聴くことはないんだろうな」って思ってたんだよぉ……3年空いたとはいえ次のツアーでまた聴けるなんて思わないでしょ……!! そして何よりも、あんまりに思い出がありすぎる曲なのです。重力と呼吸の最終曲、Against All GRAVITYの1曲目としてステージと客席で愛情のキャッチボールをした曲でもあったし、AAGでは退場曲としても流れていた。 退場前、彼らが客席にマイクを向けてくれる中「ウォーオー!ウォオオー!」の声を返したことは未だにきらきらに輝く思い出で、この3年間、自分がMr.Childrenのツアーで1番最後に聴いた曲は「Your Song」だと思ってきた。この3年間、何度も何度もあの瞬間のことを思い返した。 あの日最後に一緒に歌った「Your Song」に支えられて過ごしてきた今日までだったと言ってもまったく過言じゃない。 だから、この3年経ての再会のライブで、この曲を選んでくれたことが、嬉しくて嬉しくてたまらないの。 さくらいさん1人で歌い奏でているという違いはあるけれど、今日この日ばかりはこの3年のことを思い返しながら・あの3年前のことを思い返しながら、涙なんて我慢できるはずもなく聴いていました。 「花吹雪が舞うようなきらめく夏の日差しのような時は過ぎ」 あの時はThanksgiving(のエソラ)を思い浮かべて聴いていたのが、2022年の今聴くとAAG(のYour Song)が思い浮かんできて、またひとつ思い出を重ねたんだなぁと実感したりして。 からの 「君と僕が重ねてきた歩んできたたくさんの日々は」 「今となればこの命よりも失い難い宝物」 もうまんますぎて。思ってたことそのまんますぎて。 これで目から出てくるものを止められると思いますか?あるわけないよね。 このままだと全歌詞にうんうん頷くだけの感想文になっちゃうので割愛するけれど、本当に歌詞のひとつひとつに心を震わされて、強く噛み締める、そんな時間でした。 そんなふうにずっと「You」の意味を「今日ここにいるあなた、あなたたち(客席、私)」として受け取って聴いていたから、すっかり「ここにいないあなた、あなたがた」のことなんて忘れてた。 んだけど。 終盤になってステージに3本ピンスポが立っているのに気づいてもーーーーーーーーーーーーね、叫びそうになりました。(叫ばなかったえらい) 3本のピンスポ、どこを照らしてる? 上手のマイクスタンド、下手のマイクスタンド、ドラムセット。 うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(理解) 今!!今ここにいない人ってそういう!!!!うわあああああ!!!!うわああああああああああ!!!!うわああああああああああああ!!!!!!(言葉にならない) 「君と僕が重ねてきた~この命よりも失い難い宝物」とか!!「そう君じゃなきゃ、君じゃなきゃ」とか!!うわーーーーーー!!!!聴こえ方全部変わる!!!!うわーーーーー!!!!!! その照明の演出は自分から舞台監督さんに言ったんですか!?!!あとたしかに今日のライブ中めっちゃメンバー歌ってるな〜とか思ってたけど伏線回収すぎる!!!!うわーーー!!!!ほんとに口ずさんでた!!!!うわーーーーー!!!!(※情緒めちゃくちゃ) てかこれ要はThanksgivingのSimpleじゃん!!!!相変わらず回りくどいな!!!!好き!!!! そんな大混乱(※こっちが勝手に)の中に終わろうとするYour Song。 1人で歌い出した最初の「ウォーオー、ウォオオー」は寂しげだったのに対して、最後の「ウォーオー、ウォオオー」の声は力強くて、最後にまたひとつ心を掴まれたのでした。 まるで「今ここにいるあなた」と「今ここにいないあなた」と一緒に歌っているみたいで。 ■MC EN2 メンバーも呼び込まれて、ここからはメンバー紹介! さく「紹介させてください!ずーっと、僕らと一緒に歌って、音を鳴らしてくれています!キーボード、ボーカル、サニー!!」 さにやんぺこり、喋ってくれてもええんやで!! 結局ドームの間は喋らなかったけれど、長居最終日でついに喋るところを見れました(笑) ここからは各メンバー紹介&一言! じぇ「俺、知ってんだ…30周年は、29周年の、次なんだぜ?(ドヤ)」 配信でもおなじみのスタッフさんや周りの方への感謝のMCは翌日からで、この日はこんなMC。 ……いや、ほんとは他にもいろいろ言ってたんだけどいつもどおり早口すぎて聞き取れなかった(笑) なかけ「こんばんはー、ベースのなかがわけーすけです。 えー、僕らは、1992年の5月10日にデビューして、(知ってるぅ!笑) 5月19日から初めてのツアーを回ったんですけど、その最初の公演がね、福岡だったんだよね。お客さん2人だけ(笑)(ここでじぇんが2人だけ!?とか言ったっぽくてちょっと後ろ向いてへらへらしてた気がする(笑)) で、初めてのドームも福岡で、当時は福岡ドームって名前で……今はペイペイドーム(笑) そうやって節目節目のライブをここ福岡でやらせてもらってて……だから今回も、また福岡から新しい扉を開けていたらいいなと思ってます。」 ごめん、こんなに喋ってるの聞いたことがなくて&喋ると思ってなくてずっと「!?!!えっウソまだ喋る?!!?wwww」を繰り返した(笑) リアルに未完ツアー全公演のコメント合算の12倍くらいな気がする!!(笑) こんなに喋ってくれる日が来るなんて……しかもまさかのご当地MC……各会場で違うこと話してくれました……。 30周年ってすごいネ…… たは「こんばんはー、ギターのたはらけんいちです。 今日はいっぱい曲をやらせてもらいましたけど、みなさんの想いが重なってキラキラしてるのがステージからわかって、すごく綺麗でした。(きらきら、で手をきらきらさせる) これからもみなさんの生活に寄り添える音を鳴らせたらと思います。」 (いっぱいって2回言ってたんだけどどこでどう言ってたか忘れてしまった……) 想いがキラキラして、って形容がほんとにたはらさんらしい……。 いつのまにかたはらさんが喋ることに驚かなくなってることも嬉しいね。DTRさまさまです。 さく「ボーカルさくらいかずとしです! みなさんのおかげで本当に最高の一日に、最高の時間に、ツアーの始まりになったと思います! 次の曲が今日最後の曲になります。みなさん部分的には聴いたことがあると思うんだけど、デビューして30周年を迎えた僕らも、まだまだこれからも音楽を鳴らしていくんだ、いきたい、いやいかなきゃ! そんな想いを込めて、最後にお届けしたいと思います。 タイトルそのまんまの気持ちで!」 ■生きろ 周年ツアーのセトリ最後の曲に新曲を選ぶところ、本当にMr.Childrenらしい。いや、そうだった……このツアーのタイトルだって「半世紀へのエントランス」なんだった。 いつだって最新の音楽を聴いてほしいし、最新曲……最新の自分たちを信頼している。そしてその自負のとおり放たれた曲がこの上なく力強いときたら、痺れずにいられないでしょ。 初日のこの日は初めてフルで聴いたこともあって、歌詞を追うのにかなり必死になってて、あんまり演奏のことを覚えてない……!この新曲初披露あるある、懐かしい……。 そんな中でも印象的で覚えているのが、そのまっすぐなタイトルのとおりに曲そのものはかなりシンプルで、だからこそそれぞれの音の力強さが際立って聴こえたこと。サビの「生きろ」や「行こう」のキーがいつものことながら高いこと。 そして、ラスサビを歌うさくらいさんが、ものっすごく嬉しそうな楽しそうな笑顔だったこと! だんだん思い出してきた……。たしかラスサビから、メインモニター&サブモニター(サブモニター下のすのこモニター含む)全部を使って4分割での投影に切り替わるんですよね。 いつもなら横長のメインモニターを4分割して表示するけれど、今回はもちろん4分割できるほどの横幅のモニターはないので、サブモニターまで駆使して サブ下手側たは/メイン下手側さく/メイン上手側じぇ/サブ上手側なか って感じの4分割。 メンバー4人全員がこの日1番大きく映し出されるってだけでも嬉しいのに、映し出された人があんっな楽しそうな笑顔だったら記憶に刻み込まれるに決まってるってもんです! しかも本日ラスト、新曲よ?新曲の初披露でこんなに楽しそうな笑顔って初めて見た気がする。だから一層心に残ったのかもしれないなぁ。 さっき言ったとおり、サビの「生きろ」のフレーズはかなりキーが高い。初めて聴いたこの日、思わず「あああまた高いキーにしちゃって……!!これは調子が悪い時に絶対牙を剥いてくるよ……」って考えてしまったくらい。 と同時に、「あぁでもこれが正解だよなぁ、このギリギリの音程で『生きろ』って叫ぶからこそ帯びるもの届くものが確実にあるんだよなぁ」ともひしひし感じていた。 この日予想したとおり、実際にその後の公演では歌い上げるのがかなり辛そうな日もあった。福岡2日間みたいに笑顔だらけとはいかない日もあった。 だけど、どんな「生きろ」にも必ずその日その日の魂が乗っていたし、どんなに辛そうな日でもどうしてか本当に最後の最後の「生きろーーーーーー!!!!」のシャウトだけはバシッと決めていて、逆にそこに「絶対に届けるんだ」っていう強い意志と折れない力強さが現れているように思いました。 すぐ昔の話をしちゃうけれど、最終曲の声が出るか出ないかギリギリ、って状況には未完ツアーのStarting Overを思い出しもした。未完ツアーの序盤のスタジアム数公演では、最終曲Starting Overの頃には喉を使い切ってしまっていることが度々あって。本当に出ないときは1曲まるまる下パートを歌ってしのぐこともあったくらい……。 でもあの頃とは段違い。同じ「ギリギリ」という言葉を使っていても底が全然違う。 こんなところにも、今のMr.Childrenのたくましさが透けて見える気がしました。 最後はさくらいさんが腕を振り上げるのと同時に照明全消灯で真っ暗になって終わり。なにこれかっっこいい……!! 初日、このまま挨拶もなしでライブ自体が終わる……!?と思ってめちゃくちゃどきどきした……け、欅坂46じゃん……!!(わかる人が限られる例え) どきどきしながら息をひそめていたら照明が再点灯して、最後の挨拶へ。 ■Ending1: メンバー4人&さにやんの全員が前に出てきて手を繋いでお辞儀……した後でライブの始まりに流れたあの曲が流れる。 wwwwwwwまた流れるんかーーーーいwwwwwwwwwwww もうわけわかんない、私は喜ぶべき?いや勝手に自分の因縁で複雑になってるだけなんだけど(笑) 途中から「エヴァンゲリオンでも弦楽四重奏のカノンってすごく大事な意味を持ってたしつまりそういうことだ(?)」とかいう謎の理論を頭の中で展開してたんですが、もう……何??(笑) メンバーが左右ステージサイドに走っては挨拶して回る中、オーオー♪のターンが来るとじぇんちゃんが両手曲げ伸ばしの振り付けをつけて「オーオー♪」してくれる。 んだけど、初日は「オーオー♪じゃねぇんだわ(笑)(笑)(涙)」になってたし、挨拶回りが終わってマイクのところに戻って来た時も2周目が流れてたら最悪「オーオー♪」だけオンマイクで歌ってくれるかもしれない……!(望みがかわいそうすぎる)とか思ってたのに終わったら別の曲流れてきて 0(:3 )〜 _(:3」 ∠ )_ 終わった(笑)(笑) ……と、初日はこんなわけで混乱しかなかったんですが、終演後に気持ちを吐き出して、お友達さんから見たこのツアーのこの曲のことを聞いて、そして会場を見回す心のゆとりができてから見た2日目からは、初日が嘘だったようにこのエンディングが大好きになっていきました。 ちょろい!(笑)でもそりゃそうだ、そうなるに決まってる! だってメンバーがステージサイドに走る間に客席みんなで手拍子するのもさ、客席とじぇんちゃんで(途中からさくらいさんも!)一緒にやるオーオー♪もさ、全部楽しいんだもの。 会場みんながこの曲が流れている時間を嬉しそうに幸せそうに過ごしてるのが伝わってくるんだもの。 したらもうこの形で愛さずにいられないよ。 やっぱりいつかは彼らの演奏と声と姿とともにこの曲を浴びたい。その気持ちはもう捨てない。 けれど、自分がいちばん好きな曲でこんなにあたたかな光景が見れたこと、こんなに幸せな時間を持てたこと、それは嘘じゃない。 だから今なら本心から言える。 30周年のツアー、そしてここから先を目指すツアーでこの曲を選んでくれて、本当に本当にありがとう。 あなたたちの描く「ここから先」のどこかで、いつかまたこの曲に出逢える日が来てくれることを、心の底から楽しみにしています。 ■Ending2:永遠 永遠は原曲音源なんだ!?!!?!!?!!?!(笑)(笑)(初日の素直な感想) と、やはり初日は動揺しましたすみません(笑) 退場曲で2曲流れるのはThanksgivingぶり2回目かな。あの時はhimawariと忙しい僕らだったねぇ。 いつものように挨拶回りが終わって真ん中に戻ってくると、さくらいさんがメンバー一人一人を紹介して、最後の挨拶へ。 さく「おそらくね、規制退場とかでね、たぶん帰るまでお待たせすると思います!でもね、今日のことを一番はじめから思い返して、待っててください! 気をつけて帰ってください、どうもありがとう!!また会おうね!!」 わあーーーーーーーーーーー思い返しますヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ こちらこそどうもありがとぉーーーーー!!!!!! 4人が退場するときちょうど「今も答えを探して歩いてんだよ」の歌詞のところが流れてて、じぇんちゃんは「答えを探して歩いてる」ジェスチャーをして降りていきました(笑) 歌々の棲家でもあったけれど、真面目な曲でも容赦なく遊ぶところ、好き(笑) そうして3年振りのMr.Childrenのツアー初日は無事に幕を閉じたのでした。 あとがきに入る前に、福岡初日のレポ絵をば。 ■あとがき 待ちわびた30周年ツアーがありがたいことに1公演も欠くことなくファイナルを迎えることができたのは周知のこと。 再び連日のようにライブや舞台の中止の報を見かけるようになってしまった2022年8月現在からすると、本当に運がよかったのだと噛み締めずにいられないです。 実際に2020年から2021年にかけては、本当ならあったはずの対バンツアーやアルバムツアーもなくなっているわけで。 彼らもインタビューや映像で「30周年ツアーだけが希望だった」と言っていたけれど、それはこちらにとっても同じだったよ。 どうか30周年だけは私たちから奪わないで、彼らから奪わないで、ってずっとずっと願ってた。 どうにか2022年の年明けを迎えて、やっと待ちわびた30周年イヤーだ!!ツアーいつ発表されるかな!!とわくわくしていたのもつかの間、どんどんニュースで報じられる世情がわるくなっていって、25周年の時に発表された日にもツアーが発表されなくて、不安が過ぎったこともあった。 だから、だから!そこから数日おいて発表してくれた「30周年ツアーやります!」のニュースが、どれだけ嬉しかったか! 日程は後日発表します!という言葉にも、ギリギリまで見極めなければいけない情勢の中、それでもせめてこちらの不安を払拭したい一心で発表してくれたことが窺えて……申し訳なさもありながら、ほんとに感謝しかなかったです。 そこからはあっという間で。 個人的な話になってしまうけれど、仕事柄、年末~上半期の間が激務になるんですが、30周年ツアーがある!ってそのニュースひとつだけで、本当にどれだけでも頑張れた。 そこから日程も発表されて、当落もあって、いつもどおりチケボうんぬん……福岡の当落うんぬん……スタジアムにはドームの当落結果影響しないってほんとだな??(ウソだったじゃねーか!!)……FC限定ライブまじで一生当たらん……色々あったけど(笑) こうして初日を迎えられて、終えられて、それをひとつひとつ積み重ねて彼らがツアーファイナルを迎えられて、無事にツアーを終えられて、本当に本当によかった。 今まで以上に、ライブが無事に始まって終わることが当たり前じゃないこと、無事に始まって終われる喜びを噛み締めたツアーでした。 ツアーが終わった時、以前は寂しさを感じたものだけど、今回は何よりも安堵と喜びの気持ちが大きかった。終われることがこんなにも嬉しいことだなんて。 そんな気持ちも抱えながら参加したツアーは、今、同じ時代をともに生きているMr.Childrenからのお手紙みたいだと思いました。 お手紙は、久しぶり!元気だった?昔みたいに今日も思いっきり楽しもうよ!と声をかけてくれるところから始まっていた。 実はさ……となかったことにできないという苦い記憶や、もしかすると正解ではないかもしれない選択を重ねたかもしれないという過去を打ち明けてくれもした。 会えなかった間の愚痴……じゃないけれど、今私たちを取り巻き苛む理不尽や苦悩、無力感について、時に語気を荒くしながら、時に肩を落としながらも吐露してくれた。 いつか彼自身もこんなことを言っていたっけ。悩み相談のお手紙に対する言葉だったと思う。 「無理に悩みをなくそうとしなくてもいいんじゃないか、悩んで悩んでとことん悩んだら、いつか悩むのにも飽きて前を向けるかもしれない」 そんなかつての彼自身の言葉をなぞるように、お手紙はそのままで終わらなかった。 “だけどそれだけじゃないんだ。 僕らにはいつだって音楽があったし、それを通して想いを愛を分かち合ってきた時間、重ねてきた思い出があった。 だからこれからだってきっと大丈夫。この手は離さない。 強く、優しく、楽しく、たくましく、生きていこう。一緒に!” 途中滲んだり荒れたりもしていたのを忘れるくらい、最後の1文を綴る文字は、くっきりと堂々と刻まれていた。 それがこちらも嬉しくて、日常に帰ってからも何度も手紙を取り出しては、最後の1文を読み返してすごした。 10周年、20周年、25周年と駆け抜ける中で変わってきた末の、今現在のMr.Childrenらしさ……今同じ時代を一緒に生きている彼らの誠実さと愛とたくましさが詰まった、そんなツアーでした。 今この時代にMr.Childrenとともに生きられること、Mr.Childrenを好きな人たちとともにMr.Childrenを好きでいられること、本当に幸せです。 その幸せをめいっぱい噛み締めさせてくれて、本当に本当にありがとう。 あなたたちと過ごすこの時間この気持ちの代わりになるものなんて、ないや。改めて思いました。 もーーーーーー大好きです。本当に大好きです。 半世紀まで、いやその先まで、どうかずっと一緒に走らせてください。 これからもどうぞよろしくね、誰よりも愛しい人たち! 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